JP2736420B2 - 多機能型スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 - Google Patents
多機能型スキャナ用原稿貼付シートの作成装置Info
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- JP2736420B2 JP2736420B2 JP21758888A JP21758888A JP2736420B2 JP 2736420 B2 JP2736420 B2 JP 2736420B2 JP 21758888 A JP21758888 A JP 21758888A JP 21758888 A JP21758888 A JP 21758888A JP 2736420 B2 JP2736420 B2 JP 2736420B2
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- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷製版において原稿をスキャナで色分解
する場合に使用する原稿貼付シートを作成する装置に関
するものである。
する場合に使用する原稿貼付シートを作成する装置に関
するものである。
(従来の技術) 近年、スキャナによる原稿の色分解とともに、印刷物
1頁分の画像データをコンピュータ処理により合成する
レイアウトシステムが印刷製版の分野で使用されてい
る。このレイアウトシステムはスキャナにページ編集機
能を持ったコンピュータを接続したものであり、スキャ
ナによって取り込んだ画像データを上記コンピュータに
与え、レイアウト等のページメイクアップ処理を行った
後上記スキャナに出力するものである。
1頁分の画像データをコンピュータ処理により合成する
レイアウトシステムが印刷製版の分野で使用されてい
る。このレイアウトシステムはスキャナにページ編集機
能を持ったコンピュータを接続したものであり、スキャ
ナによって取り込んだ画像データを上記コンピュータに
与え、レイアウト等のページメイクアップ処理を行った
後上記スキャナに出力するものである。
上記レイアウトシステムにおいては、スキャナの入力
ドラムから原稿の画像データを取り込む場合、割付指定
紙で指定された角度で原稿を入力ドラムに貼り付け、取
り込む画像の範囲すなわちトリミング範囲を指示する必
要がある。そして、このようなスキャナの入力ドラムか
ら原稿の画像データを取り込む場合の作業を効率良く行
うために、原稿貼込線およびトリミング線が同時に描画
されたシートを作成する装置が、特開昭61−295758号の
発明として本出願人により提案されている。
ドラムから原稿の画像データを取り込む場合、割付指定
紙で指定された角度で原稿を入力ドラムに貼り付け、取
り込む画像の範囲すなわちトリミング範囲を指示する必
要がある。そして、このようなスキャナの入力ドラムか
ら原稿の画像データを取り込む場合の作業を効率良く行
うために、原稿貼込線およびトリミング線が同時に描画
されたシートを作成する装置が、特開昭61−295758号の
発明として本出願人により提案されている。
この特開昭61−295758号の装置は、投影面にデータタ
ブレットが埋設された投影倍率測定装置、原稿貼込線お
よびトリミング線を描画するためのデータを算出する演
算制御装置およびシートへの描画装置から構成されてい
る。そして、上記投影倍率測定装置においては、フイル
ムキャリア(原稿ホルダー)にセットされた原稿を光学
系に挿入して投影面上に載置された割付指定紙上に投影
し、光源、フイルムキャリア、レンズ等が配置されたラ
ンプハウスを上下に移動させて、原稿の投影画像を拡大
縮小し、割付指定紙上に描画された図形と投影画像が一
致したときのランプハウスの高さを検出することにより
倍率が測定できるようになっている。
ブレットが埋設された投影倍率測定装置、原稿貼込線お
よびトリミング線を描画するためのデータを算出する演
算制御装置およびシートへの描画装置から構成されてい
る。そして、上記投影倍率測定装置においては、フイル
ムキャリア(原稿ホルダー)にセットされた原稿を光学
系に挿入して投影面上に載置された割付指定紙上に投影
し、光源、フイルムキャリア、レンズ等が配置されたラ
ンプハウスを上下に移動させて、原稿の投影画像を拡大
縮小し、割付指定紙上に描画された図形と投影画像が一
致したときのランプハウスの高さを検出することにより
倍率が測定できるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような投影倍率測定装置において
は、写真フイルム等の原稿がセットされたフイルムキャ
リアがランプハウス内に設けられた原稿収納部に装填さ
れるようになっているため、原稿のサイズが原稿収納部
内の光源の照射範囲より大きい場合は、原稿全面を投影
することができず、また、フイルムキャリアより大きい
サイズの原稿の場合は、原稿を原稿収納部に収納でき
ず、いずれにしても原稿の倍率を直接測定することがで
きない。したがって、投影倍率測定装置で投影できない
大サイズの原稿に対しては、投影可能なサイズまで透明
フイルムに原稿の画像を縮小コピーし、これにより得ら
れた二次原稿を倍率測定装置の原稿収納部にセットし、
この二次原稿の割付指定紙に描画された図形に対する倍
率を測定し、測定された倍率値と二次原稿の縮小率とか
ら手計算により原稿の倍率を求めているのが実情であ
る。
は、写真フイルム等の原稿がセットされたフイルムキャ
リアがランプハウス内に設けられた原稿収納部に装填さ
れるようになっているため、原稿のサイズが原稿収納部
内の光源の照射範囲より大きい場合は、原稿全面を投影
することができず、また、フイルムキャリアより大きい
サイズの原稿の場合は、原稿を原稿収納部に収納でき
ず、いずれにしても原稿の倍率を直接測定することがで
きない。したがって、投影倍率測定装置で投影できない
大サイズの原稿に対しては、投影可能なサイズまで透明
フイルムに原稿の画像を縮小コピーし、これにより得ら
れた二次原稿を倍率測定装置の原稿収納部にセットし、
この二次原稿の割付指定紙に描画された図形に対する倍
率を測定し、測定された倍率値と二次原稿の縮小率とか
ら手計算により原稿の倍率を求めているのが実情であ
る。
また、割付指定紙が投影倍率測定装置の投影面上のデ
ータタブレットより大きい場合は、割付指定紙の縮小コ
ピーである二次割付指定紙をデータタブレット上に載置
して原稿の画像を投影し、測定された倍率値と二次割付
指定紙の縮小率とから手計算により原稿の倍率を求めて
いる。
ータタブレットより大きい場合は、割付指定紙の縮小コ
ピーである二次割付指定紙をデータタブレット上に載置
して原稿の画像を投影し、測定された倍率値と二次割付
指定紙の縮小率とから手計算により原稿の倍率を求めて
いる。
さらに、原稿がイラストや絵画のような極めて大サイ
ズの場合は、上記のような縮小コピーで得られた複写画
像に歪みが生ずるため、縮小コピーの二次原稿は使用す
ることができない。したがって、極めて大サイズの原稿
に対しては、割付指定紙に描画された図形を透明フイル
ムにコピーしたものを測定用の仮の原稿として使用し、
この仮の原稿の図形をデータタブレット上に載置された
原稿上に投影して倍率値を求め、測定された倍率値から
手計算により実際の倍率値を求めている。
ズの場合は、上記のような縮小コピーで得られた複写画
像に歪みが生ずるため、縮小コピーの二次原稿は使用す
ることができない。したがって、極めて大サイズの原稿
に対しては、割付指定紙に描画された図形を透明フイル
ムにコピーしたものを測定用の仮の原稿として使用し、
この仮の原稿の図形をデータタブレット上に載置された
原稿上に投影して倍率値を求め、測定された倍率値から
手計算により実際の倍率値を求めている。
しかしながら、上記のように原稿の画像あるいは割付
指定紙の図形を縮小コピーしたもの等を投影して倍率測
定および投影画像の位置データの入力を行った場合に
は、特開昭61−295758号に提案されているような従来の
装置では、実際に使用される原稿に対する原稿貼込線お
よびトリミング線が描画されず、後工程で使用可能な原
稿貼付シートを作成できないという問題が生じていた。
指定紙の図形を縮小コピーしたもの等を投影して倍率測
定および投影画像の位置データの入力を行った場合に
は、特開昭61−295758号に提案されているような従来の
装置では、実際に使用される原稿に対する原稿貼込線お
よびトリミング線が描画されず、後工程で使用可能な原
稿貼付シートを作成できないという問題が生じていた。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、直接
倍率測定できない原稿に対して、縮小コピーの二次原稿
等を使用して得られた測定値に基づいて、後工程で実際
に使用される原稿に対する原稿貼付シートを作成する装
置を提供することを目的とする。
倍率測定できない原稿に対して、縮小コピーの二次原稿
等を使用して得られた測定値に基づいて、後工程で実際
に使用される原稿に対する原稿貼付シートを作成する装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のため本願は以下の装置を提供する。
請求項1に記載された第一の装置は、一次原稿を拡大
縮小して得られた二次原稿を光学系に挿入し、この二次
原稿の画像を投影面上に載置された割付指定紙上に拡大
縮小投影して、この投影画像を割付指定紙上に描画され
た図形に一致させることにより前記二次原稿の倍率を測
定する投影倍率測定手段と、前記投影面上の画像の位置
データを入力する位置データ入力手段と、前記二次原稿
の一次原稿に対する拡大縮小率を入力する拡大縮小入力
手段と、前記投影倍率測定手段から入力される前記二次
原稿の倍率および前記拡大縮小率入力手段から入力され
る前記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段
から入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナ
で色分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング
範囲を描画するためのデータを算出する演算制御手段
と、この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼
込線およびトリミング範囲を描画したシートを出力する
シート出力手段と、を具備する多機能型スキャナ用原稿
貼付シートの作成装置である。
縮小して得られた二次原稿を光学系に挿入し、この二次
原稿の画像を投影面上に載置された割付指定紙上に拡大
縮小投影して、この投影画像を割付指定紙上に描画され
た図形に一致させることにより前記二次原稿の倍率を測
定する投影倍率測定手段と、前記投影面上の画像の位置
データを入力する位置データ入力手段と、前記二次原稿
の一次原稿に対する拡大縮小率を入力する拡大縮小入力
手段と、前記投影倍率測定手段から入力される前記二次
原稿の倍率および前記拡大縮小率入力手段から入力され
る前記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段
から入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナ
で色分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング
範囲を描画するためのデータを算出する演算制御手段
と、この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼
込線およびトリミング範囲を描画したシートを出力する
シート出力手段と、を具備する多機能型スキャナ用原稿
貼付シートの作成装置である。
請求項2に記載された第二の装置は、投影面上に一次
割付指定紙を拡大縮小して得られた二次割付指定紙を載
置し、この二次割付指定紙上に原稿の画像を拡大縮小投
影して該原稿の倍率データを測定する投影倍率測定手段
と、前記投影面上の画像の位置データを入力する位置デ
ータ入力手段と、前記二次割付指定紙の一次割付指定紙
に対する拡大縮小率を入力する拡大縮小率入力手段と、
前記投影倍率測定手段からから入力される該原稿の倍率
データおよび前記拡大縮小率入力手段からから入力され
る前記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段
から入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナ
で色分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング
範囲を描画するためのデータを算出する演算制御手段
と、この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼
込線およびトリミング範囲を描画したシートを出力する
シート出力手段と、を具備する多機能型スキャナ用原稿
貼付シートの作成装置である。
割付指定紙を拡大縮小して得られた二次割付指定紙を載
置し、この二次割付指定紙上に原稿の画像を拡大縮小投
影して該原稿の倍率データを測定する投影倍率測定手段
と、前記投影面上の画像の位置データを入力する位置デ
ータ入力手段と、前記二次割付指定紙の一次割付指定紙
に対する拡大縮小率を入力する拡大縮小率入力手段と、
前記投影倍率測定手段からから入力される該原稿の倍率
データおよび前記拡大縮小率入力手段からから入力され
る前記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段
から入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナ
で色分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング
範囲を描画するためのデータを算出する演算制御手段
と、この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼
込線およびトリミング範囲を描画したシートを出力する
シート出力手段と、を具備する多機能型スキャナ用原稿
貼付シートの作成装置である。
(作用) 請求項1に記載された第一の装置によると、投影倍率
測定手段により、一次原稿を拡大縮小して得られた二次
原稿の画像が投影面上に載置された割付指定紙上に拡大
縮小投影されて二次原稿の倍率が測定され、位置データ
入力手段により前記投影面上の画像の位置データが入力
され、拡大縮小率入力手段により前記二次原稿の一次原
稿に対する拡大縮小率が入力されると、演算制御手段
が、前記投影倍率測定手段から入力される前記二次原稿
の倍率および前記拡大縮小率入力手段から入力される前
記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段から
入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナで色
分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング範囲
を描画するためのデータを算出する。そして、シート出
力手段により、前記演算制御手段から出力された原稿の
原稿貼込線およびトリミング範囲を描画するためのデー
タに基づいて原稿の貼込線およびトリミング範囲を描画
したシートが出力される。
測定手段により、一次原稿を拡大縮小して得られた二次
原稿の画像が投影面上に載置された割付指定紙上に拡大
縮小投影されて二次原稿の倍率が測定され、位置データ
入力手段により前記投影面上の画像の位置データが入力
され、拡大縮小率入力手段により前記二次原稿の一次原
稿に対する拡大縮小率が入力されると、演算制御手段
が、前記投影倍率測定手段から入力される前記二次原稿
の倍率および前記拡大縮小率入力手段から入力される前
記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段から
入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナで色
分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング範囲
を描画するためのデータを算出する。そして、シート出
力手段により、前記演算制御手段から出力された原稿の
原稿貼込線およびトリミング範囲を描画するためのデー
タに基づいて原稿の貼込線およびトリミング範囲を描画
したシートが出力される。
また、請求項2に記載された第二の装置によると、投
影倍率測定手段により、投影面上に載置された一次割付
指定紙を拡大縮小して得られた二次割付指定紙上に原稿
の画像を拡大縮小投影されて該原稿の倍率データが測定
され、位置データ入力手段により前記投影面上の画像の
位置データが入力され、拡大縮小率入力手段により前記
二次割付指定紙の一次割付指定紙に対する拡大縮小率が
入力されると、演算制御手段が、前記投影倍率測定手段
からから入力される該原稿の倍率データおよび前記拡大
縮小率入力手段からから入力される前記拡大縮小率に基
づいて、前記位置データ入力手段から入力されたデータ
の座標変換を行い、前記スキャナで色分解されるべき原
稿の原稿貼込線およびトリミング範囲を描画するための
データを算出する。そして、シート出力手段により、前
記演算制御手段から出力された原稿の原稿貼込線および
トリミング範囲を描画するためのデータに基づいて原稿
の貼込線およびトリミング範囲を描画したシートが出力
される。
影倍率測定手段により、投影面上に載置された一次割付
指定紙を拡大縮小して得られた二次割付指定紙上に原稿
の画像を拡大縮小投影されて該原稿の倍率データが測定
され、位置データ入力手段により前記投影面上の画像の
位置データが入力され、拡大縮小率入力手段により前記
二次割付指定紙の一次割付指定紙に対する拡大縮小率が
入力されると、演算制御手段が、前記投影倍率測定手段
からから入力される該原稿の倍率データおよび前記拡大
縮小率入力手段からから入力される前記拡大縮小率に基
づいて、前記位置データ入力手段から入力されたデータ
の座標変換を行い、前記スキャナで色分解されるべき原
稿の原稿貼込線およびトリミング範囲を描画するための
データを算出する。そして、シート出力手段により、前
記演算制御手段から出力された原稿の原稿貼込線および
トリミング範囲を描画するためのデータに基づいて原稿
の貼込線およびトリミング範囲を描画したシートが出力
される。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示した装置のブロック図
であり、第2図は第1図に示す装置の外観図である。図
において、1は倍率測定機を表し、2は作業台、3は支
柱、4は投影レンズ、5は原稿ホルダ、6はランプハウ
ス、7は操作制御盤、8は倍率表示器、9は角度表示
器、10はデータタブレット、11はカーソルである。倍率
測定機1はキーボード21およびディスプレイ22を有する
演算制御装置20を介してXYプロッタ30に接続されてい
る。なお、Bは割付指定紙、Iは原稿ホルダ5にセット
された原稿の投影像である。
であり、第2図は第1図に示す装置の外観図である。図
において、1は倍率測定機を表し、2は作業台、3は支
柱、4は投影レンズ、5は原稿ホルダ、6はランプハウ
ス、7は操作制御盤、8は倍率表示器、9は角度表示
器、10はデータタブレット、11はカーソルである。倍率
測定機1はキーボード21およびディスプレイ22を有する
演算制御装置20を介してXYプロッタ30に接続されてい
る。なお、Bは割付指定紙、Iは原稿ホルダ5にセット
された原稿の投影像である。
投影レンズ4、原稿ホルダ5、それにランプハウス6
は一体となって支柱3に保持され、作業台2の表面に置
かれている割付指定紙Bの表面を原稿の像の投影面とす
る倍率測定手段1aを構成するようになっており、原稿ホ
ルダ5に装着された原稿はランプハウス6の中に設けて
ある光源から適当なコンデンサレンズなどを介して照明
され、その絵柄の投影像Iが割付指定紙Bの表面に投影
されるようになっている。
は一体となって支柱3に保持され、作業台2の表面に置
かれている割付指定紙Bの表面を原稿の像の投影面とす
る倍率測定手段1aを構成するようになっており、原稿ホ
ルダ5に装着された原稿はランプハウス6の中に設けて
ある光源から適当なコンデンサレンズなどを介して照明
され、その絵柄の投影像Iが割付指定紙Bの表面に投影
されるようになっている。
また、投影レンズ4、原稿ホルダ5、それにランプハ
ウス6は支柱3に沿って上下に移動可能に構成され、操
作制御盤7のスイッチなどを操作することにより上下に
移動し、これにより透過原稿の像を所定の範囲にわたっ
て任意の大きさに縮小、拡大した投影像Iを割付指定紙
Bの表面に結像させることができるようになっている。
そして、倍率測定手段1aは、投影レンズ4と割付指定紙
Bの間の距離をリニアエンコーダなどによって取込み、
原稿ホルダー5に装着された原稿の画像と、データタブ
レット10上に載置された割付指定紙等の画像との倍率を
算出するようになっている。
ウス6は支柱3に沿って上下に移動可能に構成され、操
作制御盤7のスイッチなどを操作することにより上下に
移動し、これにより透過原稿の像を所定の範囲にわたっ
て任意の大きさに縮小、拡大した投影像Iを割付指定紙
Bの表面に結像させることができるようになっている。
そして、倍率測定手段1aは、投影レンズ4と割付指定紙
Bの間の距離をリニアエンコーダなどによって取込み、
原稿ホルダー5に装着された原稿の画像と、データタブ
レット10上に載置された割付指定紙等の画像との倍率を
算出するようになっている。
そして、原稿ホルダー5にセットされた原稿がスキャ
ナで色分解されるべき一次原稿の拡大縮小コピーである
二次原稿の場合、あるいは、データタブレット10上に載
置された割付指定紙が実際に使用されるべき一次割付指
定紙の拡大縮小コピーである二次割付指定紙の場合等に
おいては、キーボード21から二次原稿の一次原稿に対す
る拡大縮小率、あるいは、二次割付指定紙の一次割付指
定紙に対する拡大縮小率等の補助データが入力されるよ
うになっている。また、15は信号入力部であり、倍率測
定手段1aからの倍率データおよびデータタブレット10か
らの位置データを演算制御装置20に与える。このときの
演算制御装置20によるデータの取込みや演算処理の開始
などは、操作制御盤7に設けられているテンキーや押し
ボタンスイッチあるいは演算制御装置20に設けられてい
るキーボード21などによって制御され、さらに、操作制
御盤7あるいはキーボード21を操作することにより、XY
プロッタ30に対する駆動信号の出力や、角度表示器9お
よび倍率表示器8に対する表示信号の出力などが行われ
る。なお、メモリ23には演算制御装置20での演算結果等
が記憶され、このメモリ23に記憶されたデータは、操作
制御盤7あるいはキーボード21を操作することによりXY
プロッタ30あるいはデイスプレイ22に出力される。
ナで色分解されるべき一次原稿の拡大縮小コピーである
二次原稿の場合、あるいは、データタブレット10上に載
置された割付指定紙が実際に使用されるべき一次割付指
定紙の拡大縮小コピーである二次割付指定紙の場合等に
おいては、キーボード21から二次原稿の一次原稿に対す
る拡大縮小率、あるいは、二次割付指定紙の一次割付指
定紙に対する拡大縮小率等の補助データが入力されるよ
うになっている。また、15は信号入力部であり、倍率測
定手段1aからの倍率データおよびデータタブレット10か
らの位置データを演算制御装置20に与える。このときの
演算制御装置20によるデータの取込みや演算処理の開始
などは、操作制御盤7に設けられているテンキーや押し
ボタンスイッチあるいは演算制御装置20に設けられてい
るキーボード21などによって制御され、さらに、操作制
御盤7あるいはキーボード21を操作することにより、XY
プロッタ30に対する駆動信号の出力や、角度表示器9お
よび倍率表示器8に対する表示信号の出力などが行われ
る。なお、メモリ23には演算制御装置20での演算結果等
が記憶され、このメモリ23に記憶されたデータは、操作
制御盤7あるいはキーボード21を操作することによりXY
プロッタ30あるいはデイスプレイ22に出力される。
演算制御装置20は、回転座標変換手段20a、比例座標
変換手段20bおよび描画データ算出手段20cを有し、回転
座標変換手段20aは、データタブレット10から信号入力
部15を介して入力される位置データを座標回転により基
準線に対する位置座標に変換し、比例座標変換手段20b
は、倍率測定手段1aから信号入力部15を介して入力され
る倍率データおよびキーボード21から入力される補助デ
ータに基づいて、データタブレット10から入力され回転
座標変換手段20aで座標変換されたデータで形成される
図形を拡大縮小して相似図形を求める比例座標変換を行
い、描画データ算出手段20cは、比例座標変換手段20bに
より算出された図形データをプロッタ30でシート上に描
画するための描画座標値等を算出する。
変換手段20bおよび描画データ算出手段20cを有し、回転
座標変換手段20aは、データタブレット10から信号入力
部15を介して入力される位置データを座標回転により基
準線に対する位置座標に変換し、比例座標変換手段20b
は、倍率測定手段1aから信号入力部15を介して入力され
る倍率データおよびキーボード21から入力される補助デ
ータに基づいて、データタブレット10から入力され回転
座標変換手段20aで座標変換されたデータで形成される
図形を拡大縮小して相似図形を求める比例座標変換を行
い、描画データ算出手段20cは、比例座標変換手段20bに
より算出された図形データをプロッタ30でシート上に描
画するための描画座標値等を算出する。
また、回転座標変換手段20aにより算出された原稿の
基準線に対する角度、あるいは、比例座標変換手段20b
により算出されたスキャナで色分解すべき実際の倍率値
は、倍率測定機1の角度表示器8あるいは倍率表示器9
に表示されるようになっている。
基準線に対する角度、あるいは、比例座標変換手段20b
により算出されたスキャナで色分解すべき実際の倍率値
は、倍率測定機1の角度表示器8あるいは倍率表示器9
に表示されるようになっている。
第3図は演算制御装置20の制御動作を示したフローチ
ャートであり、第4図はデータタブレット10で入力され
る位置データを説明するための模式図、第5図はデータ
タブレット10上での各入力点の位置関係を示した模式図
であり、以下図に基づいて演算制御装置20の制御動作を
説明する。
ャートであり、第4図はデータタブレット10で入力され
る位置データを説明するための模式図、第5図はデータ
タブレット10上での各入力点の位置関係を示した模式図
であり、以下図に基づいて演算制御装置20の制御動作を
説明する。
まず、操作制御盤7を操作して第1図に示す装置を起
動させると、デイスプレイ22上に次のような測定条件が
表示される(S1)。
動させると、デイスプレイ22上に次のような測定条件が
表示される(S1)。
(イ)一次原稿が縮小された二次原稿を測定 (ロ)一次割付指定紙が縮小された二次割付指定紙に対
して測定 (ハ)投影面上にセットされた原稿上に、割付指定紙の
コピーを投影して測定 (ニ)通常の測定 次いで、条件の選択がなされ(S2)、条件(イ)、
(ロ)が選択された場合は、二次原稿、二次割付指定紙
の一次原稿、一次割付指定紙に対する拡大縮小率が入力
されるのを待機し(S3)、入力されたら倍率測定手段1a
から信号入力部15を介して倍率データが入力されるのを
待機する(S4)。ステップS2で条件(ハ)、(ニ)が選
択された場合は、ステップS4に進みの倍率データが入力
されるのを待機する。ここで、倍率データの入力は次の
ようにして行われる。
して測定 (ハ)投影面上にセットされた原稿上に、割付指定紙の
コピーを投影して測定 (ニ)通常の測定 次いで、条件の選択がなされ(S2)、条件(イ)、
(ロ)が選択された場合は、二次原稿、二次割付指定紙
の一次原稿、一次割付指定紙に対する拡大縮小率が入力
されるのを待機し(S3)、入力されたら倍率測定手段1a
から信号入力部15を介して倍率データが入力されるのを
待機する(S4)。ステップS2で条件(ハ)、(ニ)が選
択された場合は、ステップS4に進みの倍率データが入力
されるのを待機する。ここで、倍率データの入力は次の
ようにして行われる。
まず、原稿ホルダ5に測定されるべき原稿F等をセッ
トし、作業台2のデータタブレット10の上に割付指定紙
B等を載置した後、割付指定紙B等の表面に原稿の像I
を投影される。そして、原稿No.を操作制御盤7に設け
られているテンキーあるいは演算制御装置20に接続され
ているキーボード21によって入力した後、操作制御盤7
に設けられている倍率合わせスイッチを操作し、割付指
定紙に描かれている割付指定用の図形等に対して原稿像
Iの絵柄を一致させるようにする。なお、このときの位
置の一致は割付指定紙B等を作業台2の上でずらすこと
によって行う。これにより、原稿ホルダー5にセットさ
れた原稿のデータタブレット上の割付指定紙等に対する
倍率データが信号入力部15を介して演算制御装置20に取
り込まれる。
トし、作業台2のデータタブレット10の上に割付指定紙
B等を載置した後、割付指定紙B等の表面に原稿の像I
を投影される。そして、原稿No.を操作制御盤7に設け
られているテンキーあるいは演算制御装置20に接続され
ているキーボード21によって入力した後、操作制御盤7
に設けられている倍率合わせスイッチを操作し、割付指
定紙に描かれている割付指定用の図形等に対して原稿像
Iの絵柄を一致させるようにする。なお、このときの位
置の一致は割付指定紙B等を作業台2の上でずらすこと
によって行う。これにより、原稿ホルダー5にセットさ
れた原稿のデータタブレット上の割付指定紙等に対する
倍率データが信号入力部15を介して演算制御装置20に取
り込まれる。
次いでデータタブレット10から信号入力部15を介して
位置データが入力されるのを待機する(S5)。このと
き、第4図に示すように作業台2に設けられたデータタ
ブレット10上には割付指定紙Bが載置され、割付指定紙
B上には矩形を形成する版面線Hおよび割付指定用の図
形Eが描かれている。投影像Iは図形Eと一致するよう
に投影されている。そして、位置データの入力は次のよ
うにして行われる。
位置データが入力されるのを待機する(S5)。このと
き、第4図に示すように作業台2に設けられたデータタ
ブレット10上には割付指定紙Bが載置され、割付指定紙
B上には矩形を形成する版面線Hおよび割付指定用の図
形Eが描かれている。投影像Iは図形Eと一致するよう
に投影されている。そして、位置データの入力は次のよ
うにして行われる。
まず、割付指定紙Bに描かれている版面線H上の2点
P1、P2の位置データをカーソル11にて入力する。この版
面線Hはスキャナの分解ドラムに原稿を貼り付ける場合
の基準線に対応するものである。次に、投影像Iを形成
する矩形の頂点R1、R2、R3、R4の位置データをカーソル
11にて入力し、さらに、投影像Iの中のトリミング範囲
を示す矩形の頂点Q1、Q2、Q3、Q4の位置データをカーソ
ル11にて入力する。これらの位置データは操作制御盤7
の操作スイッチを操作することにより信号入力部15を介
して演算制御装置22に取り込まれる。
P1、P2の位置データをカーソル11にて入力する。この版
面線Hはスキャナの分解ドラムに原稿を貼り付ける場合
の基準線に対応するものである。次に、投影像Iを形成
する矩形の頂点R1、R2、R3、R4の位置データをカーソル
11にて入力し、さらに、投影像Iの中のトリミング範囲
を示す矩形の頂点Q1、Q2、Q3、Q4の位置データをカーソ
ル11にて入力する。これらの位置データは操作制御盤7
の操作スイッチを操作することにより信号入力部15を介
して演算制御装置22に取り込まれる。
このようにして位置データが入力されると、回転座標
変換手段20aが点R1、R2、R3、R4および点Q1、Q2、Q3、Q
4で形成される図形を回転移動させ、点P1、P2で特定さ
れる直線すなわち版面線Hを座標軸とする新座標系に変
換する。
変換手段20aが点R1、R2、R3、R4および点Q1、Q2、Q3、Q
4で形成される図形を回転移動させ、点P1、P2で特定さ
れる直線すなわち版面線Hを座標軸とする新座標系に変
換する。
ここで、データタブレット上で入力された位置データ
の上記新座標系への変換について第5図に基づいて詳細
に説明する。
の上記新座標系への変換について第5図に基づいて詳細
に説明する。
第5図に示すX−Y座標において版面線H上の2点P
1、P2の座標をP1(a,b)、P2(c,d)とすると版面線H
の座標軸Xに対する傾きθは となる。
1、P2の座標をP1(a,b)、P2(c,d)とすると版面線H
の座標軸Xに対する傾きθは となる。
ここで、原点をP0(w,z)とし、版面線Hおよびこれ
に直交する線を座標軸とする新座標をx−yとすると、
X−Y座標からx−y座標への座標変換式は次のように
なる。
に直交する線を座標軸とする新座標をx−yとすると、
X−Y座標からx−y座標への座標変換式は次のように
なる。
X=xcosθ+ysinθ+w y=−xsinθ+ycosθ+z これより となる。
また、式よりsinθ、cosθは と表されるため、データタブレット10上のX−Y座標で
入力された各点R1〜R4、Q1〜Q4の座標は、式より版
面線Hを基準とするx−y座標上の座標値に変換され
る。
入力された各点R1〜R4、Q1〜Q4の座標は、式より版
面線Hを基準とするx−y座標上の座標値に変換され
る。
このようにして回転座標変換が行われると、比例座標
変換手段20bが、ステップS6で座標変換された図形をス
キャナで色分解される実際の原稿のサイズに対応する相
似図形に変換する(S7)。この比例座標変換において
は、ステップS2で選択された条件に対応して異なった演
算が行われる。すなわち、ステップS6の回転座標変換に
より得られた座標値を(x,y)とし、上記比例座標変換
により得られた座標値を(Dx,Dy)とし、ステップS3で
入力された拡大縮小率をD、ステップS4で入力された倍
率をmとすると、 条件(イ)が選択された場合は、 Dx=(1/m)・x・(1/D) Dy=(1/m)・y・(1/D) 条件(ロ)または(ニ)が選択された場合は、 Dx=(1/m)・x Dy=(1/m)・y 条件(ハ)が選択された場合は、 Dx=x Dy=y となる。
変換手段20bが、ステップS6で座標変換された図形をス
キャナで色分解される実際の原稿のサイズに対応する相
似図形に変換する(S7)。この比例座標変換において
は、ステップS2で選択された条件に対応して異なった演
算が行われる。すなわち、ステップS6の回転座標変換に
より得られた座標値を(x,y)とし、上記比例座標変換
により得られた座標値を(Dx,Dy)とし、ステップS3で
入力された拡大縮小率をD、ステップS4で入力された倍
率をmとすると、 条件(イ)が選択された場合は、 Dx=(1/m)・x・(1/D) Dy=(1/m)・y・(1/D) 条件(ロ)または(ニ)が選択された場合は、 Dx=(1/m)・x Dy=(1/m)・y 条件(ハ)が選択された場合は、 Dx=x Dy=y となる。
次いで、一次原稿の一次割付指定紙に対する最終倍率
値が算出される(S8)。この最終倍率値の算出も測定条
件によって相違し、最終倍率値をMとすると、 条件(イ)が選択された場合は、 M=m・D 条件(ロ)が選択された場合は、 M=m・(1/D) 条件(ハ)が選択された場合は、 M=1/m 条件(ニ)が選択された場合は、 M=m となる。
値が算出される(S8)。この最終倍率値の算出も測定条
件によって相違し、最終倍率値をMとすると、 条件(イ)が選択された場合は、 M=m・D 条件(ロ)が選択された場合は、 M=m・(1/D) 条件(ハ)が選択された場合は、 M=1/m 条件(ニ)が選択された場合は、 M=m となる。
次いで、ステップS7で算出された図形データおよステ
ップS8で算出された最終倍率値等の原稿のデータははメ
モリ23に格納される(S9)。
ップS8で算出された最終倍率値等の原稿のデータははメ
モリ23に格納される(S9)。
このようにして、測定された原稿のデータが次々とメ
モリ23に格納される。
モリ23に格納される。
なお、原稿の貼付け角すなわち第4図に示す点R1、R
2、R3、R4で示された矩形の版面線Hに対する傾きはか
角度表示器8に、ステップS8で算出された最終倍率は倍
率表示器9に表示される。
2、R3、R4で示された矩形の版面線Hに対する傾きはか
角度表示器8に、ステップS8で算出された最終倍率は倍
率表示器9に表示される。
この後、描画データ算出手段20cがメモリ23に格納さ
れた原稿のデータを読み出し、XYプロッタ30がセットさ
れたシート上に描画すべき図形の描画座標値、倍率値、
原稿No.等の描画データを算出する。ここで、図形の描
画座標値は、ステップS7で変換された図形データのシー
ト上への出力位置を特定することにより決定される。こ
の図形データの出力位置の特定は、例えば、デイスプレ
イ22上にシート領域および出力される図形を表示し、キ
ーボード等を操作して所望の位置へ表示された図形を移
動させることにより行われる。このようにして、一枚の
シート上に出力される全ての図形の位置が特定される
と、操作制御盤7等からの出力指令により、XYプロッタ
30にセットされたシート上に各種図形等が描画される。
れた原稿のデータを読み出し、XYプロッタ30がセットさ
れたシート上に描画すべき図形の描画座標値、倍率値、
原稿No.等の描画データを算出する。ここで、図形の描
画座標値は、ステップS7で変換された図形データのシー
ト上への出力位置を特定することにより決定される。こ
の図形データの出力位置の特定は、例えば、デイスプレ
イ22上にシート領域および出力される図形を表示し、キ
ーボード等を操作して所望の位置へ表示された図形を移
動させることにより行われる。このようにして、一枚の
シート上に出力される全ての図形の位置が特定される
と、操作制御盤7等からの出力指令により、XYプロッタ
30にセットされたシート上に各種図形等が描画される。
第6図はXYプロッタ30により各原稿の原稿貼込線、ト
リミング範囲等が描画されたシートの一例を示した模式
図である。
リミング範囲等が描画されたシートの一例を示した模式
図である。
図示の如く、シート100の一側には版面線Hに対応す
る基準線101が描画され、各原稿について原稿No.100N、
倍率値100mとともに矩形の原稿貼込線102およびトリミ
ング範囲を示すトリミング線103が描画されている。
る基準線101が描画され、各原稿について原稿No.100N、
倍率値100mとともに矩形の原稿貼込線102およびトリミ
ング範囲を示すトリミング線103が描画されている。
なお、本実施例においては、データタブレット10より
入力される位置データは、投影像を形成する図形の頂点
の位置データ及び投影像中のトリミング範囲を示す図形
の位置データのみであるが、投影像内の任意の点の位置
データをデータタブレット10より入力してもよい。任意
の点の位置データを入力することにより、第6図に示す
ようなXYプロッタ30より出力されるシート上に上記任意
の点を描画することができ、後工程においてこの描画さ
れた点を使用して画像の位置決めを行うことができるか
らである。
入力される位置データは、投影像を形成する図形の頂点
の位置データ及び投影像中のトリミング範囲を示す図形
の位置データのみであるが、投影像内の任意の点の位置
データをデータタブレット10より入力してもよい。任意
の点の位置データを入力することにより、第6図に示す
ようなXYプロッタ30より出力されるシート上に上記任意
の点を描画することができ、後工程においてこの描画さ
れた点を使用して画像の位置決めを行うことができるか
らである。
また、本発明の演算制御装置にはフロッピーデイスク
装置等のデータ記録手段を接続し、倍率測定器で測定さ
れ演算制御装置で算出されたデータを記録媒体を記録で
きるようにしてもよい。この記録媒体を介して演算制御
装置が算出したデータを画像入出力装置、レイアウトシ
ステム等の画像処理装置に受け渡すことができるからで
ある。
装置等のデータ記録手段を接続し、倍率測定器で測定さ
れ演算制御装置で算出されたデータを記録媒体を記録で
きるようにしてもよい。この記録媒体を介して演算制御
装置が算出したデータを画像入出力装置、レイアウトシ
ステム等の画像処理装置に受け渡すことができるからで
ある。
(発明の効果) 請求項1に記載された発明においては、原稿を割付指
定紙上に投影することにより倍率を測定してスキャナ用
原稿貼付シートを作成する装置において、透過原稿とし
て一次原稿を拡大縮小して得られた二次原稿を利用した
場合においても、実際に使用される原稿に対する原稿貼
込線およびトリミング線が描画された原稿貼付シートを
作成することができるという効果を奏する。
定紙上に投影することにより倍率を測定してスキャナ用
原稿貼付シートを作成する装置において、透過原稿とし
て一次原稿を拡大縮小して得られた二次原稿を利用した
場合においても、実際に使用される原稿に対する原稿貼
込線およびトリミング線が描画された原稿貼付シートを
作成することができるという効果を奏する。
また、請求項2に記載された発明においては、原稿を
割付指定紙上に投影することにより倍率を測定してスキ
ャナ用原稿貼付シートを作成する装置において、投影面
上に載置される割付指紙として一次割付指定紙を拡大縮
小して得られた二次割付指定紙を使用した場合において
も、実際に使用される原稿に対する原稿貼込線およびト
リミング線が描画された原稿貼付シートを作成すること
ができるという効果を奏する。
割付指定紙上に投影することにより倍率を測定してスキ
ャナ用原稿貼付シートを作成する装置において、投影面
上に載置される割付指紙として一次割付指定紙を拡大縮
小して得られた二次割付指定紙を使用した場合において
も、実際に使用される原稿に対する原稿貼込線およびト
リミング線が描画された原稿貼付シートを作成すること
ができるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示した装置のブロック図、
第2図は第1図に示す装置の外観図、第3図は演算制御
装置20の制御動作を示したフローチャート、第4図はデ
ータタブレット10で入力される位置データを説明するた
めの模式図、第5図はデータタブレット10上での各入力
点の位置関係を示した模式図、第6図はXYプロッタ30に
より各原稿の原稿貼込線、トリミング範囲等が描画され
たシートの一例を示した模式図である。 1……倍率測定機、1a……倍率測定手段 2……作業台、3……支柱 4……投影レンズ、5……原稿ホルダ 6……ランプハウス、7……操作制御盤 8……倍率表示器、9……角度表示器 10……データタブレット、11……カーソル 15……信号入力部、20……演算制御装置 20a……回転座標変換手段 20b……比例座標変換手段 20c……描画データ算出手段 21……キーボード、22……デイスプレイ 23……メモリ、30……XYプロッタ
第2図は第1図に示す装置の外観図、第3図は演算制御
装置20の制御動作を示したフローチャート、第4図はデ
ータタブレット10で入力される位置データを説明するた
めの模式図、第5図はデータタブレット10上での各入力
点の位置関係を示した模式図、第6図はXYプロッタ30に
より各原稿の原稿貼込線、トリミング範囲等が描画され
たシートの一例を示した模式図である。 1……倍率測定機、1a……倍率測定手段 2……作業台、3……支柱 4……投影レンズ、5……原稿ホルダ 6……ランプハウス、7……操作制御盤 8……倍率表示器、9……角度表示器 10……データタブレット、11……カーソル 15……信号入力部、20……演算制御装置 20a……回転座標変換手段 20b……比例座標変換手段 20c……描画データ算出手段 21……キーボード、22……デイスプレイ 23……メモリ、30……XYプロッタ
Claims (2)
- 【請求項1】一次原稿を拡大縮小して得られた二次原稿
を光学系に挿入し、この二次原稿の画像を投影面上に載
置された割付指定紙上に拡大縮小投影して、この投影画
像を割付指定紙上に描画された図形に一致させることに
より前記二次原稿の倍率を測定する投影倍率測定手段
と、 前記投影面上の画像の位置データを入力する位置データ
入力手段と、 前記二次原稿の一次原稿に対する拡大縮小率を入力する
拡大縮小率入力手段と、 前記投影倍率測定手段から入力される前記二次原稿の倍
率および前記拡大縮小率入力手段から入力される前記拡
大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段から入力
されたデータの座標変換を行い、前記スキャナで色分解
されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング範囲を描
画するためのデータを算出する演算制御手段と、 この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼込線
およびトリミング範囲を描画したシートを出力するシー
ト出力手段と、 を具備することを特徴とする多機能型スキャナ用原稿貼
付シートの作成装置。 - 【請求項2】投影面上に一次割付指定紙を拡大縮小して
得られた二次割付指定紙を載置し、この二次割付指定紙
上に原稿の画像を拡大縮小投影して該原稿の倍率データ
を測定する投影倍率測定手段と、 前記投影面上の画像の位置データを入力する位置データ
入力手段と、 前記二次割付指定紙の一次割付指定紙に対する拡大縮小
率を入力する拡大縮小率入力手段と、 前記投影倍率測定手段からから入力される該原稿の倍率
データおよび前記拡大縮小率入力手段からから入力され
る前記拡大縮小率に基づいて、前記位置データ入力手段
から入力されたデータの座標変換を行い、前記スキャナ
で色分解されるべき原稿の原稿貼込線およびトリミング
範囲を描画するためのデータを算出する演算制御手段
と、 この演算制御手段からのデータに基づいて原稿の貼込線
およびトリミング範囲を描画したシートを出力するシー
ト出力手段と、 を具備することを特徴とする多機能型スキャナ用原稿貼
付シートの作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21758888A JP2736420B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 多機能型スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21758888A JP2736420B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 多機能型スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264642A JPH0264642A (ja) | 1990-03-05 |
JP2736420B2 true JP2736420B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=16706642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21758888A Expired - Fee Related JP2736420B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 多機能型スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736420B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62130064A (ja) * | 1985-11-30 | 1987-06-12 | Dainippon Printing Co Ltd | スキヤナ用原稿貼付シ−トの作成装置 |
JPS63118158A (ja) * | 1986-04-25 | 1988-05-23 | Dainippon Printing Co Ltd | レイアウト装置用原稿貼付シ−トの作成装置 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21758888A patent/JP2736420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0264642A (ja) | 1990-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |