JPH0127485Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0127485Y2 JPH0127485Y2 JP18923383U JP18923383U JPH0127485Y2 JP H0127485 Y2 JPH0127485 Y2 JP H0127485Y2 JP 18923383 U JP18923383 U JP 18923383U JP 18923383 U JP18923383 U JP 18923383U JP H0127485 Y2 JPH0127485 Y2 JP H0127485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trunk
- tire
- trunk floor
- floor
- tire well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスペアタイヤ用のタイヤウエルを設
けた自動車のトランクフロア構造。
けた自動車のトランクフロア構造。
乗用自動車などのトランクは、第１図に示すよ
うに、ほぼ平面のトランクフロア１のほぼ中央部
にタイヤウエル２を平行に陥没させ、このタイヤ
ウエル２にスペアタイヤ３を収納している。そし
て、上記タイヤウエル２の上面開口部をトランク
ボード４によつて閉塞し、平面的なトランク底面
５を形成している。
うに、ほぼ平面のトランクフロア１のほぼ中央部
にタイヤウエル２を平行に陥没させ、このタイヤ
ウエル２にスペアタイヤ３を収納している。そし
て、上記タイヤウエル２の上面開口部をトランク
ボード４によつて閉塞し、平面的なトランク底面
５を形成している。
ところが、タイヤウエル２をスペアタイヤ３の
最大サイズ（特にタイヤ幅）まで収納できるよう
に深くすることは、タイヤウエル２の絞り加工が
困難で、材料費も嵩むとともに、トランクフロア
１の下部スペースが制約されるという欠点があ
る。
最大サイズ（特にタイヤ幅）まで収納できるよう
に深くすることは、タイヤウエル２の絞り加工が
困難で、材料費も嵩むとともに、トランクフロア
１の下部スペースが制約されるという欠点があ
る。
また、タイヤウエル２を浅くした場合には、広
幅サイズのスペアタイヤ３の上面がトランクフロ
ア１より突出し、トランクボード４がスペアタイ
ヤ３の上面に載置される状態となり、トランクル
ームの使い勝手が悪いという欠点がある。
幅サイズのスペアタイヤ３の上面がトランクフロ
ア１より突出し、トランクボード４がスペアタイ
ヤ３の上面に載置される状態となり、トランクル
ームの使い勝手が悪いという欠点がある。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、各種サイズのスペ
アタイヤが収納されてもトランクフロアをフラツ
トな状態に保つことができるとともに、タイヤウ
エルを深くすることなく、下部スペースを充分に
とることができる自動車のトランクフロア構造を
提供しようとするものである。
で、その目的とするところは、各種サイズのスペ
アタイヤが収納されてもトランクフロアをフラツ
トな状態に保つことができるとともに、タイヤウ
エルを深くすることなく、下部スペースを充分に
とることができる自動車のトランクフロア構造を
提供しようとするものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。第２ないし第５図中１１は乗用自
動車のトランクフロアである。このトランクフロ
ア１１はフロアパネル１２を折曲することによ
り、そのトランクフロア１１の前後方向ほぼ中央
部に凹状の折曲部１３が形成されている。したが
つて、トランクフロア１１はその中央部より前部
が傾斜面１４に、後部が平坦面１５に形成されて
いる。さらに、このトランクフロア１１のほぼ中
央部にはフロアパネル１２を絞り加工することに
よりタイヤウエル１６が形成され、この底面１７
は上記トランクフロア１１の傾斜面１４とほぼ平
行に形成されている。したがつて、スペアタイヤ
１８はタイヤウエル１６内に傾斜状態に収納され
るようになつている。また、このタイヤウエル１
６の上面開口部はトランクボード１９によつて閉
塞されている。このトランクボード１９は上記ト
ランクフロア１１の傾斜面１４に沿う前部ボード
２０と平坦面１５に沿う後部ボード２１とからな
り、これら両ボード２０，２１はヒンジ２２によ
つて折曲可能に連結されている。
いて説明する。第２ないし第５図中１１は乗用自
動車のトランクフロアである。このトランクフロ
ア１１はフロアパネル１２を折曲することによ
り、そのトランクフロア１１の前後方向ほぼ中央
部に凹状の折曲部１３が形成されている。したが
つて、トランクフロア１１はその中央部より前部
が傾斜面１４に、後部が平坦面１５に形成されて
いる。さらに、このトランクフロア１１のほぼ中
央部にはフロアパネル１２を絞り加工することに
よりタイヤウエル１６が形成され、この底面１７
は上記トランクフロア１１の傾斜面１４とほぼ平
行に形成されている。したがつて、スペアタイヤ
１８はタイヤウエル１６内に傾斜状態に収納され
るようになつている。また、このタイヤウエル１
６の上面開口部はトランクボード１９によつて閉
塞されている。このトランクボード１９は上記ト
ランクフロア１１の傾斜面１４に沿う前部ボード
２０と平坦面１５に沿う後部ボード２１とからな
り、これら両ボード２０，２１はヒンジ２２によ
つて折曲可能に連結されている。
しかして、タイヤウエル１６内にスペアタイヤ
１８を収納し、そのタイヤウエル１６の上面開口
部にトランクボード１９を載置すると、トランク
ボード１９はヒンジ２２を支点として折曲し、前
部ボード２０は傾斜面１４に、後部ボード２１は
平坦面１５に倣つて上記タイヤウエル１６の上面
開口部を閉塞する。したがつて、幅の狭いスペア
タイヤ１８ａをタイヤウエル１６内に収納した場
合には第４図に示す状態となり、幅の広いスペア
タイヤ１８ｂをタイヤウエル１６内に収納した場
合には第５図に示すように、その上面がトランク
フロア１１の上面から突出するが、トランクボー
ド１９を載置すると、トランクボード１９はスペ
アタイヤ１８ｂに支承されてほぼフラツトな状態
になる。このため、いずれの場合においてもトラ
ンクフロア１１に凹凸感がなくなり、トランクル
ーム内に荷物を収納する場合においても何ら支承
がない。
１８を収納し、そのタイヤウエル１６の上面開口
部にトランクボード１９を載置すると、トランク
ボード１９はヒンジ２２を支点として折曲し、前
部ボード２０は傾斜面１４に、後部ボード２１は
平坦面１５に倣つて上記タイヤウエル１６の上面
開口部を閉塞する。したがつて、幅の狭いスペア
タイヤ１８ａをタイヤウエル１６内に収納した場
合には第４図に示す状態となり、幅の広いスペア
タイヤ１８ｂをタイヤウエル１６内に収納した場
合には第５図に示すように、その上面がトランク
フロア１１の上面から突出するが、トランクボー
ド１９を載置すると、トランクボード１９はスペ
アタイヤ１８ｂに支承されてほぼフラツトな状態
になる。このため、いずれの場合においてもトラ
ンクフロア１１に凹凸感がなくなり、トランクル
ーム内に荷物を収納する場合においても何ら支承
がない。
以上説明したように、この考案によれば、タイ
ヤウエルを深くすることなく各種サイズのスペア
タイヤを収納することができ、しかも、トランク
フロアに凹凸感がなく、ほぼフラツトな状態に保
つことができるため、トランクフロアに荷物を載
せる場合においても何ら制約を受けることがない
という効果を奏する。
ヤウエルを深くすることなく各種サイズのスペア
タイヤを収納することができ、しかも、トランク
フロアに凹凸感がなく、ほぼフラツトな状態に保
つことができるため、トランクフロアに荷物を載
せる場合においても何ら制約を受けることがない
という効果を奏する。
第１図は従来のトランクフロアを示す縦断側面
図、第２図ないし第５図はこの考案のトランクフ
ロアの一実施例を示すもので、第２図は斜視図、
第３図は第２図−線に沿う断面図、第４図お
よび第５図は使用状態の断面図である。 １１……トランクフロア、１３……折曲部、１
６……タイヤウエル、１８，１８ａ，１８ｂ……
スペアタイヤ、１９……トランクボード、２２…
…ヒンジ。
図、第２図ないし第５図はこの考案のトランクフ
ロアの一実施例を示すもので、第２図は斜視図、
第３図は第２図−線に沿う断面図、第４図お
よび第５図は使用状態の断面図である。 １１……トランクフロア、１３……折曲部、１
６……タイヤウエル、１８，１８ａ，１８ｂ……
スペアタイヤ、１９……トランクボード、２２…
…ヒンジ。
Claims (1)
- トランクフロアにスペアタイヤ用のタイヤウエ
ルを設けたものにおいて、上記トランクフロアを
その前後方向ほぼ中央部で凹状に折曲して折曲部
とし、この折曲部のほぼ中央部にタイヤウエルを
設け、かつ上記タイヤウエルの上面開口部を前後
に２分割しヒンジで回動可能に連結したトランク
ボードで閉塞したことを特徴とする自動車のトラ
ンクフロア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18923383U JPS6096143U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 自動車のトランクフロア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18923383U JPS6096143U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 自動車のトランクフロア構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6096143U JPS6096143U (ja) | 1985-07-01 |
| JPH0127485Y2 true JPH0127485Y2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=30408039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18923383U Granted JPS6096143U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 自動車のトランクフロア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6096143U (ja) |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP18923383U patent/JPS6096143U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6096143U (ja) | 1985-07-01 |
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