JPH05250725A - 耐久性の向上した層を担持する光学要素 - Google Patents

耐久性の向上した層を担持する光学要素

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JPH05250725A
JPH05250725A JP34668792A JP34668792A JPH05250725A JP H05250725 A JPH05250725 A JP H05250725A JP 34668792 A JP34668792 A JP 34668792A JP 34668792 A JP34668792 A JP 34668792A JP H05250725 A JPH05250725 A JP H05250725A
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disc
disk
recording
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James J Kosinski
ジョセフ コシンスキ ジェームス
Alfred J Amell
ジョン アメール アルフレッド
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性の向上した層を担持する光学要素を提
供する。 【構成】 支持材を含んでなる光ディスクであって、そ
の支持材上に a)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す記録層、 b)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す反射層、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
2〜20mmの第一保護層、ならびに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
して前記第一保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
なくとも約3mmの第二保護層を、担持する光ディスク、
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録要素に関する。よ
り具体的には、本発明は光記録要素用の耐久性の向上し
たオーバーコート層に関する。
【0002】
【従来の技術】現在流行している情報の光記憶様式の一
つは、コンパクトディスク(またはCD)である。ディ
ジタル情報は、高光学濃度マークまたは反射性バックグ
ランド上のピットの状態で記憶される。このフォーマッ
トでは、光情報はリードオンリメモリ(またはROM)
の状態にあるのが普通である。光情報は、通常リアルタ
イムで記録されないで、むしろプレス成形により行われ
ている。代表的な加工法では、まず最初に光記録支持材
が再現すべきディジタル情報を含むマスターと共にプレ
ス成形される。次に、こうして形成された情報が反射層
で、次いで任意の保護層でオーバーコートされる。歪ま
たはピットをもつこれらの領域では、歪をもたないこれ
らの領域よりも光学濃度は高い。
【0003】リアルタイムで記録される場合に、読出し
について従来のCDと似た記録を行う光記録媒体の提供
が望まれる。この態様では、情報をCDに加えることが
でき、そしてこのCDは従来のCDプレーヤで使用でき
る。これでは、記録されうる層が支持材と反射層との間
に挿入されるのでCDにさらなる複雑さをもたらす。最
近公表されたこのタイプの系のものは、いわゆる「フォ
トCD」である。この系では、まず、従来の写真フィル
ムが常法により処理される。次に、このフィルム由来の
画像がディジタル化され、そしてディジタル情報がCD
中の光記録材料上に読出し可能な状態で記録される。次
に、通常のCD型プレーヤにより通常のテレビジン中に
再生される。CDは市販の代表的なロールフィルムより
も大きなディジタル化画像容量をもつので、使用者は既
に存在するCDに画像を追加したいとの要望をもつこと
が予期される。従って、光記録材料が適合する記録可能
なCDに対する欲求が存在する。
【0004】完成された要素の重要な特性の一つは、要
素表面の耐久性である。前記のように、支持材は記録層
および反射層と、場合によって保護層により覆われてい
る。要素からの読出しは支持材を介するので、ロゴ、デ
ザインおよび印刷情報などのCD情報の特性付けは、保
護層にスクリーン印刷することにより行いうる。保護層
それ自体は各種手段で塗布できる。UV硬化性組成物の
スピンコーティングが多種多様な光学要素に共通して使
用される。研究者は、一般的に、所望の特性を有する塗
布組成物の発見に力を注いできた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、特に、
書込み可能なCD型の光学要素に使用した場合に、従来
のオーバーコート層と塗布方法に数多くの問題点が随伴
することに気付いた。なかでも、単一のスピンコート層
を使用する場合には、満足できる耐スクラッチ性の層を
得ることが不可能であった。このような層は、必要な保
護を提供する程十分な厚さをもたない。厚さを増強する
ために複数の層をスピンコーティングすることは可能で
あるが、経済上望ましくない。スクリーン印刷法を使用
して厚い層を作製できることは示唆されてきたが、書込
み可能なCD型要素の反射層上へスクリーン印刷するこ
とは許容できない率のブロックエラーをもたらす。さら
に、ディスクに対する耐久性の向上した層の十分な接着
性を提供することにも問題がある。従来のCDに比べ、
追加の記録層が耐久性の向上した層と支持材との間に挿
入されるので、書込み可能なCD素子の複雑な構造がス
クリーン印刷を複雑化する。これらのすべての層間の接
着性も問題であった。従って、書込み可能なCD材料に
ついて改善された耐久性の層に対する欲求は依然として
存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、支持材
を含んでなる光ディスクであって、その支持材上に a)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す記録層、 b)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す反射層、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
2〜20mmの第一保護層、ならびに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
して前記第一保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
なくとも約3mmの第二保護層を、担持する光ディスク、
が提供される。
【0007】本発明のもう一つの態様に従えば、光ディ
スクの作製方法であって、 a)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
す記録層を備える工程、 b)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
す反射層を備える工程、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
2〜20mmの第一保護層をスピンコートする工程、なら
びに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
して前記第1保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
なくとも約3mmの第二保護層をスクリーン印刷する工程
を含んでなる方法が、提供される。
【0008】
【具体的な態様】本発明の光学要素は、少なくとも4つ
の層を有する。支持材は、その上に、光記録層、反射
層、第一保護層、次いで第二保護層の順でこれらを担持
する。他の層、例えば非常に薄い下引き層を含んでもよ
い。本発明の要素の主要な層の各々および本発明の方法
について、以下に詳細に説明する。
【0009】第一保護層は、支持材と良好な接着性を有
していなければならず、そして第二保護層は第一保護層
と良好な接着性を有していなければならない。良好な接
着は、構造体が下記に詳述する接着試験に耐えられると
きに達成される。支持材 支持材は、表面処理が施されているかまたは施されてい
ない光学的に透明な樹脂により作製することができる。
好ましい樹脂は、ポリカーボネート類とポリアクリレー
ト類である。
【0010】記録層 記録層は、多種多様ないずれの材料であってもよい。一
般的な材料は、例えば、米国特許第4,940,618
号、ヨーロッパ特許出願公開第0,353,393号お
よびカナダ国特許第2,005,520号明細書に記載
されている。前記米国特許明細書およびヨーロッパ特許
出願公開明細書では、記録層で好ましい色素はインドジ
カルボシアニン色素である。前記カナダ国特許明細書
は、多数のフタロシアニン色素を記載する。三井東圧か
らのフタロシアニン色素の混合物も使用可能である。
【0011】好ましい記録層の一つは、1992年6月
16日出願のヨーロッパ特許出願第92110140.
8号明細書に記載されている。それらは安価に製造でき
ると同時に必要な光学特性を提供するのでそれらの色素
が好ましい。記録層用として有用な添加剤には、安定
剤、界面活性剤、バインダーおよび希釈剤が包含され
る。
【0012】記録層用の塗布溶剤は、支持材に対するそ
れらの作用が最小になるように選ばれる。有用な溶剤と
しては、アルコール類、エーテル類、炭化水素類、炭化
水素ハロゲン化物類、セロソルブ類、ケトン類が挙げら
れる。溶剤の具体例としては、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ペンタノール、2,2,3,3−テ
トラフルオロプロパノール、テトラクロロエタン、ジク
ロロメタン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、
ジブチルエーテル、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、1−メト−2−プロパノール、メチルエチルケト
ン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、ヘ
キサン、シクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、オク
タン、ベンゼン、トルエンおよびキシレンが挙げられ
る。好ましさは低いものの、他の溶剤としては、水、ジ
メチルスルホキシドおよび硫酸が挙げられる。好ましい
溶剤は、炭化水素溶剤およびアルコール溶剤である。こ
れらが、好ましいポリカーボネート支持材に対する作用
が最も小さいからである。
【0013】本発明では、記録層がディスクの全表面に
広がっていない。むしろ、ディスクの外径の環状部分が
この記録層をもたない。このことは、保護層が支持材に
直接接触することを可能にするので、全構造の耐久性に
とって重要である。反射層 反射層は、光記録材料に常用されている金属のいずれで
あってもよい。有用な材料は、真空蒸着またはスパッタ
ーできるものであって、金、銀、アルミニウムおよび銅
ならびにこれらの合金である。金が好ましい反射層であ
る。
【0014】記録層と同様に、反射層もディスクの全表
面に広がっていない。反射層は、記録層が覆うよりもわ
ずかに大きな領域を覆うことができるが、次に提供され
る保護層が支持材と直接接触できるようにディスクの外
径上に一定の環状部分を残しておく必要がある。このこ
とが反射層を実質的に覆いつくし、接着性を高めそして
腐食性を低下する。
【0015】第一保護層 第一保護層は、流体として塗布された後に硬化を起こす
どのような材料から構成されていてもよい。具体例とし
ては、その後蒸発する溶剤に溶解するポリマー(例え
ば、ニトロセルロース)、熱硬化性材料(例えば、エポ
キシ、ポリイミド、RTVシリコーン、ウレタン)、フ
ォトアクリレートまたは光開始化架橋系、あるいはこれ
らの組み合わせが挙げられる。光硬化系は、迅速(溶剤
の蒸発を持つ必要がない)で、健康を害する溶剤を必要
とせず、また環境問題を引き起こさないので好ましい。
【0016】第一保護層の材料は、スピンコーティング
できるものでなければならない。一般的に、得られる層
が相当薄く(例えば、2〜20mm)なるように粘度が低
いものである必要がある。第一保護層を形成するのに塗
布される材料の粘度は、例えば、約6〜約300cpに
あることが好ましい。スピンコーティングは、CDの技
術分野でこのタイプの材料を塗布処理するのに周知のも
のである。ブロックエラーレートテスターにより測定し
た場合に、スピンコーディング法は非常に低レベルのエ
ラーを伴うにすぎない層を提供する。
【0017】第一保護層に好ましい材料は、市販の光
(通常、UV)硬化性アクリレート類である。例えば、
モノー、ジーおよびトリーアクリレートと開始剤の混合
物は、DiacureSD−17(商標)として大日本インキ
化学(東京都板橋区坂下3−35−58)から入手でき
る。別の材料は、特開平3−268178号公報に記載
されている。
【0018】第二保護層 第二保護層に有用な組成は、第一保護層のものと類似し
ている。しかし、この層はスクリーン印刷法を使用して
塗布されるので、材料の特性はこの処理に適する必要が
ある。特に、第一保護層は通常ラッカーと称されている
が、第二保護層の材料は「インキ」と通常称される程相
当粘性の材料である。
【0019】特に有用な材料としては、Naz−DAR/
KC Inc. (15555 West108th street,
Lenexa , Kansas U.S.A.)から入手可能な光
(通常、UV)硬化性アクリレートインキ3727が挙
げられる。他の有用な材料は、F.LLI Manoukian
−Frama Industria Chimica(22070Luisago
(Como )Italy)から入手可能な「Pasta de Tagli
o 」(商標)である。
【0020】第二保護層を作製するのに使用されるスク
リーン印刷法は、常用されている。組成物が、通常のス
クリーン表面上に塗布される。次に、材料がスクリーン
の開口部を通して押し付けられ、塗布されるディスク表
面と接触する。スクリーンは、層に所望の形状を付与す
るように、例えば、フォートレジストを使用してパター
ン化することができる。前述のように、第二保護層の形
状は、全記録層と、全反射層と、第一保護層のすべてを
順次覆うようにする。この層の硬化は、当該技術分野で
知られているような通常の光(UV)照射による。
【0021】硬化後、第二保護層それ自体が別のスクリ
ーン印刷工程で印刷されてもよい。この工程で、デザイ
ン、ロゴおよび人間が読取り可能な情報の状態にある情
報をディスクの最外表面上に置くことができる。図1
は、要素の外径における本発明の要素の断面図(寸法合
わせはしていない)を示す。支持材10がその上に4種
の層を担持することを示す。記録層20は、その上に反
射層30と、第一保護層40と第二保護層50を担持す
る。第一保護層40は、記録層20と反射層30により
覆われていない支持材の環状部分12を覆う。第二保護
層は、少なくとも情報を記録するのに望ましい領域で第
一保護層を覆う。
【0022】重要な好ましい形態は、第一保護層部分が
支持材のエッジ部分を越えて広がりそして覆っているこ
とである。これは、概略的には第一保護層40の部分4
2として示される。この保護層の広がりが、ディスクエ
ッジに硬質表面により衝撃が加えられた場合の塗布層お
よび支持材の好ましくないチッピングを実質的に防ぐ。
【0023】図2は、ディスクの中心孔14の周辺にお
ける本発明の要素の断面図である(寸法合わせはしてい
ない)。第二保護層50は、要素の中心近傍で反射層3
0と直接接触できることを示す。このことは、ディスク
の記録層の一番内部が情報の記録に使用されないからで
ある。したがって、この部分のブロックエラー率は改善
不要である。示されているように、第二保護層50は基
板10の全表面を覆う。また、いずれの塗膜によっても
覆われていない孔14周辺のディスクセンターに支持材
の環状部分(示していない)が存在してもよい。
【0024】総括 本発明の要素は、米国特許第4,940,618号明細
書に記載されるような予め記録されたROMを有するこ
とができる。支持材表面は、米国特許第4,990,3
88号明細書に記載される別個な熱変形性層を有するこ
とができる。これらの特許のどちらもTaiyo Yudenに
譲渡されている。
【0025】下記の実施例において、数種の試験が各種
要素について行われる。耐スクラッチ性を測定するのに
使用される試験は、シングルアームスクラッチテスター
(Single Arm Scratch Tester )によって行われ
る。ブロックエラーレート(またはBLER)および接
着性が測定される。これらの試験は以下のとおりであ
る。
【0026】シングルアームスクラッチ シングルアームスクラッチテスターは、試験すべきディ
スクを保持したプラットホームからなる。プラットホー
ムとディスクは、ステッパーモーターで水平方向へ移動
できる。アームは、一端がディスク表面に上下動できる
ピボットに固定される。ディスクから逆のピボット側の
アーム端は、アームのバランスをとるバランスウエイト
(分銅)を含む。ピボットから23mmの距離で直径10
2mmのサファイア針がアームの下側に固定される。所望
の負荷をかけれるように検量された分銅がアームの先端
側に固定される。
【0027】適当な分銅が取り付けられると、針がゆっ
くりとディスク表面に下りる。アームと針は、針がディ
スクに接触するときにその表面と垂直になるように配置
されている。次に、約25mm/秒の速度でディスクが針
の下に運ばれる。かけられる負荷に応じて、特定の深さ
のスクラッチが形成される。次に、アームがスクラッチ
の方向に対して垂直方向に短い距離(約10mm)移動さ
れる。もとのスクラッチと平行な新たなスクラッチを作
るように、新たな分銅が取り付けられ、操作が繰り返さ
れる。この操作は目的の針負荷の範囲をカバーするまで
繰り返される。典型的には、負荷は5グラムずつ変化さ
れるが、他の工程は所望の分解能により変えることがで
きる。
【0028】得られたスクラッチは、低出力顕微鏡で観
察される。各種層のいずれかの剥離が観察される負荷が
破損と定義される。ブロックエラーレート ディスクは、市販のCDテスター(CDCATS,Ent
erprise Corporationof America, 1200 Valley
West Drive, West Des Moines, Iowa,から入
手可)で試験される。テスターは、ディスクのブロック
エラーレート(BLER)を表示する。BLERは、C
Dプレイヤによるエラーの測定と較正回路によって測定
されたデータ中のエラーの割合であり、コンパクトディ
スク上へのデータの保全性の工業的な許容測度である。
【0029】接着性 3M Companyによって製造されたScotch ブランドの
テープ約20mmを、試験すべき表面に10mm粘着し、残
りの10mmは粘着させないように適用した。表面に付着
した部分を、テープの艶消し状態が一様になるまで摩擦
する。粘着していないテープ端を、テープが表面から剥
離するまで、テープを適用した面の垂直方向にゆっくり
引張る。試験される塗布層のどの部分もテープによって
除去されてはいけない。
【0030】
【実施例】以下の実施例は、本発明のさらなる理解に供
するものである。比較例1 記録可能なCDディスクは、当該技術分野で既知の方法
に従って作製した(例えば、Taiyo Yudenに譲渡され
た米国特許第4,990,388号参照)。780nm付
近の波長の光を吸収する色素を、溶剤に溶解し、次いで
標準的なスピンコーティング法でポリカーボネート支持
材上に塗布した。これは、ディスクのエッジまでとどこ
うりなく支持材上に色素の塗膜をもたらした。この層は
厚さ100nm〜200nmであった。
【0031】次に、色素を塗布した支持材を、約40sc
cm速度のアルゴン流下の真空チャンバーに置いた。次
に、金を標準的なDC蒸着法で色素上に堆積させ、金層
の厚さを約100nmにした。金を塗布後、スピンコーデ
ィング法によりCDに薄い(2〜12mm)UV硬化性ラ
ッカー(DiacureSD−17(標準)大日本インキ化学
製)を塗布した。この操作中、ディスクを回転テーブル
上に置き(真空捕捉により保持)低速(50〜150R
PM)で回転させた。この低速回転中に可動アームと小
さなゲージツズル(14〜17ga)(内径1.6〜1mm
に相当)を介して、溜め/ポンプ系からディスクの中心
部分へ溜め/ポンプ系からラッカーを塗布した。十分量
のラッカーを塗布した後、アーム/ノズルを取り離し、
回転速度を約3500RPMに上げた。この高速回転
は、ディスク全表面にラッカーを均展した。次に、ディ
スクを取り出し、UV線に露光してラッカーを重合させ
た。この光重合されたラッカー層は、第一保護層とな
る。この処理で、順に、色素の記録層、金の反射層およ
びラッカーの第一保護装置で全表面が覆われたディスク
を得た。
【0032】得られたディスクをシングルアームスクラ
ッチテスターを使用して試験したところ、針の負荷が6
0gを越えたとき破損した。次に、このディスクを各種
のエッジ衝撃力にさらした。チッピングと塗布層の剥離
は、ディスクのエッジに硬質表により相当な衝撃がくわ
えられたときに生じた。比較例2 色素を塗布した後であって、金を塗布する前にディスク
をエッジ洗浄処理にかけたこと以外は前記比較例と同様
にディスクを作製した。この方法では、色素を溶解しう
る流体をディスクの外径に向けた小さなゲージノズルか
ら流しながらディスクを回転させた。こうして、ディス
クの最外径の位置の色素が除去された約1.4mm幅の環
状リングがもたらされた。
【0033】次に、ディスクを真空系に置き、色素層上
に金を蒸着させた。この真空系は、ディスクの外側0.
7mmの環状部分に金が蒸着されることを妨げるようなマ
スクをはめ込んだ。比較例1で記載した方法でディスク
の全表面をラッカー層で塗布した。ディスクを相当なエ
ッジ衝撃にさらした後、塗布層のチッピングまたは剥離
は観察されなかった。しかし、ディスクの耐スクラッチ
性は変化しなかった。
【0034】実施例1〜9 数種のディスクを比較例2に従って作製した。これらの
ディスクの各々にスクリーン印刷法で第二保護層を塗布
した。スクリーン印刷法は、張力下で型枠内へスクリー
ンまたはメッシュを取り付けて開始する。必要な画像が
露光される写真乳剤でスクリーンを塗布した。次に、こ
の乳剤を現像してポジ画像を形成した。この場合の画像
は、ディスクの円と等しい寸法の単なる円であった。
【0035】スクリーンの「メッシュ」は、1インチ当
りのスリード(網糸)の数(2.54cm当りのスリード
の数)に対応する。従って、低い「メッシュ」数は、開
口部のより大きいスクリーンを意味し、より厚い層に相
当する。UV硬化性インクをスクリーンの片側にのせ、
次いでスキージーをスクリーン上で移動させてインクを
メッシュ開口部へ均等に充填した。次に、ディスクの塗
布面をスクリーンの裏側と接触させ、ディスクへスクリ
ーンからインクを移した。次に、インクをUV線に露光
することにより硬化させた。この硬化されたインク層が
第二保護層となる。
【0036】このインクは顔料を含めていないので、透
明無色である。インクは、粒子懸濁物(「マット」と称
する)を加えることにより変性することもできる。各デ
ィスクは、程度の異なるマット、厚さの異なるインク
(スクリーンメッシュの変化による)、および2つの製
造業者からのインクを使用して作製した。試料を、透明
なUV硬化性アクリレートインク「Rasta de Taglio
」(商標)およびマット剤「Opacizzante」(商標)
(二酸化ケイ素粒子)〔どちらもF.LLI Manouki
an−Frama Industria Chimica, 22070 Lui
sago(Como )Italy、製〕を使用して作製し、シング
ルアームスクラッチテスターを使用して試験したとこ
ろ、下記負荷においてディスクが破損することを示し
た。
【0037】
【表1】
【0038】これらのディスクの第二耐久性層は以下の
厚さを有していた(μmで測定)。
【0039】
【表2】
【0040】実施例10〜19 透明インク3727とマット剤RB1150〔どちらも
Naz−DAR/KCInc.,15555 West 108th
Street, Lenexa , Kansas,U.S.A.製〕を使
用したこと以外、実施例1〜9を繰り返した。これらの
例では、以下の負荷でディスクが破損した。
【0041】
【表3】
【0042】これらのディスクの第二耐久性層は以下の
厚さを有していた(μmで測定)。
【0043】
【表4】
【0044】これらの例では、メッシュの粗さの増大お
よびマットの程度の増大によって耐久性が向上する傾向
にある。実施例20 第一保護層のスピンコーティングを約22mmの半径で開
始したこと以外は、実施例10〜19に準じてディスク
を作製した。これは、第一保護層から独立した半径19
〜22mmの環状リングを反射層に設けた。この領域にデ
ィスク識別コードを書込み、次いで第二保護層をディス
クの全表面上にスクリーン印刷した。シングルアームス
クラッチテスターで測定した場合、記録領域内のディス
ク耐久性は維持されていた。
【0045】実施例21 第一保護層(スピンコーティングされたラッカー)を約
30mmの半径で開始したこと以外、本発明に従ってディ
スクを作製した。これは、記録領域の部分を30mm未満
の半径で配置して、第二保護層(スクリーン印刷した
「インキ」)が反射層と直接接触する状態にした。ま
ず、記録半径(約22mm)内にディジタル情報を記録
し、次いでペーストを半径35mmで展伸した。
【0046】次に、これらのディスクを市販のCDテス
ター(CDCATS、EnterpriseCorporation of Am
erica, 1200 Vallry West Drive ,West Des
Moines, Iowa,U.S.A.より入手可)で作動さ
せた。このテスターは、ディスクのブロックエラーレー
ト(BLER)を表示する。BLERは、データ中のエ
ラーがCDプレーヤによるエラーの検出および補正回路
により測定され、コンパクトディスクのデータの工業的
に許容される信頼性測度である。
【0047】試験された各ディスクについて、第二保護
層が反射層と直接接触した領域内のBLERは260エ
ラー/秒を越えていた。第二保護層が第一保護層によっ
て分離されている領域では、BLERが40エラー/秒
未満であった。CDオーディオディスクの工業基準は、
BLERが200エラー/秒未満であることを要する。
現在、CDデータディスクに対する工業基準は存在しな
いが、普通には、50エラー/秒未満と特定される。こ
れに対し、第一保護層と第二保護層で全記録領域を覆っ
て作製したディスクは、40エラー/秒未満のBLER
値を有していた。
【0048】第二保護層が金反射体に直接塗布された領
域におけるディスクの耐久性を、シングルアームスクラ
ッチテスターで測定した。破損する平均負荷は、161
+18グラムであった。これは、両保護層が存在する場
合に観察される280グラム破損負荷から有意に低いこ
とを示す。以上から、本発明者らは反射層上へ第二保護
層を直接スクリーン印刷することは好ましくないとの結
論を出した。
【0049】
【発明の効果】本発明により下記の順で基板上に各層を
担持する光ディスクが提供される。 a)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す記録層、 b)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
分を残す反射層、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
2〜20mmの第一保護層、ならびに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
して前記第一保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
なくとも約3mmの第二保護層。
【0050】本発明のもう一つの態様によれば、光ディ
スクの作製方法であって、 a)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
す記録層を備える工程、 b)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
す反射層を備える工程、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
2〜20mmの第一保護層をスピンコートする工程、なら
びに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
して前記第一保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
なくとも約3mmの第二保護層をスクリーン印刷する工程
を、含んでなる方法が提供される。
【0051】こうして、本発明によれば耐久性の向上し
た層を担持する書込み可能なCDおよびその作製方法が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要素の外縁側における断面を示す略図
である。
【図2】本発明の要素の中心付近における断面を示す略
図である。
【符号の説明】
10…支持材 20…記録層 30…反射層 40…第一保護層 50…第二保護層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持材を含んでなる光ディスクであっ
    て、その支持材上に a)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
    分を残す記録層、 b)前記ディスクの全表面を覆うことなく外径に環状部
    分を残す反射層、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
    り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
    反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
    2〜20mmの第一保護層、ならびに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
    して前記第一保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
    なくとも約3mmの第二保護層を、担持する光ディスク。
  2. 【請求項2】 光ディスクの作製方法であって、 a)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
    す記録層を備える工程、 b)支持材の全表面を覆うことなく外径に環状部分を残
    す反射層を備える工程、 c)前記支持材に対して良好な接着性を示す材料からな
    り、そして前記環状部分の少なくとも一部と共に、前記
    反射層を担持する前記ディスク表面の一部を覆う厚さ約
    2〜20mmの第一保護層をスピンコートする工程、なら
    びに d)反射層を担持する前記表面域を少なくとも覆い、そ
    して前記第1保護層に対して良好な接着性を示す厚さ少
    なくとも約3mmの第二保護層をスクリーン印刷する工
    程、を含んでなる前記作製方法。
JP34668792A 1991-12-27 1992-12-25 耐久性の向上した層を担持する光学要素 Pending JPH05250725A (ja)

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