JPH05251154A - 摺動接点の製造方法 - Google Patents
摺動接点の製造方法Info
- Publication number
- JPH05251154A JPH05251154A JP4084511A JP8451192A JPH05251154A JP H05251154 A JPH05251154 A JP H05251154A JP 4084511 A JP4084511 A JP 4084511A JP 8451192 A JP8451192 A JP 8451192A JP H05251154 A JPH05251154 A JP H05251154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- shape
- inverted
- tip
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑らかな先端面を有し、従って接触安定な、
寿命の長い逆Ｌ字形状摺動接点の製造方法を提供するも
のである。 【構成】 帯状材料からプレス加工にて所定形状に打抜
き加工し、その後、先端面を滑らかな形状に圧潰成形加
工し、然る後逆Ｌ字形状に成形加工することを特徴とす
る摺動接点の製造方法。
寿命の長い逆Ｌ字形状摺動接点の製造方法を提供するも
のである。 【構成】 帯状材料からプレス加工にて所定形状に打抜
き加工し、その後、先端面を滑らかな形状に圧潰成形加
工し、然る後逆Ｌ字形状に成形加工することを特徴とす
る摺動接点の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可変抵抗器等に用いら
れる摺動接点の製造方法の改良に関する。
れる摺動接点の製造方法の改良に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】従来、摺動接点として、図４に示す
如く逆Ｌ字形状のいわゆる熊手型ブラシと呼ばれる摺動
接点４があった。この接点４は先端部を相対する摺動面
に対し垂直に摺接させ、接触面積が常に一定である為、
優れた特性が得られるものであったが、プレス金型加工
時剪断面となる為、滑らかな先端面が得られず、摺動接
触時対向基板を異常に摩耗させ接触不良を起こしたり、
寿命を短くしていた。
如く逆Ｌ字形状のいわゆる熊手型ブラシと呼ばれる摺動
接点４があった。この接点４は先端部を相対する摺動面
に対し垂直に摺接させ、接触面積が常に一定である為、
優れた特性が得られるものであったが、プレス金型加工
時剪断面となる為、滑らかな先端面が得られず、摺動接
触時対向基板を異常に摩耗させ接触不良を起こしたり、
寿命を短くしていた。
【０００３】
【発明の目的】本発明は上記課題を解決すべくなされた
もので、滑らかな先端面を有し、従って接触安定な、寿
命の長い逆Ｌ字形状摺動接点の製造方法を提供するもの
である。
もので、滑らかな先端面を有し、従って接触安定な、寿
命の長い逆Ｌ字形状摺動接点の製造方法を提供するもの
である。
【０００４】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の摺動接
点の製造方法は、帯状材料からプレス加工にて所定形状
に打抜き加工し、その後、先端面を滑らかな形状に圧潰
成形加工し、然る後逆Ｌ字形状に成形加工することを特
徴とするものである。
点の製造方法は、帯状材料からプレス加工にて所定形状
に打抜き加工し、その後、先端面を滑らかな形状に圧潰
成形加工し、然る後逆Ｌ字形状に成形加工することを特
徴とするものである。
【０００５】
【作用】上記のように構成された本発明の摺動接点の製
造方法においては、先端面の剪断面は、圧潰成形加工に
より滑らかな面となり、然る後、逆Ｌ字形状に成形加工
するので、滑らかな先端面を有した逆Ｌ字形状摺動接点
となるものである。
造方法においては、先端面の剪断面は、圧潰成形加工に
より滑らかな面となり、然る後、逆Ｌ字形状に成形加工
するので、滑らかな先端面を有した逆Ｌ字形状摺動接点
となるものである。
【０００６】
【実施例】以下に実施例と従来例について述べる。図１
に示す如く材質Ａｇ40％Ｐｄ40％Ｃｕ20％、板厚0.08m
m、幅18mmの帯状材料１を順送金型にて図２に示す如く
平面片側部を櫛の歯２の形に打抜き加工し、次いで第２
工程にて図３に示す如く櫛の歯２の先端部２ａを上下金
型３、４にて圧潰成形加工し滑らかな先端形状とし、第
３工程にて逆Ｌ字形状に成形加工し、第４工程にて切落
として図４に示す如く摺動接点５を得た。
に示す如く材質Ａｇ40％Ｐｄ40％Ｃｕ20％、板厚0.08m
m、幅18mmの帯状材料１を順送金型にて図２に示す如く
平面片側部を櫛の歯２の形に打抜き加工し、次いで第２
工程にて図３に示す如く櫛の歯２の先端部２ａを上下金
型３、４にて圧潰成形加工し滑らかな先端形状とし、第
３工程にて逆Ｌ字形状に成形加工し、第４工程にて切落
として図４に示す如く摺動接点５を得た。
【０００７】一方、従来例として第２工程の圧潰成形加
工をしない他は、実施例と同一材質、寸法、工程にて順
送金型内にて加工し同様の摺動接点を得た。
工をしない他は、実施例と同一材質、寸法、工程にて順
送金型内にて加工し同様の摺動接点を得た。
【０００８】然して各々 100ケについて寸法検査を行っ
た結果、 0.1mm以上のバリ及び先端面の凹凸等の不具合
が従来例においては28ケあったのに対し、実施例では皆
無であった。また、従来例ではクリアランスの調整に非
常に手間どり、実施例の約３倍の調整作業用時間数分が
かかった。
た結果、 0.1mm以上のバリ及び先端面の凹凸等の不具合
が従来例においては28ケあったのに対し、実施例では皆
無であった。また、従来例ではクリアランスの調整に非
常に手間どり、実施例の約３倍の調整作業用時間数分が
かかった。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明の摺動接点の製造方
法によれば、先端面を圧潰成形加工し、然る後逆Ｌ字形
状に成形加工するので滑らかな先端面を有した逆Ｌ字形
状の摺動接点となり、もって摺動接触時対向基板を異常
に摩耗させることなく接触安定な、寿命の長い摺動接点
となるという優れた効果を有するものである。
法によれば、先端面を圧潰成形加工し、然る後逆Ｌ字形
状に成形加工するので滑らかな先端面を有した逆Ｌ字形
状の摺動接点となり、もって摺動接触時対向基板を異常
に摩耗させることなく接触安定な、寿命の長い摺動接点
となるという優れた効果を有するものである。
【図１】本発明の一実施例における帯状材料を示す図。
【図２】本発明の一実施例における製造過程の帯状材料
を示す図。
を示す図。
【図３】本発明の一実施例における圧潰成形加工を示す
断面図。
断面図。
【図４】本発明の一実施例により得られた摺動接点を示
す図。
す図。
１ 帯状材料 ２ 櫛の歯 ３ 上金型 ４ 下金型 ５ 逆Ｌ字形状の摺動接点
Claims (1)
- 【請求項１】 帯状材料からプレス加工にて所定形状に
打抜き加工し、その後、先端面を滑らかな形状に圧潰加
工し、然る後、逆Ｌ字形状に成形加工することを特徴と
する摺動接点の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084511A JPH05251154A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 摺動接点の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084511A JPH05251154A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 摺動接点の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05251154A true JPH05251154A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13832672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4084511A Pending JPH05251154A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 摺動接点の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05251154A (ja) |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4084511A patent/JPH05251154A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20040016128A1 (en) | Method for manufacturing hair clipper blade | |
| CN108231455B (zh) | 一种温控器制造方法 | |
| US2361089A (en) | Pressure molded metallic composition article and support therefor and method of making the same | |
| JPH05251154A (ja) | 摺動接点の製造方法 | |
| JPS5826764B2 (ja) | 多接点接触ばねの製造方法 | |
| US2778064A (en) | Coining method and apparatus | |
| JPH03114203A (ja) | 摺動接点の製造方法 | |
| JPH0957363A (ja) | 精密プレス金型 | |
| JP2921806B2 (ja) | 摺動接点 | |
| JP2872469B2 (ja) | 摺動接点の製造方法 | |
| SU583719A3 (ru) | Способ получени одноблочных многоштифтовых электроконтактных элементов | |
| JP3107235B2 (ja) | 摺動接点打抜加工用帯材 | |
| JPS6358657B2 (ja) | ||
| JPH04363820A (ja) | リベット型電気接点用成形パンチの製造方法 | |
| SU1332434A1 (ru) | Способ изготовлени контактов | |
| JPH06342684A (ja) | 摺動接点の製造方法 | |
| JPH03171658A (ja) | リードフレームの製造方法 | |
| JPH06114459A (ja) | ダムバーカット方法及びダムバーカット装置 | |
| JP3608124B2 (ja) | 摺動接触子およびその製造方法 | |
| JPH06254646A (ja) | スプーンの製造方法 | |
| US3794709A (en) | Method for reducing surface cracking in extruded plastic material | |
| JPH0824959A (ja) | プレス金型 | |
| JPS5851645B2 (ja) | 電気接点製造方法 | |
| JPH01151203A (ja) | 摺動接点用ブラシの製造方法 | |
| JPH07307424A (ja) | トランジスタリードフレーム |