JPH05239973A - 吊車の走行制御装置 - Google Patents

吊車の走行制御装置

Info

Publication number
JPH05239973A
JPH05239973A JP6415091A JP6415091A JPH05239973A JP H05239973 A JPH05239973 A JP H05239973A JP 6415091 A JP6415091 A JP 6415091A JP 6415091 A JP6415091 A JP 6415091A JP H05239973 A JPH05239973 A JP H05239973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension vehicle
base
support plate
control device
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6415091A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuichi Matsuda
悦一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6415091A priority Critical patent/JPH05239973A/ja
Publication of JPH05239973A publication Critical patent/JPH05239973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロス走行を行う機能を具備しない吊車を適
宜の方向へ移動させることのできる走行制御装置の提
供。 【構成】 移動壁を吊り下げた状態でハンガーレールに
沿って走行してきた吊車が交差部13に達すると,該吊
車の上部に設けられた支持板が上記交差部13の4隅上
方に設けられた回転自在の複数の鋼球14にて支持され
る。この状態において上記吊車を上記した走行方向に対
して例えば直角の方向へ押し出すことにより,上記吊車
の移動方向が変更される。上記吊車を更に押し出すこと
により,上記支持板9は上記鋼球14からローラ15に
受け渡され,上記吊車は上記ローラ15の連接方向に沿
って移動していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,室内を適宜間仕切りす
る移動壁を吊り下げてハンガーレールに沿って移動する
吊車の走行制御装置に係り,特に,直進或いはゆるやか
なカーブ走行のみ可能な吊車において,その走行方向を
適宜の角度をもって変更しようとする場合に好適であ
る。
【0002】
【発明の背景】一般に,重量の重い移動壁を吊り下げて
移動する吊車には,良好な走行性を確保し得るように,
比較的多数の車輪が取り付けられている。即ち,上記移
動壁を吊り下げる基台の両側面に,それぞれ例えば3個
ずつの垂直車輪が同一水平面に接する高さに取り付けら
れており,この多数の垂直車輪にて上記移動壁の荷重を
支えるように構成されている。上述の如く基台の両側面
にそれぞれ多数の垂直車輪を備えた吊車では,その走行
方向に係る全長寸法及び車軸間距離が比較的長くなるこ
とから,上記ハンガーレール上において,直進走行或い
はゆるやかな曲率半径のカーブ走行には適するものの,
曲率半径の極めて小さいハンガーレールや,ましてや直
交するハンガーレールの交差部においてその走行方向を
直角に変更するような走行形態をとることができない。
これは,上記した垂直車輪を具備する側面に対して直角
方向に係る側面に多数の垂直車輪を取り付けることがで
きないことによる(基台の4側面に車輪を取り付けると
吊車自体が大型化してしまう)。尚,上記のような基台
の4側面にそれぞれ少ない垂直車輪を具備してハンガー
レールの交差部に対していわゆるクロス走行が可能な軽
荷重用の吊車としては,例えば特開昭58−18588
2号公報に開示のものが知られている。そこで,本発明
が目的とするところは,クロス走行を行う機能を具備し
ない吊車に対して,その走行方向を例えばクロス走行等
の場合のように比較的大きな角度で変化させ得る吊車の
走行制御装置を提供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,室内を適宜間仕切りする移動壁を吊り下げる基
台の両側面にそれぞれ複数の垂直車輪を同一水平面に接
する高さに取り付けると共に,上記基台の軸芯に設けら
れた垂直軸の軸芯回りに平板状の支持板を取り付ける一
方,上記垂直車輪の走行軌道をなす走行面を有するハン
ガーレールの交差部の4隅に,上記支持板の下面に接す
ることにより上記基台を支持して転動し,その移動方向
を変化させる回転自在のボール部材を設け,上記ボール
部材が転動することにより変化された上記基台の移動方
向に向けて,上記支持板の下面に転接されることにより
上記基台を支持して搬送する複数のローラを連接した点
に係る吊車の走行制御装置である。
【0004】
【作用】本発明に係る走行制御装置では,直進走行或い
はゆるやかな曲率半径のカーブ走行を行い得る吊車がハ
ンガーレールの交差部に達すると,上記交差部の4隅に
設けられたボール部材に支持板の下面が接し,これによ
り上記吊車の荷重が支えられる。上記のような状態では
上記吊車は水平面内において360°のあらゆる方向へ
移動可能であって,該吊車を複数のローラが連設されて
いる方向へ押し出すことによりこの複数のローラに上記
支持板が支持され,その方向に上記吊車が移動する。
【0005】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る吊車の構造を示すも
のであって一部破断した状態での平面図,図2は上記吊
車の正面図,図3は上記吊車のハンガーレール内におけ
る走行状態を示す側面図,図4は上記吊車を支持してそ
の走行方向を変更することのできる制御装置の平面図,
図5は上記制御装置の側面図,図6は上記制御装置の交
差部内における上記吊車の状態を示す正面図,図7は上
記制御装置にてその走行方向が変更された後の吊車の状
態を示す正面図である。この実施例に係る吊車1では,
図1〜図3に示す如く,略直角6面体状の本体2(基
台)の長手方向の両側部に,それぞれ5個の垂直車輪
3,4,4,5,5が同一水平面に接する高さに取り付
けられており,上記各車輪のうち,垂直車輪5は上記本
体2の側面から該本体2内部に陥没した状態で収容され
ている。上記本体2の軸芯位置には,軸6がその軸芯上
において回転自在に垂下されており,該軸6にて図外の
移動壁が吊り下げられる。上記軸6の基部側には,ロー
ラ7が水平面内で回転自在に装着されている。上記ロー
ラ7は,図3に示す如く,上記吊車1の垂直車輪3〜5
がハンガーレール8の走行面8a ,8a 上に載置された
状態で上記ハンガーレール8の下部開口8b 内に位置
し,この開口8b の両側部に転接されることによって上
記吊車1の同図における左右方向への傾きを防止する作
用をなす。上記本体2の上方には平板状の支持板9が配
備されており,該支持板9は,軸10にて上記本体2に
連結されている。上記支持板9の上面には,該支持板9
と平行の面内で回転自在にローラ11,11,11,1
1が配備されている。上記ローラ11は,上記ハンガー
レール8の上部両側面に転接可能であって,上記吊車1
のふらつきを防止して当該吊車1の走行状態を安定させ
る作用をなす。更に,上記支持板9の上面には,上記ハ
ンガーレール8の天井面8c に転接可能な車輪12,1
2がその走行方向に適宜離間して配備されている。上記
車輪12は,上記ハンガーレール8の天井面8c に転接
することにより,上記吊車1が前のめりや後ろのめりの
状態となるのを防止する作用をなす。上記のように構成
された吊車1は,上記ハンガーレール8に沿って直進走
行或いはカーブ走行が可能である。
【0006】上記のように吊車1の走行面を有する上記
ハンガーレール8の交差部13では,図4,図5に示す
如く,その4隅上方に複数の鋼球14,14,…(ボー
ル部材)が回転自在に支持されている。上記鋼球14
は,上記交差部13に達した上記吊車1の支持板9の下
面に接し,該吊車1を支持して転動し,その移動方向を
変化させる作用をなす。従って,この場合,上記吊車1
の車輪3〜5は,上記ハンガーレール8の走行面8a
ら離間している(図6参照)。上記交差部13において
上記ハンガーレール8における吊車1の走行方向と直交
する方向には,上記鋼球14と同一転接面の高さにて複
数のローラ15,15,…が回転自在に2列に連設され
ている。上記ローラ15は,上記鋼球14が転動動作す
ることによりその移動方向が上記ハンガーレール8にお
ける走行方向に対して直角の方向に変更された上記吊車
1の上記支持板9の下面に転接されることにより,該吊
車1を支持して搬送する作用をなす(図5,図7参
照)。上記のように構成された実施例装置においては,
ハンガーレール8の走行面8 a 上を垂直車輪3〜5が転
動することにより,図外の移動壁を吊り下げた吊車1が
走行する。上記吊車1が交差部13に到達すると,支持
板9が鋼球14にて支持されると共に,上記垂直車輪3
〜5は上記ハンガーレール8の走行面8a 及び該走行面
a に連なって設けられた支持板16(図5,図6参
照)の上面から離間する。この状態において,上記吊車
1が上記ハンガーレール8における走行方向と直角の方
向へ押し出されることにより,上記支持板9は上記鋼球
14から複数のローラ15に受け渡される。更に上記吊
車1が上記ローラ15の連設方向へ押し出されることに
より,上記支持板9が上記ローラ15に支持されて,該
吊車1は更に移動していく。上記のように構成された走
行制御装置は,上記吊車1の走行方向に対して直角方向
へ該吊車1を移動させて格納する格納装置として極めて
好適である。なお,上記のような吊車1の格納方向は,
該吊車1の走行方向に対して直角方向にのみ限定される
ものではなく,上記ローラ15の上記交差部13におけ
る連設方向を適宜変更することにより,上記吊車1の格
納スペースに好適に対応することができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は,上記したように,室内を適宜
間仕切りする移動壁を吊り下げる基台の両側面にそれぞ
れ複数の垂直車輪を同一水平面に接する高さに取り付け
ると共に,上記基台の軸芯に設けられた垂直軸の軸芯回
りに平板状の支持板を取り付ける一方,上記垂直車輪の
走行軌道をなす走行面を有するハンガーレールの交差部
の4隅に,上記支持板の下面に接することにより上記基
台を支持して転動し,その移動方向を変化させる回転自
在のボール部材を設け,上記ボール部材が転動すること
により変化された上記基台の移動方向に向けて,上記支
持板の下面に転接されることにより上記基台を支持して
搬送する複数のローラを連接したことを特徴とする吊車
の走行制御装置であるから,クロス走行を行う機能を具
備しない吊車を,適宜の方向へ移動させることができ
る。従って,例えば上記吊車をその走行方向に対して直
角方向へ移動させて格納する場合には特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る吊車の構造を示すも
のであって一部破断した状態での平面図。
【図2】 上記吊車の正面図。
【図3】 上記吊車のハンガーレール内における走行状
態を示す側面図。
【図4】 上記吊車を支持してその走行方向を変更する
ことのできる制御装置の平面図。
【図5】 上記制御装置の側面図。
【図6】 上記制御装置の交差部内における上記吊車の
状態を示す正面図。
【図7】 上記制御装置にてその走行方向が変更された
後の吊車の状態を示す正面図。
【符号の説明】
1…吊車 2…本体(基台) 3,4,5…垂直車輪 6,10…軸 8…ハンガーレール 8a …走行面 9…支持板 13…交差部 14…鋼球(ボール部材) 15…ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を適宜間仕切りする移動壁を吊り下
    げる基台の両側面にそれぞれ複数の垂直車輪を同一水平
    面に接する高さに取り付けると共に,上記基台の軸芯に
    設けられた垂直軸の軸芯回りに平板状の支持板を取り付
    ける一方,上記垂直車輪の走行軌道をなす走行面を有す
    るハンガーレールの交差部の4隅に,上記支持板の下面
    に接することにより上記基台を支持して転動し,その移
    動方向を変化させる回転自在のボール部材を設け,上記
    ボール部材が転動することにより変化された上記基台の
    移動方向に向けて,上記支持板の下面に転接されること
    により上記基台を支持して搬送する複数のローラを連接
    したことを特徴とする吊車の走行制御装置。
JP6415091A 1991-03-28 1991-03-28 吊車の走行制御装置 Pending JPH05239973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6415091A JPH05239973A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊車の走行制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6415091A JPH05239973A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊車の走行制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05239973A true JPH05239973A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13249762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6415091A Pending JPH05239973A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 吊車の走行制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05239973A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980843A (ja) * 1972-12-06 1974-08-05
JPS6227040A (ja) * 1985-07-26 1987-02-05 Sapporo Breweries Ltd 物質を澱粉に吸着あるいは包接させる方法
JPS6235457A (ja) * 1985-08-06 1987-02-16 Mitsubishi Electric Corp 電極材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980843A (ja) * 1972-12-06 1974-08-05
JPS6227040A (ja) * 1985-07-26 1987-02-05 Sapporo Breweries Ltd 物質を澱粉に吸着あるいは包接させる方法
JPS6235457A (ja) * 1985-08-06 1987-02-16 Mitsubishi Electric Corp 電極材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4419302B2 (ja) 搬送設備
JPH05239973A (ja) 吊車の走行制御装置
JP6881386B2 (ja) 移動棚設備
JP2525291B2 (ja) 吊車装置
JP2585575B2 (ja) クレ−ンの組み立て方法
JP2621661B2 (ja) ハンガ装置の搬送保管設備
JPH0540239Y2 (ja)
JPH078756Y2 (ja) 移動間仕切りの吊支装置
JP3008192U (ja) 吊車装置
JP3235710B2 (ja) 物品保管設備
JPS6235416Y2 (ja)
JPS6217062B2 (ja)
JP2004143667A (ja) 移動間仕切り装置
JPS60232315A (ja) 移載装置
JP3766546B2 (ja) 吊懸式間仕切装置
JP2503650B2 (ja) 移動間仕切装置
JPH05221317A (ja) 走行台車
JPH038529Y2 (ja)
JP2571013B2 (ja) クレーンの昇降キャレッジ案内装置
JPH088938Y2 (ja) 吊下搬送装置のハンガー揺れ止め機構
JPH02115485A (ja) 移動間仕切壁の吊り下げ装置
JPH0625520B2 (ja) 移動壁用吊車
JP2605532Y2 (ja) 移動壁の走行装置
JP2571012B2 (ja) 走行クレーン用支柱
JPH0623322Y2 (ja) スキー板収納装置