JP2556356B2 - 管針を持つ丸編機 - Google Patents

管針を持つ丸編機

Info

Publication number
JP2556356B2
JP2556356B2 JP63181932A JP18193288A JP2556356B2 JP 2556356 B2 JP2556356 B2 JP 2556356B2 JP 63181932 A JP63181932 A JP 63181932A JP 18193288 A JP18193288 A JP 18193288A JP 2556356 B2 JP2556356 B2 JP 2556356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
curve
cam
cam track
sinker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63181932A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6440644A (en
Inventor
エルンスト−デイーテル・プラート
クルト・ユントネル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Original Assignee
JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH filed Critical JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Publication of JPS6440644A publication Critical patent/JPS6440644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556356B2 publication Critical patent/JP2556356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/06Sinkers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/32Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/06Sliding-tongue needles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多編成系丸編機が、かぎ状の針頭部を持つ
管針と針頭部の開口を開閉する中針とから成る複数の複
合針と、これらの複合針を保持する少なくとも1つの針
担体と、押出し部分及び引下げ部分を持ち管針を制御す
るカム軌道を持つ管針カムと、中針を制御するカム軌道
を持つ中針カムと、複合針と共同作用するシンカを制御
するカム軌道を持つシンカカムとを備え、中針カムがす
べての編成系に対して同じ曲線のカム軌道を持ち、各編
成系における管針カムが編成、タツク及び不編の位置の
ため異なる曲線のカム軌道を持つている、丸編機に関す
る。
〔従来の技術〕
このような丸編機は、出願人によつて既に提案されて
いる(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3540685号に対
応する特開昭62−117860号公報)。この丸編機では、い
わゆる三元技術により、編成、タツク及び不編の選択が
可能であり、中針用カム軌道はすべての編成系に対して
同じで水平に延びており、従つて中針は常に同じ高さに
保たれ、いかなる時点でも上昇又は下降しない。
このようなカムな、管針の引下げの際これとは逆に上
昇せしめられるシンカを持つ丸編機にしか使用できな
い。
別の欠点として編目長を変えるために、管針カムも、
シンカカムも調節して、中針の先端から動く線上にこれ
両方のカムのカム曲線の交点が位置するようにせねばな
らず、このため管針カム及びシンカカムにそれぞれ調節
装置を設けねばならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、カムの費用をできるだけ少なくする
にもかかわらず、三元技術による柄出しの可能性を限定
せず、更に編目幅の変更の際に管針カムを調節する必要
のない多編成丸編機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、中針カム
が、中針へ長さ方向運動を与える上昇部分及び下降部分
を持つ曲線のカム軌道を形成されている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、中針カムが、中針へ長さ方向運動を
与える上昇部分及び下降部分を持つ曲線のカム軌道を形
成されているので、中針はもはや常に同じ高さに保持さ
れるのではなく、管針と同様に上昇及び下降せしめられ
る。これにより中針が上昇及び下降せしめられる場合に
も、管針の編成、タツク及び不編の位置において同じカ
ム軌道を使用することが可能となる。即ち管針が編成、
タツク及び不編のカム軌道により案内されるかどうかに
関係なく、中針が常に同じカム軌道により案内される。
それにより中針を編成、タツク及び不編の3つの位置へ
導く3種類のカムを設ける場合に比較して、全体として
必要なカムの種類は6つから4つに減少し、異なる種類
のカムに要する費用は著しく減少する。このことは、特
に多編成系の丸編機において、柄を変えるためカムを交
換せねばならない場合に、著しく有利となる。異なる種
類のカムが少ないことにより、編物の多様な柄出しを可
能にするにもかかわらず、構造的に簡単な編機が得られ
る。しかも昇降可能なシンカを持つ編機に対しても、昇
降する可能なシンカを持たない編機に対しても、単一の
中針用カムですませることができる。
また本発明によれば、シンカム調節装置しか必要でな
く、針カム調節装置は不要となる。
〔実施例〕
添付図面は本発明を2つの実施例により示し、図は本
発明にとつて重要なカム軌道に限定されて、異なる針機
能においてそれにより行なわれる針頭部及び中針の制御
を示し、実施例の1つについてのみ丸編機の半径断面を
いわば概観図として示している。
第1図に示す多編成系丸編機は、ねじ15により互いに
結合される針筒部分10とシンカ筒部分14とに区分されて
いる回転円筒状編成工具担体10,14を持つている。針筒
部分10の外周は公知のように軸線に対して平行な案内ひ
れ11を持ち、これら案内ひれの間に複合針の管針12の針
幹部12.1が挿入されている。針筒部分10に対して同軸的
に設けられるシンカ筒部分14には、以下単にシンカと称
する引下げ−編目脱出シンカ17が、同様に軸線に対して
平行な案内ひれ16の間に長さ方向運動及び揺動可能に支
持されている。シンカ17用案内ひれ16は針筒部分10の案
内ひれ11と同じピツチでシンカ筒部分14に設けられてい
るが、針筒部分10の案内ひれ11と互い違いになつてい
る。シンカ案内ひれ16の外面に沿つて管針12の針幹部1
2.1の背面が滑る。針筒部分10及び同軸的なシンカ筒部
分14は、公知のように管針12、中針13及びシンカ17を制
御するカムを持つ共通なカムボツクス18により包囲され
ている。管針12の針頭部12.2より下で、押さえ片57が針
幹部12.1に作用する。
針頭部12.2を閉じるのに役立つ中針13は、その先端1
3.1が針頭部12.2を通過できるように構成されている。
中針のバツド13.2はカムボツクス18の中針カム軌道41へ
入り込んでいる。管針12の構造及び針幹部12.1内におけ
る中針13の支持は、本発明にとつて重要できないので、
図示してない。
管針12は針筒部分10の案内ひれ11の間に案内される針
幹部12.1の範囲に制御バツト21を持ち、この制御バツト
21は、針頭部12.2から異なる距離を持ちかつカムボツク
ス18に形成される複数の針カム軌道20.1〜20.4の1つへ
それぞれ入り込む4つの可能な個所の1つにあることが
できる(第2図)。
第1図に示すシンカ17は、この種のシンカに特有な成
部を持つ引下げ−編目脱出シンカとして構成され、この
頭部にある編目脱出縁23の一端は編目引下げ用引下げ溝
25に終つている。シンカ17の長さ方向運動を行なわせる
中間制御バツト26の高さで、シンカは丸められた突起27
によりシンカ筒部分14に支持されている。突起27の周り
におけるシンカ17の揺動行程は、制御バツト26とは反対
の側で比較的短いシンカ幹部にある押圧バツト29及び30
により制御される。
図示した丸編機では、編目長変化は引下げ−編目脱出
シンカ17の移動によつてのみ行なわれる。このためシン
カ17の制御バツト26に作用するカム48,49は、移動可能
なカム保持板42に取付けられている。このカム保持板42
は偏心ピン53を介して、外方へ導かれて外側調節円板55
に終る調節軸54に連結されている。調節円板55によりシ
ンカ17のループ形成行程が調節される。
第2図は左の部分に4つの管針し、これらの管針は水
平に支持される公知の引下げシンカと共同作用をするよ
うになつており、従つて第1図に示す管針12とは少し異
なる寸法を持つている。第2図に示す4つの管針12は、
その制御バツト21の配置においてのみ相違している。制
御バツト21は第2図の右の部分に示す針カム軌道20.1,2
0.2,20.3及び20.4に合わされ、これらの針カム軌道はそ
れぞれ丸編機の4つの編成系I〜IVにわたつて示されて
いる。4つの針カム軌道20.1〜20.4は、順次に続く系に
おける針制御のための三元技術に応じて、異なる経過を
持つている。これに反し中針13の制御バツト13.2用の中
針カム曲線41は、各系において精確に同じ経過を持つて
いる。
一番上の針カム軌道20.1へ入り込む制御バツトを持つ
管針12は、系Iにおいて編成位置まで押出され、次の系
IIではタツク位置までのみ押出され、系IIIでは不編位
置に留まり、系IVでは再び編成位置まで押出される。針
カム軌道20.2へ入り込む制御バツトを持つ管針12は、系
Iにおいてタツク位置へ押出され、系IIでは不編位置に
留まり、次の系III及びIVではそれぞれ編成位置まで押
出される。4つの針カム軌道により編み柄が形成され、
その柄幅は4つの編目である。柄の高さは丸編機の系の
数に関係している。各種の針カム軌道従つて編成、タツ
ク又は不編用のカム軌道経過に対して、中針カム軌道41
が常に同じ経過を繊維できるようにするため、第2図の
概観図からはわからないが第3図ないし第14図からわか
る経過をカム軌道が持たねばならない。しかし公知の機
械又は電子柄出し装置又は選針装置により個別選針する
ジヤガード柄も可能である。
第3図、第5図及び第7図は、管針と針長さ方向に対
して直角に水平に移動可能なシンカとを持つ丸編機にお
いて、中針先端の運動曲線及び針頭部の運動曲線を、可
能な針位置即ち編成、タツク及び不編について示し、更
にここではあまり重要でないシンカ運動の曲線を示して
いる。更に第4図、第6図及び第8図から、第3図、第
5図及び第図に示す8つの個所1〜8における針幹部と
中針の相対位置がわかる。
第3図、第5図、第7図、第9図、第11図及び第13図
において、矢印Aで針の系通過方向が示され、給糸個所
28は様式化した糸道により示されている。第3図ないし
第8図には、第1図とは異なり別個のシンカ環にも支持
可能な公知のシンカが17′で示されている。
第3図は、編成の針位置において中針13の中針先端1
3.1がたどる曲線32と、管針12の針頭部12.2がたどる曲
線33とを示している。更にシンカ17′の引下げ溝25がた
どる曲線37も示されている。曲線32は、系の通過の際中
針先端13.1まず個所1の前で、編目脱出高さ38に相当す
る最も低い引下げ位置から、針頭部12.2の不編高さ及び
シンカ17′の編目脱出縁23の高さ位置に対応する高さに
上昇されることを示している。中針先端13.1は個所3ま
でこの高さに保たれる。続いて個所3と4の間で中針先
端13.1はほぼ給糸個所28の高さまで押出され、個所5か
ら、従つて給糸個所28へ達する前で、再び給糸高さより
下まで下降され(最も低い引下げ位置からこの給糸高さ
より下の高さまでの中針カム軌道曲線32の部分を上昇部
分と称する)、続いて個所7まで編目脱出高さより上に
ある高さに保たれる(中針カム軌道曲線32のこの部分を
中間部分と称する)。個所7と8の間で中針先端13.1
は、個所8において第3図に38で示す編目脱出高さまで
引下げられ、しかも針頭部12.1の曲線33に一致して引下
げられる(中針カム軌道曲線32のこの部分を下降部分と
称する)。編成位置用の曲線33は、針頭部12.2が個所3
と4の間で編成位置へ達するまで、この針頭部12.2が個
所1から既に、従つて中針13より著しく早く押出される
ことを示している。第4図に示すように、針頭部12.2の
早期押出しによつて、中針先端13.1は既に個所2から管
針12の針幹部12.1内に没入し、針頭部12.2を開く。個所
4と6の間における曲線32と33の大幅な平行経過によ
り、針頭部12.2は給糸個所28にわたつて開いている。個
所6と7の間で針頭部12.2の引下げ運動中に中針13は不
変に保たれるので、古い編目40は中針13上に留まり、針
頭部12.2は個所7まで閉じ、新たに前に来た糸39を包囲
する。中針先端13.1の曲線32が曲線33に一致して経過す
る個所7と8の間における針頭部12.2の引続く引下げ運
動中に、針頭部12.2は閉じたままなので、古い編目40は
閉じた針頭部12.2上を滑り下ることができ、一方新しい
編目45が引張られる。
第5図は、中針先端13.1の曲線32のほかに、針頭部1
2.2がタツク位置において通過する曲線34を示してい
る。第3図と比較してわかるように、ここでは針頭部1
2.2の押出しが編成位置におけるより遅く行なわれる。
個所4ないし6間でとるタツク位置への針頭部12.2の本
来の押出しは、個所3ではじめて始まる。第6図により
これは、個所2ないし5の間で中針先端13.1が編成位置
におけるように針幹部12.1内に没入するのではなく、針
幹部12.1から突出し、針頭部12.2が半分だけ開かれるこ
とを意味している。これは、針頭部12.2に存在する古い
編目40が針頭部から滑り出られないことを意味する。個
所5と6と間で中針先端13.1を給糸高さより下へ下降さ
せることによつて、個所6と7の間で針頭部12.2が中針
により閉じられ、個所8の所まで残りの引下げ運動の際
新しいタツクループ46が古い編目40の所に形成される前
に、新しい編目39を個所6で針頭部12.2へ確実に挿入す
ることができる。
第7図は不編の針位置の状態を示している。第7図に
おいて中針先端13.1の曲線32の所に、針頭部12.2がたど
る曲線35が記入されている。この曲線35は大体において
曲線32に従うので、第8図に示すように針頭部12.2は実
際上常に中針13により閉じられている。中針先端13.1は
個所4ないし7の間で針頭部12.2から突出している。個
所8で針頭部12.2は中針先端13.1により再び半分開かれ
ている。個所6と7の間で中針の曲線32に対して曲線35
が下降することにより、針頭部12.2は先行する針への糸
の挿入を妨げない。しかし中針先端13.1の曲線32はあま
り大きく下降しないので、編成の針位置で個所6と7の
間で中針13上にある古い編目40(第4図参照)は再び針
頭部12.2へ戻り落ちることはない。
第9図ないし第14図は、第1図に示す実施例によりシ
ンカ17と共同作用する管針の曲線の形状と相対経過とを
示し、シンカは第9図、第11図及び第13図に示した曲線
36に従つて管針の長さ方向にも移動可能である。第9
図、第11図及び第13図に示す中針先端13.1の曲線32′
は、すべての針位置即ち編成、タツク及び不編に対して
同じであるが、第3図、第5図及び第7図に示す曲線32
とは異なる経過を持つている。系を通過す際、曲線32′
に従つて中針先端13.1は、まず系長さの少なくとも3分
の1にわたって、ここでは個所4の所まで、高さ38に対
応する最も低い引下げ位置に留まる。中針先端13.1は、
最も低い引下げ位置に対応する高さ38から、給糸個所28
の前で、給糸高さより下にある高さまで押出される。中
針カム軌道の曲線32′のこの部分即ち上昇部分は、第3
図とは異なり、給糸高さより下にある高さまで単調に上
昇する。しかしながら曲線32′の中間部分は、第3図に
おけるように曲線の下降部分に至るまで給糸個所28より
下の高さに保たれているのではなく、給糸個所28を通つ
た後引下げ−編目脱出シンカ17の軌道の曲線36に対して
平行に延びる上昇区域を含んでいる。この上昇区域で中
針先端13.1は、引下げ−編目脱出シンカ17と共に、第10
図、第12図及び第14の個所6及び7に示す高さまで押出
され、それにより編成及びタツクの際管針12の針頭部1
2.3の開口が閉じられる。最後に中針先端13.1は針頭部1
2.2の曲線のループ形成部分に一致して最も低い引下げ
位置38まで再び引下げられる。
第9図は、中針先端13.1の曲線32′を、編成位置で針
頭部12.2がたどる曲線33′と共に示している。この場合
個所1ないし8において曲線32′,33′及びシンカ17の
曲線36及び37′の経過により生ずる管針12、中針先端1
3.1を持つ中針13及び引下げ−編目脱出シンカ17の相対
位置は、第10図から明らかであり、それ以上の説明を必
要としない。
第11図は、中針先端13.1の曲線32′を、タツクの針位
置にある針頭部12.2がたどる曲線34′と共に示してい
る。ここでも第9図と第11図の比較からわかるように、
タツク位置の針押出しが編成位置に対するより遅く行な
われ、それによりタツク位置について第12図により、中
針先端13.1が針頭部12.2を決して完全に開かず、第5図
及び第6図について既に説明したように、常に針幹部1
2.1から突出している。第12図は再び系の個々に動かさ
れる部分の相対位置を示している。
第13図及び第14図は不編の針位置の状態を示してい
る。第13図は曲線32′のほかに針頭部12.2がたどる曲線
35′を示している。個所1と2の間で針頭部12.2は、こ
の針頭部12.2が完全には閉じない程度に押出される。し
かし第14図では、他の個所3ないし8で針頭部12.2から
突出するまで動く中針先端13.1により針頭部12.2が常に
閉じられている。
第1図について述べたように、編目長変化は、カム4
8,49による引下げ−編目脱出シンカ17の軸線方向移動行
程の変化のみによつて行なわれる。第9図、第11図及び
第13図には、個所5に対応する位置からのシンカ用曲線
が2つの場合から即ちシンカ17が軸線方向に最大行程及
び最小行程をとる場合について示されている。ここで曲
線36aは、シンカ17が最小行程をとる場合におけるシン
カカム曲線を示し、一方シンカカム曲線36はシンカ17の
最大行程を表わしている。換言すれば曲線36は最大編目
長に相当し、曲線36aは最小編目長に相当する。
本発明は第1図に述べたシンカ案内及びシンカ支持に
限定されない。本発明は別個のシンカ環に水平に支持さ
れるシンカを持つ丸編機にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9図ないし第14図の実施例に従つて制御され
る管針及びシンカを持つ丸編機の半径断面図、第2図は
針用の4つのカム軌道及び中針用の1つのカム軌道を4
つの系にわたつてこれらに対応する管針と共に示す図、
第3図は中針カム軌道、編成用針カム軌道及びシンカカ
ム軌道を1つの系にわたつて示す図、第4図は第3図に
示す個所1〜8における管針とシンカの相対位置を示す
図、第5図及び第6図はタツク用針カム軌道の第3図及
び第4図に対応する図、第7図及び第8図は不編用針カ
ム軌道の第3図及び第4図に対応する図、第9図及び第
10図は部分的に管針とは逆の方向に長さ方向運動可能な
引下げ−編目脱出シンカを持つ実施例における編成用針
カム軌道の第3図及び第4図に対応する図、第11図及び
第12図はタツク用針カム軌道の第9図及第10図に対応す
る図、第13図及び第14図は不編用カム軌道の第9図及び
第10図に対応する図である。 10……針担体(針筒部分)、12……管針、13……中針、
17……シンカ、32,32′……中針カム曲線、33,34,35;3
3′,34′,35′……針カム曲線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−デイーテル・プラート ドイツ連邦共和国アルプシユタツト2- タイルフインゲン・イム・ヴエークラン ゲル5 (72)発明者 クルト・ユントネル ドイツ連邦共和国ビツツ・アイゼングル ーベ50 (56)参考文献 特開 昭61−215747(JP,A) 特開 昭54−151657(JP,A) 特開 昭56−118934(JP,A) 特開 平1−38896(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多編成系丸編機が、かぎ状の針頭部を持つ
    管針と針頭部の開口を開閉する中針とから成る複数の複
    合針と、これらの複合針を保持する少なくとも1つの針
    担体と、押出し部分及び引下げ部分を持ち管針を制御す
    るカム軌道を持つ管針カムと、中針を制御するカム軌道
    を持つ中針カムと、複合針と共同作用するシンカを制御
    するカム軌道を持つシンカカムとを備え、中針カムがす
    べての編成系に対して同じ曲線のカム軌道を持ち、各編
    成系における管針カムが編成、タツク及び不編の位置の
    ため異なる曲線のカム軌道を持つているものにおいて、
    中針カムが、中針(13)へ長さ方向運動を与える上昇部
    分及び下降部分を持つ曲線(32,32′)のカム軌道を形
    成されていることを特徴とする、丸編機。
  2. 【請求項2】中針カム軌道の曲線(32,32′)が、最も
    低い引下げ位置に対応する高さ(38)からこの引下げ位
    置より上にあるが給糸高さ(28)より下にある高さまで
    中針先端(13.1)を押出す上昇部分と、給糸個所(28)
    を通りすぎる間中針先端(13.1)を給糸個所(28)より
    下にある高さに保つ中間部分と、管針カム軌道の曲線
    (33,34;33′,34′)の引下げ部分に対して平行に又は
    一致して最も低い引下げ位置に対応する高さ(38)まで
    中針先端(13.1)を引下げる下降部分とを持つているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の丸編機。
  3. 【請求項3】管針カム軌道の曲線(33,34;33′,34′)
    の編成及びタツク用押出し部分が中針カム曲線(32,3
    2′)の上昇部分に対してずらされて、中針先端(13.
    1)が、編成の際完全にまたタツクの際一部だけ、針頭
    部(12.2)の開口から引戻され、中針カム軌道の曲線
    (32,32′)の下降部分に一致する管針カム軌道(33,3
    4;33′,34′)の曲線の引下げ部分の初めにおいて管針
    (12)の針頭部(12.2)の開口が閉じられるように、管
    針カム軌道の曲線(33,34;33′,34′)の編成及びタツ
    ク用引下げ部分が中針カム軌道の曲線(32,32′)の下
    降部分に対して設けられていることを特徴とする、請求
    項2に記載の丸編機。
  4. 【請求項4】引下げ−編目脱出シンカ(17)が針筒部分
    (10)の回転軸線に対して半径方向に可動であり、中針
    カム軌道の曲線(32)の中間部分に下降部分が続いてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の
    丸編機。
  5. 【請求項5】中針カム軌道の曲線(32)の上昇部分が、
    中針先端(13.1)をまず給糸個所(28)の高さにほぼ等
    しい高さへ押出しそれから中針先端(13.1)給糸個所
    (28)より下にある高さまで引下げる区域を含んでいる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の丸編機。
  6. 【請求項6】引下げ−編目脱出シンカ(17)が針筒部分
    (10)の半径方向及び軸線方向に可動で、その編目脱出
    縁(23)が管針(12)の引下げ運転中それに対して逆向
    きに移動可能であり、中針カム軌道の曲線(32′)の中
    間部分が編成及びタツクの際管針(12)の針頭部(12.
    2)の開口が閉じられるまで中針先端(13.1)を引下げ
    −編目脱出シンカ(17)と共に押出す上昇区域を含んで
    いることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載
    の丸編機。
  7. 【請求項7】不編用管針カム軌道曲線(35,35′)が中
    針カム軌道曲線(32,32′)とほぼ一致していることを
    特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の丸編機。
JP63181932A 1987-07-25 1988-07-22 管針を持つ丸編機 Expired - Lifetime JP2556356B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3724732 1987-07-25
DE3724732.8 1988-06-23
DE3821213A DE3821213A1 (de) 1987-07-25 1988-06-23 Rundstrickmaschine mit schiebernadeln
DE3821213.7 1988-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6440644A JPS6440644A (en) 1989-02-10
JP2556356B2 true JP2556356B2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=25857967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63181932A Expired - Lifetime JP2556356B2 (ja) 1987-07-25 1988-07-22 管針を持つ丸編機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4920767A (ja)
EP (1) EP0302286B1 (ja)
JP (1) JP2556356B2 (ja)
DE (1) DE3821213A1 (ja)
ES (1) ES2064331T3 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2208660B (en) * 1987-08-15 1992-04-08 Sipra Patent Beteiligung Circular weft knitting machine
US4971841A (en) * 1989-06-08 1990-11-20 Basf Corporation Reflective automotive coating compositions
US5193655A (en) * 1989-09-20 1993-03-16 Atsugia Unisia Corp. Variable damping force shock absorber with feature of linear and wide range damping force variation depending upon piston stroke speed
DE4115198C2 (de) * 1991-05-11 2002-11-21 Sipra Patent Beteiligung Einrichtung an mit Schiebernadeln ausgerüsteten Rundstrickmaschinen und Schiebernadel für Rundstrickmaschinen
US5390707A (en) * 1991-10-03 1995-02-21 Societe Nationale Industrielle Et Aerospatiale Method and a machine for making hollow reinforcing members
DE4240037C2 (de) * 1992-11-28 2001-02-08 Sipra Patent Beteiligung Schloßanordnung für eine Strickmaschine
US6519978B2 (en) 2001-04-23 2003-02-18 Monarch Knitting Machinery Corp. Apparatus and method for knitting a fabric with a lay-in yarn on a circular knitting machine
DE10316702A1 (de) * 2003-04-08 2004-10-28 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Verfahren und Strickmaschine zur Herstellung von Strickwaren, insbesondere aus hartem, unelastischem Fadenmaterial
DE10320533A1 (de) * 2003-05-02 2004-11-18 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Rundstrickmaschine, insbesondere zur Herstellung von Abstandsgestricken
KR100593253B1 (ko) * 2004-10-30 2006-06-26 이희성 카트리지형 작동캠을 구비하는 직물 편성용 환편기
US7607322B1 (en) * 2008-12-17 2009-10-27 Monarch Knitting Machinery Corp. Circular knitting machine with sinker cams facilitating high-speed operation
CN102433675A (zh) * 2011-11-02 2012-05-02 泉州佰源机械有限公司 一种用于三角、滑块和鞍座的定位结构
CN103147219A (zh) * 2013-03-12 2013-06-12 绍兴恒舜数控精密机械科技有限公司 针织小圆机下三角调节机构
US8938995B2 (en) 2013-03-15 2015-01-27 Monarch Knitting Machinery Corporation Circular knitting machine with mounting arrangement for sinker cams
DE102017108676A1 (de) * 2017-04-24 2018-10-25 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Platinenschloss für Rundstrickmaschinen
US11684910B2 (en) 2018-07-16 2023-06-27 Battelle Energy Ailiance, LLC Composite media for non-oxidative ethane dehydrogenation, and related ethane activation systems and method of processing an ethane-containing stream
EP3795729B1 (de) * 2019-09-18 2023-06-07 Groz-Beckert KG Platine, platinenanordnung und kettenwirkmaschine

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1635844B2 (de) * 1967-02-14 1976-05-06 Sulzer Morat GmbH, 7026 Bcmlanden Mustervorrichtung an einer strickmaschine mit zweiteiligen nadeln
GB1342972A (en) * 1971-08-28 1974-01-10 Wildt Mellor Bromley Ltd Knitting machine needle
US3780539A (en) * 1972-05-16 1973-12-25 Singer Co Needle actuating camming for circular knitting machines
ES489371A0 (es) * 1980-02-20 1980-12-16 Tecnologia Ind Proyectos Y Pro Perfeccionamientos en las maquinas tricotosas de hacer punto
DE2705605C3 (de) * 1976-03-05 1981-10-22 Tecnología Industrial, Proyectos y Promociones, S.A., Tippsa, Mataro, Barcelona Schiebernadel für Strickmaschinen
DE2820724C2 (de) * 1978-05-12 1982-05-19 Schaffhauser Strickmaschinenfabrik, Schaffhausen Mehrsystemige Rundstrickmaschine
US4608839A (en) * 1982-07-14 1986-09-02 Tibbals Jr Edward C Circular weft knitting machines
DE3510054C1 (de) * 1985-03-20 1986-10-09 Memminger Gmbh, 7290 Freudenstadt Strickmaschine mit wenigstens einem Nadeltraeger
DE3540685C1 (de) * 1985-11-16 1986-10-09 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Strickmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
EP0302286A2 (de) 1989-02-08
DE3821213A1 (de) 1989-02-09
EP0302286A3 (de) 1991-11-21
EP0302286B1 (de) 1994-10-19
ES2064331T3 (es) 1995-02-01
DE3821213C2 (ja) 1990-02-15
JPS6440644A (en) 1989-02-10
US4920767A (en) 1990-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2556356B2 (ja) 管針を持つ丸編機
JP4944015B2 (ja) 横編機における筒状編地の編成方法及び横編機
KR100478553B1 (ko) 루프형성 가동 플레이트를 구비한 횡편기
US5138849A (en) Flat knitting machine
US6128930A (en) Process and circular knitting machine for manufacturing a patterned pile fabric and pile element therefor
JPH0210260B2 (ja)
US4510775A (en) Flat knitting machine capable of changing stitch density
JPS6257732B2 (ja)
EP0679747B1 (en) Yarn guiding method and apparatus for flat knitting machine
KR100193343B1 (ko) 환편기에 있어서의 3위치의 캠장치, 그 선침방법 및 캠타이밍 설정방법 및 그에 사용하는 편침
JPH05239751A (ja) 編み機
EP0751248B1 (en) Knitting and transfer cam for flat knitting machine
US6240749B1 (en) Flat knitting machine
US4751829A (en) Knitting machine
JPH0547654B2 (ja)
US5275022A (en) Process for the fully-fashioned knitting of intarsia jacquard fabric
EP0402034B1 (en) Double-knit circular knitting machine
JPH08232144A (ja) 立ち毛メリヤス生地を生産するための方法及び編機並びに立ち毛メリヤス生地を生産するための編機用シンカ
JP3240325B2 (ja) プラッシュ生地の製造方法および編み機
CN100408741C (zh) 有至少两个针床的横机
US4550577A (en) Knitting machine with rocking knock-over bits, and method of knitting therewith
JP3015893B2 (ja) 編 機
US4019348A (en) Method and apparatus for selectively rendering needles operative and inoperative on a circular knitting machine
US4502299A (en) Yarn feeder mechanisms and double cylinder knitting machines having such mechanisms
KR20030023755A (ko) 코이동 기구를 구비하는 횡편기 및 코이동 방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term