JPH08159118A - シート状部材の保持具 - Google Patents

シート状部材の保持具

Info

Publication number
JPH08159118A
JPH08159118A JP30738694A JP30738694A JPH08159118A JP H08159118 A JPH08159118 A JP H08159118A JP 30738694 A JP30738694 A JP 30738694A JP 30738694 A JP30738694 A JP 30738694A JP H08159118 A JPH08159118 A JP H08159118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft portion
sheet
holder
shaped member
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30738694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kanie
秀樹 蟹江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
POP RIVET FASTENER KK
Original Assignee
POP RIVET FASTENER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by POP RIVET FASTENER KK filed Critical POP RIVET FASTENER KK
Priority to JP30738694A priority Critical patent/JPH08159118A/ja
Priority to EP95308319A priority patent/EP0717202A1/en
Publication of JPH08159118A publication Critical patent/JPH08159118A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/06Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips
    • F16B5/0607Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other
    • F16B5/0621Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship
    • F16B5/065Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship the plates being one on top of the other and distanced from each other, e.g. by using protrusions to keep contact and distance
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0807Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts
    • F16B37/0842Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts fastened to the threaded bolt with snap-on-action, e.g. push-on nuts for stud bolts

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 保持片を中間のヒンジ部分を中心に半径方向
外方に折り曲げる場合、頭部への力が不均一でも頭部が
軸部に向けて案内されて適正なパンタグラフ形状のまま
に折り曲げられ保持されるシート状部材の保持具を提供
する。 【構成】 シート状部材を部材に取付ける保持具1は、
シート状部材の取付穴に挿通される軸部3と、軸部の一
端に設けられ、シート状部材の一方の面を保持するフラ
ンジ5と、軸部の他端に設けられ、伸長時には軸部を延
長するように延び、中間のヒンジ6を中心に半径方向外
方に折り曲げてシート状部材の他の面を保持する、パン
タグラフ形状の一対の保持片7、7と、各保持片の端部
を相互に連結する頭部9とを有し、頭部に、保持片を折
り曲げるときに該頭部を軸部に向けて案内する案内部材
13が設けられており、保持片を折り曲げた状態に保持
するため、案内部材13には係止爪が、軸部3には係止
肩14が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサイレンサー
(遮音板)等のシート状部材を車体等の他の部材に固定
するために使用するシート状部材の保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状部材を車体等の他の部材に固定
するために使用するシート状部材の保持具は知られてい
る。その例として、実公昭62−33132号公報に記
載の保持具が挙げられる。この公知のシート状部材の保
持具は、シート状部材の取付穴に挿通される軸部と、該
軸部の一端に設けられ、シート状部材の取付穴より大径
に形成されてシート状部材の一方の面を保持するフラン
ジと、軸部の他端に設けられ、伸長時には該軸部を延長
するように延び、中間のヒンジ部分を中心に半径方向外
方に折り曲げることによって前記シート状部材の他の面
を保持するヒンジ付きアーム形状の一対の保持片と、各
保持片の端部を相互に連結してパンタグラフ形状に形成
する頭部とを有する。このシート状部材の保持具は、保
持片を伸長した状態で、シート状部材の取付穴に挿通し
てフランジを一方の面に接面させ、他面に出た保持片
を、中間のヒンジ部分を中心に半径方向外方に折り曲げ
てシート状部材の他の面を押圧して保持具をシート状部
材に取付ける。従って、この保持具は、シート状部材に
先付けすることができ、パネルに立設されたスタッドへ
は、シート状部材の保持具をあてがってそのまま押込む
ことで簡単に取付けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この保持具において、
頭部下面に設けられた係止突起が軸部上端面に設けられ
た係止縁部に係止することによって保持片が折り曲げた
状態に保持されるのであるが、保持片に均一に力が加わ
らないとパンタグラフ形状がくずれて頭部下面の係止突
起が軸部上端面の係止縁部に係止しないことがあった。
かかる点に鑑み、実公平1−13844号公報には、軸
部の上端面の保持片が延び出る部分に、保持片の倒れを
防止するストッパを形成したシート状部材の保持具が開
示されている。しかし、この保持具においても、保持片
に均一に力が加わらないとパンタグラフ形状がくずれる
点では同じであり、倒れの程度が減少するだけであっ
て、根本的な解決にはなっていない。
【0004】従って、本発明の目的は、保持片を中間の
ヒンジ部分を中心に半径方向外方に折り曲げる場合に、
頭部への力が不均一でも頭部が軸部に向けて案内されて
適正なパンタグラフ形状のままに折り曲げられ保持され
るシート状部材の保持具を提供することにある。また、
本発明の他の目的は、種々の厚さのシート状部材に取付
けることのできるシート状部材の保持具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、シート状部材を他の部材に取付け
るために該シート状部材の取付穴に挿通されて両面を保
持するように取付けられるシート状部材の保持具であっ
て、前記シート状部材の取付穴に挿通される軸部と、該
軸部の一端に設けられ、シート状部材の取付穴より大径
に形成されてシート状部材の一方の面を保持するフラン
ジと、前記軸部の他端に設けられ、伸長時には該軸部を
延長するように延び、中間のヒンジ部分を中心に半径方
向外方に折り曲げることによって前記シート状部材の他
の面を保持するヒンジ付きアーム形状の複数の保持片
と、各保持片の端部を相互に連結する頭部とを有するシ
ート状部材の保持具が提供され、この保持具は、前記頭
部に、前記保持片を折り曲げるときに該頭部を軸部に向
けて案内するように長く延びる案内部材が設けられてお
り、前記保持片を折り曲げた状態に保持するため、前記
案内部材と前記軸部とには相互に係止する係止手段が設
けられていることを特徴とする。かかる特徴により、保
持片を中間のヒンジ部分を中心に半径方向外方に折り曲
げる場合に、頭部への力が不均一でも頭部が軸部に向け
て確実に案内され、これによって適正なパンタグラフ形
状のままに折り曲げられ、折り曲げられた保持片は適正
な状態で保持される。
【0006】また、本発明によれば、頭部には、保持片
を折り曲げるときに該頭部を軸部に向けて案内するよう
に長く延びる案内部材が設けられており、保持片を折り
曲げた状態に保持するため、案内部材と軸部とには相互
に係止する第1係止手段が設けられており、軸部は、中
空の筒状体として形成された大径の第1軸部と、該第1
軸部に挿通できるように小径に形成され且つ案内部材を
受入れるように中空の筒状体として形成された第2軸部
とから形成されており、第1軸部及び第2軸部には、両
軸部を相互に連結する第2係止手段が設けられており、
該第2係止手段は軸部の長手方向において複数個所に形
成されて、第1軸部と第2軸部との全体長さを変更でき
ることを特徴とするシート状部材の保持具が提供され
る。かかる保持具は、第1軸部と第2軸部との全体長さ
を変更できるので、シート状部材の厚さが種々に変化し
ても、そのシート状部材に確実に取付けられる。
【0007】本発明のシート状部材の保持具は、パネル
に立設されたねじスタッドに取付けるように形成するこ
とができ、この場合には、フランジ及び軸部にはねじス
タッドを受入れる穴が貫通しており、案内部材には軸部
に受入れられたスタッドのねじに係合する係止爪が形成
されている。また、パネル等の他の部材の取付穴に取付
けるように形成することができ、この場合には、案内部
材の先端またはフランジに錨脚係止部が形成されてい
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1〜図10には本発明の第1の実施
例に係るシート状部材の保持具1が示されている。保持
具1の構成が図1〜図8に示され、図9及び図10に
は、保持具1を自動車のサイレンサー(遮音板)等のシ
ート状部材2に取付けた状態が示されている。本発明の
シート状部材の保持具1は、シート状部材の取付穴に挿
通される軸部3と、軸部3の一端(下端)に設けられ、
シート状部材の取付穴より大径に形成されてシート状部
材の一方の面(下面)を保持するフランジ5と、軸部3
の他端(上端)に設けられ、伸長時には軸部3を延長す
るように延び、中間のヒンジ6を中心に半径方向外方に
折り曲げることによってシート状部材の他の面(上面)
を保持するヒンジ付きアーム形状の一対の保持片7、7
と、各保持片7の端部(上端)を相互に連結する頭部9
とを有する。なお、各保持片7の下端及び上端も、軸部
3及び頭部9に対してヒンジ10、11を介して連結さ
れ、保持片7はパンタグラフ形状に折り曲げられる。ま
た、保持片は一対に限らず、複数あればよい。
【0009】頭部9には、保持片7、7をヒンジ6を中
心に折り曲げるときに、頭部9を軸部3の端部に向けて
案内するように長く延びる案内部材13が設けられてい
る。図示の例において、軸部3は中空の筒状体として形
成されており、案内部材13は軸部3の中空部分に挿通
される形状にされ、頭部9は押込みによって軸部3の上
端に確実に隣接でき、保持片7はパンタグラフ形状をく
ずすことなく折り曲げられて、図9及び図10に図示の
ように、シート状部材の上面を適正に押圧するように接
面できる。なお、頭部9を軸部3の端部に向けて案内す
ることができる限り、図示の例のように、軸部を中空に
形成しなくともよく、また、案内部材も中空の細長い部
材でなくともよい。更に、案内部材13は、型成形の都
合、材料の節減、重量の軽減等のため、中間の側面部分
は空間を有するように形成されている。
【0010】案内部材13の外面と軸部3の内面には、
保持片の折り曲げ状態を維持するための係止手段が設け
られている。すなわち、軸部3には一対の係止爪14、
14がフランジ5に近い位置で内面側に突出するように
形成されている。これに対応して、案内部材13には、
一対の係止肩15、15が外面側にやや突出するように
形成されている。なお、この係止肩15には、案内部材
13の内側に突出して中空部分に受入れられるねじスタ
ッドに係止する係止爪17が形成されている。また、係
止爪14と係止肩15は、図4の円F及び円Gで示すよ
うに、案内部材13に外面に突出する係止爪19を形成
し、軸部3に係止肩20を形成してもよい。更に、軸部
3の係止爪14の位置をフランジ5の側に近接させるの
が好ましく、これによって、軸部3の係止爪14より上
方の開口の無い円筒部分が長くなり、この円筒部分をシ
ート状部材の取付穴の内径に近い外径に形成することに
よって、サイレンサーの厚みが薄い場合にその円筒部分
によって遮音性を高くできる。遮音性を高くするため、
頭部9も軸部3と案内部材13の隙間を覆う形状に形成
されるのが好ましい。
【0011】フランジ5は、他の部材としてのパネルに
立設されたねじスタッドを受入れるように、軸部3に開
口する中空体として形成されており、フランジ5の内面
は、図4に示すように、ラッパ状に開口しており、スタ
ッドの先端を拾い易く形成されている。また、前記した
ように、案内部材13にもスタッドを受入れる穴が貫通
しており、受入れられたスタッドのねじに係合する一対
の係止爪17、17が形成されている。係止爪17を、
相互に、ねじスタッドのねじのピッチ分だけ高さをずら
すことによって、ねじへの係止力を高くできる。係止爪
17は軸部3に設けてもよいが、案内部材13に設ける
ことにより、スタッドへの取付け後において、サイレン
サーの保持力が、保持片7の折り曲げ状態を維持するた
めの係止爪14及び係止肩15の連結強度に左右され
ず、一定に保たれる。
【0012】保持片を伸長した状態に保持するため、図
5及び図8に図示のように、各保持片7の下端は、案内
部材13の下端に薄肉連結片21によって連結されてい
る。このため、シート状部材への挿通の際に保持片7が
折り曲げられることがなくなり、挿通が容易になる。こ
の連結片21は挿通を容易にするためのものであり、必
須ではない。また、薄肉連結片21は、頭部9の押込み
によって破断する程度の弱さである。更に、図示の例に
おいては、保持片7、7が伸長した状態においては、案
内部材13の先端が軸部3の上部に若干入り込んでお
り、頭部9を押込むだけで案内部材13が軸部3の中へ
案内され、これにより、案内部材13の軸部3への挿通
を確実にする。
【0013】かかる構成で成る保持具1をサイレンサー
等のシート状部材2に取付け、車体等のパネル23にシ
ート状部材2を取付ける手順を、図9及び図10を参照
して説明する。先ず、図2等に示す保持具1の頭部9を
シート状部材2の取付穴24にあてがい、頭部9、保持
片7、軸部3を取付穴にそのまま押込み、フランジ5を
シート状部材2の下面に接面させる。次に、フランジ5
がシート状部材2から離れないようにして、頭部9をフ
ランジ側へ薄肉連結片21が破断するように強く押込
む。この押込みによって、保持片7は、ヒンジ6を中心
にに半径方向外方に折り曲げられて第2のフランジが形
成される。このとき、軸部3の係止爪14が案内部材1
3の係止肩15に係止して、保持片7の折り曲げ状態が
保持され、図9に示すように、保持具1がシート状部材
2に取付けられる。
【0014】保持具1をシート状部材2に取付けた後、
車体等のパネル23にシート状部材2を固定するには、
シート状部材2の保持具1のフランジ5を、パネル23
に立設されたねじスタッド25の先端にあてがいそのま
ま押込めばよい。フランジ5の内面はラッパ状に形成さ
れているので、押込みにより、ねじスタッド25の先端
が軸部3の内側に位置する案内部材13の中に挿通さ
れ、案内部材13の係止爪17、17がスタッド25の
ねじに係止し、シート状部材2が図10のようにパネル
23に固定される。
【0015】図11は、保持具1の頭部9に、カーペッ
ト等の別の部材27を取付けるための突起28を取付け
た保持具の変形例を示している。図11において、部材
27を取付けるには、部材の取付穴に突起を位置決め
し、反対側からボタン型クリップ29を突起28に係止
させればよい。図示の例では、突起を頭部9に形成して
いるが、頭部に穴を形成してピン付きクリップ(図示せ
ず)を用いてカーペット等を取付けるようにしてもよ
い。
【0016】点検や修理等のために、シート状部材2を
パネル23から取り外すには、頭部9を回転させて案内
部材13をねじスタッド25に対してねじの緩み方向に
回転させればよい。この回転を容易にするため、図12
に示すように、スクリュードライバの係合溝31を形成
することができる。同様に、手で回転できるように、図
13に図示のつまみ32を頭部9に形成してもよい。更
に、図14に図示のように、頭部9及び保持片7に突条
33を形成して、頭部9及び保持片7を手で回転できる
ようにしてもよい。
【0017】図15〜図21には本発明の第2の実施例
に係るシート状部材の保持具35が示されている。保持
具35の構成が図15〜図18に示され、図19〜図2
1には、保持具35をシート状部材36に取付ける手順
が示されている。この保持具35は、第1実施例の保持
具1とは違って、パネル23(図10参照)にねじスタ
ッドがなく、取付穴が形成されている場合に使用され
る。保持具35は、シート状部材の取付穴に挿通される
軸部37と、軸部37の一端に設けられ、シート状部材
の取付穴より大径に形成されてシート状部材の一方の面
を保持するフランジ39と、軸部37の他端に設けら
れ、伸長時には軸部37を延長するように延び、ヒンジ
40を中心に半径方向外方に折り曲げることによってシ
ート状部材の他の面を保持する一対の保持片41、41
と、各保持片41の端部を相互に連結する頭部43とを
有し、頭部43の押込によって保持片7はパンタグラフ
形状に折り曲げられる。
【0018】頭部43には、保持片41をヒンジ40を
中心に折り曲げるときに、頭部43を軸部37の端部に
向けて案内するように長く延びる案内部材44が設けら
れている。本実施例において、軸部37は中空の筒状体
として形成されている。そして、案内部材44は軸部3
7の中空部分に挿通されるように、断面十字形状で細長
く形成される。本実施例においては、案内部材44の先
端には、パネル等の部材の取付穴に挿通されて係止する
錨脚係止部45が形成されている。この錨脚係止部45
が、パネルの取付穴に挿入されて保持具35をパネルに
固定する。
【0019】案内部材44には、錨脚係止部45より上
方の側に、一対の係止爪47、47形成されている。こ
れに対応して、軸部37の内面には一対の係止肩48、
48が形成されている。この係止爪47と係止肩48と
によって、保持片41を折り曲げた状態に保持する。な
お、この実施例においても、保持片を伸長した状態に保
持するため、保持片41を案内部材44の下端に薄肉連
結片によって連結してもよい。
【0020】かかる構成で成る保持具35をシート状部
材36に取付ける手順を、図19〜図21を参照して説
明する。図19において、保持具35の頭部43をシー
ト状部材36の取付穴にあてがい、頭部43、保持片4
1及び軸部37を取付穴にそのまま押込み、フランジ3
9をシート状部材36の下面に隣接させる。次に、図2
0に図示のように、頭部43をフランジ側へ押込むと、
錨脚係止部45の錨脚部分が内側に撓みつつ軸部37の
中空部分を進み、保持片41がヒンジ40を中心に半径
方向外方に折り曲げられて、第2のフランジがシート状
部材36の上面に形成される。押込みの最終において、
軸部37の係止肩48に案内部材44の係止爪47が係
止して、保持片41の折り曲げ状態が保持され、図21
に示すように、保持具35がシート状部材2に取付けら
れる。そして、案内部材44の先端に形成された錨脚係
止部45がフランジ39から突出して、車体等の他のパ
ネルの取付穴に挿入して、シート状部材をパネルに取付
けることができる。なお、この実施例においても、図1
1に図示のように、カーペット等の別の部材を取付ける
ための突起や穴を設けることができる。更に、錨脚係止
部45を着脱可能な形状(例えば、自動車の装飾パネル
を取付けるのに多用されている形状(図示せず))とす
れば、サイレンサーの着脱が可能になる。
【0021】図22〜図24には本発明の第3の実施例
に係るシート状部材の保持具50が示されている。この
保持具50も、第2実施例の保持具35と同様に、パネ
ルにねじスタッドがなく、取付穴が形成されている場合
に使用される。保持具50が保持具35と違っている点
は、保持具35では、案内部材44の先端に錨脚係止部
45が形成されているのに対して、保持具50では、フ
ランジ51に錨脚係止部52が形成されている点であ
る。従って、保持具50では、保持具をシート状部材に
取付けた後にパネルへ取付けるだけでなく、パネルに保
持具50を先に取付けてからシート状部材に保持するこ
ともできる。その他の点では、保持具50は保持具35
の構成と同じであるので説明を省略する。
【0022】図25〜図33には本発明の第4の実施例
に係るシート状部材の保持具54が示されている。保持
具54の構成が図25〜図31に示され、図32及び図
33には異なる厚さのシート状部材に保持具54を取付
けた状態が示されている。保持具54は、シート状部材
の取付穴に挿通される軸部55と、軸部55の一端に設
けられ、シート状部材の取付穴より大径に形成されてシ
ート状部材の一方の面を保持するフランジ56と、軸部
55の他端に設けられ、伸長時には軸部55を延長する
ように延び、中間のヒンジ58を中心に半径方向外方に
折り曲げることによってシート状部材の他の面を保持す
る一対の保持片59、59と、各保持片59の端部を相
互に連結する頭部60とを有する。保持片59は、下端
及び上端において、軸部55及び頭部60に対してヒン
ジ62、63を介して連結され、保持片59はパンタグ
ラフ形状に折り曲げられる。この実施例においても、頭
部60には、保持片59を折り曲げるときに、頭部60
を軸部55に向けて案内するように長く延びる案内部材
64が設けられている。
【0023】保持具54において、軸部55が、中空の
筒状体として形成された大径の第1軸部66と、第1軸
部66に挿通できるように小径に形成され且つ案内部材
64を受入れるように中空の筒状体として形成された第
2軸部67とから形成されている。第1軸部66には、
係止肩を形成する窓68が軸方向に複数(図では3)形
成されており、第2軸部67には、窓68で形成される
係止肩に係止する一対の係止爪70、70が形成されて
いる。このように、軸部55を第1軸部66と第2軸部
67とで構成し、第1軸部の係止肩用窓68を複数形成
することによって、軸部55の全体長さを変更できるよ
うにしている。また、図28及び図31に図示のよう
に、第1軸部66と第2軸部67とは、第2軸部67が
第1軸部66から最も延び出た状態で、複数の薄肉連結
片71によって相互に連結されている。従って、薄肉連
結片71で連結された状態では軸部55は最も長い状態
にある。この薄肉連結片71による連結だけで使用する
こともできる。
【0024】案内部材64は第2軸部67の中空部分に
挿通される細長い形状に形成されており、第1実施例の
保持具1の案内部材13と同じ形状である。従って、案
内部材64を第2軸部67に係止するため、第2軸部6
7には、一対の係止爪70の内側にそれぞれ係止爪72
が形成されている。対応して、案内部材64には、一対
の係止肩74、74が外面側にやや突出するように形成
されている。この係止肩74には、案内部材64の中空
部分に受入れられるねじスタッドに係止する係止爪75
が形成されている。この係止爪と係止肩は案内部材と第
2軸部のどちらに形成されてもよい。また、一対の係止
爪75、75は、ねじスタッドのねじのピッチ分だけ高
さ位置をずらして、ねじへの係止力を高くするのが好ま
しい。
【0025】図29及び図30に図示のように、各保持
片59の下端は、案内部材64の下端に第2の薄肉連結
片76によって連結されている。このため、シート状部
材への挿通の際に保持片59が折り曲げられることがな
くなり、挿通が容易になる。この第2薄肉連結片76
は、第1軸部66と第2軸部67とを連結する第1の薄
肉連結片71より連結強度が低く設定されているのが好
ましい。これにより、第1軸部66に第2軸部67が入
り込む(軸部が縮む)前に、必ず保持片59がセットさ
れる。
【0026】図25に図示のように、頭部60にはスク
リュードライバの係合溝78が形成され、点検や修理等
のために、シート状部材をパネルから取り外すのを容易
にしている。なお、取り外しを容易にするため、図13
や図14のように、つまみや突条を形成してもよい。
【0027】図32は、保持具54を厚いシート状部材
79に取付けた状態を示しており、この例では、軸部
は、第1軸部66の1番上の窓68の係止肩に第2軸部
67の係止爪70が係止して厚いシート状部材79に適
応する長さになっている。また図33は、比較的薄いシ
ート状部材80に保持具54を取付けており、この例で
は、第1軸部66の1番下の窓68の係止肩に第2軸部
67の係止爪70が係止してシート状部材80に適応す
る長さになっている。なお、図32、33では、保持片
59は紙面の表側から裏側に延びるので実際には見えな
いのであるが、説明の便宜上、90度回転させて破線で
示してある。
【0028】なお、この保持具54においても、図11
に図示のように、頭部にカーペット等の別の部材を取付
けるための突起や穴を形成することができる。更に、図
22〜図24に図示の保持具35の錨脚係止部を、保持
具54のフランジ56を設けることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、保持片を中間のヒンジ
部分を中心に半径方向外方に折り曲げる場合に、頭部へ
の力が不均一でも頭部が軸部に向けて確実に案内され、
これによって適正なパンタグラフ形状のままに折り曲げ
られ、折り曲げられた保持片は適正な状態で保持され
る。また、軸部を第1軸部と第2軸部で形成してその全
体長さを変更できる保持具が得られるのでシート状部材
の厚さが種々に変化しても確実に取付けられる。更に、
本発明のシート状部材の保持具は、パネルに立設された
ねじスタッドに取付けるように形成することができ、ま
た、パネル等の他の部材の取付穴に取付けるように形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る保持具の平面図であ
る。
【図2】図1の保持具の正面図である。
【図3】図1の保持具の側面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線で切断した部分断面図である。
【図6】図2のC−C線断面図である。
【図7】図2のD−D線断面図である。
【図8】図2のE−E線断面図である。
【図9】図1の保持具をシート状部材へ取付けた状態を
示す断面図である。
【図10】図1の保持具が取付けられたシート状部材を
パネルに取付けた状態を示す断面図である。
【図11】頭部に、更に別の部材を取付けるように変形
した例を示す図である。
【図12】頭部に、回転用の係合溝を形成した例を示す
図である。
【図13】頭部に、回転用のつまみを形成した例を示す
図である。
【図14】頭部と保持片に回転用突条を形成した例を示
す保持具の部分正面図である。
【図15】本発明の第2実施例に係る保持具の正面図で
ある。
【図16】図15の保持具の一部破断側面図である。
【図17】図15のI−I線断面図である。
【図18】図15のJ−J線断面図である。
【図19】図15の保持具をシート状部材へ挿通した状
態を示す断面図である。
【図20】図15の保持具の頭部を押込む状態を示す断
面図である。
【図21】図15の保持具をシート状部材へ取付けた状
態を示す断面図である。
【図22】本発明の第3実施例に係る保持具の正面図で
ある。
【図23】図22の保持具の側面図である。
【図24】図22のK−K線断面図である。
【図25】本発明の第4実施例に係る保持具の平面図で
ある。
【図26】図25の保持具の正面図である。
【図27】図25の保持具の側面図である。
【図28】図25のL−L線断面図である。
【図29】図25のL−L線で切断した部分断面図であ
る。
【図30】図26のM−M線断面図である。
【図31】図26のP−P線断面図である。
【図32】図25の保持具を厚いシート状部材へ取付け
た状態を示す断面図である。
【図33】図25の保持具をやや薄いシート状部材へ取
付けた断面図である。
【符号の説明】
1 保持具 2 シート状部材 3 軸部 5 フランジ 6 ヒンジ 7 保持片 9 頭部 13 案内部材 14 係止爪 15 係止肩 17 スタッド用係止爪 21 薄肉連結片 23 パネル 25 ねじスタッド 28 頭部の突起 31 工具用係合溝 35 第2実施例の保持具 37 軸部 39 フランジ 40 ヒンジ 41 保持片 43 軸部 44 案内部材 45 錨脚係止部 47 係止爪 48 係止肩 50 第3実施例の保持具 51 フランジ 52 錨脚係止部 54 第4実施例の保持具 55 軸部 56 フランジ 58 ヒンジ 59 保持片 60 頭部 64 案内部材 66 第1軸部 67 第2軸部 68 係止肩用窓 70 係止爪 71 薄肉連結片 72 係止爪 74 係止肩 75 係止爪 76 第2薄肉連結片 79 厚いシート状部材 80 薄いシート状部材

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状部材を他の部材に取付けるため
    に該シート状部材の取付穴に挿通されて両面を保持する
    ように取付けられるシート状部材の保持具であって、前
    記シート状部材の取付穴に挿通される軸部と、該軸部の
    一端に設けられ、シート状部材の取付穴より大径に形成
    されてシート状部材の一方の面を保持するフランジと、
    前記軸部の他端に設けられ、伸長時には該軸部を延長す
    るように延び、中間のヒンジ部分を中心に半径方向外方
    に折り曲げることによって前記シート状部材の他の面を
    保持するヒンジ付きアーム形状の複数の保持片と、各保
    持片の端部を相互に連結する頭部とを有するシート状部
    材の保持具において、 前記頭部には、前記保持片を折り曲げるときに該頭部を
    軸部に向けて案内するように長く延びる案内部材が設け
    られており、前記保持片を折り曲げた状態に保持するた
    め、前記案内部材と前記軸部とには相互に係止する係止
    手段が設けられていることを特徴とするシート状部材の
    保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保持具において、前記
    軸部は中空の筒状体として形成されており、前記案内部
    材が前記筒状の軸部に挿通されると前記保持片が折り曲
    げられ、前記軸部の内面及び前記案内部材の外面の一方
    に係止爪が他方に該係止爪を受ける係止肩が形成されて
    保持片の折り曲げ状態を維持することを特徴とする保持
    具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の保持具において、前記
    フランジ及び前記軸部には、ねじスタッドを受入れる穴
    が貫通しており、前記案内部材には、前記軸部に受入れ
    られたスタッドのねじに係合する係止爪が形成されてい
    ることを特徴とする保持具。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の保持具において、前記
    頭部には、前記案内部材を回転するための、工具係止
    溝、つまみ、または突条が形成されていることを特徴と
    する保持具。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の保持具において、前記
    保持片を伸長した状態に保持するため、各保持片は、前
    記案内部材に薄肉連結片によって連結されていることを
    特徴とする保持具。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の保持具において、前記
    保持片が伸長した状態で前記案内部材の先端が前記軸部
    に隣接していることを特徴とする保持具。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の保持具において、前記
    フランジ及び前記軸部は前記案内部材が通る穴が貫通し
    ており、前記案内部材の先端には、前記他の部材の取付
    穴に挿通されて係止する錨脚係止部が形成されているこ
    とを特徴とする保持具。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の保持具において、前記
    フランジには前記他の部材の取付穴に挿通されて係止す
    る錨脚係止部が形成されていることを特徴とする保持
    具。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の保持具において、前記
    頭部には、別の部材を取付けるため、突起または穴が形
    成されていることを特徴とする保持具。
  10. 【請求項10】 シート状部材を他の部材に取付けるた
    めに該シート状部材の取付穴に挿通されて両面を保持す
    るように取付けられるシート状部材の保持具であって、
    前記シート状部材の取付穴に挿通される軸部と、該軸部
    の一端に設けられ、シート状部材の取付穴より大径に形
    成されてシート状部材の一方の面を保持するフランジ
    と、前記軸部の他端に設けられ、伸長時には軸部を延長
    するように延び、中間のヒンジ部分を中心に半径方向外
    方に折り曲げることによってシート状部材の他の面を保
    持するヒンジ付きアーム形状の複数の保持片と、各保持
    片の端部を相互に連結する頭部とを有するシート状部材
    の保持具において、 前記頭部には、前記保持片を折り曲げるときに該頭部を
    軸部に向けて案内するように長く延びる案内部材が設け
    られており、前記保持片を折り曲げた状態に保持するた
    め、前記案内部材と前記軸部とには相互に係止する第1
    係止手段が設けられており、前記軸部は、中空の筒状体
    として形成された大径の第1軸部と、該第1軸部に挿通
    できるように小径に形成され且つ前記案内部材を受入れ
    るように中空の筒状体として形成された第2軸部とから
    形成されており、前記第1軸部及び前記第2軸部には、
    両軸部を相互に連結する第2係止手段が設けられてお
    り、該第2係止手段は軸部の長手方向において複数個所
    に形成されて、第1軸部と第2軸部との全体長さを変更
    できることを特徴とするシート状部材の保持具。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の保持具において、
    前記第1軸部は、前記第2軸部が第1軸部から最も延び
    出た状態で、薄肉部によって前記第2軸部に連結されて
    いることを特徴とする保持具。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の保持具において、
    前記フランジ及び前記第2軸部にはねじスタッドを受入
    れる穴が貫通しており、前記案内部材には、前記第2軸
    部に受入れられたスタッドのねじに係合する係止爪が形
    成されていることを特徴とする保持具。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の保持具において、
    前記頭部には、前記案内部材を回転するための、工具係
    止溝、つまみ、または突条が形成されていることを特徴
    とする保持具。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の保持具において、
    前記保持片を伸長した状態に保持するため、各保持片
    は、前記案内部材に第2薄肉連結片によって連結されて
    おり、該第2薄肉連結片は、前記第1軸部と第2軸部と
    を連結する前記第1薄肉連結片より連結強度が低いこと
    を特徴とする保持具。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の保持具において、
    前記フランジには前記他の部材の取付穴に挿通されて係
    止する錨脚係止部が形成されていることを特徴とする保
    持具。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載の保持具において、
    前記頭部には別の部材を取付けるため、突起または穴が
    形成されていることを特徴とする保持具。
JP30738694A 1994-12-12 1994-12-12 シート状部材の保持具 Pending JPH08159118A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30738694A JPH08159118A (ja) 1994-12-12 1994-12-12 シート状部材の保持具
EP95308319A EP0717202A1 (en) 1994-12-12 1995-11-21 Sheet metal fastener

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30738694A JPH08159118A (ja) 1994-12-12 1994-12-12 シート状部材の保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08159118A true JPH08159118A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17968433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30738694A Pending JPH08159118A (ja) 1994-12-12 1994-12-12 シート状部材の保持具

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0717202A1 (ja)
JP (1) JPH08159118A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1182456A (ja) * 1997-09-12 1999-03-26 Daiwa Kasei Ind Co Ltd サイレンサ用留め具
JP2000027833A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Pop Rivet Fastener Kk スタッド係止具
EP1154165A2 (en) * 2000-05-11 2001-11-14 Emhart Inc. Fastener
JP2006258295A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Itw De France 担持部材に固定用リングを固定する装置と、その装置を備えた支持体
US7114901B2 (en) 2002-12-17 2006-10-03 Newfrey, Llc Fastener for use with sheet-shaped member and assembly using the fastener
US8950713B2 (en) 2013-06-14 2015-02-10 Daiwa Kasei Industry Co., Ltd. Clip
EP3364051A1 (en) 2017-02-16 2018-08-22 Newfrey LLC A fastening device for sheet-like member
JP2020065354A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 大和化成工業株式会社 係合部材

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5775859A (en) * 1997-06-06 1998-07-07 National Molding Corp. Mat fastener
DE29810437U1 (de) 1998-06-10 1998-10-01 Trw Automotive Electron & Comp Verbindungselement zwischen einem Träger, insbesondere einem Karosserieteil eines Kraftfahrzeuges und einem Plattenelement
DE19948162A1 (de) * 1999-10-07 2001-04-12 Volkswagen Ag Klemmelement zum lösbaren Verbinden von Teilen
DE10223747B4 (de) * 2002-05-28 2007-09-06 Dieter Dr. Grotmann Klemmstück zur Montage eines Bauteils an einer Platte
DE10357024A1 (de) 2003-12-03 2005-06-30 Newfrey Llc, Newark Befestigungselement zur Anbringung auf einem Gewindebolzen
FR2868838B1 (fr) * 2004-04-13 2006-09-22 Bosch Gmbh Robert Cartouche de detection de niveau de liquide dans un reservoir hydraulique, reservoir hydraulique et procede de montage
DE202009002762U1 (de) 2009-02-27 2009-04-30 Newfrey Llc, Newark Befestigungselement
ES2535659B1 (es) * 2013-11-13 2015-11-05 Seat, S.A. Elemento de fijación entre piezas de un automóvil

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2082668B (en) * 1980-08-06 1984-10-10 United Carr Ltd Two part fastener
JPS5992213U (ja) * 1982-12-13 1984-06-22 株式会社東郷製作所 車両用保持具
JPH0624113Y2 (ja) 1985-08-14 1994-06-22 オムロン株式会社 表面実装型電気機器
JPH0113844Y2 (ja) * 1985-09-09 1989-04-24
JPS6413844U (ja) 1987-07-11 1989-01-24
JPH0429123Y2 (ja) * 1987-12-02 1992-07-15

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1182456A (ja) * 1997-09-12 1999-03-26 Daiwa Kasei Ind Co Ltd サイレンサ用留め具
JP2000027833A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Pop Rivet Fastener Kk スタッド係止具
EP1154165A2 (en) * 2000-05-11 2001-11-14 Emhart Inc. Fastener
EP1154165A3 (en) * 2000-05-11 2003-04-16 Newfrey LLC Fastener
US7114901B2 (en) 2002-12-17 2006-10-03 Newfrey, Llc Fastener for use with sheet-shaped member and assembly using the fastener
JP2006258295A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Itw De France 担持部材に固定用リングを固定する装置と、その装置を備えた支持体
US8950713B2 (en) 2013-06-14 2015-02-10 Daiwa Kasei Industry Co., Ltd. Clip
EP3364051A1 (en) 2017-02-16 2018-08-22 Newfrey LLC A fastening device for sheet-like member
JP2018132140A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 ポップリベット・ファスナー株式会社 シート状部材の取付具
JP2020065354A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 大和化成工業株式会社 係合部材

Also Published As

Publication number Publication date
EP0717202A1 (en) 1996-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08159118A (ja) シート状部材の保持具
JP2599730Y2 (ja) カーペット等のクリップ
JP2596607Y2 (ja) マットクリップ
JP2001317515A (ja) 保持具
JP2001063364A (ja) 止め具
JP2599732Y2 (ja) 解除可能なクリップ
JP3749076B2 (ja) アシストグリップの取付構造
JP4036557B2 (ja) クランプのロック機構
JPH0854010A (ja) クリップ
JP3895826B2 (ja) 部材の取付け構造
JP2001090870A (ja) 棒状体のクランプ
JP3020517U (ja) 柄棒部材の接続構造
JP2595758Y2 (ja) ウェットティッシュ用容器
JPH0228264Y2 (ja)
KR920006586Y1 (ko) 2매의 판넬을 접면상으로 지착하기 위한 착지구
JP4156404B2 (ja) 留め具
JPH0620865Y2 (ja) 折り畳み扉の走行部材の取付構造
JP2001001758A (ja) 自動車サンバイザーの保持構造
JP3950944B2 (ja) 防音扉の錠
JPH0680011U (ja) スクリューグロメット
JPH0750282Y2 (ja) ストラップ用ハンガーの取付構造
JPH0522824U (ja) カーペツト等のクリツプ
JPH10272975A (ja) 物品の取付構造
KR0115982Y1 (ko) 핀을 뽑는 공구
JP2024013371A (ja) ロールペーパホルダ及びその組み立て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040802

A521 Written amendment

Effective date: 20040917

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050307