JPH05239751A - 編み機 - Google Patents

編み機

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JPH05239751A
JPH05239751A JP3065417A JP6541791A JPH05239751A JP H05239751 A JPH05239751 A JP H05239751A JP 3065417 A JP3065417 A JP 3065417A JP 6541791 A JP6541791 A JP 6541791A JP H05239751 A JPH05239751 A JP H05239751A
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JP
Japan
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knitting
control
cam member
butt
tool
Prior art date
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Application number
JP3065417A
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English (en)
Inventor
Remi Cottenceau
コッタンソー レミ
Ernst-Dieter Plath
プラス エルンスト−ディーテル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05239751A publication Critical patent/JPH05239751A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/26Circular knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/82Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the needle cams used
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/32Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
    • D04B15/327Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for stitch-length regulation
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/68Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】従来の2ウエイ方式に比べて編成システムの幅
を増加することなく、しかもリブ・プレートにも適した
短長の編みツールを使用して3ウエイ方式の実現を可能
にする編み機を提供する。 【構成】選択手段は選択した編みツールを非編成通路に
送り込むように制御する第1制御手段42と、他の編み
ツールを選択的にタック通路または編成通路に配分する
ための第2制御手段43とを備えている。タック通路に
は、動作バット19用のタック位置に通じる第1上昇部
分55が設けられ、編成通路には、ほぼ平行になったバ
ット21用の編成位置に通じる第2上昇部分52が設け
られ、模様編み機構には、第1上昇部分55の領域にお
いて第1制御バット21にかかる負荷を軽減する手段6
7が設けられている。また、第2制御手段43が負荷軽
減手段67の領域に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の欄の
請求項1の前文に記載する種類に属する編み機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3ウェイ方式、つまり、編成システムで
すべての編みツールの中から必要なものを選択して編
成、タック、および非編成を行なう方式として知られて
いるものを採用した模様編み装置は、すでに多数知られ
ている。この種の模様編み装置は、基本的に、編成通
路、タック通路、および非編成通路を形成するカム部材
と、編みツールをこれらの通路に配分させるための機械
的、電子的又は電磁的制御手段とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の編み機(ドイツ
国特許出願公開 (DE-OS)第 19 52 827号および第 35 37
679号明細書)は、各種高速編み機、特に高出力丸編み
機には適していない。更に、編成に関与するすべての編
みツールを確実にかつ連続的に案内することができない
ために、カム部材の突出縁にバットが無制御に衝突する
ことによって起こる損傷の発生が増加することになる。
【0004】3ウェイ方式に適した別の公知模様編み装
置(ドイツ特許出願公開 (DE-OS)第37 39 924号明細
書)によれば、編成システムの幅がほぼ2倍になってお
り、編みツールを確実に案内できるようになっていな
い。
【0005】また、編み針を使用した3ウェイ方式を採
用した装置(米国特許出願第 4,827,740号明細書)も知
られているが、この装置によれば、編み針はほぼ連続的
に確実に案内されるが、動作バットと4個の回動可能制
御バットを備えていることが必要である。つまり、編み
針は全体長さが比較的に大きくなっているので、丸編み
機用のリブ編み針としては適していない。
【0006】
【課題を解決するための手段】これに対して、本発明の
目的は、上に挙げた問題を解決するために、上で述べた
編み機を次のように設計したことにある。すなわち、従
来の2ウェイ方式に比べて編成システムの幅を実質的に
増加することなく、しかもリブ・プレートにも適した短
長の編みツールを使用して3ウェイ方式の実現を可能に
するように設計された編み機を提供することを目的とし
ている。
【0007】また、本発明の別の目的は、編みツールを
連続的にかつ確実に案内できるようにしたことにある。
【0008】上記課題を解決する本発明の編み機は、編
みツールが移動可能に装着され、各々の編みツールが少
なくとも1つの動作バットと少なくとも1つの第1回動
可能制御バットとを備えているベッドと、カムおよび選
択手段を備えた模様編み機構とを備え、カムは動作バッ
トと制御バット用の編成通路、タック通路および非編成
通路を備え、これらの通路は重なり合うように配置され
たカム部材によって形成されており、選択手段は第1制
御手段と第2制御手段を備えている編み機において、タ
ック位置に通じるカム部材(29)は動作バット(1
9)と協働して作用する第1上昇部分(55)を備え、
編成位置に通じるカム部材(25)は第1上昇部分(5
5)とほぼ平行になって、第1制御バット(21)と協
働して作用する第2上昇部分(52)を備えているこ
と、および第2制御手段(43)は第2上昇部分(5
2)の領域に配置されていることを特徴としている。
【0009】本発明による利点の1つは、編みツールが
タック位置に到着したあとではなく、編みツールが上方
に移動してタック位置に入り込むときに制御バットがす
でに2番目の選択操作を受けているので、編成システム
の幅を大きくする必要が殆どないことである。
【0010】本発明から得られる別の利点は、原理的に
回動可能制御バットが1つだけで済むので、編みツール
の全体長さを短くすることができ、編みツールを連続的
にかつ確実に案内する場合であっても、編みツールをリ
ブ・プレートに使用できることである。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して丸編み機を例にし
て、本発明の実施例を詳しく説明する。
【0012】図1は、本発明の理解を容易にするために
示した丸編み機の詳細図である。同図に示すように、第
1ベッド1は、垂直方向に延設されたランド2を備えた
編み針シリンダの形体になっており、ランド間に編みツ
ール3、本例では、公知のラッチ針の形態をした編み針
が摺動可能に装着され、各編み針はシャンク又はステム
5を備えている。第1ベットの上方には、シンカ・リン
グの形体をした第2ベッド6が配置され、半径方向に延
設されたランドを備え、バット8を備えた別の編みツー
ル7、本例ではシンカが摺動可能に装着されている。こ
れらの編みツール3、7はカム9、10によって制御さ
れる。これらのカムの各々はカム・プレート11、12
と、カム・プレートのそれぞれに取り付けられた少なく
とも1つのキャリア14、15と、それぞれのキャリア
に取り付けられ、編みツール3、7のバットに作用する
カム部材16、17とから構成されている。ベッド1、
6およびカム9、10は相互に対して従来と同じように
移動可能になっており、その移動と同時に、編みツール
3、7は、使用されるカム部材に応じて、その長軸方向
に平行に上昇又は下降し、あるいは非編成位置又は糸通
し位置に保持可能になっている。
【0013】図2(b) に示すように、編みツール3は各
々、好ましくはステム5に固着された動作バット19
と、ステム5に回動可能に取り付けられた少なくとも1
つの制御バットとをもっている。図示の実施例では、2
つの回動可能制御バット20、21が共通の選択要素2
2上に設けられ、この共通選択要素は、回転可能又は回
動可能に、しかし好ましくはステム5に対し軸方向に移
動不能に凹部23に取り付けられている。共通選択要素
22は、電磁的又は他の制御手段によって回動可能に
し、第1制御バット21がステム5の前面側を越えて突
出し、第2制御バット20が回動して前記前面側の裏に
戻るようになっている(あるいはその逆になっている)
(図4と図5も参照)。
【0014】上述した種類の編み機とカム機構と編みツ
ール3、およびこれらの選択と制御は、基本的には公知
であるので(米国特許第 4,827,740号明細書および欧州
特許明細書 EP-A1-0 319 007)、ここでは、説明の重複
を避けるために引用するだけに留め、これ以上詳しく説
明することを省略する。
【0015】図2(a) から明らかなように、模様編み機
構は、3ウェイ方式を採用した編成システムの全幅にわ
たっており、複数のカム部材25〜30からなるカム機
構から構成され、カム部材は積み重なるように配置され
ている。この場合、下部カム部材25はその上面31と
共に、制御バット21の編成通路を形成している。中央
のカム部材26の下面32は制御バット20の非編成又
は糸通し通路を形成している。カム部材27の下面33
は制御バット20のタック通路を形成している。カム部
材27の上面34は動作バット19の非編成又は糸通し
通路を形成している。分離カム部材29の上面36は動
作バット19のタック通路を形成している。上部カム部
材30の下面37は動作バット19の編成通路を形成し
ている。最後に、カウンタ・カム部材28はその上面3
8が動作バットに作用するようにもなっている。カム
9、10およびベッド1、6(図1)間の相対的移動
は、矢印v(図2〜図5)で示すように、編みツール3
が特定の通路を右から左に通り抜けるように選択され
る。
【0016】図2(a) に示す模様編み機構は、更に、2
個の位置決めカム40、41と2個の制御手段42、4
3とを備えている。この場合、位置決めカム40、41
は制御バット20に作用すると共に、位置決めカムを通
過して図2(a) に示す位置になる編みツール3のすべて
の突出制御バット20を回動させる働きをする。つま
り、編みツール3が制御手段42、43を通過すると
き、すべての制御バット21が図2(b) に示すように編
み針ステム5の前面側から突出するようになっている。
他方、制御手段42、43は、選択された編みツール3
の制御バット21を図2(b) に示す位置に残しておくと
共に、他のすべての編みツール3の制御バット21を内
側に回動させて、制御バット20を編み針ステム5の前
面側から突出させる働きをする。従って、位置決めカム
40、41および制御手段42、43は相互に対して矢
印v方向に相対的に変位し、最初に位置決めカム40
が、次に制御手段42が、次に位置決めカム41が、最
後に制御手段43が任意の編みツール3に作用すること
になる。
【0017】図3に示すように、選択要素22の回動
は、公知のように制御編み針47によって行なうことが
望ましい。これは、制御編み針47を電磁駆動装置46
によって駆動させ、弾性的スラスト力として駆動装置4
6から得られる運動エネルギをそれぞれの選択要素22
の下端部分22aに伝えることによって行なわれる(欧
州特許明細書 EP-A1-0 319 007)。この目的のために、
下部カム部材25には、その上面31の平坦部48にギ
ャップ49が設けられ、この平坦部48が制御バット2
1の下縁を案内するようにしている。制御バットが矢印
v方向に移動してギャップ49と向き合う位置になった
とき、選択が行なわれる。そのとき、制御編み針47が
矢印w方向に前進すると、選択要素22がピボット縁2
2cを中心に回動するので、制御バット21の前縁22
dのわずかな部分がギャップ49に入り込むことにな
る。
【0018】選択要素22が矢印v方向に更に移動する
と、前縁22dはギャップ49の後端に隣接する傾斜面
50上を通過するので、選択要素22は、バット21が
カム部材25の前面51に沿って摺動し、編みツール3
のステム5からほぼ見えなくなるまで、ピボット縁22
cを中心に回動し、その間に制御バット20が完全に突
出する。選択要素22が不本意に回動することは、前面
51によって防止される。他方、制御バット21がギャ
ップ49を通過するときに、制御編み針47が前進しな
いときは、制御バット21は図2および図3に図示の位
置に残っている。選択要素22が矢印v方向に更に移動
すると、その下縁22bはカム部材25のギャップ49
のあとに続く上昇部分52上を通過することになる。
【0019】本発明の動作方式、制御オプションおよび
利点は、図4と図5に示されている。同図において、編
みツール3とカム部材25〜30は、本発明の理解を容
易にするために、拡大して示されている。図4(a) と図
5(b) に示すカム部分の正面図おいて、黒で塗りつぶし
て示したバット、例えば19a、20b、21a(図4
参照)は、対応する編み針シリンダのランド2から突出
し、カム部材によって上昇と下降ができるバットであ
る。他方、輪郭を黒線で示したバット、例えば20a、
21b(図4参照)は、完全に下降して対応するステム
5に入り込み、カム部材によって上昇も、下降もできな
いバットである。
【0020】図4と図5に示すように、編みツール3が
矢印v方向に移動すると、位置決めカム40は最初にバ
ット20に作用するので、バット20は回動して、各々
の場合に、図4と図5に示す編みツール3の2つの側面
図のうち左側の側面図(b) に示す位置に入り込む。次
に、突出制御バット21が模様に従って第1制御手段4
2によって回動するか、あるいは回動しない。その結
果、回動しなかった制御バット(例えば、21c)は上
昇部分52上を通過し、回動した制御バット(例えば、
21b)はカム部材25の前面51上に案内されること
になる。
【0021】図示の実施例では、選択要素22は回転可
能に、しかし軸方向に移動不能にステム5に取り付ける
ことができるので、制御バット21が上昇部分52上を
通過すると直ちに動作バット19も上昇する。この場合
に、分離カム部材29の分離先端54は、例えば、上昇
部分52にほぼ平行になっているが、タック位置にだけ
通じている、分離カム部材29の動作バット19に作用
する上昇部分65よりも若干早く始まる上昇部分52に
よって、動作バット19が衝突するのを確実に防止する
ように配置することが可能である。従って、動作バット
19(例えば、19c)は、分離先端54によって破損
されることもなく上昇し、そのあと、下部カム部材25
の上昇部分52によって、編みツール3および対応する
制御バット21(例えば、21f)と一緒に編成位置ま
で上昇するので、バット19、21は各々、破線で示す
それぞれの編成通路56、57で案内されることにな
る。この場合、対応する制御バット20(例えば、20
f)はカム部材26、27の前面上を編成通路58に沿
って摺動する。
【0022】他方、制御手段42によって回動された制
御バット21(例えば、21b)はカム部材25の前面
上を通って非編成通路59に入り込む。これと同時に、
突出制御バット20(例えば、20b)と動作バット1
9(例えば、19b)は対応する非編成通路60、61
内を案内される。
【0023】ある編みツール3がタック位置用に選択さ
れると、制御編み針47に対応する制御編み針47aを
備えた制御手段43が作動し、タック位置だけに上昇さ
れる制御バット21(例えば、図5(a) の21l)は、
図5の右側に示す編み針3の側面図(c) に対応するステ
ム5に完全に沈み込むまで、回動して上昇部分52から
離れることになる。従って、制御バットはカム部材25
の前面51上を通過し、これ以上上昇しないで、図5
(a) に示すようにタック通路63内を案内される。対応
する制御バット20(例えば、20l)と動作バット1
9(例えば、19l)は、編成通路56に通じる上昇部
分が部分的に同じであるタック通路64、65内を同じ
ように案内される。2番目の位置決めカム41は、2番
目の制御手段43に到達する直前に、制御バット21を
2番目の制御手段43に対して正確に位置付けて、遠心
運動などの結果、望ましくない回動位置になるのを防止
するものである。
【0024】制御手段43による制御バット21の選択
は、図4と図5に示すように、上昇部分52の中央部に
位置する個所で行なわれる。この個所で選択を行なう
と、編成システムの幅を大きくする必要がなく、上昇部
分52全体を直線にできるという利点が得られる。この
場合の欠点は、編みツール3を編成位置に上昇させるた
めに上昇部分52が制御バット21に作用している間に
選択が行なわれるために、そのときに発生する大きな摩
擦力に打ち勝つ必要があることである。然るに、本発明
によれば、上昇部分52の領域において制御バットにか
かる負荷を軽減するための手段を模様編み機構に設け
て、選択操作時に、制御バットが殆ど摩擦力を受けない
か、あるいは軽微な摩擦力だけを受けるようにしてい
る。
【0025】この手段を備えた実施例によれば、ほぼ平
行になった2つの上昇部分52と55間の間隔は、第2
制御手段43が開始する個所から上昇部分55が終了す
る個所までは、動作バット19と制御バット21の下縁
の間隔よりも若干大きくなるように選択することによっ
て、制御バット21(例えば、21d)にかかる負荷を
瞬時に軽減し、その領域において、動作バット19(例
えば、19d)が上昇部分55上を摺動して案内される
ようにしている。図4に示すように、これは、例えば、
上昇部分52を個所66(例えば、21c)において例
えば約0.3mmだけ左に平行移動させて、凹部67、自
由空間、又はこれらに類したものを作ることによって達
成される。この結果、制御バット21は、最初に上昇部
分52上を摺動し、これによって持ち上げられる。動作
バット19が例えば個所66において、分離先端54に
よって確実に持ち上げられるとき、これに対して、制御
バット21は負荷から解放されると同時に、動作バット
19は上昇部分55上に移されたあと、上昇部分によっ
て持ち上げられる。従って、制御バット21の下縁(例
えば、図4の21d)は個所68に破線で示す移動通路
上を、わずかな間隔を置いて上昇部分52の上方を浮遊
して案内されるので、殆ど摩擦力を受けることがなく、
かつ外力を加えなくても制御手段43によって選択され
ることができる。この場合、上昇部分55上を摺動する
バット19は、凹部67の領域において制御バット21
が不本意に上昇部分52に落ち込むのを防止する。
【0026】上昇部分55の終端では、動作バット19
は分離カム部材29の上面36のほぼ水平部分上を走行
して行くことになる。その結果、制御バット21は上昇
部分52の変位した部分に向かって移動し、その上に徐
々に乗るので、本発明によれば、その時点で編みツール
3が案内される方向に向きを変え、上昇部分52は再び
動作状態に戻されて、制御バット21(例えば、図4に
おける21f)を、そしてこれと共に動作バット19
(例えば、図4において19f)と編みツール3を最高
上昇位置まで移動することになる。上昇移動のこの最後
の部分において、動作バット19の上縁は個所56aに
破線で示す通路に沿って案内される(図4)。
【0027】凹部67の始まりでは、他の制御バット2
0は、最初は、まだカム部材26の前面上を案内されて
いる。しかし、そのすぐあとでは、これらの制御バット
は2つのカム部材26、27間の空間内を浮遊して摺動
するので(例えば、図5において20k)、凹部67を
通過するとき、対応する選択要素は、大きな摩擦力を受
けないで自由に回動することができる。この場合、第2
位置決めカム41は、第2制御手段に到達する前に当該
選択要素22が不本意に回動するのを防止する。その他
の面では、選択操作は、図3に示したものと同じ第2制
御手段43によって行なわれ、関連するギャップ49a
が上昇部分52の対応する部分に設けられている。
【0028】上述した構成によれば、編成システムの幅
を大きくしなくても、3ウェイ方式を実施することがで
きる。また、2ウェイ方式(例えば、編成と非編成)と
は対照的に、編みツール3が付加的制御バット又は動作
バットを備えていなくても、3ウェイ方式を実施するこ
とができるので、例えば、リブ編み針の制御で要望され
ているように、極端に短い編みツール3を使用すること
も可能である。
【0029】また、別の方法として、上昇部分52のう
ち、凹部67の下流側に位置する部分が最初に通常より
も若干急峻に上昇して、線68に近づくように、凹部6
7を設計することも可能である。唯一の違いは、制御バ
ットが線68とほぼ同一線にある個所で最高位置に到達
するのに対し、上述した最初の実施例では、変位した分
(この例では約0.3mm)だけ時間的に遅れて最高位置
に到達することである。
【0030】また、制御バット21にかかる負荷を軽減
する手段として、別のものを採用することも可能であ
る。特に、凹部67に代えて、上昇部分55に、対応す
る突起を設けることが可能である。この突起を設ける
と、動作バットがその上を走行するとき、制御バット2
1は同時に上昇して上昇部分52から離れることにな
る。いずれにしても、編成通路57の上昇部分内には、
選択の対象となる制御バット21が負荷から解放される
領域が設けられている。
【0031】上述した模様編み機構によれば、編みツー
ルを連続的にかつ確実に案内することも可能である。こ
の目的のために、模様編み装置は次のような構成になっ
ている。
【0032】まず、各種カム部材の上昇部分の領域にお
ける編みツール3の案内について説明する。
【0033】図4に示すように、非編成のために選択さ
れた編みツール3は、その動作バット19が規制カム部
材27の上面34に、その制御バット20が中央カム部
材26の下面32に案内され、その場合に、下面32に
は傾斜した下降部分69が別に設けられ、この傾斜下降
部分69は第1制御手段42の下流側で動作状態にな
り、関連する動作バット19が分離先端54(例えば、
図4において19bと20b)と衝突するのを確実に防
止する。
【0034】編成目的に選択された編みツール3は上昇
操作時には上述したように、一方では上昇部分52、5
5によって、他方では上部カム部材30の下面37の上
昇部によって案内される。
【0035】上昇段階では、タック操作用に選択された
編みツール3(図5参照)は、最初は、編成目的に選択
された編みツール3と全く同じように案内されるので、
確実に案内されて分離先端54を通過する。図5に示す
ように制御バット20、21を例えば位置20k、21
kから位置20l、21lに移すことによって、2番目
の選択操作が行なわれると同時に、そのとき突出してい
る制御バット20(例えば、20l、20m)は規制カ
ム部材27の下面33によって案内され、それと同時
に、関連する動作バット19(例えば、19l、19
m)は分離カム部材29の上面36によって案内される
ので、動作速度が高速のときでも、動作バット19が上
面36を越えて上昇することが防止される。
【0036】これに対し、以下では、各種カム部材の下
降部分の領域における編みツールの案内について説明す
る。
【0037】編成位置から戻された編みツール3は、最
初に、カム部材30の下面37を緩やかな円弧を描いて
下降部分70上に移される。下降部分70はその下端
に、編み目の長さを定める編み目形成縁71を備えてい
る。この場合、編みツール3は、分離カム部材29の上
縁36の下降部と、下部カム部材25の上面31の下降
部とによって(又はそのどちらかによって)落下するの
を防止され、落下した編み目と接続可能になっている。
これと同時に、カウンタ・カム部材28の上面38の傾
斜送込み部72は動作バット19を掴む働きをし、ある
いは動作バットをカウンタ・カム部材28にソフトに衝
突させる働きをする。
【0038】タック位置までに持ち上げられた編みツー
ルの制御バット20(例えば、20n)は、引下げ操作
において下降部分73によって引き継がれる。この下降
部分73はカム部材27の下面33において下降部分7
0よりも前に動作状態になるのが好ましい。そのあと、
制御バット20は、徐々に下降部分70又はカム部材3
0の編み目形成縁71に向かって移動する。これは、規
制カム部材27の下面33の終端に設けられ、浅い角度
で延びた傾斜送出し部分74によって行なわれる。その
あと、タック位置からの編みツール3の動作バット19
は、編成位置からの編み針の場合と同じように、傾斜送
込み部分72によってカウンタ・カム部材28上に緩や
かに移される。下降部分70は、必要ならば、編み目長
さを調節するように調節可能にすることが可能である。
編みツールは、この場合も、分離カム部材29の上面3
6によって脱落するのが防止される。
【0039】持ち上げられなかった編みツール3は、最
後に、その制御バット20と一緒に、非編成通路60の
終端で傾斜送出し部分74(図4)に移され、傾斜送出
し部分74によって上昇編みツール3の通路に向かって
徐々に移動される。つまり、動作バット19と一緒に、
下降部分70又は編み目形成縁71に向かって緩やかに
移動される。このような構成により、一方では、すべて
の編みツールの引下げ深さは編み目形成縁71によって
設定され、他方では、他のカム部材、特にカウンタ・カ
ム部材28上の、編み目形成縁71又は対応する個所と
の激しい衝突が防止される。従って、編みツール3は、
2つのバットと関連のカム部材とによって安定して確実
に案内されることになる。
【0040】最終的に、編みツール3は制御手段42、
43の領域又は凹部67において、動作バット19(例
えば、19a、19d)に作用するカム部材27、30
および29、30によっても確実に案内されるので、い
ずれかの編みツール3又はいずれかのバット19、20
又は21用に選択された位置から離れることは起こりえ
ない。従って、編みツール3のどの部分も、摩擦を受け
ないで設けること又は取り付けることができるので、選
択操作で必要な摩擦力を最適に減少することができると
共に、発生熱量を少なくして移動することができる。
【0041】下降部分70は、カム部材28も取り付け
られているスライダ75に固着し、カム部材30に取り
付けることが望ましく、そうすれば、下降部分70に平
行して位置を変えることにより、編み目長さを調節する
ことができる。
【0042】次に、第6図に示す実施例について説明す
る。なお同図において、同一部品は同じ符号を付けて示
してある。この実施例では、従来最良と考えられていた
方法とは異なる方法で編みツール3を確実に案内させる
ものである。この場合は、編みツールは、シンプルにす
るために縦断断面図では示されていない。
【0043】この実施例の構成では、カム部材25、2
7の代わりに、カム部材25a、27aが設けられてい
る。カム部材25aは、上昇部分においては、カム部材
25と同じであるが、その下降部分の上面31aには、
タック通路63aがその直線部分から下降部分に変わる
個所に凹部76が付設されている。カム部材27aは、
図6の右側の部分においては、規制カム部材27と同じ
であるが、その下面33aは、図6の左側の部分に、編
みツールの移動方向(矢印x)に向かって、若干下方に
カーブした部分77をもち、それに隣接して第3位置決
めカム78が設けられ、そして、傾斜送出し部分74a
をもつ部分が隣接している。
【0044】位置決めカム78は位置決めカム40、4
1と同じであり、編みツール3の突出制御バット20に
作用して、編みツール3のステムに完全に沈み込むまで
回動させ、第1制御バット21が前方に突出するような
構成になっている。この場合、位置決めカム78の相対
位置は、位置決めカムが分離カム部材29の終端直前に
動作状態に入り、その終端に到着する前に回動動作が終
了するように選択されている。更に、凹部76は、図6
に破線79で示すように、位置決めカム78の個所に設
けられている。その他、カム部材25a、27aの配置
と構成は、以下に説明する動作モードが得られるように
選択される。
【0045】図6に示す実施例では、制御手段42、4
3による制御バット20、21の選択と、上昇段階にお
ける編みツール3の案内は、図1〜図5を参照して上述
した選択および案内と同じ方法で行なわれる。他方、引
下げ段階では、以下に説明するような作用が行なわれ
る。
【0046】編成している編みツール3の動作バット1
9は上昇操作のあと、まず緩やかな円弧を描いて下降部
分70に案内され、下降部分70と分離カム部材29の
上面36の間に案内される。別の方法として、あるいは
付加的に、特に凹部76の始端の前に、これらの編みツ
ール3の制御バット21をカム部材25aの上面31a
に案内することが可能である。これと対照的に、分離カ
ム部材29の終端では、これらの編みツール3の制御バ
ット21だけが、凹部76のすぐ下流側でカム部材25
a(図6の例では、21s)の上面31aに移るまで確
実に案内されることになり、最終的には、動作バット1
9は傾斜送込み部分72によって引き継がれる。
【0047】編成を行なっていない編みツールは、最初
に、図4と図5に示すものと同じように、カム部材27
aと29間に案内される。これに対し、カム部材29の
終端の下流側では、一方では、動作バット19は更に規
制カム部材27aの上面34a上に支持され、それと同
時に、これらの編みツール3の制御バット20(例え
ば、20r)は、規制カム部材27aの終端と位置決め
カム78の下に設けられ、図4と図5に示す部分74と
同じ傾斜送出部分74aをもつ下縁80上に移される。
この下縁80があると、次の2つの利点が得られる。1
つは、非編成位置にある編みツール3が跳びはねないこ
とであり、また、その場合に、それが編み針であると
き、不本意に糸(図示せず)又はその一部を拾って、望
ましくないタック編みを行なわないことである。もう1
つは、非編成位置に案内された編みツールの動作バット
19(例えば、19r)が図4と図5に示す実施例と同
じように、傾斜送り出し部分74aによって浅い角度で
下降部分70に案内されるので、緩やかに下降部分70
に衝突することである。更に、分離カム部材29に続く
カウンタ・カム部材28は、特定の状況で選択された編
み目長さに関係なく、編みツールが脱落するのを防止す
る。
【0048】タック位置までに持ち上げられた編みツー
ル3は、最初は、動作バット19によってカム部材29
の上面36に、制御バット20によってカム部材27a
の下面33aに案内される。図6に破線で示す領域で
は、確実な案内作用が下降部分70と分離カム部材29
の上面36によって引き継がれ、規制カム部材27aの
部分77によって動作バット19が下降部分70に緩や
かに移される。これと同時に、第3位置決めカム78は
編みツールの制御バット20(例えば、20p)に作用
して、そのステムに押し込み、その間に制御バット(例
えば、21p)が外側に回動される。分離カム部材29
の終端で、その操作は終了し(制御バット20qと21
q参照)、その結果、外側に回動した制御バット21は
ギャップ76に近接するカム部材25aの上面31aに
移され、編みツール3はカム部材25aと下降部分との
間を案内されることになる。
【0049】図6に示すような好適実施例の利点は、編
成位置に又はタック位置に持ち上げられた編みツール3
の確実な案内が引下げ段階でもほぼ同じであり、どの個
所でも中断されないこと、および非編成位置用に選択さ
れた編みツール3も、分離カム部材29の終端と、下降
部分70のうちそのあとに続く部分との間に正確に案内
されることである。
【0050】本発明は上述した各種実施例に限定される
ものではなく、種々の態様に変更することが可能であ
る。例えば、制御手段は、機械的、電子的、その他公知
の電磁的制御手段で置き換えることが可能である。ま
た、上述した各種カム部材は、特に確実な案内効果の面
で変更することも可能である。しかし、編みツールは上
述した編みツール以外のものを使用することも可能であ
る。編みツール3は上述した実施例ではラッチ針になっ
ているが、例えば、スライダ針、プレッサ、シンカ、プ
ラッシュ・フックなどにすることも可能であり、これら
を単独で、あるいは編み針と一緒に使用することが可能
である。更に、編み針のステムに回転可能に又は回動可
能に取り付けられている選択要素に代えて、ステムの下
端にヒンジで接続されたもの(例えば、ドイツ国特許出
願公開 (DE-OS)第 20 00 578号明細書)や、選択要素の
下端から形成できる制御バットを1つだけもつものを使
用することも可能である。制御バットに対する動作バッ
トの相対位置を可変にすることも可能である(米国特許
第 4,827,740号明細書)。最後に、本発明は、平編みベ
ッド編み機(ドイツ特許第 18 16 864号明細書)や、リ
ブ編み針だけ又はシリンダ針とリブ編み針をもつ丸編み
機(ドイツ特許公開 (DE-OS)第 35 07 004号明細書)又
は編み目形成のために相反方向に移動するシリンダ針と
シンカをもつ丸編み機(米国特許第 4,584,581号明細
書)で使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による丸編み機の概略縦断断面図であ
る。
【図2】図1に示した丸編み機のカム部分の概略図で、
(a) はカム部分の正面図、(b)は編みツールの側面図で
ある。
【図3】図1に示した丸編み機において編みツールの選
択に不可欠である部分の概略斜視図である。
【図4】図1に示した丸編み機において、非編成通路と
編成通路を通過するために選択された編みツールを示す
概略図で、(a) は編成システムの正面図、(b) および
(c) は同じく縦断面図である。
【図5】図1に示した丸編み機において、タック通路を
通過するために選択された編みツールを示す概略図で、
(a) は編成システムの正面図、(b) および(c) は同じく
縦断面図である。
【図6】図4および図5と同様であるが、縦断面図を省
略した模様編み機構の別実施例を拡大して示した概略正
面図である。
【符号の説明】
3 編みツール 19 動作バット 20 第2制御バット 21 第1制御バット 22 選択要素 25 カム部材 26 中央カム部材 27、27a 規制カム部材 29 カム部材 30 カム部材 31a 上面 43 第2制御手段 52 第2上昇部分 54 分離先端 55 第1上昇部分 67 負荷軽減手段 70 第1下降部分 71 編み目形成縁 72 傾斜送込み部分 73 第2下降部分 74 傾斜送出し部分 76 凹部 78 位置決めカム 80 下縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レミ コッタンソー フランス共和国 エフ−74580 ビリュ ラ コート ル アモー ド ラ コート (無番地) (72)発明者 エルンスト−ディーテル プラス ドイツ連邦共和国 デー−7470 アルブシ ュタット 2 イム ベクランガー 5

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編みツールが移動可能に装着され、各々
    の編みツールが少なくとも1つの動作バットと少なくと
    も1つの第1回動可能制御バットとを備えているベッド
    と、カムおよび選択手段を備えた模様編み機構とを備
    え、カムは動作バットと制御バット用の編成通路、タッ
    ク通路および非編成通路を備え、これらの通路は重なり
    合うように配置されたカム部材によって形成されてお
    り、選択手段は第1制御手段と第2制御手段を備えてい
    る編み機において、タック位置に通じるカム部材(2
    9)は動作バット(19)と協働して作用する第1上昇
    部分(55)を備え、編成位置に通じるカム部材(2
    5)は第1上昇部分(55)とほぼ平行になって、第1
    制御バット(21)と協働して作用する第2上昇部分
    (52)を備えていること、および第2制御手段(4
    3)は第2上昇部分(52)の領域に配置されているこ
    とを特徴とする編み機
  2. 【請求項2】 模様編み機構は、第2上昇部分(52)
    の領域において第1制御バット(21)にかかる負荷を
    軽減する手段(67)を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の編み機
  3. 【請求項3】 第1制御バット(21)は編みツール
    (3)に回転可能又は回動可能に取り付けられた選択要
    素(22)に設けられ、選択要素は各々、第1制御(2
    1)が外側に回動したとき後退方向に回動し、第1制御
    バット(21)が後退方向に回動したとき前方向に回動
    する第2制御バット(20)を備えていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の編み機
  4. 【請求項4】 模様編み機構は、第2制御バット(2
    0)に作用し、編みツール(3)が制御を受けてタック
    通路に入る上昇運動の最大高さを規定する規制カム部材
    (27、27a)を備えていることを特徴とする請求項
    3記載の編み機。
  5. 【請求項5】 カム部材(25〜30)は、編みツール
    (3)が模様編み機構を通過するときほぼ安定して確実
    に案内される形状と配置になっていることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の編み機
  6. 【請求項6】 第1上昇部分(55)は動作バット(1
    9)に関連する分離カム部材(29)上に設けられ、分
    離カム部材(29)は非編成通路に案内される編みツー
    ル(3)を他の編みツール(3)から分離するための分
    離先端(54)を備えていること、および第2上昇部分
    (52)は第1上昇部分(55)の上流側から始まり、
    非編成通路に入るように制御されない編みツール(3)
    の動作バット(19)が分離先端(54)を通して第1
    制御バット(21)によって第1上昇部分(55)上に
    持ち上げられるような形状と配置になっていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の編み機
  7. 【請求項7】 模様編み機構は、第2制御バット(2
    0)に作用し、非編成通路に入るように制御される編み
    ツール(3)の動作バット(19)が分離先端(54)
    に衝突するのを防止する中央カム部材(26)を備えて
    いることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の
    編み機
  8. 【請求項8】 模様編み機構は、動作バット(19)に
    作用する第1下降部分(70)を備えた別のカム部材
    (30)を備え、第1下降部分(70)は、編みツール
    (3)の引下げ深さを規定する編み目形成縁(71)を
    備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の編み機
  9. 【請求項9】 規制カム部材(27)は第2制御バット
    (20)に作用する第2下降部分(73)を備え、第2
    下降部分(73)は、第1下降部分(70)より前に動
    作状態になって、タック通路に入るように制御された編
    みツール(3)の引下げを制御する請求項4〜8のいず
    れかに記載の編み機
  10. 【請求項10】 編み目形成縁(71)に関連してカウ
    ンタ・カム部材(28)が設けられ、カウンタ・カム部
    材(28)は2つの下降部分(70、73)の一方によ
    って案内される編みツール(3)の動作バット(19)
    を緩やかに掴むことを目的とした傾斜送込み部分(7
    2)を備えていることを特徴とする請求項8又は9記載
    の編み機
  11. 【請求項11】 第2下降部分(73)の端で規制カム
    部材(27)は、傾斜送出部分(74)を備え、傾斜送
    出部分(74)は傾斜送込み部分(72)の領域に設け
    られ、非編成通路とタック通路に案内される編みツール
    (3)の第2制御バット(20)を案内するときに、関
    連の動作バット(19)が引下げ部分(70)又はその
    編み目形成縁(71)に緩やかに衝突するように案内す
    ることを特徴とする請求項10記載の編み機
  12. 【請求項12】 規制カム部材(27a)は分離カム部
    材(29)の終端に設けられた位置決めカム(78)を
    備え、位置決めカム(78)は、第2制御バット(2
    0)を後退方向に回動させることによって第1制御バッ
    ト(21)を前進方向に回動させること、下降部分(7
    0)に平行に設けられ、第1制御バットに作用する別の
    カム部材(25a)の上面(31a)は、位置決めカム
    (78)の領域に設けられた凹部(76)を備えている
    こと、および引下げ段階のとき、タック位置に持ち上げ
    られた編みツール(3)は、下降部分(70)と分離カ
    ム部材(29)の間を操作バット(19)と共に位置決
    めカム(78)から離れるまで確実に案内され、位置決
    めカム(78)を離れたあと、編みツール(3)は下降
    部分(70)では操作バット(19)で、上面(31
    a)では第1制御バット(21)で確実に案内されるこ
    とを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の編み
  13. 【請求項13】 非編成用に選択された編みツール
    (3)は、分離カム部材(29)と規制カム部材(27
    a)間の動作バット(19)が分離カム部材(29)の
    終端まで確実に案内され、そのあと操作バット(19)
    が確実に規制カム部材(27a)又は後続のカウンタ・
    カム部材(28)の上面上に案内され、更に第2制御バ
    ット(20)が規制カム部材(27a)の下縁(80)
    に案内されることを特徴とする請求項12記載の編み機
  14. 【請求項14】 編みツール(3)はラッチ針であるこ
    とを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の編み
  15. 【請求項15】 ベッドはリブ・プレートであり、編み
    ツール(3)はリブ針からなることを特徴とする請求項
    1〜14のいずれかに記載の編み機
JP3065417A 1990-03-08 1991-03-06 編み機 Pending JPH05239751A (ja)

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