JPH0750333A - プロセス設備のシーケンス制御装置 - Google Patents

プロセス設備のシーケンス制御装置

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JPH0750333A
JPH0750333A JP5195965A JP19596593A JPH0750333A JP H0750333 A JPH0750333 A JP H0750333A JP 5195965 A JP5195965 A JP 5195965A JP 19596593 A JP19596593 A JP 19596593A JP H0750333 A JPH0750333 A JP H0750333A
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JP
Japan
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JP5195965A
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Koji Okazaki
浩司 岡▲崎▼
Atsushi Toizumi
厚 戸泉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセス設備のシーケンス制御において、最
短のスループットで種々のプロセスパターンに対応でき
るようにする。 【構成】 各シーケンスが実行されるときの実行時間を
計測してメモリに格納する手段と、終了したシーケンス
があるとき、現に実行されているシーケンスにつき計測
されている中途経過時間および既に計測されメモリに格
納された前記実行時間から現に実行されているシーケン
スの終了時間を演算し、この演算したシーケンスの終了
時間、メモリに格納されたプロセス処理の順番、および
シーケンス実行条件情報から、最短スループットとなる
実行可能なシーケンスを探索し、これを実行シーケンス
として指令する実行シーケンス選択手段とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセス設備のシーケン
ス制御装置に関し、例えば、枚葉処理機構と、同一の処
理対象物に対し順次に異なったプロセス処理を行う複数
の反応室とを備え、各反応室でのプロセス処理を異なっ
た処理対象物に対し並行して処理できるマルチリアクタ
タイプのプロセス設備のシーケンス制御に用いられるプ
ロセス設備のシーケンス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造においては、VLS
I、ULSIデバイスの高集積化、微細化が進んでい
る。これに伴い高度なプロセス処理を行うことができる
複数の反応室を、同時に処理できるように備えたプロセ
ス設備が要求されている。
【0003】図2はこれに応え得るプロセス設備の例を
示しており、本発明が適用される装置例でもある。この
設備は半導体ウエハ30に2通りのプロセス処理を順次
に行うもので、これら2通りのプロセス処理を個別に行
う第1、第2の各反応室21、22が相対向して設けら
れ、互いに並行してプロセス処理できる。
【0004】第1、第2の各反応室21、22の間に
は、これらとの間で半導体ウエハ30を送受する移載室
23が設けられている。移載室23の手前にはこれとの
間で半導体ウエハ30を送受する予備室24が設けられ
ている。この予備室24はオリエンテーションフラット
(以下オリフラと言う)による位置合わせを行ういわゆ
るオリフラステージ27を有している。
【0005】予備室24の近傍2か所には、これとの間
で半導体ウエハ30を送受するウエハカセット28、2
9が設置され、移載室23には第1、第2の各反応室2
1、22のそれぞれと予備室24との間で半導体ウエハ
30を送受するために2つの半導体ウエハ30を同時に
取り扱えるウエハチャックダブルアーム25が、また予
備室24部には各ウエハカセット28、29との間で半
導体ウエハ30を送受するためのウエハチャックアーム
26が設けられている。
【0006】これによって、各ウエハカセット28、2
9内に収容されている半導体ウエハ30が順次に取り出
され、予備室24でのオリフラによる位置合わの後、移
載室23を通じて第1、第2の各反応室21、22内に
互いの干渉なく順次に送り込まれる。これにより第1、
第2の各反応室21、22内では同一の半導体ウエハ3
0に対し順次に異なったプロセス処理を行い、両プロセ
ス処理を終えた半導体ウエハ30を順次に取出し、各ウ
エハカセット27、28に格納される。
【0007】第1、第2の各反応室21、22は半導体
ウエハ30のプロセス処理を並行して行うことができ、
できるだけ遊び時間ができないような順序で、しかも半
導体ウエハ30どうしが干渉し合わない搬送および取扱
のタイミングにてシーケンス制御を行い、前記作業が進
められる。
【0008】このようなシーケンス制御を行うのに従
来、まず、異なったプロセス処理を行う第1、第2の各
反応室21、22等による同一半導体ウエハ30に対す
る処理の順番を設定する。これにより、前記半導体ウエ
ハ30を順次に遊びなく搬送し取扱える順序が決定する
ので、これに従い下記の表1に示すようなシーケンスス
ケジュールテーブルが作られる。
【0009】
【表1】
【0010】また、このようなシーケンススケジュール
を半導体ウエハ30の干渉なしに実行するには、表1に
示すような各ステップを実行する際、半導体ウエハ30
が特定の位置や状態にある必要があり、これも予め決定
することができるので、以下の表2に示すように各ステ
ップの実行条件を設定する。
【0011】
【表2】
【0012】そして、同一の半導体ウエハ30につき第
1反応室21でプロセス処理を行った後、第2の反応室
22でプロセス処理を行うように入力した場合、1つの
半導体ウエハ30の搬送経路につき考えると、ウエハカ
セット28または29→予備室24→移載室23→第1
の反応室21→移載室23→第2の反応室22→移載室
23→予備室24→ウエハカセット28または29とな
り、このときの実際のシーケンススケジュールテーブル
は以下の表3に示すように設定され、図5に示すフロー
チャートに従ったシーケンス制御が行われる。
【0013】
【表3】
【0014】今、第1の反応室21にはプロセス処理中
のNO1の半導体ウエハ30aがあり、第2の反応室2
2にプロセス処理したNO2の半導体ウエハ30bがあ
るとすると、図5に示すシーケンス制御において第2の
反応室22でのプロセス処理に関するシーケンスが終了
していることになり、終了したシーケンスがあるとして
(ステップS51)、シーケンステーブルと実行条件よ
り実行可能なシーケンスを探索する(ステップS5
2)。
【0015】このとき、第2の反応室22から移載室2
3への半導体ウエハ30bの移載シーケンスが実行可能
なものとしてあると判断され(ステップS53)、この
移載シーケンスを実行する(ステップS54)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うなシーケンス動作制御では、第2の反応室22のNO
2の半導体ウエハ30bのプロセス処理終了後、直ぐに
第1の反応室21のNO1半導体ウエハ30aのプロセ
ス処理が終了した場合、第2の反応室22にあったNO
2の半導体ウエハ30bの予備室24への移載が完了す
るまで、第1の反応室21のNO1の半導体ウエハ30
aは移載室23への移載を行うことはできず、第1の反
応室21のNO1の半導体ウエハ30aに無駄な待ち時
間が生じてしまう。
【0017】本発明は、上記従来のような問題点を解消
することを課題とし、最短のスループットで種々のプロ
セスパターンに対応できるプロセス設備のシーケンス制
御装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセス設備の
シーケンス制御装置は、同一の処理対象物に対し順次に
異なったプロセス処理を行う複数の処理部にて、異なっ
た処理対象物に対し並行して処理し、またこの処理のた
めにこれら複数の処理部に各処理対象物を順次に搬入
し、また搬出して前記処理を行う各動作を、メモリに格
納された、処理対象物ごとに設定される複数のプロセス
処理部による処理の順番、各シーケンスにつき予め設定
されている実行条件情報に従ったシーケンス制御により
実行するようにしたプロセス設備のシーケンス制御装置
において、各シーケンスが実行されるときの実行時間を
計測してメモリに格納する手段と、終了したシーケンス
があるとき、現に実行されているシーケンスにつき計測
されている中途経過時間および既に計測されメモリに格
納された前記実行時間から現に実行されているシーケン
スの終了時間を演算し、この演算したシーケンスの終了
時間、メモリに格納されたプロセス処理の順番、および
シーケンス実行条件情報から、最短スループットとなる
実行可能なシーケンスを探索し、これを実行シーケンス
として指令する実行シーケンス選択手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0019】この場合、シーケンスの終了時間の演算を
行う実行時間は、各シーケンスごとのシーケンスの実行
時間を平均化したものであるのが好適である。
【0020】
【作用】本発明のプロセス設備のシーケンス制御装置の
上記構成では、各シーケンスが順次実行されるときそれ
ら各シーケンスの実行時間が計測手段によって計測さ
れ、各シーケンスの実行時間がメモリに格納されていく
のに並行して、終了したシーケンスがある都度、現に実
行されているシーケンスにつき計測されている中途経過
時間とメモリに格納されたシーケンスの実行時間とから
シーケンスの終了時間を演算するとともに、この演算し
たシーケンスの終了時間を、メモリに格納されたプロセ
ス処理の順番、およびシーケンス実行条件情報に対し現
時点の情報として加味して、最短スループットとなる実
行可能なシーケンスを探索し、これを実行シーケンスと
して指令するので、各種のプロセス処理の実際条件に即
したシーケンス制御をその時々の最短時間にて行うこと
ができる。
【0021】この場合、前記シーケンスの実行時間が、
各回の計測時間の平均化したものであると、シーケンス
制御の経時的な変化にもリアルタイムにてイレギュラー
なく安定して対応することができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例としてのプロセス設備
のシーケンス制御装置について説明する。
【0023】図1はプロセス設備の制御部を示す電気回
路のブロック線図であり、半導体ウエハ30を収納する
ウエハカセット28、29から、予備室24および移載
室23を介して複数の第1、第2の各反応室21、22
に半導体ウエハ30を搬送して異なったプロセス処理を
順次に行うプロセスを、制御部1からコントローラ6〜
8に指令を与えることにより各種アクチュエータを動作
制御し、各シーケンスを順次に実行する構成となってい
る。
【0024】この制御部1は、中央演算処理装置であ
り、書込み手段1a、読出手段1b、演算手段1c、判
断手段1dおよび出力手段1eを備えている。
【0025】書込み手段1aはメモリ3にデータを書き
込むもので、プロセス処理順位等の設定操作等を行うた
めの入力手段2が接続され、入力手段2からの設定入力
や各種データを格納するメモリ3も接続されている。
【0026】このメモリ3には、データを読みだすため
の読出手段1bが接続されている。
【0027】読出手段1bは、設備全体の動作制御を行
う演算手段1cと時間カウントを行うタイマー5が接続
されている。
【0028】この演算手段1cは本実施例では設定信号
に基づいてシーケンス制御を行い、かつ動作中に与えら
れるプロセス処理情報を受けて実行可能なシーケンスを
探索する演算処理をも行うようになっている。
【0029】この演算手段1cは、前記書込み手段1a
に接続される一方、判断手段1dに接続されている。
【0030】判断手段1dは、コントローラ6〜8に対
して指令信号を送出する出力手段1eに接続されてい
る。
【0031】この出力手段1eは、CRT4に接続され
るとともに、搬送系用のコントローラ6、第1の反応室
21用のコントローラ7、第2の反応室22用のコント
ローラ8にそれぞれ接続されている。
【0032】前記搬送系用のコントローラ6は、ウエハ
カセット27、28と予備室24、移載室23を介し第
1、第2の各反応室21、22との間において行われる
半導体ウエハ30の搬送をシーケンス制御するコントロ
ールボードであって、半導体ウエハ30の存在の有無を
検出するセンサ6aからの検出信号が導かれており、ア
クチュエータ6bに対して制御信号を送出する。また、
シーケンスが終了すると制御部1へ終了信号を送出す
る。
【0033】第1の反応室用のコントローラ7は、第1
の反応室21における半導体ウエハ30のプロセス処理
をシーケンス制御するコントロールボードであって、半
導体ウエハ30の存在の有無を検出するセンサ7aから
の検出信号が導かれ、アクチュエータ7bに制御信号を
送出する。また、シーケンスが終了すると制御部1へ終
了信号を送出する。
【0034】第2の反応室用のコントローラ8は、第2
の反応室22での半導体ウエハ30のプロセス処理をシ
ーケンス制御するコントロールボードであって、半導体
ウエハ30の存在の有無を検出するセンサ8aからの検
出信号が導かれ、アクチュエータ8bに制御信号を送出
する。またシーケンスが終了すると制御部1へ終了信号
を送出する。
【0035】これらのコントローラ6〜8は、各センサ
6a〜8aから出力される検出信号を受けて半導体ウエ
ハ30の移載を行うが、この搬送プロセスは複数のシー
ケンスプログラムによって実行される構成になってい
る。
【0036】図2はこのようなプロセス設備の概略構成
を示している。この図示するプロセス設備は、従来技術
の項で説明した通りであるので、重複する説明は省略す
る。
【0037】図2のプロセス設備において、ウエハカセ
ット27または28と予備室24との間で半導体ウエハ
30を送受する場合、予備室24内が窒素ガスにて大気
状態に保たれる。
【0038】一方、この予備室24と移載室23を介し
て第1、第2の各反応室21、22との間において半導
体ウエハ30を送受する場合、予備室24内が高真空状
態に保たれる。
【0039】なお、第1、第2の各反応室21、22に
おいては、予め設定されるプロセス条件に従って反応ガ
スの流量、真空度、放電電力および温度等を制御しなが
ら、プロセス処理が行われる。
【0040】そして、下記の表4に示すようなシーケン
ス処理内容や前述した表2に示すようなシーケンス実行
条件等を設定して、プロセス設備を起動すると、前記制
御部1がシーケンス制御を行うためにスケジュールコン
トロールタスクを実行する。
【0041】
【表4】
【0042】具体的には、スケジュールコントロールタ
スクが前述した表1に示すようなシーケンススケジュー
ルテーブル等を作成して、経時的に変化するプロセス処
理情報を受けてスループットを最短にするシーケンス処
理を行うものである。
【0043】次に、このプロセス設備によるシーケンス
制御処理動作について、図4に示すフローチャートにし
たがって説明する。
【0044】まず、プロセス設備の運転に際しては、入
力手段2により予めシーケンス処理番号、搬送工程番
号、および半導体ウエハ滞留位置番号を設定する。この
場合は、シーケンス処理内容を表1に示すような条件で
入力すると、図3に示すようなプロセス処理が行われる
ように、処理順序がメモリ3に書き込まれる。
【0045】なお、半導体ウエハ30のプロセス処理を
行うための順序は任意に設定できるが、本実施例では半
導体ウエハ30は第1の反応室21、第2の反応室22
の順序となるように設定してある。
【0046】次に、プロセス設備を運転すると、スケジ
ュールコントロールタスクが起動される。
【0047】前記スケジュールコントロールタスクは、
予めメモリ3に格納されているプロセスの順番とともに
処理シーケンス番号、搬送工程番号および半導体ウエハ
30の滞留位置番号を読みだし、演算手段1cにて演算
を行う。
【0048】そして、図4に示すフローチャートの処理
を実行し、まず、前記した表3に示すようなシーケンス
スケジュールテーブルを作成する(ステップS41)。
【0049】続いて、このスケジュールコントロールタ
スクは、搬送系用のコントローラ6に表1に示すNO1
のシーケンスの実行を出力するとともに、NO1のシー
ケンスの実行時間の計測を開始する(ステップS4
2)。
【0050】次に、コントローラ6〜8からの信号によ
りシーケンスが終了したものがあるかどうかを判別し、
シーケンス終了のものがあると、ステップS45に進む
(ステップS43)。
【0051】ステップS44では、タイマー5から読出
手段1bを介して終了したシーケンスの実行時間を読み
だし、メモリ3より平均実行時間を読出手段1bより読
みだし、演算手段1cで平均をやり直し、結果を書込み
手段1aを介してメモリ3に書き込む。
【0052】引き続き、タイマー5から読出手段1bを
介して読みだした現在実行中のシーケンスの開始時点か
らの中途経過時間とメモリ3から読みだした実行平均時
間からシーケンスの終了時間を計算する(ステップS4
5)。
【0053】さらに、表3のスケジュールテーブル、表
4のシーケンス実行条件および前記ステップS45で計
算したシーケンス終了時間から実行可能なシーケンスを
探索する(ステップS46)。
【0054】この結果、実行可能なシーケンスがあるか
どうかを判別し(ステップS47)、実行可能なシーケ
ンスがなければステップS43に移行してステップS4
3〜S47を繰り返す。ステップS47で実行可能なシ
ーケンスがあれば指令信号をコントローラ6〜8のうち
の対応するものに出力した後(ステップS48)、時間
計測を開始する(ステップS49)。そしてステップS
43に戻って上記と同様な動作を以降繰り返す。
【0055】そして、図3に示すように第1の反応室2
1と移載室23との半導体ウエハ30の入替え時間をT
1、第2の反応室22と移載室23との半導体ウエハ3
0の入替え時間をT2、移載室23と予備室24との半
導体ウエハ30の入替え時間をT3、第1の反応室21
でのNO1の半導体ウエハ30aの処理終了迄の時間を
T4とする。
【0056】この状態でステップ46での実行可能なシ
ーケンスの探索は、スケジュールテーブルよりNO1の
半導体ウエハ30aの次のシーケンスは移載室23への
移載、NO2の半導体ウエハ30bの次のシーケンスも
移載室23への移載であることが判断でき、シーケンス
実行条件よりどちらのシーケンスも実行可能であること
が判断できる。
【0057】そこで、実行可能な複数のシーケンスの内
どれを優先して実行すべきかの判断は、時間計算による
ものとする。
【0058】仮に、この状態からシーケンスが進みNO
1の半導体ウエハ30aが第2の反応室22に移載さ
れ、NO2の半導体ウエハ30bが予備室24に移載さ
れるには、NO2の半導体ウエハ30bを先に移載室2
3に移載する場合の各半導体ウエハ30a、30bの流
れは、先ずNO1の半導体ウエハ30bが、第2の反応
室22→移載室23→予備室24へと移載された後、N
O1の半導体ウエハ30aが第1の反応室21→移載室
23→第2の反応室22となるので、これに必要な時間
はT1+T2×2+T3となる。
【0059】一方、NO2半導体ウエハ30bのプロセ
ス処理終了を待ってNO1の半導体ウエハ30aを先に
移載室23に移載されるには、NO1の半導体ウエハ3
0aのプロセス処理待ち→移載室23→第2の反応室2
2(同時に第2の半導体ウエハ30bが第2の反応室2
2→移載室23)→予備室24となるので、これに要す
る時間は、T1+T2+T3+T4になる。
【0060】このため、T2がT4よりも大きいときは
NO1の半導体ウエハ30aの処理終了を待ち、NO1
の半導体ウエハ30aを移載室23に移載した方がスル
ープットが短くなるため、この移載シーケンスが実行可
能であると判断する。
【0061】以上のようなシーケンス制御により、各種
のプロセス処理の実際条件に即したシーケンス制御をそ
の時々の最短時間にて行うことができ、処理の安定と処
理時間の短縮とを図ることができる。
【0062】特に、前記シーケンスの実行時間が、各回
の計測時間の平均化したものであることにより、シーケ
ンス制御の経時的な変化にもリアルタイムにてイレギュ
ラーなくより安定して対応することができる。
【0063】したがって、最短のスループットで種々の
プロセスパターンに対応することができる。
【0064】なお、本発明は上記のような実施例に限定
されることはなく、種々のプロセス設備のシーケンス制
御に適用することができる。また、シーケンスの実行時
間についても、各回の実行時間の平均化したもの以外
に、最大と最小の実行時間を省略して平均化したもの
や、あるいは最新の実行時間のみを採用すると云ったこ
ともでき、各種条件に合わせて種々に設定することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】本発明のプロセス設備のシーケンス制御
装置によれば、シーケンスの終了があるとき、現に実行
されているシーケンスの終了時間を、予め設定されたプ
ロセス処理の順番、およびシーケンス実行条件情報に対
し現時点の情報として加味して、最短スループットとな
る実行可能なシーケンスを探索し、これを実行シーケン
スとして指令し、各種のプロセス処理の実際条件に即し
たシーケンス制御を最短時間にて行えるようにするの
で、その時々の最短のスループットで種々のプロセスパ
ターンに対応することができ、処理の安定と処理時間の
短縮とを図ることができる。
【0066】この場合、前記シーケンスの実行時間が、
各回の計測時間の平均化したものであると、シーケンス
制御の経時的な変化にもリアルタイムにてイレギュラー
なくより安定して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例としてのプロセス
設備の制御部の電気回路のブロック線図である。
【図2】プロセス設備の概略構成図である。
【図3】プロセス設備のプロセス処理を示す説明図であ
る。
【図4】図1の制御部のシーケンス制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】従来のシーケンス制御動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 制御部 1a 書込み手段 1b 読出手段 1c 演算手段 1d 判断手段 1e 出力手段 2 入力手段 3 メモリ 4 CRT 5 タイマー 6 搬送系用のコントローラ 6a センサ 6b アクチュエータ 7 第1の反応室用のコントローラ 7a センサ 7b アクチュエータ 8 第2の反応室用のコントローラ 8a センサ 8b アクチュエータ 21 第1のプロセス処理部 22 第2のプロセス処理部 23 移載室 24 予備室 25、26 ウエハチャックアーム 28、29 ウエハカセット 30、30a、30b 処理対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/02 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の処理対象物に対し順次に異なった
    プロセス処理を行う複数の処理部にて、異なった処理対
    象物に対し並行して処理し、またこの処理のためにこれ
    ら複数の処理部に各処理対象物を順次に搬入し、また搬
    出して前記処理を行う各動作を、メモリに格納された、
    処理対象物ごとに設定される複数のプロセス処理部によ
    る処理の順番、および各シーケンスにつき予め設定され
    ている実行条件情報に従ったシーケンス制御により実行
    するようにしたプロセス設備のシーケンス制御装置にお
    いて、 各シーケンスが実行されるときの実行時間を計測してメ
    モリに格納する手段と、終了したシーケンスがあると
    き、現に実行されているシーケンスにつき計測されてい
    る中途経過時間および既に計測されメモリに格納された
    前記実行時間から現に実行されているシーケンスの終了
    時間を演算し、この演算したシーケンスの終了時間、メ
    モリに格納されたプロセス処理の順番、およびシーケン
    ス実行条件情報から、最短スループットとなる実行可能
    なシーケンスを探索し、これを実行シーケンスとして指
    令する実行シーケンス選択手段とを備えたことを特徴と
    するプロセス設備のシーケンス制御装置。
  2. 【請求項2】 シーケンスの終了時間の演算を行う実行
    時間は、各シーケンスごとのシーケンスの実行時間を平
    均化したものである請求項1に記載のプロセス設備のシ
    ーケンス制御装置。
JP5195965A 1993-08-06 1993-08-06 プロセス設備のシーケンス制御装置 Pending JPH0750333A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001135699A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Yasuto Karasawa 基板搬送装置
JP2011129870A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Samsung Mobile Display Co Ltd 薄膜トランジスタ製造装置
CN108854855A (zh) * 2018-06-19 2018-11-23 国家能源投资集团有限责任公司 烯烃转化反应器进料预处理器的设备信息显示方法和介质

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