JPH0525259A - 2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸からなるポリエステル、その製造方法および洗剤調製剤 - Google Patents

2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸からなるポリエステル、その製造方法および洗剤調製剤

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JPH0525259A
JPH0525259A JP3003786A JP378691A JPH0525259A JP H0525259 A JPH0525259 A JP H0525259A JP 3003786 A JP3003786 A JP 3003786A JP 378691 A JP378691 A JP 378691A JP H0525259 A JPH0525259 A JP H0525259A
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Dieter Boeckh
ベツク デイーター
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トリーゼルト ヴオルフガンク
Hans-Ulrich Jaeger
イエガー ハンス−ウルリヒ
Heinrich Hartmann
ハルトマン ハインリツヒ
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3703Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3715Polyesters or polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/66Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
    • C08G63/668Polyesters containing oxygen in the form of ether groups derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のポリエステルと比較して改善された洗
浄効果および液体または粉末洗剤とのよりよい相容性を
示すポリエステル 【構成】 次の成分: (a)2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸、
そのエステル、無水物または混合物、(b)2価以上の
アルコールおよび/または2または3C個の原子を有す
る1種以上のアルキレンオキシド1〜5molと2価以
上のアルコール1molとの付加生成物または混合物
と、(c)1種以上のアルキレンオキシド5〜80mo
lと、C8〜C24アルコール、C6〜C18アルキルフェノ
ールまたはC8〜C24アルキルアミンとの水溶性付加生
成物が、100:(25〜2500):(5〜110)
の(a):(b):(c)のモル比で120℃以上の温
度で、分子量(重量平均)2000〜50000まで縮
合することにより得られる2個以上のカルボキシル基を
有するカルボン酸からなるポリエステル

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非イオン界面活性剤を
縮合して組み込んだポリエステル、その製造方法および
洗剤調製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3557039号明細書か
ら、テレフタル酸またはジメチルテレフタレートを、エ
チレングリコールおよび平均分子量1000〜4000
を有するポリエチレングリコールと縮合させることによ
り製造できるポリマーの水性分散液は公知である。エチ
レンテレフタレート単位とポリエチレングリコールテレ
フタレート単位とのモル比は、2:1〜6:1である。
この分散液はポリエステル製品の表面を処理するために
使用される。
【0003】英国特許第1154730号明細書から、
繊維製品の洗浄の際に、界面活性剤を含有する洗液に、
繰り返すエステル単位またはアミド単位を含む重縮合物
を添加することにより、繊維製品に汚れが再付着するの
を減少させることができることは公知である。この添加
剤は、たとえば米国特許第3557039号明細書から
公知であり、ジメチルテレフタレートと、エチレングリ
コールと、分子量1500のポリエチレングリコールと
を縮合させることによりえられるような縮合生成物であ
る。
【0004】欧州国特許出願第185427、2419
84、241985および272033号明細書から、
ポリエステル織物の汚れの分離を促進する多価芳香族カ
ルボン酸と、2価のアルコールおよび一方がC1〜C4
鎖されているポリエステルとのポリエステル縮合物は公
知である。このようなポリエステルは親水性基を有して
おり、これは前記の明細書においてポリエステルの汚れ
分離特性に対する必要条件として挙げられている。
【0005】前記したポリエステルのたいていのもの
は、水もしくは多くの液体洗剤調製剤中に単に分散可能
であるが、明らかに可溶性ではない。このようなポリエ
ステルを洗剤調製剤中に使用した場合、鉱油/顔料汚れ
の織物が存在すると、頻繁に洗浄物の著しい灰色化が観
察される。さらに、頻繁に不相容性または洗剤のその他
の内容物との調製の際の問題、たとえば蛍光増白剤を含
有する液体洗剤調製剤における分離、洗浄作用のない加
水分解生成物を遊離する加水分解による洗浄効果の損失
または水含量のわずかな濃縮液体洗剤の調製の際の相分
離が生じてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
のポリエステルと比べてより改善された効果および、液
体または粉末洗剤調製剤とのよりよい相容性を示すポリ
エステルを提供することであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、2個以
上のカルボキシル基を含有するカルボン酸と、2価以上
のアルコールとからなるポリエステルにおいて、次の成
分: (a)2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸、
そのエステル、無水物または混合物、(b)2価以上の
アルコールおよび/または2または3個のC原子を有す
る1種以上のアルキレンオキシド1〜5molと2価以
上のアルコール1molとの付加生成物または混合物
と、(c)1種以上のアルキレンオキシド5〜80mo
lと、C8〜C24アルコール、C6〜C18アルキルフェノ
ールまたはC8〜C24アルキルアミンとの水溶性付加生
成物とを、100:(25〜2500):(5〜11
0)の(a):(b):(c)のモル比で120℃以上
の温度で、分子量(重量平均)2000〜50000ま
で縮合させ、その際化学量論的に過剰量の成分b)を十
分に蒸留して除去することにより得られることを特徴と
する、2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸か
らなるポリエステルにより解決される。こうして得られ
たポリエステルは、灰色化を防止する添加物および汚れ
の分離を促進する添加物として、粉末および液体洗剤
に、洗剤調製剤に対して0.05〜15重量%の量で使
用される。
【0008】このポリエステルの製造のための成分
(a)として、たとえばテレフタル酸、o−もしくはm
−フタル酸、スルホイソフタル酸、トリメリト酸、ピロ
メリト酸もしくはC1〜C6アルコールとのモノおよびジ
アルキルエステル、たとえばジメチルテレフタレート、
ジエチルテレフタレートおよびジ−n−プロピルテレフ
タレートが適している。このポリエステルの製造のため
の成分(a)として使用することができる化合物のその
他の例は、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸ならびにカルボ
ン酸とC1〜C6アルコールとのモノおよびジアルキルエ
ステル、たとえばシュウ酸ジエチルエステル、コハク酸
ジエチルエステル、グルタル酸ジエチルエステル、アジ
ピン酸メチルエステル、アジピン酸ジエチルエステル、
アジピン酸−ジ−n−ブチルエステル、フマル酸エチル
エステルおよびマレイン酸ジメチルエステルである。前
記したカルボン酸が無水物を形成することができる場
合、2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸無水
物、たとえばマレイン酸無水物、フタル酸無水物または
コハク酸無水物も、このポリエステルを製造するための
成分(a)として適している。成分(a)の化合物とし
てテレフタル酸、フタル酸、ならびにフタル酸およびo
−ならびにm−フタル酸のジメチルエステル、ジエチル
エステル、ジプロピルエステルおよびジブチルエステル
を使用するのが特に有利である。もちろん異なるフタル
酸またはことなるエステルの混合物を使用することも可
能である。同様に、縮合の際に、カルボン酸とエステル
との混合物またはカルボン酸と無水物との混合物を使用
してもよい。
【0009】このポリエステルを製造するための成分
(b)として、2価以上のアルコールおよび/または2
〜3個のC原子を有する1種以上のアルキレンオキシド
1〜5molと2価以上のアルコール1molとの付加
生成物が使用される。このグループの適当な化合物は、
たとえばエチレングリコール、プロピレングリコール−
1,2、プロピレングリコール−1,3、ブタンジオー
ル−1,4、ブタンジオール−2,3、ペンタンジオー
ル、グリセリン、ペンタエリトリット、363までの分
子量のオリゴグリセリン、エチレンオキシドおよび/ま
たはプロピレンオキシド1〜5molと前記の2価以上
のアルコール1molとの付加生成物、たとえばエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、エチレンオキシ
ド1〜4molとペンタエリトリットとの付加生成物、
エチレンオキシド1〜3molとグリセリン1molと
の付加生成物、プロピレンオキシド1〜3molとグリ
セリン1molとの付加生成物およびエチレンオキシド
および/またはプロピレンオキシド1〜5molと、2
〜5個の縮合して組み込まれたグリセリン単位を有する
オリゴグリセリン1molとの付加生成物である。
【0010】成分(b)の化合物としてグリセリンなら
びに、エチレンオキシド1〜5molとグリセリン1m
olとの付加生成物を使用するのが有利である。
【0011】このポリエステルを製造するための成分
(c)として、1種以上のアルキレンジオキシド5〜8
0molとC8〜C24−アルコール、C6〜C18−アルキ
ルフェノールまたはC8〜C24−アルキルアミン1mo
lとの水溶性付加生成物が挙げられる。成分(c)の化
合物を製造するためのアルキレンオキシドとして、エチ
レンオキシドならびにエチレンオキシドとプロピレンオ
キシドとの混合物を使用するのが有利である。さらに、
エチレンオキシドと、プロピレンオキシドおよび/また
はブチレンオキシドとの混合物、エチレンオキシドと、
プロピレンオキシドと、イソブチレンオキシドとの混合
物、または、エチレンオキシドと1種以上のブチレンオ
キシドとの混合物が適している。アルキレンオキシドの
この水溶性付加生成物は界面活性剤である。この製造の
ために、アルキレンオキシドの混合物を使用する場合、
アルキレンオキシドはブロックでかまたは統計的分布で
含有されていてもよい。
【0012】アルコキシ化された適当なアルコールは、
たとえばオクチルアルコール、デシルアルコール、ラウ
リルアルコール、ミリスチルアルコールまたはステアリ
ルアルコールならびにツィグラー法(Ziegler−Verfahr
en)により得られた8から24個のC原子を含有するア
ルコールまたは相応するオキソアルコールである。アル
キルフェノールの中で、特にオクチルフェノール、ノニ
ルフェノールおよびドデシルフェノールが相応する界面
活性剤の製造のために重要である。前記したアルキルア
ミンの中で、特に水溶性界面活性剤の製造のために、C
12〜C18モノアルキルアミンが使用される。
【0013】成分(d)として、エチレンオキシドおよ
び/またはプロピレンオキシド>5〜80molと1価
以上のアルコールとの付加によりえられたアルコキシル
化した多価アルコールが適している。適当な多価アルコ
ールはたとえばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ヘキサ
ンジオール、グリセリン、ペンタエリトリット、トリメ
チロールプロパンおよび2〜5個までの縮合して組み込
まれたグリセリン単位を有するオリゴグリセリンであ
る。
【0014】1種類の多価アルコール1molとエチレ
ンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドとの混合物10〜40molとを付加することが有利
である。成分(d)の化合物は、単に、本発明によるポ
リエステルを変性するために使用したにすぎない。
【0015】本発明によるポリエステルは、成分(a)
〜(c)および場合により(d)を120℃以上の温度
で縮合させることにより得ることができる。この縮合は
150〜300℃の温度範囲で、通常の重縮合触媒およ
びエステル交換触媒の存在で実施するのが有利である。
この場合、通常、成分(a)〜(d)を触媒と一緒に、
場合によりその他の添加物、たとえば酸化防止剤と一緒
に、不活性ガス下で、釜中で溶融させ、その際生じた水
もしくはエステル交換した際に遊離したアルコールを蒸
留させるように行う。この反応で使用した成分(a)〜
(c)および場合により(d)の割合は、前記の成分の
OH基の数がカルボン酸基に相当するように選択され
る。この方法では、できる限り高い分子量の重縮合体が
得られる。この重縮合体は、この縮合は成分b)の過剰
で開始するが、縮合の経過で蒸留される。しかし、その
他に、成分(a)または(c)ならびに(d)を完全に
または部分的に、縮合のより遅い時点で反応混合物に添
加するのも有利である。本発明によるポリエステルの製
造は、通常のポリエステルの公知の製造と同様に行う。
このような方法は、たとえば冒頭に述べた米国特許第3
557039号明細書から公知である。
【0016】このポリエステルの製造の際に、成分
(a)としてジカルボン酸ジエステルを使用した場合、
この縮合の際に、揮発性のジカルボン酸ジアルキルエス
テルを不揮発の前縮合物に変換するために、温度をまず
約150℃から200〜220℃にゆっくりと上昇させ
る。次いで、さらにより高い分子量を有するポリエステ
ルへの縮合は200〜280℃の温度で行い、その際、
この重縮合はポリエステルの所望の分子量まで進行させ
る。この方法工程において、同様に、生じた揮発成分を
圧力を下げるかまたは不活性ガスたとえば窒素をポリエ
ステル溶融液に導通させることにより留去した。
【0017】本発明によるポリエステルを製造する際の
有利な実施態様は、成分(a)と(c)とをまず前縮合
させ、その際生じた易揮発成分を反応混合物から除去
し、引き続き成分(b)場合により成分(d)を進行す
る反応の途中で添加した。こうして得られた生成物は、
成分(a)〜(d)までをワンポット法(Eintopfverfa
hren)により直接縮合させることにより得られたものよ
りも着色がわずかであった。このポリエステルを製造す
るため成分(a)および(c)を前縮合させる方法のも
う一つの利点は、成分(a)〜(d)を同時に縮合させ
る方法に比べてより短い反応時間が必要であるにすぎな
いことである。
【0018】触媒としては、これについて文献に記載さ
れた全ての化合物が適当である。成分(a)として遊離
ポリカルボン酸または無水物を使用した場合、p−トル
エンスルホン酸が有利な触媒である。成分(a)として
ジカルボン酸ジアルキルエステルまたはポリカルボン酸
エステルを使用した場合、通常のエステル交換触媒、た
とえば酢酸亜鉛、酢酸カルシウムと酸化アンチモンとの
混合物またはテトラアルコキシチタネート、たとえばチ
タンテトライソブタノレートまたはチタンテトライソプ
ロパノーレートを使用する。有利に使用できるその他の
触媒はたとえばリチウム、ナトリウム、マグネシウム、
コバルト、マンガン、バナジウム、チタンおよびスズの
炭酸塩、酢酸塩および/またはC1〜C4アルコキシレー
トならびに酸化スズである。この触媒は一般に、縮合の
際にしようする成分(a)〜(d)に対して20〜50
00の量で、有利に50〜2000ppmの量で使用さ
れる。
【0019】この縮合は、酸化防止剤、たとえば置換フ
ェノール、たとえば2,5−ジ−t−ブチルフェノー
ル、2−メチルシクロヘキシル−4,6−ジメチルフェ
ノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、ピロガロール、亜リン酸またはその他の常用の酸化
防止剤の存在で実施することができる。この化合物は縮
合の際の酸化によるポリエステルの変色を防止する。
【0020】化合物(a)100mol部に対して、成
分(b)25〜2500、有利に35〜400mol部
および成分(c)の化合物5〜110、有利に10〜1
00mol部が使用される。成分(d)の化合物は単
に、成分(a)〜(c)からなるポリエステルを変性す
るために使用するにすぎない。成分(a)の化合物10
0mol部あたり成分(d)の化合物0〜20、有利に
0〜10mol部が使用される。
【0021】有利には、ポリエステルは、次の成分: (a)テレフタル酸またはテレフタル酸のC1〜C6ジア
ルキルエステル、(b)グリセリン、(c)1種以上の
アルキレンオキシド5〜80molとC8〜C24アルコ
ール1molとの水溶性付加生成物を縮合することによ
り製造する。この縮合は、分子量(重量平均)3000
〜35000を有するポリエステルが生じるまで行う。
【0022】次の成分: (a)テレフタル酸40〜50mol%(b)グリセリ
ン17〜23mol%(c)エトキシル化度10〜60
を有するエトキシル化した線状のC8〜C20アルコール
30〜35mol%を縮合して組み込んで含有し、40
00〜25000の分子量(重量平均)を有するポリエ
ステルが有利である。本発明により製造したポリエステ
ルが十分に水に溶けない場合、水溶性を支援するために
いわゆる溶解助剤を使用することもできる。この種の化
合物はたとえばアルコール、たとえばエタノール、プロ
パノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコールならびにそれぞれ2〜20個のアル
キレングリコール単位を有するオリゴマーのエチレング
リコールまたはオリゴマーのプロピレングリコールであ
る。その他に、アニオン性界面活性剤、たとえばアルキ
ルスルフェート、アルキルベンゼンスルホネートおよび
セッケンならびに非イオン性界面活性剤、たとえばエト
キシル化した脂肪アルコールが適当な溶解助剤である。
特にラウリルスルフェートを溶解助剤として使用するの
が有利である。この溶解助剤は、ポリエステルに対し
て、0.05〜20重量%の量で使用するのが有利であ
る。
【0023】本発明によるポリエステルは、洗剤調製剤
に対して0.05〜15重量%の量で、粉末洗剤または
液体洗剤への添加剤として使用される。これらは洗液中
で、灰色化防止剤としておよび汚れの分解(soil rele
ase)を促進する助剤として有効である。本発明による
ポリエステルは、リン酸塩不含のおよびリン酸塩の少な
い粉末洗剤中で、および液体洗剤中でならびに洗浄後処
理剤、たとえば織物柔軟剤中での添加剤として特に重要
である。リン酸塩の少ない洗剤は、リン酸塩を25重量
%より少なく含有する。
【0024】洗剤および清浄剤調製剤は、最も多様な組
成を示している。この調製剤は、一致して界面活性剤お
よび場合によりビルダーの含量が基になる。従って、こ
の洗剤調製剤に対して、もちろん一般的に通用するデー
タ化した組成を示すことはできない。洗剤または清浄剤
調製剤は、界面活性剤として、たとえばアニオン性界面
活性剤、たとえばC8〜C12アルキルベンゼンスルホネ
ート、C12〜C16アルカンスルホネート、C12〜C16
ルキルスルフェート、C12〜C16アルキルスルホスクシ
ネートおよびスルフェート化し、エトキシル化したC12
〜C16アルカノールを含有する。アニオン性のほかに、
非イオン性界面活性剤、たとえばC8〜C12アルキルフ
ェノールエトキシレート、C12〜C20アルカンアルコキ
シレートならびにエチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドとのブロックコポリマーが挙げられる。ポリアルキレ
ンオキシドの末端基は場合により封鎖されていてもよ
い。これについてはポリアルキレンオキシド遊離OH基
をエーテル化、エステル化、アセタール化および/また
はアミン化することができると解される。
【0025】この非イオン性界面活性剤には、C8〜C
18アルキルグルコシドならびにこれからアルコキシル化
により得られるアルコキシル化した生成物、特にアルキ
ルグルコシドとエチレンオキシドとの反応により製造可
能なようなもの、ならびにヒドロキシカルボン酸または
アミノカルボン酸もしくはスルホン酸の脂肪酸エステル
もしくは脂肪酸アミド、たとえば脂肪酸サルコシド、脂
肪酸グリコレート、脂肪酸ラクテート、脂肪酸タウリド
または脂肪酸イソチオネートが数えられる。アニオン性
界面活性剤はナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩の形で、ならびに有機塩基の可溶性塩として、たとえ
ばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミンまたはその
他の置換アミンとして存在してもよい。洗剤中に使用可
能な界面活性剤は対イオン特性を有していてもよく、セ
ッケンであってもよい。この界面活性剤は一般に2〜5
0、有利に5〜45重量%の量で、洗剤または清浄剤の
構成に関与する。
【0026】場合により洗剤および清浄剤中に存在する
適当なビルダーは、たとえばリン酸塩(たとえばオルト
リン酸塩、ピロリン酸塩および特にリン酸五ナトリウ
ム)、ゼオライト、ソーダ、ポリカルボン酸、ニトリロ
トリ酢酸、クエン酸、酒石酸、前記の酸の塩ならびにモ
ノマー、オリゴマーまたはポリマーのリン酸塩である。
この個々の物質は、洗剤調製剤を製造するために様々な
量で、たとえば、全洗剤調製剤に対して、ソーダは80
重量%までの量で、リン酸塩は45重量%の量で、ゼオ
ライトは40重量%の量で、ニトリロトリ酢酸およびホ
スホネートは10重量%の量で、ポリカルボン酸塩は2
0重量%の量で使用される。リン酸塩の使用により持た
らされる著しい環境汚染のため、洗剤および清浄剤中の
リン酸塩含量はしだいに低められ、今日では洗剤は多く
ともリン酸塩25%までを含有するかまたは有利にリン
酸塩不含である。
【0027】この洗剤調製剤は、それ以外に、他の添加
剤として、腐食防止剤、たとえばケイ酸塩を含有しても
よい。適当なケイ酸塩はたとえばケイ酸ナトリウム、二
ケイ酸ナトリウムおよびメタケイ酸ナトリウムである。
この腐食防止剤は25重量%までの量で、洗剤および清
浄剤調製剤中に含有していてもよい。洗剤および清浄剤
へのその他の通常の添加剤は漂白剤であり、これは30
重量%までの量でその中に含有してもよい。適当な漂白
剤は、たとえば過ホウ酸塩または塩素を放出する化合
物、たとえばクロロイソシアヌレートである。洗剤への
その他の通常の添加物(場合によりその中に含有されて
いてもよい)は、蛍光増白剤、酵素および香料である。
その他に、粉末洗剤は50重量%まで増量剤、たとえば
硫酸ナトリウムを含有してもよい。この洗剤調製剤は水
不含でもしくは少量の水、たとえば10重量%までを含
有してもよい。液体洗剤は80重量%まで水を含有して
もよい。通常の洗剤調製剤は、たとえばドイツ連邦共和
国特許出願公開第355514364号明細書に記載し
てあり、これには洗剤調製剤の近い特性が指摘されてい
る。前記したようなポリエステルは、全ての液体および
粉末洗剤および清浄剤混合物に使用することができる。
このポリエステルは有利に0.2〜10重量%の量で含
有してもよい。本発明によるポリエステルの特別の利点
は、たいていの液体洗剤調製剤との良好な相容性であ
る。原則として、本発明によるポリエステルは明らかに
可溶性である。場合によりなお液体洗剤調製剤との相容
性の問題が生じた場合、前記した溶解助剤、特にエチレ
ングリコール、プロピレングリコールまたはそれぞれの
オリゴマー、イソプロパノールまたはその他のアルコー
ルを0.1〜20重量%の量で適用する。特に、液体洗
剤調製剤に対してラウリルスルフェート1〜20重量%
の添加は液体洗剤中のポリエステルの相容性の明らかな
改善につながることが見出された。液体洗剤調製剤中の
高い相容性に基づき、本発明によるポリエステルは水に
乏しいかまたは水を全く含まない液体洗浄剤調製剤中に
も使用することができる。
【0028】本発明によるポリエステルは、公知の灰色
化防止剤または汚れの分解を促進するポリマーと組み合
わせて、洗剤中に混入してもよく、たとえば洗剤調製剤
に応じて、ポリアルキレンオキシドとビニルエステルま
たはアクリルエステルからなるグラフトポリマーと、変
性したセルロース誘導体、たとえばヒドロキシプロピル
メチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースと、ポリアルキレンオキシド、たとえばポ
リエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドまたはエ
チレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロックコポ
リマーと、ポリカルボキシレート、たとえばポリアクリ
ル酸またはアクリル酸/マレイン酸コポリマーとの組合
せ物が調製され、その際使用物質の相乗作用により、効
果は成分単独で使用した場合よりも大きい。
【0029】本発明のポリエステルを液体洗剤に使用し
た場合、特に、このポリエステルを、界面活性剤を導入
することにより変性した液体洗剤用のポリマー、特にポ
リカルボキシレートと組み合わせて使用するのが有利で
ある。
【0030】本発明によるポリエステルのもう一つの利
点は、ポリエステルの大きな分子量範囲にわたり示され
る良好な効果にある。ポリエステルを、特に液体洗剤調
製剤中に使用する場合、ゆっくりではあるが、アルカリ
性環境のための分子量の分解をほとんど妨げることがで
きない。先行技術の特に低分子の分枝していないポリエ
ステルは急速にその効果を失ってしまう。これに対し
て、本発明による分枝した高分子ポリエステルはその効
果において明らかに改善されている。さらに、場合によ
り生じるポリエステルの部分加水分解の際に、主に洗浄
効果のある生物学的に分解可能な界面活性剤を放出し、
この界面活性剤は付加的に洗浄作用に寄与することがで
きる。
【0031】本発明によるポリエステルのもう一つの利
点は、たとえば米国特許第3557039号明細書から
公知のポリエステルに比べて、鉱油および顔料汚れに対
する良好な効果にある。
【0032】本発明のポリエステルの有利な使用形は粉
末または顆粒であり、これらはポリエステルの噴霧乾燥
もしくは噴霧流動層乾燥により、他の固体洗剤内容物、
たとえばポリカルボキシレートまたはゼオライトと一緒
に得ることができる。本発明によるポリエステルのこの
種の調製は粉末洗剤中のポリエステルの安定を高め、一
方で、このポリエステルを洗剤調製剤中の強アルカリ性
成分から保護している。
【0033】記載した分子量は、モル質量の重量平均で
ある。これはゲル浸透クロマトグラフィーにより測定し
た[溶剤はテトラヒドロフラン、カラム材料としてPL−
Gel(製造元:Polymer Laboratories,GB)を使用、溶
出速度は35度で0.8ml/min。標準として、狭
い分布のポリスチロールを使用した。検出は254nm
でのUV検出器を用いて行った]。OH数および酸価の
測定は、たとえばE.Mueller,Houben−Weyl,Methoden
der organischen Chemi,Georg Thieme Verlag,
Stuttgart 1963,14/2版,17/18頁に記載されたよう
な標準方法により行った。
【0034】
【実施例】
A ポリエステルの製造 例1 撹拌機、供給容器、蒸留装置およびガス導入装置を備え
た2リットルの3口フラスコ中に、テレフタル酸11
6.3g、エチレンオキシド25molと、線状C16
18脂肪アルコールの混合物1molとの付加生成物7
00g、p−トルエンスルホン酸1水和物0.844g
および50%の水性亜リン酸1.688gを装入し、撹
拌しながら注意深く窒素で洗浄した。この混合物を25
0℃で12時間加熱した。3時間加熱した後に、窒素流
を溶融液に通し始め、さらに1時間後にグリセリン2
7.3gを供給容器から添加した。縮合の進行におい
て、蒸留物28gが捕集された。50℃の滴下点を有す
る黄土色のワックス状の固体生成物が得られた。こうし
て製造されたポリエステルは、16400の分子量、
4.5の酸価、および4のOH数を有していた。
【0035】例2 例1を繰り返すが、テレフタル酸83.1g、エチレン
オキシド50molと、洗浄C16〜C18脂肪アルコール
の混合物1molとの付加生成物1040g、p−トル
エンスルホン酸1水和物1.142gおよび水性亜リン
酸2.284gを装入し、250℃で4時間の縮合時間
の後にグリセリン18.4gを添加した。45℃の滴下
点を有する淡黄灰色の生成物が得られた。こうして得ら
れたポリエステルは12250の分子量、5.8の酸価
および11のOH数を有していた。
【0036】例3 例1を繰り返すが、フラスコ中に、テレフタル酸14
9.5g、エチレンオキシド25molと、C16〜C18
脂肪アルコール1molとの付加生成物840g、p−
トルエンスルホン酸1水和物1.03gおよび50%の
水性亜リン酸2.06gを装入し、250℃で4時間の
縮合時間の後にグリセリン36.4gを添加した。50
℃の滴下点を有する淡黄灰色のワックス状の生成物が得
られた。こうして製造したポリエステルは22550の
分子量、10.3の酸価および2のOH数を有してい
た。
【0037】例4 例1を繰り返すが、フラスコ中に、テレフタル酸14
9.5g、エチレンオキシド50molと、C16〜C18
脂肪アルコール1molとの付加生成物1560g、p
−トルエンスルホン酸1水和物1.74gおよび50%
の水性亜リン酸3.48gを装入し、250℃で4時間
の縮合時間の後にグリセリン36.4gを添加した。4
3℃の滴下点を有する淡黄灰色のワックス状の生成物が
得られた。こうして製造したポリエステルは12250
の分子量、5.8の酸価および11のOH数を有してい
た。
【0038】例5 供給容器、蒸留装置およびガス導入装置を備えた2リッ
トルの3口フラスコ中に、ジメチルテレフタレート15
8.1g、エチレンオキシド25molと、線状C16
18脂肪アルコールの混合物1molとの付加生成物7
00g、酢酸カルシウム0.378g、酸化アンチモン
(III)0.096gおよびジ−t−ブチルメチルフ
ェノール0.18gを装入し、撹拌しながら注意深く窒
素で洗浄した。この混合物を160℃に加熱した。2時
間の間に、160〜210℃の範囲の温度で生じたメタ
ノールを留去した。1時間内に、反応混合物の温度を2
35℃に上げ、圧力を1mbarに減少させた。次い
で、この圧力下で、235〜275℃の温度で、次の
2.5時間内に縮合させた。縮合の間に、揮発性の成分
265.5gを反応混合物から留去した。44〜51℃
の滴下点を有する淡黄灰色のワックス状の固体生成物が
得られた。こうして製造されたポリエステルは0.8の
酸価、および14のOH数を有していた。
【0039】例6 例5を繰り返すが、フラスコ中に、ジメチルテレフタレ
ート126.8g、エチレンオキシド50molと、線
状C16〜C18アルコールの混合物1molとの付加生成
物1040g、グリセリン35.0g、エチレングリコ
ール217g、酢酸カルシウム0.303gおよび酸化
アンチモン(III)0.077gおよびジ−t−ブチ
ルメチルフェノール0.240gを装入し、この混合物
を160〜250℃で、7.5時間縮合した。この場
合、揮発成分252.77gを反応混合物から留去し
た。滴下点52℃を有する淡黄灰色のワックス状の固体
生成物が得られた。このポリエステルは0.5の酸価お
よび8のOH数を有していた。
【0040】米国特許第3557039号明細書の例1
1による比較縮合物1 ジメチルテレフタレート194重量部、エチレングリコ
ール155重量部、分子量(Mn)=1540(数平均
分子量)のポリエチレングリコール440重量部、2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.44重
量部、酢酸カルシウム0.1512重量部および三酸化
アンチモン0.0388重量部を190〜240℃で
4.5時間加熱し、その際反応メタノールを蒸留により
分離した。エチレングリコール中のリン酸の25%溶液
0.140重量部を添加し、この混合物を280〜28
5℃で加熱し、その際エチレングリコールを追い出すた
めに、早いN2流を溶融液中に通した。過剰なエチレン
グリコールを留去した後で、15分間0.1torrの
真空に置いた。この生成物を溶融し、水に撹拌すること
により10%の固体含量を有する分散液が得られた。
【0041】A 適用例 例1〜4に記載したポリエステルの灰色化防止作用を次
のように試験した。ポリエステル試験織物およびポリエ
ステル/綿混紡織物を標準の汚れた織物と一緒に3回の
一連の洗浄を行った。汚れた織物をそれぞれの洗浄ごと
に新たにし、その際テスト織物をそれぞれの洗浄ごとに
より汚く汚した。3週間後のテスト織物の白色度を、汚
れの度合いを判定するために用いた。この値は、数回繰
返し平均値を取ることにより保証した。パーセントでの
規約反射率の測光的測定は、この場合、Elrepho 2000
(Datacolor)で460nmの波長で行った(DIN
5033によるバリウム−一次白色標準)。この試験に
おいて使用したテスト洗剤は、次の組成を有していた。
【0042】 試験洗剤I(液体) C12〜C14アルキルベンゼンスルホネート 10% 7mol当量を有するC13〜C15獣脂アルコール 25% エチレンオキシドを反応させたココス脂肪酸 10% トリエタノールアミン 5% 分子量Mn=600g/molを有するポリプロピレンオキシド (数平均分子量) 2% エタノール 5% イソプロパノール 3% 水 40% 試験条件: 試験機: Launder−O−meter 水の硬度: 3.0mmol/l(Ca:Mg=4:1,モル比) 洗液比(Flottenverhaeltnis): 1:12.5 試験温度: 60℃ 洗浄時間: 30分 洗剤濃度: 8.0g/l 汚れた織物: WFK10C(選択研究施設クレフェルト(Krefeld ) の標準の汚れた織物) 表1は、使用したテスト洗剤の重量にたいして、本発明
による重縮合物1%を添加することにより、ポリエステ
ル織物およびポリエステル/綿混紡織物の規約反射率の
向上を示した。
【0043】 表1 例 比較例 重縮合物 規約反射率(%) PES PES/BW ──────────────────────────────────── − 1 添加物なし 52.2 61.7 7 − 1 66.2 72.7 8 − 2 65.1 72.7 9 − 3 60.3 71.0 10 − 4 60.3 70.4 テスト洗剤II(粉末) C12〜C14アルキルベンゼンスルホネート 6.0% 7mol当量を有するC13〜C15獣脂アルコール 5.0% エチレンオキシドを反応させたセッケン 3.0% ゼオライトA 30.0% ナトリウムメタシリケート×5H2O 5.0% 炭酸ナトリウム 7.5% 硫酸ナトリウム 22.4% 過ホウ酸ナトリウム・4H2O 20.0% カルボキシメチルセルロース−Na−塩 0.6% テスト物質 0.5% 試験条件: 試験機: Launder−O−meter 水の硬度: 3.0mmol/l(Ca:M
g=4:1,モル比) 洗液比: 1:12.5 試験温度: 60℃ 洗浄時間: 30分 洗剤濃度: 8.0g/l 汚れた織物: WFK10DもしくはEMPA
104(選択研究施設クレフェルト(Krefeld)および
スイス連邦材料試験施設、スイス国、の標準の汚れた織
物) 表2はテスト洗剤中に本発明による重縮合物0.5%を
使用した場合のポリエステル織物の規約反射率の向上を
示した。極めて良好な灰色化防止特性を有する米国特許
第3557039号明細書による比較縮合物1を試験に
おいて引き合いに出した。WFK10D汚れた織物にお
いて本発明の重縮合物は、比較縮合物1とほぼ同様の水
準を達成したが、EMPA 104汚れた織物におい
て、比較生成物(比較例3)の場合、著しい汚れが生じ
た。本発明のポリマーを用いると、このマイナスの効果
は観察されなかった。
【0044】 表2 例 比較例 重縮合物 規約反射率(%) EMPA104 WFK10D ──────────────────────────────────── − 2 添加物なし 73.7 70.7 − 3 比較生成物 60.2 78.5 11 − 5 75.2 77.2 12 − 6 74.0 77.1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 504 7124−2H 7/032 502 9019−2H (72)発明者 ヴオルフガンク トリーゼルト ドイツ連邦共和国 ルートヴイツヒスハー フエン アルヴイン−ミタシユ−プラツツ 1 (72)発明者 ハンス−ウルリヒ イエガー ドイツ連邦共和国 ノイシユタツト エル シクヴエーク31 (72)発明者 ハインリツヒ ハルトマン ドイツ連邦共和国 リムブルゲルホーフ ヴアインハイマー シユトラーセ 46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個以上のカルボキシル基を含有するカ
    ルボン酸と、2価以上のアルコールとからなるポリエス
    テルにおいて、次の成分: (a)2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸、
    そのエステル、無水物または混合物、(b)2価以上の
    アルコールおよび/または2または3個のC原子を有す
    る1種以上のアルキレンオキシド1〜5molと2価以
    上のアルコール1molとの付加生成物または混合物
    と、(c)1種以上のアルキレンオキシド5〜80mo
    lと、C8〜C24アルコール、C6〜C18アルキルフェノ
    ールまたはC8〜C24アルキルアミンとの水溶性付加生
    成物とが、100:(25〜2500):(5〜11
    0)の(a):(b):(c)のモル比で120℃以上
    の温度で、分子量(重量平均)2000〜50000ま
    で縮合することにより得られることを特徴とする、2個
    以上のカルボキシル基を有するカルボン酸からなるポリ
    エステル。
  2. 【請求項2】 (a)〜(c)の縮合の際に、付加的
    に、(a)100mol部あたり20mol部までの
    (d)エチレンオキシドおよび/またはポリエチレンオ
    キシド>5〜80molと、多価アルコールとの付加に
    よりえられたアルコキシル化した多価アルコールを使用
    する請求項1記載のポリエステル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のポリエステルを
    製造する方法において、(a)2個以上のカルボキシル
    基を有するカルボン酸、そのエステル、無水物または混
    合物と、(b)2価以上のアルコールおよび/または2
    または3個のC原子を有する1種以上のアルキレンオキ
    シド1〜5molと、2価以上のアルコール1molと
    の付加生成物と、(c)1種以上のアルキレンオキシド
    5〜80molと、C8〜C24アルコール、C6〜C18
    ルキルフェノールまたはC8〜C24アルキルアミンとの
    水溶性付加生成物と、場合により(d)エチレンオキシ
    ドおよび/またはポリエチレンオキシド>5〜80mo
    lと、多価アルコールとの付加によりえられたアルコキ
    シル化した多価アルコールとを、(a):(b):
    (c):(d)が100:25〜2500:5〜11
    0:0〜20のモル比で、120℃以上の温度で縮合さ
    せることを特徴とするポリエステルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のポリエステル
    が、粉末および液体洗剤への灰色化防止する添加物また
    は汚れ分離促進する添加物として、洗剤調製剤に対して
    0.05〜15重量%の量で含有することを特徴とする
    洗剤調製剤。
JP3003786A 1990-01-19 1991-01-17 2個以上のカルボキシル基を有するカルボン酸からなるポリエステル、その製造方法および洗剤調製剤 Withdrawn JPH0525259A (ja)

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