JPH0560095B2 - - Google Patents

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JPH0560095B2
JPH0560095B2 JP14132484A JP14132484A JPH0560095B2 JP H0560095 B2 JPH0560095 B2 JP H0560095B2 JP 14132484 A JP14132484 A JP 14132484A JP 14132484 A JP14132484 A JP 14132484A JP H0560095 B2 JPH0560095 B2 JP H0560095B2
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JP14132484A
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JPS6120948A (ja
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Shinichi Myajima
Juji Pponma
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6120948A publication Critical patent/JPS6120948A/ja
Publication of JPH0560095B2 publication Critical patent/JPH0560095B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/90Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof prepared by montage processes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原稿から直接、トリミング済みの画
像データを得る方法に係り、特に前処理に必要な
作業が少くて済むようにした印刷製版における自
動トリミング方法に関する。
〔発明の背景〕
近年、印刷製版に必要なレイアウト作業をコン
ピユータを用いて行なうようにしたレイアウトシ
ステムが多用されるようになつてきた。そして、
このようなシステムにおいては、一般に、画像デ
ータを原稿がら読取るために回転ドラム形のスキ
ヤナを用い、読取つた画像データを一旦、磁気デ
イスク・パツクなどのメモリに記憶し、その後の
処理を備えるようになつていた。
ところで、上記したレイアウト作業は、原稿面
の必要な範囲だけをトリミングし、それを1ペー
ジの画像面のどの位置に割付けるかを指定するこ
とによつて行なわれるが、その為、従来は、ま
ず、上記メモリに取込んである画像データを取り
出してデイスプレイしトリミング範囲を表わすカ
ーソル像と原稿の像とをデイスプレイ画像面で任
意に移動させ、割付台紙で指定された位置に所定
の原稿の絵柄を順次、はめ込んでゆく方法をとつ
ていた。
従つて、この従来の方式では、デイスプレイ画
像面での位置決め作業に熟練と時間を要する上、
位置決めに誤差を生じ易くて正確なレイアウトが
困難であつたり、レイアウトのための特別な機能
を有するデイスプレイ装置を必要とするため高価
なシステムになり易いという欠点があつた。
また、これとは別に、スキヤナで原稿を読取る
際、予め原稿のトリミングすべき部分の寸法をス
キヤナの変倍率を考慮に入れて測定し、この寸法
データとスキヤナ上でのトリミングすべき位置を
キーボードなどにより指定してから画像データの
読取りを行なうようにする方法も知られていた。
しかし、この方法では、寸法の測定や位置の指
定に多大の熟練と時間を要するという欠点があつ
た。
そこで、このような従来の方法の欠点を除くた
め、スキヤナなど、原稿から画像データを読取る
ための画像データ読取手段に、原稿面上の任意の
点を選んでその位置データの発生が可能な手段を
設け、割付台紙面上の画像の割付位置データ、及
びその画像の変倍率データ、及びその画像内の特
定の点の位置データと、画像データ読取手段に装
着された原稿の対応する特定の点の位置データと
から原稿面の読取るべき範囲を算出し、画像デー
タの読取り時にトリミングされた画像データを直
接得られるようにし、この画像を前記割付位置デ
ータの指定に従つてレイアウトをするようにした
システムが特願昭57−168591号の発明として、本
出願人によつて提案されている。
ところで、このようなシステムによるトリミン
グに際しては、上記したように、画像データ読取
手段によるトリミング済み画像データの読取り処
理に入るまでの前処理として各種のデータの取込
み処理を必要とし、特にその中には例えばスキヤ
ナのドラムなど画像データ読取手段に原稿を装着
したあと、この原稿面の特定点によるデータの取
込みという、かなりの熟練と細心の注意を要する
操作が必要であり、従つて、このような従来のシ
ステムでは、トリミングの前処理に多大の時間を
要し、印刷製版コストの引下げに大きな障害を与
えてしまうという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を除
き、画像データ読取手段に原稿を装着した後での
前処理を不要にし、そのまま直ちにトリミング済
み画像データの読取り動作に入ることができるよ
うにした自動トリミング方法を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、画像デー
タ読取手段に対する原稿の装着に際して、この原
稿の装着位置を規定するゲージ手段を用い、原稿
の縁部角の点に関する位置データを予じめ定数と
して設定し得るようにした点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による自動トリミング方法につい
て、図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例が適用されるトリミ
ングスキヤナシステムの一例を示したもので、こ
の図において、1は画像データ読取用スキヤナの
読取走査ドラム(以下、単にドラムという)、2
は写真フイルムなどの原稿、3は読取ヘツド、4
はロータリーエンコーダ(回転位置検出器)、5
はリニヤーエンコーダ(真線位置検出器)、6は
制御装置、7は光源ランプ、8はデータタブレツ
ト、9は割付台紙、10はカーソル、11は外部
メモリ、12はキーボード、13はメニユー領域
である。
ドラム1はその円筒面に原稿2を保持し、所定
の速度で回転させることにより読取ヘツド3で原
稿2を走査させ、画像データVを読取らせる働き
をする。
ロータリーエンコーダ4はドラム1の回転方
向、つまり円周方向に沿つた位置を検出し、それ
に対応した位置データPYを発生する働きをする。
リニヤーエンコーダ5は読取ヘツド3の位置を
検出し、そのドラム1の軸方向と平行な位置を表
わす位置データPXを発生する働きをする。
制御装置6はコンピユータなどからなり、シス
テム全体の制御や各種データの処理などを行な
う。
光源ランプ7はドラム1の内側から原稿2を照
射する働きをする。
データタブレツト8はタブレツトデジタイザな
どとも呼ばれるもので、その表面上の点をカーソ
ル10で指定し、その点の位置を直角座標で表わ
した位置データPx、Pyを発生する働きをし、さ
らに、その表面に用意されたメニユー領域13か
ら数値データに入力を行ない、画像の変倍率デー
タを入力する働きをする。
なお、この変倍率データを含め、必要な数値デ
ータはキーボード12などを用いて入力するよう
にしてもよい。
外部メモリ11は磁気デイスク・パツクなどか
らなる記憶装置で、少なくとも1ページ分の画像
データの記憶が可能なものである。
次に、第2図は本発明の一実施例において必要
とする変倍率データと原稿位置規定用のゲージを
得るために使用する装置の一例で、例えば本出願
人にかかる特願昭58−218736号の発明と同じもの
であり、この第2図において、14は作業台、1
5は支柱、16は投影レンズ、17は原稿ホル
ダ、18はランプハウム、19は操作制御盤、2
0は倍率表示器、21はX−Yプロツタ、22は
角度表示器である。なお、9は割付台紙、Iは原
稿の投影像を表わす。
作業台14はその表面に割付台紙9を載置し、
倍率測定作業などを効率的に行なわせると共に、
装置全体の台としても機能する。
投影レンズ16、原稿ホルダ17、それにラン
プハウス18は一体となつて支柱15に保持さ
れ、作業台14の表面に置かれている割付台紙9
の表面を原稿の像の投影面とする倍率測定機を構
成するようになつており、原稿ホルダ17に装着
された原稿はランプハウス18の中に設けてある
光源から適当なコンデンサレンズなどを介して照
明され、その絵柄の投影像Iが割付台紙9の表面
に投影されるようになつている。また、投影レン
ズ16、原稿ホルダ17、それにランプハウス1
8は支柱15に沿つて上下に移動可能に構成さ
れ、操作制御盤19のスイツチなどを操作するこ
とにより上下に移動し、これにより原稿の像を所
定の範囲にわたつて任意の大きさに縮小、拡大し
た投影像Iを割付台紙9の表面に結像させること
ができるようになつている。そして、このときの
投影レンズ16と割付台紙9の間の距離と、原稿
との間の距離をリニヤエンコーダなどによつて取
り込み、演算処理して倍率を求め、倍率表示器2
0に表示するようになつている。
従つて、原稿をセツトし、その投影像Iを割付
台紙9の表面に作り、それを割付台紙9に描かれ
ている図形と一致させてやれば、倍率が自動的に
倍率表示器20に得られ、倍率測定を終了させる
ことができる。なお、このような方式による自動
倍率測定機は周知である。
原稿ホルダ17は、そこに装着された原稿を、
それが水平の平面を保つたまま投影レンズ16の
光軸を中心にして回動し得るように作られ、この
ときの回動角が図示してないロータリーエンコー
ダによつて電気的なデータに変換されて内部の演
算部に取り込まれるようになつている。
次に、これら第1図及び第2図により本発明の
一実施例の動作について説明する。
さて、本発明の一実施例においては、トリミン
グの前処理として、まず、第2図の倍率測定機に
より変倍率データと、原稿の取付位置規定用のゲ
ージの作成処理、それに割付台紙9における原稿
投影時の原稿縁部角の点のマーク処理とが以下の
〜のようにして行なわれる。
作業台14の上に割付台紙9(或いはそのコ
ピー)を載置し、これと並行して原稿ホルダ1
7にカラーフイルムなどの原稿をセツトして割
付台紙9の表面に原稿の像Iを投影させる。
操作制御盤19に設けられている倍率合わせ
スイツチを操作し、割付台紙9に描かれている
割付指定用の図形に対して原稿像Iの絵柄を一
致させるようにする。なお、このときの位置の
一致は割付台紙9を作業台14の上でずらすこ
とによつて行なう。
の操作を終つたら操作制御盤19の倍率表
示スイツチを操作すれば、そのときの倍率が倍
率表示器20に表示される。
なお、既に説明したように、このないし
の操作は周知の倍率測定機の場合とほとんど同
じである。
絵柄の一致が得られ倍率が求められたら、原
稿像Iの原稿縁部角の点が投影されている点を
Paとして割付台紙9にマークする。
次に、原稿ホルダ17に設けられている原稿
回動用のつまみを操作して原稿を回動させ、割
付台紙9の水平、垂直指定線に像Iの水平、垂
直の縁部を一致させ、この状態で操作制御盤1
9の基準角度設定スイツチを押し、このときに
原稿ホルダ17の中に設けられているロータリ
ーエンコーダによつて与えられているデータを
基準角データとして演算部に取り込ませる。
再び、つまみを操作して像Iを回動させ、割
付台紙9に描かれている指定図形に対して像I
の絵柄を再度一致させる。そして、この状態で
操作制御盤19の角度計算スイツチを押し、こ
のときのロータリーエンコーダによるデータを
測定角データとして演算部に取り込ませる。
こうして基準角データと、それに続いて測定
角データとが入力されると、この時点で演算部
はこれらのデータの処理を開始し、原稿の回転
角度を表わす回転角データを算出し、それを角
度表示器22に表示させると共にメモリに格納
させる。
ここで、操作制御盤19のゲージ出力スイツ
チを操作すると、上記メモリからのデータがX
−Yプロツタ21の制御回路に送られ、これに
よりX−Yプロツタ21による図形出力動作が
開始され、所定の角度位置規定用ゲージ図形が
描かれたハードコピーが完成する。
第3図はX−Yプロツタ21から出力されるハ
ードコピーの一実施例で、図において、Pはポリ
エステル・フイルムなどの透明フイルムベース、
R,A,Uはそれぞれベースに描かれた直線で、
Rは基準線、Aは角度指定線、Uは直交線であ
る。なお、このような透明フイルタをベースとし
て図形のハードコピーを出力するX−Yプロツタ
は周知のものである。
こうして、X−Yプロツタ21から出力された
第3図に示すような透明ハードコピーは、以下、
位置規定ゲージと呼び、Qで表わす。
そして、このとき、X−Yプロツタ21は角度
指定線Aと直交線Uの交点を原稿2の縁部角の点
P′aとし、この点P′aが基準線Rとフイルムベー
スPの左縁端部Sに対して常に一定の関係を保つ
ように、これら角度指定線Aと直交線Uを描き出
すようになつている。
こうして変倍率(倍率)データαの測定算出
と、位置規定ゲージQの作成を終つたら、次にこ
のゲージQを用いて原稿2をスキヤナのドラム1
に装着するのであるが、これを第4図によつて説
明する。
まず、この第4図で、Gはドラム1の表面に、
ドラム1の軸と平行にして描かれている主走査方
向の基準線であり、Tは同じく円周方向に描かれ
ている副走査方向の基準線である。なお、これら
の線G,Tは適当な塗料などで描いたもののほ
か、どのような方法で設けられたものでもよい。
さて、このようにドラム1を用い、これに対し
て以下に示すようにして原稿2の装着を行なう。
(イ) 位置規定ゲージQの基準線Rをドラム1の基
準線Gに、そして左縁端部Sを基準線Tにそれ
ぞれ一致させ、この状態で位置規定ゲージQの
上端部だけをドラム1に貼り付ける。
(ロ) 原稿2を位置規定ゲージQの下側に入れてド
ラム1の表面に当て、位置規定ゲージQに描画
されている角度指示線Aと直交線Uに原稿2の
左側と上方の縁部を合わせて位置決めと角度合
わせを行なう。
(ハ) 原稿2がずれないように保つたまま、接着テ
ープなどにより原稿2をドラム1の表面に貼り
付け、位置規定ゲージQを取り外して原稿2の
装着を完了する。
こうしてドラム1に原稿2を装着したら、次に
第5図に示すようにデータタブレツト8の所定の
位置に割付台紙9をセツトする。この割付台紙9
には、レイアウトすべき原稿のトリミング範囲を
指定する罫線Kと、その中に含まれている絵柄の
輪郭線を示す簡単な図形Fが描かれている。
そこで、次に、カーソル10を動かし、罫線K
の位置データを制御装置6に入力する。即ち、い
ま、トリミング範囲が図の罫線Kで表わされてい
るような方形のときには、この方形の左上の角に
ある点P1と右下の角にある点P2とに順次、カー
ソル10のマークを当て、これらの点P1とP2
位置データ(P1:x1,y1)、(P2:x2,y2)を制御
装置6に入力し、さらに、Paの位置データ(xa
ya)を入力する。なお、このPaは、第2図で説
明した倍率測定時に、原稿像Iの縁部角に対応し
てマークした点である。
次に、制御装置6は、これらの位置データx1
x2,xa,y1,y2,yaに基づいて演算を行ない、第
6図に示すように、原稿2のトリミング範囲
K′を定めるのに必要な点P′1,P′2の算出を行な
う。ここで、トリミング範囲K′は第2図で示し
た割付台紙9の罫線Kによつて指定されるべきも
のであるのはいうまでもない。
いま、点P′1の位置データを(X1,Y1)、点P′2
の位置データ(X2,Y2)、原稿2縁部角の点P′a
の位置データを(Xa,Ya)とし、さらにドラム
1から画像データを読み取る際の変倍率をαとす
れば、これらのデータの関係は以下のようにな
る。
x2−x1=α(X2−X1) ……(1) y2−y1=α(Y2−Y1) ……(2) xa−x1=α(Xa−X1) ……(3) x2−xa=α(X2−Xa) ……(4) ya−y1=α(Ya−Y1) ……(5) y2−ya=α(Y2−Ya) ……(6) 従つて、これら(1)〜(6)式の関係から、トリミン
グ範囲Kを指定するのに必要な点P′1とP′2を表わ
す位置データX1,Y1,X2,Y2の算出のために
は、ドラム1の表面での原稿2縁部角の点P′aを
表わす位置データXa、Ya)が不可欠で、このた
め従来は、ドラム1に原稿2を装着したあと、こ
のドラム面でのP′aによる位置データの取込みを
必要としていたのであるが、この発明の実施例に
よれば、第3図及び第4図で説明したように、原
稿2縁部角に設定した点P′aのドラム1の表面で
の位置は常に一定の位置に保たれる。
このため、この実施例においては、点P′aの位
置データ(Xa,Ya)を定数として予じめ制御装
置6の中に設定しておくことができるようにな
り、これを Xa=Cx Ya=Cy ……(7) と定めれば、上記した(1)〜(6)式は次のようにな
り、 x2−x1=α(X2−X1) ……(1) y2−y1=α(Y2−Y1) ……(2) xa−x1=α(Cx−X1) ……(3′) x2−xa=α(X2−Cx) ……(4′) ya−y1=α(Cy−Y1) ……(5′) y2−ya=α(Y2−Cy) ……(6′) 結局、この実施例によれば、第5図に示したデ
ータタブレツト8による割付台紙9の面上での位
置データの取込み操作だけでトリミングに必要な
データ取込み処理が全て完了し、トリミング範囲
K′を指定するのに必要な点P′1とP′2を表わす位置
データX1,Y1,X2,Y2を簡単に求めることがで
きる。
こうして点P′1,P′2を表わす位置データの算出
を完了したら、スキヤナによる画像データの読取
りを開始し、このとき、制御装置6は上記した位
置データX1,Y1,X2,Y2によつて第6図に示し
た原稿2のトリミング範囲K′を走査していると
きだけ画像データの読出しを行ない、メモリ11
に記憶する。
なお、このとき、P′1,P′2を表わす位置データ
X1,Y1,X2,Y2によりトリミング範囲K′だけか
ら画像データを読み出す方法としては種々のもの
が考えられるが、その一例を示すと、スキヤナの
走査ヘツド3による走査方向(副走査方向)の位
置をリニヤーエンコーダ5によつて検出するよう
にし、これによるデータRXとロータリーエンコ
ーダ4からのデータPYとを用い、データPXが位
置データX1を超えてからX2に達するまでの間だ
け開くゲートと、データPYが位置データY1を超
えてからY2に達するまでの間ごとに開くゲート
を用いて走査ヘツド3からの画像データVをゲー
トしてやればよい。
このようにしてメモリ11に格納された画像デ
ータをデータタブレツト8からのP1,P2の割付
座標データにしたがつて、制御装置6においてレ
イアウト処理し、その結果を再度メモリ11に記
憶する。
従つて、この実施例によれば、データタブレツ
ト8で割付台紙9の画像の割付位置データ、及び
その画像の変倍率データ、及び対応する原稿縁部
角の点の座標位置データを入力してやれば、それ
だけであとは自動的に原稿2のトリミングが行な
われ、トリミング済みの画像データが直接メモリ
11の中に書込まれることになり、原稿のトリミ
ングを極めて簡単に行なうことができる。
ところで、以上の説明では省略したが、原稿2
から画像データを読取つた際、一旦、これをバツ
フアに入れてモニタし、トリミングが正確に行な
われたか否かを確認した上、必要に応じて画像デ
ータの変更や修正を行なうようにしてもよい。
本発明をこのように構成した場合の動作をフロ
ーチヤートで示すと第7図のようになる。
なお、このときには、画像データのトリミング
範囲の変更や修正に備え、上記した(1)、(2)式を x2−x1<α(X2−Y1) ……(1′) y2−y1<α(Y2−Y1) ……(2′) としておき、変更や修正の余地を残すようにして
おいてもよい。
また、台紙上の罫線Kが円形もしくは多角形の
場合はドラム1から画像の入力する際、罫線の形
状に従つて画像をトリミングしてメモリ11に記
憶してもよいが、複雑な形状の場合はトリミング
寸法の計算が複雑となり、画像の入力に時間を要
し、ドラムが高速で回転する場合には計算が間に
合わなくなつたりする虞れがある。
このような場合は第8図及び第9図に示したよ
うに円形や多角形の罫線K1,K2などが内接する
矩形領域L1,L2を制御装置6で計算し、この矩
形領域でドラム1から画像をトリミングして入力
すればよい。このようにして入力した画像をメモ
リ11から読み出して制御装置6内でレイアウト
する際に円、多角形等の罫線に従つて再度トリミ
ングしてレイアウトすることになる。
なお、制御装置6内ではトリミングの位置の計
算に多少時間がかかつても、メモリ11に書込む
ための時間には制限がないため、問題は生じな
い。
ところで、以上の実施例では、ドラム1に対す
る位置規定ゲージQの位置決めを、ドラム1に設
けてある2本の基準線G,Tを用い、これにゲー
ジQの基準線Rと左縁端部Sを一致させて貼込む
ことによつて行なうようになつているが、これに
代えてピンを用いるようにしてもよい。すなわ
ち、第10図に示すように、位置規定ゲージQの
上部に2個の孔H1,H2を設けておき、これらの
孔H1,H2に対して角度指定線Aと直交線Uの交
点を原稿2縁部角の点P′aとしこの点P′aが常に
一定の位置となるようにする。一方、ドラム1に
は第11図に示すように2本のピンW1,W2を設
けておき、位置規定ゲージQの孔H1,H2をこれ
らのピンW1,W2に嵌合させることにより位置規
定ゲージQがドラム1に対して位置決めされるよ
うにしたものである。
この第10図、第11図の実施例によれば、位
置規定ゲージQのドラム1に対する位置決め作業
が、単にゲージQの孔をピンに挿入するという簡
単な内容のものとなり、しかも正確な位置決めを
常に確実に得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、スキヤ
ナのドラム面などの画像データ読取部分での位置
データの取込み処理を行なうことなく、自動的に
トリミング済み画像データを得ることができるか
ら、従来技術の欠点を除き、トリミング動作に必
要な前処理を内容を簡略化することができ、前処
理時間の短縮に伴なう製版コストの低減が可能な
上、原稿にキズなどを与える虞れの少ない自動ト
リミング方法を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されるトリミ
ングシステムの一例を示す全体構成図、第2図は
本発明の一実施例において使用される変倍率測定
装置の一例を示す説明図、第3図は位置規定ゲー
ジの一例を示す説明図、第4図は位置規定ゲージ
を用いた原稿の貼付作業の説明図、第5図はデー
タタブレツトによる位置データの入力操作の説明
図、第6図はドラム面における位置データの説明
図、第7図は本発明の一実施例による動作を示す
フローチヤート、第8図及び第9図はトリミング
範囲が方形以外の場合での動作を示す説明図、第
10図及び第11図は本発明の他の一実施例にお
ける位置規定ゲージとそれを用いた原稿の貼付作
業の説明図である。 1……読取走査ドラム、2……原稿、3……読
取ヘツド、4……ロータリーエンコーダ、5……
リニヤーエンコーダ、6……制御装置、7……光
源ランプ、8……データタブレツト、9……割付
台紙、10……カーソル、11……外部メモリ、
12……キーボード、13……メニユー領域、1
4……作業台、15……支柱、16……投影レン
ズ、17……原稿ホルダ、18……ランプハウ
ス、19……操作制御盤、20……倍率表示器、
21……X−Yプロツタ、22……角度表示器、
Q……位置規定ゲージ、R,G,T……基準線、
H1,H2……孔、W1,W2……ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿面と割付台紙面とに相互に対応する点と
    して原稿縁部角の点を設定し、割付台紙における
    原稿像投影時の原稿縁部角の点とトリミング指定
    範囲との関係を表わすデータと変倍率データ、及
    び画像データ読取手段に装着した原稿の原稿縁部
    角の点の位置データとに基づいて原稿面でのトリ
    ミング範囲を演算し、原稿から直接、トリミング
    済み画像データを読取るようにした自動トリミン
    グシステムにおいて、上記画像データ読取手段に
    対する原稿の装着位置を規定するための図形が描
    かれている透明フイルム部材からなるゲージ手段
    を用い、原稿を上記画像データ読取手段に装着す
    るとき、この画像データ読取手段に対する原稿の
    装着位置を上記ゲージ手段により規定し、これに
    より、上記原稿の原稿縁部角の点の位置データを
    検出することなく、この位置データを予じめ定数
    として設定した状態でトリミング済み画像データ
    の読取りが行なえるように構成したことを特徴と
    する印刷製版における自動トリミング方法。 2 特許請求の範囲第1項において、上記画像デ
    ータ読取手段が回転ドラム型スキヤナであり、こ
    のスキヤナの回転ドラムに対する上記ゲージ手段
    の位置決めを、この回転ドラムに描いてある基準
    線によつて行なうように構成したことを特徴とす
    る印刷製版における自動トリミング方法。 3 特許請求の範囲第1項において、上記画像デ
    ータ読取手段が回転ドラム型スキヤナであり、こ
    のスキヤナの回転ドラムに対する上記ゲージ手段
    の位置決めを、上記ゲージ手段に設けてある複数
    個の孔と、上記回転ドラムに設けてある複数個の
    ピン部材との嵌合によつて行なうように構成した
    ことを特徴とする印刷製版における自動トリミン
    グ方法。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かにおいて、上記ゲージ手段が、上記画像データ
    読取手段に対する原稿の装着姿勢規定用のゲージ
    手段を兼ねていることを特徴とする印刷製版にお
    ける自動トリミング方法。
JP59141324A 1984-07-10 1984-07-10 印刷製版における自動トリミング法 Granted JPS6120948A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5724943A (en) * 1980-07-22 1982-02-09 Toppan Printing Co Ltd Image processing method and apparatus used for this

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