JP2954428B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2954428B2
JP2954428B2 JP4175074A JP17507492A JP2954428B2 JP 2954428 B2 JP2954428 B2 JP 2954428B2 JP 4175074 A JP4175074 A JP 4175074A JP 17507492 A JP17507492 A JP 17507492A JP 2954428 B2 JP2954428 B2 JP 2954428B2
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    • G03B17/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
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  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MRI機能(使用途中
フィルムの巻き戻し、再装填による使用機能)を有する
カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記憶部を有するフィルムを使
用し、この磁気記憶部に年、月、日の日付やシャッタ秒
時、絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書き込んだり、
必要に応じてこれを読み出したり、また当初より書かれ
ているISOやフィルム規定駒数等の情報を読み出した
りすることを可能とするカメラが米国特許第4,86
4,332号等にて提案されている。また、この磁気情
報の詳細な記録方法等については、WO90−0420
4号にて磁気情報において各情報毎に各々異なるID
(IDENTIFICATION)を付すること、またWO90−04
225号にてデータの後にエンドマークがあること等の
例が公開されている。
【0003】また、従来よりフィルムの先端部をも収納
したフィルムカートリッジを用い、フィルムの途中巻き
戻し(途中取り出し)及び該フィルムカートリッジの再
装填使用を可能とするカメラが米国特許第4,878,
075号にて開示されている。上記の提案によれば、フ
ィルムには透明の磁気層よりなる磁気記憶部が備わって
おり、カメラはこの磁気記憶部へ情報の書き込みあるい
はここにあらかじめ記録されている情報の読み出しを行
う磁気ヘッドを持ち、途中巻き戻しが行われたフィルム
カートリッジが再装填された際に、露光済、未露光の各
駒の判別を行うために、 撮影済駒に特定の情報を記録し、これを撮影済フラ
グ(以下DEPフラグ(Double Exposure Prevention e
ncodement)と記す)とし、再装填時にこのDEPフラグ
があるか否かを前記磁気ヘッドにより読み出し、該DE
Pフラグのある駒を「露光済」駒と判別する。
【0004】 フィルムにあらかじめフィルム情報を
記録しておき、カメラは撮影済駒に特定の情報を重ね書
きもしくは単にフィルム情報の消去を行うことでDEP
フラグを作り、再装填時にこのDEPフラグがあるか否
かを前記磁気ヘッドにより読み出し、該DEPフラグの
ある駒を「露光済」駒と判別する。という技術内容が開
示されている。
【0005】上記の件にはさらに、再装填時のフィルム
巻き上げ→露光済駒検出→未露光済駒位置出しのシーケ
ンスについても開示されて居る。また、本出願人は、各
駒の露光、未露光の判別方法の改良として特願平2−2
97828を出願し、そこにおいて以下の技術を開示し
ている。すなわち、フィルム上の磁気トラックにはあら
かじめISOや規定撮影駒等の情報が記録されており、
カメラはある駒の露光後カメラ情報をその上に重ね書き
をする構成となっている。更に各駒それぞれの磁気記憶
部内に、複数のフィルム情報の組があらかじめ書き込ま
れているフィルムを用いる。そして、露光状態判別手段
内に、途中まで使用されたフィルムを収納したフィルム
カートリッジが再装填された場合、駒割り出し手段によ
り割り出される駒の磁気記憶部内に書き込まれたままに
なっているフィルム情報の組数と所定数とを比較する比
較手段と、該比較手段による比較結果が所定数以下であ
る場合はこの時の駒は露光済の駒であると判別する判別
手段とを具備し、以て、フィルム情報の組数が所定数以
下である時に露光済の駒であると判定している。(これ
により、未露光駒を露光済駒と判別することはあって
も、露光済駒を未露光済と判別することがなくなる)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
においては、露光済駒と、未露光駒の境界位置のみ検出
しているため、その誤りはその駒のみの二重露光のみな
らず、誤った駒を起点とした連続的な二重露光を引き起
こすことを防止できないという欠点があった。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明ではフィルム各駒の磁気トラックに記録され
たカメラの露光に伴う情報の有無を順次スキャンし、未
露光駒を判定する機能を有するカメラにおいて、フィル
ム各駒の露光済、未露光を判定する判定手段と、前記判
定手段により連続的に判定された未露光駒が特定数以下
の時これら未露光駒を露光済とする異常処理手段と、前
記判定手段と異常処理手段の出力に応じて未露光駒の撮
影位置への位置出しを行うフィルム送り手段を設けたも
のである。
【0010】
【0011】
【作用】所定数以下の連続した未露光駒はカメラ情報ま
たはDEPフラグの書き込み時の誤りとして処理し、こ
れらの誤りに起因する二重露光を防止している。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】本発明の実施例の特徴的な構成は、後述する
図7のステップ206,212から223、図8のステ
ップ206,212から216,317,320,31
8,219,221,222,334,223等に詳細
に説明されるが、まず、図1乃至図4を用いて本発明の
前提となるカメラの実施例を説明する。
【0015】図1はカメラの要部構成を示す斜視図であ
り、図1において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズ1
を駆動するレンズアクチュエータ及びレンズ位置信号を
発生するレンズエンコーダ、3はレンズシャッタ、4は
AEのための測光センサ、5は該測光センサ4の受光角
を決めるレンズ、6は測距センサ及びファインダを含む
ブロック、7はフィルムFのパーフォレーションP1
2 を検知して該フィルムFの1駒割り出しを行うため
の信号を発生するフォトリフレクタ、8はスプール内に
配置されたフィルム給送モータ、9は減速及び巻き上げ
・巻き戻しの切換えを行うギヤ列、10は巻き戻しフォ
ークである。
【0016】Cはフィルム先端が露出した状態で該フィ
ルムを収納しているフィルムカートリッジ、Fはベース
側に磁気記憶部(磁気トラックTR)が備わった前出の
フィルム、P1,P2は撮影画面Aに対応した前出のパー
フォレーション、HはフィルムF上の磁気トラックTに
情報の書き込み、あるいはここより情報の読み出しを行
う磁気ヘッドである。11はフィルムFを磁気ヘッドH
に押し付けるパッドで、中央部にフィルムFとヘッドギ
ャップの密着性を高めるための凹部を持つ。12はフィ
ルム給送時のみ前記パッド11をフィルムFを挟んで磁
気ヘッドHに対して所定圧力で押し付けるパッド進退制
御機構、16はレリーズボタン、17は測光,測距の起
動を行うスイッチ(SW1)、18はシャッタの開放、
フィルム給送のシーケンスをスタートするスイッチ(S
W2)、20は途中巻き戻しを行うリワインドスイッチ
である。
【0017】図2は、図1のカメラの回路ブロック図で
あり、図1と同じ部分は同一符号を付してある。
【0018】図2において、19は背蓋の閉成を検知す
る背蓋スイッチ、21はフィルム情報中のIDセンティ
ネルを検知するID検知回路、22は磁気ヘッドH用の
ヘッドアンプ、23はバッファ、24はデコーダ、25
はエンコーダ、26はバッファ、27は各回路のシーケ
ンス制御を行うマイクロコンピュータ等により構成され
る制御回路、28はフィルム給送モータ8を駆動するモ
ータドライバ、29は表示回路と表示素子からなる表示
部である。
【0019】ここで、上記制御回路27の動作につい
て、図3のフローチャートにしたがって説明する。な
お、本実施例のカメラは、フィルムFを一旦総て巻上、
1駒撮影毎にフィルムの巻き戻しを行う所謂プリワイン
ド方式を想定しており、フィルムF上の駒番号は、フィ
ルムカートリッジ側から1,2,3と順次増え、フィル
ムリーダ端で、最大枚数と一致する、という通常と逆順
を想定している。この駒番号の順序は以下のすべての実
施例について共通である。
【0020】フィルムカートリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられ、背蓋スイッチ19がONすると、
ステップ101(図中S101と略す)からステップ1
02へ進み、モータドライバ28を介してフィルム給送
モータ8を駆動し、フィルムFの総ての巻き上げを開始
する。そしてステップ103においてこのフィルム巻き
上げの途中において、フィルムFの磁気トラックTRに
IDセンティネル(情報先頭信号)に始まるデータキャ
ラクタの列として記録されているフィルム感度,規定駒
数,フィルム種類等のフィルム情報を磁気ヘッドHによ
り読み出す。
【0021】この読み出されたフィルム情報は、ヘッド
アンプ22で増幅されA/D変換された後、バッファ2
3へ転送され、その後デコーダ24によりデコードされ
て制御回路27へ転送される。
【0022】また、このステップ103において、ID
検知回路21はフィルム情報のNビットのIDセンディ
ネル(例えば「10000000」)を検知し続けてお
り、この検知出力を制御回路27は入力すると共にカウ
ントする。
【0023】ステップ104では、ステップ103で読
み込んだフィルム情報を表示部29に表示する(図4
(a)参照)。なお、図4(a)で30は液晶表示板等
の表示素子、31はフィルムの感度表示、32はフィル
ムの枚数表示、33はフィルムの種類表示である。ステ
ップ105では、制御回路27は内部の所謂リーダ側の
レジスタに、L=EXP+1,T=0,N=EXPの値
を代入する。ここで、Lはリーダ部駒番号、EXPはス
テップ103で読み込んだフィルム枚数、Tはトレーラ
部駒番号、Nは露光可能位置にある駒番号である。そし
て、制御回路27は、フォトリフレクタ7からのパーフ
ォレーション検出信号を検出する(ステップ106)。
さらに、フィルムFを給送中であることを表示するため
に、表示中のフィルム情報の表示を点滅する(ステップ
107)。この表示の変化によりカメラの使用者は、例
えば36駒目にフィルムFが露光可能であることを認識
できる。
【0024】次に、前記フィルム情報のIDセンティネ
ル数と「露光済」駒か否かのしきい値である所定数、例
えば8との比較を行い、「露光済」駒であると判別した
場合(IDセンティナル数≦所定数)はステップ109
へ進み、「露光済」駒でなかった場合(IDセンティネ
ル数>所定数)はステップ120へ進む(ステップ10
8)。ステップ109では、N=1か判定する。N=1
であると、総ての駒が露光済であるためステップ139
へ進む。N=1でない時は、未露光の駒が存在する可能
性があるので、ステップ110へ進む。
【0025】フィルムF上のリーダ部においてN番目の
駒までが露光済であるので、LにNの値を代入する(ス
テップ110)。そして、フィルムFをカートリッジC
から出す方向にフィルムFの給送を継続する(ステップ
111)。次に、ステップ106と同様にフィルムFの
パーフォレーションを検出する(ステップ112)。そ
の後、ステップ107と同様に、フィルム給送中である
ことを表示するために表示中のフィルム情報の表示を点
滅する(ステップ113)。フィルムFが、ステップ1
12で1駒分カートリッジCから出る方向に送られたこ
とを検知したのでNを1つ減じる(ステップ114)。
【0026】次に、ステップ108で「露光済」駒でな
かった(IDセンティネル数>所定数)の場合、フィル
ムF上のリーダ部における露光済の駒を表示する(ステ
ップ115)。よって、露光済の駒は、LからEXPま
でであるから、L=21,EXP=36の如く、図4
(c)のように示す。図4(c)で、34はカメラのシ
ャッタ速度表示、35はカメラの絞り値表示、37は2
1〜36駒が露光済であることを示す露光済駒表示であ
る。その後、ステップ111と同様に、フィルムFをカ
ートリッジCから出す方向にフィルムFの給送を継続し
(ステップ116)、ステップ106,112と同様
に、フィルムFのパーフォレーションを検出する(ステ
ップ117)。そして、フィルムFを給送中であること
を表示するために表示中の露光済駒表示を点滅する(ス
テップ118)。この表示の変化によりカメラの使用者
は、カメラがフィルムFの給送中であることを認識でき
る。そして、ステップ114と同様に、フィルムFが、
ステップ117で1駒分給送されたので、Nを1減じる
(ステップ119)。その後、ステップ108と同様
に、駒番号Nの駒が露光済か検知する(ステップ12
0)。未露光の時はステップ124を通って、ステップ
116へ戻って、次の駒が露光済か未露光か検知する。
露光済では、ステップ121へ進み、フィルムF上のト
レーラ部での露光済の駒番号TにNを代入する(ステッ
プ121)。
【0027】次に、リーダ部駒番号Lとトレーラ部駒番
号Tが決まったので、フィルムF上の未露光駒を表示す
る(ステップ122)。T+1番目からL−1番目の駒
までが、未露光駒である。ここで、T=9,L=21と
すると、図4(d)のように示す。図4(d)におい
て、38は10〜20番目の駒が未露光であることを示
す未露光駒表示である。未露光駒表示の後、フィルムF
を今までとは逆にカートリッジCに入る方向に給送する
(ステップ123)。また、ステップ124と125で
は、フィルムFのトレーラ部に露光済駒がない時を示し
ている。ステップ124において、露光済でなくN=1
の時は、トレーラ部に露光済の駒がない場合であり、ま
た、N≠1の時は、まだ、トレーラ部に露光済の駒が存
在する可能性があるので、ステップ116に戻る(ステ
ップ124)。ステップ122と同様に未露光駒を表示
する。ただし、T=0なので、未露光駒は1からL−1
となる(ステップ125)。フィルムFがカートリッジ
Cに入る方向に給送したら、ステップ106,112,
117と同様にフィルムFが1駒給送されたことを検出
する(ステップ126)。そして、フィルムFを給送中
であることを表示するために表示中の未露光駒の表示を
点滅する(ステップ127)。ステップ126でフィル
ムFが1駒給送されたことを検出したので、Nを1増し
(ステップ128)、ステップ144に進む。ここで、
現在露光位置にある駒の撮影順を演算する(ステップ1
44)。現在カートリッジ側の最初の露光可能な駒がN
なので、使用可能駒はリーダ部の撮影済駒数を合わせて
EXP−N+L+1=EXP−T+L+2番目となる。
これをKに代入し、Kの情報をエンコードし、バッファ
26に転送し、ステップ129に進む。そして、フィル
ムF上の使用可能駒数を表示する。N−Tは今回フィル
ムFを装填してからの露光した駒数を示す(ステップ1
29)。
【0028】L−T−1は、今回フィルムFを装填した
時に、未露光であった駒数である。例えば、N=10,
T=9,L=21とすると、図4(e)のようになる。
図4(e)で39は、使用可能駒である。これは、Mi
d Roll Interruptの略であるMRIと
使用可能な駒数1 of 11を示している。その後、
モータドライバ28により給送用モータ8を停止するこ
とにより、フィルムFの給送を停止する(ステップ13
0)。次に、途中巻き戻しを行うリワインドスイッチ2
0がONか検知し(ステップ131)、ONの時は、ス
テップ140へ進み、フィルムFをカートリッジに巻き
戻す。OFFの時は、ステップ132へ進む。
【0029】ステップ132においては、スイッチSW
1がONか否かを判別し、ONであると判別した場合
は、測光,測距の各動作を行う。次に、前記測光,測距
動作により得られたシャッタ秒時、絞り値等をカメラ情
報に変換し、エンコーダ25へ転送する。前記エンコー
ダ25は転送されてくるカメラ情報をコード化し、バッ
ファ26はこれを蓄積することになる。さらに、スイッ
チSW2がONされたか否かを判別し、ONであること
を判別すると公知の露光動作を行う。つまり、制御回路
27はレンズアクチュエータ2aを介してレンズエンコ
ーダ2bからレンズ位置信号を入力し、測距情報に対応
する位置まで撮影レンズ1が来ることによりレンズアク
チュエータ2aへ停止指令を行い、撮影レンズ1の駆
動、即ちフォーカス動作を停止させる。また、これとほ
ぼ同時に測光センサ4の出力によって定まった時間、シ
ャッタ3の開閉動作を行う(ステップ132)。
【0030】シャッタ3の開閉動作の後、フィルム給送
用モータ8によりフィルムFをカートリッジCに入る向
きに給送する(ステップ133)。
【0031】フィルム給送の最中にヘッドアンプ22を
介して前記バッファ26に蓄積していたカメラ情報を、
磁気ヘッドHを駆動してフィルムFの磁気トラックTR
にフィルム情報のIDセンティネルとは異なるNビット
のIDセンティネル(例えば「00000000」)に
始まるデータキャラクタの列の形で書き込む(ステップ
134)。バッファには撮影順序情報Kが含まれてお
り、各駒に記録される。次のパーフォレーションを検出
することによりステップ134に於けるデータの書き込
みを停止する(ステップ135)。
【0032】次いで、パーフォレーションをステップ1
35で検出したことをカメラの使用者に知らせるため使
用可能駒表示を点滅する(ステップ136)。パーフォ
レーションをステップ135で検出したことにより、フ
ィルムFを1駒送ったのでNを1増す(ステップ13
7)。そして、Nがリーダ部露光済の駒であるLと等し
くなったか検出し(ステップ138)、N=Lのときは
全駒露光済であるのでステップ139へ進む。N≠Lの
ときは、未露光駒が残っているので、ステップ144へ
戻り露光動作を行う。
【0033】ステップ139においては、全駒露光済で
あるので、図4(b)に示すように全駒露光済表示を行
う。図4(b)において、36はALL EXPOSE
Dの表示、すなわち全駒露光済表示である。
【0034】その後、フィルムFをモータ8によりカー
トリッジCに入れる方向に給送する(ステップ14
0)。そして、パーフォレーション検知フォトリフレク
タ7によりフィルムFが、カートリッジCに巻き込まれ
る直前の状態が検出され(ステップ141)、さらに、
所定時間経過後フィルムFがカートリッジCに巻き込ま
れたと判断する。フィルム給送用モータ8を停止する
(ステップ142)。そして、表示部29の標示板30
上の表示を消す(ステップ143)。
【0035】なお、前記では説明しなかったが、この実
施例のみならず、以下の実施例でもパッド11はフィル
ムFの移動中のみパッド進退制御機構12により磁気ヘ
ッドHに押圧され、磁気情報の読み出し、書き込みが確
実なものとなるようになっている。
【0036】図5、図6は本発明の他の前提となるカメ
を示す図で本例は前記の例がプリワインドカメラを示
していたのに対し、フィルムFの露光をフィルムFのリ
ーダ部から行うノーマルワインドカメラを示す。
【0037】図5は図1に対応しており、ノーマルワイ
ンドカメラなので、露光後フィルムFをカートリッジC
から出す方法に給送するため磁気ヘッドH、パッド1
1、パッド進退制御機構12が、フィルム露光部を挟ん
で、プリワリンドカメラとは逆側に配置されている点に
違いがある。
【0038】図6は図3のフローチャートに対応したフ
ローチャートであり、図3との違いを☆印で示し、ステ
ップNoは、図3と同じものはそのまま用い、違うもの
は200番台の数字を用いた。
【0039】以下で、図3と違うステップについて説明
する。
【0040】制御回路27は内部のレジスタにL=EX
P+1、T=0、N=EXP−1を代入する(ステップ
205)。
【0041】これは、磁気ヘッドHの位置の違いにより
前記図1〜図3の実施例と違っている。また、ステップ
206では、パーフォレーションを2回検知する。これ
は磁気ヘッドHの位置が、プリワインドカメラと違うた
めである。さらに、ステップ210では、LにN+1を
代入する。これも磁気ヘッドHの位置の違いによる。次
に、ステップ221では、TにN+1を代入する。これ
も磁気磁気ヘッドHの位置の違いによる。また、ステッ
プ224では、N=0か検出する。磁気ヘッドHの位置
により、Nが0まで減らないと、フィルムFのトレーラ
部の総てのコマまで露光済か検出できないからである。
さらにステップ225においては、ノーマルワインドカ
メラでは、リーダ部とトレーラ部の露光駒検出後に、再
びリーダ部へフィルムFを給送しなければならないの
で、NがL−1となるまで、フィルムFを給送し続け
る。よって、N≠L−1のときはステップ126へ戻
る。N=L−1では、ステップ244へ進む。
【0042】また、ステップ233においては、ノーマ
ルワインドカメラでは露光後、フィルムFをカートリッ
ジCから出す方向に給送する。また、ステップ237に
おいては、ステップ135でパーフォレーションを検出
することにより、1駒分フィルムFを給送したので、N
を1減じる。ステップ238においては、N=Tか検出
する。N=Tであると全駒露光済となるので、ステップ
139へ進む。N≠Tでは未露光駒が残っているので、
ステップ129へ戻る。
【0043】ステップ244では、撮影順Kを演算す
る。現在撮影駒は最もリーダ寄りの未露光駒なので、K
=EXP−T+1+N(=EXP−T+L+2)であ
る。Kをエンコードしてバッファ26へ転送し、ステッ
プ129へ進む。
【0044】図7は本発明の第1の実施例を示すフロー
チャートであり、カメラの構成は図1、及び図2の表示
部29を除いたものと同じであるので特に図示しない。
以下、図2に示した制御回路27の動作に基づいて、図
7のフローチャートにしたがって説明する。なお、本実
施例のカメラは、フィルムFをいったんすべて巻上、1
駒撮影ごとにフィルムの巻き戻しを行う所謂プリワイン
ド方式を想定しており、フィルムF上の駒番号はフィル
ムカートリッジ側から1、2、3と順次増えフィルムリ
ーダ端で最大枚数と一致するという通常と逆順を想定し
ている。この駒番号の順序は以下のすべての実施例につ
いて共通である。
【0045】フィルムカートリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられ、背蓋スイッチ19がオンすると、
ステップ201からステップ202へ進み、モータドラ
イブ28を介してフィルム給送モータ8を駆動し、フィ
ルムFのすべての巻上を開始する。そしてステップ20
3でこのフィルム巻上の途中において、フィルムFの磁
気トラックTにIDセンティネル(情報先頭信号)に始
まるデータキャラクタの列として記録されているフィル
ム感度、規定駒数、フィルム種類等のフィルム情報を磁
気ヘッドHにより読み出す。
【0046】この読み出さらえたフィルム情報は、ヘッ
ドアンプ22で増幅されA/D変換された後、バッファ
23へ転送され、その後デコーダ24によりデコードさ
れて制御回路27へ転送される。
【0047】また、このステップ203において、ID
検知回路21はフィルム情報のNビットのIDセンティ
ネル(例えば「10000000」)を検知し続けてお
り、この検知出力を制御回路27は入力すると共にカウ
ントする。
【0048】そして、制御回路27は、フォトリフレク
タ7からのパーフォレーション検出信号を検出する(ス
テップ205)。
【0049】さらに、前記フィルム情報のIDセンティ
ネル数と「露光済」駒か否かのしきい値である所定数例
えば8との比較を行い、「露光済」駒であると判別した
場合(IDセンティネル数≦所定数)はステップ207
へ進み、「露光済」駒でなかった場合(IDセンティネ
ル数>所定数)はステップ212へ進む(ステップ20
6)。
【0050】ステップ207ではN=1か判定する。N
=1であると、すべての駒が露光済であるためステップ
231へ進む。N=1でない時は、未露光の駒が存在す
る可能性があるのでステップ208へ進む。
【0051】フィルムF上のリーダ部においてN番目の
駒までが露光済であるのでLにNの値を代入する(ステ
ップ208)。この時L〜EXPの駒が露光済である。
【0052】さらに、フィルムFをカートリッジCから
出す方向にフィルムFの給送を継続する(ステップ20
9)。そしてステップ210では、ステップ205と同
様にフィルムFのパーフォレーションを検出する。パー
フォレーションを検出したらフィルムFがステップ21
0で1駒分カートリッジCから出る方向に送られたこと
を検知したのでNを1つ減じる(ステップ211)ま
た、ステップ212でステップ209と同様にフィルム
FをカートリッジCから出す方向にフィルムFの給送を
継続する。そしてステップ213ではステップ205、
210と同様にフィルムFのパーフォレーションを検出
する。
【0053】そして、ステップ211と同様にフィルム
Fがステップ217で1駒分給送されたので、Nを1減
じる(ステップ214)。
【0054】次に、ステップ206と同様に、駒番号N
の駒が露光済か検知する。未露光の時はステップ220
を通ってステップ212へ戻って、次の駒が露光済か未
露光か検知する。露光済では、ステップ216へ進む
(ステップ215)。
【0055】そして、現在の露光済である駒番号Nをリ
ーダ側最終露光済駒Lから引き、この間の連続した未露
光駒数を求め、これを所定数Mと比較する。M未満の場
合はLとNの間で突発的な書き込みの誤りが生じたと見
なし、異常処理としてステップ217へ進む。M以上の
場合は正しく未露光駒として検出されたと見なし、通常
処理としてステップ218へ進む(ステップ216)。
【0056】また、ステップ216で異常が検出された
場合、LとN間の未露光駒として検出された駒はこれを
無視し、LにNを代入する(ステップ217)。その後
ステップ220を経由してステップ212に戻る。
【0057】ステップ218では、フィルムF上のトレ
ーラ部での露光済の駒番号TにNを代入する。Tはカー
トリッジ側の最初の露光済駒番で(T+1)〜(L−
1)が未露光駒である。
【0058】フィルムFを今までとは逆にカートリッジ
Cに入る方向に給送する(ステップ219)ステップ2
20において、N=1の時は、トレーラ部に露光済の駒
がない場合でありステップ223に進み、N≠1のとき
はまだトレーラ部に露光済の駒が存在する可能性がある
のでステップ212に戻る。
【0059】ステップ221ではステップ105、11
0、113と同様にフィルムFが1駒給送されたことを
検出する。その結果フィルムFが1駒給送されたことを
検出したので、Nを1増す(ステップ222)。
【0060】その後、モータドライバ28により給送用
モータ8を停止することによりフィルムFの給送を停止
する(ステップ223)。そして、途中巻き戻しを行う
リワインドスイッチ20がオンか検知する(ステップ2
24)。オンのときは、ステップ231へ進み、フィル
ムFをカートリッジに巻き戻す。オフのときは、ステッ
プ225へ進む。ステップ225においては、図3の動
作と同様にしてシャッタ3の開閉動作の後、フィルム給
送用モータ8によりフィルムFをカートリッジCに入る
向きに給送する(ステップ226)。
【0061】その後、フィルム給送の最中にヘッドアン
プ22を介して前記バッファ26に蓄積していたカメラ
情報を磁気ヘッドHを駆動してフィルムFの磁気トラッ
クTにフィルム情報のIDセンティネルとは異なるNビ
ットのIDセンティネル(例えば「0000000
0」)に始まるデータキャラクタの列の形で書き込む。
その中には撮影順を示すEXP−T+1+Nが含まれて
いるのは言うまでもない(ステップ227)。
【0062】そして、パーフォレーションを検出するこ
とによりステップ227におけるデータの書き込みを停
止し、パーフォレーションの検知を行う(ステップ22
8)。
【0063】そして、パーフォレーションをステップ2
28で、検出したことによりフィルムFを1駒送ったの
でNを1増す(ステップ229)。さらに、Nがリーダ
部露光済の駒であるLと等しくなったか検出する(ステ
ップ230)。N=Lのときは全駒露光済であるのでス
テップ231へ進む。N≠Lのときは、未露光駒が残っ
ているのでステップ223へ戻し露光動作を行う。
【0064】N=LのときフィルムFをモータ8により
カートリッジCに入れる方向に給送する(ステップ23
1)。そして、パーフォレーション検知フォトリフレク
タ7によりフィルムFがカートリッジCに巻き込まれる
直前の状態が検出され、さらに所定時間経過後フィルム
FがカートリッジCに巻き込まれたと判断する(ステッ
プ232)ことにより、フィルム給送用モータ8を停止
する(ステップ233)。
【0065】図8は本発明の第2の実施例の動作を示す
フローチャートである。図8は、図7の第の実施例が
プリワインドカメラを示していたのに対し、フィルムF
の露光をフィルムFのリーダ部から行うノーマルワイン
ドカメラを示す。したがって、本実施例は図5の動作を
示したものであって、図1に対し、ノーマルワインドカ
メラなので、露光後フィルムFをカートリッジCから出
す方向に給送するため磁気ヘッドH、パッド11、パッ
ド進退制御機構12が、フィルム露光部を挟んで、プリ
ワインドカメラとは逆側に配置されている点に違いがあ
る。また、図8は、図7のフローチャートに対応し、図
7との違いを☆印で示し、ステップNoは、図7と同じ
動作はそのまま用い、動作が違うものは、300番台の
数字を用いた。図7と同じステップNoのものは同一の
動作をするので説明は省略する。以下で図7と違うステ
ップについて説明する。
【0066】フィルム情報読み込み後のステップ304
では制御回路27は内部のレジスタにL=EXP+1、
T=0、N=EXP−1を代入する。N=EXP−1を
代入するのは磁気ヘッドHの位置の違いによるものでフ
ィルム引き出し時の磁気情報のスキャンがプリワインド
よりも1駒リーダ寄り即ちN+1について行われるた
め、EXP番駒の露光、未露光判別はEXP−1番まで
フィルムを送らねばならない。この理由でフレームカウ
ンタの出発点をEXP−1としている。その点で、前記
実施例と違っている。ステップ305では、ステップ3
04と同じ理由で2駒送りを行う。また、ステップ30
8では、LにN+1を代入する。これも磁気ヘッドHの
位置の違いによるものであって以下のステップ317、
318もステップ308と同様L=N+1、T=N+1
を各々を代入する。ステップ320ではN=0か検出す
る。磁気ヘッドHの位置によりNが0まで減らないとフ
ィルムFのトレーラ部のすべての駒まで露光済か検出で
きないからである。また、ステップ334においては、
ノーマルワインドカメラでは、リーダ部とトレーラ部の
露光駒検出後に再びリーダ部へフィルムFを給送しなけ
ればならないので、NがL−1となるまでフィルムFを
給送しつづける。よってN≠L−1のときはステップ2
21へ戻る。N=L−1では、ステップ223へ進みフ
ィルムの巻き戻しを停止する。また、ステップ326に
おいては、ノーマルワインドカメラでは露光後フィルム
FをカートリッジCから出す方向に給送する。そこで、
ステップ329においては、ステップ228でパーフォ
レーションを検出することにより、1駒分フィルムFを
給送したので、Nを1減じる。ステップ330において
は、N=Tか検出する。N=Tであると全駒露光済とな
るのでステップ231へ進んでフィルム巻き戻しを行
う。N≠Tでは未露光駒が残っているのでステップ22
3へ戻り、フィルム巻き上げを停止する。
【0067】図9は本発明の第の実施例を示す図で、
カメラの構成は第の実施例と同構成であるので説明を
省略する。
【0068】本実施例のカメラは、フィルムFをいった
んすべて巻上、1駒撮影毎にフィルムの巻き戻しを行う
所謂プリワインド方式を想定している。以下、フローチ
ャートにしたがって詳しく説明する。
【0069】フィルムカートリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられ、背蓋スイッチ19がオンすると、
ステップ401からステップ402へ進み、モータドラ
イバ28を介してフィルム給送モータ8を駆動し、フィ
ルムFのすべての巻上を開始する。そして、ステップ4
03においてこのフィルム巻上の途中において、フィル
ムFの磁気トラックTにIDセンティネル(情報先頭信
号)に始まるデータキャラクタの列として記録されてい
るフィルム感度、規定駒数、フィルム種類等のフィルム
情報を磁気ヘッドHにより読み出す。
【0070】この読み出されたフィルム情報は、ヘッド
アンプ22で増幅されA/D変換された後、バッファ2
3へ転送され、その後デコーダ24によりデコードされ
て制御回路27へ転送される。
【0071】また、このステップ403において、ID
検知回路21はフィルム情報のNビットのIDセンティ
ネル(例えば「10000000」)を検知し続けてお
り、この検知出力を制御回路27は入力すると共にカウ
ントする。
【0072】ステップ404では、制御回路27は内部
のレジスタにL=EXP+1、T=0、N=EXP、K
=0、P=0、Q=0の値を代入する。ここで、Lはリ
ーダ部駒番号、EXPはステップ403で読み込んだフ
ィルム枚数、Tはトレーラ部駒番号、Nは露光可能位置
にある駒番号である。またK、P、Qは以後のフローで
用いるループの通過数カウンタである。次に、制御回路
27はフォトリフレクタからのパーフォレーション検出
信号を検出する(ステップ405)。そして検出した
ら、前記フィルム情報のIDセンティネル数と「露光
済」駒か否かのしきい値である所定数例えば8との比較
を行い、「露光済」駒であると判別した場合(IDセン
ティネル数≦所定数)は、ステップ407へ進み、「露
光済」でなかった場合(IDセンティネル数>所定数)
はステップ412へ進む(ステップ406)。そして、
ステップ407ではN=1か判定する。N=1であると
すべての駒が露光済であるためステップ446へ進む。
N=1でない時は未露光の駒が存在する可能性があるの
でステップ408へ進む。
【0073】ステップ408ではフィルムF上のリーダ
部においてN番目の駒までが露光済であるので、LにN
の値を代入する。この時、L〜EXPの駒が露光済であ
る。続いて、フィルムFをカートリッジCから出す方向
にフィルムFの給送を継続する(ステップ409)。そ
してステップ405と同様にフィルムFのパーフォレー
ションを検出する(ステップ410)。そして、フィル
ムFがステップ410で1駒分カートリッジCから出る
方向に送られたことを検知したのでNを1つ減じる。
(ステップ411)。
【0074】その後、ステップ409と同様にフィルム
FをカートリッジCから出す方向にフィルムFの給送を
継続する(ステップ412)。そして、ステップ40
5、410と同様にフィルムFのパーフォレションを検
出する(ステップ413)。検出したら、ステップ41
1と同様に、フィルムFがステップ413で1駒分送ら
れたことが検出されたのでNを1減じる(ステップ41
4)。
【0075】次に、レジスタKの内容が2以上の時、す
なわちレジスタKで示された、異常処理ループの通過回
数が2回以上である時、このフィルムFの使用履歴中の
カメラのDEPフラブ作成または情報の上書きに無視で
きない異常があったとみなし、ステップ446へ進む。
また、Kの内容が0、1の時、異常を無視し通常処理と
してステップ416へ進む。以上の異常処理ではM駒未
満の“中抜け”未露光駒の出現1回まで無視している。
ステップ416においては、ステップ406と同様に、
駒番号Nの駒が露光済か検知する。未露光の時はステッ
プ420を通ってステップ412へ戻って、次の駒が露
光済か未露光か検知する。また露光済では、ステップ4
17へ進む。
【0076】ステップ417においては、現在の露光済
である駒番号Nをリーダ側最終露光済駒Lから引き、こ
の間の連続した未露光駒数を求め、これを所定数Mと比
較する。M未満の場合はLとNの間で突発的な書き込み
ミスが生じたと見なし異常処理としてステップ418へ
進む。M以上の場合は正しく未露光駒が検出されたと見
なし通常処理としてステップ419へ進む。
【0077】また、L−N<Mのとき、即ちステップ4
17で異常が検出された場合、LとN間の未露光駒とし
て検出された駒はこれを無視し、LにNを代入する。ま
た、この異常処理を行った回数を記憶するためにカウン
タKを1つ増す。その後、ステップ420を経由してス
テップ412に戻る。
【0078】ステップ419においては、フィルムF上
のトレーラ部での露光済の駒番レジスタTにNを代入す
る。従ってT+1〜L−1が未露光駒である。
【0079】ステップ416において駒番号Nの駒が露
光済でなかった場合、ステップ420で、フィルムFの
トレーラ部に露光済駒が無い時の処理を行っている。ス
テップ420において、露光済でなくN=1のときはト
レーラ部に未露光の駒が無い場合であり、N≠1のとき
は、まだトレーラ部に未露光の駒が存在する可能性があ
るのでステップ412に戻る。そして、ステップ40
9,412と同様フィルムFの送り出し方向の給送を継
続し(ステップ421)、ステップ405,410,4
13と同様にパーフォレーションを検知したらフィルム
Fが1駒給送されたことを検出する(ステップ42
2)。そして、ステップ422でフィルムFが1駒給送
されたことを検出したので、Nを1減ず(ステップ42
3)。ここで再び送られてきた駒の露光済、未露光を判
別する(ステップ424)。露光済の場合、通常処理と
してステップ425へ進み、未露光が検出された場合、
既に、L、Tが決定された後であるので、異常処理II
としてステップ427へ進む。
【0080】ステップ425においては、上記の異常検
出をフィルム最後まで行うため、N=1以外の時ステッ
プ421へ戻る。N=1の時、ステップ426へ進む。
その結果、すべての駒についての検討が終了したので、
フィルムの給送方向を逆転し、カートリッジ内へ引き込
む方向への給送を開始する(ステップ426)。また、
ステップ427においては、ステップ424で分岐した
異常処理IIの処理回数を記憶するためにレジスタQを
1からカウントアップする。そして、ステップ424で
検出された未露光駒番NをレジスタPに代入する(ステ
ップ428)。
【0081】次に、異常処理IIの回数をQの内容によ
り調べ、2未満であれば異常救済を検討するために、ス
テップ430へ進む。2以上であれば、ステップ415
でKが2以上の場合と同様、無視できない異常が有った
と見なしステップ446へ進む。
【0082】ステップ430においては、フィルムFの
引き出し方向の給送を継続する。そして、1駒送りを検
知し(ステップ431)、駒送り検知がされたならば、
駒番号レジスタNから1を減じる(ステップ432)。
【0083】次に、露光済、未露光の判別を行う(ステ
ップ433)。その後、本ステップへ至るのは異常処理
回数が1回以下の場合であるので、その時露光済が検出
された場合は、異常処理II内での未露光検出駒は無視
してステップ425に進む。また、さらに未露光駒が検
出された時はステップ434へ進む。そして、現在の駒
番号を未露光駒の最初Pから引き、連続した未露光駒数
を求める。これを所定数Mと比較する(ステップ43
4)。M以上の場合は、フィルムFの2ケ所に連続した
M駒以上の未露光部が存在することになり、無視できな
い異常としてステップ446に進む。M未満の時は無視
できる可能性が有るので再びステップ429へ戻る。
【0084】以上の異常処理IIでは、異常回数2回以
上、または異常に未露光な駒の連続数M以上の時、無視
できない異常としている。
【0085】カートリッジ内へ引き込む方向の給送を開
始し(ステップ426)て後、1駒検知を行う(ステッ
プ435)。そして、ステップ425で1駒検知を行っ
たので駒番号レジスタNを1加算する(ステップ43
6)。
【0086】次に、トレーラ側の最初の未露光駒T+1
までフィルムが送られたかどうか駒番号レジスタNを
(T+1)と比較する(ステップ437)。(T+1)
でなければステップ425に戻る。(T+1)であれば
ステップ438へ進む。そして、モータドライバ28に
より給送用モータ8を停止することにより、フィルムF
の給送を停止する(ステップ438)。
【0087】次に、途中巻戻しを行うリワインドスイッ
チ20がONか検知する(ステップ439)。ONのと
きは、ステップ447へ進み、フィルムFをカートリッ
ジに巻戻す。OFFのときは、ステップ440へ進む。
【0088】ステップ440においては、スイッチSW
1がONか否かを判別し、ONであると判別した場合
は、測光、測距の各動作を行う。次に、前記測光、測距
動作により得られたシャッタ秒時、絞り値等をカメラ情
報に変換し、エンコーダ25へ転送する。
【0089】前記エンコーダ25は転送されてくるカメ
ラ情報をコード化し、バッファ26はこれを蓄積するこ
とになる。さらに、スイッチSW2がONされたか否か
を判別し、ONであることを判別すると、公知の露光動
作を行う。つまり、制御回路27はレンズアクチュエー
タ2aを介してレンズエンコーダ2bからレンズ位置信
号を入力し、測距情報に対応する位置まで撮影レンズ1
が来ることによりレンズアクチュエータ2aへ停止指令
を行い、撮影レンズ1の駆動、即ちフォーカス動作を停
止させる。また、これとほぼ同時に測光センサ4の出力
によって定まった時間、シャッタ3の開閉動作を行う。
シャッタ3の開閉動作終了後、フィルム給送用モータ8
によりフィルムFをカートリッジCに入る向きに給送す
る(ステップ441)。そして、フィルムの給送の最中
にヘッドアンプ22を介して前記バッファ26に蓄積し
ていたカメラ情報を、磁気ヘッドHを駆動してフィルム
Fの磁気トラックTにフィルム情報のIDセンティネル
とは異なるNビットのIDセンティネル(例えば「00
000000」)に始まるデータキャラクタの列の形で
書き込む。その中には撮影順を示すEXP−T+1+N
が含まれているのは言うまでもない(ステップ44
2)。その後、パーフォレーションを検出することによ
り(ステップ443)、ステップ442におけるデータ
の書込みを停止する。パーフォレーションをステップ4
43で検出したことにより、フィルムFを1駒送ったの
でNを1増す(ステップ444)。
【0090】次に、Nが、リーダ部露光済の駒であるL
と等しくなったか検出する(ステップ445)。N=L
のときは、全駒露光済であるので、ステップ446へ進
む。N≠Lのときは、未露光駒が残っているので、ステ
ップ438へ戻り、給送を停止する。
【0091】次に、パーフォレーション検知フォトリフ
レクタ7により、フィルムFが、カートリッジCに巻込
まれる直前の状態が検出され(ステップ447)、さら
に、所定時間経過後フィルムFがカートリッジCに巻込
まれたと判断する。そして、フィルム給送用モータ8を
停止する(ステップ448)。
【0092】なお、前記では説明しなかったが、パッド
11はフィルムFの移動中のみパッド進退制御機構12
により磁気ヘッドHに押圧され、磁気情報の読出し、書
込みが確実なものとなるようになっている。
【0093】図10は本発明の第の実施例を示す図で
ある。カメラの構成は、図2の表示部29を除いた制御
回路ブロック図、及び図5に示したものと同様であるの
で、ここでは説明を省略する。本実施例は第の実施例
と同様フィルムFの露光をリーダ部から順に行うノー
マルワインドカメラを示す。
【0094】図10は図9のフローチャートに対応して
おり、図9と同じ動作をするときは同じステップNoを
示して、その説明を省略する。また、図9と動作が異な
るときは、ステップNoに☆印を付して示している。そ
の差違は磁気ヘッド位置がプリワインドカメラに対し
撮影画面を挟んで反対側に有るためフィルム引き出し時
の磁気情報のスキャンが撮影画面位置駒Nに対し1駒分
リーダ寄りつまりN+1について行われること、撮影
時のフィルム給送方向はフィルム引出し方向であること
の2つの理由による。以下、異なるステップについて説
明する。
【0095】ステップ504においては、フィルム駒レ
ジスタNにEXP−1を代入し(理由)、ステップ5
05においては、2駒送りを検知(理由)する。また
ステップ507においては、中番駒まで送られたかどう
か検出し(理由)、ステップ508においてはLにN
+1を代入(理由)する。ステップ518においては
LにN+1を代入(理由)する。ステップ520にお
いては、中番駒まで送られたかどうか検出(理由)す
る。さらに、ステップ525においては、520と同様
に0番駒まで送られたか否か検出する。また、ステップ
537においては、L−1駒まで送られたかどうか検出
(理由)する。ステップ541においては、引き出し
方向にフィルム給送(理由)する。ステップ545に
おいては、カウンタNを1減算(理由)する。そし
て、ステップ546においては、T駒に至ったか検出
(理由)する。
【0096】以上、すべての実施例を通して、連続的に
検出された未露光駒数の異常、通常の判別数Mは、最も
厳しくは1、カメラの誤動作の確率に応じて、2,3,
4またはそれ以上でも良い。
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【0122】
【0123】
【0124】
【0125】
【0126】
【0127】
【0128】
【0129】
【0130】
【0131】
【0132】
【発明の効果】 以上のように、 各駒の露光済、未露光の
判別手段と、連続的に検出された未露光駒の特定数以下
の時、検出結果を露光済とする異常検出手段と、前記判
別手段の出力に応じて、未露光駒の撮影画面への位置出
しを行うフィルム給送制御手段を設けたことにより、フ
ィルムの使用履歴中に突発的に生じた露光済駒に対する
露光済フラグまたはカメラ情報の上書きのミスを含んだ
フィルムを用いてもその事故に起因する二重露光を防ぐ
ことが可能となった。
【0133】
【0134】
【0135】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となるカメラの機械的構成を示す
斜視図である。
【図2】本発明の前提となるカメラの回路ブロック図で
ある。
【図3】図2に示した制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】カメラでの表示状態を示す図である。
【図5】本発明の前提となるカメラの機械的構成を示す
斜視図である。
【図6】本発明の前提となるカメラでの制御回路の動作
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の第の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第の実施例である制御回路の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 フォトリフレクタ 8 フィルム給送モータ 20 リワインドスイッチ 21 ID検知回路 27 制御回路 28 モータドライバ H 磁気ヘッド F 磁気トラック付フィルム TR 磁気トラック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−278040(JP,A) 特開 平4−256940(JP,A) 特開 平4−12335(JP,A) 特開 昭62−42137(JP,A) 特開 平3−158837(JP,A) 特開 昭54−13324(JP,A) 特開 平4−211235(JP,A) 実開 平4−63443(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/00 G03B 17/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム各駒の磁気トラックに記録され
    たカメラの露光に伴う情報の有無を順次スキャンし、未
    露光駒を判定する機能を有するカメラにおいて、フィル
    ム各駒の露光済、未露光を判定する判定手段と、前記判
    定手段により連続的に判定された未露光駒が特定数以下
    の時これら未露光駒を露光済とする異常処理手段と、前
    記判定手段と異常処理手段の出力に応じて未露光駒の撮
    影位置への位置出しを行うフィルム送り手段とを有する
    ことを特徴とするカメラ。
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