JPH05249551A - 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ - Google Patents

磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ

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JPH05249551A
JPH05249551A JP4082988A JP8298892A JPH05249551A JP H05249551 A JPH05249551 A JP H05249551A JP 4082988 A JP4082988 A JP 4082988A JP 8298892 A JP8298892 A JP 8298892A JP H05249551 A JPH05249551 A JP H05249551A
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film
frame
camera
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Toru Nagata
徹 永田
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの製造過程において磁気記憶部に未
露光、露光済の駒判別に用いる為の情報を記録しておく
必要を無くし、該カメラに用いるフィルムが高コストに
なってしまうといったことを防止する。 【構成】 途中巻戻手段20の指示にてフィルムの巻戻
しがなされる際には、該フィルムの未露光駒それぞれに
対して複数の特定情報を磁気ヘッドHを駆動して記録さ
せる特定情報記録指示手段27を設け、使用途中に未露
光駒を持つフィルムが巻戻される際には、この未露光駒
それぞれに対して特定情報を複数磁気ヘッドにより書込
ませるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに備わった磁
気記憶部へ情報の書込み、読出しを行う磁気ヘッドを備
えた磁気記憶部付フィルムを用いるカメラの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムの先端部をも収納したフィルム
カ−トリッジを用い、フィルムの途中巻戻し(途中取出
し)及び該フィルムカ−トリッジの再装填使用を可能と
するカメラが米国特許第4878075号にて開示され
ている。
【0003】上記の提案によれば、フィルムには透明の
磁気層より成る磁気記憶部が備わっており、カメラはこ
の磁気記憶部へ情報の書込み或はここに予め記録されて
いる情報の読出しを行う磁気ヘッドを持ち、途中巻戻し
が行われたフィルムカ−トリッジが再装填された際に、
露光済、未露光の各駒の判別を行うために、 1)撮影済駒に特定の情報を記録し、これを撮影済フラ
グ(以下DEPフラグ(Double Exposure Prevention en
codement) と記す)とし、再装填時にこのDEPフラグ
があるか否かを前記磁気ヘッドにより読出し、該DEP
フラグのある駒を「露光済」駒と判別する。
【0004】2)フィルムに予めフィルム情報を記録し
ておき、カメラは撮影済駒に特定の情報を重ね書きもし
くは単にフィルム情報の消去を行うことでDEPフラグ
を作り、再装填時にこのDEPフラグがあるか否かを前
記磁気ヘッドにより読出し、該DEPフラグのある駒を
「露光済」駒と判別する。という技術内容が開示されて
いる。
【0005】上記の件にはさらに、再装填時のフィルム
巻上げ→露光済駒検出→未露光済駒位置出しのシ−ケン
スについても開示されている。
【0006】さらに、WO90/04204号において
は、フィルム製造者が予めフィルムに記録するフィルム
情報とカメラが各駒に記録するカメラ情報とを、「Nビ
ットのIDセンティネル+デ−タキャラクタ(複数)」
という情報ブロックにより構成されるものであると規定
し、カメラ情報とフィルム情報の区別の目的及びデ−タ
の頭出しの目的から、各々異なったIDセンティネルを
規定している。又、このフィルム情報とは異なるカメラ
情報のIDセンティネルをDEPフラグとして用いるこ
とを開示している。
【0007】しかしながら、上記の従来例においては、
いずれもDEPフラグの存在によって「露光済」駒を判
別する構成となっている為、以下のような重大な問題点
を有していた。
【0008】1)各撮影駒に単一のDEPフラグしか無
い為、このDEPフラグを検出するには極めて低い再生
エラ−率が要求される。
【0009】2)再生エラ−により、DEPフラグの検
出に失敗した場合、「露光済」駒が未露光と判別され、
二重露光となってしまう。
【0010】そこで、本願出願人は、この欠点を改善す
る為に、特願平2−297828号において、各駒それ
ぞれの磁気記憶部内に、撮影終了後に磁気ヘッドにより
書込まれるカメラ情報数よりも多い数のフィルム情報が
予め書込まれているフィルムを用い、露光状態(露光済
か未露光か)を判別する手段内に、途中まで使用された
フィルムを収納したフィルムカ−トリッジが再装填され
た場合、1駒割出しを行う手段により割出される駒の磁
気記憶部内に書込まれたままになっているフィルム情報
数と所定数とを比較する手段と、この比較手段による比
較結果が所定数以下である場合はこの時の駒は露光済の
駒であると判別する手段とを具備し、フィルム情報数が
所定数以下である時に露光済の駒であると判別する(こ
れにより、未露光駒を露光済駒と判別することはあって
も、露光済駒を未露光済駒と判別することがなくなる)
ようにしたカメラを先願している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記提案のカメラにお
いては、前述したような欠点を改善するには極めて有効
である反面、フィルムの製造過程において、露光済駒か
未露光駒かの判別を行うのに必要なフィルム情報を予め
記録しておく必要があり、カメラの要請によってフィル
ム製造が複雑化し、高コストを招くといった問題を有し
ていた。
【0012】本発明の目的は、上記の点に鑑み、フィル
ムの製造過程において磁気記憶部に未露光、露光済の駒
判別に用いる為の情報を記録しておく必要を無くし、該
カメラに用いるフィルムが高コストになってしまうとい
ったことを防止することのできる磁気記憶部付フィルム
を用いるカメラを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】途中巻戻手段の指示にて
フィルムの巻戻しがなされる際には、該フィルムの未露
光駒それぞれに対して複数の特定情報を磁気ヘッドを駆
動して記録させる特定情報記録指示手段を設けている。
【0014】
【作用】特定情報記録指示手段は、使用途中に未露光駒
を持つフィルムが巻戻される際には、この未露光駒それ
ぞれに対して特定情報を複数磁気ヘッドにより書込ませ
るようにしている。
【0015】
【実施例】図1乃至図9は本発明の第1の実施例を示す
ものである。
【0016】図1はカメラの要部構成を示す斜視図であ
り、この図において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズ
1を駆動するレンズアクチュエ−タ及びレンズ位置信号
を発生するレンズエンコ−ダ、3はレンズシャッタ、4
はAEの為の測光センサ、5は該測光センサ4の受光角
を決めるレンズ、6は測距センサ及びファインダを含む
ブロック、7はフィルムFのパ−フォレ−ションP1
2 を検知して該フィルムFの1駒割出しを行う為の信
号を発生するフォトリフレクタ、8はスプ−ル内に配置
されたフィルム給送モ−タ、9は減速及び巻上げ・巻戻
しの切換えを行うギヤ列、10は巻戻しフォ−クであ
る。
【0017】Cはフィルム先端部が露出した状態で該フ
ィルムを収納しているフィルムカ−トリッジ、Fはベ−
ス側に磁気記憶部Tが備わった前出のフィルム、P1
2は撮影画面Aに対応した前出のパ−フォレ−ショ
ン、HはフィルムF上の磁気記憶部Tに情報の書込み、
或はここより情報の読出しを行う磁気ヘッドである。1
1はフィルムFを磁気ヘッドHに押付けるパッドで、中
央部にフィルムFとヘッドギャップの密着性を高める為
の凹部を持つ。12はフィルム給送時のみ前記パッド1
1をフィルムFを挟んで磁気ヘッドHに対して所定圧力
で押付けるパッド進退制御機構である。
【0018】ここで、この図1は、撮影に先立ってフィ
ルムの総てを巻上げ、1駒1駒巻戻しながら撮影を行う
所謂プリワインド方式のカメラを想定して描いている。
従って、磁気ヘッドHとパッド11はフィルムF上のG
P線上で該フィルムを挟んで圧接する構成となってい
る。これに対し、通常のノ−マルワインド方式のカメラ
では、本構成は画面中心CLAに対して対称の位置、即
ちGN線上に来ることになる。
【0019】16はレリ−ズボタン、17は測光,測距
の起動を行うスイッチ(SW1)、18はシャッタの開
放、フィルム給送のシ−ケンスをスタ−トするスイッチ
(SW2)、20は途中巻戻しを行うリワインドスイッ
チである。
【0020】図2は本発明に係る部分のカメラの概略行
使を示すブロック図であり、図1と同じ部分は同一符合
を付してある。
【0021】図2において、19は背蓋の閉成を検知す
る背蓋スイッチ、21はフィルム情報中のIDセンティ
ネルを検知するID検知回路、22は磁気ヘッドHから
の信号を増幅するヘッドアンプ、23はバッファ、24
はデコ−ダ、25はエンコ−ダ、26はバッファ、27
は各回路のシ−ケンス制御を行うマイクロコンピュ−タ
等により構成される制御回路、28はフィルム給送モ−
タ8を駆動するモ−タドライバである。
【0022】次に、上記の構成のカメラの動作につい
て、図3及び図4のフロ−チャ−トにしたがって説明す
る。なお、この動作説明においては、プリワインド方式
のカメラとノ−マルワインドの方式のカメラそれぞれを
考慮して、異なる動作部分は並列的に説明を進めるもの
とする。
【0023】フィルムカ−トリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられる(背蓋スイッチ19のONにより
判別する)と、ステップ101からステップ102へ進
み、モ−タドライバ28を介してフィルム給送モ−タ8
を駆動し、フィルムFの巻上げを開始する。
【0024】そして、この時のフィルムカ−トリッジが
一度途中まで使用されたものであった場合には、ステッ
プ103において、このフィルム巻上げの途中において
フィルムFの先端部の磁気記憶部Tに後述する様にフィ
ルム途中巻戻し中に記録された特定IDセンティネル
(情報先頭信号)を磁気ヘッドHにより読出す。この磁
気ヘッドHの出力はヘッドアンプ22で増幅されてA/
D変換された後、ID検知回路21へ入力され、ここで
特定のNビットのIDセンティネル(例えば「1000
0000」)が検知され、この検知出力は制御回路27
へ入力されると共に該特定IDセンティネルの数がカウ
ントされる。
【0025】一方、未使用のフィルムカ−トリッジが装
填された場合には、フィルムFの先端部には特定IDセ
ンティネルは記録されておらず、例えばフィルムの規定
駒数等が記録されている場合には、これが磁気ヘッドH
により読出され、この出力はヘッドアンプ22で増幅さ
れてA/D変換された後、バッファ23へ転送され、そ
の後デコ−ダ24によりデコ−ドされて制御回路27へ
転送される。なお、本実施例においては、フィルムFの
途中巻戻しが行われる際にフィルム先端部にも特定ID
センティネルを記録する構成にしているが、再装填され
た時にフィルムの規定駒数は読出せなくなる恐れがある
ことから、この規定駒数等の情報以外の部分にのみ特定
IDセンティネルを記録する構成となっているものとす
る。
【0026】次のステップ104及び105において
は、フィルムFの第1駒目に達するまでに前記特定ID
センティネルがあるか否かを判別し、もし1つでも検出
した場合は既に一度以上使われたフィルムカ−トリッジ
が再装填されたものと判別して、プリワインド方式のカ
メラの場合には、図5に示すステップ229へ進み、ノ
−マルワインド方式のカメラの場合には、図6に示すス
テップ329へ進む。一方、フィルムFの第1駒目に達
するまでに特定IDセンティネルを1つも検出しなかっ
た場合は、未使用のフィルムカ−トリッジが装填された
ものと判別して、プリワインド方式のカメラの場合には
ステップ106へ進み、先に読み取った規定駒数に達し
たか否かを判別し、達したと判別する、つまり最終駒ま
でのフィルム給送が行われ、最終駒がカメラのアパ−チ
ャ位置に達したことを判別すると、ステップ107へ進
む。また、ノ−マルワインド方式のカメラでは、直ちに
ステップ107へ進む。
【0027】ステップ107においては、何れの方式の
カメラにあっても撮影すべき第1駒目がカメラのアパ−
チャ位置に達したので、前記フィルム給送モ−タ8の駆
動を禁止してフィルム巻上げを停止する。
【0028】ステップ108においては、スイッチSW
1がONか否かを判別し、ONであると判別した場合は
ステップ109へ進み、測光,測距の各動作を行う。次
のステップ110においては、前記測光,測距動作によ
り得られたシャッタ秒時、絞り値等をカメラ情報に変換
し、エンコ−ダ25へ転送する。
【0029】前記エンコ−ダ25は転送されてくるカメ
ラ情報をコ−ド化し、バッファ26はこれを蓄積するこ
とになる。
【0030】次のステップ111においては、スイッチ
SW2がONされたか否かを判別し、ONであることを
判別するとステップ112へと進み、公知の露光動作を
行う。
【0031】つまり、制御回路27はレンズアクチュエ
−タ2aを介してレンズエンコ−ダ2bからレンズ位置
信号を入力し、ステップ109において得られた測距情
報に対応する位置まで撮影レンズ1が来ることによりレ
ンズアクチュエ−タ2aへ停止指令を行い、撮影レンズ
1の駆動、即ちフォ−カス動作を停止させる。また、こ
れとほぼ同時に、前記ステップ109において測光セン
サ4の出力によって定まった時間、シャッタ3の開閉動
作を行う。
【0032】上記の露光動作が終了すると、ノ−マルワ
インド方式のカメラの場合には、ステップ114におい
てフィルムFの1駒巻上げを開始し、又プリワインド方
式のカメラの場合にはフィルムFの1駒巻戻しを開始す
る。そしてステップ114において、このフィルム給送
の最中にヘッドアンプ22を介して前記バッファ26に
蓄積していたカメラ情報を、磁気ヘッドHを駆動してフ
ィルムFの磁気記憶部Tに後述する特定IDセンティネ
ルとは異なるNビットのIDセンティネル(例えば「0
0000000」)に始まるデ−タキャラクタの列の形
で書込む。ステップ115においては、前記撮影駒の給
送が終了したか否かをフォトリフレクタ7の出力より判
別し、この撮影駒の給送が終了したことを判別するとス
テップ116へ進み、ここでフィルムFに未露光駒が有
るか否か(残り駒が有るか否か)の判別を行い、有れば
ステップ117へ進む。ステップ117においては、リ
ワインドスイッチ20の状態から途中巻戻しが指示され
ているか否かの判別を行い、途中巻戻しの指示がなされ
ていなければ、次の撮影に備えるためにステップ107
へと戻る。
【0033】また、前記ステップ116においてフィル
ムFに残り駒が無い、つまり全駒への撮影が終了したと
判別した場合、プリワインドの場合にはステップ127
へ進み、又ノ−マルワインドの場合にはステップ123
及び125,126を介してステップ127へ進み、再
び特定IDセンティネルの書込みを行い、ステップ12
8へ進み、フォトリフレクタ7より連続した出力が入力
しなくなるまで、即ちフィルム先端部がフォトリフレク
タ7の位置を通過するまでフィルムFの巻戻しを継続す
る。この結果、フィルム先端部のみフィルムカ−トリッ
ジC内に巻込まれない状態となる。なお、この時のフィ
ルムカ−トリッジが、フォ−ク10の回転によってフィ
ルム先端部を該カ−トリッジ外に押出すことのできるタ
イプのものであれば、フィルム先端部をも該カ−トリッ
ジ内に収納されるまでフィルム巻戻しを継続しても良
い。
【0034】以上により、全駒への撮影が終了したフィ
ルムFの先端部に対しても特定IDセンティネルが記録
される。なお、これは、全駒への撮影済のフィルムカ−
トリッジが再装填された場合、誤って二重露光がなされ
ることを防止するためである。
【0035】また、前記ステップ117において、途中
巻戻しの指示がなされていると判別した場合、 1)ノ−マルワインド方式のカメラの場合 まず、ステップ118でフィルムFの巻戻しを開始する
と同時にステップ119において磁気ヘッドHにより特
定IDセンティネルの書込みを開始する。この動作は、
次のステップ120において1駒巻上げ終了を検出する
と共に、ステップ121においてフィルムFに未露光駒
が有ると判別している間継続する。つまり、未露光駒総
てに渡って特定IDセンティネルを書込む動作を行う。
そしてステップ120において残り駒が無いことを判別
するとステップ122へ進み、書込み動作を停止し、ス
テップ123へ進んでフィルムFの巻戻しを開始する。
この動作は、次のステップ125において1駒巻戻し終
了を検出すると共に、ステップ126において撮影済が
残っていることを判別している間継続する。そしてステ
ップ126において撮影済駒が残っていないことを判別
するとステップ127へ進み、ここで再びフィルム先端
部に特定IDセンティネルの書込みを行い、更にステッ
プ128へ進んでフォトリフレクタ7より連続した出力
が入力しなくなるまで、即ちフィルム先端部がフォトリ
フレクタ7の位置を通過するまでフィルムFの巻戻しを
継続する。この結果、前述した様にフィルム先端部のみ
フィルムカ−トリッジC内に巻込まれない状態となる。
【0036】2)プリワインド方式のカメラの場合 ステップ113で開始していたフィルム巻戻しを維持し
つつ、ステップ124ヘ進み、ここで特定IDセンティ
ネルを書込み、ステップ125へと進む。以後は先のノ
−マルワインド方式の場合と同様、ステップ125にお
いて1駒巻戻し終了を検出すると共に、ステップ126
において撮影済が残っていることを判別している間この
特定IDセンティネルを書込みを継続する。つまり、未
露光駒総てに渡って特定IDセンティネルの書込みを行
う。その後このステップ126において撮影済駒が残っ
ていないことを判別するとステップ127へ進み、フィ
ルム先端部に対しても前述と同様に特定IDセンティネ
ルの書込みを行い、更にステップ128に進んでフィル
ム先端部がフォトリフレクタ7の位置を通過するまでフ
ィルムFの巻戻しを継続する。この結果、前述と同様、
フィルム先端部のみフィルムカ−トリッジC内に巻込ま
れない状態となる。
【0037】以上により、途中巻戻しを行ったフィルム
Fの未露光駒、及び、その先端部に特定IDセンティネ
ルが記録されることになる。
【0038】なお、上記では説明しなかったが、パッド
11はフィルムFの移動中のみパッド進退制御機構12
により磁気ヘッドHに押圧され、磁気情報の読出し、書
込みが確実なものとなるようになっている。
【0039】次に、前記ステップ117において、途中
巻戻し(途中取出し)されたフィルムカ−トリッジ(途
中まで使用されたフィルムを収納したフィルムカ−トリ
ッジ)が再度カメラに装填された場合における動作につ
いて説明する。
【0040】この場合においても、図3のステップ10
1からステップ104までは前述と同様の動作が行われ
る。
【0041】つまり、フィルムカ−トリッジCがカメラ
に装填されて背蓋が閉じられると、ステップ101から
ステップ102へ進み、フィルムFの巻上げを開始し、
次のステップ103においてはこのフィルム巻上げの途
中においてフィルムFの先端部の磁気記憶部Tに前述の
様にフィルム途中巻戻し中に記録された特定IDセンテ
ィネルを磁気ヘッドHにより読出し、この特定IDセン
ティネルの数がID検知回路21にて検知され、制御回
路27にてその数がカウントされる。そして、この場合
はステップ104にて何個かの特定IDセンティネルが
検出されるため、前述したように、プリワインド方式の
カメラの場合には図5に示すステップ229へ進み、ノ
−マルワインド方式のカメラの場合には図6に示すステ
ップ329へ進む。
【0042】そこで、以後の動作を各方式別に図5,図
6のフロ−チャ−トにしたがって説明する。なお、ステ
ップ番号の十位の桁,一位の桁が図3及び図4に等しい
ステップは、図3及び図4のステップの動作と等しいた
め、その説明は省略する。
【0043】図5は、途中まで使用されたフィルムを持
つフィルムカ−トリッジが装填した際の、プリワインド
方式のカメラの先のステップ104以降の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【0044】ステップ229においても先のステップ1
03と同様に、フィルム巻上げの途中においてフィルム
Fの磁気記憶部T上の特定IDセンティネルを磁気ヘッ
ドHにより読出すと共に、ID検知回路21により検知
されている特定IDセンティネル数を各駒毎に入力しカ
ウントする。そして、次のステップ230においては、
1駒中に含まれる前記特定IDセンティネル数と「露光
済」駒か否かのしきい値である所定数との比較をそれぞ
れの駒毎に行い、「IDセンティネル数>所定数」なる
駒を検知している間はこのステップに留まり、「IDセ
ンティネル数≦所定数」なる駒を検知することにより
「露光済」駒であると判別(この判別の方法については
後述する)してステップ231へ進み、前記フィルム給
送モ−タ8の駆動を禁止してフィルム巻上げを直ちに停
止する。
【0045】次のステップ232においては、前記フィ
ルム給送モ−タ8を逆方向に駆動してフィルム巻戻しを
開始し、次のステップ233において1駒巻戻しが終了
したか否かの判別を行い、1駒巻上げの終了を判別でき
なかった場合には、誤って総ての駒への撮影が終了した
フィルムカ−トリッジが再装填されたために撮影最終駒
までのフィルム巻戻しが終了したとして前述したステッ
プ228へと進む。また、ステップ233において1駒
巻上げ終了を判別するとカメラのアパ−チャ位置に未露
光駒が頭出しされたとして、図3のステップ108以降
の動作に相当するステップ208以降の動作を行う。
【0046】ここで、前記ステップ230での判別につ
いて詳述すると、制御回路27はフィルム途中巻戻しの
際に各駒それぞれに対して記録されている特定IDセン
ティネルの個数をカウントする。この際、ある駒が「未
露光」駒の場合、磁気ヘッドHにより1駒中の全ての特
定IDセンティネルを検出することが可能(例えば1駒
に特定1Dセンティネルが15個ある場合は15個検出
することになる)だが、「露光済」駒の場合は、少なく
とも一部分はシャッタ秒時や絞り値等のカメラ情報に書
換えられている為、検出可能な特定IDセンティネルの
個数は減少する(例えば9個等)ことになる(なお、こ
こでは2度以上の再装填がなされる事もあり得る為、こ
れを考慮した場合の動作フロ−としているが、1度の再
装填時においては当然に特定IDセンティネルの個数は
「0」である)。従って、制御回路27は上記例の如く
9個等所定数以下の時はその駒は「露光済」駒と判別し
てステップ230からステップ231へ進み、フィルム
巻上げ及びパ−フォレ−ション検知(上記では説明して
いなかったが、駒の割出しを行うために入力している)
を直ちに停止し、ステップ232以降の動作を行う。
【0047】次に、図6を用いて、途中まで使用された
フィルムを持つフィルムカ−トリッジが装填した際の、
ノ−マルワインド方式のカメラの動作について説明す
る。
【0048】図5に示したプリワインド方式のカメラと
の違いは、ステップ330において「特定IDセンティ
ネル数≦所定数」、つまり「露光済」駒であり、且つ、
ステップ306において「規定駒数」に達していない事
が判別されている間はステップ329の動作を繰り返
し、「特定IDセンティネル>所定数」、つまり未露光
駒であることを判別するとステップ331ヘ進み、フィ
ルムFの巻上げを停止して、図3のステップ108以降
の動作に相当する308以降の動作を行う。
【0049】また、ステップ306で総ての駒が露光済
の時は、誤って総ての駒への撮影が終了したフィルムカ
−トリッジが再装填されたために撮影最終駒までのフィ
ルム巻上げが終了したとしてステップ317の次のステ
ップ323へと進み、ここでは全駒の巻戻しを行い、こ
れが終了するとステップ128と同様の動作を行うステ
ップ328へと進む。
【0050】次に、図7乃至図9にしたがってカメラが
書込む特定IDセンティネルやカメラ情報の詳細につい
て説明する。
【0051】図7は、フィルムFにおける途中巻戻しさ
れた未露光駒について、磁気記憶部T上にカメラにより
書かれて形成される情報トラックTCの配置及び該情報
トラックTC内に記録された特定IDセンティネルの構
成をベ−ス面より見て示す図である。
【0052】情報トラックTCはフィルムFに沿って配
置されている。
【0053】途中巻戻しされた未露光駒に図示の如く連
続的にフィルム先端部からフィルムカ−トリッジCに向
かう方向で連続的に特定IDセンティネルが記録され、
特にIDセンティネルの先頭ビット部分を縦線で示して
ある。この例では、パ−フォレ−ションP1 ,P2 の1
ピッチ(1駒)内に上記したように15個の特定IDセ
ンティネルが含まれる構成としている。
【0054】この実施例では、後述の如く特定IDセン
ティネルの方向と他のカメラ情報の方向は逆となってい
る。このため、特定IDセンティネルは、全ての逆転再
生されたときのカメラ情報のIDセンティネル、デ−タ
キャラクタ、それらによって出来るビット列のいずれと
も異なるビット順序を持つ必要があることは言うまでも
ないであろう。
【0055】図8及び図9はフィルムF上の撮影時に記
録されるシャッタ秒時や絞り値等のカメラ情報の1駒内
における情報トラックTC上での長さを示す図で、図7
同様ベ−ス面より見た図である。
【0056】図8において、Lは撮影フレ−ム(撮影済
駒)間の境界であり、磁気ヘッドHのヘッドギャップの
基準位置である。HOはヘッド位置の両側自由度(ヘッ
ドオフセット)、MTは駒送り位置決めのバラツキであ
る。従って、磁気トラックT上に書込めるカメラ情報の
最長の長さCMAX は CMAX =L−(H0+2HT) =1駒全長−(ヘッド自由度+駒送り公差) で与えられる。なお、ここでのLは、図7の「L−L」
間の長さを意味している。この中の各カメラ情報ブロッ
クBCの構造としては、特定IDセンティネルとは逆方
向に異なるNビットのIDセンティネルに始まり、デ−
タキャラクタが続き、デ−タ終了後、バイナリ「0」で
埋めるというものである。1駒内における磁気トラック
T上でのカメラ情報の書込めるカメラ情報ブロックBC
の最長の長さCMAX とは、全てのカメラがこの領域外に
は書いてはならない領域である。この規定によってヘッ
ドオフセットHO内の満たされたカメラ同志では書込ま
れた情報同志のオ−バ−ラップが防止されている。上記
書込める最長の長さCMAX は画面中心CLAに対して対
称であることが望ましい。
【0057】図9において、CMIN は1駒内における情
報トラックTC上でのカメラ情報ブロックBCの書込め
る最小の長さであり、図示の様に必要最小限でも良い
し、他の条件から図6の様に「0」によって長さを調整
しても良い。また、このカメラ情報ブロックBCの書込
める最小の長さCMINは、全てカメラが必ず書かねばな
らない領域である。また、この書込める最小の長さCMI
N も画面中心CLAに対して対称であることが望まし
い。
【0058】以上のカメラ情報は、未使用フィルムでは
何の情報も記録されていないフィルムFの磁気記憶部T
上に図8,図9に示した様に書かれ(これにより情報ト
ラックTCが形成される)、途中まで使用したフィルム
カ−トリッジが再装填された際には、前記特定IDセン
ティネルが記録されて形成された情報トラックTC上に
重ね書きされることになる。
【0059】次に、図10によってカメラが記録した特
定IDセンティネルを検知して行う、「露光済」駒と
「未露光」駒の判別方法について説明する。
【0060】図10中、LSは磁気ヘッドHの1駒中の
スキャン領域で、カメラによるヘッド位置の差はオフセ
ットHO以下であれば、書込み情報同志のオ−バ−ラッ
プはないので、1駒全長と同一視してよい。
【0061】図10(A)は途中巻戻しを行ったフィル
ムFの特定IDセンティネルが連続して書込まれた「未
露光」駒の様子を示すもので、O1 はこの「未露光」駒
のID検知回路21における検知出力である。
【0062】図10(B)は特定IDセンティネルが連
続して記録されて成る情報トラックTC上に書込める最
長の長さCMAX に渡ってカメラ情報が書込まれた再装填
後の「露光済」駒の様子を示すもので、O2 はこの「露
光済」駒のID検知回路21における検知出力である。
【0063】図10(C)は特定IDセンティネルが連
続して記録されて成る情報トラックTC上に書込める最
小の長さCMIN に渡ってカメラ情報が書込まれた再装填
後の「露光済」駒の様子を示すもので、O3 はこの「露
光済」駒のID検知回路21における検知出力である。
【0064】ID検知回路21にて検知された出力O3
から、「露光済」駒における最大のIDセンティネル数
(以下ID数と記す)は9個であることが分かる。した
がって、未使用のフィルムカ−トリッジ装填時に露光さ
れた駒には特定IDセンティネルは記録されていないこ
とも合せて、 ID数 0〜9 「露光済」駒 ID数 10〜15 「未露光」駒 として判別できる。再生エラ−が生じた場合、ID数の
検出は減少するが、「未露光」駒においては15個のI
Dセンティネル中10個検出できれば正しい判別ができ
るのである。この事は、再生エラ−率が低くても正しい
判別を行う確率が従来に比べてはるかに高いことを意味
する。又、「露光済」駒においてはこの減少は全く問題
とはならない。
【0065】(第2の実施例)図11乃至図13は本発
明の第2の実施例を示す図で、未使用のフィルムカ−ト
リッジを用いる場合の動作ついては第1の実施例と全く
等しい。
【0066】この第2の実施例では、フィルム1駒給送
時の送り長さをより細かく検出するために、フィルムエ
ンコ−ダ29を新たに備えている(図11及び図12参
照)。このフィルムエンコ−ダ29は、フィルムFに当
接して回動するロ−ラR、該ロ−ラRと一体的に回転す
る透過部と非透過部の等分パタ−ンを持つパルス板P、
パルス板Pの回転量をカウントするフォトインタラプタ
Iから成る。この場合も磁気ヘッドH,パッド11はノ
−マルワインド方式の場合、画面中心対称の位置に配置
される。
【0067】上記構成において、途中巻戻しされたフィ
ルムカ−トリッジが再装填された場合、フィルムエンコ
−ダ29によってフィルムFの送り長さを監視し、各駒
の特定IDセンティネルが記録されて成る情報トラック
TC上の、カメラ情報の書込める最小の長さCMIN 内の
みでID数の検出を行い、「露光済」駒及び「未露光」
駒の判別を行う。
【0068】図13のカメラ情報の書込める最小の長さ
CMIN はこの時の検出領域を示すものである。
【0069】図13(A)は途中巻戻しを行ったフィル
ムFの特定IDセンティネルが連続して書込まれた「未
露光」駒の様子を示すもので、O4 はこの「未露光」駒
のID検知回路21における検知出力である。
【0070】図13(B)は特定IDセンティネルが連
続して記録されて成る情報トラックTC上に書込める最
長の長さCMAX に渡ってカメラ情報が書込まれた再装填
後の「露光済」駒の様子を示すもので、O5 はこの「露
光済」駒のID検知回路21における検知出力である。
【0071】図13(C)は特定IDセンティネルが連
続して記録されて成る情報トラックTC上に書込める最
小の長さCMIN に渡ってカメラ情報が書込まれた再装填
後の「露光済」駒の様子を示すもので、O6 はこの「露
光済」駒のID検知回路21における検知出力である。
【0072】図13(B),(C)からわかるように、
「露光済」駒からは特定IDセンティネルは検出されな
い。従って、 ID数 0 「露光済」駒 ID数 1以上 「未露光」駒 として判別できる。
【0073】「未露光」駒の検知は図13(A)に示す
様に、6個中、1個のIDセンティネルが検出されれば
良い。
【0074】以上の各実施例によれば、途中まで撮影し
たフィルムを一旦取出す際には、未露光駒に対して連続
的に複数の特定IDセンティネルを磁気記憶部に書込む
ようにしている為、再びこのフィルムが装填された際に
は、1駒当たりの前記特定IDセンティネルの数と所定
数との比較によって「露光済」駒か「未露光」駒かの判
別を行うようにしている為、従来の様にフィルムの製造
過程において磁気記憶部に未露光、露光済の駒判別に用
いる為の情報を予め記録しておく必要がなくなり、用い
るフィルムが高コストになってしまうといったことを防
止することが可能となる。
【0075】また、各駒に対して複数の特定IDセンテ
ィネルを途中取出し時に未露光駒に対して書込み、この
フィルムを再装填して撮影をする際には、撮影毎に先特
定IDセンティネルの上にカメラ情報を重ね書きする構
成とし、上記の様に1駒当たりのID数が所定数以下か
否かによって読出している駒が「露光済」駒か「未露
光」駒かを判別する様にしているため、再生エラ−が生
じて判別エラ−が出たとしてもそれは「未露光」駒を
「露光済」駒と判別するのに限られ、二重露光を生じる
ことがない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
途中巻戻手段の指示にてフィルムの巻戻しがなされる際
には、該フィルムの未露光駒それぞれに対して複数の特
定情報を磁気ヘッドを駆動して記録させる特定情報記録
指示手段を設け、使用途中に未露光駒を持つフィルムが
巻戻される際には、この未露光駒それぞれに対して特定
情報を複数磁気ヘッドにより書込ませるようにしてい
る。
【0077】よって、フィルムの製造過程において磁気
記憶部に未露光、露光済の駒判別に用いる為の情報を記
録しておく必要を無くし、該カメラに用いるフィルムが
高コストになってしまうといったことを防止することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの機械的
構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるカメラの動作の
一部を示すフロ−チャ−トである。
【図4】図3の動作の続きを示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】図1のカメラがプリワインド方式であった場合
の図3の動作の続きを示すフロ−チャ−トである。
【図6】図1のカメラがノ−マルワインド方式であった
場合の図3の動作の続きを示すフロ−チャ−トである。
【図7】図1のフィルムにおける情報トラックの配置及
び途中巻戻し後の未露光駒に記録されたカメラ記録情報
の構成をベ−ス面より見て示す図である。
【図8】図1のフィルム上のカメラ情報の書込める最長
の長さをベ−ス面より見て示す図である。
【図9】図1のフィルム上のカメラ情報の書込める最小
の長さをベ−ス面より見て示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例における特定IDセン
ティネル検知による露光済或は未露光の駒の判別方式に
ついて説明する図である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるカメラの機械
的構成を示す斜視図である。
【図12】図10のカメラのブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施例における特定IDセン
ティネル検知による露光済或は未露光の駒の判別方式に
ついて説明する図である。
【符合の説明】
7 フォトリフレクタ 8 フィルム給送モ−タ 20 リワインドスイッチ 21 ID検知回路 27 制御回路 28 モ−タドライバ 29 フィルムエンコ−ダ H 磁気ヘッド F 磁気記憶部付フィルム T 磁気記憶部 TC 情報トラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに備わった磁気記憶部へ撮影終
    了後にはカメラ情報の書込みを行う磁気ヘッドと、フィ
    ルムの給送を行うフィルム給送手段と、外部操作によっ
    てフィルム使用途中において該フィルムの巻戻し指示が
    なされることにより、前記フィルム給送手段にフィルム
    の巻戻しを行わせる途中巻戻手段とを備えた磁気記憶部
    付フィルムを用いるカメラにおいて、前記途中巻戻手段
    の指示にてフィルムの巻戻しがなされる際には、該フィ
    ルムの未露光駒それぞれに対して複数の特定情報を前記
    磁気ヘッドを駆動して記録させる特定情報記録指示手段
    を設けたことを特徴とする磁気記憶部付フィルムを用い
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 特定情報記録指示手段は、フィルム先端
    部にも特定情報の記録を指示する手段であり、該フィル
    ム先端部に特定情報が記録されているか否かにより、未
    使用フィルム、使用途中フィルムの判別を行う判別手段
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の磁気記憶部
    付フィルムを用いるカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影終了後のフィルム給送手段によるフ
    ィルム給送中に磁気ヘッドを駆動し、該撮影済駒の磁気
    記憶部へカメラ情報の書込みを行わせる書込指示手段
    と、フィルムの1駒割出しを行う駒割出手段と、途中ま
    で使用されたフィルムを収納したフィルムカ−トリッジ
    が再装填された場合、前記フィルム給送手段によりフィ
    ルムの巻上げを開始させると共に前記駒割出手段により
    割出される駒の磁気記憶部内に特定情報が書込まれてい
    るか否かを検知し、これにより該駒は露光済か未露光か
    を判別する露光状態判別手段とを具備したことを特徴と
    する請求項1又は2記載の磁気記憶部付フィルムを用い
    るカメラ。
  4. 【請求項4】 露光状態判別手段内に、途中まで使用さ
    れた、撮影終了後に磁気ヘッドにより書込まれるカメラ
    情報数よりも多い数の特定情報が各駒それぞれの磁気記
    憶部内に書込まれたフィルムを収納したフィルムカ−ト
    リッジが再装填された場合、駒割出手段により割出され
    る駒の磁気記憶部内に書込まれている特定情報数と所定
    数とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結果
    が所定数以下である場合はこの時の駒は露光済の駒であ
    ると判別する判別手段とを具備したことを特徴とする請
    求項3記載の磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ。
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