JPH11316408A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11316408A
JPH11316408A JP11086002A JP8600299A JPH11316408A JP H11316408 A JPH11316408 A JP H11316408A JP 11086002 A JP11086002 A JP 11086002A JP 8600299 A JP8600299 A JP 8600299A JP H11316408 A JPH11316408 A JP H11316408A
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JP
Japan
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film
frame
exposed
camera
information
Prior art date
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Application number
JP11086002A
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English (en)
Inventor
Toru Nagata
徹 永田
Kazuhiro Izukawa
和広 伊豆川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MRI機能を持つカメラの改良に関
するものである。 【構成】 各駒の磁気記録部に記録された情報
を判定して、露光済みか否かの判定を行うと共に、該判
定結果に応じて未露光駒数を表示する表示器を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MRI機能(使用途中
フィルムの巻き戻し、再装填による使用機能)を有する
カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記憶部を有するフィルムを使
用し、この磁気記憶部に年、月、日の日付やシャッタ秒
時、絞り値等の情報を磁気ヘッドにより書き込んだり、
必要に応じてこれを読み出したり、また当初より書かれ
ているISOやフィルム規定駒数等の情報を読み出した
りすることを可能とするカメラが米国特許第4,86
4,332号等にて提案されている。また、この磁気情
報の詳細な記録方法等については、WO90−0420
4号にて磁気情報において各情報毎に各々異なるID
(IDENTIFICATION)を付すること、また
WO90−04225号にてデータの後にエンドマーク
があること等の例が公開されている。
【0003】また、従来よりフィルムの先端部をも収納
したフィルムカートリッジを用い、フィルムの途中巻き
戻し(途中取り出し)及び該フィルムカートリッジの再
装填使用を可能とするカメラが米国特許第4,878,
075号にて開示されている。上記の提案によれば、フ
ィルムには透明の磁気層よりなる磁気記憶部が備わって
おり、カメラはこの磁気記憶部へ情報の書き込みあるい
はここにあらかじめ記録されている情報の読み出しを行
う磁気ヘッドを持ち、途中巻き戻しが行われたフィルム
カートリッジが再装填された際に、露光済、未露光の各
駒の判別を行うために、 ・ 撮影済駒に特定の情報を記録し、これを撮影済フラ
グ(以下DEPフラグ(Double Exposur
e Prevention encodement)と
記す)とし、再装填時にこのDEPフラグがあるか否か
を前記磁気ヘッドにより読み出し、該DEPフラグのあ
る駒を「露光済」駒と判別する。
【0004】・ フィルムにあらかじめフィルム情報を
記録しておき、カメラは撮影済駒に特定の情報を重ね書
きもしくは単にフィルム情報の消去を行うことでDEP
フラグを作り、再装填時にこのDEPフラグがあるか否
かを前記磁気ヘッドにより読み出し、該DEPフラグの
ある駒を「露光済」駒と判別する。という技術内容が開
示されている。
【0005】上記の件にはさらに、再装填時のフィルム
巻き上げ→露光済駒検出→未露光済駒位置出しのシーケ
ンスについても開示されて居る。また、本出願人は、各
駒の露光、未露光の判別方法の改良として特願平2−2
97828を出願し、そこにおいて以下の技術を開示し
ている。すなわち、フィルム上の磁気トラックにはあら
かじめISOや規定撮影駒等の情報が記録されており、
カメラはある駒の露光後カメラ情報をその上に重ね書き
をする構成となっている。更に各駒それぞれの磁気記憶
部内に、複数のフィルム情報の組があらかじめ書き込ま
れているフィルムを用いる。そして、露光状態判別手段
内に、途中まで使用されたフィルムを収納したフィルム
カートリッジが再装填された場合、駒割り出し手段によ
り割り出される駒の磁気記憶部内に書き込まれたままに
なっているフィルム情報の組数と所定数とを比較する比
較手段と、該比較手段による比較結果が所定数以下であ
る場合はこの時の駒は露光済の駒であると判別する判別
手段とを具備し、以て、フィルム情報の組数が所定数以
下である時に露光済の駒であると判定している。(これ
により、未露光駒を露光済駒と判別することはあって
も、露光済駒を未露光済と判別することがなくなる)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のカメラにおいては、そのカメラの使用者に対し
て、そのカメラの装填したフィルムが露光済であるか未
露光であるか及びその他フィルムに関する情報の表示を
行う点に関しての技術開示がされていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1,2,
3において磁気記録部の情報に基づいて未露光駒を判定
する判定手段を設け、該判定手段の判定結果に応じて未
露光駒番号を表示し、フィルムをカメラに装填した時の
未露光駒数もしくは装填後に露光したフィルム駒数を表
示し、また、フィルムをフィルムカートリッジから出
し、撮影準備状態になるまで、フィルム情報を表示する
表示手段を設けるものである。
【0008】
【作用】本発明では、カメラ本体に表示部を設け、その
フィルムの露光、未露光の状態と、その状態に応じたフ
ィルムの給送状態を使用者に適切に示せるようにしたも
のである。
【0009】
【実施例】図1乃至図4は本発明の第1の実施例を示す
ものである。
【0010】図1はカメラの要部構成を示す斜視図であ
り、図1において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズ1
を駆動するレンズアクチュエータ及びレンズ位置信号を
発生するレンズエンコーダ、3はレンズシャッタ、4は
AEのための測光センサ、5は該測光センサ4の受光角
を決めるレンズ、6は測距センサ及びファインダを含む
ブロック、7はフィルムFのパーフォレーションP1,
P2 を検知して該フィルムFの1駒割り出しを行うた
めの信号を発生するフォトリフレクタ、8はスプール内
に配置されたフィルム給送モータ、9は減速及び巻き上
げ・巻き戻しの切換えを行うギヤ列、10は巻き戻しフ
ォークである。
【0011】Cはフィルム先端が露出した状態で該フィ
ルムを収納しているフィルムカートリッジ、Fはベース
側に磁気記憶部(磁気トラックTR)が備わった前出の
フィルム、P1,P2は撮影画面Aに対応した前出のパ
ーフォレーション、HはフィルムF上の磁気トラックT
に情報の書き込み、あるいはここより情報の読み出しを
行う磁気ヘッドである。11はフィルムFを磁気ヘッド
Hに押し付けるパッドで、中央部にフィルムFとヘッド
ギャップの密着性を高めるための凹部を持つ。12はフ
ィルム給送時のみ前記パッド11をフィルムFを挟んで
磁気ヘッドHに対して所定圧力で押し付けるパッド進退
制御機構、16はレリーズボタン、17は測光,測距の
起動を行うスイッチ(SW1)、18はシャッタの開
放、フィルム給送のシーケンスをスタートするスイッチ
(SW2)、20は途中巻き戻しを行うリワインドスイ
ッチである。
【0012】図2は本発明に係る部分のカメラの回路ブ
ロック図であり、図1と同じ部分は同一符号を付してあ
る。
【0013】図2において、19は背蓋の閉成を検知す
る背蓋スイッチ、21はフィルム情報中のIDセンティ
ネルを検知するID検知回路、22は磁気ヘッドH用の
ヘッドアンプ、23はバッファ、24はデコーダ、25
はエンコーダ、26はバッファ、27は各回路のシーケ
ンス制御を行うマイクロコンピュータ等により構成され
る制御回路、28はフィルム給送モータ8を駆動するモ
ータドライバ、29は表示回路と表示素子からなる表示
部である。
【0014】ここで、上記制御回路27の動作につい
て、図3のフローチャートにしたがって説明する。な
お、本実施例のカメラは、フィルムFを一旦総て巻上、
1駒撮影毎にフィルムの巻き戻しを行う所謂プリワイン
ド方式を想定しており、フィルムF上の駒番号は、フィ
ルムカートリッジ側から1,2,3と順次増え、フィル
ムリーダ端で、最大枚数と一致する、という通常と逆順
を想定している。この駒番号の順序は以下のすべての実
施例について共通である。
【0015】フィルムカートリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられ、背蓋スイッチ19がONすると、
ステップ101(図中S101と略す)からステップ1
02へ進み、モータドライバ28を介してフィルム給送
モータ8を駆動し、フィルムFの総ての巻き上げを開始
する。そしてステップ103においてこのフィルム巻き
上げの途中において、フィルムFの磁気トラックTRに
IDセンティネル(情報先頭信号)に始まるデータキャ
ラクタの列として記録されているフィルム感度,規定駒
数,フィルム種類等のフィルム情報を磁気ヘッドHによ
り読み出す。
【0016】この読み出されたフィルム情報は、ヘッド
アンプ22で増幅されA/D変換された後、バッファ2
3へ転送され、その後デコーダ24によりデコードされ
て制御回路27へ転送される。
【0017】また、このステップ103において、ID
検知回路21はフィルム情報のNビットのIDセンディ
ネル(例えば「10000000」)を検知し続けてお
り、この検知出力を制御回路27は入力すると共にカウ
ントする。
【0018】ステップ104では、ステップ103で読
み込んだフィルム情報を表示部29に表示する(図4
(a)参照)。なお、図4(a)で30は液晶表示板等
の表示素子、31はフィルムの感度表示、32はフィル
ムの枚数表示、33はフィルムの種類表示である。ステ
ップ105では、制御回路27は内部の所謂リーダ側の
レジスタに、L=EXP+1,T=0,N=EXPの値
を代入する。ここで、Lはリーダ部駒番号、EXPはス
テップ103で読み込んだフィルム枚数、Tはトレーラ
部駒番号、Nは露光可能位置にある駒番号である。そし
て、制御回路27は、フォトリフレクタ7からのパーフ
ォレーション検出信号を検出する(ステップ106)。
さらに、フィルムFを給送中であることを表示するため
に、表示中のフィルム情報の表示を点滅する(ステップ
107)。この表示の変化によりカメラの使用者は、例
えば36駒目にフィルムFが露光可能であることを認識
できる。
【0019】次に、前記フィルム情報のIDセンティネ
ル数と「露光済」駒か否かのしきい値である所定数、例
えば8との比較を行い、「露光済」駒であると判別した
場合(IDセンティナル数≦所定数)はステップ109
へ進み、「露光済」駒でなかった場合(IDセンティネ
ル数>所定数)はステップ120へ進む(ステップ10
8)。ステップ109では、N=1か判定する。N=1
であると、総ての駒が露光済であるためステップ139
へ進む。N=1でない時は、未露光の駒が存在する可能
性があるので、ステップ110へ進む。
【0020】フィルムF上のリーダ部においてN番目の
駒までが露光済であるので、LにNの値を代入する(ス
テップ110)。そして、フィルムFをカートリッジC
から出す方向にフィルムFの給送を継続する(ステップ
111)。次に、ステップ106と同様にフィルムFの
パーフォレーションを検出する(ステップ112)。そ
の後、ステップ107と同様に、フィルム給送中である
ことを表示するために表示中のフィルム情報の表示を点
滅する(ステップ113)。フィルムFが、ステップ1
12で1駒分カートリッジCから出る方向に送られたこ
とを検知したのでNを1つ減じる(ステップ114)。
【0021】次に、ステップ108で「露光済」駒でな
かった(IDセンティネル数>所定数)の場合、フィル
ムF上のリーダ部における露光済の駒を表示する(ステ
ップ115)。よって、露光済の駒は、LからEXPま
でであるから、L=21,EXP=36の如く、図4
(c)のように示す。図4(c)で、34はカメラのシ
ャッタ速度表示、35はカメラの絞り値表示、37は2
1〜36駒が露光済であることを示す露光済駒表示であ
る。その後、ステップ111と同様に、フィルムFをカ
ートリッジCから出す方向にフィルムFの給送を継続し
(ステップ116)、ステップ106,112と同様
に、フィルムFのパーフォレーションを検出する(ステ
ップ117)。そして、フィルムFを給送中であること
を表示するために表示中の露光済駒表示を点滅する(ス
テップ118)。この表示の変化によりカメラの使用者
は、カメラがフィルムFの給送中であることを認識でき
る。そして、ステップ114と同様に、フィルムFが、
ステップ117で1駒分給送されたので、Nを1減じる
(ステップ119)。その後、ステップ108と同様
に、駒番号Nの駒が露光済か検知する(ステップ12
0)。未露光の時はステップ124を通って、ステップ
116へ戻って、次の駒が露光済か未露光か検知する。
露光済では、ステップ121へ進み、フィルムF上のト
レーラ部での露光済の駒番号TにNを代入する(ステッ
プ121)。
【0022】次に、リーダ部駒番号Lとトレーラ部駒番
号Tが決まったので、フィルムF上の未露光駒を表示す
る(ステップ122)。T+1番目からL−1番目の駒
までが、未露光駒である。ここで、T=9,L=21と
すると、図4(d)のように示す。図4(d)におい
て、38は10〜20番目の駒が未露光であることを示
す未露光駒表示である。未露光駒表示の後、フィルムF
を今までとは逆にカートリッジCに入る方向に給送する
(ステップ123)。また、ステップ124と125で
は、フィルムFのトレーラ部に露光済駒がない時を示し
ている。ステップ124において、露光済でなくN=1
の時は、トレーラ部に露光済の駒がない場合であり、ま
た、N≠1の時は、まだ、トレーラ部に露光済の駒が存
在する可能性があるので、ステップ116に戻る(ステ
ップ124)。ステップ122と同様に未露光駒を表示
する。ただし、T=0なので、未露光駒は1からL−1
となる(ステップ125)。フィルムFがカートリッジ
Cに入る方向に給送したら、ステップ106,112,
117と同様にフィルムFが1駒給送されたことを検出
する(ステップ126)。そして、フィルムFを給送中
であることを表示するために表示中の未露光駒の表示を
点滅する(ステップ127)。ステップ126でフィル
ムFが1駒給送されたことを検出したので、Nを1増し
(ステップ128)、ステップ144に進む。ここで、
現在露光位置にある駒の撮影順を演算する(ステップ1
44)。現在カートリッジ側の最初の露光可能な駒がN
なので、使用可能駒はリーダ部の撮影済駒数を合わせて
EXP−N+L+1=EXP−T+L+2番目となる。
これをKに代入し、Kの情報をエンコードし、バッファ
26に転送し、ステップ129に進む。そして、フィル
ムF上の使用可能駒数を表示する。N−Tは今回フィル
ムFを装填してからの露光した駒数を示す(ステップ1
29)。
【0023】L−T−1は、今回フィルムFを装填した
時に、未露光であった駒数である。例えば、N=10,
T=9,L=21とすると、図4(e)のようになる。
図4(e)で39は、使用可能駒である。これは、Mi
d Roll Interruptの略であるMRIと
使用可能な駒数1 of 11を示している。その後、
モータドライバ28により給送用モータ8を停止するこ
とにより、フィルムFの給送を停止する(ステップ13
0)。次に、途中巻き戻しを行うリワインドスイッチ2
0がONか検知し(ステップ131)、ONの時は、ス
テップ140へ進み、フィルムFをカートリッジに巻き
戻す。OFFの時は、ステップ132へ進む。
【0024】ステップ132においては、スイッチSW
1がONか否かを判別し、ONであると判別した場合
は、測光,測距の各動作を行う。次に、前記測光,測距
動作により得られたシャッタ秒時、絞り値等をカメラ情
報に変換し、エンコーダ25へ転送する。前記エンコー
ダ25は転送されてくるカメラ情報をコード化し、バッ
ファ26はこれを蓄積することになる。さらに、スイッ
チSW2がONされたか否かを判別し、ONであること
を判別すると公知の露光動作を行う。つまり、制御回路
27はレンズアクチュエータ2aを介してレンズエンコ
ーダ2bからレンズ位置信号を入力し、測距情報に対応
する位置まで撮影レンズ1が来ることによりレンズアク
チュエータ2aへ停止指令を行い、撮影レンズ1の駆
動、即ちフォーカス動作を停止させる。また、これとほ
ぼ同時に測光センサ4の出力によって定まった時間、シ
ャッタ3の開閉動作を行う(ステップ132)。
【0025】シャッタ3の開閉動作の後、フィルム給送
用モータ8によりフィルムFをカートリッジCに入る向
きに給送する(ステップ133)。
【0026】フィルム給送の最中にヘッドアンプ22を
介して前記バッファ26に蓄積していたカメラ情報を、
磁気ヘッドHを駆動してフィルムFの磁気トラックTR
にフィルム情報のIDセンティネルとは異なるNビット
のIDセンティネル(例えば「00000000」)に
始まるデータキャラクタの列の形で書き込む(ステップ
134)。バッファには撮影順序情報Kが含まれてお
り、各駒に記録される。次のパーフォレーションを検出
することによりステップ134に於けるデータの書き込
みを停止する(ステップ135)。
【0027】次いで、パーフォレーションをステップ1
35で検出したことをカメラの使用者に知らせるため使
用可能駒表示を点滅する(ステップ136)。パーフォ
レーションをステップ135で検出したことにより、フ
ィルムFを1駒送ったのでNを1増す(ステップ13
7)。そして、Nがリーダ部露光済の駒であるLと等し
くなったか検出し(ステップ138)、N=Lのときは
全駒露光済であるのでステップ139へ進む。N≠Lの
ときは、未露光駒が残っているので、ステップ144へ
戻り露光動作を行う。
【0028】ステップ139においては、全駒露光済で
あるので、図4(b)に示すように全駒露光済表示を行
う。図4(b)において、36はALL EXPOSE
Dの表示、すなわち全駒露光済表示である。
【0029】その後、フィルムFをモータ8によりカー
トリッジCに入れる方向に給送する(ステップ14
0)。そして、パーフォレーション検知フォトリフレク
タ7によりフィルムFが、カートリッジCに巻き込まれ
る直前の状態が検出され(ステップ141)、さらに、
所定時間経過後フィルムFがカートリッジCに巻き込ま
れたと判断する。フィルム給送用モータ8を停止する
(ステップ142)。そして、表示部29の標示板30
上の表示を消す(ステップ143)。
【0030】なお、前記では説明しなかったが、この実
施例のみならず、以下の実施例でもパッド11はフィル
ムFの移動中のみパッド進退制御機構12により磁気ヘ
ッドHに押圧され、磁気情報の読み出し、書き込みが確
実なものとなるようになっている。
【0031】図5、図6は本発明の第2の実施例を示す
図で本例は前記の例がプリワインドカメラを示していた
のに対し、フィルムFの露光をフィルムFのリーダ部か
ら行うノーマルワインドカメラを示す。
【0032】図5は図1に対応しており、ノーマルワイ
ンドカメラなので、露光後フィルムFをカートリッジC
から出す方法に給送するため磁気ヘッドH、パッド1
1、パッド進退制御機構12が、フィルム露光部を挟ん
で、プリワリンドカメラとは逆側に配置されている点に
違いがある。
【0033】図6は図3のフローチャートに対応したフ
ローチャートであり、図3との違いを☆印で示し、ステ
ップNoは、図3と同じものはそのまま用い、違うもの
は200番台の数字を用いた。
【0034】以下で、図3と違うステップについて説明
する。
【0035】制御回路27は内部のレジスタにL=EX
P+1、T=0、N=EXP−1を代入する(ステップ
205)。
【0036】これは、磁気ヘッドHの位置の違いにより
前記図1〜図3の実施例と違っている。また、ステップ
206では、パーフォレーションを2回検知する。これ
は磁気ヘッドHの位置が、プリワインドカメラと違うた
めである。さらに、ステップ210では、LにN+1を
代入する。これも磁気ヘッドHの位置の違いによる。次
に、ステップ221では、TにN+1を代入する。これ
も磁気磁気ヘッドHの位置の違いによる。また、ステッ
プ224では、N=0か検出する。磁気ヘッドHの位置
により、Nが0まで減らないと、フィルムFのトレーラ
部の総てのコマまで露光済か検出できないからである。
さらにステップ225においては、ノーマルワインドカ
メラでは、リーダ部とトレーラ部の露光駒検出後に、再
びリーダ部へフィルムFを給送しなければならないの
で、NがL−1となるまで、フィルムFを給送し続け
る。よって、N≠L−1のときはステップ126へ戻
る。N=L−1では、ステップ244へ進む。
【0037】また、ステップ233においては、ノーマ
ルワインドカメラでは露光後、フィルムFをカートリッ
ジCから出す方向に給送する。また、ステップ237に
おいては、ステップ135でパーフォレーションを検出
することにより、1駒分フィルムFを給送したので、N
を1減じる。ステップ238においては、N=Tか検出
する。N=Tであると全駒露光済となるので、ステップ
139へ進む。N≠Tでは未露光駒が残っているので、
ステップ129へ戻る。
【0038】ステップ244では、撮影順Kを演算す
る。現在撮影駒は最もリーダ寄りの未露光駒なので、K
=EXP−T+1+N(=EXP−T+L+2)であ
る。Kをエンコードしてバッファ26へ転送し、ステッ
プ129へ進む。
【0039】図7は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。図7のカメラの構成は図1及び図2と同じである
のでその説明は省略する。
【0040】ここで、図2の制御回路27の動作につい
て、図7のフローチャートにしたがって説明する。な
お、本実施例のカメラは、フィルムFを一旦すべて巻上
げ、1駒撮影毎にフィルムの巻戻しを行う所謂プリワイ
ンド方式を想定している。
【0041】フィルムカートリッジCがカメラに装填さ
れて背蓋が閉じられ、背蓋スイッチ19がONすると、
ステップ601からステップ602へ進み、モータドラ
イバ28を介してフィルム給送モータ8を駆動し、フィ
ルムFのすべての巻上げを開始する。そして、ステップ
603においてこのフィルム巻上げの途中において、フ
ィルムFの磁気トラックTにIDセンティネル(情報先
頭信号)に始まるデータキャラクタの列として記録され
ているフィルム感度、規定駒数、フィルム種類等フィル
ム情報Hにより読み出す。
【0042】この読み出されたフィルム情報は、ヘッド
アンプ22で増幅されA/D変換された後、バッファ2
3へ転送され、その後デコーダ24によりデコードされ
て制御回路27へ転送される。
【0043】また、このステップ603において、ID
検知回路21はフィルム情報のNビットのIDセンティ
ネル(例えば「10000000」)を検知し続けてお
り、この検知出力を制御回路27は入力すると共にカウ
ントする。
【0044】ステップ604では、ステップ603で読
み込んだフィルム情報を表示部29に図4(a)のよう
に表示する。図4(a)で30は液晶表示板等の表示素
子、31はフィルムの感度表示、32はフィルムの枚数
表示、33はフィルムの種類表示である。ステップ60
5では、制御回路27は内部のレジスタにL=EXP+
1、T=0、N=EXPの値を代入する。ここで、Lは
リーダ部駒番号、EXPはステップ603で読み込ん
だ、フィルム枚数、Tはトレーラ部駒番号、Nは露光可
能な駒番号である。
【0045】制御回路27は、フォトリフレクタ7から
のパーフォレーション検出信号を検出する(ステップ6
06)。そして、フィルムFを給送中であることを表示
するために、表示中のフィルム情報の表示を点滅する
(ステップ607)。この表示の変化によりカメラの使
用者は、例えば36駒目にフィルムFが露光可能である
ことを認識できる。
【0046】前記フィルム情報にIDセンティネル数と
「露光済」駒か否かのしきい値である所定数例えば8と
の比較を行い(ステップ608)、「露光済」駒である
と判別した場合、(IDセンティネル数≦所定数)はス
テップ609へ進み、「露光済」駒でなかった場合(I
Dセンティネル>所定数)ステップ620へ進む。「露
光済」駒であった場合、露光可能な駒番号であるNがN
=1か判定する(ステップ609)。N=1であるとす
べての駒が露光済であるためステップ639へ進む。N
=1でない時は未露光の駒が存在する可能性があるので
ステップ610へ進む。そして、フィルムF上のリーダ
部においてN番目の駒までが露光済であるので、LにN
の値を代入する(ステップ610)。
【0047】次に、フィルムFをカートリッジCから出
す方向にフィルムFの給送を継続する(ステップ61
1)。その後、ステップ606と同様にフィルムFのパ
ーフォションを検出する(ステップ612)。パーフォ
レーションを検知したら、ステップ607と同様に、フ
ィルム給送中であることを表示するために、表示中のフ
ィルム情報の表示を点滅する(ステップ613)。そし
て、フィルムFが、ステップ612で1駒分カートリッ
ジCから出る方向に送られてきたことを検知したのでN
を1つ減じる(ステップ614)。
【0048】ステップ615では、フィルムF上のリー
ダ部における露光済の駒を表示する。よって、露光済の
駒はLからEXPまでである。ここで、L=21、EX
P=36として、図4(c)のように表示する。図4
(c)において、34はカメラのシャッタ速度表示、3
5はカメラの絞り値表示、37は21〜36駒が露光済
であることを示す露光済駒表示である。露光済駒の表示
をしたら、ステップ611と同様に、フィルムFをカー
トリッジCから出す方向にフィルムFの給送を継続する
(ステップ616)。その後、ステップ606,612
と同様にフィルムFのパーフォレーションを検出する
(ステップ617)。パーフォレーションを検出したら
フィルムFを給送中であることを表示するために、表示
中の露光済駒表示を点滅する(ステップ618)。この
表示の変化によりカメラの使用者はカメラがフィルムF
の給送中であることを認識できる。
【0049】その後、ステップ614と同様にフィルム
Fが、ステップ617で1駒分給送されたので、Nを1
減じる(ステップ619)。次に、ステップ608と同
様に、駒番号Nの駒が露光済か検知する(ステップ62
0)。未露光のときは、ステップ624を通ってステッ
プ616へ戻って、次の駒が露光済か未露光か検知す
る。露光済では、ステップ621へ進み、フィルムF上
のトレーラ部での露光済の駒番号TにNを代入する(ス
テップ621)。そして、LとTが決まったので、フィ
ルムF上の 未露光駒を表示する(ステップ622)。
T+1番目からL−1番目の駒までが、未露光駒であ
る。ここでT=9,L=21として図4(d)のように
表示する。図4(d)において38は10〜20番目の
駒が未露光駒であることを示す未露光駒表示である。そ
の後、ステップ623において、フィルムFを今までと
は逆にカートリッジCに入れる方向に給送する。また、
ステップ624と625では、フィルムFのトレーラ部
に露光済駒が無いときを示している。ステップ624に
おいて露光済でなく、N=1のときは、トレーラ部に露
光済の駒が無い場合であり、N≠1のときは、まだトレ
ーラ部に露光済の駒が存在する可能性があるので、ステ
ップ616に戻る。そして、ステップ622と同様に未
露光駒を表示する。ただし、T=0なので、1からL−
1となる。
【0050】次に、ステップ606,612,617と
同様にフィルムFが1駒給送されたことを検出する(ス
テップ626)。そして、フィルムFを給送中であるこ
とを表示するために表示中の未露光駒の表示を点滅する
(ステップ627)。そして、ステップ626でフィル
ムFが1駒給送されたことを検出したので、Nを1増し
て(ステップ628)、フィルムF上の使用可能駒を表
示する(ステップ629)。N−Tは今回フィルムFを
装填してから露光した駒を示す。L−T−1は、今回フ
ィルムFを装填した時に未露光であった駒数である。N
=10、T=9、L=21とすると、図4(e)の様に
なる。図4(e)において39は使用可能駒であり、M
id Roll Interruptの略であるMRI
と使用可能な駒数1 of 11を示している。
【0051】使用可能駒表示後、モータドライバ28に
より給送用モータ8を停止することにより、フィルムF
の給送を停止する(ステップ630)。そして、途中巻
戻しを行うリワインドスイッチ20がONか検知する
(ステップ631)。ONのときはステップ640へ進
み、フィルムFをカートリッジに巻戻す。OFFのとき
はステップ632へ進む。ステップ632においては、
スイッチSW1がONかを判別し、ONであると判別し
た場合は、測光、測距の各動作を行う。次に、前記測
光、測距動作により得られたシャッタ秒時、絞り値等を
カメラ情報に変換し、エンコーダ25へ転送する。
【0052】前記、エンコーダ25は転送されてくるカ
メラ情報をコード化し、バッファ26はこれを蓄積する
ことになる。さらに、スイッチSW2がONされたか否
かを判別し、ONであることを判別すると、公知の露光
動作を行う。つまり、制御回路27はレンズアクチュエ
ータ2aを介してレンズエンコーダ2bからレンズ位置
信号を入力し、測距情報に対応する位置まで撮影レンズ
1が来ることにより、レンズアクチュエータ2aへの停
止指令を行い、撮影レンズ1の駆動、即ちフォーカス動
作を停止させる。また、これとほぼ同時に測光センサ4
の出力によって定まった時間、シャッタ3の開閉動作を
行う。
【0053】撮影終了後、フィルム給送用モータ8によ
りフィルムFをカートリッジCに入る向きに給送する
(ステップ633)。そして、フィルム給送の最中にヘ
ッドアンプ22を介して前記バッファ26に蓄積してい
たカメラ情報を、磁気ヘッドHを駆動してフィルムFの
磁気トラックTにフィルム情報のIDセンティネル(例
えば「00000000」)に始まるデータキャラクタ
の列の形で書込む(ステップ634)。次に、パーフォ
レーションを検出することによりステップ634におけ
るデータの書込みを停止する(ステップ635)。そし
て、パーフォレションをステップ635で検出したこと
をカメラの使用者に知らせるため使用可能駒表示を点滅
する(ステップ636)。パーフォレーションをステッ
プ635で検出したことによりフィルムFを1駒送った
のでNを1増す(ステップ637)。次に、Nがリーダ
部露光済の駒であるLと等しくなったか検出する(ステ
ップ638)。N=Lのときは全駒露光済であるのでス
テップ639へ進む。N≠Lのときは、未露光駒が残っ
ているので、ステップ629へ戻り露光動作行う。
【0054】N=Lのときは、全駒露光済であるので、
全駒露光済表示を図4(b)で示すように行う(ステッ
プ639)。図4(b)において、36はALL EX
POSEDの表示、すなわち全駒露光済表示である。そ
の後、フィルムFをモータ8により、カートリッジCに
入れる方向に給送する(ステップ640)。そして、パ
ーフォレーション検知フォトリフレクタ7によりフィル
ムFがカートリッジCに巻込まれる直前の状態が検出さ
れ、さらに、所定時間経過後フィルムFがカートリッジ
Cに巻込まれたと判断して(ステップ641)、フィル
ム給送用モータ8を停止して(ステップ642)、表示
部29の表示板30上の表示を消す(ステップ64
3)。
【0055】なお、前記では説明しなかったが、パッド
11はフィルムFの移動中のみパッド進退制御機構12
により、磁気ヘッドHに押圧され、磁気情報の読出し、
書込みが確実なものとなるようになっている。
【0056】図8は本発明の第4の実施例を示すフロー
チャートであり、その構成は図5に示したものと同じで
ある。
【0057】本実施例は、図7に示した実施例がプリワ
インドカメラを示していたのに対し、フィルムFの露光
をフィルムFのリーダ部から行うノーマルワインドカメ
ラを示す。図5は図1のプリワインドカメラに対応し、
ノーマルワインドカメラなので、露光後フィルムFをカ
ートリッジCから出す方向に給送するため、磁気ヘッド
H、パッド11、パッド進退制御機構12が、フィルム
露光部を挟んで、プリワインドカメラとは逆側に配置さ
れている点に違いがある。
【0058】図8は図7のフローチャートに対応し、図
7との違いを☆印で示し、ステップNoは図7と同じも
のはそのまま用い、違うものは700番台の数字を用い
た。
【0059】以下で、図7と違うステップについて説明
する。
【0060】ステップ705においては、制御回路27
は内部のレジスタにL=EXP+1、T=0、N=EX
P−1を代入する。これは、磁気ヘッドHの位置の違い
により前記実施例と違っている。
【0061】また、ステップ706においては、パーフ
ォレーションを2回検知する。これは、磁気ヘッドHの
位置が、プリワインドカメラと違うためである。そし
て、ステップ710では、LにN+1を代入する。これ
も、磁気ヘッドHの位置の違いによる。また、ステップ
721では、TにN+1を代入する。これも、磁気ヘッ
ドHの位置の違いによる。ステップ724においては、
N=0か検出する。磁気ヘッドHの位置によりNが0ま
で減らないとフィルムFのトレーラ部のすべての駒まで
露光済か検出できないからである。ステップ725にお
いては、ノーマルワインドカメラではリーダ部とトレー
ラ部の露光駒検出後に、再びリーダ部へフィルムFを給
送しなければならないので、NがL−1となるまでフィ
ルムFを給送しつづける。よって、N≠L−1のときは
ステップ626に戻る。N=L−1ではステップ629
へ進む。
【0062】また、ステップ733では、ノーマルワイ
ンドカメラでは露光後フィルムFをカートリッジCから
出す方向に給送する。ステップ737では、ステップ6
35でパーフォレーションを検出することにより、1駒
分フィルムFを給送したので、Nを1減じる。さらに、
ステップ738ではN=Tか検出する。N=Tであると
全駒露光済となるので、ステップ639へ進む。N≠T
では、未露光駒が残っているので、ステップ629へ戻
る。
【0063】図9、図10は本発明の第5の実施例を示
す図で、本実施例は第1の実施例に対し、プリワインド
カメラにおいてフィルムFのリーダ部における露光済の
駒を検知する毎に表示板30の上の露光済駒表示37を
変化する点と、フィルムFの未露光駒を検知する毎に表
示板上の未露光駒表示38を変化する点が違う。本実施
例によれば、カメラの使用者は、カメラのフィルム給送
状態を表示板30の変化により認識できる。
【0064】図9は図7のフローチャートに対応し、図
7との違いを☆印で示し、ステップNoは図7と同じも
のはそのまま用い、違うものは800番台の数字を用い
た。
【0065】以下で図7と違う点について説明する。
【0066】ステップ810においてはステップ615
と同様に、フィルムF上のリーダ部における露光済の駒
を表示する。露光済の駒はLからEXPまでである。L
=EXPのときの表示状態を図10(a)に示す。図1
0(a)において、40は露光済駒表示である。ここで
は、EXP=36としているので、36駒目が露光済で
あることを示している。次に、さらにステップ611,
612,813,614,608,609と進んだ場
合、L=EXP−1となるので、表示板30は図10
(b)に示すようになる。図10(b)おいて41は露
光済駒表示である。ここで、35〜36駒目が露光済で
あることを示している。この様にカメラがフィルムFを
1駒送る毎に露光済駒の表示を変えていくので、カメラ
の使用者はカメラの動作状態を認識することができる。
【0067】また、ステップ813では、ステップ61
8と同様にフィルムFを給送中であることを表示するた
め露光済駒表示を点滅する。この表示の変化により、カ
メラの使用者はフィルムFの給送中であることを認識で
きる。ただし、ステップ813はカメラがフィルムFを
1駒送る毎にステップ810で表示を変化させているた
め、カメラの使用者がカメラの動作状態を認識できるの
で除いても良い。
【0068】次に、ステップ815においては、ステッ
プ622とは違い、Tが未定であるので、N番目からL
−1番目の駒までを未露光駒として表示する。ここでL
=21のときの表示状態を図10(c)に示す。図10
(c)において、42は未露光駒表示である。ここで
は、20番目の駒が未露光であることを示している。次
に、さらにステップ616,617,818,619,
621,620,624と進んだ場合の表示状態を図1
0(d)に示す。図10(d)において43は未露光駒
表示である。ここでは、19番目〜20番目の駒が未露
光であることを示している。この様にカメラがフィルム
Fを1駒給送する毎に未露光駒表示が変化していくの
で、カメラの使用者はカメラの動作状態を知ることがで
きる。
【0069】また、ステップ818においては、ステッ
プ627と同様にフィルムFを給送中であることを表示
するために、表示中の未露光駒の表示を点滅する。ただ
し、ステップ818はカメラがフィルムFを1駒送る毎
にステップ810で表示を変化させているため、カメラ
の使用者がカメラの動作状態を認識できるので除いても
良い。
【0070】さらに、ステップ825においては、N=
1のときは、ステップ825以降のステップでT=0で
なければならないのでT=0を代入する。
【0071】図11は、本発明の実施例の第6の実施例
を示す図で、図9の実施例がプリワインドカメラにおい
て、表示板30をフィルムFを1駒給送する毎に変化さ
せていたのに対し、ノーマルワインドカメラにおいて、
フィルムFを1駒給送する毎に表示板30上の表示を変
化させる。
【0072】図11は図8のフローチャートに対応し、
各ステップにおける動作は、図8、図9で説明してある
ので、省略する。
【0073】
【発明の効果】以上のように、カメラがフィルムF上の
露光済駒と未露光駒を検知するため、判定手段の判定結
果にて未露光駒を表示したので未露光駒数を確認できる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のカメラの機械的構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明のカメラの回路ブロック図である。
【図3】図2に示した制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の表示状態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例のカメラの機械的構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5の実施例である制御回路の動作を
示すフローチャートである。
【図10】図9の実施例に示す表示部の状態を説明する
図である。
【図11】本発明の第6の実施例である制御回路の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 フォトリフレクタ 8 フィルム給送モータ 20 リワインドスイッチ 21 ID検知回路 27 制御回路 28 モータドライバ H 磁気ヘッド F 磁気トラック付フィルム TR 磁気トラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの磁気記録部の情報に基づいて
    未撮影駒を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結
    果にしたがって前記フィルムの未撮影駒数を表示する表
    示手段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、前記表
    示手段は、フィルムをカメラに装填した時の未露光駒数
    もしくは装填後に露光したフィルム駒数を表示すること
    を特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカメラにおいて、前記表示
    手段は、フィルムをフィルムカートリッジから出し、撮
    影準備状態になるまで、フィルム情報を表示することを
    特徴とするカメラ。
JP11086002A 1999-03-29 1999-03-29 カメラ Pending JPH11316408A (ja)

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