JPH0522824U - カーペツト等のクリツプ - Google Patents

カーペツト等のクリツプ

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JPH0522824U
JPH0522824U JP7232391U JP7232391U JPH0522824U JP H0522824 U JPH0522824 U JP H0522824U JP 7232391 U JP7232391 U JP 7232391U JP 7232391 U JP7232391 U JP 7232391U JP H0522824 U JPH0522824 U JP H0522824U
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft portion
head
clip
main body
carpet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7232391U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 梅沢
Original Assignee
ポツプリベツト・フアスナー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ポツプリベツト・フアスナー株式会社 filed Critical ポツプリベツト・フアスナー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業がカーペット等の表側からでき、固定も
表側からの押圧作業ででき、車体等への取付け後の取り
外しもできるクリップを提供する。 【構成】 クリップ1は、頭部2と本体3と、中間のヒ
ンジ5を半径方向外方に折り曲げることによってフラン
ジを形成する一対のアーム4によって連結されている。
頭部2は、カーペット等を表側から押さえる大径フラン
ジ7と、カーペットの厚さ程度下方に延びた軸部8とを
有し、本体3は、頭部軸部に押圧すると係止する頭部係
止用軸部12と、下方に延びて車体等に係止する固定用
軸部15とを有し、一対のアーム4のそれぞれは、頭部
軸部8の下端から本体の両軸部の間に延びてそれぞれに
ヒンジ11、17が形成され、本体の固定用軸部15に
はねじ16が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカーペット等のシート材を車体等に固定するクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
カーペット等のシート材を車体等に固定するクリップは知られている。その例 として、登録第595320号意匠が挙げられる。この公知のクリップは、頭部 と本体とが、中間のヒンジ部分を半径方向外方に折り曲げることによってフラン ジを形成する一対のアームによって連結されている。このクリップは、使用前は フランジ形成用のアームがほぼ真っ直ぐに延びていて細くなっているので、釘等 の保管と同じように狭い空間で取扱える。また、使用の際には、頭部をアームと ともにカーペットの穴に挿入して本体側に形成されたフランジをカーペットに接 面させ、頭部を押せばアームの折り曲げによってフランジができてカーペットに 保持できる。このクリップには車体等に係止する錨脚が設けられているので、カ ーペットを車体に固定できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したヒンジアーム付きクリップは、保管に便利であり、また、クリップの 取付けも簡単である。しかし、クリップの取付けはカーペット裏面側からの作業 にならざるを得ず、また、クリップをカーペット穴に挿入した後、カーペットの 表側からクリップ頭部を押圧する作業も必要とする。更に、車体等への係止が錨 脚であるので、一旦車体に取付けた後はその取り外しが極めて困難になる。
【0004】 従って、本考案の目的は、取付けがカーペット等の表側からでき、その取付け の固定も表側からの押圧作業ででき、車体等への取付け後の取り外しもできるク リップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成するため、本考案によれば、頭部と本体とが、中間のヒンジ 部分を半径方向外方に折り曲げることによってフランジを形成する一対のアーム によって連結されており、そのフランジを使用してカーペット等のシート材に固 定できるように構成され、本体の端部には車体等に係止する手段が設けられてい るカーペット等のクリップであって、頭部は、前記シート材を片側から押さえる 大径フランジと、この大径フランジからシート材の厚さ程度下方に延びた軸部と を有し、本体は、前記頭部軸部に押圧すると係止する頭部係止用軸部と、該軸部 の下方に延びて前記車体等に係止する固定用軸部とを有し、前記一対のアームの それぞれは、前記頭部軸部の下端からと前記本体の両軸部の間に延びていて頭部 軸部への連結位置と前記本体への連結位置にはヒンジが形成されており、本体の 固定用軸部にはねじが形成されているクリップが提供される。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。図1〜図5には 本考案に係るクリップ1の詳細が示され、図6にはその使用状態が示されている 。図1〜図5において、クリップ1は、頭部2と、本体3と、両部分を連結する 一対のアーム4とが一体成形されたプラスチックで成る。各アーム4はその中間 にヒンジ5が形成され、ここを中心に半径方向外方に折り曲げることによってフ ランジが形成される。
【0007】 頭部2は、カーペット等のシート材を表側から押さえる大径のフランジ7と、 この大径フランジからシート材の厚さ程度下方に延びた軸部8とを有し、フラン ジ7及び軸部8には軸穴9が貫通して形成されている。更に、軸部8には係止穴 10が形成されている。軸部8の下端からはフランジを形成する一対のアーム4 が延びていて、その根元部分にはヒンジ11が形成されている。
【0008】 本体3は、頭部の軸部8に係止するように、その上方側が頭部係止用軸部12 として形成され、この軸部12の直径は、頭部2の穴9に挿入できる大きさに形 成されている。頭部係止用軸部12の上面には、マイナスドライバ等が係止でき る溝13が形成され、軸部3(ひいてはクリップ1)を回転できるようになって いる。軸部12には、頭部軸部8の係止穴10に係止する爪14が形成され、軸 部12を頭部軸部8の穴9に挿入すると、頭部2と本体3が連結され、一対のア ーム4がヒンジ5で折り曲げられてフランジを形成した状態に維持される。なお 、軸部12は図5に示すように、その断面が十字に形成れている。
【0009】 本体3の軸部12の下方には、更に下方に延びて車体等に係止する固定用軸部 15が形成されている。この固定用軸部は車体等のパネル穴に挿入されたり、パ ネルに取付けられたもう1つのクリップの取付け穴に挿入されたりして、クリッ プ1全体を取付けるようになっている。また、軸部15には、取付け後、その取 付けを取り外しできるように、ねじ16が形成されている。このねじ16は逆ね じに形成されると、取り外し方向にうっかり回転する事故を防止できる。固定用 軸部15と頭部係止用軸部12との境界部分には一対のアーム4の下端が連結さ れていて、この部分にヒンジ17が形成されている。
【0010】 かかる構成で成るクリップ1をカーペット19に取付けた様子を図6に示す。 先ず、カーペット19の取付け穴20に対し、カーペット19の表側からクリッ プ1の本体の固定用軸部15の先端をあてがって、クリップ頭部の大径フランジ 7がカーペットに接面するまで挿入する。その状態で、クリップ本体の固定用軸 部15をクリップ頭部フランジ側へ押圧すると、一対のアーム4がヒンジ5を中 心に半径方向外方に折り曲げられ、このアームによってカーペット裏面側を支え る第2のフランジ21が作られ、クリップ1がカーペット19に取付けられる。 なお、クリップ軸部の挿入状態で、クリップ本体の固定用軸部15を車体や他の 部材に押し当てて、クリップ頭部7を押込んでも、アーム4がヒンジ5を中心に 半径方向外方に折り曲げられてフランジ21を形成し、クリップ1をカーペット 19に取付けることができる。この場合、カーペットの表側からだけで取付け作 業ができる。
【0011】 クリップ1をカーペット19に取付けた後、車体やもう1つのクリップに取付 けてカーペット19を固定するには、クリップ本体の固定用軸部15を車体やも う1つののクリップに取付ければよい。この場合、クリップ1を回転によって取 付けることもできるが、車体やもう1つのクリップの取付け穴に係止爪が形成さ れていれば、押込みだけで取付けることができる。取り外しにおいては、本体固 定用軸部15のはねじ16を利用して、本体頭部の中央にある溝13にマイナス ドライバ等の工具をあてがって回転させればよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案のクリップによれば、頭部はカーペット等を片側から押さえる大径フラ ンジとカーペットの厚さ程度下方に延びた軸部とを有し、本体は頭部軸部に押圧 すると係止する頭部係止用軸部と下方に延びて車体等に係止する固定用軸部とを 有し、アームのそれぞれは頭部軸部の下端から本体の両軸部の間に延びていて、 本体の固定用軸部にはねじが形成されているので、取付けがカーペット等の表側 からでき、その取付けの固定を表側からの押圧作業だけでもでき、車体等への取 付け後の取り外しも簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクリップの半断面正面図である。
【図2】図1のクリップの半断面側面図である。
【図3】図1のクリップの平面図である。
【図4】図1のクリップの底面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】本考案に係るクリップの使用状態における半断
面正面図である。
【符号の説明】
1 クリップ 2 クリップ頭部 3 クリップ本体 4 アーム 5、11、17 ヒンジ 7 大径フランジ 8 頭部の軸部 9 穴 10 係止穴 12 本体の頭部係止用軸部 13 回転用溝 14 係止爪 15 本体の固定用軸部 16 ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部と本体とを備え、頭部と本体とは、
    中間のヒンジ部分を半径方向外方に折り曲げることによ
    ってフランジを形成する一対のアームによって連結され
    ており、前記フランジを使用してカーペット等のシート
    材に固定できるように構成され、本体の端部には車体等
    に係止する手段が設けられているカーペット等のクリッ
    プにおいて、 頭部は、前記シート材を片側から押さえる大径フランジ
    と、この大径フランジからシート材の厚さ程度下方に延
    びた軸部とを有し、本体は、前記頭部軸部に押圧すると
    係止する頭部係止用軸部と、該軸部の下方に延びて前記
    車体等に係止する固定用軸部とを有し、前記一対のアー
    ムは、それぞれ、前記頭部軸部の下端からと前記本体の
    両軸部の間に延びていて頭部軸部への連結位置と前記本
    体への連結位置にはヒンジが形成されており、本体の固
    定用軸部にはねじが形成されていることを特徴とするク
    リップ。
JP7232391U 1991-09-09 1991-09-09 カーペツト等のクリツプ Pending JPH0522824U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005063133A1 (en) * 2003-12-26 2005-07-14 Terumo Kabushiki Kaisha Tissue closure and tissue closing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180109A (ja) * 1983-03-29 1984-10-13 中村 実 止め具

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