JPH06100819B2 - スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 - Google Patents

スキャナ用原稿貼付シートの作成装置

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JPH06100819B2
JPH06100819B2 JP5661686A JP5661686A JPH06100819B2 JP H06100819 B2 JPH06100819 B2 JP H06100819B2 JP 5661686 A JP5661686 A JP 5661686A JP 5661686 A JP5661686 A JP 5661686A JP H06100819 B2 JPH06100819 B2 JP H06100819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スキャナ特にレイアウトスキャナを使用して
各種原稿の色分解を行う場合に使用するスキャナ用原稿
貼付シートの作成装置に関するものである。
(技術的背景) 近年、スキャナによる原稿の色分解とともに、印刷物1
頁分の画像データをコンピュータ処理により合成するレ
イアウトスキャナが印刷製版の分野で使用されている。
このレイアウトスキャナはスキャナにページ編集機能を
持ったコンピュータを接続したものであり、スキャナに
よって取り込んだ画像データを上記コンピュータに与
え、レイアウト等の処理を施した後上記スキャナに出力
するものである。
第9図は一般的なレイアウトスキャナの構成を示した概
略図で、図において160はレイアウト部、170はタブレッ
トデジタイザー、180はスキャナ部である。図示の如
く、レイアウト部160は、コンピュータ161とこれに接続
されているメモリ162、163、デイスプレイ164、ジョイ
ステック165およびキーボード166より構成され、タブレ
ットデジタイザー170はカーソル171、入力面172からな
り、入力面172には台紙領域173、メニュー領域174が設
定されている。スキャナ部180は入力ドラム181、出力ド
ラム182、リニアエンコーダ183、ロータリエンコーダ18
4およびインタフェイス185、186より構成され、インタ
フェイス185、186はコンピュータ161に接続されてい
る。なお、コンピュータ161は入力コンピュータ、レイ
アウトコンピュータおよび出力コンピュータ(いずれも
図示せず)より構成されている。
このレイアウトスキャナでは各種原稿、割付指定紙、そ
の他の指示書に基づいて画像データの編集作業等が次に
ようにして行われる。まずスキャナ部180の入力ドラム1
81上に割付指定紙で指示された角度で原稿を貼り、リニ
アエンコーダ183からX方向位置データPXおよびロータ
リエンコーダ184からY方向位置データPYと共に、原稿
の画像データをインタフェイス185を介してコンピュー
タ161の入力コンピュータ(図示せず)に取込み、メモ
リ162に記憶させる。画像データは割付指定紙(図示せ
ず)に基づき実際のトリミング範囲より少し大きめの範
囲について原稿から取込んでおき、後にコンピュータ16
1のレイアウトコンピュータ(図示せず)で正確なトリ
ミングを行う。
画像データが書込まれたメモリ162は入力コンピュータ
から切り離されてレイアウトコンピュータに接続され
る。これによりデイスプレイ164にはメモリ162に書込ま
れている画像データが表示される。この表示画像をオペ
レータが観察し、割付指定紙を参照しながらジョイステ
ィック165を操作してカーソルを移動させトリミング範
囲を指定したり網ふせの位置等を指定する。また、キー
ボード166により変倍率、版面色、網%等の指定を行
う。
これらのデータはメモリ163に書込まれるので、書込み
終了後にメモリ163をレイアウトコンピュータから切り
離し、コンピュータ161の出力コンピュータ(図示せ
ず)に接続する。これによりメモリ163のデータは出力
コンピュータおよびインタフェイス186を介して取り出
され、スキャナ部180の出力ドラム182上にセットされた
フイルムにトリミングレイアウト済みの画像が出力され
ることとなる。
また、ジョイスティック165およびキーボード166を使用
して行った上記の作業は、タブレットデジタイザー170
を操作して行うこともできる。すなわち、タブレットデ
ジタイザー170の台紙領域173に上記割付指定紙をセット
して、カーソル171を操作して、割付指定紙に描画され
た絵柄の位置データおよびメニュー領域174に設定され
た各種メニューを選択して入力すればよい。
ここで、スキャナ部180の入力ドラム181から原稿の画像
データを取り込む場合、まず、割付指定紙で指定された
角度で原稿を入力ドラム181に貼り付ける必要がある。
そして、この原稿の貼り付け作業は作業者が目測に基づ
き行っている。すなわち、割付指定紙に描かれている図
形の傾斜角度を分度器により測定し、この測定値を基に
して分度器等を用いて原稿の角度を確認しつつ走査ドラ
ムに貼り付けている。したがって、作業が煩雑となるの
みならず正確な角度で原稿を貼り付けることができない
という問題が生じていた。
次に、コンピュータ161を使用したレイアウト作業にお
いては、取り込んだ画像データの正確なトリミングを行
う必要がある。このトリミング作業は、デイスプレイ16
4に画像を表示してジョイスティック165を操作して行う
ため、トリミング範囲の位置指定が不正確になりがちで
あり、作業に熟練を要するのみならずコンピュータ161
を長時間にわたり占有することとなり、高価なレイアウ
トスキャナを効率よく使用できないという問題があっ
た。
そこで、上記作業を改善するものとして、原稿の投影機
能を有する倍率測定機を利用して、変倍率を計測すると
ともに原稿の角度貼りゲージを出力する装置が特願昭59
-162108号の発明として、本出願人によって提案されて
いる。
しかしながら、上記の原稿の角度貼りゲージを出力する
装置はトリミング範囲までは指示することができず、ト
リミング範囲に関してはデイスプレイ164上に画像を表
示して行う煩雑な作業に頼っているのが実情である。
(発明の目的) 本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、原稿の変倍
率、原稿の貼込線およびトリミング範囲を原稿貼付シー
トの所望の位置に同時に出力して、レイアウトスキャナ
を効率よく稼動させる装置を提供することを目的とする
ものである。
(発明の概要) この目的達成のため本発明では、原稿を指定されたサイ
ズに投影して原稿の倍率を測定する倍率測定機と、割付
指定紙上の基準線の位置データ、投影された原稿の位置
データおよび投影された原稿のトリミング範囲を示す位
置データを入力するデータタブレットと、前記倍率測定
機からの倍率データおよび前記データタブレットからの
位置データに基づき演算を行い原稿貼込線およびトリミ
ング範囲のデータを算出し出力する演算制御装置と、前
記演算制御装置の演算結果に基づいて前記トリミング範
囲および前記トリミング範囲に対して所定の角度をなす
原稿貼込線をシートに出力する出力装置であってその出
力位置を指示するための座標入力手段を有する出力装置
と、を具備することを特徴とするスキャナ用原稿貼付シ
ートの作成装置を提供するものである。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の外観図で、1は
倍率測定機を表し、2は作業台、3は支柱、4は投影レ
ンズ、5は原稿ホルダ、6はランプハウス、7は操作制
御盤、8は倍率表示器、9は角度表示器、10はデータタ
ブレット、11はカーソルである。倍率測定機1はキーボ
ード21およびディスプレイ22が接続された演算制御装置
20を介してデジタイザー付XYプロッタ30に接続されてい
る。なお、Bは割付指定紙、Iは原稿ホルダ5にセット
された原稿の投影像である。
投影レンズ4、原稿ホルダ5、それにランプハウス6は
一体となって支柱3に保持され、作業台2の表面に置か
れている割付指定紙Bの表面を原稿の像の投影面とする
倍率測定機1を構成するようになっており、原稿ホルダ
5に装着された原稿はランプハウス6の中に設けてある
光源から適当なコンデンサレンズなどを介して照明さ
れ、その絵柄の投影像Iが割付指定紙Bの表面に投影さ
れるようになっている。
また、投影レンズ4、原稿ホルダ5、それにランプハウ
ス6は支柱3に沿って上下に移動可能に構成され、操作
制御盤7のスイッチなどを操作することにより上下に移
動し、これにより透過原稿の像を所定の範囲にわたって
任意の大きさに縮小、拡大した投影像Iを割付指定紙B
の表面に結像させることができるようになっている。そ
して、このとき投影レンズ4と割付指定紙Bの間の距離
をリニアエンコーダなどによって取込み、演算処理して
倍率を求め、倍率表示器8に表示するようになってい
る。
従って、透過原稿を原稿ホルダ5にセットし、その投影
像Iを割付指定紙Bに描かれている図形と一致させてや
れば、倍率が自動的に倍率表示器8に表示され、倍率測
定を終了させることができる。なお、このような自動倍
率測定機は周知である。
デジタイザー付XYプロッタ30はXYプロッタ31、デジタイ
ザー面32、カーソル33を具備し、カーソル33で入力され
たデジタイザー面32上の位置にXYプロッタ31の出力位置
がくるように制御することができる。なお、このデジタ
イザー付きXYプロッタ30は本願発明における出力装置に
相当し、デジタイザー面32とカーソル33が本願発明にお
ける座標入力手段に相当する。
第2図は本発明の一実施例における信号の処理系の一例
を示したブロック図で、倍率測定機1およびデータタブ
レット10から与えられるデータは信号入力部15を介して
演算制御装置20に入力されているが、このときの演算制
御装置20によるデータの取込みや演算処理の開始など
は、操作制御盤7に設けられているテンキーや押しボタ
ンスイッチあるいはキーボード21などによって制御さ
れ、デジタイザー付XYプロッタ30に対する駆動信号の出
力や、角度表示器9および倍率表示器8に対する表示信
号の出力などが行われる。
次に、この実施例による原稿の変倍率、角度出しおよび
トリミング範囲の設定の動作について説明する。
第3図は上記動作における測定手順を示した説明図であ
る。
まず、作業台2のデータタブレット10の上に割付指定紙
B(あるいはそのコピー)をセットした(S1)後、原稿
ホルダ5にカラーフイルムなどの原稿をセットし(S
2)、作業台2のデータタブレット10の上にセットされ
た割付指定紙Bの表面に原稿の像Iを投影させる。
次いで、原稿No.を操作制御盤7に設けられているテン
キーあるいはキーボード21によって入力した(S3)後、
操作制御盤7に設けられている倍率合わせスイッチを操
作し、割付指定紙Bに描かれている割付指定用の図形に
対して原稿像Iの絵柄を一致させるようにする。なお、
このときの位置の一致は割付指定紙Bを作業台2の上で
ずらすことによって行う。
この後、操作制御盤7の倍率表示スイッチを操作すれ
ば、そのときの倍率が倍率表示器8に表示されるととも
に倍率データは演算制御装置20に取り込まれる(S4)。
なお、既に説明したように、上記の操作は周知の倍率測
定機の場合とほとんど同じであり、角度出しおよびトリ
ミング範囲の設定が不要な原稿に対しては以下の操作は
必要ない。
次に割付指定紙B上の各種位置データが入力される(S
6)。
第4図はデータタブレット10上での入力点の説明図であ
る。図において、作業台2に設けられたデータタブレッ
ト10上には割付指定紙Bが載置され、割付指定紙B上に
は矩形を形成する版面線Hおよび割付指定用の図形Eが
描かれている。投影像Iは図形Eと一致するように投影
されている。
まず、割付指定紙Bに描かれている版面線H上の2点T
1、T2の位置データをカーソル11にて入力する。この版
面線Hはスキャナの分解ドラムに原稿を貼り付ける場合
の基準線に対応するものである。次に、投影像Iを形成
する矩形の頂点R1、R2、R3、R4の位置データをカーソル
11にて入力し、さらに、投影像Iの中のトリミング範囲
を示す矩形の頂点Q1、Q2、Q3、Q4の位置データをカーソ
ル11にて入力する。これらの位置データは操作制御盤7
の操作スイッチ、あるいはキーボード21を操作すること
により演算制御装置20に取り込まれる。
こうして割付指定紙B上の位置データが入力されると、
この時点で演算制御部20は位置データおよび前記倍率デ
ータの処理を開始し、原稿の貼込線データおよびトリミ
ング範囲データを算出し(S6)、メモリ23に記憶され
る。また、前記基準線に対するこの貼込線の傾きすなわ
ち原稿Fの設定角度データを同時に角度表示器に表示さ
せる。
次いで、デジタイザー付XYプロッタ30のカーソル33を操
作してXYプロッタ31の出力位置を入力する(S7)。
第6図はデジタイザー付XYプロッタ30における出力位置
の入力を示した説明図である。図示の如くデジタイザー
面32上にはシート60が載置され、シート60の左隅上部の
位置P1にはすでに原稿貼込線を示す輪郭線61とトリミン
グ線62よりなる図形Aが描画されている。XYプロッタ31
の出力位置は、カーソル33を移動させ、デジタイザー面
32の所望の位置を指示することにより入力される。例え
ば、図示の如く位置P2をカーソル33で指示した場合は、
P2をトリミング線62の矩形の中心として輪郭線61とトリ
ミング線62を描画する。したがって、位置P1をカーソル
33で指示した場合は、図6における図形Aにて示したよ
うにトリミング線62の矩形の中心が位置P1となるよう
に、輪郭線61とトリミング線62よりなる図形がペン34に
より描画されることとなる。
次いで、操作制御盤7のゲージ出力スイッチあるいはキ
ーボード21を操作すると、上記メモリからのデータがXY
プロッタ30の制御回路に送られ、これによりXYプロッタ
30による図形出力動作が開始され、原稿貼込み線および
トリミング範囲を示す図形がステップ7で入力された位
置にハードコピーが完成する(S8)。
この後、次の原稿の倍率測定作業を行う場合は、ステッ
プ9からステップ2に戻り、ステップ8までの操作を行
う。この場合、ステップ7の出力位置の入力において
は、シート60上には前の操作までに入力された原稿の輪
郭線、トリミング線よりなる図形が描画されているた
め、この描画された図形を参照して容易に所望の出力位
置の入力行うことができる。
このようにして、所定の原稿の倍率測定作業等が終了し
た場合、あるいは、ステップ8においてシート60上に描
画できる図形のスペースがなくなった場合は終了の操作
を行い(S9)、測定作業終了となる。
第5図はステップ6においてデータタブレット10から入
力される各点の位置関係を示した説明図であり、図に基
づいてステップ7における原稿の貼込線データおよびト
リミング範囲データの算出を詳細に説明する。
図に示すX-Y座標において版面線H上の2点T1、T2の座
標をT1(a,b)、T2(c,d)とすると版面線Hの座標軸X
に対する傾きθは となる。
ここで、原点をPO(w,z)とし、版面線Hおよびこれに
直交する線を座標軸とする新座標をx-yとすると、X-Y座
標からx-y座標への座標変換式は次のようになる。
X=x cosθ+y sinθ+w y=−x sinθ+y cosθ+z これより となる。
また、式よりsinθ、cosθは と表されるため、データタブレット10上でX-Y座標で入
力した任意の点の座標は、式より版面線Hを基準と
するx-y座標上の座標値に置換される。例えば、点R1のX
-Y座標値を(XR1、YR1)、x-y座標値を(xR1、yR1)と
すると となる。同様にして,R2〜R4、Q1〜Q4の全ての点がx-y座
標で得られることとなる。
次に、これらの座標値からXYプロッタ30で描画するため
の描画座標値を算出する。
前記倍率測定作業で得られた倍率をm倍とし上記計算の
結果得られた座標値を(x、y)、描画座標値を(Dx、
Dy)とすると、 となる。
したがって、、、式よりXYプロッタ30で描画され
る描画座標値が得られることとなる。
第7図(a)、(b)はステップ11で出力される原稿貼
込線およびトリミング線を各種シートに描画した例を示
す説明図である。
第7図(a)は透明シート100に描画した例である。図
において透明シート100の一端には版面線Hに対応する
基準線101が描画され、さらに原稿No.100N、倍率値100m
が描画されている。透明シート100の中央部には矩形の
原稿貼込線102が描画され、原稿貼込線102の内側にはト
リミング範囲を示す矩形のトリミング線103が描画され
ている。
第7図(b)は紙等の不透明シート200に描画した例で
ある。この場合は上記透明シート100と同様に基準線20
1、原稿No.200N、倍率値200m、矩形の原稿貼込線202が
描画されるが、トリミング線203は矩形の各辺を原稿貼
込線202の外側まで延長した形で描画される。これは、
不透明シート200は原稿貼込線202に沿ってカットされ切
り抜かれた後、該切り抜き部に原稿がセットされるため
である。
第8図はステップ7で入力された出力位置データに基づ
いて原稿貼込線およびトリミング線を不透明シートに描
画した例を示す説明図である。図示の如く、シートの一
端には基準線301が描画され、各原稿の原稿貼込線302お
よびトリミング線303が所望の位置に描画され、これら
原稿貼込線およびトリミング線の近傍に原稿No.300Nお
よび倍率値300mが描画されている。この原稿貼付シート
の利用方法を説明すると、原稿貼込線302を基準にして
原稿を所定枚貼り込んだあとに、原稿貼付シートをレイ
アウトスキャナの入力ドラム181に巻付ける。続いて、
スキャナにおける画像入力範囲の指定をトリミング線30
3を基準にして設定する。従って、この原稿貼付シート
を用いると、スキャナにこの原稿貼付シートをセットす
るだけで簡単にスキャナへの原稿の貼込作業を行うこと
ができるとともに、レイアウトスキャナのトリミング範
囲の設定を短時間ででき、しかも正確にトリミングされ
た画像が入力されるので、レイアウトスキャナにおける
画像のレイアウト作業が効率良くできる。
尚、本発明の装置で作成された原稿貼付シートはレイア
ウトスキャナの稼動効率を向上させる目的のみに使用さ
れるものではなく、コンピュータと接続されていない通
常のスキャナに使用してその稼動効率を向上させること
ができることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、原稿の倍率測定時にデ
ータタブレット10上で割付指定紙Bの基準線の位置デー
タ、投影された原稿の位置データおよび投影された原稿
のトリミング範囲を示す位置データを入力し、出力装置
の座標入力手段により原稿貼込シート上の出力位置を指
示することにより、トリミング範囲を示すトリミング線
およびこのトリミング範囲に対して所定の角度をなす原
稿貼込線が同時に描画されたシートを得ることができ
る。
この原稿貼付シートを用いると、予め所定の角度で原稿
が貼込まれた原稿貼付シートを走査ドラムに巻き付ける
だけで、複数の原稿を所定の角度で走査ドラムに貼り込
めるので、スキャナの走査ドラムに対する原稿の貼り込
み作業の能率を大幅に向上できるとともに、レイアウト
スキャナのトリミング範囲の設定を、トリミング線を基
準にして設定することにより短時間ででき、しかも正確
にトリミングされた画像が入力されるので、デイスプレ
イ上での煩雑なトリミング範囲の設定作業を行わないで
トリミング範囲の設定が正確に行える。従って、レイア
ウトスキャナにおける画像のレイアウト作業を効率良く
行うことができる。さらに、原稿貼込シートには所望の
位置にスペースの無駄なく原稿貼込線およびトリミング
線が描画されることから、倍率測定作業およびスキャナ
の色分解作業を能率よく行うことができ、結果としてレ
イアウトスキャナの稼動効率を大幅に向上させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である装置の外観を示す斜視
図、第2図は本発明の一実施例における信号の処理系の
一例を示したブロック図、第3図は本発明の測定手順の
一例を示した説明図、第4図は第1図に示すデータタブ
レット10上での入力点の説明図、第5図は第4図に示す
各入力点の位置関係を表した説明図、第6図は第3図の
ステップ7でのデジタイザー付XYプロッタ30における出
力位置の入力を示した説明図、第7図(a)、(b)は
第3図のステップ11で出力される原稿貼込線およびトリ
ミング線を各種シートに描画した例を示す説明図、第8
図は第3図のステップ9で入力された出力位置データに
基づいて原稿貼込線およびトリミング線を不透明シート
に描画した例を示す説明図、第9図は一般的なレイアウ
トスキャナの構成を示した概略図である。 1……倍率測定機 2……作業台 3……支柱 4……投影レンズ 5……原稿ホルダ 6……ランプハウス 7……操作制御盤 8……倍率表示器 9……角度表示器 10……データタブレット 11……カーソル 15……信号入力部 20……演算制御装置 21……キーボード 22……デイスプレイ 23……メモリ 30……デジタイザー付XYプロッタ 31……XYプロッタ 32……デジタイザー面 33……カーソル B……割付指定紙 I……原稿の投影像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を指定されたサイズに投影して原稿の
    倍率を測定する倍率測定機と、 割付指定紙上の基準線の位置データ、投影された原稿の
    位置データおよび投影された原稿のトリミング範囲を示
    す位置データを入力するデータタブレットと、 前記倍率測定機からの倍率データおよび前記データタブ
    レットからの位置データに基づき演算を行い原稿貼込線
    およびトリミング範囲のデータを算出し出力する演算制
    御装置と、 前記演算制御装置の演算結果に基づいて前記トリミング
    範囲および前記トリミング範囲に対して所定の角度をな
    す原稿貼込線をシートに出力する出力装置であって、そ
    の出力位置を指示するための座標入力手段を有する出力
    装置と、 を具備することを特徴とするスキャナ用原稿貼付シート
    の作成装置。
JP5661686A 1986-03-14 1986-03-14 スキャナ用原稿貼付シートの作成装置 Expired - Lifetime JPH06100819B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5458502A (en) * 1977-10-18 1979-05-11 Toppan Printing Co Ltd Method of mounting document at color scanner
JPS60112039A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 Dainippon Printing Co Ltd スキヤナ−用原稿角度設定装置

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