JPH0524617U - ラツク移送装置 - Google Patents

ラツク移送装置

Info

Publication number
JPH0524617U
JPH0524617U JP1713991U JP1713991U JPH0524617U JP H0524617 U JPH0524617 U JP H0524617U JP 1713991 U JP1713991 U JP 1713991U JP 1713991 U JP1713991 U JP 1713991U JP H0524617 U JPH0524617 U JP H0524617U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
dishwasher
conveyor
detection means
general
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1713991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2567162Y2 (ja
Inventor
禎之 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP1713991U priority Critical patent/JP2567162Y2/ja
Publication of JPH0524617U publication Critical patent/JPH0524617U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567162Y2 publication Critical patent/JP2567162Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗浄機から送り出されるラックが、汎用
ラックであってもハーフラックであっても、これをリフ
ター装置の定位置まで確実に引き込む。 【構成】リフター装置26の搬送体30に、ラック移送
方向に沿って2基のコンベヤ64,66が直列に配設さ
れる。搬送体30には、各コンベヤ64,66の下流側
端部近傍に臨む位置に、ラックを検出可能な検知手段5
6,58が対応的に配設される。両検知手段56,58
は、ハーフラックの長さ寸法よりも離間するよう位置決
めされる。両検知手段56,58のラック判別信号に基
づき、各コンベヤ64,66の運転を制御して、各種ラ
ックを搬送体30の定位置に確実に引き込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、食器洗浄機からのラック引き出しを行なうラック移送装置を、洗 浄機に隣設配置した食器洗浄装置において、食器洗浄機から送り出される食器収 容ラックが、汎用ラックの半分の長さ寸法に設定したラック(以後「ハーフラック」 と称す)であっても、これを移送装置の定位置まで確実に引き込み得るラック移 送装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
飲食に供された多量の皿、茶碗、コップ等の食器群を自動的に洗浄する食器洗 浄機が、主として喫茶店やレストラン等の厨房に設置され、業務上好適に使用さ れている。この食器洗浄機は、例えば、洗浄液体の噴射反力により水平回転する ノズルを上下に備えた洗浄槽と、この洗浄槽を覆って内部に洗浄室を画成する箱 状ケーシングと、洗浄液体を前記ノズルに圧力供給するポンプとから基本的に構 成され、前記洗浄室に食器収容ラックを収納した後、洗浄運転がなされる。
【0003】 また、前記ラックを洗浄室に収納し、また洗浄終了後のラックを洗浄室から取 出す構造としては、ケーシングの前部に開閉扉を設けたタイプと、洗浄室を 上方からケーシングで昇降自在に被蓋し、洗浄槽の上部からラックの挿入・取出 しを可能としたタイプとに大別される。
【0004】 何れのタイプでも、予め残飯類を排除した使用済食器をラックに収容し、この ラックを洗浄室に搬入した後洗浄機の稼動を開始する。これにより、上下の回転 ノズルから高温の洗浄液をラック中の食器に噴射して本洗いを行ない、次いで同 ノズルから熱湯を該食器に噴射してすすぎ洗いを行なう。
【0005】 ところで、従来の食器洗浄機では、洗浄すべき食器を収容したラックを機内に 搬入する作業および洗浄後のラックを機外に搬出する作業には、何れも人手を要 している。通常の喫茶店やレストラン等の規模では、食器洗浄量もさほど多くな いのでこれでも差支えないが、大宴会場を有するホテルや大規模のドライブイン 等における厨房では、これが無視し得ない問題となっている。
【0006】 すなわち、前述の大規模飲食設備において、一度に大量の要洗浄食器が生じた 場合に、1人の作業者でラックの搬入・搬出に対処するのは、作業量・作業時間 の点で過重労働を強いることとなり、また洗浄機の稼動率も低下する欠点がある 。従ってこのような場合、ラックの搬入作業と搬出作業とを2人の作業者で一般 に分担し合うが、このときは人件費が嵩む欠点が指摘される。
【0007】 そこで、本件出願人は食器の効率的な洗浄を行なうと共に、省力化を達成し得 る食器洗浄装置につき鋭意開発を行ない、多数の特許および実用新案出願を行な った。例えば実願平2−23454号に係る考案「食器洗浄装置」は、ラック搬入 装置、食器洗浄機、リフター装置およびワゴンが直列に配設され、食器を収容し たラックの食器洗浄機への搬入→食器洗浄機へ搬入されたラックに収容した食器 の洗浄→洗浄機からのラック搬出→ワゴンへのラック段積みを全自動で行なうこ とができる。
【0008】 本考案の内容と関係するので、主要な構成につき簡単に説明すると、前記リフ ター装置は、支持骨格をなす枠体の内部に、食器収容ラックを載置して枠体に沿 いつつ昇降駆動される搬送体を備えている。この搬送体には、食器洗浄機で洗浄 の完了したラックを該搬送体に引き込むと共に、該ラックをリフター装置に連結 されるワゴンのラック受容部に向けて送り出す受渡し装置が配設されている。ま た、受渡し装置は、表面に走行方向に所定間隔で複数の突起を設けた歯付きベル トで構成され、該突起をラックの凹凸底部に係合させて、該ラックの引き込みお よび送り出しを行なうよう構成されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、厨房で使用される一般の規格寸法に係る食器収容ラック(汎用ラック) は、前記食器洗浄機の洗浄室に収納可能な外形寸法(例えば500mm×500 mm)に設定されて、1回の洗浄で1個の汎用ラックに収容した食器を洗浄処理 するようになっている。しかるに、食器を収容した汎用ラックはかなりの重量と なる点、および被洗浄食器を種類毎に区分けする要請から、汎用ラックの半分の 長さ寸法(例えば500mm×250mm)のハーフラックが、汎用ラックと共に 併用されている。そして該ハーフラックを使用して食器の洗浄を行なう場合は、 一度に2個のハーフラックを食器洗浄機の洗浄室に収納して洗浄運転している。
【0010】 この場合において、前記食器洗浄装置では、食器洗浄機での洗浄が完了したラ ックは、次回洗浄予定のラックを搬入することにより押し出され、この洗浄後の ラックの先端底部に、前記歯付ベルトの突起が係合して引き出されるよう構成さ れている。また、食器洗浄機に搬入されるラックよりも、歯付ベルトにより引き 出されるラックの速度を高速に設定することにより、ラック搬入装置に負荷が加 わらないよう構成してある。
【0011】 このため、仮に1組(2個)のハーフラックを食器洗浄機で洗浄した後、該ハー フラック組を後続の汎用ラックにより押し出すと、先ず先行のハーフラックが歯 付ベルトにより引き出され、このとき受渡し装置とラック搬入装置との速度差に より対をなす後行のハーフラックとの間に不可避的に間隙を生ずる。また後行の ハーフラックは、走行している歯付ベルトの突起が凹凸底部に係合するまでは積 極的な引き込みがなされないため、両ハーフラックの間に突起のピッチ寸法の数 倍分の隙間を生ずことは避けられなかった。
【0012】 また食器洗浄装置では、前記搬送体の下流側端部近傍にラック検知手段が配設 され、該検知手段によりラックが定位置まで引き込まれたことを検出して、前記 受渡し装置を停止すると共に、次の動作、例えば搬送体を昇降させたり、食器洗 浄機のケーシングを下降して食器洗浄を開始するよう構成されている。
【0013】 しかしながら、食器洗浄機から送り出されたラックが1組のハーフラックであ った場合は、前述した如く、ラック引き込み時に両ハーフラックの間に必然的に 所要寸法の隙間を生ずる。このため、先行のハーフラックを前記検知手段が検出 した時点では、後行のハーフラックは未だ食器洗浄機から完全に引き出されてい ないことが予想される。従って、前記検知手段の検出信号に基づいて搬送体が昇 降したり、ケーシングが下降すると、リフター装置と食器洗浄機との間に位置す る後行のハーフラックがケーシングに衝突し、収容食器を破損させる事故が発生 するおそれがある。従って、食器洗浄装置を使用する場合は、汎用ラックとハー フラックとを選別する必要があった。
【0014】
【考案の目的】
この考案は、前記食器洗浄機からのラックの引き出しを行なうラック移送装置 に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであ って、食器洗浄機からハーフラックが送り出された場合であっても、該ラックを 移送装置の定位置まで確実に引き込み得る手段を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本考案は、洗浄槽へ の食器収容ラックの搬入・搬出を許容する食器洗浄機に隣設配置され、前記食器 収容ラックが水平に載置される移載部と、この移載部に設けた一対の歯付きベル トからなるコンベヤとを備えて、食器洗浄機から搬出される食器収容ラックを前 記歯付きベルトの突起で引掛けて移載部の定位置まで引き込むようにしたラック 移送装置において、 前記歯付きベルトを直列に設けてなるコンベヤを、前記移載部のラック移送方 向に沿う両側に走行自在に設け、 前記各コンベヤの下流側端部近傍に臨む位置に、該コンベヤにより移送される 食器収容ラックの到来を検出するラック検知手段を夫々配設すると共に、 前記2つのラック検知手段の配設間隔を、汎用の食器収容ラックと異なる規格 寸法としたハーフラックの長さより大きく設定し、 前記両ラック検知手段のラック検出判別信号に基づいて、前記各コンベヤの運 転を制御するよう構成したことを特徴とする。
【0016】
【実施例】
次に、本考案に係るラック移送装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面 を参照しながら説明する。
【0017】 (第1実施例について) 第1実施例では、ラック移送装置として、食器洗浄機から引き出したラックを ワゴンに段積みするリフター装置を使用するものであって、図1は、リフター装 置の搬送体を示す要部概略斜視図である。図2は、ラック搬入装置、食器洗浄機 、リフター装置およびワゴンを組合わせた食器洗浄装置の全体構成を概略的に示 す斜視図である。なお、本考案のラック移送装置(第1実施例ではリフター装置) の理解を容易にするため、食器洗浄装置の各ユニットにつき個別に説明する。ま た、説明の便宜上、食器洗浄には汎用ラックが使用されるものとして説明する。
【0018】 (ラック搬入装置について) 図2に示すように、後述する食器洗浄機10の一側には、その洗浄槽12中の 定位置まで汎用ラック14の搬入を行なうラック搬入装置16が配置されている 。このラック搬入装置16は、被洗浄食器15を収容した汎用ラック14を載置 可能なテーブル状の水平基台18から基本的に構成される。また前記基台18は 、その上面レベルを洗浄槽12のラック受入れレベルと一致させて、該基台18 に載置した汎用ラック14を下流側に位置する食器洗浄機10に円滑に搬入し得 るよう設定されている。
【0019】 前記基台18には、適宜の駆動機構(図示せず)が配設され、この駆動機構に基 台18の僅か上方に配設したプッシャー20が取付けられ、このプッシャー20 は駆動機構の往復駆動に伴い、基台18の僅か上方を水平に進退移動する。すな わち基台18に載置した汎用ラック14は、プッシャー20の前進移動により食 器洗浄機10の洗浄槽12に送り込まれる(図5(a)参照)。なお、ラック搬入装 置16は、プッシャー20による汎用ラック14の食器洗浄機10への送り込み 途中であっても、後述する搬送体30に配設した第1検知手段56および第2検 知手段58が何れもON作動した場合は停止制御されるよう設定されている。
【0020】 (食器洗浄機について) 図2に示す食器洗浄機10は、上方に全面開放する矩形状の洗浄槽12と、該 洗浄槽12を上方から被蓋可能な昇降自在な箱状ケーシング22とを基本的に備 え、該ケーシング22は洗浄槽12を被蓋した状態で、内部に洗浄室が画成され るようになっている。この食器洗浄機の構造自体は、業務用洗浄機として一般的 なものであって、上下の関係で水平に対向し合う回転ノズル、洗浄液やすすぎ水 を圧力噴射するポンプその他貯湯タンク等の諸部材(何れも図示せず)が配設され ている。なお、洗浄槽12には、使用に供されて洗浄を要する食器15を収容し た汎用ラック14が、下部ノズルの真上の定位置に載置可能になっている。
【0021】 前記ケーシング22は、食器洗浄機10に内蔵の上昇機構(図示せず)により、 食器洗浄が完了した際に自動的に上昇して洗浄槽12を開放するよう構成される 。また、該ケーシング22の下降(洗浄槽12の被蓋)は、後述するリフター装置 26に配設した下降手段27により行なわれる。
【0022】 (リフター装置について) 図2に示す如く、前記食器洗浄機10の一側部(前記ラック搬入装置16の配 設側と反対側)には、洗浄の完了した前記汎用ラック14を食器洗浄機10から 引き出すと共に、該ラック14を後述するワゴン24に段積みするリフター装置 26が設置されている。このリフター装置26は、支持骨格をなす枠体28の内 部に、該枠体28に沿って水平に昇降可能な搬送体30が配設されている。
【0023】 前記搬送体30は、図1に示す如く、水平部38aと、該水平部38aのラッ ク移送方向に沿う両端縁部に立設した垂直部38b,38bとで構成した搬送枠 体38を備え、この枠体内部に汎用ラック14が収納されるようになっている。 また、前記枠体28におけるラック移送方向と交差する方向に対向する両側には 、昇降機構32が配設され、この昇降機構32が搬送枠体38の対応する垂直部 38bに適宜の手段を介して連結される。従って、昇降機構32を昇降駆動する ことにより、搬送枠体38(搬送体30)は枠体28に沿いつつ昇降する。なお搬 送体30は、適宜の検知手段(図示せず)により後述するワゴン24の棚段部材3 4の正面(搬送体30に移載された汎用ラック14を棚段部材34へ搬入させ得 る位置)で位置決め停止されるよう構成されている。
【0024】 (搬送体におけるラック受渡し装置について) 前記搬送枠体38の内部には昇降架台36が配設され、この昇降架台36に、 食器洗浄機10から汎用ラック14を引き出してリフター装置26に移載すると 共に、当該リフター装置26の汎用ラック14を後述するワゴン24に搬出する 受渡し装置40が設けられている。昇降架台36は、内部に設けた受渡し装置4 0を囲繞すると共に、汎用ラック14が載置されるカバー42,44,44を有し ている。例えば図1および図3に示すように、昇降架台36の中央部に矩形状の 中央カバー42が着脱可能に配設され、該中央カバー42の両側に、側部カバー 44,44が配設されている。
【0025】 前記側部カバー44における中央カバー42から離間する端縁部には、上方に 突出するガイド44aが一体的に形成され、対向し合う両ガイド44a,44a の離間寸法は、洗浄完了後の汎用ラック14が通過し得る値に設定されている( 図3参照)。また、側部カバー44のラック移送方向両端部には、図1に示す如 く、中央カバー42と対向する側に所定長さの切欠部44b,44bが形成され ると共に、該側部カバー44のラック移送方向中央に切欠部44cが形成されて いる。そして、受渡し装置40を構成する各コンベヤ64,66の歯付きベルト 50(何れも後述)の上部が、切欠部44b,44cを介して側部カバー44の上 面に延在して走行するよう構成してある。なお、受渡し装置40は、前記ラック 搬入装置16が始動して、汎用ラック14を食器洗浄機10に搬入すると同時に 始動するよう設定されている。
【0026】 前記受渡し装置40は、図4に示す如く、ラック移送方向に直列に配設した2 基のコンベヤ64,66から構成されている。なお、上流側に位置する第1コン ベヤ64と、下流側に位置する第2コンベヤ66とは同一の構成であるので、第 1コンベヤ64についてのみ説明し、第2コンベヤ66に関して同一の部材には 同一の符号を付してその説明は省略する。
【0027】 前記昇降架台36の内部には、図4に示す如く、前記側部カバー44における 中央の切欠部44cの下方に臨む位置に駆動軸47が回転自在に枢支されると共 に、ラック移送方向上流側の切欠部44bの下方に臨む位置に従動軸48が回転 自在に枢支されている。そして、各切欠部44b,44cの下方に、駆動軸47 および従動軸48に夫々固定した歯付きプーリ49,49が位置し、各列をなす 歯付きプーリ49,49間に歯付きベルト50が巻掛けられている。また駆動軸 47にスプロケット51が固定され、このスプロケット51と昇降架台36内に 配設したモータ52の出力軸に固定したスプロケット53との間に、無端チェン 54が巻掛けられている。従って、モータ52を所定方向に回転させることによ り、前記一対の歯付きベルト50,50は所定方向に走行する。
【0028】 なお、第2コンベヤ66においては、側部カバー44におけるラック移送方向 下流側の切欠部44bの下方に臨む位置に駆動軸47が配設され、中央の切欠部 44cの下方に臨む位置に従動軸48が配設されている(図4参照)。
【0029】 前記各ベルト50の上部は、側部カバー44の切欠部44b,44cからカバ ー44上面に延出し、図4に示す如く、ベルト50の裏面(歯部が形成される側) が側部カバー44に摺接しつつ走行するようになっている。また、ベルト50の 表面には、走行方向に所定間隔離間して複数の突起55が一体的に形成されてい る。この突起55は、図5(b)に示す如く、汎用ラック14の凹凸底部に係合し て、該ラック14を移送するべく機能する。そして、食器洗浄機10から送り出 された汎用ラック14は、第1コンベヤ64により搬送体30に引き込まれ、ま た搬送体30に移載された汎用ラック14は、第2コンベヤ66により前記ワゴ ン24へ送り出されるよう構成されている。なお、歯付ベルト50,50の走行 速度は、前記ラック搬送装置16におけるプッシャー20の移動速度よりも高速 に設定され、ラック搬入装置16に負荷が加わらないよう構成してある。
【0030】 (ラック検知手段について) 前記搬送枠体38の一方の垂直部38bには、図1に示す如く、受渡し装置4 0を構成する第1コンベヤ64および第2コンベヤ66の下流側端部近傍に臨む 位置に、第1検知手段56および第2検知手段58が対応的に配設されている。 両検知手段56,58の検知片56a,58aは、前記側部カバー44の上方で、 かつ汎用ラック14の搬入経路に臨み(図3参照)、受渡し装置40により搬送体 30に引き込まれる汎用ラック14を検出可能に構成されている。
【0031】 なお、第1検知手段56と第2検知手段58とは、図6(d)に示す如く、前記 ハーフラック60の長さ寸法よりも離間して位置決めされ、両検知手段56,5 8のラック検出判別信号に基づいて、食器洗浄機10から送り出されたラックが 汎用ラック14かハーフラック60かを判別し得るよう構成されている。すなわ ち、リフター装置26に例えば汎用ラック14が引き込まれると、第1検知手段 56がON作動を保持したまま、第2検知手段58がON作動する(図5(c)参 照)。また、リフター装置26にハーフラック60が引き込まれた場合は、先ず 第1検知手段56がON作動し、該第1検知手段56がOFF作動した後、第2 検知手段58がON作動する(図6(c),(d),(e)参照)。そして、第1検知手段 56と第2検知手段58とのラック検出判別信号に基づいて受渡し装置40の運 転が制御され、食器洗浄機10から送り出されたラックが汎用ラック14であっ てもハーフラック60であっても、これをリフター装置26の定位置まで確実に 引き込み得るよう構成される。
【0032】 (食器洗浄機におけるケーシングの下降手段について) 前記リフター装置26の背面側(図2において)には、適宜の駆動機構(図示せ ず)が配設され、この駆動機構に、食器洗浄機10の配置側に延出すると共に、 上昇待機する前記ケーシング22の上部に臨む下降手段27が配設される。そし て、駆動機構を下降駆動すれば、下降手段27の下降移動によりケーシング22 が強制下降されるようになっている。この下降手段27は、食器洗浄機10に汎 用ラック14を送り込んだ前記プッシャー20が所定位置まで後退したタイミン グで、下降を開始するよう設定されている。
【0033】 (ワゴンについて) 前記リフター装置26の食器洗浄機10を挟む反対側に、図2に示す如く、複 数のキャスター62を介して移動自在に構成したワゴン24が着脱自在にセット される。このワゴン24には、ラック14の搬入方向と平行なL字形状の棚段部 材34,34が、ラック14を載置し得る寸法だけ離間して対向的に配設され、 この対をなす棚段部材34,34は、上下方向に所定間隔離間して複数組(実施例 では4組)配設されている。
【0034】 (第1実施例の作用について) 次に、第1実施例に係るリフター装置の作用につき説明する。なお、食器洗浄 機に汎用ラックとハーフラックとがランダムに搬入されて洗浄・すすぎが完了し た後、これらラックがリフター装置に送り出されるパターンとして、基本的に3 つのパターンが考えられるので、各パターンにつき、図8のフローチャートを参 照して説明する。またハーフラックは、単体でも食器洗浄機により洗浄処理され るものとして説明する。
【0035】 (食器洗浄機に汎用ラックが連続して搬入される場合) 使用に供されて汚れた食器15を収容した第1番目の汎用ラック14を、ラッ ク搬入装置16の基台18上に載置する。このとき、食器洗浄機10におけるケ ーシング22は定位置まで上昇して停止し、洗浄槽12を開放してラック搬入を 待機している(図2参照)。なお、食器洗浄機10およびリフター装置26の搬送 体30には、ラックは存在していないものとする。
【0036】 次いで、ステップ101(以下「ステップ」を「S」と称する)で食器洗浄装置をス タート(始動ボタン(図示せず)を押す)させると、搬入装置16の駆動機構が正転 方向に駆動され、前記プッシャー20が食器洗浄機10に向かって前進移動して 、第1番目の汎用ラック14は食器洗浄機10の洗浄槽12上に搬入される(S 102)。
【0037】 なお、第1番目の汎用ラック14が食器洗浄機10に搬入された時点では、前 記搬送体30に配設した両検知手段56,58は何れもOFF状態であるので、 リフター装置26は停止している。
【0038】 第1番目の汎用ラック14が搬入されてプッシャー20が後退すると、前記リ フター装置26に配設した下降手段27が始動して、前記ケーシング22を下降 させることにより洗浄槽12を被蓋し、洗浄槽上方に位置する汎用ラック14を 囲繞する。このケーシング22の被蓋を、適宜の検知手段が検知すると、食器洗 浄機10での洗浄が開始され、所定時間後に食器15の洗浄・すすぎが完了する と、ケーシング22を洗浄機に内蔵の昇降機構により上昇させる。
【0039】 次いで、図5(a)に示す如く、第2番目の汎用ラック14を食器洗浄機10に 強制搬入することにより(S103)、洗浄後の汎用ラック14はリフター装置2 6の所定位置まで押し出される。また、ラック搬入装置16の始動と同時に、前 記受渡し装置40を構成する2基のコンベヤ64,66が始動する。すなわち、 先ず第1コンベヤ64の歯付きベルト50,50が走行して、該ベルト表面に突 設した突起55をラック底部の凹凸部に係合させ、汎用ラック14を食器洗浄機 10から確実に引き出して昇降架台36への移載がなされる。なお、このときに は前記第1検知手段56および第2検知手段58は、何れもラックを検出してい ないOFF状態となっている。
【0040】 次にS104で、第1検知手段56がONされたかを確認し、肯定(YES)で あればS105に移行する。すなわち、前記第1コンベヤ64により第1番目の 汎用ラック14が昇降架台36に引き込まれるので、図5(b)に示す如く、第1 検知手段56はON作動する。従って、S105に移行して第1検知手56がO FFされ、かつ第2検知手段58がONされたかを確認する。
【0041】 前記第1コンベヤ64により昇降架台36に引き込まれる汎用ラック14は、 第1検知手段56をONして更に移動すると、前記第2コンベヤ66の歯付きベ ルト50,50の突起55がラック底部の凹凸部に係合し、該ラック14を引続 いて昇降架台36に引き込む。そして、該汎用ラック14が所定位置に到来する と、図5(c)に示す如く、第2検知手段58が汎用ラック14を検出してON作 動する。このとき、第1検知手段56はON状態を保持しているので、S105 は否定(NO)され、S106に移行して第1コンベヤ64および第2コンベヤ6 6を停止することにより、第1番目の汎用ラック14の搬送体30への移載が完 了する。
【0042】 次いでS107で、搬送体30に移載された汎用ラック14を、前記ワゴン2 4に段積みする。すなわち、前記昇降機構32が所要方向に駆動され、搬送体3 0をワゴン24に配設した所定位置の棚段部材34,34の正面まで昇降移動さ せる。次いで、受渡し装置40が再始動することにより、汎用ラック14は棚段 部材34,34に積込まれる。そして、搬送体30が所期の待機位置に戻って停 止することにより、1サイクルが終了する。
【0043】 (食器洗浄機に最初にハーフラックが搬入され、次いで汎用ラックが搬入され る場合) 前記被洗浄食器15を収容した第1番目のハーフラック60を、ラック搬入装 置16により食器洗浄機10に搬入し、洗浄・すすぎを行なう。次いで、図6( a),(b)に示す如く、第2番目の汎用ラック14を、ラック搬入装置16により 食器洗浄機10に強制搬入することにより、洗浄後のハーフラック60はリフタ ー装置26の所定位置まで押し出される。また、前記受渡し装置40を構成する 2基のコンベヤ64,66が始動し、ハーフラック60は第1コンベヤ64によ り食器洗浄機10から引き出される。
【0044】 次にS104で、第1検知手段56がONされたかを確認し、肯定(YES)で あればS105に移行する。前記第1コンベヤ64により第1番目のハーフラッ ク60が昇降架台36に引き込まれるので、図6(c)に示す如く、第1検知手段 56はON作動する。従って、S105に移行して第1検知手段56がOFFさ れ、かつ第2検知手段58がON作動したかを確認する。
【0045】 前述した如く、第1検知手段56と第2検知手段58とは、ハーフラック60 の長さ寸法よりも離間して配置されているので、図6(d)に示す如く、第1コン ベヤ64から第2コンベヤ66に引き渡されて昇降架台36に引き込まれるハー フラック60は、第2検知手段58をONする以前に、第1検知手段56をOF F作動させる。そして、図6(e)に示す如く、第1検知手段56がOFF状態の まま、第2検知手段58がON作動する。すなわち、S105が肯定(YES)さ れてS108に移行し、第1コンベヤ64および第2コンベヤ66を停止するこ とにより、第1番目のハーフラック60の前記搬送体30への移載が完了する。 更にS109に進んで、搬送体30に移載されたハーフラック60を、前記ワゴ ン24に段積みする。
【0046】 なお、第3番目に食器洗浄機10に搬入されるラックが、汎用ラック14また はハーフラック60の何れの場合であっても、洗浄・すすぎの完了した第2番目 の汎用ラック14は、前記のパターンと同一の手順を経てワゴン24に段積み される。
【0047】 (食器洗浄機にハーフラック,ハーフラック,汎用ラックの順で搬入される場合) 被洗浄食器15を収容した第1番目のハーフラック60が、ラック搬入装置1 6を介して食器洗浄機10に搬入され(S102)、洗浄・すすぎが行なわれる。 次いで、図7(a)に示す如く、第2番目のハーフラック60をラック搬入装置1 6を介して食器洗浄機10に搬入した(S103)後、S104で第1検知手段5 6がONされたかを確認する。
【0048】 ここで、食器洗浄機10には2個のハーフラック60が収納されるよう設定さ れているので、この時点では食器洗浄機10に第1番目と第2番目の2個のハー フラック60,60が位置し、該洗浄機10からラックは送り出されない。従っ て、第1検知手段56のONが否定(NO)され、S110に移行する。すなわち 、この時点で、食器洗浄機10に2個のハーフラック60,60が搬入されたも の判断する。そして、食器洗浄機10の運転を継続して食器15の洗浄・すすぎ が完了すると、第3番目の汎用ラック14を食器洗浄機10に搬入させる。
【0049】 第3番目の汎用ラック14の食器洗浄機10への強制搬入により、図7(b)に 示す如く、2個のハーフラック60,60は食器洗浄機10から押し出される。 食器洗浄機10から押し出された第1番目のハーフラック60は、前記第1コン ベヤ64により昇降架台36に引き込まれる。なお、第1コンベヤ64の走行速 度は、ラック搬入装置16の移動速度よりも高速に設定されているので、第1番 目のハーフラック60と第2番目のハーフラック60との間には、所定の隙間が 画成される。
【0050】 次に、S111で第1検知手段56がONしたことを確認(図7(c))した後、 S112で第1検知手段56がOFF(図7(d))で、かつ第2検知手段58がO N作動したことを確認(図7(e))すると、S113に移行して第2コンベヤ66 を停止させる。これにより、第1番目のハーフラック60の搬送体30への移載 が完了する。なお、第1コンベヤ64は駆動しているので、第2番目のハーフラ ック60は該第1コンベヤ64により昇降架台36に引き込まれる。
【0051】 次いでS114で、第1検知手段56がONしたかを確認し、肯定(YES)さ れた場合はS115に移行し、第1コンベヤ64を停止する。これにより、第2 番目のハーフラック60の搬送体30への移載が完了し、該搬送体30には、図 7(f)に示す如く、2個のハーフラック60,60が載置される。次いで、S1 16で搬送体30に移載された2個のハーフラック60,60を、ワゴン24の 棚段部材34,34に段積みする。
【0052】 ここで、前記食器洗浄機10に2個のハーフラック60,60が位置している 状態で、第3番目にハーフラック60が食器洗浄機10に搬入された場合は、食 器洗浄機10から第1番目のハーフラック60のみが送り出されることとなる。 従って、前記S114で第1検知手段56のONが否定(NO)され、S117に 移行する。S117で第4番目のラック、例えばハーフラック60が食器洗浄機 10に搬入されると、食器洗浄機10からは第2番目のハーフラック60がリフ ター装置26に向けて送り出される。
【0053】 次いで、S118で第1検知手段56がONされたことを確認した後、S11 9で第1コンベヤ64を停止することにより、第2番目のハーフラック60の搬 送体30への移載が完了する。そして、S120に移行し、搬送体30に移載さ れた2個のハーフラック60,60のワゴン24の棚段部材34,34への段積み が行なわれる。
【0054】 なお、第4番目に汎用ラック14が食器洗浄機10に搬入されると、該食器洗 浄機10に位置する第2番目と第3番目のハーフラック60,60がリフター装 置26に向けて送り出される。しかし、リフター装置26の搬送体30には、既 に第1番目のハーフラック60が移載されているので、第2番目のハーフラック 60を第1検知手段56が検出(ON)した際に、前記ラック搬入装置16が停止 される。
【0055】 このとき、前述した如く第1コンベヤ64により昇降架台36に引き込まれる 第2番目のハーフラック60と、第4番目の汎用ラック14により押し出される 第3番目のハーフラック60との間には所要の隙間を生ずる(図7(c)参照)。従 って、リフター装置26と食器洗浄機10との間には第3番目のハーフラック6 0は臨んでいないので、S120に移行し、搬送体30に移載されている2個( 第1番目と第2番目)のハーフラック60,60のワゴン24への段積みは支障な く行なわれる。
【0056】 そして、ハーフラック60,60のワゴン24への段積みが終了し、搬送体3 0が所期の待機位置に戻って停止すると、前記ラック搬入装置16が再始動され 、第4番目の汎用ラック14を食器洗浄機10に完全に搬入することにより、食 器洗浄機10から第3番目のハーフラック60がリフター装置26に向けて送り 出される。この第3番目のハーフラック60は、前記のパターンと同一の手順 を経てワゴン24に段積みされる。
【0057】 (第2実施例について) 第2実施例では、ラック移送装置として、洗浄の完了したラックおよび収容食 器の冷却・乾燥を促進させる冷却・乾燥装置を使用するものであって、図9は、 ラック搬入装置、食器洗浄機、冷却・乾燥装置およびラック貯留台を組合わせた 食器洗浄装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。なお、ラック搬入装置お よび食器洗浄機の構造は、第1実施例で説明したものと同一であるので、概出の 部材と同一の部材については同一の符号を付して、その詳細説明は省略する。
【0058】 (冷却・乾燥装置について) 前記食器洗浄機10の一側部(前記ラック搬入装置16の配設側と反対側)には 、図9および図10に示す如く、冷却・乾燥装置68が配置されている。該冷却 ・乾燥装置68は、洗浄の完了した前記汎用ラック14を食器洗浄機10から引 き出して該装置68に搬入すると共に、ラック14および被洗浄食器15の冷却 および乾燥を行なうべく機能する。また、冷却および乾燥のなされた汎用ラック 14は、後述するラック貯留台70に向けて送り出されるよう構成されている。
【0059】 (ラック受渡し装置について) 前記冷却・乾燥装置68は、図10に示す如く、矩形状に形成された箱体71 で構成され、該箱体71におけるラック移送方向上流側(食器洗浄機10を指向 する側)に、食器洗浄機10から押し出された汎用ラック14の搬入を許容する 入口71aが開設されている。また、箱体71のラック移送方向下流側に、前記 入口71aと同一レべルで出口71bが開設され、該出口71bを介して汎用ラ ック14は前記ラック貯留台70に搬出される。そして、入口71aと出口71 bとの間に、食器洗浄機10から汎用ラック14を引き出して箱体71の内部に 引き込むと共に、当該箱体71の汎用ラック14をラック貯留台70に搬出する ラック受渡し装置40が設けられている。
【0060】 前記箱体71の内部には、ラック移送方向と交差する方向に所定間隔離間して 一対の側部カバー44,44(一方のみ図示する)が水平に配設され、両側
部カバ ー44,44に、汎用ラック14が載置されるよう構成してある。両側部カバー 44,44の間に画成された開口72には、ラック受渡し装置40を構成する2 基のコンベヤ64,66が、ラック移送方向に直列に配設されている。各コンベ ヤ64,66は、ラック移送方向と交差して走行自在に配設した一対の歯付きベ ルト50,50から構成され、各コンベヤ64,66は、箱体71の内部に配設し た対応のモータ52,52により所定方向に走行駆動されるよう構成されている 。
【0061】 前記各歯付きベルト50には、側部カバー44のラック載置レベルから上方に 突出する複数の突起55が長手方向に所定間隔で突設されている。この突起55 は、食器洗浄機10から押し出されたラック汎用14の凹凸底部に係合して、該 ラック14の冷却・乾燥装置68への引き込みを行なうと共に、該装置68に移 載された汎用ラック14を、前記ラック貯留台70に送り出すべく機能する。
【0062】 前記側部カバー44には、そのラック移送方向に沿う端縁部に沿って、上方に 垂直に延在するガイド44aが形成され、対向し合う両ガイド44a,44aの 離間寸法は、洗浄終了後の汎用ラック14が通過し得る値に設定されている。な お、ラック受渡し装置40の始動は、前記ラック搬入装置16の始動と連動する よう設定されている。また図10に示す如く、前記開口72の真下に排水皿73 が配設され、冷却・乾燥装置68に搬入された汎用ラック14および食器15か らの滴下水は、該排水皿73に集水されて機外に排出されるよう構成されている 。
【0063】 (ラック検知手段について) 前記一方の側部カバー44に設けたガイド44aには、図10に示す如く、受 渡し装置40を構成する第1コンベヤ64および第2コンベヤ66の下流側端部 近傍に臨む位置に、ラック受渡し装置40により冷却・乾燥装置68に搬入され た汎用ラック14またはハーフラック60を検出可能な第1検知手段56および 第2検知手段58が対応的に配設されている。また、両検知手段56,58は、 前記ハーフラック60の長さ寸法よりも離間して位置決めされ、第1実施例と同 様に、2個の検知手段56,58のラック検出判別信号に基づいて、ラック受渡 し装置40の各コンベヤ64,66の運転が制御されるようになっている。
【0064】 (ケーシングの開閉検知手段について) 前記冷却・乾燥装置68の箱体71には、図10に示す如く、前記食器洗浄機 10と対向する側面における入口71aの上方位置に、外方に突出して洗浄機1 0のケーシング22に当接可能な検知片74が回動自在に配設されている。この 検知片74は、ケーシング22が下降して前記洗浄槽12を閉成したときに該ケ ーシング22に当接し、またケーシング22が上昇して洗浄槽12を開放したと きに該ケーシング22から離間するよう位置決めされている。
【0065】 また箱体71の内部には、前記ラック搬入装置16の運転制御を行なう検知手 段75が配設され、該検知手段75は前記検知片74によりON,OFF作動さ れるよう構成されている。すなわち、検知手段75は、検知片74にケーシング 22が当接していないときには、洗浄槽12の開放を検出してラック搬入装置1 6によるラック搬入を可能とし、また検知片74にケーシング22が当接してい るときには、洗浄槽12の閉成を検出してラック搬入装置16によるラック搬入 を阻止する(搬入装置16の運転を不能とする)よう設定されている。
【0066】 (冷却ファンについて) 前記箱体71の天板76には、図10に示す如く、空気吸込み用の吸入口76 aが複数穿設されると共に、該天板76の下部に送風ファン78が配設されてい る。この送風ファン78は、吸入口76aから吸引した空気を、前記ラック受渡 し装置40に向けて吹出すよう構成されている。従って、食器洗浄機10から搬 出されて冷却・乾燥装置68に移載された汎用ラック14および食器15は、送 風ファン78の回転により吹付けられる空気により冷却および乾燥の促進が図ら れる。なお、ラック受渡し装置40の下方に位置する箱体背面(図10において) には、空気吹出口71cが複数穿設され、箱体71の内部を空気が円滑に流れる よう構成されている。
【0067】 (ケーシングの下降手段について) 前記冷却・乾燥装置68における箱体71の背面側には、適宜の駆動機構(図 示せず)が配設され、この駆動機構に、図9に示す如く、食器洗浄機10の配置 側に延出すると共に、上昇待機する前記ケーシング22の上部に臨む下降手段2 7が配設されている。すなわち、駆動機構を付勢して下降手段27を下降させる ことにより、食器洗浄機10のケーシング22は前記洗浄槽12を被蓋する位置 まで下降される。
【0068】 (ラック貯留台について) 前記冷却・乾燥装置68における食器洗浄機10の配置側と反対側に、図9に 示す如く、前記汎用ラック14を複数(実施例では2個)載置可能なテーブル状の ラック貯留台70が配置されている。このラック貯留台70は、その上面レベル を、前記冷却・乾燥装置68のラック搬出レベルと一致させて、冷却・乾燥装置 68から搬出された汎用ラック14の円滑な移載をなし得るよう設定されている 。また、ラック貯留台70におけるラック載置面の適宜位置に、ラック搬入方向 と交差するストッパ79が突設され、該貯留台70に搬入された汎用ラック14 が、ラック貯留領域から外れることがないよう構成されている。
【0069】 図9に示す如く、ラック貯留台70の背面側端縁部には、上方に突出する取付 部80が形成され、該取付部80に、貯留台70に搬入された汎用ラック14を 検出可能な検知手段81が、ラック搬入方向に所定間隔離間して複数(実施例で は4個)配置されている。そして、全てのラック検知手段81が汎用ラック14 の存在を検出したときに、前記ラック受渡し装置40およびラック搬入装置16 を運転不能状態(食器洗浄装置の運転を停止する)として、満杯状態のラック貯留 台70に新たな汎用ラック14が搬入されないよう設定されている。
【0070】 なお、前記各検知手段81は、ラック貯留台70に規定数のハーフラック60 が搬入された際に、各検知手段81が個々にハーフラック60を検出し得るよう 位置決めされている。
【0071】 (第2実施例の作用について) 次に、第2実施例に係る冷却・乾燥装置の作用につき説明する。
【0072】 (食器洗浄機に汎用ラックが連続して搬入される場合) 前記食器洗浄機10に洗浄済みの汎用ラック14が臨んでいる状態で、次回洗 浄予定の汎用ラック14をラック搬入装置16により食器洗浄機10に強制搬入 すると、洗浄済みの汎用ラック14が後続の汎用ラック14により押し出される 。搬入装置16の動作に連動して冷却・乾燥装置68のラック受渡し装置40を 構成する2基のコンベヤ64,66が始動する。すなわち、先ず第1コンベヤ6 4により汎用ラック14が食器洗浄機10から引き出され、該ラック14は冷却 ・乾燥装置68の前記両側部カバー44,44上に移載される。
【0073】 そして、該汎用ラック14が冷却・乾燥装置68の定位置まで引き込まれる過 程において、先ず前記第1検知手段56がON作動する。次いで、該第1検知手 段56がON状態を保持したまま、第2検知手段58がON作動した時点で受渡 し装置40を構成する両コンベヤ64,66の運転が停止され、汎用ラック14 の搬入が完了する。
【0074】 なお、前記汎用ラック14の冷却・乾燥装置68への搬入が開始されると、適 宜の検知手段(図示せず)がラック搬入を検出し、前記送風ファン78を始動させ る。従って、送風ファン78の回転により前記吸入口76aから吸引された空気 は、側部カバー44,44に載置された汎用ラック14および食器15に吹付け られる。これにより該ラック14および食器15が冷却されると共に、食器15 の乾燥が促進される。送風ファン78は、始動してから所定時間経過後に自動的 に停止するよう設定されている。
【0075】 次に、前記ラック搬入装置16により後続の汎用ラック14を食器洗浄機10 に強制搬入すると、該搬入装置16と連動してラック受渡し装置40が始動し、 冷却・乾燥装置68に位置する汎用ラック14は、前記ラック貯留台89に向け て搬出される。
【0076】 (食器洗浄機に最初にハーフラックが搬入され、次いで汎用ラックが搬入される 場合) 前記食器洗浄機10で1個のハーフラック60の洗浄処理が完了した後、該食 器洗浄機10に汎用ラック14を強制搬入すると、ハーフラック60は冷却・乾 燥装置68の所定位置まで押し出される。そしてこのハーフラック60は、ラッ ク受渡し装置40の第1コンベヤ64により食器洗浄機10から引き出される。
【0077】 前記ラック受渡し装置40によりハーフラック60が冷却・乾燥装置68に引 き込まれると、先ず前記側部カバー44のラック移送方向上流側に配設した第1 検知手段56がハーフラック60を検出してON作動する。次いで、該第1検知 手段56がOFF状態となった後、第2検知手段58がON作動する。この場合 は、受渡し装置40を構成する2基のコンベヤ64,66を停止することにより 、1個のハーフラック60の冷却・乾燥装置68への移載が完了する。
【0078】 また、前記食器洗浄機10で洗浄済みの汎用ラック14が冷却・乾燥装置68 に引き込まれると、当該冷却・乾燥装置68に位置するハーフラック60は、ラ ック受渡し装置40を構成する第2コンベヤ66により前記ラック貯留部70に 向けて搬出される。
【0079】 (食器洗浄機にハーフラック,ハーフラック,汎用ラックの順で搬入される場合) 食器洗浄装置において、1回目の洗浄運転が行なわれた後、次回のラックが食 器洗浄機10に強制搬入されても、該食器洗浄機10から冷却・乾燥装置68に ラックが送り出されない場合は、食器洗浄機10に2個のハーフラック60が存 在しているものと判断する。
【0080】 この場合は、第3番目に汎用ラック14を食器洗浄機10に強制搬入すると、 食器洗浄機10に位置する2個のハーフラック60,60は、冷却・乾燥装置6 8に向けて押し出される。食器洗浄機10から押し出された先行のハーフラック 60は、前記第1コンベヤ64により冷却・乾燥装置68に引き込まれる。この とき、先行のハーフラック60と後行のハーフラック60との間には、所定の隙 間が画成される。
【0081】 前記受渡し装置40により引き込まれる先行のハーフラック60により、先ず 前記第1検知手段56がON作動し、次いで該第1検知手段56がOFF状態と なった後、第2検知手段58がON作動する。なお、このとき後行のハーフラッ ク60は未だ第1検知手段56をON作動させていないので、この場合は前記第 2コンベヤ66のみを停止し、先行のハーフラック60の冷却・乾燥装置68へ の移載が完了する。
【0082】 前記受渡し装置40を構成する第1コンベヤ64は引き続き駆動しているので 、後行のハーフラック60は食器洗浄機10から引き出され、該ハーフラック6 0を第1検知手段56が検出(ON)したことを条件として、第1コンベヤ64の 運転が停止される。これにより、2個のハーフラック60の冷却・乾燥装置68 への移載が完了し、次いで食器洗浄機10で洗浄済みの汎用ラック14が冷却・ 乾燥装置68に送り出されることにより、該冷却・乾燥装置68に位置する2個 のハーフラック60はラック貯留部70に向けて搬出される。
【0083】 なお、実施例では受渡し装置を構成する2基のコンベヤを、夫々専用のモータ により駆動するよう構成し、各モータを制御することにより各コンベヤの運転を 制御する場合につき説明したが、本願はこれに限定されるものでない。例えば、 1基のモータからの出力をクラッチを介して2基のコンベヤに分岐し、モータお よびクラックを制御することにより、各コンベヤの運転を制御することもできる 。
【0084】
【考案の効果】
以上に述べた如く、本考案に係るラック移送装置によれば、食器洗浄機から送 り出されるラックが、汎用ラックであってもハーフラックであっても、これを移 送装置の定位置まで確実に引き込むことができる。すなわち、食器洗浄機に食器 収容ラックを搬入する際に、該ラックが汎用ラックであるかハーフラックである かを選別する必要がなくなる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るリフター装置の搬送体を示す
要部概略斜視図である。
【図2】第1実施例に係るリフター装置が組込まれる食
器洗浄装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【図3】図1に示す搬送体の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線で示す搬送体の断面図であ
る。
【図5】第1実施例において、食器洗浄機に位置する汎
用ラックが、後続の汎用ラックによりリフター装置に向
けて送り出される状態を示す説明図である。
【図6】第1実施例において、後続の汎用ラックにより
リフター装置に送り出された汎用ラックが、第1コンベ
ヤにより食器洗浄機から引き出される状態を示す説明図
である。
【図7】第1実施例において、後続の汎用ラックにより
送り出された汎用ラックが、受渡し装置により昇降架台
に移載された状態を示す説明図である。
【図】第1実施例において、食器洗浄機に位置するハ
ーフラックが、後続の汎用ラックによりリフター装置に
向けて送り出される初期の状態を示す説明図である。
【図9】第1実施例において、食器洗浄機からリフター
装置に送り出されたハーフラックが、第1コンベヤによ
り食器洗浄機から引き出される状態を示す説明図であ
る。
【図10】第1実施例において、リフター装置に移載さ
れたハーフラックが第1コンベヤにより移送される状態
を示す説明図である。
【図11】第1実施例において、リフター装置に移載さ
れたハーフラックが第2コンベヤにより移送される状態
を示す説明図である。
【図12】第1実施例において、リフター装置に移載さ
れたハーフラックが昇降架台の定位置に移載された状態
を示す説明図である。
【図13】第1実施例において、食器洗浄機に2個のハ
ーフラックが搬入される状態を示す説明図である。
【図14】第1実施例において、食器洗浄機に位置する
2個のハーフラックが、後続の汎用ラックによりリフタ
ー装置に向けて送り出される状態を示す説明図である。
【図15】第1実施例において、汎用ラックによりリフ
ター装置に向けて送り出される先行のハーフラックが、
第1コンベヤにより移送される状態を示す説明図であ
る。
【図16】第1実施例において、汎用ラックによりリフ
ター装置に向けて送り出される先行のハーフラックが第
2コンベヤにより移送されると共に、後行のハーフラッ
クが第1コンベヤにより食器洗浄機から引き出される状
態を示す説明図である。
【図17】第1実施例において、先行のハーフラックが
昇降架台の定位置で停止すると共に、後行のハーフラッ
クが第1コンベヤにより移送される状態を示す説明図で
ある。
【図18】第1実施例において、2個のハーフラックが
昇降架台の定位置に移載された状態を示す説明図であ
る。
【図19】第1実施例に係るリフター装置におけるラッ
ク受渡し装置のフローチャート図である。
【図20】第2実施例に係る冷却・乾燥装置を組込んだ
食器洗浄装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【図21】図20に示す食器洗浄装置を一部破断して示
す概略側面図である。
【符号の説明】
10・・・食器洗浄機, 12・・・洗浄槽,
14・・・汎用ラック 26・・・リフター装置, 30・・・搬送体, 4
4・・・側部カバー 50・・・歯付きベルト, 55・・・突起, 5
6・・・第1検知手段 58・・・第2検知手段, 60・・・ハーフラック 64・・・第1コンベヤ, 66・・・第2コンベヤ 68・・・冷却・乾燥装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽(12)への食器収容ラック(14,60)
    の搬入・搬出を許容する食器洗浄機(10)に隣設配置さ
    れ、前記食器収容ラック(14,60)が水平に載置される移
    載部(30,44)と、この移載部(30,44)に設けた一対の歯付
    きベルト(50,50)からなるコンベヤとを備えて、食器洗
    浄機(10)から搬出される食器収容ラック(14,60)を前記
    歯付きベルト(50,50)の突起(55)で引掛けて移載部(30,4
    4)の定位置まで引き込むようにしたラック移送装置にお
    いて、 前記歯付きベルト(50,50)を直列に設けてなるコンベヤ
    (64,66)を、前記移載部(30,44)のラック移送方向に沿う
    両側に走行自在に設け、 前記各コンベヤ(64,66)の下流側端部近傍に臨む位置
    に、該コンベヤ(64,66)により移送される食器収容ラッ
    ク(14,60)の到来を検出するラック検知手段(56,58)を夫
    々配設すると共に、 前記2つのラック検知手段(56,58)の配設間隔を、汎用
    の食器収容ラック(14)と異なる規格寸法としたハーフラ
    ック(60)の長さより大きく設定し、 前記両ラック検知手段(56,58)のラック検出判別信号に
    基づいて、前記各コンベヤ(64,66)の運転を制御するよ
    う構成したことを特徴とするラック移送装置。
  2. 【請求項2】 前記食器洗浄機(10)から搬出された食器
    収容ラック(14)が、前記コンベヤ(64,66)により移載部
    (30,44)に引き込まれた際に、上流側に配設した第1検
    知手段(56)がラック(14)を検出し、次いで該第1検知手
    段(56)がラック検出状態のまま、下流側に配設した第2
    検知手段(58)がラック(14)を検出したことを条件とし
    て、両コンベヤ(64,66)を停止するようにした請求項1
    記載のラック移送装置。
  3. 【請求項3】 前記食器洗浄機(10)から搬出された食器
    収容ラック(60)が、前記コンベヤ(64,66)により移載部
    (30,44)に引き込まれた際に、上流側に配設した第1検
    知手段(56)がラック(60)を検出し、次いで該第1検知手
    段(56)がラック検出を解除した後、下流側に配設した第
    2検知手段(58)がラック(60)を検出したことを条件とし
    て、両コンベヤ(64,66)を停止するようにした請求項1
    記載のラック移送装置。
  4. 【請求項4】 前記食器洗浄機(10)から搬出された食器
    収容ラック(60,60)が、前記コンベヤ(64,66)により移載
    部(30,44)に引き込まれた際に、上流側に配設した第1
    検知手段(56)がラック(60)を検出し、次いで該第1検知
    手段(56)がラック検出を解除した後、下流側に配設した
    第2検知手段(58)がラック(60)を検出した際に、下流側
    に配設した第2コンベヤ(66)を停止し、更に前記第1検
    知手段(56)が再びラック(60)を検出したことを条件とし
    て、上流側に配設した第1コンベヤ(64)を停止するよう
    にした請求項1記載のラック移送装置。
JP1713991U 1991-02-27 1991-02-27 ラック移送装置 Expired - Lifetime JP2567162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1713991U JP2567162Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ラック移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1713991U JP2567162Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ラック移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524617U true JPH0524617U (ja) 1993-03-30
JP2567162Y2 JP2567162Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=11935681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1713991U Expired - Lifetime JP2567162Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ラック移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567162Y2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106032199A (zh) * 2016-07-18 2016-10-19 长沙高汇环保科技有限公司 全自动开停机方法
JP2021040808A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム
JP2021040806A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム
CN113633236A (zh) * 2021-07-05 2021-11-12 湖南洗唰唰智能洗净设备有限责任公司 一种升降式输送餐具清洗机
JP2021177861A (ja) * 2020-05-12 2021-11-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム及び装置間搬送装置
KR20210143066A (ko) * 2020-05-19 2021-11-26 심명순 자동창고용 물품 입출고장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101999771B1 (ko) * 2018-07-20 2019-07-12 주식회사 대양에스티 식기세척기용 식기투입기

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106032199A (zh) * 2016-07-18 2016-10-19 长沙高汇环保科技有限公司 全自动开停机方法
JP2021040808A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム
JP2021040806A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム
JP2021177861A (ja) * 2020-05-12 2021-11-18 ホシザキ株式会社 洗浄システム及び装置間搬送装置
KR20210143066A (ko) * 2020-05-19 2021-11-26 심명순 자동창고용 물품 입출고장치
CN113633236A (zh) * 2021-07-05 2021-11-12 湖南洗唰唰智能洗净设备有限责任公司 一种升降式输送餐具清洗机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2567162Y2 (ja) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0087566B1 (en) Cleaning machine
US5329952A (en) Apparatus for washing dishes
CN111565615B (zh) 餐具洗涤设备和餐具干燥设备
JPH0524617U (ja) ラツク移送装置
JP2541389Y2 (ja) 食器洗浄装置
JP2620142B2 (ja) 食器洗浄装置
EP0016895B1 (en) Cleaning machine
JP2590906Y2 (ja) 食器およびトレイの洗浄装置
JP2550591Y2 (ja) 食器洗浄装置の安全装置
GB2155772A (en) Machine for washing trays and dishes
JPH0699007B2 (ja) リフター装置のラック送り込み方法
JPH0448796Y2 (ja)
JPH0742376Y2 (ja) 使用済食器の搬送機構を備えた巡回搬送飲食台および使用済食器用盆の昇降制御装置
JP3064906U (ja) トレイ自動洗浄装置
JPH0656019U (ja) 食器収容ラックの連結部材
JP2003192131A (ja) 自動食器積重装置
JP2864233B2 (ja) 容器洗浄装置
JP2508328Y2 (ja) リフタ―装置のワゴン装着ガイド
JP2538285Y2 (ja) ラック搬入装置
JP2548410Y2 (ja) 食器洗浄機のラック偏倚防止機構
KR19980034012U (ko) 식기 세척기의 식기자동 회수장치
US20230309778A1 (en) Warewash machine with tray support system and associated rack track with a tray support
JPH0722569B2 (ja) ラックの積込み方法
JPH06127683A (ja) トレイバック装置
JPH0671923B2 (ja) リフター装置のラック送り込み機構