JPS5837727Y2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
- Publication number
- JPS5837727Y2 JPS5837727Y2 JP11073779U JP11073779U JPS5837727Y2 JP S5837727 Y2 JPS5837727 Y2 JP S5837727Y2 JP 11073779 U JP11073779 U JP 11073779U JP 11073779 U JP11073779 U JP 11073779U JP S5837727 Y2 JPS5837727 Y2 JP S5837727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler plate
- reinforcement
- welded
- side member
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキャビン後下部のフィラープレート部におげ
ろ車体の強度アップを図った自動車の車体構造に関する
ものである。
ろ車体の強度アップを図った自動車の車体構造に関する
ものである。
第１図に示すようなキャブオーバ型車のキャビン１の後
下部のフィラーブレードは従来第２図に示すような構造
であった。
下部のフィラーブレードは従来第２図に示すような構造
であった。
図において２はフィラープレート、３はピラーアウター
、４はレインフォースメント、５は底板であり、上記フ
ィラープレート２はレインフォースメント４のフランジ
４ａとスポット溶接され、またフィラープレート２およ
びピラーアウター３はそれぞれ底板５のフランジ５ ａ
ｓ ５ ｂにスポット溶接されている。
、４はレインフォースメント、５は底板であり、上記フ
ィラープレート２はレインフォースメント４のフランジ
４ａとスポット溶接され、またフィラープレート２およ
びピラーアウター３はそれぞれ底板５のフランジ５ ａ
ｓ ５ ｂにスポット溶接されている。
従来のフィラープレート２の構造は以上のようなもので
あったので、第２図に示されるように横方向に荷重Ｆ
７５切０えられた場合、スポット溶接部分に剥離方向の
加重力切口わり、スポット溶接は剥離方向の加重に弱い
ので低荷重でも亀裂が発生するという欠点があった。
あったので、第２図に示されるように横方向に荷重Ｆ
７５切０えられた場合、スポット溶接部分に剥離方向の
加重力切口わり、スポット溶接は剥離方向の加重に弱い
ので低荷重でも亀裂が発生するという欠点があった。
またフィラープレート２およびピラーアウター３と底板
５のフランジ５ａ。
５のフランジ５ａ。
５ｂとの溶接は下方からスポット溶接するためその作業
性が悪いが、この作業性の悪い部分が２箇所もあるとい
う欠点があった。
性が悪いが、この作業性の悪い部分が２箇所もあるとい
う欠点があった。
この考案は以上のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、キャビン後下部のクロスメンバー
の側端に溶接されたフィラープレートの下端部を外方に
曲折するとともに、上記クロスメンバーに溶接されフィ
ラープレートとほぼ平行に配置された断面Ｕ字状のサイ
ドメンバーと上記フィラープレートとの間に平板状のレ
インフォースメントを設け、このレインフォースメント
のフィラープレート側の下端部をフィラープレートの下
端曲折部に対応して外方に突出させるとともに、前記レ
インフォースメントのサイドメンバー側の下端部をサイ
ドメンバーの側面および下面に沿って突出させることに
より、横方向の荷重をスポット部のせん断方向で受ける
ようにして結合部の強度アップを図った自動車の車体構
造を提供することを目的としている。
めになされたもので、キャビン後下部のクロスメンバー
の側端に溶接されたフィラープレートの下端部を外方に
曲折するとともに、上記クロスメンバーに溶接されフィ
ラープレートとほぼ平行に配置された断面Ｕ字状のサイ
ドメンバーと上記フィラープレートとの間に平板状のレ
インフォースメントを設け、このレインフォースメント
のフィラープレート側の下端部をフィラープレートの下
端曲折部に対応して外方に突出させるとともに、前記レ
インフォースメントのサイドメンバー側の下端部をサイ
ドメンバーの側面および下面に沿って突出させることに
より、横方向の荷重をスポット部のせん断方向で受ける
ようにして結合部の強度アップを図った自動車の車体構
造を提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を図について説明する。
第３図および第４図はこの考案の一実施例による自動車
の車体構造を示し１図において、６はキャビン１の後下
部に設けられたクロスメンバーであり、このクロスメン
バー６０側端にはフィラープレート８が溶接されており
、このフィラープレート８の下端部は外方に曲折されて
、下端曲折部８ａが形成されている。
の車体構造を示し１図において、６はキャビン１の後下
部に設けられたクロスメンバーであり、このクロスメン
バー６０側端にはフィラープレート８が溶接されており
、このフィラープレート８の下端部は外方に曲折されて
、下端曲折部８ａが形成されている。
また上記クロスメンバー６には断面Ｕ字状で、その高さ
が前方に行くに従い低くなるサイドメンバー９がフィラ
ープレート８とはホ平行に形成されており、このサイド
メンバー９の上面にはフロアパネル９がサイドメンバー
９のフランジ９ａ、９ｂに固着して設けられており、上
記フロアノドネル１０の上端はクロスメンバー６のフラ
ンジ６ａの上面に固着されている。
が前方に行くに従い低くなるサイドメンバー９がフィラ
ープレート８とはホ平行に形成されており、このサイド
メンバー９の上面にはフロアパネル９がサイドメンバー
９のフランジ９ａ、９ｂに固着して設けられており、上
記フロアノドネル１０の上端はクロスメンバー６のフラ
ンジ６ａの上面に固着されている。
又、サイドメンバー９０後端で、かつ、クロスメンバー
６の下側には、Ｕ字状のキャブマウントプラケット７が
フランジ７ａ、７ｂによりクロスメンバー６に固定され
ている。
６の下側には、Ｕ字状のキャブマウントプラケット７が
フランジ７ａ、７ｂによりクロスメンバー６に固定され
ている。
上記フィラープレート８と上記サイドメンバー９との間
にはレインフォースメント１１が設けられており、その
上端部１１ａはクロスメンバー６のフランジ６ａの下面
に溶接固着されており、その上端側部のフランジ１１ｂ
はフィラープレート８の側面に溶接固着されている。
にはレインフォースメント１１が設けられており、その
上端部１１ａはクロスメンバー６のフランジ６ａの下面
に溶接固着されており、その上端側部のフランジ１１ｂ
はフィラープレート８の側面に溶接固着されている。
また該レインフォースメント１１のフィラープレート８
側の下端部１１ｃはフィラープレート８の下端曲折部８
ａに沿って突出して形成されており、該レインフォース
メント１１のフィラープレート８側の側縁全体がフラン
ジｌｉｄによりフィラープレート８に溶接固着されてい
る。
側の下端部１１ｃはフィラープレート８の下端曲折部８
ａに沿って突出して形成されており、該レインフォース
メント１１のフィラープレート８側の側縁全体がフラン
ジｌｉｄによりフィラープレート８に溶接固着されてい
る。
また上記レインフォースメント１１のサイドメンバー９
側の下端部１１ｅはサイドメンバー９の側面から下面に
かげての曲面に沿って突出して形成されており、該レイ
ンフォースメント１１のサイドメンバー９側の側縁全体
がフランジ１１ｆＶｃよりサイドメンバー９に溶接固着
されている。
側の下端部１１ｅはサイドメンバー９の側面から下面に
かげての曲面に沿って突出して形成されており、該レイ
ンフォースメント１１のサイドメンバー９側の側縁全体
がフランジ１１ｆＶｃよりサイドメンバー９に溶接固着
されている。
また上記フィラープレート８のレインフォースメント１
１より前部は図のように段を付けて折曲げて形成されて
おり、さらにその段付部分８ｂの前部の内側は該段付部
分８ｂと同形状のサイドシル１２が設けられている。
１より前部は図のように段を付けて折曲げて形成されて
おり、さらにその段付部分８ｂの前部の内側は該段付部
分８ｂと同形状のサイドシル１２が設けられている。
また１３はピラーアウターであり、溶接箇所１３ａにお
いてフィラープレート８に溶接されている。
いてフィラープレート８に溶接されている。
以上のような構成になる本実施例の車体構造によれば、
フィラープレート８の下端曲折部８ａとレインフォース
メント１１の下端部１１ｃとのスポット溶接部、および
サイドメンバー９の側平面とレインフォースメント１１
の下端部１１ｅとのスポット溶接部がぜん断方向で横荷
重Ｆを受けるため、結合部の強度アップを図ることがで
きる。
フィラープレート８の下端曲折部８ａとレインフォース
メント１１の下端部１１ｃとのスポット溶接部、および
サイドメンバー９の側平面とレインフォースメント１１
の下端部１１ｅとのスポット溶接部がぜん断方向で横荷
重Ｆを受けるため、結合部の強度アップを図ることがで
きる。
また従来構造では、下からのスポット溶接の作業性の悪
い部分が２箇所あったが７本考案ではフィラープレート
８とピラーアウター１３との溶接部１３ａの１カ所だけ
であり１作業性が改善されている。
い部分が２箇所あったが７本考案ではフィラープレート
８とピラーアウター１３との溶接部１３ａの１カ所だけ
であり１作業性が改善されている。
以上のように、この考案によれば、クロスメンバーに溶
接されたフィラープレートの下端部な外方に折曲げると
ともに、上記クロスメンバーに溶接されフィラープレー
トとほぼ平行に配置された断面Ｕ字状のサイドメンバー
と上記フィラープレートとの間にレインフォースメント
を設け、このレインフォースメントのフィラープレート
側の下端部をフィラープレートの曲折部に沿って突出さ
せてその側縁全体を溶接し、サイドメンバー側の下端部
をサイドメンバーの側面および下面に沿って突出させて
その側縁全体を溶接することにより。
接されたフィラープレートの下端部な外方に折曲げると
ともに、上記クロスメンバーに溶接されフィラープレー
トとほぼ平行に配置された断面Ｕ字状のサイドメンバー
と上記フィラープレートとの間にレインフォースメント
を設け、このレインフォースメントのフィラープレート
側の下端部をフィラープレートの曲折部に沿って突出さ
せてその側縁全体を溶接し、サイドメンバー側の下端部
をサイドメンバーの側面および下面に沿って突出させて
その側縁全体を溶接することにより。
スポット溶接部に対する横荷重なせん断方向で受けて車
体構造の強度アンプを図ることができるとともに１作業
性を改善できる効果がある。
体構造の強度アンプを図ることができるとともに１作業
性を改善できる効果がある。
第１図は自動車のキャビンを示す側面図、第２図は従来
構造の第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図はこの考案の一
実施例による自動車の車体構造の一部切開斜視図、第４
図は第３図の断面図である。 １・・・・・・キャビン ６・・・・・・クロスメンバ
ー、８・・・・・・フィラープレート、１９・・・・・
・サイドメンバー１１・・・・・・レインフォースメン
ト。
構造の第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図はこの考案の一
実施例による自動車の車体構造の一部切開斜視図、第４
図は第３図の断面図である。 １・・・・・・キャビン ６・・・・・・クロスメンバ
ー、８・・・・・・フィラープレート、１９・・・・・
・サイドメンバー１１・・・・・・レインフォースメン
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 キャビン後下部にクロスメンバーを横方向に設け、この
クロスメンバーの側端に溶接されたフィラープレートの
下端部を外方に曲折し、断面Ｕ字状のサイドメンバーな
上記クロスメンバーに溶接して上記フィラープレートと
ほぼ平行に配置し。 このサイドメンバーと上記フィラープレートとの間に平
板状のレインフォースメントを設け、該レインフォース
メントの上端を上記クロスメンバーに溶接し、該レイン
フォースメントの上記フィラープレート側の下端部を該
フィラープレートの下端曲折部に沿って突出させてその
側縁全体を該フィラープレートに溶接し、上記レインフ
ォースメントの上記サイドメンバー側の下端部を該サイ
ドメンバーの測面および下面に沿って突出させてその側
縁全体を該サイドメンバーに溶接したことを特徴とする
自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073779U JPS5837727Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073779U JPS5837727Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628462U JPS5628462U (ja) | 1981-03-17 |
| JPS5837727Y2 true JPS5837727Y2 (ja) | 1983-08-25 |
Family
ID=29343256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073779U Expired JPS5837727Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837727Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60191580U (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-19 | マツダ株式会社 | 自動車の下部車体構造 |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP11073779U patent/JPS5837727Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5628462U (ja) | 1981-03-17 |
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