JPH0525324Y2 - - Google Patents

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JPH0525324Y2
JPH0525324Y2 JP10695687U JP10695687U JPH0525324Y2 JP H0525324 Y2 JPH0525324 Y2 JP H0525324Y2 JP 10695687 U JP10695687 U JP 10695687U JP 10695687 U JP10695687 U JP 10695687U JP H0525324 Y2 JPH0525324 Y2 JP H0525324Y2
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JP
Japan
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armrest
rear seat
seat back
storage box
accommodation space
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、シートバツクの内部に設けられた収
容ポケツトに、たとえば地図や書類などを収容
し、アームレストを前方に倒伏させることにより
これらの取出しが可能となる収容スペース付リヤ
シートに関する。
(従来の技術) 一般に、リヤシートバツクに設けた凹陥部に収
納可能なアームレストを有する車両にはそのリヤ
シートバツクに道路地図や書類などが収容できる
スペースを設けたものがあり、このような収容ス
ペースは多くの場合アームレストの内部や、アー
ムレストを収納する凹陥部と連続してその奥部な
どに設けられている。しかし、これらのうちアー
ムレストの内部に収容スペースが設けられている
ものにおいてはアームレストの回動時に内部の収
容物が摺動あるいは転動してしまうため、収容物
の保護能力という点では凹陥部の奥部に収容スペ
ースを設けたもののほうが優れているといえる。
ところで、上記凹陥部の奥部に収容スペースを
設けた収容スペース付リヤシートの構造は主に第
2図〜第4図に示すようになつている。すなわ
ち、各図中1はリヤシートであり、2はスポンジ
等の弾性体および図示しないスプリングなどを内
蔵するリヤシートクツシヨン、3は背面を形成す
る化粧板4と外皮5とで主にスポンジなどの弾性
体を包んで形成したリヤシートバツクである。そ
して、このリヤシートバツク3の左右座席部の中
央には縦長矩形状の凹陥部6が設けられており、
この凹陥部6の奥行きはリヤシートバツク3の前
面7から上記化粧板4に至つている。また、上記
化粧板4における上記凹陥部6の底面8を形成す
る部分には底面8の面積よりもその面積を小とす
る透孔9が設けられている。また、第2図中10
は収容ボツクスであり、この収容ボツクス10は
前面に開口部11を有し下端面12を水平として
一体成型加工したもので、上記開口部11に設け
られた鍔部13を前記透孔9の周縁部14に当接
し、図示しないタツピングねじなどの固定部材を
介してリヤシートバツク3の背面に取付けられ、
前記凹陥部6に連続した収容スペース15を形成
している。そして、この収容ボツクス10は、車
室aとトランクルームなどを形成する後部室bと
の境界となる仕切り板16を透孔16aを介して
貫通している。さらに、上記凹陥部6内には凹陥
部6の下方、かつ、凹陥部6の奥行きの中間近傍
に設けたヒンジ部17を介して前後に回動し、前
記シートクツシヨン2と前記シートアバツクとの
間で倒伏・起立が自在なアームレスト18が設け
られている。
そして、このように形成された収納スペース付
リヤシートは、第3図および第4図に示すように
アームレスト18を前方に倒伏させて図示しない
道路地図や重要書類などの収容物を凹陥部6の奥
部に設けた収容スペース15に収容し、上記アー
ムレスト18を起立させて上記凹陥部6に収納す
ることにより収容スペース15に収容された収容
物がリヤシートバツク3前方に飛び出さないよう
にしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような構造の収容スペース付リヤ
シートにおいては、アームレストの後端部と化粧
板との間隙が大きいため見栄えが悪く、また、こ
の間隙から小さな収容物が凹陥部内で下方に落ち
て拾い上げることが困難であるなどの問題があつ
た。
そこで、本考案の目的とするところはアームレ
スト倒伏時の上記アームレストの後端部と化粧板
との間隙を小として、見栄えを向上させるととも
に、上記間隙から小さな収容物が凹陥部内部下方
に落ちることのない収容スペース付リヤシートを
提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するために本考案は、リヤシー
トバツクの凹陥部内に倒伏・起立が自在なアーム
レストを固定するヒンジ部を上記リヤシートバツ
クの前面の近傍に偏倚して設け、上記収容スペー
スにその上面が上記アームレストの載置面とほぼ
同一平面上に位置するとともに上記アームレスト
に近接する平面部を設けたことにある。そして、
このことによりアームレスト倒伏時の上記アーム
レストの後端部と化粧板との間隙を小として見栄
えを向上させるとともに、上記間隙から小さな収
容物が凹陥部内部下方に落ちることのないように
構成したことにある。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。また、説明の中で従来の技術の項と重複す
る部分には同一番号を付する。
第1図は本考案による収容スペース付リヤシー
トを示すもので、図中21はリヤシートであり、
2はスポンジなどの弾性体や図示しないスプリン
グなどを内蔵するリヤシートクツシヨン、3は背
面を形成する化粧板4と外皮5とで主にスポンジ
などの弾性体を包んで形成したリヤシートバツク
である。また、このリヤシートバツク3は凹陥部
6を有しているが、その位置や形状等は従来の収
納スペース付リヤシートのリヤシートバツク3が
有する凹陥部6と同じであり、さらに上記凹陥部
6の底面8を形成し透孔9を有する化粧板4も従
来のものとその位置や形状等は同じであるためこ
れらについての説明は省略する。
そして、図中22は収容ボツクスであり、この
収容ボツクス22は前面に開口部23を有し、ま
た、下端面24を水平としている。さらに、上記
開口部23の下端には、先端を前方へ向けてほぼ
水平に折曲して平面部25を設けた断面鍵状の立
設部26が設けられている。そして、この収容ボ
ツクス22は上記開口部23に設けられた鍔部2
7を前記透孔9の周縁部14に当接し、図示しな
いタツピングねじなどの固定部材を介してリヤシ
ートバツク3の背面に取付けられ、前記凹陥部6
に連続した収容スペース28を形成している。ま
た、この収容ボツクス22は、車室aとトランク
ルームなどを形成する後部室bとの境界となる仕
切り板29の手前に位置しており、仕切り板29
は全面を閉じて形成されている。さらに、前記凹
陥部6の下部にはリヤシートバツク3の全面7に
偏倚してヒンジ部30が設けられ、このヒンジ部
30を介してアームレスト18がリヤシートクツ
シヨン2とリヤシートバツク3との間で回動して
倒伏・起立が自在に設けられている。そして、上
記アームレスト18を倒伏させた場合には、アー
ムレスト18の載置面31と前記収容ボツクス2
2に設けた平面部25の上面31とがほぼ同一平
面上に位置し、同時に上記平面部25は上記アー
ムレストの後端部32に近接するように形成され
ている。
このようにして形成された収納スペース付リヤ
シートにおいては、アームレスト18の後端部3
2と収容ボツクス22との間隙は大幅に減少し、
また、アームレスト18の載置面30と収容ボツ
クス22の平面部25とがほぼ同一平面上に位置
するのでアームレスト18倒伏時の見栄えの向上
が図れる。さらに、アームレスト18の後端部3
2と収容ボツクス22との間隙は大幅に減少する
ことにより上記間隙から小さな収容物が凹陥部6
内の下方へ落ちてしまうことがない。
また、上記実施例においてアームレスト18を
更に厚みの薄いものとすれば、アームレスト18
の起立時にシートバツク3の前面7からアームレ
スト8が突出せず、外観を損うことがない。
さらに、前記仕切り板28の一部を開口し、シ
ートバツク3を倒伏・起立が自在な構造とするこ
とによつて後部座席の一部をトランクスペースと
して利用することを可能としたタイプの車両以外
の車両においては、上記仕切り板28を全面に亘
つて閉じた構造とすることができるので車体の補
強構造となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、リヤシートバツ
クの凹陥部内に起立・倒伏が自在なアームレスト
を固定するヒンジ部を上記リヤシートバツクの前
面の近傍に偏倚して設け、上記収容スペースにそ
の上面が上記アームレストの載置面とほぼ同一平
面上に位置するとともに上記アームレストに近接
する平面部を設けたものである。そして、こうす
ることによつて、アームレストの後端部と収容ボ
ツクスとの間隙は大幅に減少し、さらにアームレ
ストの載置面と収容ボツクスの平面部とがほぼ同
一平面上に位置するので、アームレスト倒伏時の
見栄えが向上する。さらにアームレストの後端部
と収容ボツクスとの間隙が大幅に減少することに
より上記間隙から小さな収容物が凹陥部内の下方
へ落ちてしまうことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、
第2図は従来例を示す縦断側面図、第3図および
第4図は一般の収納スペース付リヤシートのアー
ムレスト倒伏時および起立時の斜視図である。 2……リヤシートクツシヨン、3……リヤシー
トバツク、6……凹陥部、7……リヤシートバツ
ク前面、18……アームレスト、25……平面
部、28……収容スペース、30……ヒンジ部、
31……載置面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤシートクツシヨンとリヤシートバツクとか
    らなり、リヤシートバツクの中央にはヒンジ部を
    介して前後に回動し倒伏・起立が自在なアームレ
    ストと、上記アームレストを起立させて収納する
    凹陥部を有し、また、上記凹陥部の後方に連続し
    て収容スペースを設けた収容スペース付リヤシー
    トにおいて、上記ヒンジ部をリヤシートバツク前
    面の近傍に偏倚して設け、上記収容スペースにそ
    の上面が上記アームレストの載置面とほぼ同一平
    面上に位置するとともに上記アームレストに近接
    する平面部を設けたことを特徴とする収容スペー
    ス付リヤシート。
JP10695687U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH0525324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10695687U JPH0525324Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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JP10695687U JPH0525324Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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Publication Number Publication Date
JPS6414441U JPS6414441U (ja) 1989-01-25
JPH0525324Y2 true JPH0525324Y2 (ja) 1993-06-25

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