JP3009545U - 電子機器の外部配線引出し構造 - Google Patents

電子機器の外部配線引出し構造

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JP3009545U
JP3009545U JP1994012006U JP1200694U JP3009545U JP 3009545 U JP3009545 U JP 3009545U JP 1994012006 U JP1994012006 U JP 1994012006U JP 1200694 U JP1200694 U JP 1200694U JP 3009545 U JP3009545 U JP 3009545U
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JP
Japan
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external wiring
lead
groove
electronic device
concave portion
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Application number
JP1994012006U
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English (en)
Inventor
郁夫 榊原
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 電子機器2の筐体を形成する2ツ割りケース
の一方3に設けられ外部配線1が引出される引出溝31
を対向外壁34、35に有する凹部32と、2ツ割りケ
ースの他方4に設けられ引出溝に引込まれた外部配線に
対置する押圧溝41を有し凹部に嵌合される凸部42
と、凹部に篏挿され凸部の嵌合により外部配線を挟着す
るスポンジ5、5とを備えている。 【効果】 水滴・塵埃にさらされる環境下に設置される
電子機器でも、凹部内で圧縮され気密性の高いスポンジ
に囲繞され、かつ引出溝に引込まれた外部配線は外部か
ら水滴や塵埃の侵入を受けることなく、内蔵する電子部
品の故障も防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器の外部配線引出し構造に係わり、特に、水滴・塵埃にさらさ れる環境下に設置され外部配線が接続される電子機器の外部配線をスポンジによ り気密性高く挟着した電子機器の外部配線引出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来、インターホンの玄関子機等、水滴や塵埃にさらされる環境下に設置され 、外部配線1が接続される電子機器において、外部配線引出し構造は、外部配線 引出し箇所から水滴や塵埃が侵入して生じる筐体内部の電子部品の故障を防ぐた めに、図3に示すように、リング状パッキン9および電子機器20(図2)の筐 体を形成する2ツ割りケースの一方30および他方40にそれぞれ刻設された切 り欠き38、48を有していた。
【0003】 使用する外部配線1の外径に適合した挿通孔90を有するリング状パッキン9 を選択し、リング状パッキン9に外部配線1を挿通し、筐体を形成する2ツ割り ケースの一方30および他方40にそれぞれ刻設された切り欠き38、48にリ ング状パッキン9を合わせ、2ツ割りケース30、40を嵌合して、リング状パ ッキン9の弾性変形によって、外部配線引出し箇所から水滴や塵埃の侵入を防い でいた。
【0004】 この防水・防塵構造では、使用する外部配線1の外径に適合した挿通孔90を 有するリング状パッキン9を外径選択しなければならないため、リング状パッキ ン9を外部配線1の種類に合せて各種揃えるため生産性がわるく、リング状パッ キン9の挿通孔90に外部配線1を挿通する工程が不可欠で、作業効率が悪いと いう難点があった。
【0005】 また、図4(a)に示すように、電子機器20(図2)の筐体を形成する2ツ 割りケースの一方30および他方40にそれぞれ凹部39、49が刻設され、凹 部39、49に嵌合するゴム、スポンジ等のパッキン8、8で構成される外部配 線引出し構造があった。 この防水・防塵構造では、使用する外部配線1の外径に適合したリング状パッ キン9の選択や、リング状パッキン9の挿通孔90に外部配線1を挿通する手間 は省けるが、図4(b)に示すように、2ツ割りケースの嵌合力でッキン8、8 を圧縮しても、外部配線1、1の外周に間隙7が生じてしまい、防水・防塵性能 が悪いという難点があった。
【0006】
【目的】
本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、外部配線が接続 される電子機器の外部配線を、気密性の高い外部配線引出し構造により、防水・ 防塵する電子機器の外部配線引出し構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による電子機器の外部配線引出し構造は、水滴・塵埃にさらされる環境 下に設置され、外部配線が接続される電子機器の外部配線引出し構造であって、 電子機器の筐体を形成する2ツ割りケースの一方に設けられ外部配線が引出され る引出溝を対向外壁に有する凹部と、2ツ割りケースの他方に設けられ引出溝に 引込まれた外部配線に対置する押圧溝を有し凹部に嵌合される凸部と、凹部に篏 挿され凸部の嵌合により外部配線を挟着するスポンジとを備えたものである。
【0008】
【作用】
電子機器の筐体を形成する2ツ割りケースの一方に設けられ外部配線が引出さ れる引出溝を対向外壁に有する凹部と、2ツ割りケースの他方に設けられ引出溝 に引込まれた外部配線に対置する押圧溝を有し凹部に嵌合される凸部と、凹部に 篏挿され凸部の嵌合により外部配線を挟着するスポンジとを備えているので、水 滴・塵埃にさらされる環境下に設置される電子機器において、外部配線引出し箇 所から水滴や塵埃の侵入を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案による電子機器の外部配線引出し構造の実施例を図面を参照して 詳述する。 本考案による電子機器の外部配線引出し構造は、図1(a)に示すように、水 滴・塵埃にさらされる環境下に設置され、外部配線1が接続されるインターホン の玄関子機等の電子機器2の外部配線引出し構造である。
【0010】 図1(b)に示すように、電子機器2の筐体を形成する2ツ割りケースの一方 3に設けられ外部配線1が引出される引出溝31を対向外壁34、35(図1( c))に有する凹部32と、2ツ割りケースの他方4に設けられ引出溝31に引 込まれた外部配線1に対置する押圧溝41を有し凹部32に嵌合される凸部42 と、凹部32に篏挿され凸部42の嵌合により外部配線1を挟着する2個のスポ ンジ5、5とを備えている。
【0011】 2ツ割りケースの一方3に設ける凹部32および2ツ割りケースの他方4に設 ける凸部42は、いずれも筐体を形成する2ツ割りケースと一体成型される。 引出溝31は、外部配線1の外径にほぼ等しいかやや大きい径として、凹部3 2の対向外壁34、35に2ツ割りケースと一体成型され、この引出溝31に対 向する凸部42の位置に押圧溝41は、引出溝31の外径よりやや大きい径とし て2ツ割りケースと一体成型される。
【0012】 凹部32内に篏挿され、外部配線1を挟着する2個のスポンジ5、5は、弾性 が強く高い気密性が得られるようなスポンジが好適である。 本考案による電子機器の外部配線引出し構造を構成するには、2ツ割りケース の一方3に設ける凹部32に、1個のスポンジ5を篏挿し、凹部32の対向外壁 34、35に刻設された引出溝31に外部配線1を置き、もう1個のスポンジ5 を載せた上から、2ツ割りケースの他方4に設けられた凸部42を当接して、凹 部32に嵌合させる。
【0013】 2ツ割りケースの一方3の凹部32と、2ツ割りケースの他方4の凸部42と の嵌合で、2個のスポンジ5、5に挟着され、かつ、凹部32の対向外壁34、 35に刻設された引出溝31に引込まれ、押圧溝41を備えた凸部42に押圧さ れた外部配線1は、図1(c)に示すように、スポンジ5の高い気密性により確 実に外部の水滴や塵埃から遮断され、内蔵する電子部品の故障が防止されるよう なる。
【0014】 また、外部配線1の外径に適合した挿通孔を備えたリング状パッキンの選択や 、リング状パッキンの挿通孔に外部配線1を挿通する工程はなく、筐体を形成す る2ツ割りケースの嵌合を利用しながら、隙間なく確実に外部配線1を電子機器 から引出すことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による電子機器の外部配線引出し 構造は、筐体を形成する2ツ割りケースの一方に設けられ外部配線が引出される 引出溝を対向外壁に有する凹部と、2ツ割りケースの他方に設けられ引出溝に引 込まれた外部配線に対置する押圧溝を有し凹部に嵌合される凸部と、凹部に篏挿 され凸部の嵌合により外部配線を挟着するスポンジとを備えているので、水滴・ 塵埃にさらされる環境下に設置される電子機器において、外部配線引出し箇所か ら水滴や塵埃の侵入を防ぎ、内蔵する電子部品の故障を防止でき、作業工程も簡 素化され組立能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案による電子機器の外部配線引
出し構造の電子機器の外観図、(b)および(c)は、
その実施例を説明する図である。
【図2】従来の電子機器の外観図である。
【図3】従来の電子機器の外部配線引出し構造を説明す
る図である。
【図4】(a)および(b)は、他の従来の電子機器の
外部配線引出し構造を説明する図である。
【符号の説明】
1…外部配線 2…電子機器 3…2ツ割りケースの一方 31…引出溝 32…凹部 34、35…対向外壁 4…2ツ割りケースの他方 41…押圧溝 42…凸部 5…スポンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水滴・塵埃にさらされる環境下に設置さ
    れ、外部配線(1)が接続される電子機器(2)の外部
    配線引出し構造であって、 前記電子機器の筐体を形成する2ツ割りケースの一方
    (3)に設けられ前記外部配線が引出される引出溝(3
    1)を対向外壁(34、35)に有する凹部(32)
    と、前記2ツ割りケースの他方(4)に設けられ前記引
    出溝に引込まれた前記外部配線に対置する押圧溝(4
    1)を有し前記凹部に嵌合される凸部(42)と、前記
    凹部に篏挿され前記凸部の嵌合により前記外部配線を挟
    着するスポンジ(5、5)とを備えたことを特徴とする
    電子機器の外部配線引出し構造。
JP1994012006U 1994-09-28 1994-09-28 電子機器の外部配線引出し構造 Expired - Lifetime JP3009545U (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011192794A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Yamatake Corp ケーブル引き出し構造
US8112129B2 (en) 2007-07-19 2012-02-07 Fujitsu Limited Seal structure, electronic apparatus, and sealing method
JP2013094911A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Max Co Ltd 回転工具
US9718172B2 (en) 2011-11-02 2017-08-01 Max Co., Ltd. Electric tool
JP2018182124A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 三菱電機株式会社 防塵構造および通信装置
WO2018225771A1 (ja) * 2017-06-09 2018-12-13 川崎重工業株式会社 電気装置

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