JPH0525593Y2 - - Google Patents

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JPH0525593Y2
JPH0525593Y2 JP15053688U JP15053688U JPH0525593Y2 JP H0525593 Y2 JPH0525593 Y2 JP H0525593Y2 JP 15053688 U JP15053688 U JP 15053688U JP 15053688 U JP15053688 U JP 15053688U JP H0525593 Y2 JPH0525593 Y2 JP H0525593Y2
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capacitor
panel
hooks
lead wire
washing machine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイマー式洗濯機で、特にパネル内
に配設する雑音防止用コンデンサー、リード線な
どの固定構造に関する。
〔従来の技術〕
かかるタイマー式洗濯機は、第12図に示すよ
うに洗濯機の外装ケースの上部後方に操作パネル
1を配し、ここに洗濯タイマーや脱水タイマーの
摘み2a,5aを設け、パネル1の裏面に第13
図、第14図に示すように洗濯タイマー2、脱水
タイマー5をそれぞれネジ4,7により固定する
とともに切換スイツチ8及び雑音防止用コンデン
サー9を設け、前記洗濯タイマー2、雑音防止用
コンデンサー9をそれぞれリード線3,10を介
して切換スイツチ8に接続している。図中6は脱
水タイマー5より出ているリード線を示す。
ところで、これらのリード線3,6,10やコ
ンデンサー9などの部品をパネル1に固定する手
段として、従来、例えば第13図、第14図、第
15図に示すように洗濯タイマー2から出ている
リード線3をコ字形のフツク22で上方からパネ
ル1に押さえるようにして固定し、前記リード線
3とコンデンサー9から出ているリード線10
(第16図参照)及びコンデンサー9を全部まと
めてテープ23で巻回し、これによりリード線
3,10をまとめると同時に、コンデンサー9を
リード線3,10に固定することでコンデンサー
9の固定を図つている。
あるいは第17図、第18図に示すようにリー
ド線3,10のみをテープ23で巻回してまと
め、ばらけないようにしてコンデンサー9はコ字
形のフツク24により別途パネル1に固定してい
る。
そして、リード線3,6,10の全部をフツク
11により最後にまとめてパネル1に固定する。
〔考案が解決しようとする課題〕
洗濯タイマー及びコンデンサーから出ているリ
ード線を固定する手段としてフツクを使用してい
るため、フツクをパネルに引掛ける作業を要し、
また、リード線をまとめる手段としてテープを使
用しているため、前記フツクによる固定作業とは
別にテープの巻回作業を要し、さらに、コンデン
サーを固定する作業としてフツクのパネルへの引
掛け作業を要して、リード線の固定、まとめとコ
ンデンサーの固定とが各々別々の作業となり、組
立作業に時間と手間を要した。
コンデンサーをテープでリード線に巻回して固
定する場合は、コンデンサーの固定とリード線の
まとめとは同時に行えるが、テープ巻き不良が生
ずるおそれがあり、リード線のまとめやコンデン
サーの固定を確実なものとすることがむずかしか
つた。
また、リード線やコンデンサーを固定するた
め、フツクを用いる方法では、フツク外れのおそ
れもある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
雑音防止用コンデンサーのパネルへの固定が簡単
かつ確実に行え、しかもコンデンサーを固定する
と同時に洗濯タイマー及びコンデンサーからのリ
ード線のまとめと固定も行えてパネル組立の作業
能率を向上できる洗濯機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、洗濯機の操
作パネル内に雑音防止用コンデンサーを配設した
タイマー式洗濯機において、上部にL字状の押さ
え爪を有し、下部に外部と連通する開口の低くな
つている縁で形成される支承リブを設けた平面コ
字形の1対のフツクで形成されるコンデンサー固
定部材を、前記押さえ爪の水平突出部の先端を互
に対向させ且つ前記フツクの前記縁側の開口面を
対向させ間隔を存してパネルに設け、それらのフ
ツクの上記押さえ爪の水平突出部と支承リブとで
コンデンサーの相対する端部を挟持し、上記固定
部材で固定される雑音防止用コンデンサーとパネ
ルとの間にリード線挿通用の間隙を形成し、この
間隙にリード線を挿通するようにしたことを要旨
とするものである。
〔作用〕 本考案によれば、雑音防止用コンデンサーを固
定部材を構成する支承リブ上に載置すれば、コン
デンサーは前後左右にフツクで挟持され、また上
方を押さえ爪で押さえられて該固定部材によりパ
ネルに固定される。そして、支承リブによつてパ
ネルとコンデンサーとの間に形成される間隙内に
洗濯タイマー及びコンデンサーからのリード線が
挿通されて、リード線はコンデンサーと固定部材
とによつてまとめられると同時にパネルに固定さ
れる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の洗濯機の要部である雑音防止
用コンデンサーとリード線の固定部を示す斜視
図、第2図は同上要部の固定部材の斜視図で、本
考案の洗濯機における雑音防止用コンデンサーや
リード線が固定されるパネルも第8図に示すよう
に従来と同様にパネル1の裏面に洗濯タイマー
2、脱水タイマー5をそれぞれネジ4,7により
固定し、切換スイツチ8を設け、洗濯タイマー2
からのリード線3をこの切換スイツチ8に接続し
ている。
かかるパネル1において雑音防止用コンデンサ
ー9の固定と、洗濯タイマー2からのリード線
3、コンデンサー9からのリード線10のまとめ
及び固定とのために、第2図に示すような固定部
材12をパネル1の裏面上に一体的に突設する。
この固定部材12は第2図〜第5図に示すよう
に本体部を平面コ字形に形成した1対のフツク1
5,17で形成し、該フツク15,17の開口1
3,14面側を間隔を存して対向させたもので、
フツク15,17の外側の一部中央を上方向に立
上げた後内側に90度折曲げてL字状の押さえ爪1
6,18とし、さらに前記開口13,14の内側
の縁を他の縁より低くして該縁によりコンデンサ
ー9載置用の支承リブ20,20をそれぞれ形成
し、この支承リブ20,20により、該支承リブ
20,20上に載置されるコンデンサー9とパネ
ル1との間にリード線挿通用の間隙19を形成し
た。従つて、各押さえ爪16,18の水平突出部
はそれぞれ外側から内側に向かつて突出し、互に
向き合う。なお、第5図に示すように、各フツク
の開口13,14は支承リブ20上にコンデンサ
ー9が設置されても外部と連通する。
次に、コンデンサー9及びリード線3,10の
パネル1への組立方法を第6図〜第8図について
説明する。
洗濯タイマー2からのリード線3を切換スイツ
チ8にハンダなどによつて接続して結線するとと
もに、雑音防止用コンデンサー9からのリード線
10も同様にして切換スイツチ8に接続してお
く。
次に洗濯タイマー2からのリード線3の途中を
第7図に示すようにフツク15,17間の支承リ
ブ20,20の間に通し、雑音防止用コンデンサ
ー9を開口13,14を介して支承リブ20,2
0上に載置し、該コンデンサーの相対する端部は
それぞれ支承リブ20と爪16または18の水平
突出部で挟持される。
この状態でコンデンサー9は下面が支承リブ2
0,20で支承され、左右両側面と左右両端近く
の前後面とがコ字状のフツク15,17によつて
挟持され、かつ、上面が左右両端から押さえ爪1
6,18によつて押さえられて、固定部材12に
よりパネル1に固定される。
そして、支承リブ20,20により該支承リブ
20,20の高さ分だけ持ち上げられた状態でパ
ネル1に固定されたコンデンサー9とパネル1と
の間には支承リブ20,20間に間〓19が形成
され、前記リード線3はこの間〓19内を挿通す
ることとなる。
よつて、コンデンサー9からのリード線10も
この間〓19内に挿通すれば、リード線3,10
は上方をコンデンサー9で押さえられると同時に
両側をフツク15,17の支承リブ20,20で
挟まれ、これにより両リード線3,10がまとめ
られると同時にパネル1に固定される。
なお、前記組立方法ではリード線3をフツク1
5,17間に通した後にコンデンサー9をフツク
15,17間に配設したが、組立順序はこれに限
定されるものではなく、コンデンサー9を固定部
材12で固定した後に、リード線3,10をいつ
しよにしてコンデンサー9下方の間〓19内に挿
通するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の洗濯機は、コンデン
サーを固定部材によつてパネルに固定するだけ
で、これと同時にリード線のまとめとパネルへの
固定も行えるので、コンデンサーの固定、リード
線のまとめ及び固定作業が1つの動作で行え、容
易かつ迅速に組立てができ作業能率が向上する。
また、組立てにはテープやパネルに引掛けるフ
ツクを使用しないから、テープ巻き不良やフツク
外れのおそれがなくコンデンサーとリード線とを
確実にパネルに固定でき、コスト的にも安価なも
のですむものである。更に、開口を介してコンデ
ンサーの下面が外気にさらされることになるの
で、コンデンサーの冷却効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗濯機の実施例の要部である
雑音防止用コンデンサーとリード線の固定部を示
す斜視図、第2図は同上要部の固定部材の斜視図
第3図は同上平面図、第4図は同上側面図、第5
図は同上縦断正面図、第6図〜第8図は組立工程
を示す斜視図、第9図は同上要部である固定部材
部分の縦断正面図、第10図は同上平面図、第1
1図は同上側面図、第12図は洗濯機の斜視図、
第13図は従来例を示すパネル裏面の平面図、第
14図は同上要部の平面図、第15図は同上要部
であるコンデンサー固定部の斜視図、第16図は
従来の組立工程を示す斜視図、第17図はコンデ
ンサーの固定部の他の従来例を示す斜視図、第1
8図は同上要部の斜視図である。 1……パネル、2……洗濯タイマー、2a……
摘み、3……リード線、4,7……ネジ、5……
脱水タイマー、5a……摘み、6……リード線、
8……切換スイツチ、9……雑音防止用コンデン
サー、10……リード線、11……フツク、12
……固定部材、13,14……開口、15,17
……フツク、16,18……押さえ爪、19……
間〓、20……支承リブ、22,24……フツ
ク、23……テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗濯機の操作パネル内に雑音防止用コンデンサ
    ーを配設したタイマー式洗濯機において、 上部にL字状の押さえ爪を有し、下部に外部と
    連通する開口の低くなつている縁で形成される支
    承リブを設けた平面コ字形の1対のフツクで形成
    されるコンデンサー固定部材を、前記押さえ爪の
    水平突出部を互に対向させ且つ前記フツクの前記
    縁側の開口面を対向させ間隔を存してパネルに設
    け、それらのフツクの上記押さえ爪の水平突出部
    と支承リブとでコンデンサーの相対する端部を挟
    持し、上記固定部材で固定される雑音防止用コン
    デンサーとパネルとの間にリード線挿通用の間隙
    を形成し、この間隙にリード線を挿通するように
    したことを特徴とする洗濯機。
JP15053688U 1988-11-18 1988-11-18 Expired - Lifetime JPH0525593Y2 (ja)

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