JPH05234710A - チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法 - Google Patents
チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法Info
- Publication number
- JPH05234710A JPH05234710A JP4031672A JP3167292A JPH05234710A JP H05234710 A JPH05234710 A JP H05234710A JP 4031672 A JP4031672 A JP 4031672A JP 3167292 A JP3167292 A JP 3167292A JP H05234710 A JPH05234710 A JP H05234710A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- materials
- temperature
- barium titanate
- calcining
- semiconductor ceramic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正の温度係数を示すチタン酸バリウム系半導
体磁器の製造方法に関し、結晶粒子径が大きくなると耐
電圧の低下が、また結晶粒子径が小さくなると抵抗値の
上昇が起こり絶縁体化する傾向があるという課題を解決
し、低抗値の上昇がなく、耐電圧の高いチタン酸バリウ
ム系半導体磁器を得ることが可能な製造方法を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 チタン酸バリウム系半導体磁器の原料粉末に
対して、前記組成物と同組成の原料粉末をあらかじめ本
焼成以下の温度で熱処理したものを5〜40wt%添加
した後、本焼成する製造方法により、抵抗値の上昇がな
く、なおかつ耐電圧の高い正の温度係数を示すチタン酸
バリウム系半導体磁器を得ることができる。
体磁器の製造方法に関し、結晶粒子径が大きくなると耐
電圧の低下が、また結晶粒子径が小さくなると抵抗値の
上昇が起こり絶縁体化する傾向があるという課題を解決
し、低抗値の上昇がなく、耐電圧の高いチタン酸バリウ
ム系半導体磁器を得ることが可能な製造方法を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 チタン酸バリウム系半導体磁器の原料粉末に
対して、前記組成物と同組成の原料粉末をあらかじめ本
焼成以下の温度で熱処理したものを5〜40wt%添加
した後、本焼成する製造方法により、抵抗値の上昇がな
く、なおかつ耐電圧の高い正の温度係数を示すチタン酸
バリウム系半導体磁器を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過電流保護用素子や温度
制御用素子などに使用され、特定の温度で抵抗値が急激
に増大するという物性を有したチタン酸バリウム系半導
体磁器の製造方法に関するものである。
制御用素子などに使用され、特定の温度で抵抗値が急激
に増大するという物性を有したチタン酸バリウム系半導
体磁器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チタン酸バリウム(BaTiO3)に希
土類元素を微量添加すると半導体化し、そのキュリー点
付近の温度で正の抵抗温度係数(Positive Temperature
Coefficient;以下、PTC特性という)を示すことは
従来より広く知られており、このPTC特性を利用し
て、過電流防止素子、温度制御用素子、モータ起動用素
子、ヒータ用素子といったさまざまな用途に応用されて
きている。
土類元素を微量添加すると半導体化し、そのキュリー点
付近の温度で正の抵抗温度係数(Positive Temperature
Coefficient;以下、PTC特性という)を示すことは
従来より広く知られており、このPTC特性を利用し
て、過電流防止素子、温度制御用素子、モータ起動用素
子、ヒータ用素子といったさまざまな用途に応用されて
きている。
【0003】このようなチタン酸バリウム系半導体磁器
を製造するには、まず炭酸バリウムと酸化チタンからな
る主成分にキュリー点移動元素として鉛やストロンチウ
ム、半導体元素として希土類元素やアンチモン、ニオブ
など、また抵抗温度係数の改良のためマンガン、さらに
焼結助剤としてシリカなどを添加し混合した後、100
0〜1200℃程度の温度で仮焼し、再び粉砕した後造
粒、成形して、通常1300〜1400℃の温度で本焼
成して、チタン酸バリウム系半導体磁器を得ていたもの
であった。
を製造するには、まず炭酸バリウムと酸化チタンからな
る主成分にキュリー点移動元素として鉛やストロンチウ
ム、半導体元素として希土類元素やアンチモン、ニオブ
など、また抵抗温度係数の改良のためマンガン、さらに
焼結助剤としてシリカなどを添加し混合した後、100
0〜1200℃程度の温度で仮焼し、再び粉砕した後造
粒、成形して、通常1300〜1400℃の温度で本焼
成して、チタン酸バリウム系半導体磁器を得ていたもの
であった。
【0004】上記従来のチタン酸バリウム系半導体磁器
の製造方法について説明する。炭酸バリウム(BaCO
3)を1.0mol、酸化チタン(TiO2)を1.01mo
l、イットリア(Y2O3)を0.0022mol、二酸化珪
素(SiO2)を0.024mol、二酸化マンガン(Mn
O2)を0.0003molそれぞれ秤量し、ボールミルに
て20時間湿式混合した後、乾燥した。これに純水を5
wt%添加して仮成形した後、1100℃、2時間仮焼
した(以下、これを仮焼粉という)。仮焼した後、再び
ボールミルにて20時間粉砕し、乾燥した後、5%ポリ
ビニルアルコール(PVA)溶液を5wt%加えて、所
望の大きさに成形した。次にその成形物の本焼成を行っ
た。本焼成は昇降温度300℃/時間として、焼成温度
1350℃で2時間保持した。
の製造方法について説明する。炭酸バリウム(BaCO
3)を1.0mol、酸化チタン(TiO2)を1.01mo
l、イットリア(Y2O3)を0.0022mol、二酸化珪
素(SiO2)を0.024mol、二酸化マンガン(Mn
O2)を0.0003molそれぞれ秤量し、ボールミルに
て20時間湿式混合した後、乾燥した。これに純水を5
wt%添加して仮成形した後、1100℃、2時間仮焼
した(以下、これを仮焼粉という)。仮焼した後、再び
ボールミルにて20時間粉砕し、乾燥した後、5%ポリ
ビニルアルコール(PVA)溶液を5wt%加えて、所
望の大きさに成形した。次にその成形物の本焼成を行っ
た。本焼成は昇降温度300℃/時間として、焼成温度
1350℃で2時間保持した。
【0005】このようにして得られたチタン酸バリウム
系半導体磁器にNiメッキを施した後、Ag電極を焼き
つけて特性を測定し、この試料の結晶粒径、耐電圧およ
び抵抗値を測定した結果を(表1)の試料番号1に示し
た。
系半導体磁器にNiメッキを施した後、Ag電極を焼き
つけて特性を測定し、この試料の結晶粒径、耐電圧およ
び抵抗値を測定した結果を(表1)の試料番号1に示し
た。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法に
よって得られたチタン酸バリウム系半導体磁器に求めら
れる特性の1つである耐電圧は、同焼結体の結晶粒子径
に依存することが知られており、耐電圧の向上のために
は結晶粒子径をできるだけ小さくし、さらに均一である
ことが要求されるものであった。
よって得られたチタン酸バリウム系半導体磁器に求めら
れる特性の1つである耐電圧は、同焼結体の結晶粒子径
に依存することが知られており、耐電圧の向上のために
は結晶粒子径をできるだけ小さくし、さらに均一である
ことが要求されるものであった。
【0008】しかしながら、結晶粒子径があまりにも微
細化すると抵抗値が高くなり絶縁体化する傾向があり、
一般には5μm以上の結晶粒子径が必要とされており、
この結晶粒子径の微細化および均一化に関しては、従来
より組成面あるいはプロセス面からさまざまな検討が行
われてきている。
細化すると抵抗値が高くなり絶縁体化する傾向があり、
一般には5μm以上の結晶粒子径が必要とされており、
この結晶粒子径の微細化および均一化に関しては、従来
より組成面あるいはプロセス面からさまざまな検討が行
われてきている。
【0009】また、組成面で粒成長を抑制する効果のあ
る成分を添加し粒成長を抑制する方法を用いたとしても
抵抗値が高くなってしまったり、プロセス面で焼成温度
を抑えて微細化してもPTC特性が不良となって良好な
PTC特性を有するものが得られないなどの課題を有し
たものであった。
る成分を添加し粒成長を抑制する方法を用いたとしても
抵抗値が高くなってしまったり、プロセス面で焼成温度
を抑えて微細化してもPTC特性が不良となって良好な
PTC特性を有するものが得られないなどの課題を有し
たものであった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決し十分な耐
電圧をもちなおかつ満足なPTC特性を有するチタン酸
バリウム系半導体磁器を得る製造方法を提供することを
目的とするものである。
電圧をもちなおかつ満足なPTC特性を有するチタン酸
バリウム系半導体磁器を得る製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のチタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法で
は、チタン酸バリウム系半導体磁器の秤量された原料
に、上記組成物と同組成に秤量された原料をあらかじめ
本焼成温度以下である1000〜1300℃の温度で熱
処理し粉砕したものを5〜40wt%添加、混合した後
に再び粉砕し造粒、成形して本焼成する製造方法とした
ものである。
に本発明のチタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法で
は、チタン酸バリウム系半導体磁器の秤量された原料
に、上記組成物と同組成に秤量された原料をあらかじめ
本焼成温度以下である1000〜1300℃の温度で熱
処理し粉砕したものを5〜40wt%添加、混合した後
に再び粉砕し造粒、成形して本焼成する製造方法とした
ものである。
【0012】
【作用】この製造方法により、所望するチタン酸バリウ
ム系半導体磁器と同組成の原料粉体を1000〜130
0℃程度の温度であらかじめ熱処理する過程で一旦結晶
化がおこり、本焼成における焼結化および粒成長化にお
ける核となるような粒子を形成させることができ、この
核となる粒子が結晶粒の成長を抑制することで異常粒成
長のない均一微細な結晶粒子径を有する焼結体を得るこ
とができ、十分なPTC特性をもち、さらに耐電圧の向
上が達成できるチタン酸バリウム系半導体磁器を得るこ
とができる。
ム系半導体磁器と同組成の原料粉体を1000〜130
0℃程度の温度であらかじめ熱処理する過程で一旦結晶
化がおこり、本焼成における焼結化および粒成長化にお
ける核となるような粒子を形成させることができ、この
核となる粒子が結晶粒の成長を抑制することで異常粒成
長のない均一微細な結晶粒子径を有する焼結体を得るこ
とができ、十分なPTC特性をもち、さらに耐電圧の向
上が達成できるチタン酸バリウム系半導体磁器を得るこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるチタン酸バリ
ウム系半導体磁器の製造方法について以下に説明する。
ウム系半導体磁器の製造方法について以下に説明する。
【0014】なお、本実施例による配合組成は上記従来
例と同様であり、この秤量された組成に、さらに従来例
で説明したところの仮焼粉を5〜40wt%の範囲で添
加した。また、これ以降の試料作製工程は従来例と全く
同様である。
例と同様であり、この秤量された組成に、さらに従来例
で説明したところの仮焼粉を5〜40wt%の範囲で添
加した。また、これ以降の試料作製工程は従来例と全く
同様である。
【0015】このようにして作製した試料の結晶粒子
径、耐電圧および抵抗値を測定した結果を(表1)の試
料番号4〜9に示す。
径、耐電圧および抵抗値を測定した結果を(表1)の試
料番号4〜9に示す。
【0016】次に、上記実施例における仮焼粉の添加量
を1,3,45,50wt%とした場合の試料を上記実
施例と同様の製造方法で作製してその特性を測定し、こ
の試料の結晶粒子径、耐電圧および抵抗値を測定した結
果を(表1)の試料番号2,3,10,11にそれぞれ
示した。
を1,3,45,50wt%とした場合の試料を上記実
施例と同様の製造方法で作製してその特性を測定し、こ
の試料の結晶粒子径、耐電圧および抵抗値を測定した結
果を(表1)の試料番号2,3,10,11にそれぞれ
示した。
【0017】なお、上記熱処理の温度は1000〜13
00℃が最適条件であり、1000℃以下では結晶化が
うまく進まず、逆に1300℃以上になると焼結化が進
行するためにその後の粉砕の工程が非常に困難となる。
また、あらかじめ熱処理した粉体を添加する際の添加量
は5〜40wt%が特性の向上のために望ましいことが
(表1)から推察される。その理由としては、添加量が
5wt%以下であると結晶粒の成長が抑制されず抵抗値
は低いものの耐電圧の向上が認められない。また、40
wt%以上になると逆に耐電圧は向上するものの、抵抗
値が高くなりすぎ、焼結体の結晶粒子が明確な粒子形態
を示さなくなるからである。
00℃が最適条件であり、1000℃以下では結晶化が
うまく進まず、逆に1300℃以上になると焼結化が進
行するためにその後の粉砕の工程が非常に困難となる。
また、あらかじめ熱処理した粉体を添加する際の添加量
は5〜40wt%が特性の向上のために望ましいことが
(表1)から推察される。その理由としては、添加量が
5wt%以下であると結晶粒の成長が抑制されず抵抗値
は低いものの耐電圧の向上が認められない。また、40
wt%以上になると逆に耐電圧は向上するものの、抵抗
値が高くなりすぎ、焼結体の結晶粒子が明確な粒子形態
を示さなくなるからである。
【0018】このように仮焼粉が5〜40wt%の範囲
では抵抗値の上昇がなく、耐電圧の高い素子を得ること
ができる。
では抵抗値の上昇がなく、耐電圧の高い素子を得ること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明のチタン酸バリウ
ム系半導体磁器の製造方法によれば、所望するチタン酸
バリウム系半導体磁器の原料粉末と同組成の粉体をあら
かじめ本焼成温度以下の温度で熱処理したものを5〜4
0wt%添加した後、本焼成するという容易な製造方法
により従来の製造方法によって得られるチタン酸バリウ
ム系半導体磁器に比べて抵抗値には影響を与えずに耐電
圧を大きく向上させることができる。従って、より軽薄
化および高電圧化への応用が可能となるものである。
ム系半導体磁器の製造方法によれば、所望するチタン酸
バリウム系半導体磁器の原料粉末と同組成の粉体をあら
かじめ本焼成温度以下の温度で熱処理したものを5〜4
0wt%添加した後、本焼成するという容易な製造方法
により従来の製造方法によって得られるチタン酸バリウ
ム系半導体磁器に比べて抵抗値には影響を与えずに耐電
圧を大きく向上させることができる。従って、より軽薄
化および高電圧化への応用が可能となるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】チタン酸バリウム系半導体磁器の秤量され
た原料に、この組成物と同組成に秤量された原料をあら
かじめ本焼成以下の温度である1000〜1300℃で
熱処理し粉砕したものを5〜40wt%添加、混合した
後、再び粉砕し造粒、成形して本焼成することを特徴と
するチタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031672A JPH05234710A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031672A JPH05234710A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05234710A true JPH05234710A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12337617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4031672A Pending JPH05234710A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | チタン酸バリウム系半導体磁器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05234710A (ja) |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP4031672A patent/JPH05234710A/ja active Pending
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