JPS6127782Y2 - - Google Patents

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JPS6127782Y2
JPS6127782Y2 JP4504881U JP4504881U JPS6127782Y2 JP S6127782 Y2 JPS6127782 Y2 JP S6127782Y2 JP 4504881 U JP4504881 U JP 4504881U JP 4504881 U JP4504881 U JP 4504881U JP S6127782 Y2 JPS6127782 Y2 JP S6127782Y2
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JP
Japan
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door
inner panel
sash
stop surface
door sash
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JP4504881U
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JPS57157694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のドアサツシユ取付部の構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車のドアは、閉じる際には戸当り部に対し
て大きな衝撃力が働き、また走行時にはもまれや
振動を受けるようになつている。
〔考案発明が解決しようとする問題点〕
このため、実開昭51−41820号公報にみられる
ような従来の構造を有するドアにおいては、第1
図におけるA部、すなわち第2図で示すドアイン
ナーパネル2の、戸当り面22のドアサツシユ3
への接合部分と巾出し面23とが交わる部分の近
傍Bにおいて亀裂を生じることが多かつた。
そして、この亀裂の原因として、本考案者ら
は、ドアインナーパネル2の戸当り面22および
これと交わる巾出し面23などが前後左右にもま
れるにもかかわらず、戸当り面22とドアサツシ
ユ3との接合部分とが巾がせまい線接触とも言え
る溶接だけで結合されていること、およびドアイ
ンナーパネル2の戸当り面22が巾出し面23へ
と直角に曲げられていること、に起因することを
見い出した。
本考案は、このような原因に起因してドアイン
ナーパネルのドアサツシユへの取付部に亀裂が生
じる問題をなくすことを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために、ド
アサツシユ3とドアインナーパネル2の接合部に
おいて、ドアインナーパネル2は、その戸当り面
22と巾出し面23とが直角に交わる上端部近傍
に、ビード部24を設けると共に、このビード部
24により形成されるドアインナーパネル2とド
アサツシユ3との間の空所26内に、ドアインナ
ーパネル2の天井部29の外側縁を下方に折り曲
げて形成したフランジ25を、挿入するように前
後方向に延長し、このフランジ延長部27とドア
サツシユ3とを溶接すると共に、インナーパネル
2の戸当り面22とドアサツシユ3との接合部も
溶接するようにしたものである。
〔実施例〕 以下、第3図から第6図を参照して本考案の実
施例を説明する。
第3図と第4図に示す如くドアサツシユ3は、
ドアアウターパネル1とドアインナーパネル2と
の間の間隙に嵌合され、ドアインナーパネル2
の、ドアサツシユ3と面接触している戸当り面2
2とドアの厚みを形成する巾出し面23とは、直
角に交わつており、その上端部近傍には第5図に
示すような断面形状をなすビード部24が設けら
れている。
ビード部24は、第3図に示すように逆三角錐
状をしており、変形に強い形状でもある。
ドアインナーパネル2は、天井部29の外側縁
を下方に折り曲げて形成したフランジ25を形成
しているが、このフランジ部25の前後方向の延
長部27を、ビード部24によりドアサツシユ3
とドアインナーパネル2との間に形成される空所
26に挿入し、これを、強度的にも非常に頑強な
サツシユ3と面接触させ溶接して結合している。
また、ドアインナーパネル2とドアサツシユ3
との接合部28は、溶接仕上げしており、この際
フランジ部延長部27もドアサツシユ3に同時に
溶接仕上げできる。
〔考案の効果〕
本考案は、このような構成にしたので、ドアの
開閉時に、第4図の矢印Cに示される左右方向の
力すなわちセンターピラー等のドアの、受部4と
の衝撃によるもまれに対しては、ドアインナーパ
ネル2の戸当り面22への力が、その広い面積を
介して頑強なドアサツシユ3に分散されると共
に、ビード部24によりドアインナーパネル2
の、戸当り面22と巾出し面23との交わり部が
補強されているためめ、ドアインナーパネル2の
戸当り面22のドアサツシユ3との接合部分と巾
出し面23とが交わる部分の近傍において亀裂の
発生を防止することができ、また走行時の振動に
よる第4図に示される矢印Dの前後方向のもまれ
に対しては、フランジ25の延長部27のドアサ
ツシユ3への溶接でドアインナーパネル2の前後
方向における強度が著しく増大されることと、ビ
ード部24により戸当り面22と巾出し面23と
の交わり部の前後方向の強度が増大したことなど
により、ドアインナーパネル2の変形,上記のイ
ンナーパネル2の戸当り面22と巾出し面23と
が交わる近傍の亀裂も防止でき、更に、ビード部
24によりドアインナーパネル2の接合部28で
の強度も増すという幾多の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はドアにおける本考案の考案箇所を示す
図、第2図は従来例の説明図、第3図は本考案の
一実施例の斜視図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は第3図の−線断面図である。 2……ドアインナーパネル、3……ドアサツシ
ユ、22……戸当り面、23……巾出し面、24
……ビード部、25……フランジ、27……延長
部、29……天井部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアサツシユ3とドアインナーパネル2の接合
    部において、ドアインナーパネル2は、その戸当
    り面22と巾出し面23とが直角に交わる上端部
    近傍に、ビード部24を設けると共に、このビー
    ド部24により形成されるドアインナーパネル2
    とドアサツシユ3との間の空所26内に、ドアイ
    ンナーパネル2の天井部29の外側縁を下方に折
    り曲げて形成したフランジ25を、挿入するよう
    に前後方向に延長し、このフランジ延長部、27
    とドアサツシユ3とを溶接すると共に、インナー
    パネル2の戸当り面22とドアサツシユ3との接
    合部も溶接するようにしてなる自動車のドアサツ
    シユ取付部の構造。
JP4504881U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6127782Y2 (ja)

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JP4504881U JPS6127782Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JP4504881U JPS6127782Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JPS57157694U JPS57157694U (ja) 1982-10-04
JPS6127782Y2 true JPS6127782Y2 (ja) 1986-08-19

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ID=29841956

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JP4504881U Expired JPS6127782Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JP4735252B2 (ja) * 2005-12-28 2011-07-27 トヨタ車体株式会社 車両用ドア

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JPS57157694U (ja) 1982-10-04

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