JPH052223B2 - - Google Patents

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JPH052223B2
JPH052223B2 JP27050385A JP27050385A JPH052223B2 JP H052223 B2 JPH052223 B2 JP H052223B2 JP 27050385 A JP27050385 A JP 27050385A JP 27050385 A JP27050385 A JP 27050385A JP H052223 B2 JPH052223 B2 JP H052223B2
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Junichi Tamura
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Priority to DE8686108554T priority patent/DE3686449T2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レイアウトスキヤナを使用して各種
原稿の色分解を行う場合に使用するスキヤナ用原
稿貼付シートの作成装置に関するものである。
(技術的背景) 近年、スキヤナによる原稿の色分解とともに、
印刷物1頁分の画像データをコンピユータ処理に
より合成するレイアウトスキヤナが印刷製版の分
野で使用されている。このレイアウトスキヤナは
スキヤナにページ編集機能を持つたコンピユータ
を接続したものであり、スキヤナによつて取り込
んだ画像データを上記コンピユータに与え、レイ
アウト等の処理を施した後上記スキヤナに出力す
るものである。ここで、スキヤナを用いて原稿の
色分解作業を行う場合、まず、割付指定紙で指定
された角度で原稿をスキヤナの走査ドラムに貼り
付け、次いで変倍率およびトリミング範囲を入力
する必要がある。
従来上記原稿の貼り付け作業、変倍率およびト
リミング範囲の入力は作業者が目測に基づき行つ
ている。すなわち、原稿の貼り付け作業に関して
は、割付指定紙に描かれている図形の傾斜角度を
分度器により測定し、この測定値を基にして分度
器等を用いて原稿の角度を確認しつつ走査ドラム
に貼り付けている。変倍率に関しては、割付指定
紙に描かれている図形の2点間の距離およびこの
2点に対応する原稿の2点間の距離を定規等によ
り測定し、両者の測定値の比を計算して変倍率を
求めスキヤナに入力している。トリミング範囲に
関しては、作業者が割付指定紙に描かれたトリミ
ング範囲と原稿を見比べながら、目測にてトリミ
ング範囲をスキヤナに入力している。
また、上記作業を改善するものとして、原稿の
投影機能を有する倍率測定機を利用して、変倍率
を計測するとともに原稿の角度貼りゲージを出力
する装置が特願昭59−162108号の発明として、本
出願人によつて提案されている。
しかしながら、上記の原稿の角度貼りゲージを
出力する装置はトリミング範囲までは指示するこ
とができず、トリミング範囲に関しては作業者の
目測に頼つているのが実情である。したがつて、
作業者の指示によつてスキヤナが取り込んだ画像
範囲と実際に必要な画像範囲とはずれることが多
く、スキヤナが取り込んだ範囲が必要な範囲より
も小さい場合はやり直しとなり、大きい場合は取
り込み時間の無駄となり、いずれにしてもスキヤ
ナを効率よく稼動させることができないという問
題が生じていた。
さらに、このスキヤナは原稿の分解倍率によつ
て、原稿を貼り付ける分解ドラムの直径が数段階
に変化し、原稿を分解ドラムに貼り付けるときに
使用する原稿貼付シートも使用するドラム毎に作
成する必要があつた。したがつて、上記原稿貼付
シートを作成する場合には、予め同一サイズの分
解ドラム上に貼り付けることができる原稿を選定
し、選定した原稿グループに対して集合貼りを行
う原稿貼付シートを作成していた。この原稿の選
定作業は測定された倍率値に基づいて行われるた
め、作業が煩雑となる問題が生じていた。
第10図は一般的なレイアウトスキヤナの構成
を示した概略図である。図においてレイアウトス
キヤナは分解ドラム51、露光ドラム52、走査
ヘツド53、制御部54、変調器55、光源5
6、光変調器57より、磁気デイスク装置58、
59、62、コンピユータ60、デジタイザー6
1から構成されている。次にこのレイアウトスキ
ヤナにおけるレイアウトされた色分解フイルムの
作成について説明する。まず、分解ドラム51に
カラー原稿Fをセツトし、分解ドラム51を回転
させながら走査ヘツド53より原稿Fの画像光を
制御部54に取込む。制御部54に取込まれた画
像光は分光された後、R、G、Bの電気信号に変
換され、さらに、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラツク(以下「Y」、「M」、「C」、「K」で表
す)の電気信号に変換され、種々の信号処理が行
われた後、磁気デイスク装置58に 送られ磁気
デイスク装置58にセツトされた磁気デイスクパ
ツク(図示せず)に画像データとして記憶され
る。この画像データの記憶は同一ページにおいて
用いるすべての原稿に対して行われる。次いで、
画像データが記憶された上記磁気デイスクパツク
は磁気デイスク装置59にセツトされる。
デジタイザー61には1ページ分のレイアウト
状態を示した割付指定紙(図示せず)がセツトさ
れ、この割付指定紙上に描画された絵型の位置デ
ータ等がレイアウトデータとしてデジタイザー6
1からコンピユータ60に入力される。コンピユ
ータ60は上記レイアウトデータに基づいて磁気
デイスク装置59に記憶されている画像データの
レイアウトを行う。このレイアウトされた画像デ
ータはページデータとして磁気デイスク装置62
にセツトされている磁気デイスクパツク(図示せ
ず)に記憶される。次いで、上記ページデータが
記憶された磁気デイスクパツクは再び磁気デイス
ク装置58にセツトされる。制御部54は磁気デ
イスク装置58から上記ページデータを読み出
し、このデータはY、M、C、Kの各信号毎に変
調器に与えられる。
一方、露光ドラム52には露光フイルムPが巻
付けられており、光源56からの光によつて露光
されるようになつている。光源56から露光フイ
ルムPに照射される光の強さは光変調器57で制
御され、光変調器57は変調器55にて制御され
る。したがつて、光源56から露光フイルムPに
照射される光の強さは、変調器55に与えられる
Y、M、C、Kの各信号の変化に対応して変化
し、露光フイルムPにはY、M、C、Kの各画像
が形成され、レイアウトされた画像の色分解フイ
ルムが作成されることとなる。
ところで、分解ドラム51は分解倍率に対応し
てドラム径が異なつているため、原稿を分解ドラ
ム51に貼り付けるときに使用する前記原稿貼付
シートも径の異なるドラム毎に作成する必要があ
る。したがつて、この原稿貼付シートに原稿を貼
り付ける前準備作業として、同一径のドラムを使
用する原稿を選定し、分解順序を決定する等の作
業が必要となり、この前準備作業は非常に煩雑で
あるため長時間を要し、結果としてレイアウトス
キヤナを効率よく稼動させることができず、さら
には、前準備作業者の作業負荷も非常に大きいも
のとなつていた。
(発明の目的) 本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、レイアウトスキヤナの色分解作業に先立ち行
われる原稿の倍率測定時に、原稿の貼付線および
トリミング範囲を使用する分解ドラム別にかつ色
分解順に出力して、効率よく原稿を分解ドラム上
にセツトすることにより、レイアウトスキヤナを
効率よく稼動させるための装置を提供する。
(発明の概要) この目的達成のため本発明は、原稿を指定され
たサイズに投影して原稿の倍率を測定する倍率測
定機と、割付指定紙上の基準線および絵柄の位置
データを入力するデジタイザーと、スキヤナの分
解ドラム毎の倍率範囲が記憶された記憶装置と、
前記倍率測定機からの倍率データおよび前記デジ
タイザーからの位置データに基づき演算を行い原
稿貼込線およびトリミング範囲のデータを算出す
るとともに、前記記憶装置から倍率範囲のデータ
を読み出し、前記倍率データに基づいて、複数の
原稿に対して前記スキヤナの分解ドラム毎のグル
ープを形成し、各グループ毎に原稿貼付シート上
の貼付位置を演算する演算制御装置と、前記演算
制御装置の演算結果に基づいて前記原稿貼込線お
よびトリミング範囲をシートに出力する出力装置
と、を具備するスキヤナ用原稿貼付シートの作成
装置を提供する。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明の実施例について説
明する。
第1図は本発明のスキヤナ用原稿貼付シートの
作成装置の一例を示した外観図である。図におい
て、1は倍率測定機を表し、2は作業台、3は支
柱、4は投影レンズ、5は原稿ホルダ、6はラン
プハウス、10は倍率表示器、11はデジタイザ
ー、12はカーソル、13はメニユー、20はコ
ンピユータ、21はキーボード、30はXYプロ
ツターであり、倍率測定機1はデイスプレイを有
する本体22からなるコンピユータ20に接続さ
れている。なお、Fは原稿、Bは割付指定紙、I
は原稿ホルダ5にセツトされた原稿Fの投影像で
ある。
ランプハウス6の下部には原稿ホルダー5をセ
ツトするホルダー保持部材7が設けられ、さらに
その下方には支持部材9に固定支持された投影レ
ンズ4が配置され、このホルダー保持部材7と支
持部材9との間は蛇腹状の保護カバー8で覆われ
ている。そして、ランプハウス6と支持部材9は
支柱3に移動可能に支持され、作業台2の表面を
投影面とする倍率測定機1を構成している。作業
台2の表面にはデジタイザー11が埋設され、デ
ジタイザー11の表面には割付指定紙Bがセツト
されるようになつている。したがつて、原稿ホル
ダ5に装着された原稿Fはランプハウス6の中に
設けてある光源から適当なコンデンサレンズなど
を介して照明され、その絵柄の投影像Iが割付指
定紙Bの表面に投影されるようになつている。
投影レンズ4、原稿ホルダ5、それにランプハ
ウス6は支柱3に沿つて上下に移動可能であるた
め、倍率測定機1の操作制御盤(図示せず)のス
イツチなどを操作することにより上下に移動し、
これにより原稿Fの像を所定の範囲にわたつて任
意の大きさに縮小、拡大した投影機Iを割付指定
紙Bの表面に結像させることができ、このときの
投影レンズ4と割付指定紙Bの間の距離をリニア
エンコーダなどによつて取込み、演算処理するこ
とにより倍率が算出され、その値が倍率表示器1
0に表示される。
したがつて、原稿Fを原稿ホルダ5にセツト
し、その投影像Iを割付指定紙Bに描かれている
図形と一致させてやれば、倍率が自動的に倍率表
示器10に表示され、倍率測定を終了させること
ができる。なお、このような自動倍率測定機は周
知である。
第2図は第1図に示す装置における信号の処理
系の一例を示したブロツク図で、デジタイザー1
1から与えられるデータは信号入力部15を介し
て演算制御部22に入力されているが、このとき
の演算制御部22によるデータの取込みや演算処
理の開始などは、メニユー13の所定の位置をカ
ーソル12で指示することによりあるいはコンピ
ユータ20に設けられているキーボード21など
によつて制御され、XYプロツター30に対する
駆動信号の出力などが行われる。
第3図はメニユー13の例を示したもので、メ
ニユー13にはテンキー35、スキヤナ指定コマ
ンド36、各種入力コマンド37が設けられてい
る。入力コマンド37にある「原稿No.」は原稿No.
入力コマンド、「倍率」は倍率表示器10に表示
される倍率値を入力するコマンド、「処理」は原
稿貼付線およびトリミング範囲を分解ドラム別
に、かつ色分解順に出力するための演算処理コマ
ンド、「C」はクリア、「入力」はエンター、「出
力」はXYプロツター30の出力コマンドであ
る。
第4図は記憶装置23に記憶された各スキヤナ
の仕様データの例を示したものである。図におい
て、仕様データ項目としては倍率41、分解ドラ
ム42および原稿貼付シートサイズ43が設定さ
れている。分解ドラム42は数種類が標準であ
り、本実施例では大、中、小の3種類のものと、
大、小の2種類のものが設定されている。倍率4
1は、分解ドラム42に示す種類のドラムが適用
される分解倍率範囲を示し、原稿貼付シートサイ
ズ43は、分解ドラム42に示す種類のドラムに
使用される原稿貼付シートのサイズを示してい
る。このように分解倍率に応じて分解ドラムの種
類が異なるのは次の理由による。すなわち、倍率
によつてスキヤナの画像の取込み速度が異なり、
この速度調整をドラム径を変えることによりドラ
ム周速度を変化させて行つているためである。な
お、このような各スキヤナの仕様データは予め記
憶装置23に記憶されているものとする。
次に動作について説明する。
まず、原稿Fがセツトされた原稿ホルダー5を
ホルダー保持部材7内に収納した後、デジタイザ
ー11が埋設された作業台2上の所定位置に割付
指定紙Bを載置する。次いで、原稿Fの像を割付
指定紙B上に投影し、倍率測定機1の操作制御盤
(図示せず)のスイツチを操作して、原稿Fの投
影像Iと割付指定紙Bに描かれた絵型を一致させ
る。このとき、倍率表示器10には原稿Fの倍率
値が表示される。
第5図は演算制御装置22における処理を示し
たフローチヤートである。
まず、デジタイザー11に設けられたメニユー
13にあるスキヤナ指定コマンド36を用いて対
象スキヤナ機種が入力され(S1)、これにより第
4図に示す仕様データが読み出される。次いで、
メニユー13の各種入力コマンド37およびテン
キー35を使用して、原稿Fの原稿No.および倍率
表示器に表示されている倍率値がカーソル12に
て入力される(S2)。この後、割付指定紙B上の
各種位置データが入力される。
第6図はデジタイザー11上での入力点の説明
図である。図において、作業台2に設けられたデ
ジタイザー11上には割付指定紙Bが載置され、
割付指定紙B上には矩形を形成する版面線Hおよ
び割付指定用の絵型E1,E2,E3が描かれて
いる。投影像Iは絵型E1と一致するように投影
されている。
最初に、割付指定紙Bに描かれている版面線H
上の2点P1,P2の座標値をカーソル12にて
入力する(S3)。この版面線Hはスキヤナの分解
ドラムに原稿を貼り付ける場合の基準線に対応す
るものである。次に、投影像Iを形成する矩形の
頂点R1,R2,R3,R4の座標値をカーソル
12にて入力し(S4)、さらに、投影像Iの中の
トリミング範囲を示す矩形すなわち絵型E1の頂
点Q1,Q2,Q3,Q4の座標値をカーソル1
2にて入力する(S5)。また、割付指定紙B上の
絵型E1が矩形でない場合、例えば、絵型E3の
ように円形の場合は破線で示す外接矩形Gを設定
し、その4頂点の座標値を入力すればよい。これ
らの座標値はメニユー13の各コマンド37にあ
る「入力」のコマンドを入力することにより位置
データとして演算制御部22に取り込まれる。
こうして割付指定紙B上の位置データが入力さ
れると、この時点で演算制御部22は位置データ
および前記倍率値データの処理を開始し、原稿F
の貼込線データおよびトリミング範囲データを算
出し(S6)、さらに、分解ドラムの決定を行う
(S7)。このステツプ2〜ステツプ7までの処理
は一連する複数の原稿に対して行われる。
この後、メニユー13の各種入力コマンド37
にある「処理」のコマンドが入力されると、同一
分解ドラムで入力することができる原稿が集めら
れ、上記複数の原稿について各分解ドラムごとの
グループが形成され、各グループ毎に原稿貼付シ
ート上の貼付位置が決められ、これにより分解順
序が決定される(S8)。次いで、メニユー13の
各種入力コマンド37にある「出力」のコマンド
が入力されると、XYプロツタ30による図形出
力動作が開始され、ステツプ8で形成されたグル
ープ別に原稿貼込み線およびトリミング範囲を示
す図形が描かれたハードコピーが完成する
(S9)。
第7図はデジタイザー11上での前記各点の位
置関係を示した図であり、図に基づいてステツプ
6での原稿貼込線、トリミング範囲データの算出
を詳細に説明する。
図に示すX−Y座標において版面線H上の2点
P1,P2の座標をP1(a,b)、P2(c,
d)とすると版面線Hの座標軸Xに対する傾きθ
は tanθ=d−b/c−a となる。
ここで、原点をP0(w,z)とし、版面線H
およびこれに直交する線を座標軸とする新座標を
x−yとすると、X−Y座標からx−y座標への
座標変換式は次のようになる。
X=x cosθ+y sinθ+w y=−x sinθ+y cosθ+z これより x=(X−w)cosθ+(z−Y)sinθ y=(X−w)sinθ+(Y−z)cosθ となる。
また、式よりsinθ、cosθは と表されるため、デジタイザー11上でX−Y座
標で入力した任意の点の座標は、式より版面
線Hを基準とするx−y座標上の座標値に置換さ
れる。例えば、点R1のX−Y座標値を(XR1、
YR1)、x−y座標値を(xR1、yR1)とすると となる。同様にして、R2〜R4,Q1〜Q4の
全ての点がx−y座標で得られることとなる。
次に、これらの座標値からXYプロツタ30で
描画するための描画座標値を算出する。
前記倍率測定作業で得られた倍率をm倍とし上
記計算の結果得られた座標値を(x、y)、描画
座標値を(Dx、Dy)とすると、 Dx=(1/m)x Dy=(1−m)y となる。
したがつて、、、式よりXYプロツタ3
0で描画される描画座標値が得られることとな
る。
出力サイズの算出は、絵型E1の隣合う2辺Q
1Q2,Q1Q4の長さを計算することにより求
めることができる。ここで辺Q1Q2,Q1Q4
の長さはQ1,Q2,Q4の座標値を各々(X1,
Y1)、(X2,Y2)、(X4,Y4)として、 Q1Q2=√(1−2)2+(1−2)2 Q1Q4=√(1−4)2+(1−4)2 で表される。
第8図a,bはステツプ9でのXYプロツター
30の出力例を示す説明図であり、同図aは紙等
の不透明シート100に描画した例である。図に
おいて透明シート100の上部には版面線Hに対
応する基準線101が描画され、左上部にはスキ
ヤナ機種100S、使用する分解ドラム100F
が描画されている。さらに、透明シート100の
中央部には矩形の原稿貼込線102が描画され、
原稿貼込線102の内側にはトリミング範囲を示
すトリミング線103が描画されているが、この
のトリミング線103は矩形の各辺を原稿貼込線
102の外側まで延長した形で描画される。これ
は、不透明シート100は原稿貼込線102に沿
つてカツトされ切り抜かれた後、該切り抜き部に
原稿がセツトされるためである。また、原稿貼込
線の上側には出力No.100a、原稿No.100N、倍率値
100m、分解サイズ100zが描画され、分解サイズ
100zのXは出力画像のドラム軸方向のサイズ、Y
は出力画像のドラム円周方向のサイズである。
第8図bは透明シート200に描画した例であ
る。この場合は上記不透明シート100のように
原稿貼込線に沿つてカツトされることがないた
め、トリミング線203は図示の如く原稿貼込線
202の内側に矩形で描画される。
このようにして同一の分解ドラム毎に各原稿の
データ、原稿貼込線、トリミング線が描画された
原稿貼付シートは原稿とともにスキヤナ作業者に
渡される。スキヤナ作業者はこの原稿貼付シート
に原稿を貼付けるだけで、同一の分解ドラムを使
用する原稿を正確にトリミングされた状態で連続
して第10図に示す磁気デイスク装置58に入力
することができる。
第9図は磁気デイスク装置58に記憶された画
像データを第10図に示すコンピユータ60でペ
ージ編集した後、露光フイルムに出力した例を示
したものである。図において画像301,30
2,303は倍率が200%以下のため第4図に示
すAスキヤナの大ドラムにより入力されたもので
あり、画像304,305は倍率が201〜600%の
範囲にあるため第4図に示すAスキヤナの中ドラ
ムにより入力されたものである。図示のごとくコ
ンピユータ60でページ編集された画像データに
対して縦横各々2列にY、M、C、Kの各分解画
像が出力されている。このように分解ドラム毎に
原稿が集合されて貼り付けることができる原稿貼
付シートを自動的に出力するため、煩雑な原稿の
選定作業が不要となる。
(発明の効果) 以上のように本発明において、倍率測定機によ
つて測定された原稿の倍率データと、デジタイザ
から入力された原稿の絵柄の位置データに基づい
て、原稿貼込線およびトリミング範囲のデータが
演算制御装置により演算される。また、予め記憶
装置に記憶されているスキヤナの分解ドラム毎の
倍率範囲データと、倍率測定機によつて測定され
た原稿の倍率データとに基づいて、演算制御装置
により、原稿がグループ分けされ各グループ毎の
原稿貼付位置が演算される。そして、この演算結
果に基づいて、原稿貼込線およびトリミング範囲
がシートに出力されて、スキヤナ用原稿貼付シー
トが作成される。
したがつて、本願発明によると、スキヤナでの
色分解作業にさきだち行われる原稿の倍率測定時
に、割付指定紙上に投影される原稿の位置データ
を入力するだけで、原稿貼込線およびトリミング
範囲を示すトリミング線が同時に描画された原稿
貼付シートが作成され、この原稿貼付シートを用
いることにより、レイアウトスキヤナの分解ドラ
ムに対する原稿の貼込み作業の能率を大幅に向上
させることができるとともに、従来作業者の経験
と感に頼つているためにミスの多かつたトリミン
グ範囲の設定が正確に行なえるという効果を有す
る。
さらに、本願発明によると、使用する分解ドラ
ム毎にグループ分けした状態に、原稿を集合貼り
することができる原稿貼付シートが出力されるた
め、原稿貼付シートに原稿を貼り付ける前準備作
業として行われる原稿の選定の作業が不要とな
り、原稿貼込作業に対するオペレータの負担を軽
減することができ、作業性が向上するという効果
を有する。そして結果として、レイアウトスキヤ
ナの稼動率を大幅に向上させることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスキヤナ用原稿貼付シート作
成装置の一例を示した外観図、第2図は第1図に
示す装置における信号の処理系の一例を示したブ
ロツク図、第3図は第1図に示すメニユー13の
例を示した説明図、第4図は第2図に示す記憶装
置23に記憶されたスキヤナの仕様データの例を
示した説明図、第5図は第2図に示す演算制御装
置22における処理を示したフローチヤート、第
6図はデジタイザー11上での入力点の説明図、
第7図はデジタイザー11上での各入力点の位置
関係を示した説明図、第8図a,bはステツプ9
でのXYプロツター30の出力例を示す説明図、
第9図は画像データを第10図に示すコンピユー
タ60でページ編集した後、露光フイルムに出力
した例を示した説明図、第10図は一般的なレイ
アウトスキヤナの構成を示した概略図である。 1……倍率測定機、2……作業台、3……支
柱、4……投影レンズ、5……原稿ホルダー、6
……ランプハウス、10……倍率表示器、11…
…デジタイザー、12……カーソル、13……メ
ニユー、20……コンピユータ、21……キーボ
ード、30……プリンター、51……分解ドラ
ム、52……露光ドラム、B……割付指定紙、F
……原稿、I……投影像、P……露光フイルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿を指定されたサイズに投影して原稿の倍
    率を測定する倍率測定機と、 割付指定紙上の基準線および絵柄の位置データ
    を入力するデジタイザーと、 スキヤナの分解ドラム毎の倍率範囲が記憶され
    た記憶装置と、 前記倍率測定機からの倍率データおよび前記デ
    ジタイザーからの位置データに基づき演算を行い
    原稿貼込線およびトリミング範囲のデータを算出
    するとともに、前記記憶装置から倍率範囲のデー
    タを読み出し、前記倍率データに基づいて、複数
    の原稿に対して前記スキヤナの分解ドラム毎のグ
    ループを形成し、各グループ毎に原稿貼付シート
    上の貼付位置を演算する演算制御装置と、 前記演算制御装置の演算結果に基づいて前記原
    稿貼込線およびトリミング範囲をシートに出力す
    る出力装置と を具備することを特徴とするスキヤナ用原稿貼付
    シートの作成装置。
JP60270503A 1985-06-24 1985-11-30 スキヤナ用原稿貼付シ−トの作成装置 Granted JPS62130064A (ja)

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