JPS5815242Y2 - ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ− - Google Patents

ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ−

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Publication number
JPS5815242Y2
JPS5815242Y2 JP1975127051U JP12705175U JPS5815242Y2 JP S5815242 Y2 JPS5815242 Y2 JP S5815242Y2 JP 1975127051 U JP1975127051 U JP 1975127051U JP 12705175 U JP12705175 U JP 12705175U JP S5815242 Y2 JPS5815242 Y2 JP S5815242Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk floor
cover
panel
bracket
floor panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975127051U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5240434U (ja
Inventor
中向光宏
田口勝美
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP1975127051U priority Critical patent/JPS5815242Y2/ja
Publication of JPS5240434U publication Critical patent/JPS5240434U/ja
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Publication of JPS5815242Y2 publication Critical patent/JPS5815242Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車のトランクフロアサイドカバー、特にトラ
ンクフロアパネルと略同−の機能を有する自動車用トラ
ンクフロアサイドカバーに関する。
従来からフェンダパネルは外面を美しく見せるためにフ
ードあるいはトランクリッドからシェル状あるいは即成
等の断面形状をもって形成されていた。
他方、トランクフロアパネルは積載量を軽くすること、
および車体最底地上高の制限、更にスペアタイヤを格納
することなどの要求から、極力水平に形成すると共にフ
ェンダパネルの上下略中央あるいはそれより若干下側の
高さに位置させる必要があった。
このトランクフロアパネルの水平面をそのままフェンダ
パネルのパネル面に当接して該パネル面にトランクフロ
アパネルのフランジをスポット溶接(電気抵抗溶接)な
どにより固設すると、溶接の打跡、ひずみがフェンダパ
ネルのパネル面に生じ、化粧板たるフェンダパネルの目
的を損うことになる。
又、トランクフロアパネルの剛性も得られないことにな
る。
このため、トランクフロアパネルとフェンダパネルとの
間に空間を設け、はとんどの場合、トランクフロアパネ
ルの左右両端部を下側に折曲して見えにくいフェンダパ
ネルの下縁とトランクフロアパネルの下縁とをスポット
溶接などにより固設して、スポット溶接などの溶接打跡
、ひずみを下縁のみとして、フェンダパネルの一般面に
溶接打跡、ひずみおよびそれにともなう表面仕上げなど
をなくし、しかも、トランクフロアパネルの左右両端部
を折曲して断面用字状としたことにより剛性を高めるこ
とができた。
しかし、トランクフロアパネルの側部に形成された斜面
と、フェンダパネルに形成されたパネル面たる斜面とよ
り前後に延在した上方開口溝状の陥凹部が形成されてい
るため、トランクフロアパネルの水平面積を狭めるとと
もに、トランクフロアパネル上に積載した部材、たとえ
ば長靴、工具等の小物がこの陥凹部に落ち込んでしまう
という欠点がある。
本案は、かかる従来例に鑑み、陥凹部に架設されるブラ
ケットを前後に離間して配し、このブラケット上に陥凹
部の開口を覆うよう形成されたカバ一本体を載置して、
ブラケットの係止部でカバ一本体を固持し、トランクフ
ロアパネルとカバ一本体とが略同−面となるようにした
トランクフロアサイドカバーを提供することにより、前
記従来例の欠点を除去することを目的としている。
次に図面を用いて本案の一実施例の構造について説明す
る。
図中、1は自動車用トランクフロアパネル、2はフェン
ダパネル、3はフード、4はタイアバウスインナパネル
、5は補強材、6は前記トランクフロアパネル1の側面
に形成された斜面、Iは前記フェンダパネルに形成され
た斜面、8は前記トランクフロアパネル1の下縁フラン
ジ、9は該フランジ8に固設される前記フェンダパネル
2のフランジ、10は前記両斜面6,7により前後に延
在した上方開口溝状の陥凹部、11はブラケット、16
はカバ一本体で、ブラケット11およびカバ一本体16
によりトランクフロアサイドカバーを形成する。
前記ブラケット11は、前記陥凹部10開口近傍の前記
斜面6,1に密接的に支持可能なるよう上側に開いた側
面12.13と、該側面12゜13間を架設して水平を
保持する橋部14と、該橋部14の上部左右端即ち側面
12.13より上方に延設され、且つ橋部14より一定
間隔の間隙を設けて断面コ字状に形成された係止部15
とよりなる。
19は該ブラケット11の肉抜き用貫通孔である。
前記カバ一本体16は、略長方状の板材よりなり、前端
は前記補強材5に一定の間隙をあけるよう切込み17を
形成し、後端は図示なきエンドパネルの内側とフェンダ
パネル2とに囲まれた空間に配設され、右端又は左端は
、フェンダパネル2の内面に略当接し、左端又は右端は
トランクフロアパネル1の斜面6の基部に略当接する形
状である。
18はカバ一本体16の略中夫に形成された貫通孔であ
る。
本案は、かかる構成よりなるから、まず、カバ一本体1
6の上下面を挾むようにブラケット11゜11の係止部
15,15をカバ一本体16に前後夫々の方向より挿入
し、第2図で明らかなように、ブラケツN1,11の係
止部15,15に形成された凸部15a 、15bをカ
バ一本体16の左右端に、切り込まれた凹部16a、1
6bに係合させることにより、ブラケット11.11は
カバ一本体16に固持される。
次に、このブラケットIL11およびカバ一本体16の
組立体(トランクフロアサイドカバー)をトランクフロ
アパネル1およびフェンダパネル2の斜面6,7に落し
込むと、ブラケット11.11の側面12,13が斜面
6,7によって支持される。
この側面12゜13の形状は斜面6,7に支持されたと
きに、カバ一本体16の上面と、トランクフロアパネル
1の水平面とが略同−面となるように形成されているの
で、第3図に示すように、カバ一本体16は陥凹部10
を覆う蓋機能を有することになる。
従って、本案によれば、車体(トランクフロアパネル1
、フェンダパネル2等以下同じ)に専用のブラケットな
どを溶接することなく、カバ一本体16とブラケッN1
,11との組立体(トランクフロアサイドカバー)を斜
面6,7に落し込むだけで、それ自体の自重で、組立体
(トランクフロアサイドカバー)は車体に支持されて、
陥凹部10の蓋機能を有することになる。
又、このカバ一本体16の貫通孔18に手を入れて持ち
上げれば、カバ一本体16は、ブラケッN1,11と共
に陥凹部10から離脱して、陥凹部10が露呈され、工
具等の物入れの出入れが自由自在となる。
又、ブラケット11の側面12,13と、車体の斜面6
,7との間に軟材あるいはエネルギー吸収部材を設けれ
ば、自動車の走行にともなう振動によって発生する共振
、衝接音等の悪影響はほとんど発生しない。
又、カバ一本体16が略水平であり、フロアパネル1と
略同−面に配されているから、カバ一本体16の上にも
荷物が載せられることになり、フロアパネル1としての
機能的面積が増大し、従来の欠点であった「トランクル
ームの側部は使えない。
」ことが解決される。又、ブラケット1.1.11の自
重による「おとし蓋」が可能なまで肉抜き用貫通孔19
を設ければ、より軽くなり、又、ブラケット11の下側
面が削られるように半円弧状を呈していれば、陥凹部1
0の空間が広くなり、ブラケツNl、11の重量軽減に
もなる。
更に、塩化ビニル発泡シート等をトランクフロアパネル
1およびカバ一本体16の上に載置すれば、振動等によ
って、組立体(トランクフロアサイドカバー)が陥凹部
10から抜は出て、おどるようなおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車の車体に設けられた本考案の一実施例
の斜視図、第2図は第1図の矢視■に係る拡大平面図、
第3図は第2図の■−■線断面図である。 図中、1・・・・・・トランクフロアパネル、2・・・
・・・フェンダパネル、6・7・・・・・・斜面、10
・・・・・・陥凹部、11・・・・・・ブラケット、1
2・13・・・・・・側面、14・・・・・・橋部、1
5・・・・・・係止部、16・・・・・・カバ一本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用トランクフロアパネルの側部に形成された斜面
    と、フェンダパネルに形成された斜面とより前後に延在
    した上方開口溝状の陥凹部が形成された自動車用車体に
    おいて、前記陥凹部開口近傍の前記両斜面に支持可能に
    形成された側面を有し、且つ該両側面を橋部で連結して
    成るブラケットを前記陥凹部の前後に離間させて配設し
    、前記陥凹部の開口を覆うよう形成されたカバ一本体を
    前記ブラケットの橋部上に載置し、前記ブラケットの端
    部に形成された係止部で、前記カバ一本体の両端部を固
    持し、前記トランクフロアパネルと前記カバ一本体とが
    略同−面を形成してなることを特長とする自動車用トラ
    ンクフロアサイドカバ
JP1975127051U 1975-09-16 1975-09-16 ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ− Expired JPS5815242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975127051U JPS5815242Y2 (ja) 1975-09-16 1975-09-16 ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ−

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JP1975127051U JPS5815242Y2 (ja) 1975-09-16 1975-09-16 ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5240434U JPS5240434U (ja) 1977-03-23
JPS5815242Y2 true JPS5815242Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=28607479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975127051U Expired JPS5815242Y2 (ja) 1975-09-16 1975-09-16 ジドウシヤヨウトランクフロアサイドカバ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124893A (ja) * 1982-01-14 1983-07-25 大阪瓦斯株式会社 流体導管の漏洩修繕方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815720U (ja) * 1971-07-02 1973-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815720U (ja) * 1971-07-02 1973-02-22

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JPS5240434U (ja) 1977-03-23

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