JP4944015B2 - 横編機における筒状編地の編成方法及び横編機 - Google Patents

横編機における筒状編地の編成方法及び横編機 Download PDF

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Description

本発明は横編機における筒状編地の編成方法及び横編機に関するものである。
靴下や手袋、セータ等の筒状編地を編成する場合、円筒形に形成されたシリンダの周面に編針を昇降自在に配設した丸編み機を用い、このシリンダ周面の編針をキャリッジで昇降制御しながら給糸して筒状の編地を編成するのが一般的に行われている。
ところが、上記丸編み機による筒状編地を編成する場合、筒状編地のウエール数及び周長は編針の数乃至はシリンダの径によって決まる事から、筒状編地のウエール数及び周長の異なるものを編成しようとすると、それに合わせた種々のシリンダを備えた丸編み機を設ける必要があると言う問題があった。
また、周長の長い筒状の編地を形成しようとする場合、丸編み機のシリンダの径が大きくなり、丸編み機全体が大型化してしまうと言う問題もある。
こうした問題を解消するために本出願人が先に提案しているように、多数の編針を並設したニードルベッドを編針の歯口を突き合わせた状態で前後一対に配設した横編機で径の異なる筒状編地を編成可能にしたものがある。
この横編機での筒状編地の編成は、ニードルベッド上を往復するキャリッジの往行時に当該ニードルベッドの編針に給糸して一側面の編地を編成するとともに、キャリッジが復行する時に、図5に示すように前記一側面の編地を編成した編糸が連続する状態で他方のニードルベッドの編針に給糸して他側面の編地を編成する編成コースを交互に繰り返すことにより、両端部が結合された筒状の編地を編成するようにしたものである。
こうした場合、図5に示すように一方のニードルベッドから他方のニードルベッドに移るとき、給糸された編糸のテンション方向が移動するために、一方のニードルベッドの編地端の編針が引き出されやすく、編針が引き出されてしまうと、当該部分のループが小さくなってしまう。
この小さなループが製品に現れてしまうことから、筒状編地製品の品質が低下すると言う問題があった。
そこで、こうした問題に対処するために、本発明の出願人は、前後一対に配設されたニードルベッドを有する横編機でキャリッジの往復により各ニードルベッドの編針に編地をその両端部が結合した状態で筒状に編成してなる横編機における筒状編地の編成時において、キャリッジの往行時、編地を編成するために編成用制御カムで編針が進出する時は編地の両端及び/または両端寄り部の編針に設けた編針進出防止手段を開放して編針を進出可能にし、キャリッジの復行時には編針進出防止手段を作用させて編地の両端及び/または両端寄り部の編針を退入のみ可能な状態にして筒状編地を編成するようにしたものを先に提案している。(特許文献1)
特開平5−86561号公報
先の提案にかかる上記方法によれば、編地編成機構のほかに編地の両端部側部分の編み針の進出を防止するために編針の後端部分に編針進出防止手段を、キャリッジには編針進出防止手段を制御するために開放手段を含む大きな制御機構を設けなくてはならず、これら編針進出防止手段および制御機構で構造が複雑になりコストが嵩むという問題があった。
また、編地の編み幅を変更するときにはこの編針進出防止手段も移動しなくてはならず
、その設定や調整等の操作に手間が掛かってしまうという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、ループ長の揃った品質の高い製品を安価に実施することができる横編機ならびに筒状編地の編成方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明にかかる横編機における筒状編地の編成方法は、歯口部を突合せた状態で少なくとも前後一対のニードルベッドを配置し、ニードルベッド上を往復摺動するキャリッジのカム群でニードルベッドに収納された編針の選択された編針を進退摺動させることにより、筒状編地を編成するようにした横編機における筒状編地の編成方法であって、キャリッジが反転後、続いてコースを編成する際に、反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を、キャリッジのカム群の度山カムで進出を防止した状態にし、これに対面する他方のニードルベッドの編針に編糸を供給してループを形成するようにしたことを最も主要な特徴とするものである。
本発明にかかる横編機における筒状編地の編成方法では、反転する直前に一方のニードルベッドの編針で編成された編地の少なくとも最後のループを掛止している編針を、これに対面する他方のニードルベッドの編針に給糸して編成する間は度山カムで引き込むようにしたことや、編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を、キャリッジのカム群の後行の度山カムで進出を防止した状態にし、これに対面する他方のニードルベッドの編針に編糸を供給してループを形成するより前に先行した位置にある引下げカムにより引き込むようにしたことも特徴とするものである。
更に本発明にかかる横編機における筒状編地の編成方法では、引下げカムがニードルレイジングカム内に形成された操作カムであることや、引下げカムが先行の度山カムであることも特徴とするものである。
本発明にかかる横編機は、編針を昇降摺動可能に収納したニードルベッドを、その歯口部を突合せた状態で少なくとも前後一対配置し、ニードルベッド上を往復摺動するキャリッジのカム群でニードルベッドの編針の内、選択された編針を進退摺動させることにより、周回状に給糸された編糸で筒状編地を編成するように構成された横編機であって、キャリッジの反転後、続いてコースを編成する際に、反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を引き下げる引下げカムをニードルレイジングカム内に形成したことを最も主要な特徴とするものである。
本発明によれば、キャリッジが反転する直前に形成された編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を、これに対面する編針に給糸して編成する間は、キャリッジのカム群に形成された引下げカムで引き込むようにするので、前記最後に形成されたループを掛止している編針が引き出されることがない。これにより、従来のように当該編針に掛止しているループが小さくなることがなく、筒状編地は、ループ長の揃った品質の高い筒状編地にすることができる。
また、本発明では編針の引下げカムをキャリッジのカム群に形成するようにしてあるので、本出願人が先に提案したもののように、編地の両端部側部分の編み針の進出を防止するために編針の後端部分に編針進出防止手段を、キャリッジには編針進出防止手段を制御するために開放手段を含む大きな制御機構を設けなくても済み、構造が複雑になることなく安価に実施することが出来る利点がある。
更に、本発明では編針の引下げカムをキャリッジのカム群に形成するようにしてあるので、本出願人が先に提案したもののように、編地の編み幅を変更するときにはこの編針進出防止手段も移動にしなくてもすみ、その設定や調整等の操作に要する手間をなくして生産性を向上させることができる利点もある。
加えて、編針の引下げカムをキャリッジの先行側の度山カムを利用して筒状編地を編成する方法では、既存の横編機で簡単に実施することができる。
また、キャリッジのニードルレイジングカム内に編針の引下げカムを形成する横編機では、そのキャリッジに大きな変更を施すことなく、本発明を簡単に実施することができる利点もある。
以下、本発明にかかる横編機における筒状編地の編成方法及び横編機の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は前後一対に配設されたニードルベッドを有する横編機の要部の側面図であって、図中符号1はこの構編機のニードルベッド部分を全体的に示す。
このニードルベッド部分1はフレーム2の上面に歯口部分を突き合わせ状で略ハの字形に配設されたニードルベッド3・3を設け、各ニードルベッド3・3の上面には多数の編針4・4・・・が昇降摺動可能に設けられている。
この編針4・4・・・は、後述の選針機構Sにより選択された編針4のみがキャリッジ5に内装されたカム群6(図2参照)によって昇降が制御されるようになっている。
編針4は、先端部分にラッチ7を有するフック8を形成した編針本体9と、編針本体9の後端部に連結されるニードルジャック10、ニードルジャック10の後部上方にセレタジャック11の各部を順に配設して形成されている。
ニードルジャック10、セレクタジャック11の各部の上面にはキャリッジ5のカム群6によりニードルベッド3・3の針溝17内を昇降操作するためのバット13、14が突出されている。
上記選針機構Sは、各編針4・4・・・のセレクタジャック11の上面には編針の昇降方向に対して隣り合う編針で位相を異ならせたセレクタバット15が設けられており、キャリッジ5内に設けられたアクチュエータ33(図2参照)の起動により、作用されたセレクタバット15の編針4のバット14がキャリッジ5のカム群6でニードルベッド3・3の針溝17内を昇降操作されるようになっている。
尚、各編針4・4・・・のセレクタジャック11の後部下面には凹嵌部18・19・20が設けられており、この凹嵌部18・19・20がニードルベッド3を貫通して設けたワイヤ21に択一的に掛止することにより、例えばワイヤ21が凹嵌部20に掛合している時はウエルト位置、ワイヤ21が凹嵌部19に掛合している時はニット位置、ワイヤ21が凹嵌部18に掛合している時はタック位置に保持されるようになっている。
一方、各ニードルベッド3上を摺動し、選択された編針4を昇降操作するキャリッジ5 のカム群6は、図2に示すようになっている。
この図2では、各ニードルベッド3上を摺動するキャリッジ5のカム群6を上から透視した状態にしてあり、符号Fは前側のキャリッジ5のカム群6を、符号Bは後側のキャリッジ5のカム群6をそれぞれ示す。
キャリッジ5のカム群6は、ニードルレイジングカム22の上方に天山カム23を設け、天山カム23の両側方に上下一対の固定ガイドカム24を設けるとともに、天山カム23と固定ガイドカム24との間に度山カム25が昇降操作可能に設けてある。
この度山カム25の昇降操作は、図外の制御装置のプログラムに設定された昇降量の信号で駆動されるステッピングモータにより行なわれる。
この度山カム25は、キャリッジ5の進行方向下手側を先行の度山カム25aとし、上手側を後行の度山カム25bとし、編成時は主として後行側の度山カム25bが作用する。
キャリッジ5のカム群6の天山カム23とニードルレイジングカム22との間には図上前側(F)のキャリッジ5のカム群6に示すように、ループ形成のための編針軌道L1(ニットルート)が形成されるとともに、もう一つの編針軌道L2を形成する溝があり、これらのカム以外に6個の軌道切換カム26、27、28、29、30、31が設けられている。
上記軌道切換カム26〜31のそれぞれはキャリッジ5内に取付けられた図示しないソレノイドの作用によって出没し、その位置を変位させることにより、上記編針軌道L1またはL2を任意に選択することができる。
従って、選針された編針4は、編針軌道L1またはL2のいずれかを通過することにより、ニードルベッド3の針溝17を昇降操作されることになる。
また、詳細の図示は省略したが、ニードルレイジングカム22の下方には、上記ウエルト位置、ニット位置、タック位置にあるセレクタバット15に対応させてニードルプレッサ32が設けられるとともに、その左右に配設された固定カム24の下方部分に上記選針機構Sのアクチュエータ33が設けてある。
上記のように構成された横編機で本発明にかかる筒状編地の編成方法を次に説明するが、以下の筒状編地の編成方法ではその編成の周回方向を、図5に示すように反時計回り方向とし、図3はキャリッジ5が矢印Aで示す右から左に摺動して後側ニードルベッド3の編針4に編糸をヤーンフィーダ34から供給してループを形成する往行を示す。
往行は、前側ニードルベッド3で編成を終えたキャリッジ5が反転して右方から左方に摺動し、後側ニードルベッド3で編地が形成されることになる。
この往行時には、後側のキャリッジ5の軌道切換カム26、28が突出して通路をブロックするので、編地の編成領域内の編針として先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された編針4は図中一点鎖線で示す編針軌道L1を通る。
一方、前側のキャリッジ5の軌道切換カム26、29、30が突出して通路をブロックし、先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された、図5中右側のループNを掛止している前側ニードルベッド3の編針4は、図3中、点線で示す編針軌道L2を通る。
したがって、後側ニードルベッド3の編針4が後側のキャリッジ5のカム群6のニードルレイジングカム22でニット位置に上昇する間に、編針軌道L2を通る前側のニードルベッド3の編み針4が天山カム23の下方近傍にまで押し上げられる。
続いて、選針された後側ニードルベッド3の編針4が天山カム23の下端水平部分中間位置に下降すると、ヤーンフィーダ34から編糸が供給されるのであるが、このとき、軌道切換カム29で案内される編針軌道L2を通る前側ニードルベッド3の編針4はすでに下降しており、ヤーンフィーダ34から供給された編糸が前側ニードルベッド3の編針4にくわえられることがない。
後側ニードルベッド3の編針4が後行側の度山カム25bでさらに引き込まれると、前コースで形成された旧ループがフック8部分をノックオーバーして新たなループが形成される。
こうした往行での編地の編成時、キャリッジ5が反転して編地の編成が前側ニードルベッド3から後側ニードルベッド3に移るときは、キャリッジ5が反転する直前に前側ニードルベッド3で編成された編地の最後に形成されたループ(図5中右側のN)を掛止している編針4を、これに対面する後側ニードルベッド3の編針4に給糸されてループが形成されるまでは、前側キャリッジ5の後行側の度山カム25bの下端部分で引き下げるので、前側のニードルベッド3の編針4が引き出されることがない。
したがって、ループ(図5中右側のN)の目が詰まるのが抑制される。
斯くして後側ニードルベッド3での編成が終了し、その編成領域外(図上左方)に出ると、キャリッジ5が反転して左方から右方に摺動し、前側のニードルベッドで編地を編成する図4に示す復行となる。
図4の復行時には、前側のキャリッジ5の軌道切換カム27、29が突出して通路をブロックし、先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された編成領域の編針4は図中一点鎖線で示す編針軌道L1を通り、後側のキャリッジ5の軌道切換カム27、28、31が突出して通路をブロックするので、先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された後側ニードルベッド3の、図5中左側のループNを掛止している編針4は図中点線で示す編針軌道L2を通るようになる。
キャリッジ5の反転後、前側のニードルベッド3で編地を編成する際に、反転する直前に後側ニードルベッド3で編成された編地の最後に形成された端のループ(図5における左側のN)を掛止している編針4に対面する前側ニードルベッド3の編針4が、前側のキャリッジ5の先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針され、前側のキャリッジ5のカム群6のニードルレイジングカム22でニット位置に上昇する間に、後側ニードルベッド3の編針軌道L2を通る編み針4が天山カム23の下方近傍にまで押し上げられる。
続いて、前側ニードルベッド3の編針4が天山カム23の下端水平部分中間位置に下降してヤーンフィーダ34から編糸が供給されるのであるが、このとき、軌道切換カム28で案内される後側ニードルベッド3の編針4はすでに下降しており、供給された編糸が後側ニードルベッド3の編針4にくわえられることがないのは往行時と同様である。
前側ニードルベッド3の編針4が後行側の度山カム25bでさらに引き込まれると、前コースで形成された旧ループがノックオーバーして新たなループが形成される。
この前側ニードルベッド3の編針4が後行側の度山カム25bで引き込まれるとき、これに対向する後側ニードルベッド3の編針4(後側ニードルベッド3で編成された編地の最後に形成されたコースの端の編針)が後行側の度山カム25bで引き込まれる。
これにより、後側のニードルベッド3の編針4が引き出されることがないため、ループ(図5中左側のN)の目が詰まるのが抑制される。
そして、前側ニードルベッド3での編成が終了し、その編成領域外(図上右方)に出ると、キャリッジ5が再び反転して右方から左方に摺動して前側のニードルベッド3で編地を編成する前述の往行となる。
以後、上記往行と復行の編成が交互に連続して行なわれる。
こうした動作が編地の両端で繰り返して行なわれることにより、前後のニードルベッド3の編針4に周回状に編糸を供給して横編機で筒状編地を編成したときでも、キャリッジ5が反転する部分のループ4が詰まって小さくなるのが抑制される。
尚、上記実施例では、選針機構Sとニードルレイジングカム22内に設けた軌道切換カム26〜31を操作することにより、キャリッジが反転する直前に形成された少なくとも一つの終端のループを掛止した編針を編針軌道L2に案内し、上記編針に対面するニードルベッド3の編針4がループを形成する間は、度山カム25bで編針4が引き出されるのを防止するようにしてある。
しかし、こうしたものに限られず、例えば選針機構Sとニードルプレッサ32との協働により選針された端のループを形成する編針のバットが後行側の度山カム25bに到達するまでの間をニードルプレッサにより押圧させてニードルレイジングカムの作用を受けずに通過させ、その後ニードルプレッサの押圧から解放させて後行の度山カム25bで引き込むことができるようにニードルプレッサを設計することもできる。
この場合は上記編針軌道L2と異なる軌道を通る事になるが編針が引き上げられるのを同様に防ぐことができる。
また、本発明の反転する直前に編成された編地の端のループを掛止している編針4の引き込み量は、引き出されるのを防止できる程度であればよく、必ずしも引き込むものに限られない。
更に、上記実施例では、キャリッジ5が反転する直前に編成された編地のループを掛止している編針4を、これに対面する編針4に給糸して編成する間は、この編地の端の編針4に対面する1本の編針4を度山カム25bで引き込むようにしてあるが、こうしたものに限られず、側端の編針数本を引き込むようにすることもできる。
本実施例は主として、筒状編地の一方の編地のコース編成を行なった後、キャリッジを反転させて他方の編地のコース編成を行なう際に、他方の編地でのループの形成よりも先行させて、反転する直前に編成されたループを掛止する編針を再度引き下げる操作カムをカム群のニードルレイジングカム内に設けた編機の例を示す。
この横編機は、詳細の図示は省略したが、スライダが昇降摺動することによりフック部分を開閉するようにした複合編針である点と、後述する図6に示すキャリッジのカム群を除くその他の構成は上記実施例1と略同様に構成されている。
キャリッジ5のカム群6は、図6に示すように、ニードルレイジングカム22の上方に天山カム23を設け、天山カム23の両側方(キャリッジの進行方向に対して前後方向)に上下一対の固定ガイドカム24を設けるとともに、天山カム23と固定ガイドカム24との間に度山カム25が昇降操作可能に設けてある。
この度山カム25の昇降操作は、図外の制御装置のプログラムに設定された昇降量の信号で駆動されるステッピングモータにより行なわれる。
この度山カム25は、キャリッジ5の進行方向下手側を先行の度山カム25aとし、上手側を後行の度山カム25bとし、編成時は主として後行側の度山カム25bが度目設定用として作用する。
キャリッジ5のカム群6の天山カム23とニードルレイジングカム22との間には例えば図6の下に示す前側(F)のキャリッジ5のカム群6に示すように、ループ形成のための編針軌道L1(ニットルート)が形成されるとともに、ニードルレイジングカム22内にもう一つの編針軌道L2(コントロールルート)が形成されている。
ニットルートの編針軌道L1は、台形に形成されたニードルレイジングカム22の上面部分で天山カム23の頂部の中心線を対称とする前後位置に三角形をした出没カム35・35を設けて形成してあり、これら出没カム35・35は図外の制御装置のプログラムからの信号により、編地の編成時に先行側の出没カムが突出するようになっている。
一方、ニードルレイジングカム22内に形成される編針軌道L2は、台形に形成されたニードルレイジングカム22の中間高さ位置に前後に貫通した通路36を形成し、当該通路36の中側部分36aを上部に広げた状態にするとともに、その広げられた中側部分36aに引下げカムとして下向き台形の操作カム37をニードルレイジングカム22と一体に形成してある。
そして、編針軌道L2のニードルレイジングカム22内の高さは図7に示すようになっている。
即ち、図7(a)は図6におけるX−X線断面図、図7(b)は図6におけるY−Y線断面であって、ニードルレイジングカム22と度山カム25並びに突出した出没カム35の突出時の高さは等しい高さにしてあり、上記通路36の中側部分36aは地板38部分と等しい高さゼロ(略面一)にし、通路36の前後出入口部分36bはニードルレイジングカム22と地板38との中間の高さ(ハーフ高さ)にしてある。
そして、アクチュエータ33で選針された編成領域の編針4は、そのセレクタバット15がニードルプレッサ32の作用を受けることによりループ形成のための編針軌道L1を通過するか、コントロールルートの編針軌道L2を通過するかが決定される。
ニードルプレッサ32は、前後の度山カム25a・25bの動作範囲をカバーするように長く形成されたウエルトプレッサ39と、その上方に前記通路36の前後出入口部分36bに対応する部分に出退可能に形成されたハーフ高さのハーフプレッサ40とを備え、ハーフプレッサ40をAポジションとし、ウエルトプレッサ39をBポジションとしたときにその中間部分に図6に点線41で示すハーフ(H)ポジションが形成されている。
上記Aポジションのハーフプレッサ40が地板38と略等しい高さ(高さゼロ)に沈んでいるとき及び編針4のセレクタバット15が点線41で示すハーフポジションにあるとき、即ち、アクチュエータ33で選針された編針4がニードルプレッサ32の作用を受けないとき、編針4はニットルートであるの編針軌道L1を通り、編針4がAポジションのハーフプレッサ40の作用を受けるときにはコントロールルートである編針軌道L2を通る。
因みに、Bポジションのウエルトプレッサ39が編針4のセレクタバット15に作用する時には、その編針4はキャリッジ5のカム群6の作用を受けることなく通過する。
上記のように構成された横編機で本発明にかかる筒状編地の編成方法を次に説明する。 以下の筒状編地の編成方法では実施例1と同様、編成の周回方向を図5に示すように反時計回り方向とし、図8はキャリッジ5が矢印Aで示す右から左に摺動して後側ニードルベッド3の編針4に編糸をヤーンフィーダ34から供給してループを形成する往行を示す。
往行は、前側ニードルベッド3で編成を終えたキャリッジ5が反転して右方から左方に摺動し、後側ニードルベッド3で編地が形成される。
この往行時には、後側(B)のキャリッジ5の先行側の出没カム35が突出しており、先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された後側ニードルベッド3の編針4のセレクタバット15はニードルプレッサ32の作用を受けず、当該編針4のバット13は、ニードルレイジングカム22と出没カム35との作用を受けて図8中に一点鎖線で示すニットルートである編針軌道L1を通る。
一方、図5中右側のループNを掛止している前側ニードルベッド3の編針4は、前側のキャリッジ5の先行側の選針機構Sで選針され、その編針4のバット13がハーフプレッサ40の作用を受けてハーフ位置(中間高さ位置)に押込まれる。
するとその編針4のバット13は、図8の前側(F)のキャリッジ5のカム群6のニードルレイジングカム22内に形成された通路36中に点線で示すコントロールルートの編針軌道L2を通過する。
ここで、後側ニードルベッド3の編針4が、後側(B)のキャリッジ5のカム群6のニードルレイジングカム22及び出没カム35でニット位置に上昇する間に、前側(F)のキャリッジ5のカム群6内の編針軌道L2を通る前側のニードルベッド3の編み針4は編針の引下げカムを構成する操作カム37部分で引下げられる。
続いて、後側ニードルベッド3の選針された編針4が下降して天山カム23の下端の水平部分の中間位置になると、ヤーンフィーダ34から編糸が供給される。
このとき、前側(F)のキャリッジ5の通路36で案内される編針軌道L2を通る前側ニードルベッド3の編針4が引下げカムである操作カム37で下降した状態になっており、後側ニードルベッド3の編針4が後行側の度山カム25bでさらに引き込まれると、前コースで形成された旧ループがフック部分をノックオーバーされて新たなループが形成される。
こうした往行での編地の編成時、キャリッジ5が編地の編成が前側ニードルベッド3から後側ニードルベッド3に反転するときは、キャリッジ5が反転する直前に前側ニードルベッド3で編成された編地の最後に形成されたループ(図5中右側のN)を掛止している編針4が、これに対面する後側ニードルベッド3の編針4に給糸され編成されるまえに、前側(F)のキャリッジ5の操作カム37で引き下げられているので、キャリッジ5の反転にともなって、ヤーンフィーダ34の給糸方向が反転する際に、編糸のテンションが高
まり、その結果、反転直前に形成されたループから編糸が引き出されてループが詰んでもこれを修正して編地のループ長を揃えることができる。
そして、後側ニードルベッド3の編針4に給糸され編成する間、前側(F)のキャリッジ5の後行側の度山カム25bで引き下げられているので、後側ニードルベッド3の編針4が度山カム25bで引き込まれるとき、前側のニードルベッド3の前記編針4が引き出されることがない。
したがって、ループ(図5中右側のN)の目が詰まることがなくなる。
斯くして後側ニードルベッド3での編成が終了し、その編成領域外(図上左方)に出ると、キャリッジ5が反転して図9に矢印Bで示す左方から右方に摺動し、前側のニードルベッド3で編地を編成する復行となる。
図9の復行時には、前側(F)のキャリッジ5の先行側の出没カム35が突出しており、先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針された編針4のセレクタバット15はニードルプレッサ32の作用を受けず、当該編針4のバット13は、ニードルレイジングカム22と出没カム35との作用を受けて図9の前側(F)のキャリッジ5のカム群6に一点鎖線で示すニットルートである編針軌道L1を通る。
一方、図5中左側のループNを掛止している後側ニードルベッド3の編針4は、後側のキャリッジ5の先行側の選針機構Sのアクチュエータ33で選針され、その編針4のバット13がハーフプレッサ40の作用を受けてハーフ位置に押込まれる。
するとその編針4のバット13は、図9の後側(B)のキャリッジ5のカム群6内に点線で示すようにニードルレイジングカム22内に形成された通路36に形成されたコントロールルートの編針軌道L2を通過する。
ここで、前側ニードルベッド3の編針4が、前側のキャリッジ5のカム群6のニットルートである編針軌道L1のニードルレイジングカム22及び出没カム35でニット位置に上昇する間に、編針軌道L2を通る後側のニードルベッド3の編み針4は編針の引下げカムを構成する操作カム37部分で引下げられる。
続いて、前側ニードルベッド3の選針された編針4が出没カム35の頂部から下降して天山カム23の下端の水平部分の中間位置になると、ヤーンフィーダ34から編糸が供給される。
このとき、後側(B)キャリッジ5の通路36で案内される編針軌道L2を通る後側ニードルベッド3の編針4は引下げカムである操作カム37で下降した状態になっており、前側ニードルベッド3の編針4が後行側の度山カム25bでさらに引き込まれると、前コースで形成された旧ループがフック部分をノックオーバーされて新たなループが形成される。
こうした複行での編地の編成時、キャリッジ5が反転して編地の編成が後側ニードルベッド3から前側ニードルベッド3に移るときは、キャリッジ5が反転する直前に後側ニードルベッド3で編成された編地の最後に形成されたループ(図5左側のN)を掛止している編針4が、これに対面する前側ニードルベッド3の編針4に給糸され編成されるまえに、後側(B)のキャリッジ5の操作カム37で引き下げられているので、キャリッジ5の反転にともなって、ヤーンフィーダ34の給糸方向が反転する際に、編糸のテンションが
高まり、その結果、反転直前に形成されたループから編糸が引き出されてループが詰んでもこれを修正して編地のループ長を揃えることができる。
そして、前側ニードルベッド3の編針4に給糸され編成する間、後側(B)のキャリッジ5の後行側の度山カム25bで引き下げられているので、前側ニードルベッド3の編針4が度山カム25bで引き込まれるとき、後側のニードルベッド3の前記編針4が引き出されることがない。
したがって、キャリッジ5の反転にともなうヤーンフィーダ4の給糸方向の反転時、ループ(図5中左側のN)の目が詰まることがなくなる。
斯くして、前側ニードルベッド3での編成が終了し、その編成領域外(図上右方)に出ると、キャリッジ5が再び反転して右方から左方に摺動して前側のニードルベッド3で編地を編成する前述の往行となる。
以後、上記往行と復行の編成が交互に連続して行なわれる。
こうした動作が編地の両端で繰り返して行なわれることにより、前後のニードルベッド3の編針4に周回状に編糸を供給して横編機で筒状編地を編成するとき、キャリッジ5の反転にともなって、ヤーンフィーダ34の給糸方向が反転する際に、編糸のテンションが高まり、その結果、反転直前に形成されたループから編糸が引き出されてループが詰んでもこれを修正して編地のループ長を揃えることができる。
尚、本例では、キャリッジ5が反転する直前に編成された編地のループを掛止している編針4を、これに対面する編針4に給糸して編成する間は、この編地の端の編針4に対面する編針4を編針の操作カム(引下げカム)37で引き込むようにしてあるが、こうしたものに限られず、例えば、キャリッジが反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の最後に形成されたループ(図5中右側のN)を掛止している編針を、これに対面する他方のニードルベッドの編針に給糸され編成する前に、一方のニードルベッドのキャ
リッジの先行側の度山カムで引き下げておくことにより、キャリッジ5の反転にともなって、ヤーンフィーダ34の給糸方向が反転する際に、編糸のテンションが高まり、その結果、反転直前に形成されたループから編糸が引き出されてループが詰んでもこれを修正して編地のループ長を揃えることができる。
この場合、一方のニードルベッドのキャリッジの先行側の度山カムも引下げカムとして作用する。
こうした度山カムも引下げカムとして作用させる場合、上記操作カムとも併用させることが望ましい。
なお、実施例1では度山カムでキャリッジが反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の最後に形成されたループを掛止している編針を引き下げるようにし、上記実施例2では望ましい形態として、先行側の度山カムと引下げカムとを併用して編針を引き下げるようにしてあるが、引下げカムの作用だけでも前記編針を引き下げてキャリッジが反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の最後に形成されたループの目が詰まるのを抑制することができる。
また、引下げカムで引きさげられるキャリッジ5が反転する直前に編成された編地のループの編針は1本に限られず数本を引き込むようにすることもできる。
更に、上記操作カムは固定されたものに限られず、高さを変更できるようにすることもできる。こうした場合には横編機のゲージや編糸の種類等に合わせたきめ細かな設定を行なうことができる。
は本発明の実施例1にかかる筒状編地の編成方法を実施する横編機のニードルベッド部分の縦断側面図である。 は本発明の実施例1にかかる筒状編地の編成方法を実施する横編機のキャリッジのカム群の概略を示す透視図である。 は本発明の実施例1にかかる横編機のキャリッジが往行するときに編針が通過する軌道を示す透視図である。 は本発明の実施例1にかかる横編機のキャリッジが複行するときに編針が通過する軌道を示す透視図である。 は周回編成を説明する概略図である。 は本発明の実施例2にかかるに筒状編地の編成方法および横編機を実施するキャリッジのカム群の概略を示す透視図である。 は本発明の実施例2にかかる図6におけるX−X線断面図並びにY−Y線断面図である。 は本発明の実施例2にかかるキャリッジが往行するときに編針が通過する軌道を示す透視図である。 は本発明の実施例2にかかるキャリッジが複行するときに編針が通過する軌道を示す透視図である。
符号の説明
3・・・ニードルベッド
4・・・編針
5・・・キャリッジ
6・・・カム群
22・・・ニードルレイジングカム
25a・・・先行度山カム(引下げカム)
37・・・操作カム(引下げカム)

Claims (6)

  1. 歯口部を突合せた状態で少なくとも前後一対のニードルベッドを配置し、ニードルベッド上を往復摺動するキャリッジのカム群でニードルベッドに収納された編針の選択された編針を進退摺動させることにより、筒状編地を編成するようにした横編機における筒状編地の編成方法であって、キャリッジが反転後、続いてコースを編成する際に、反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を、キャリッジのカム群の度山カムで進出を防止した状態にし、これに対面する他方のニードルベッドの編針に編糸を供給してループを形成するようにしたことを特徴とする横編機における筒状編地の編成方法。
  2. 反転する直前に一方のニードルベッドの編針で編成された編地の少なくとも最後のループを掛止している編針を、これに対面する他方のニードルベッドの編針に給糸して編成する間は度山カムで引き込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の横編機における筒状編地の編成方法。
  3. 編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を、キャリッジのカム群の後行の度山カムで進出を防止した状態にし、これに対面する他方のニードルベッドの編針に編糸を供給してループを形成するより前に先行した位置にある引下げカムにより引き込むようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の横編機における筒状編地の編成方法。
  4. 引下げカムがニードルレイジングカム内に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の横編機における筒状編地の編成方法。
  5. 引下げカムが先行の度山カムである請求項3に記載の筒状編地の編成方法。
  6. 編針を昇降摺動可能に収納したニードルベッドを、その歯口部を突合せた状態で少なくとも前後一対配置し、ニードルベッド上を往復摺動するキャリッジのカム群でニードルベッドの編針の内、選択された編針を進退摺動させることにより、周回状に給糸された編糸で筒状編地を編成するように構成された横編機であって、キャリッジの反転後、続いてコースを編成する際に、反転する直前に一方のニードルベッドで編成された編地の少なくとも最後に形成されたループを掛止している編針を引き下げる引下げカムをニードルレイジングカム内に形成したことを特徴とする横編機。
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