JPH0735307Y2 - コネクタ用保護カバー - Google Patents
コネクタ用保護カバーInfo
- Publication number
- JPH0735307Y2 JPH0735307Y2 JP6962490U JP6962490U JPH0735307Y2 JP H0735307 Y2 JPH0735307 Y2 JP H0735307Y2 JP 6962490 U JP6962490 U JP 6962490U JP 6962490 U JP6962490 U JP 6962490U JP H0735307 Y2 JPH0735307 Y2 JP H0735307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- connector
- protective cover
- mounting
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコネクタ用保護カバー、特にパネル取付(マウ
ント)型コネクタに被着して使用され、内部のコンタク
トを保護する保護カバーに関する。
ント)型コネクタに被着して使用され、内部のコンタク
トを保護する保護カバーに関する。
各種電気/電気機器の中には金属又はプラスチック等の
パネルで包囲され、内部に電気/電子回路又は機器を有
するものがある。その一例として電気冷蔵庫がある。こ
れら電気/電子機器に電力を供給したり、制御回路を接
続する為にパネルにコネクタを取付けているのが一般的
である。
パネルで包囲され、内部に電気/電子回路又は機器を有
するものがある。その一例として電気冷蔵庫がある。こ
れら電気/電子機器に電力を供給したり、制御回路を接
続する為にパネルにコネクタを取付けているのが一般的
である。
斯るパネル取付型コネクタはパネルにコネクタに対応し
た適当な寸法の開口を形成すると共に取付ねじ等の穴を
形成し、複数のねじで取付けるのが一般的である。しか
し、取付ねじ等の取付具を使用して取付けるには電動又
はエアードライバーその他の工具を必要とすると共に作
業性が悪いという欠点がある。そこで、第4図に示す如
く、コネクタ2のハウジング4自体に一体形成した一対
の弾性取付アーム6とストッパ片8とを設け、弾性アー
ム6とストッパ片8間にパネル5を挟持してコネクタ2
を自己支持するものが提案されている。
た適当な寸法の開口を形成すると共に取付ねじ等の穴を
形成し、複数のねじで取付けるのが一般的である。しか
し、取付ねじ等の取付具を使用して取付けるには電動又
はエアードライバーその他の工具を必要とすると共に作
業性が悪いという欠点がある。そこで、第4図に示す如
く、コネクタ2のハウジング4自体に一体形成した一対
の弾性取付アーム6とストッパ片8とを設け、弾性アー
ム6とストッパ片8間にパネル5を挟持してコネクタ2
を自己支持するものが提案されている。
しかし、斯る自己支持型コネクタにあってはパネルの開
口とコネクタ2のハウジング、特に弾性アーム6間に不
可避的に間隙が生じる。例えば電気冷蔵庫の如く断熱性
保持の為にシリコンフォーム等の断熱剤を封入する場合
又は電気洗濯機等の如く水滴又はほこりが侵入する虞れ
がある用途の場合には、この間隙は好ましくない。
口とコネクタ2のハウジング、特に弾性アーム6間に不
可避的に間隙が生じる。例えば電気冷蔵庫の如く断熱性
保持の為にシリコンフォーム等の断熱剤を封入する場合
又は電気洗濯機等の如く水滴又はほこりが侵入する虞れ
がある用途の場合には、この間隙は好ましくない。
従って、本考案は上述した作業性の優れた自己支持型の
パネル取付型コネクタを用い且つ取付間隙を実用上十分
に密封可能にする、構造及び取扱いの簡単なコネクタ用
保護カバーを提供することを目的とする。
パネル取付型コネクタを用い且つ取付間隙を実用上十分
に密封可能にする、構造及び取扱いの簡単なコネクタ用
保護カバーを提供することを目的とする。
本考案のコネクタ用保護カバーは、パネルに取付けられ
た略筒状のハウジングの先端部(パネルから遠い部分)
に取付けられる小寸法の取付部と、パネル面に接触する
比較的薄い且つ広い面積のパネル接触部と、取付部及び
パネル接触部間の段状過渡部とを具え、弾性材料により
パネル面から突出するコネクタより実質的に長く形成さ
れていることを特徴とする。
た略筒状のハウジングの先端部(パネルから遠い部分)
に取付けられる小寸法の取付部と、パネル面に接触する
比較的薄い且つ広い面積のパネル接触部と、取付部及び
パネル接触部間の段状過渡部とを具え、弾性材料により
パネル面から突出するコネクタより実質的に長く形成さ
れていることを特徴とする。
上述した構成のコネクタ用保護カバーによると、保護カ
バーは略筒状のコネクタカバーの先端部に固定され且つ
パネル接触部との間に段状の過渡部を有する合成ゴム又
はエラストマ等の弾性材料で一体形成されている。そこ
で、コネクタハウジングに装着した後パネルに挿入する
か、パネルに取付けられたコネクタのハウジングに装着
すると、この保護カバーの全長をコネクタのパネル面か
ら取付部までの長さより幾分長く選定しているので、段
状の過渡部でパネル接触部はパネル面に押圧され、所期
の目的を達成する。
バーは略筒状のコネクタカバーの先端部に固定され且つ
パネル接触部との間に段状の過渡部を有する合成ゴム又
はエラストマ等の弾性材料で一体形成されている。そこ
で、コネクタハウジングに装着した後パネルに挿入する
か、パネルに取付けられたコネクタのハウジングに装着
すると、この保護カバーの全長をコネクタのパネル面か
ら取付部までの長さより幾分長く選定しているので、段
状の過渡部でパネル接触部はパネル面に押圧され、所期
の目的を達成する。
以下、添付図を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案によるコネクタ用保護カバー10の外部斜
視図である。同図から明らかな如く、保護カバー10は第
4図に示す如き筒状(ここで筒状とは断面形状は問わ
ず、矩形、円形その他の多角形を含むものとする)コネ
クタハウジングに装着される取付部12、パネル接触部14
及び取付部12に対して段状部15を有する過渡部16より成
る。取付部12は先端にワイヤを導入する為の1個以上の
開口13を有すると共にコネクタハウジングの外径寸法に
比較的近い小寸法である。他方、パネル接触部14は薄く
且つ十分広い面積を有する。過渡部16は両者の略中間の
寸法である。この保護カバー10はクロロプレンゴム等の
合成ゴム又はエラストマ等の弾性材料で一体形成され
る。また、保護カバー10はパネルに取付けられたコネク
タハウジングのパネル外への突出部より実質的に長く選
定されている。
視図である。同図から明らかな如く、保護カバー10は第
4図に示す如き筒状(ここで筒状とは断面形状は問わ
ず、矩形、円形その他の多角形を含むものとする)コネ
クタハウジングに装着される取付部12、パネル接触部14
及び取付部12に対して段状部15を有する過渡部16より成
る。取付部12は先端にワイヤを導入する為の1個以上の
開口13を有すると共にコネクタハウジングの外径寸法に
比較的近い小寸法である。他方、パネル接触部14は薄く
且つ十分広い面積を有する。過渡部16は両者の略中間の
寸法である。この保護カバー10はクロロプレンゴム等の
合成ゴム又はエラストマ等の弾性材料で一体形成され
る。また、保護カバー10はパネルに取付けられたコネク
タハウジングのパネル外への突出部より実質的に長く選
定されている。
第2図は保護カバー10の断面図を示す。保護カバー10の
肉厚は、取付部12が比較的厚く、その他の部分は比較的
薄いのが好ましい。取付部12の内側には保護カバー10の
軸と直交する方向に多数のひだを形成すると共に第4図
中に示すコネクタハウジング4の側面の外周に形成され
た壁部7内に挿入されてコネクタハウジング4と保護カ
バー10とを係合固定する突起部17を有する。パネル接触
部14のパネル接触面には必要に応じて1以上の凹状リン
グ18を有してもよい。
肉厚は、取付部12が比較的厚く、その他の部分は比較的
薄いのが好ましい。取付部12の内側には保護カバー10の
軸と直交する方向に多数のひだを形成すると共に第4図
中に示すコネクタハウジング4の側面の外周に形成され
た壁部7内に挿入されてコネクタハウジング4と保護カ
バー10とを係合固定する突起部17を有する。パネル接触
部14のパネル接触面には必要に応じて1以上の凹状リン
グ18を有してもよい。
第3図(A)及び(B)はパネル20に取付けられたコネ
クタ2と保護カバー10の関係を示す概略断面図である。
保護カバー10がコネクタ2のパネル20外への突出部分よ
り実質的に長い為に、同図から明らかな如く保護カバー
10を装着すると過渡部16の段状部15がパネル20方向に撓
むことに注目されたい。これにより、パネル接触部14が
パネル20の表面に常時押圧され、この間の間隙を最少に
する。これを一層効果あらしめる為に、過渡部16の内面
に軸方向に複数のリブ(図示せず)を形成してもよい。
更に、第3図(B)に示す如く、特に弾性材料としてエ
ラストマを使用する場合等には、過渡部16を蛇腹状に形
成してもよい。
クタ2と保護カバー10の関係を示す概略断面図である。
保護カバー10がコネクタ2のパネル20外への突出部分よ
り実質的に長い為に、同図から明らかな如く保護カバー
10を装着すると過渡部16の段状部15がパネル20方向に撓
むことに注目されたい。これにより、パネル接触部14が
パネル20の表面に常時押圧され、この間の間隙を最少に
する。これを一層効果あらしめる為に、過渡部16の内面
に軸方向に複数のリブ(図示せず)を形成してもよい。
更に、第3図(B)に示す如く、特に弾性材料としてエ
ラストマを使用する場合等には、過渡部16を蛇腹状に形
成してもよい。
以上の如く構成することにより、パネル20の表面とパネ
ル接触部14間の間隙を介して前述した断熱剤又はほこり
等が侵入しても、まず凹状リング18に捕らえられ、更に
それを超えて浸入しても過渡部16とコネクタ2の表面間
に十分なスペース19に捕らえられる。その結果、パネル
20の開口を介してコネクタ2の嵌合面側に侵入するのを
最小限に抑制することが可能である。
ル接触部14間の間隙を介して前述した断熱剤又はほこり
等が侵入しても、まず凹状リング18に捕らえられ、更に
それを超えて浸入しても過渡部16とコネクタ2の表面間
に十分なスペース19に捕らえられる。その結果、パネル
20の開口を介してコネクタ2の嵌合面側に侵入するのを
最小限に抑制することが可能である。
以上、本考案を好適実施例に基づき説明したが、本考案
は斯る実施例のみに限定するべきではなく、種々の変形
変更が可能である。例えば、コネクタ2のワイヤに張力
が加わり、コネクタ2がパネル20面から傾斜しても、保
護カバー10のパネル接触部14がパネル20の表面との接触
を維持するようパネル接触部14及び過渡部16のコーナー
にリブを形成してもよい。
は斯る実施例のみに限定するべきではなく、種々の変形
変更が可能である。例えば、コネクタ2のワイヤに張力
が加わり、コネクタ2がパネル20面から傾斜しても、保
護カバー10のパネル接触部14がパネル20の表面との接触
を維持するようパネル接触部14及び過渡部16のコーナー
にリブを形成してもよい。
本考案のコネクタ用保護カバーは上述の如く構成されて
いるので、保護カバーをパネルに取付けられたコネクタ
に装着すると、主に取付部と過渡部間の段状部が撓んで
保護カバーのパネル接触部をパネル表面に密着させるこ
とが可能である。従って、電気冷蔵庫、洗濯機等の比較
的厳しい環境で使用するパネル取付型コネクタを自己支
持型として作業性を大幅に改善することが可能である。
また、この保護カバーは合成ゴム又はエラストマ等の弾
性材料を一体成型することにより製造できるので安価で
ある。
いるので、保護カバーをパネルに取付けられたコネクタ
に装着すると、主に取付部と過渡部間の段状部が撓んで
保護カバーのパネル接触部をパネル表面に密着させるこ
とが可能である。従って、電気冷蔵庫、洗濯機等の比較
的厳しい環境で使用するパネル取付型コネクタを自己支
持型として作業性を大幅に改善することが可能である。
また、この保護カバーは合成ゴム又はエラストマ等の弾
性材料を一体成型することにより製造できるので安価で
ある。
第1図は本考案のコネクタ用保護カバーの外部斜視図、
第2図は第1図の断面図、第3図(A),(B)はパネ
ルに取付けられたコネクタと保護カバーの関係を示す概
略断面図、第4図は周知のパネル取付型コネクタの一例
である。 10……保護カバー、5,20……パネル 12……取付部、14……パネル接触部 16……過渡部
第2図は第1図の断面図、第3図(A),(B)はパネ
ルに取付けられたコネクタと保護カバーの関係を示す概
略断面図、第4図は周知のパネル取付型コネクタの一例
である。 10……保護カバー、5,20……パネル 12……取付部、14……パネル接触部 16……過渡部
Claims (1)
- 【請求項1】パネルに取付けられるパネル取付部を有す
る略筒状のハウジングを具えるコネクタ用保護カバーで
あって、 前記コネクタの前記ハウジング先端部に取付けられる小
寸法の取付部と、前記パネル面に接触する比較的薄く且
つ大面積のパネル接触部と、前記取付部及びパネル接触
部間の段状の過渡部とを具え、前記パネル面から突出し
た前記コネクタより実質的に長く弾性材料により形成さ
れていることを特徴とするコネクタ用保護カバー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6962490U JPH0735307Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | コネクタ用保護カバー |
KR91009912U KR0109719Y1 (en) | 1990-07-02 | 1991-07-01 | Connector protecting cover |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6962490U JPH0735307Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | コネクタ用保護カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429167U JPH0429167U (ja) | 1992-03-09 |
JPH0735307Y2 true JPH0735307Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13408212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6962490U Expired - Lifetime JPH0735307Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | コネクタ用保護カバー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735307Y2 (ja) |
KR (1) | KR0109719Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102567027B1 (ko) * | 2023-04-14 | 2023-08-11 | 김우진 | 하단부가 개방되어 전기차 충전기 커넥터와 결합이 용이한 전기차 충전기 커넥터용 커버 |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP6962490U patent/JPH0735307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-07-01 KR KR91009912U patent/KR0109719Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429167U (ja) | 1992-03-09 |
KR0109719Y1 (en) | 1997-11-19 |
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