JPH0710547Y2 - 電気部品の取付具 - Google Patents

電気部品の取付具

Info

Publication number
JPH0710547Y2
JPH0710547Y2 JP1571390U JP1571390U JPH0710547Y2 JP H0710547 Y2 JPH0710547 Y2 JP H0710547Y2 JP 1571390 U JP1571390 U JP 1571390U JP 1571390 U JP1571390 U JP 1571390U JP H0710547 Y2 JPH0710547 Y2 JP H0710547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
holding
fixture
cap
electric component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1571390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03106788U (ja
Inventor
昌之 岩本
利治 倉谷
秀昭 ▲つち▼屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1571390U priority Critical patent/JPH0710547Y2/ja
Publication of JPH03106788U publication Critical patent/JPH03106788U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0710547Y2 publication Critical patent/JPH0710547Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫等の電気機器に使用されるコンデンサ等
の電気部品を前記機器に取り付けるための取付具の改良
構成に関する。
(ロ)従来の技術 従来冷蔵庫等の機器においては、回路基板上に実装でき
ない大型の電気部品が多く使用されており、第5図に従
来の冷蔵庫のコンプレッサーの始動用コンデンサCの取
付具100を示す。
このコンデンサCは略円柱状を成し、上面からはリード
線Lが引き出されている。取付具100は通常合成樹脂に
て成り、上端及び一側が開放して略円筒を縦に半分に切
断した形状の保持部102と、その下端に冷蔵庫に係合し
て取り付けるための楔形状の固定部101とから成る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 かかる構成でコンデンサCを取り付けるには、取付具10
0の保持部102にコンデンサCをあてがい、その後に粘着
性テープ103にてコンデンサCを保持部102に固着した
後、冷蔵庫に取付具100を固定部101にて取り付けてい
た。そのため、部品点数も多く、且つ、作業性が極めて
繁雑であり、テープ103の接着位置等がずれるとコンデ
ンサCの保持が十分にならないため、振動で外れる危険
性があり、熟練を要する作業となっていた。
本考案は係る課題を解決するために成されたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、電気部品の端部に被せるキャップ部と、この
キャップ部にヒンジ部を介して連結した保持部とから取
付具を構成し、この該保持部には被取付部材に固定され
る固定部を形成し、少なくともキャップ部側の一端及び
ヒンジ部と反対側の一側を開放せしめ、当該一側の端縁
には前記電気部品を挿脱自在に包持する為の弾性を有し
た包持部を形成したものである。
(ホ)作用 本考案によれば、電気部品は包持部にて保持されるので
テープ等の固定具も不要となると共に、取付具に電気部
品を保持させる作業も包持部が弾性を有していることに
より一側の開放部から容易に行える。
(ヘ)実施例 次に第1図乃至第4図において本考案の実施例を説明す
る。尚、図中第5図と同一符号のものは同一とする。
第1図はコンデンサCを保持した状態の取付具1の側面
図、第2図は取付具1の縦断面図、第3図は同正面図、
第4図は同平面図である。
取付具1は合成樹脂にて成形され、コンデンサCの外径
寸法と略同一の内径を有して下方に開放するキャップ部
2と、キャップ部2と屈曲自在のヒンジ部3を介して一
体に成形された保持部4とから成る。キャップ部2の上
端は若干先細り形状であり、その上面にはリード線L引
き出し用の透孔5が穿設されている。また、キャップ部
2の外面にはリード線Lを引っ掛けるためのフック6
と、ヒンジ部3の反対側に冷蔵庫の適所に係合する為の
第1固定部7が突出形成されている。
保持部4はコンデンサCの外径と略同一寸法の内径の円
筒を縦方向で半分に切断した形であり、キャップ部2側
の一端が開放して他端には底面8を有し、更に、ヒンジ
部3と反対側の一側が開放している。この一側の端縁9
からは開放方向に突出した包持部10が、向かって右側に
一ケ所及び左側に二ケ所それぞれ形成されている。この
包持部10は保持部4と同一の円弧で、且つ、コンデンサ
Cの挿入空間を確保する寸法で突出し、弾性を有してい
る。また、保持部4の下端にはヒンジ部3の反対側に向
けて突出する楔形状の第2固定部11が形成されている。
次に、コンデンサCの取り付ける手順を説明する。先ず
コンデンサCのリード線Lをキャップ部2の内側から透
孔5に挿通して上方に引き出し、そのままコンデンサC
の上部にキャップ部2を被せる形でキャップ部2内にコ
ンデンサCを圧入する。その状態でヒンジ部3にて取付
具1を折り曲げ、包持部10の端部にコンデンサCの胴体
を押し付け、包持部10の弾性にて保持部4内にコンデン
サCを押し込む。この時、包持部10は第1図の如くコン
デンサCの外面に当接してこれを外れないように包持す
るので従来の粘着テープ等の如き固定具は不要となる。
この状態で、第1固定部7を冷蔵庫の機械室の被取付部
に引っ掛け、第2固定部11を被取付部に差し込み冷蔵庫
に固定する。両固定部7及び11が固定されることによっ
てキャップ部2と保持部4との開きが防止される。リー
ド線Lはフック6とキャップ部2間に挟み込み、弛まな
いように保持できる。
ここで、コンデンサCはキャップ部2と包持部10にて保
持されているので、キャップ部2が細くなる部分から底
面8までの距離に入る範囲内で種々の寸法のコンデンサ
Cを保持できる。
ここで実施例では、円柱形のコンデンサCを取り付ける
ために本願を適用したが、それに限らず他の形状(例え
ば矩形、角柱形状)の電気部品に適用しても有効であ
り、その場合は、キャップ部2と保持部4の内面形状を
当該電気部品の外面形状に合わせて製作すれば良い。ま
た、電気部品として冷蔵庫の始動用コンデンサCを例に
挙げたがそれに限られるものでもない。
(ト)考案の効果 本考案の取付具によれば電気部品を極めて容易に、且つ
確実に取り付けることが可能となり、しかも部品点数が
少なく電気機器の組立て作業性も向上するなど実用的効
果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンデンサを保持した状態の取付具の側面図、
第2図は取付具の縦断面図、第3図は同正面図、第4図
は同平面図であり、第5図は従来の取付具の側面図であ
る。 1…取付具、2…キャップ部、3…ヒンジ部、4…保持
部、9…端縁、10…包持部、11…固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品の端部に被せるキャップ部と、該
    キャップ部にヒンジ部を介して連結した保持部とから成
    り、該保持部は被取付部材に固定される固定部を有し、
    少なくとも前記キャップ部側の一端及び前記ヒンジ部と
    反対側の一側が開放しており、該一側の端縁には前記電
    気部品を挿脱自在に包持する為の弾性を有した包持部が
    形成されていることを特徴とする電気部品の取付具。
JP1571390U 1990-02-20 1990-02-20 電気部品の取付具 Expired - Lifetime JPH0710547Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1571390U JPH0710547Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 電気部品の取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1571390U JPH0710547Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 電気部品の取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03106788U JPH03106788U (ja) 1991-11-05
JPH0710547Y2 true JPH0710547Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31519005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1571390U Expired - Lifetime JPH0710547Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20 電気部品の取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710547Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4490306B2 (ja) * 2005-02-23 2010-06-23 トヨタ自動車株式会社 逆止弁
FR2900646B1 (fr) * 2006-05-04 2010-12-31 Valois Sas Dispositif de distribution de produit fluide et procede de fabrication d'un organe mobile de clapet

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03106788U (ja) 1991-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0710547Y2 (ja) 電気部品の取付具
JP2001112148A (ja) 電気接続箱
JPH0537452Y2 (ja)
JPS603599Y2 (ja) フラツトケ−ブル固定具
JPS5935012Y2 (ja) 部品の取付け装置
JPS6125264Y2 (ja)
JPH0431750Y2 (ja)
JP3023349U (ja) 電子機器の配線固定構造
JPS5847656Y2 (ja) 配線部品の取付構造
JPH0340031Y2 (ja)
JPH0648919Y2 (ja) 手元スイッチの着脱構造
JPH041747Y2 (ja)
JPH0735307Y2 (ja) コネクタ用保護カバー
JPS5917078Y2 (ja) 回路しや断器の端子装置
JP3547793B2 (ja) 壁掛け用の孔部または凹部を有する電子機器装置
JPS5823374Y2 (ja) フイルタ取付装置
JPH0564005B2 (ja)
JPS6130316Y2 (ja)
JPH0662572U (ja) 電気機器収納用箱体
JPS6111900Y2 (ja)
JPS5842627Y2 (ja) 遮蔽具
JPS644179Y2 (ja)
JPH03130562U (ja)
JPH08261508A (ja) 空気調和機の室外機
JPH0666210U (ja) 電気機器収納用箱体のベース取り付け金具