JPH05243017A - 可変式電子部品 - Google Patents

可変式電子部品

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JPH05243017A
JPH05243017A JP4043255A JP4325592A JPH05243017A JP H05243017 A JPH05243017 A JP H05243017A JP 4043255 A JP4043255 A JP 4043255A JP 4325592 A JP4325592 A JP 4325592A JP H05243017 A JPH05243017 A JP H05243017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor member
driver tool
engaging grooves
circumferential direction
electronic part
Prior art date
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Pending
Application number
JP4043255A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Yoshimura
保 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP4043255A priority Critical patent/JPH05243017A/ja
Priority to US08/012,455 priority patent/US5293525A/en
Publication of JPH05243017A publication Critical patent/JPH05243017A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】チップ型可変抵抗器等の可変式電子部品におい
て、抵抗値等の自動調節を能率良く行えるようにする。 【構成】ロータ部材の上面のうち円周方向に沿って隣合
った係合溝12の間の部位を、両係合溝12,12間の
略中間部13から両係合溝12に向かって斜め下向きに
傾斜した傾斜面14に形成する。傾斜面14にてドライ
バ工具Aの先端が円周方向にガイドされるため、ドライ
バ工具Aの回転姿勢を微調整しなくても、ドライバ工具
Aを下降動させるだけで、ドライバ工具Aを係合溝12
に嵌め合わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗値を調節できるよ
うにしたチップ型の可変抵抗器とか、静電容量を調節で
きるようにしたチップ型の可変コンデンサのように、基
板の上面に調節用のロータ部材を回転自在に装着して、
ロータ部材を回転することにより、抵抗値や静電容量等
を調節するようにした可変式電子部品の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のチップ型可変抵抗器は、例えば
実開平3−85604号公報に記載されているように、
一般に、セラミック製の基板の上面に、抵抗膜に対する
接触部を備えたロータ部材を回転可能に装着し、このロ
ータ部材に、十字状又は一文字状の係合溝を形成して、
係合溝に十字型又はマイナス型のドライバ工具を係合し
てロータ部材を回転することにより、抵抗値の調節を行
うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のチ
ップ型可変抵抗器における抵抗値の調節は、可変抵抗器
をプリント基板等に装着した状態でドライバ工具を備え
た自動調節機に移行し、ドライバ工具を、その軸心が可
変抵抗器におけるロータ部材の回転軸心に一致するよう
に移動調節してから、ドライバ工具を下降してその先端
を可変抵抗器におけるロータ部材の係合溝に係合し、そ
の状態でドライバ工具を回転すると言う工程を経て自動
的に行われる。
【0004】しかし、基板に対するロータ部材の装着姿
勢は一定ではなく、可成りのバラ付きがあるものである
一方、従来の可変抵抗器では、ロータ部材の上面を平坦
に形成してこれに係合溝を形成しているに過ぎないた
め、ドライバ工具を位置合わせして下降しても、その先
端がロータ部材の係合溝に嵌まらない場合が多く、この
ため、ドライバ工具における十字状又は一文字状の先端
とロータ部材の係合溝とが平面視で完全に重なった状態
になるように、ドライバ工具を回転してその姿勢を微調
整しつつロータ部材の係合溝に挿入せざるを得ず、抵抗
値の調節工程の能率が悪いと言う問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解消した可変式電子
部品を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、基板の上面に、調節用のロータ部材を回転可
能に装着し、該ロータ部材の上面に、ドライバ工具に対
する係合溝を十字状等に形成して成る可変式電子部品に
おいて、前記ロータ部材の上面のうち円周方向に沿って
隣合った係合溝の間の各部位を、隣合った係合溝間の略
中間部から両係合溝に向けて斜め下向きに傾斜する傾斜
面に形成する構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成すると、ロータ部
材の上面のうち円周方向に沿って隣合った係合溝の間の
各部位が、半径外向きの方向視において山形になるか
ら、抵抗値の自動調節工程においてドライバ工具を位置
合わせてしてから下降動すると、ドライバ工具の先端と
ロータ部材の係合溝とが平面視で完全に重なった状態で
なくても、ドライバ工具の先端がロータ部材における傾
斜面にガイドされて円周方向に滑り移動するため、ドラ
イバ工具は回転して係合溝に嵌まり込むことになる。
【0008】従って本発明によると、ドライバ工具を回
転してその姿勢を微調整しなくても、単にドライバ工具
を下降動させるだけでこれをロータ部材の係合溝に係合
させることができるから、ドライバ工具をロータ部材の
係合溝に係合させるのに要する時間を短縮して、抵抗値
等の自動調節工程の能率を格段に向上できる効果を有す
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明をチップ型可変抵抗器に適用し
た場合の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図9
は第1の実施例であり、これらの図において符号1は、
略中心に貫通孔2を穿設した絶縁体製の基板を示し、該
基板1の上面には、前記貫通孔2を囲うようにして平面
視U字状に延びる抵抗膜3が形成され、また、前記基板
1の一側面には、前記抵抗膜3の両端に対する端子電極
膜4が形成されている。
【0010】符号5は、前記基板1の下面に配設した金
属板製の中心端子板を示し、該中心端子板5には、前記
貫通孔2内に嵌まる中空状の支軸6が一体的に造形され
ている。符号7はロータ部材を示し、該ロータ部材7
は、金属板にて上向き開口の椀型に形成したフランジ8
a付き椀状体8と、該椀状体8の上面に重なるようにし
てフランジ8aの一側部に連接した上面板9と、椀状体
8に下方から嵌まるようにして前記上面板9の他側部に
連接したリング状の下面板10とで構成されており、椀
状体8を前記支軸6に被嵌して、支軸6の上端をかしめ
広げることにより(このかしめ広げ部を符号6aで示
す)、ロータ部材7を基板1に対して回転自在に装着す
る。
【0011】そして、ロータ部材7における下面板10
に、前記抵抗膜3に対する接触部11を折り曲げ形成す
る一方、前記上面板9に、十字型のドライバ工具Aに対
する平面視十字状の係合溝12を穿設する。そして、上
面板9のうち円周方向に沿って隣合った係合溝12,1
2で挟まれた各部位を、隣合った係合溝12,12間の
略中間部13から両係合溝12,12に向けて下向きの
傾斜面14に形成する、換言すると、両係合溝12,1
2で挟まれた部位が、半径外向き方向視において山形と
なるように形成する。従って、両係合溝12,12で挟
まれた中間部13は半径方向に延びる稜線となる。この
場合、この中間部13の稜線が半径内向き方向に向かっ
て緩い角度で下向きに傾斜するように形成している。
【0012】なお、前記ロータ部材7は、薄金属板をプ
レス加工することにより、図6に示すように展開した状
態に形成してから、椀状体8と上面板9と下面板10と
の各連接部の個所で折り曲げることによって形成されて
おり、椀状体8のうち係合溝12に対応した部位には、
係合溝12に対するドライバ工具Aの係合深さを深くす
るために凹所15を凹み形成している。
【0013】以上のように構成すると、抵抗値の自動調
節工程においてドライバ工具Aを、その軸心がロータ部
材7の回転軸心と一致するように位置合わせてしてから
下降した場合において、図1に一点鎖線で示すように、
ドライバ工具Aの先端部とロータ部材7の係合溝12と
が平面視で完全に重なった状態でなくても、ドライバ工
具Aの先端がロータ部材7における傾斜面14にガイド
されて円周方向に滑り移動することにより、図1に矢印
Bで示すように、ドライバ工具Aがロータ部材7の傾斜
面14にガイドされて回転し、ドライバ工具Aの先端が
係合溝12に自動的に嵌まり込むことになる。
【0014】図10〜図12に示すのは、ロータ部材7
を単なる椀状に形成して、その一側部に接触部11を下
向きに膨出形成する共に、係合溝12を一文字状に形成
して、マイナス型のドライバ工具にてロータ部材7を回
転するようにした場合の実施例であり、この場合も、隣
合った係合溝12間の略中間部13の稜線を、半径内向
き方向に向かって緩い角度で下向きに傾斜させている。
【0015】本発明は、チップ型可変抵抗器のみでな
く、チップ型可変コンデンサ等の他の可変式電子部品に
も適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る可変抵抗器の平面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のIV−IV視断面図である。
【図5】図1のV−V視断面図である。
【図6】ロータ部材を展開した状態の平面図である。
【図7】ロータ部材の要部斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII視断面図である。
【図9】図7のIX−IX視図である。
【図10】他の実施例を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI視断面図である。
【図12】図10のXII−XII視断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 貫通孔 3 抵抗膜 6 支軸 7 ロータ部材 8 椀状体 9 上面板 10 下面板 11 接触部 12 係合溝 13 係合溝間の中間部 14 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の上面に、調節用のロータ部材を回転
    可能に装着し、該ロータ部材の上面に、ドライバ工具に
    対する係合溝を十字状等に形成して成る可変式電子部品
    において、前記ロータ部材の上面のうち円周方向に沿っ
    て隣合った係合溝の間の各部位を、隣合った係合溝間の
    略中間部から両係合溝に向けて斜め下向きに傾斜する傾
    斜面に形成したことを特徴とする可変式電子部品。
JP4043255A 1992-02-28 1992-02-28 可変式電子部品 Pending JPH05243017A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043255A JPH05243017A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 可変式電子部品
US08/012,455 US5293525A (en) 1992-02-28 1993-02-02 Structure for variable electronic component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043255A JPH05243017A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 可変式電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05243017A true JPH05243017A (ja) 1993-09-21

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ID=12658760

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JP4043255A Pending JPH05243017A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 可変式電子部品

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US5293525A (en) 1994-03-08

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