JPH0522274U - フロアとバツクのパネル結合構造 - Google Patents

フロアとバツクのパネル結合構造

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JPH0522274U
JPH0522274U JP7956991U JP7956991U JPH0522274U JP H0522274 U JPH0522274 U JP H0522274U JP 7956991 U JP7956991 U JP 7956991U JP 7956991 U JP7956991 U JP 7956991U JP H0522274 U JPH0522274 U JP H0522274U
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floor
floor panel
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斎藤  弘
静枝 戸口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大中型キャブを構成するフロアパネル7の後
端の立ち上り9の後面に沿って、リヤシル11が接して
立ち上り、このリヤシル11に対してバックパネル1が
取付けられる構造において、フロアパネル7とリヤシル
11との間のスポット溶接部で亀裂が生じにくくする。 【構成】 上記構造において、さらにバックインナパネ
ル3の下端25がフロアパネル7の立ち上り9の前面に
沿って接し、フロアパネル7、リヤシル11、バックイ
ンナパネル3の三枚のパネルを重ね合わせてスポット溶
接19によって結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の大中型キャブを構成するフロアとバックのパネル結合構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は自動車、すなわちトレーラなどの大中型キャブのバックパネルを取り外 した状態を示す斜視図である。この図、及びその縦断面図である図3に示すよう に、バックパネル1は波形の水平断面を有するインナパネル3とアウターパネル 5から成る。そして、フロアパネル7の後端の立ち上り9の後面に沿ってリヤシ ル11が接して立ち上がり、このリヤシル11に対してバックインナパネル3の 下端が接する。また、リヤシルの立ち上り13の先端にはフランジ15が設けら れ、このフランジ15に対しバックアウターパネル5の下端のフランジ17が接 している。そして各接点においてスポット溶接(図中、太線で示す)が行われて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の構造では、まんがいちのキャブの衝突の際に、フロアパネル7 の後端の立ち上り9とリヤシル11とが接している部分を結合するスポット溶接 19が剥離方向の荷重を受けやすく、スポット溶接部に亀裂が生じる恐れがある 。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するために成されたもので、フロアパネルの後 端の立ち上りとリヤシルとのスポット溶接に亀裂が生じにくいフロアとバックの パネル結合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、自動車の大中型キャブ のフロアパネルの後端と、該フロアパネルの後端の後面を補強するリヤシルと、 バックインナパネルの下端とを重ね合わせてスポット溶接したことを特徴とする フロアとバックのパネル結合構造である。
【0006】
【作用】
フロアパネルの後端とリヤシルとバックパネルの下端との三者が重ね合わされ 、いわばフロアパネルの後端をサンドイッチにしてスポット溶接が行なわれる。 このため、剥離方向の荷重を受けにくく、逆にスポット溶接に有利な剪断方向の 荷重として受けるので強度を大きくできる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1を中心にして説明する。フロントウインドガラ ス21の下方にはフロントパネル23が設けられ、このフロントパネル23に対 しフロアパネル7が設けられている。フロアパネル7の後端にはリヤシル11が 設けられている。すなわち、リヤシル11の前方はフロアパネル7の下面にスポ ット溶接され、リヤシル11の後方はフロアパネル7の後端の立ち上り9の後面 に接して立ち上っている。さらに、バックインナパネル3の下端25が延長され 、前記フロアパネル7の立ち上り9の前面に接している。これら3枚のパネル1 1,9,25が重ね合わされてスポット溶接19で結合されている。
【0008】 また、フロアパネル7の立ち上り9から離れた上方では、バックインナパネル 3とリヤシル11とが接してスポット溶接27で結合されている。リヤシル11 の上端にはフランジ13が形成され、バックアウターパネル5下端のフランジ1 7と接し、両フランジ15,17がスポット溶接29で結合されている。バック アウターパネル5の中央部付近にはバックインナパネル3の凹面31がスポット 溶接33で結合されている。さらに、バックアウターパネル5とバックインナパ ネル3は上端において綴じ合わされてスポット溶接35で結合され、シール材3 7を介してリヤウインドガラス39が取付けられる。
【0009】 さて、キャブのまんがいちの衝突時には大きな荷重がフロアパネル7などに加 わるが、この荷重は、フロアパネル7の後端の立ち上り9においては剥離方向荷 重として働くことはない。すなわち、立ち上り9は、リヤシル11の立ち上り1 3及びバックインナパネル3との間でサンドイッチ状に挟まれスポット溶接され ているので、フロアパネル7の立ち上り9自体にはパネル面に対し直角な方向の 荷重、すなわち剥離方向荷重は生じない。かわりにパネル面に平行な剪断方向荷 重が働く。しかしながら、スポット溶接部は、剪断方向荷重に対する強度が剥離 方向荷重に対する強度よりも数倍優れており、従って、このフロアパネル7の立 ち上り9付近の構造強度を十分に大きくすることができる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のフロアとバックのパネル結合構造によれば、フ ロアパネルの後端をリヤシルとバックパネルの下端とでいわばサンドイッチ状に 挟んでスポット溶接することで、キャブが衝突した際などに生ずる大きな荷重を フロアパネルの面に直角な剥離方向の荷重として受けにくくし、各パネルの面に 平行な剪断方向の荷重として受けることができる。すなわち、スポット溶接は剪 断方向の荷重には強いので、全体として構造の強度も高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すキャブの縦断面図であ
る。
【図2】図1の断面を有するキャブの一部分解斜視図で
ある。
【図3】図2の従来における縦断面図である。
【符号の説明】
1 バックパネル 2 バックインナパネル 5 バックアウターパネル 7 フロアパネル 11 リヤシル 19 スポット溶接 21 フロントウインドガラス 39 リヤウインドガラス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の大中型キャブのフロアパネルの後
    端と、該フロアパネルの後端の後面を補強するリヤシル
    と、バックインナパネルの下端とを重ね合わせてスポッ
    ト溶接したことを特徴とするフロアとバックのパネル結
    合構造。
JP1991079569U 1991-09-04 1991-09-04 フロアとバックのパネル結合構造 Expired - Lifetime JP2567899Y2 (ja)

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JP2567899Y2 JP2567899Y2 (ja) 1998-04-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3047891U (ja) * 1997-04-30 1998-04-28 隆史 土沼 ピアノ鍵盤譜

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3047891U (ja) * 1997-04-30 1998-04-28 隆史 土沼 ピアノ鍵盤譜

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