JPH0525097Y2 - - Google Patents
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- JPH0525097Y2 JPH0525097Y2 JP1987084196U JP8419687U JPH0525097Y2 JP H0525097 Y2 JPH0525097 Y2 JP H0525097Y2 JP 1987084196 U JP1987084196 U JP 1987084196U JP 8419687 U JP8419687 U JP 8419687U JP H0525097 Y2 JPH0525097 Y2 JP H0525097Y2
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- JP
- Japan
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- laminated
- cassette
- wall member
- tape
- window
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08785—Envelopes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/0875—Indicating means, e.g. quantity of tape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/0025—Opaque
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
- B29K2995/0026—Transparent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はテープカセツトに係り、特に積層二色
成形によつて成形されるテープカセツトに関す
る。
成形によつて成形されるテープカセツトに関す
る。
本考案はテープカセツトにおいて、不透明材に
より成るカセツト匣体本体の所定部分に透明材に
より成る外壁部材を積層して積層部を形成すると
共に、この積層部においてその一部を透明外壁部
材のみで形成し、この部分を窓部とすることによ
り、カセツト匣体の本体部、窓部、及び積層部の
三箇所で三色の色調が出せるようにしたものであ
る。
より成るカセツト匣体本体の所定部分に透明材に
より成る外壁部材を積層して積層部を形成すると
共に、この積層部においてその一部を透明外壁部
材のみで形成し、この部分を窓部とすることによ
り、カセツト匣体の本体部、窓部、及び積層部の
三箇所で三色の色調が出せるようにしたものであ
る。
従来テープカセツトとしては、例えば「実開昭
58−140578号公報」に開示されるようなものがあ
る。即ち、このテープカセツトは、下ハーフと、
透明体で形成された上ハーフとによつて磁気テー
プが巻回されたリールハブを収納するカセツト匣
体を形成すると共に、上ハーフにリールハブが見
える位置を残して着色等の不透明加工を施して窓
部を形成したものである。
58−140578号公報」に開示されるようなものがあ
る。即ち、このテープカセツトは、下ハーフと、
透明体で形成された上ハーフとによつて磁気テー
プが巻回されたリールハブを収納するカセツト匣
体を形成すると共に、上ハーフにリールハブが見
える位置を残して着色等の不透明加工を施して窓
部を形成したものである。
このテープカセツトは、カセツト匣体を一層に
成形したものであるが、これに対しカセツト匣体
を二層構造としたテープカセツトとしては、例え
ば「実開昭60−12875号公報」に記載されるよう
なものがある。即ち、このテープカセツトは、カ
セツトハーフの全面を異種又は同種の内壁部材と
外壁部材を積層二色成形によつて一体に積層して
カセツト匣体を形成したものである。
成形したものであるが、これに対しカセツト匣体
を二層構造としたテープカセツトとしては、例え
ば「実開昭60−12875号公報」に記載されるよう
なものがある。即ち、このテープカセツトは、カ
セツトハーフの全面を異種又は同種の内壁部材と
外壁部材を積層二色成形によつて一体に積層して
カセツト匣体を形成したものである。
これら従来のテープカセツトにおいては、前者
の場合、単にカセツト匣体の本体部と窓部が区別
されているのみで、また後者はカセツト匣体の本
体部が全面にわたつて内外に積層成形されている
だけであるため外観上同色であり、従つて何れの
テープカセツトも外観はカセツト匣体の本体部と
窓部の二箇所で二色の色調しか得られず、デザイ
ン的効果が薄い。
の場合、単にカセツト匣体の本体部と窓部が区別
されているのみで、また後者はカセツト匣体の本
体部が全面にわたつて内外に積層成形されている
だけであるため外観上同色であり、従つて何れの
テープカセツトも外観はカセツト匣体の本体部と
窓部の二箇所で二色の色調しか得られず、デザイ
ン的効果が薄い。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、不透
明材と透明材の二種類の材料で三色の色調が出せ
るようにし、大きなデザイン的効果の得られるテ
ープカセツトを提供することを目的とする。
明材と透明材の二種類の材料で三色の色調が出せ
るようにし、大きなデザイン的効果の得られるテ
ープカセツトを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本考案のテープカ
セツトは、不透明材により成るカセツト匣体の所
定部分に、透明材により成る外壁部材を積層して
積層部を形成すると共に、この積層部においてそ
の一部を透明外壁部材のみで形成してこの部分を
窓部としたものである。
セツトは、不透明材により成るカセツト匣体の所
定部分に、透明材により成る外壁部材を積層して
積層部を形成すると共に、この積層部においてそ
の一部を透明外壁部材のみで形成してこの部分を
窓部としたものである。
このように形成したことにより本考案のテープ
カセツトは、カセツト匣体の本体部は不透明材そ
のものの色、また窓部は外壁部材の透明色を有
し、これに加えて積層部においては、カセツト匣
体の本体部の色を外壁部材を透過して見ることに
なるため、上記の二色とは異なつた色調を有する
ことになり、従つて全体として三種類の異なつた
色調が得られる。
カセツトは、カセツト匣体の本体部は不透明材そ
のものの色、また窓部は外壁部材の透明色を有
し、これに加えて積層部においては、カセツト匣
体の本体部の色を外壁部材を透過して見ることに
なるため、上記の二色とは異なつた色調を有する
ことになり、従つて全体として三種類の異なつた
色調が得られる。
以下、図面を参照しながら本考案のテープカセ
ツトの実施例を説明する。
ツトの実施例を説明する。
図において１はテープカセツト、本例において
はいわゆる８mmビデオテープレコーダ用テープカ
セツトを全体として示し、２はカセツト匣体で、
このカセツト匣体２は不透明な樹脂材、例えば、
ABS樹脂により成る上下ハーフ２ａと２ｂを合
体して構成されている。３ａ，３ｂはこのカセツ
ト匣体２の上下ハーフ２ａ，２ｂ内に収納される
一対のリールハブで、このリールハブ３ａ，３ｂ
に磁気テープ４が巻装されている。また５ａ，５
ｂはリールハブ３ａ，３ｂがガタつかないように
これを押圧しているリール押えバネである。リー
ルハブ３ａ，３ｂに巻装される磁気テープ４は、
テープガイドを介してカセツト匣体２の前面部に
導出されるも、この前面のテープ導出部はカセツ
ト匣体２の前部に回動可能に取付けられる前面蓋
６によつて閉塞されており、テープカセツトの使
用時においては前面蓋６が開き方向に回動される
ことによつて、カセツト匣体２の前面に磁気テー
プ４が表出される如くなされている。
はいわゆる８mmビデオテープレコーダ用テープカ
セツトを全体として示し、２はカセツト匣体で、
このカセツト匣体２は不透明な樹脂材、例えば、
ABS樹脂により成る上下ハーフ２ａと２ｂを合
体して構成されている。３ａ，３ｂはこのカセツ
ト匣体２の上下ハーフ２ａ，２ｂ内に収納される
一対のリールハブで、このリールハブ３ａ，３ｂ
に磁気テープ４が巻装されている。また５ａ，５
ｂはリールハブ３ａ，３ｂがガタつかないように
これを押圧しているリール押えバネである。リー
ルハブ３ａ，３ｂに巻装される磁気テープ４は、
テープガイドを介してカセツト匣体２の前面部に
導出されるも、この前面のテープ導出部はカセツ
ト匣体２の前部に回動可能に取付けられる前面蓋
６によつて閉塞されており、テープカセツトの使
用時においては前面蓋６が開き方向に回動される
ことによつて、カセツト匣体２の前面に磁気テー
プ４が表出される如くなされている。
７は上ハーフ２ａの上面部の略中央部に形成さ
れるラベルエリアで、このラベルエリア７は上ハ
ーフ２ａの上面部の基準面より僅かに引込んだ低
い面に形成されており、この部分に記録内容を記
したラベルが貼着される。
れるラベルエリアで、このラベルエリア７は上ハ
ーフ２ａの上面部の基準面より僅かに引込んだ低
い面に形成されており、この部分に記録内容を記
したラベルが貼着される。
そしてこのラベルエリア７と接して上ハーフ２
ａの上面部の後半部には窓部８が形成されてお
り、この窓部８を介してリールハブ３ａ，３ｂに
巻装されている磁気テープ４の略全部を目視でき
るように成されている。
ａの上面部の後半部には窓部８が形成されてお
り、この窓部８を介してリールハブ３ａ，３ｂに
巻装されている磁気テープ４の略全部を目視でき
るように成されている。
尚、カセツト匣体２内には、さらにテープエン
ド検出用の光学部材やリール押えバネ５ａ，５ｂ
の取付基部、リールブレーキ部材等が構成されて
いるも、これらの部材は不透明材により成る上ハ
ーフ２ａの本体部によつて隠される部分に配置さ
れており、外部からは目視できない。
ド検出用の光学部材やリール押えバネ５ａ，５ｂ
の取付基部、リールブレーキ部材等が構成されて
いるも、これらの部材は不透明材により成る上ハ
ーフ２ａの本体部によつて隠される部分に配置さ
れており、外部からは目視できない。
以上のように構成されるテープカセツトにおい
て、窓部８は次のようにして形成されている。
て、窓部８は次のようにして形成されている。
即ち、上ハーフ２ａの上面部の後側半部は、上
ハーフ２ａの本体部に透明材により成る外壁部材
９を積層して二層構造とした積層部１０と成され
ている。この外壁部材９としては、例えば薄いス
モーク状に着色を施したアクリル樹脂が用いられ
る。そしてこの積層部１０においては、一部分が
外壁部材９のみで形成されており、この部分が窓
部８と成されている。
ハーフ２ａの本体部に透明材により成る外壁部材
９を積層して二層構造とした積層部１０と成され
ている。この外壁部材９としては、例えば薄いス
モーク状に着色を施したアクリル樹脂が用いられ
る。そしてこの積層部１０においては、一部分が
外壁部材９のみで形成されており、この部分が窓
部８と成されている。
この窓部８は、両リールハブ３ａ，３ｂに対応
して、このリールハブ３ａ，３ｂに巻回される磁
気テープ４の最大径と略等しい径の円周形状に形
成されている。
して、このリールハブ３ａ，３ｂに巻回される磁
気テープ４の最大径と略等しい径の円周形状に形
成されている。
またこの積層部１０においては、外壁部材９の
縁部９ａが凸状に突出して枠どりされており、窓
部８を形成する部面は上ハーフ２ａの上面部の基
準面より一段引込んでラベルエリア７と同一面の
低い面に形成されている。
縁部９ａが凸状に突出して枠どりされており、窓
部８を形成する部面は上ハーフ２ａの上面部の基
準面より一段引込んでラベルエリア７と同一面の
低い面に形成されている。
このように構成される上ハーフ２ａは、第５図
に示す如き積層二色成形によつて成形される。即
ち、共通の下金型１１と一次成形用上金型１２と
によつて上ハーフ２ａの本体部を成形する一次キ
ヤビテイ１３が形成され、この一次キヤビテイ１
３内に不透明のABS樹脂を注入することによつ
て一次成形が行われ（第５図Ａ）、即ち上ハーフ
２ａの本体部が形成される。
に示す如き積層二色成形によつて成形される。即
ち、共通の下金型１１と一次成形用上金型１２と
によつて上ハーフ２ａの本体部を成形する一次キ
ヤビテイ１３が形成され、この一次キヤビテイ１
３内に不透明のABS樹脂を注入することによつ
て一次成形が行われ（第５図Ａ）、即ち上ハーフ
２ａの本体部が形成される。
次にこれが冷却固化した後に両金型１１，１２
を開き、一次成形した上ハーフ２ａの本体部を載
せた下金型１１を二次成形用上金型１４の直下に
移動させて両金型１１，１４を組み合わせること
によつて外壁部材９を成形する二次キヤビテイ１
５が形成され、この二次キヤビテイ１５内にスモ
ーク状に着色したアクリル樹脂を注入することに
よつて二次成形が行われ（同図Ｂ）、即ち上ハー
フ２ａの本体部に外壁部材９が積層されて窓部８
が形成される。
を開き、一次成形した上ハーフ２ａの本体部を載
せた下金型１１を二次成形用上金型１４の直下に
移動させて両金型１１，１４を組み合わせること
によつて外壁部材９を成形する二次キヤビテイ１
５が形成され、この二次キヤビテイ１５内にスモ
ーク状に着色したアクリル樹脂を注入することに
よつて二次成形が行われ（同図Ｂ）、即ち上ハー
フ２ａの本体部に外壁部材９が積層されて窓部８
が形成される。
以上の如く構成される本例のテープカセツト
は、不透明材により成るカセツト匣体２の上ハー
フ２ａにスモーク状の透明材により成る外壁部材
９を積層すると共に、この積層部１０においてそ
の一部を外壁部材９のみに形成して窓部８を形成
するようにしたことにより、カセツト匣体２の本
体部と、窓部８と、窓部８の周囲面部の積層部１
０との三箇所で三色の色調を出すことができる。
即ち、カセツト匣体２の本体部は不透明材そのも
のの色、また窓部８は外壁部材９のスモーク状透
明色を有し、これに加えて積層部１０において
は、上ハーフ２ａの本体部の色をスモーク状の外
壁部材９を透過して見ることになるため、上記の
二色とは異なつた色調を有することになり、従つ
て全体として三種類の異なつた色調が得られる。
つまり、このテープカセツト１では、不透明材と
スモーク状透明材の二種類のみの材料で、あたか
も三種類の色の異なる材料を用いた如きデザイン
効果を得ることができる。
は、不透明材により成るカセツト匣体２の上ハー
フ２ａにスモーク状の透明材により成る外壁部材
９を積層すると共に、この積層部１０においてそ
の一部を外壁部材９のみに形成して窓部８を形成
するようにしたことにより、カセツト匣体２の本
体部と、窓部８と、窓部８の周囲面部の積層部１
０との三箇所で三色の色調を出すことができる。
即ち、カセツト匣体２の本体部は不透明材そのも
のの色、また窓部８は外壁部材９のスモーク状透
明色を有し、これに加えて積層部１０において
は、上ハーフ２ａの本体部の色をスモーク状の外
壁部材９を透過して見ることになるため、上記の
二色とは異なつた色調を有することになり、従つ
て全体として三種類の異なつた色調が得られる。
つまり、このテープカセツト１では、不透明材と
スモーク状透明材の二種類のみの材料で、あたか
も三種類の色の異なる材料を用いた如きデザイン
効果を得ることができる。
また、本例では積層部１０の外壁部材９に硬度
の高いアクリル樹脂を使用し、また外壁部材９の
縁部９ａを枠どりして窓部８を形成する部面を一
段引込ませたことにより、生産ラインにおけるベ
ルトコンベアでの搬送中に窓部８に擦れ傷がつく
おそれはなく、従つて商品価値を損なうことはな
い。
の高いアクリル樹脂を使用し、また外壁部材９の
縁部９ａを枠どりして窓部８を形成する部面を一
段引込ませたことにより、生産ラインにおけるベ
ルトコンベアでの搬送中に窓部８に擦れ傷がつく
おそれはなく、従つて商品価値を損なうことはな
い。
さらに本例のテープカセツトでは、窓部８はリ
ールハブ３ａ，３ｂに対応する部分にのみ形成さ
れているため、積層部１０における上ハーフ２ａ
の本体部と外壁部材９の接合面が比較的広く形成
され、このため両者の接合強度は充分確保される
ことになる。
ールハブ３ａ，３ｂに対応する部分にのみ形成さ
れているため、積層部１０における上ハーフ２ａ
の本体部と外壁部材９の接合面が比較的広く形成
され、このため両者の接合強度は充分確保される
ことになる。
尚、以上の実施例においては、外壁部材９にス
モーク状の着色を施した場合について説明したが
これに限ることなく、着色を施していない透明材
を用いてもよい。この場合にも、積層部１０は光
の反射、屈折等によりカセツト匣体２の本体部や
窓部８とは異なつた色調を有することになり、従
つて上述の実施例と同様にして全体として三色の
色調が得られるものである。
モーク状の着色を施した場合について説明したが
これに限ることなく、着色を施していない透明材
を用いてもよい。この場合にも、積層部１０は光
の反射、屈折等によりカセツト匣体２の本体部や
窓部８とは異なつた色調を有することになり、従
つて上述の実施例と同様にして全体として三色の
色調が得られるものである。
また、本実施例ではいわゆる８mmビデオテープ
カセツトに本考案を適用してあるが、これ以外の
テープカセツト、例えば一般のオーデイオカセツ
トにおいても適用可能であることは勿論である。
カセツトに本考案を適用してあるが、これ以外の
テープカセツト、例えば一般のオーデイオカセツ
トにおいても適用可能であることは勿論である。
以上の如く本考案のテープカセツトは、不透明
材により成るカセツト匣体の所定部分に、透明材
により成る外壁部材を積層して積層部を形成する
と共に、この積層部においてその一部を外壁部材
のみに形成して窓部を形成するようにしたことに
より、透明材と不透明材の二種類の材料で、三色
の色調を出すことができ、大きなデザイン的効果
が得られる。
材により成るカセツト匣体の所定部分に、透明材
により成る外壁部材を積層して積層部を形成する
と共に、この積層部においてその一部を外壁部材
のみに形成して窓部を形成するようにしたことに
より、透明材と不透明材の二種類の材料で、三色
の色調を出すことができ、大きなデザイン的効果
が得られる。
第１図は本考案のテープカセツトの斜視図、第
２図は同、平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断
面図、第４図は同、Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は本
考案のテープカセツトの積層二色成形の説明図
で、Ａは一次成形工程、Ｂは二次成形工程であ
る。 図中、２はカセツト匣体、２ａは上ハーフ、８
は窓部、９は外壁部材、１０は積層部である。
２図は同、平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断
面図、第４図は同、Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は本
考案のテープカセツトの積層二色成形の説明図
で、Ａは一次成形工程、Ｂは二次成形工程であ
る。 図中、２はカセツト匣体、２ａは上ハーフ、８
は窓部、９は外壁部材、１０は積層部である。
Claims (1)
- 不透明材により成るカセツト匣体の所定部分
に、透明材により成る外壁部材を積層して積層部
を形成すると共に、該積層部においてその一部を
上記透明外壁部材のみで形成して窓部を形成した
ことを特徴とするテープカセツト。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987084196U JPH0525097Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | |
| GB8811417A GB2205304B (en) | 1987-05-29 | 1988-05-13 | Tape cassette |
| US07/195,876 US4945440A (en) | 1987-05-29 | 1988-05-19 | Tape cassette with transparent reel viewing windows and laminated three-color construction |
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