JPH05226453A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

Info

Publication number
JPH05226453A
JPH05226453A JP2915992A JP2915992A JPH05226453A JP H05226453 A JPH05226453 A JP H05226453A JP 2915992 A JP2915992 A JP 2915992A JP 2915992 A JP2915992 A JP 2915992A JP H05226453 A JPH05226453 A JP H05226453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
transfer
vacuum
chamber
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2915992A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nishihata
廣治 西畑
Naoyuki Tamura
直行 田村
Shigekazu Kato
重和 加藤
Atsushi Ito
温司 伊藤
Tsunehiko Tsubone
恒彦 坪根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2915992A priority Critical patent/JPH05226453A/ja
Publication of JPH05226453A publication Critical patent/JPH05226453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】運転者により設定された試料の処理順序を装置
内で搬送できる搬送経路に展開する搬送処理解析手段3
03と、真空処理室内、又は搬送ステ−ション上にある
ウエハの搬送開始条件を認識するための各プロセス処理
装置の真空状態,制御状態を記憶しておく真空処理室状
態情報格納手段406と、2つ以上のプロセス処理装置
で順次処理する処理工程の搬送処理順序情報を2工程分
以上記憶する搬送処理順序情報格納手段402と、前記
の処理工程を2工程同時に実行するための制御を行なう
搬送処理実行手段403とで構成される。 【効果】3つ以上の処理室を搬送室に接続した真空処理
装置において、2つ以上の処理室で順次処理する同じ又
は、異なる処理工程を2工程以上同時に実行でき、工程
間のウエハの移動時間を短縮でき、試料の処理効率を向
上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理機能毎に分割され
た複数のプロセス処理装置を搬送処理装置に接続し、連
続処理する真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空処理装置は、例えば、特開昭
63−252439号公報のように、種々のプロセスを
実行するにあたって、(a)別々のプロセスを別々の処
理室で同時に実行する。及び/又は、(b)別々のプロ
セスを同じ処理室で順次実行することのできる真空処理
装置であったり、また例えば、特開昭63−13353
2号公報のように、複数のプラズマ反応器で、(c)同
時に同一単一工程処理、(d)同時に異なる単一工程処
理、(e)複数のプラズマ反応器で連続する複数工程処
理のいずれかの処理を行なうような装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、各処
理室で行なわれるプロセス処理は、下記のようなもので
あった。以下では、例えば、図4に示すように処理室が
5室(CH1,CH2,CH3,CH4,CH5)で構
成された装置とし、それぞれの処理室で、P1,P2,
P3,P4,P5のプロセスを行うこととして説明す
る。ここでは、中央に設けた搬送室の周囲に処理室CH
1,2,3,4,5を設け、ウエハ(図示しない)を大
気搬送装置で受渡しするロ−ド室(L),アンロ−ド室
(U)で構成されたシステムを示している。
【0004】1)複数の処理室において各処理室は、全
て同じプロセスを持ち、別々の試料を同時に処理する場
合(前記従来技術の(c)に相当)、例えば、P1とP
2とP3とP4とP5とが全て同じであり、1枚目の試
料はCH1でP1を、2枚目の試料はCH2でP2を、
3枚目の試料はCH3でP3を、4枚目の試料はCH4
でP4を、5枚目の試料はCH5でP5、6枚目の試料
はCH1でP1をというように実行される。また、2)
複数ある処理室において各処理室は、異なるプロセスを
持ち、別々の試料を同時に処理する場合(前記従来技術
の(a),(d)に相当)、例えば、P1とP2とP3
とP4とP5とは異なり、1枚目の試料はCH1でP1
を、2枚目の試料はCH2でP2を、3枚目の試料はC
H3でP3を、4枚目の試料はCH4でP4を、5枚目
の試料はCH5でP5、6枚目の試料はCH1でP1を
というように実行される。(この場合、P1はエッチン
グ、P2はスパッタリングという処理も含まれる。)ま
た、3)複数ある処理室において各処理室は、異なるプ
ロセスを有し、試料を各処理室で順次処理していく場合
(前記従来技術の(b),(e)に相当)、例えば、P
1とP2とP3とP4とP5とが異なり、1枚目の試料
はCH1でP1を、次にCH2でP2を、次にCH3で
P3を、次にCH4でP4を、次にCH5でP5を実行
し、2枚目の試料も同様の処理を実行される。
【0005】次に、図5および図6に以上に述べた処理
内容のタイムチャ−トを示す。上記1),2)の処理タ
イムチャ−トは図5である。試料は、1枚ずつ搬送室を
通って処理室に搬送され、一つの処理室で処理が終了す
れば、アンロ−ド室(U)から搬出される。次に上記
3)の処理タイムチャ−トは図6である。これは、1枚
の試料は、複数の処理室で順次処理するものであるが、
その処理工程は1種類のものしか実行できないものであ
った。ここで、図5,図6に示した○印内の数字は、ロ
ードロック室から順次搬送室内へ搬入されるウエハ番号
を示す。
【0006】ところで、近年では、DRAM,SRAM
といった各デバイス内での品種の多様化に伴い試料の処
理工程も多様化してきている。よって、種々の処理工程
を1台の真空処理装置で行ない、工程間のウエハの移動
時間を短縮することで、試料の処理効率を上げることが
望まれている。しかるに、これらの従来技術では、複数
の処理室で構成された真空処理装置において、上記のよ
うな種々の処理工程(ここでは、特に少なくとも2つ以
上の処理室で順次処理する処理工程を2工程以上同時に
行なう処理工程)を同時に1台の真空処理装置で行える
ものではなかった。
【0007】以下に1枚のウエハを2つの処理室で順次
処理する処理工程を1工程のみ行なう場合と、2工程同
時に行なう場合の違いについて述べる。図7は、ウエハ
を処理室1で処理した後、処理室2で処理する場合のタ
イムチャ−トを示す。図8は、ウエハを処理室1で処理
した後、処理室2で処理する工程と、ウエハを処理室4
で処理した後、処理室3で処理する工程との2つの工程
を同時に行なう場合のタイムチャ−トを示す。この場合
は、処理室1,2,3,4の処理内容が同じであって
も、異なっていても良い。本タイムチャ−トでは、各処
理室の処理時間が、同じ場合について示した。ここで、
図7,図8に示した○印内の数字は、ロードロック室か
ら順次搬送室内へ搬入されるウエハ番号を示す。
【0008】1)真空処理装置内で同じ順次処理工程を
行なう場合(処理室1と処理室4、及び処理室2と処理
室3とが同じ処理の場合)、図7のものは、2枚目のウ
エハは、1枚目のウエハが処理室1で処理終了し、処理
室2に搬入された後に、処理室1に搬入され処理される
に対し、図8のものは、2枚目のウエハは、1枚目のウ
エハが処理室1に搬入された後、処理室2に搬入され処
理されるため、図8での処理は、図7での処理の約2倍
の処理効率を持つ。 2)真空処理装置内で異なる順次処理工程を行なう場合
(処理室1と処理室2と処理室3と処理室4とが異なる
処理の場合)、図7のものは、真空処理装置に試料を1
枚搬入して処理し、真空処理装置から搬出された後、他
方の処理工程の試料を搬入して処理するか、又は、一方
の処理工程を先に終了させ、そのあとで、他方の処理工
程を行なうことしかできず、試料の処理効率は低い。図
8のものは、異なる順次処理工程を同時に処理すること
ができる。よって、試料の処理効率は高い。 3)1つ以上の処理室を異なる試料上で共用する処理の
場合は、上記2)と同様である。 以上のように、上記従来技術は試料の種々の順次処理工
程を効率良く処理することについて対応できていなかっ
た。
【0009】本発明は、3つ以上の処理室を搬送室に接
続した真空処理装置において、少なくとも2つ以上の処
理室で順次処理する同じ又は、異なる処理工程を2工程
以上同時に実行することで、工程間のウエハの移動時間
を短縮し、試料の処理効率を向上することができる真空
処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の種々の順次処理工
程を同時に1台の真空処理装置で処理するために、真空
処理室の排気,搬送,プロセス処理の制御を単独で実行
しうる制御手段を真空処理室毎に持たせ、オペレータが
真空処理室の処理順序とそれぞれの真空処理室のプロセ
ス処理データとを設定することで装置内での真空処理室
の配置に関係なく自在に処理シーケンスを設定できるこ
ととし、前記で設定した真空処理室の処理順序のデータ
を用いて、装置内で搬送処理実行可能な搬送処理順序情
報として処理工程毎に作成し、2つ以上の処理工程を記
憶できる構成とし、かつ、各真空処理室の状態を示す情
報を作成し、これらの情報を用いて実行条件が成立する
搬送処理、及びプロセス処理の処理状態を認識して、随
時実行させてゆくようにしたものである。
【0011】
【作用】真空処理室の処理順序と、それぞれの真空処理
室で行なうプロセスのプロセス処理データを設定できる
ことで、装置内での真空処理室の配置や、装置内にある
搬送ステーションといった試料搬送に必要なステーショ
ンの有無、位置をオペレータが知らなくても試料の処理
内容に合わせて処理シーケンスを自在にオペレータが設
定できる。また、上記で述べた処理順序とそれぞれの真
空処理室で行なうプロセスのプロセス処理データを用い
て、装置内で搬送処理実行可能な搬送処理順序情報を作
成する。これは、或る真空処理室で処理終了した試料の
次に搬送すべき真空処理室を関連付けたものである。こ
れによりオペレータが設定した処理順序に応じて、その
装置内で試料が搬送できる経路に分解でき、搬送の始点
と終点に対応付けることができ、装置内で自在に搬送で
きる。また、上記で述べた搬送処理順序情報を処理工程
毎に作成し、かつ、2つ以上の処理工程分の情報を記憶
できる構成とし、各処理工程の搬送処理順序情報に登録
してあるウエハの搬送又は、プロセス処理条件が成立し
た方の処理を実行させることにより、複数の同じ又は、
異なる処理工程を真空処理装置内で同時に実行させるこ
とができる。次に、各真空処理室の状態として、”試料
搬入済”,”試料搬出済”,”プロセス処理済”という
状態を表す情報を集めた真空処理室状態情報を設けるこ
とにより、搬送処理順序情報に登録してある搬送に必要
な真空処理室の制御状態を参照でき、搬送実行条件の判
定ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3により
説明する。本実施例は、真空処理室を4室配置したもの
であるが、該真空処理室は1室でも2室でも3室でも、
あるいは5室以上あっても良い。
【0013】図1で、1、2、3、4は真空処理室、5
はロードロック室、6はアンロードロック室、10は搬
送室である。ロードロック室5、6は試料を大気中から
真空処理雰囲気にもってゆき、また、真空処理雰囲気か
ら大気にもってゆくものであり、ウエハ(図示しない)
を大気搬送装置(図示しない)と真空処理装置とで受渡
しを行なうものである。ロードロック室5,6、真空処
理室1,2,3,4及び搬送室10には、各々独立した
排気装置11,16,12,13,14,15,17が設けられてお
り、搬送室10と真空処理室1,2,3,4との間は、
ゲートバルブ8で仕切られ、搬送装置9−1,9−2で
試料が搬送される。また、ロードロック室5,6には、
ゲートバルブ7が設けられ大気と連通することができ、
(図示しない)大気カセット(図示しない)から大気搬
送装置によって試料の取出及び収納が行なわれる。
【0014】真空処理室1内に設けられた試料台32に
は、高周波電源(図示しない)が接続されており、その上
部には、この場合マイクロ波電界と磁界との相乗作用に
よりプラズマを発生するプラズマ発生部が設けられてい
る。真空処理室1内での処理としては、例えば試料台3
2に搬送装置9−1により試料が載せられると試料温度
を検出し、所定温度に達したのち図示しないガス供給装
置からエッチングガスが真空処理室1に導入されプラズ
マを利用してエッチング処理される。真空処理室1で処
理が終了した試料は、例えば真空処理室2に搬送され、
真空処理室2で引続きエッチング処理される。尚、真空
処理室2、3、4でのエッチング処理プロセスは、真空処
理室1でのエッチング処理プロセスと同じであっても、
異なっていても良い。又、搬送室10の排気制御、搬送
装置9−1,9−2によるウエハの搬送制御を行なう搬
送制御装置19及び、真空処理室へのウエハの搬入搬
出、排気制御、プロセス制御を行なうプロセス制御装置
20−1,20−2,20−3,20−4が、それぞれ
の真空処理室に対して設けられる。
【0015】処理順序の1例としては、下記の2つの順
次処理工程を1つの真空処理装置内で同時に行なう。
i)ロ−ドロック室5→真空処理室1→真空処理室2→
アンロ−ドロック室6ii)ロ−ドロック室5→真空処理
室4→真空処理室3→アンロ−ドロック室6図2は、図
1に示した装置を制御するため制御ブロック図を示した
ものである。本実施例では、搬送順序とそれぞれの真空
処理室で行なうプロセスのプロセス処理データを設定
し、そのデータを用いて装置内で搬送処理実行可能な搬
送処理順序情報を作成する入力制御部 300と、入力制御
部 300で作成した搬送処理順序情報と真空処理室状態情
報とを参照し、搬送処理あるいはプロセス処理を実行す
る搬送制御部 400と、真空処理室2,3及び4の排気,
搬送,プロセス処理の制御を単独で実行しうる制御手段
を有した処理室制御部 500で構成され、各制御部300,4
00,500は通信手段 308と405及び408と501を介して接続
されている。
【0016】入力制御部 300には、オペレータが処理順
序とそれぞれの真空処理室で行なうプロセスのプロセス
処理データを入力するための入力手段 306、例えばキー
ボードがあり、上記にて設定したデータを格納しておく
ための処理データ格納手段 302、例えばRAMがある。
また、入力した処理順序とプロセス処理データを表示す
るための表示手段 305、例えばCRTがある。
【0017】入力方法としては、まず、試料を装置内に
搬入して真空処理室で処理を行ない、装置外に搬送する
までのロードロック室と真空処理室の番号を用いて設定
する。図1に示した処理室番号を用いて、第1工程とし
て試料をロードロック室5から真空処理室1に搬送し、
真空処理室1でプロセスレシピNO.3の処理をした後、
真空処理室2に試料を搬送し、真空処理室2でプロセス
レシピNo.8の処理をした後、アンロードロック室6に
搬送してプロセス処理を行ない、第2工程として試料を
ロードロック室5から真空処理室4に搬送し、真空処理
室4でプロセスレシピNo.7の処理をした後、真空処理
室3に試料を搬送し、真空処理室3でプロセスレシピN
o.2の処理をした後、アンロードロック室6に搬送して
プロセス処理を行なう場合の設定例を表1に示す。これ
は搬送順に、そのロードロック室、真空処理室の番号と
プロセスレシピNo.を対応付けて設定する。
【0018】
【表1】
【0019】次に、処理データ格納手段 302に格納され
た処理順序データを用いて、装置内にある搬送ステーシ
ョンの位置も考慮し実際に搬送できる経路として現状あ
る位置から次に搬送する位置(例えば上記設定例では、
ロードロック室5から真空処理室1、又は真空処理室1
から真空処理室2というように)に対応付けたデータを
作成する搬送処理解析手段 303がある。例えば、解析の
方法を処理フローとしたプログラムを格納したROMで
ある。上述した搬送処理順序を搬送処理解析手段 303を
用いて搬送できる経路として作成した搬送処理順序情報
の1例を表2,3に示す。
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】これは搬送の始点に対する終点の位置に該
当する棚に"1"を登録し、該当しない位置の欄には"0"
を登録したものである。表2を例にとれば、ロードロッ
ク室5から真空処理室1に搬送することを示す。他のも
のも同様である。以上のように作成した情報を格納して
おくのが、搬送処理順序情報格納手段 304である。
【0023】装置構成データ格納手段 307は、本装置に
接続してある処理室については"1"、接続していない処
理室については"0"を登録したものである。図1の場
合、処理室1,2,3,4が接続してあるため、その処
理室に該当する欄が"1"とする。そのデータについて示
しているのは、表4である。このデータは、装置構成時
に入力手段 306から入力しておく。
【0024】
【表4】
【0025】入力制御部300と搬送制御部400とは
通信手段308、405とで通信媒体309で接続され
ている。通信方式としては、RS−232C又はGPI
Bが考えられる。通信手段308,405を介して入力
制御部300にある搬送処理順序情報格納手段304と
装置構成デ−タ格納手段307のデ−タが、それぞれ搬
送制御部400にある各格納手段402,407に転送
される。入力制御部300の中に構成されている各手段
を制御するのが中央制御手段301である。搬送制御部
400では、入力制御部300から転送されてきた搬送
処理順序情報と装置構成デ−タとを基にして試料の搬送
処理とプロセス処理を実行していく。
【0026】真空処理室1,2,3及び4には別々に処
理室制御部500−1,500−2,500−3,50
0−4があり、排気、搬送、プロセス処理の制御を単独
で実行可能な制御手段502−1,502−2,502
−3,502−4を有している。これらの制御手段50
2は、常に独自の真空処理室の真空圧力を検知してお
り’真空’又は’大気’というデ−タとして記憶してい
る。また、試料が真空処理室に搬入され試料台の上にあ
る状態を’試料搬入済’として、試料が真空処理室でプ
ロセス処理が終了した状態を’プロセス処理済’とし
て、試料が真空処理室から搬出され試料台の上にない状
態を’試料搬出済’として、デ−タを記憶している。
【0027】真空処理室状態情報処理手段404は、順
次に処理室制御部500−1,500−2,500−
3,500−4に対して上記真空処理室状態情報の転送
要求を行い、各真空処理室の状態デ−タを真空処理室状
態情報格納手段406に記憶する。’真空’の時は’
1’として、’試料搬入済’’プロセス処理済’’試料
搬出済’の時は’1’として記憶する。各真空処理室が
真空圧力状態であり、試料が真空処理室に搬入されてく
るのを待っている状態を示したのが表5である。
【0028】
【表5】
【0029】図3は、搬送制御部400で行う処理フロ
−において、第1工程の処理フロ−(ロ−ドロック室5
→真空処理室1→真空処理室2→アンロ−ドロック室
6)を示す。第2工程の処理フロ−(ロ−ドロック室5
→真空処理室4→真空処理室3→アンロ−ドロック室
6)は第1工程の処理フロ−と同様であり、処理条件の
先に成立した方の工程の処理フロ−が実行される。
【0030】搬送処理解析手段303は、処理デ−タ格
納手段302にある処理デ−タ(表1)を読む込み(1
00)、装置内にある搬送ステ−ションの位置も考慮
し、実際に搬送できる経路に展開した搬送処理順序情報
を搬送処理順序情報格納手段304に格納する(11
0)。表1に示した搬送処理を基に作成した搬送処理順
序情報の一例を表2,3に示す。搬送先に該当する処理
室の欄が’1’で示されている。以下、搬送処理実行手
段403が処理を実行する。まず、ロ−ドロック室5へ
試料が搬入可能かを判定する(120)。この場合表5
で説明すると’試料’は0(試料は無い)で、’真空又
は大気’は1(真空)で、’試料搬出済’は1(試料搬
出済)であれば、判定は’Y’となり次の処理に進む。
判定が’Y’ならば、図示しない大気搬送装置が試料を
ロ−ドロック室5に搬入する(130)。試料がロ−ド
ロック室5に搬入されれば、’試料’は1(試料はあ
る)となり、’試料搬出済’は0となり、’試料搬入
済’は1(試料搬入済)とデ−タを更新する。この状態
での真空処理室状態情報処理手段404の内容を示した
のが表6である。
【0031】
【表6】
【0032】以下同様に試料の搬送条件の判定及びプロ
セス処理実行条件の判定を行い、条件判定が成立したも
のに対して搬送実行指示及びプロセス処理実行を順次指
示することで試料の処理を進めていく。
【0033】図3に示した処理フロ−は、真空処理装置
内で処理する処理工程が一つの場合であったが、処理工
程が二つの場合は、搬送処理順序情報を二系統作成し、
各々の搬送処理順序情報に従って搬送処理実行手段40
3が、処理を実行する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3つ以上の処理室を搬送室に接続した真空処理装置にお
いて、少なくとも2つ以上の処理室で順次処理する同じ
又は、異なる処理工程を少なくとも2工程以上同時に実
行でき、工程間のウエハの移動時間を短縮でき、試料の
処理効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空処理装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】図1に示した装置の制御ブロック図である。
【図3】搬送制御部で行なう処理フロ−図である。
【図4】従来装置の処理室配置例を示す図である。
【図5】図4の装置を用いて複数の処理室で別々の試料
を同時に処理する場合のタイムチャ−ト図である。
【図6】図4の装置を用いて複数の処理室で試料を順次
処理する場合のタイムチャ−ト図である。
【図7】1工程処理の場合の処理内容を示すタイムチャ
−ト図である。
【図8】2工程処理の場合の処理内容を示すタイムチャ
−ト図である。
【符号の説明】
1,2,3,4…真空処理室、5,6…ロ−ドロック
室、7,8…ゲ−トバルブ、9…搬送装置、10…搬送
室、11,12,13,14,15,16,17…排気
装置、18…搬送ステ−ジ、19…搬送制御装置、20
…プロセス制御装置、300…入力制御部、301,4
01…中央制御手段、302…処理デ−タ格納手段、3
03…搬送処理解析手段、304,402…搬送処理順
序情報格納手段、305…表示手段、306…入力手
段、307,407…装置構成デ−タ格納手段、30
8,405,408,501…通信手段、309…通信
媒体、400…搬送制御部、403…搬送処理実行手
段、404…真空処理室状態情報処理手段、406…真
空処理室状態情報格納手段、500…処理室制御部、5
02…処理室制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 温司 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 坪根 恒彦 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセス処理を行うプロセス処理装置と、
    試料の搬送を行う搬送処理装置と、これらを制御するプ
    ロセス制御装置と、搬送制御装置とで構成され、少なく
    とも3つ以上のプロセス処理装置が接続された真空処理
    装置において、 運転者により設定された試料の処理順序を装置内で搬送
    できる搬送経路に展開する搬送処理解析手段と、 真空処理室内、又は搬送ステ−ション上にあるウエハの
    搬送開始条件を認識するための各プロセス処理装置の真
    空状態、制御状態を記憶しておく真空処理室状態情報格
    納手段と、 少なくとも2つ以上のプロセス処理装置で順次処理する
    処理工程の搬送処理順序情報を2工程分以上記憶する搬
    送処理順序情報格納手段と、 前記の処理工程を少なくとも2工程同時に実行するため
    の制御を行なう搬送処理実行手段とで構成し、 少なくとも2つ以上の前記プロセス処理装置で順次処理
    する処理工程を2工程以上同時に実行することを特徴と
    する真空処理装置。
JP2915992A 1992-02-17 1992-02-17 真空処理装置 Pending JPH05226453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2915992A JPH05226453A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 真空処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2915992A JPH05226453A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 真空処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226453A true JPH05226453A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12268486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2915992A Pending JPH05226453A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 真空処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05226453A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001135705A (ja) * 1999-05-25 2001-05-18 Applied Materials Inc 半導体ウェーハ処理のためのデュアルバッファチャンバクラスタツール
JP2002324829A (ja) * 2001-07-13 2002-11-08 Tokyo Electron Ltd 処理システム
JP2003060005A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Ulvac Japan Ltd 真空処理装置
JP2008098670A (ja) * 2007-12-21 2008-04-24 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置の障害対処システム
JP2008109134A (ja) * 2007-10-17 2008-05-08 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法
JP2008153690A (ja) * 2008-02-21 2008-07-03 Hitachi Ltd 真空処理方法及び真空処理装置
JP2009164646A (ja) * 2009-04-22 2009-07-23 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法
JP2013033975A (ja) * 2012-09-10 2013-02-14 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222906A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエ−ハ搬送機構
JPS63157870A (ja) * 1986-12-19 1988-06-30 Anelva Corp 基板処理装置
JPH02125872A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Fuji Electric Co Ltd 半導体製造装置の制御方法
JPH03274746A (ja) * 1990-03-24 1991-12-05 Sony Corp マルチチャンバ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222906A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエ−ハ搬送機構
JPS63157870A (ja) * 1986-12-19 1988-06-30 Anelva Corp 基板処理装置
JPH02125872A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Fuji Electric Co Ltd 半導体製造装置の制御方法
JPH03274746A (ja) * 1990-03-24 1991-12-05 Sony Corp マルチチャンバ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001135705A (ja) * 1999-05-25 2001-05-18 Applied Materials Inc 半導体ウェーハ処理のためのデュアルバッファチャンバクラスタツール
JP2002324829A (ja) * 2001-07-13 2002-11-08 Tokyo Electron Ltd 処理システム
JP2003060005A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Ulvac Japan Ltd 真空処理装置
JP2008109134A (ja) * 2007-10-17 2008-05-08 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法
JP2008098670A (ja) * 2007-12-21 2008-04-24 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置の障害対処システム
JP2008153690A (ja) * 2008-02-21 2008-07-03 Hitachi Ltd 真空処理方法及び真空処理装置
JP2009164646A (ja) * 2009-04-22 2009-07-23 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法
JP2013033975A (ja) * 2012-09-10 2013-02-14 Hitachi Ltd 真空処理装置及び真空処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6002532B2 (ja) 真空処理装置及び真空処理方法
JP5586271B2 (ja) 真空処理装置及びプログラム
KR101447985B1 (ko) 진공 처리 장치 및 피처리체의 반송 방법
JP4884801B2 (ja) 処理システム
KR101216836B1 (ko) 진공 처리 장치 및 기록 매체
JP2006277298A (ja) 基板処理装置、履歴情報記録方法、履歴情報記録プログラム及び履歴情報記録システム
KR101715441B1 (ko) 기판 처리 장치
JP5476337B2 (ja) 真空処理装置及びプログラム
JPH05226453A (ja) 真空処理装置
KR20140118668A (ko) 진공 처리 장치의 운전 방법
KR102309759B1 (ko) 진공 처리 장치의 운전 방법
KR100525274B1 (ko) 피처리체의 데드로크판정방법, 피처리체의 데드로크회피방법 및 처리장치
JP2016207767A (ja) 基板処理システム
JP3771347B2 (ja) 真空処理装置及び真空処理方法
JPH05308042A (ja) マルチリアクタタイプのプロセス設備制御装置
JP3128854B2 (ja) 半導体製造装置制御システム
JP6106370B2 (ja) 真空処理装置及び真空処理装置の運転方法
JP3924014B2 (ja) 半導体製造装置の制御装置
JPH0466119A (ja) 真空処理方法及び装置
JPH11145022A (ja) 半導体製造設備
JP3295442B2 (ja) ドライエッチング方法
CN116685927A (zh) 在配方操作中的工艺流体路径切换
JPH0750333A (ja) プロセス設備のシーケンス制御装置
JP2000021948A (ja) 半導体製造装置及び半導体製造システム
CN114568036A (zh) 真空处理装置的运转方法