JPS638532Y2 - - Google Patents

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JPS638532Y2
JPS638532Y2 JP208082U JP208082U JPS638532Y2 JP S638532 Y2 JPS638532 Y2 JP S638532Y2 JP 208082 U JP208082 U JP 208082U JP 208082 U JP208082 U JP 208082U JP S638532 Y2 JPS638532 Y2 JP S638532Y2
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JP
Japan
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gusset
aggregate
flange
aggregates
bent
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JP208082U
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English (en)
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JPS58104761U (ja
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Publication of JPS638532Y2 publication Critical patent/JPS638532Y2/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断面形状の異なる骨材をガセツトを用
いて結合する段違い骨組結合装置に関する。
一般に、骨組構造においては、2本の骨材が一
定の角度をもつて交わる個所例えば直交する個所
が多い。従来はこの交叉個所をアーク溶接により
双方の骨材を結合していた。
しかし、近年多用されて来たステンレス材製の
鉄動車両において、各骨材をアーク溶接により結
合すると、長期間の使用後にそのアーク溶接部に
クラツクが生じ、車両の弱体化を誘発するおそれ
がある。
そこで、従来は2本の骨組に掛け渡したガセツ
トと骨組とをスポツト溶接することにより結合し
ていた。なぜなら、スポツト溶接の場合にはクラ
ツク発生のおそれがなく、車体の強度を長期間維
持できるからである。
第1図はその種の従来の結合装置を示してい
る。
この第1図の装置は、断面略C形の骨材1の背
面1aに、断面形状がその骨材1と同じ骨材2の
端面を当てがつて、両骨材1,2を直交させ、両
骨材1,2のフランジ部1b,2bに平板状ガセ
ツト3,3を掛け渡してスポツト溶接4するとと
もに、両骨材1,2の背面1a,2aにL形断面
のウエブ5を当接しスポツト溶接6することによ
り結合している。
この装置は骨材2に作用する曲げモーメントM
や、結合部に作用するせん断力Fを十分に支える
ことができる。
しかしながら、第2〜3図に示すように各骨材
1,2の断面形状が異なる場合には、十分な結合
強度を発揮することができない。
即ち、一方の骨材1のフランジ1b,1b間の
間隔が、他方の骨材のフランジ2b,2b間の間
隔より大きいため、双方の下方のフランジ1b,
2bの間に段違いが生じる。この段違いフランジ
1b,2b部分を第1図と同様に帯状のガセツト
7で結合すると、ガセツト7の中間部にたるみ部
分7aが形成される。このたるみ部分7aは骨材
2に曲がモーメントMが作用すると圧縮力を受け
て第3図のように座屈するおそれがある。従つ
て、強度的に弱くなるという不都合があつた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、結合部に段違いが形成される骨材を十分な強
度をもつて結合することのできる段違い骨組結合
構造を提供することを目的とする。
以下、本考案を第4〜9図に示す実施例につい
て説明する。
第4〜8図は本考案の一実施例を示す。
本実施例は第2〜3図と同様にフランジ1b,
1b間の間隔の大きい骨材1にフランジ2b,2
b間の間隔の小さい骨材2を直角に交わらせて結
合したものである。双方の骨材1,2のうち同一
平面状に位置するフランジ1b,2b(本実施例
では上面フランジ)は、平板状ガセツト3を掛け
渡し、スポツト溶接4,4により結合されてい
る。
一方、段違いに位置する下面フランジ部1b,
2bは剛性の大きい折曲げガセツト8により結合
されている。この折曲げガセツト8は、第8図に
示すような展開形状を有する基板9を曲げ線9
a,9b,9cに沿つて折曲げて形成されてい
る。その形状は、双方のフランジ1b,2bに掛
渡された平板部8aを中心として、双方のフラン
ジ1b,2bにそれぞれ当接されるフランジ当て
部8b,8cと、骨材2の背面に当接される背面
当て部8dとで形成されている。そして、この折
曲げガセツト8はフランジ1b,2bとフランジ
当て部8b,8cとをスポツト溶接10,11す
るとともに、背面2aと背面当て部8dとをスポ
ツト溶接12することにより双方の骨材1,2を
結合している。
本考案の折曲げガセツトは、平板部8aからフ
ランジ当て部8b,8cと背面当て部8dを3方
に折曲げたので剛性が大きい。そして、第5図に
示すように、骨材2に曲げモーメントMが作用し
た場合、平板部8aと背面当て当部8dとがその
曲げモーメントMを十分に支える。これは、平板
部8aと背面当て部8dとが略L字形に直角に曲
げられた形状をしていて断面係数が大きいからで
ある。
第9図は折曲げガセツト8の他の実施例を示
し、背面当て部8dから更に骨材1の背面1aに
当接される背面当て部8eを直角に曲げて連続形
成したものである。この新たな背面当て部8eを
骨材1の背面1aにスポツト溶接すれば、折曲げ
ガセツト8の耐曲げモーメント強度が更に増大
し、強固な結合が行なわれる。
なお、骨材1と2の交わり角が直角でない場合
にも本考案は容易に適用でき、またガセツトと骨
材との結合はスポツト溶接以外のボルトナツトや
リベツト等を用いて結合してもよい。また、構成
各部がステンレス材でない場合にも適用すること
ができる。
このように本考案は、簡単な構造により段違い
骨組を耐曲げ強度および耐せん断強度を十分に大
きく維持して結合することができ、特に構成部材
がステンレス材である場合には簡単なスポツト溶
接によりガセツトと骨材とを結合することにより
剛性の十分に大きい結合を得ることができ、後の
クラツク発生のおそれもなくなり、製作も簡単
で、コストも低廉になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の結合装置の一例を示す斜視図、
第2〜3図は従来の段違い骨組結合装置の一例を
示す正面図、第4〜8図は本考案の段違い骨組結
合装置の一実施例を示し、第4図は平面図、第5
図は正面図、第6図は底面図、第7図は第4図の
左側面図、第8図は折曲げガセツトの展開図、第
9図は折曲げガセツトの他の実施例を示す斜視図
である。 1,2……骨材、1a,2a……背面、1b,
2b……フランジ、3……平板状ガセツト、8…
…折曲げガセツト、8a……平面部、8b,8c
……フランジ当て部、8d……背面当て部、4,
10,11,12……スポツト溶接。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フランジ間隔の大きい略C形断面をした一方
    の骨材の背面に、フランジ間隔の小さい略C形
    断面をした他方の骨材の端面を当てがい、双方
    の骨材に掛け渡したガセツトを介して双方の骨
    材を結合した段違い骨組結合装置において、前
    記ガセツトは平板状ガセツトと折曲げ状ガセツ
    トとからなり、この平板状ガセツトは同一平面
    内に位置する前記双方の骨材のフランジ間に掛
    け渡され各フランジ部と結合される平板状に形
    成されており、折曲げ状ガセツトは段違いに位
    置する前記双方の骨材のフランジ間に掛け渡さ
    れるとともに、そのフランジ部の双方に当接さ
    れるフランジ当て部と前記他方の骨材の背面に
    当接される背面当て部とを平面部からそれぞれ
    折曲げ形成されており、そのフランジ当て部お
    よび背面当て部をそれぞれ段違いフランジ部お
    よび背面に結合されていることを特徴とする段
    違い骨組結合装置。 2 平板状ガセツトおよび折曲け状ガセツトはそ
    れぞれステンレス板で製せられており、双方の
    骨材とスポツト溶接により結合されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の段違い骨組結合装置。
JP208082U 1982-01-11 1982-01-11 段違い骨組結合装置 Granted JPS58104761U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP208082U JPS58104761U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 段違い骨組結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP208082U JPS58104761U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 段違い骨組結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104761U JPS58104761U (ja) 1983-07-16
JPS638532Y2 true JPS638532Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=30015068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP208082U Granted JPS58104761U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 段違い骨組結合装置

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JP (1) JPS58104761U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58104761U (ja) 1983-07-16

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