JPH05218410A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH05218410A
JPH05218410A JP1653892A JP1653892A JPH05218410A JP H05218410 A JPH05218410 A JP H05218410A JP 1653892 A JP1653892 A JP 1653892A JP 1653892 A JP1653892 A JP 1653892A JP H05218410 A JPH05218410 A JP H05218410A
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JP
Japan
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gate electrode
source
film
polysilicon
oxide film
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Application number
JP1653892A
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English (en)
Inventor
Toyota Morimoto
豊太 森本
Iwao Kunishima
巌 國島
Toshihiko Iinuma
俊彦 飯沼
Hisayo Momose
寿代 百瀬
Masakatsu Tsuchiaki
正勝 土明
Kyoichi Suguro
恭一 須黒
Hiroomi Nakajima
博臣 中島
Hiroshi Iwai
洋 岩井
Yasuhiro Katsumata
康弘 勝又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 素子分離領域3を有するシリコン基板1と、
このシリコン基板1の表面にゲート絶縁膜4を介して形
成されたポリシリコンゲート電極5と、このポリシリコ
ンゲート電極5に接した酸化膜6と、この酸化膜6に接
して設けられた側壁7と、ポリシリコンゲート電極5に
対して自己整合的に設けられたソース・ドレイン領域8
とを備え、これらソース・ドレイン領域8およびポリシ
リコンゲート電極5上に遷移8族の金属であるNiを用
いてモノシリサイドを形成する。 【効果】 低温プロセスに適しており、浅い接合が可能
なため、微細構造とすることができる。這い上がり現象
が起こらないため、ゲート・ソース間あるいはゲート・
ドレイン間のショート不良が生じない。シリサイド形成
プロセスが低温であることから、従来のTiSi2 に比
べて不純物拡散が抑えられ、高性能なDual−gat
e CMOSが達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は接合が浅く、微細構造
の半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMOSFETの製造方法を図1
7,18を用いて説明する。
【0003】まず、n型基板101の表面にpウエル1
02及び素子分離領域103を形成する(図17
(a))。次に、ゲート電極をパターニングし、ポリシ
リコン104の表面に酸化膜105を形成する(図17
(b))。さらに、N- 層をイオン注入で形成した後、
窒化膜の側壁106をRIEで形成する。この後、N+
層をイオン注入で形成する(図17(c))。
【0004】以下、サリサイド工程に入る。
【0005】希HF溶液を用い、ゲート電極および高濃
度(N+ )のソース・ドレイン領域107上の酸化膜1
05を除去する(図18(a))。次に、Tiなどの高
融点金属108をスパッタする(図18(b))。73
0℃で20秒間アニールし、ゲート電極104上および
ソース・ドレイン領域107上のTiをシリサイド化さ
せる。H2 2 とH2 SO4 の混合液で側壁106上の
未反応のTiを除去する。さらに、シリサイド膜を、そ
の低抵抗層であるC54構造のTiSi2 (図中、付番
109)とするために900℃の高温で熱処理を行なう
(図18(c))。
【0006】この後、層間膜形成工程、コンタクト開
孔、Al電極配線、Padの形成を経てMOSFETは
完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
高融点金属として、Tiが広く使われてきた。しかしな
がら、Tiは600℃以下の低温ではシリコンと全く反
応せず、安定な低抵抗シリサイド層を形成するには図1
9のように800ないし、900℃以上の熱工程が必要
であった。熱処理を低温で行うとシリサイド層が不安定
となるため、低温プロセスには不向きである。
【0008】また、TiSi2 を用いてサリサイド化す
る際には、ソース・ドレイン領域のSiがゲート電極の
側壁を這い上がる現象が起こるため、ゲート・ソース間
あるいはゲート・ドレイン間のショート不良が生じやす
くなる。
【0009】一方、従来の製造方法では、図18(c)
から分かるように、側壁下部に酸化膜が形成される。こ
の方法をスケーリングされた素子に適用すると、N-
の寄生抵抗がチャネルの抵抗と比較できるほど大きくな
るため、素子の駆動力の上昇が頭うちになりやすかっ
た。
【0010】また、側壁幅を狭くすると、ゲート・ソー
ス間あるいはゲート・ドレイン間のブリッジングによる
ショート不良が生じやすくなる。さらに、微細になるに
つれて、サリサイドトランジスタのドレインまわりのプ
ロファイルの設計が非常に難しくなる。側壁を狭くする
ことにより、ゲート電極の下部に高濃度領域をオーバー
ラップさせ、高駆動、高信頼性を得ることと、ショート
不良のないトランジスタを安定に作ることとを、共に満
足させることができなかった。
【0011】さらに、Tiでは不純物の再分布による、
コンタクト抵抗の上昇(P+ /TiSi2 )、N+ /P
+ ポリサイド間の不純物の相互拡散による、トランジス
タ特性の劣化を誘発しがちであった。
【0012】従来広く使われているTiSi2 膜は結合
エネルギーの観点からボロンとの化合物チタンボライド
を作り、TiSi2 とP+ ゲートおよびP+ のソース/
ドレインとのコンタクト抵抗の上昇をまねきやすく、駆
動力の低下やスピードの低下を生じやすかった。
【0013】また、TiSi2 をいわゆるDual−g
ate CMOS構造に適用すると、N+ polyとP
+ poly上のTiシリサイド膜を介して不純物、特に
ボロンが横方向に拡散する問題があり、トランジスタの
しきい電圧の変動をもたらし、デバイス特性が不安定に
なりがちであった。
【0014】TiSi2 に対し、遷移8族の金属、特に
Niをシリサイド材料に選ぶと、次のようなメリットが
あることがわかっている。
【0015】まず、シリサイド膜自信のストレスが、図
20のように従来のTiSi2 、あるいはCoSi2
比べ2倍以上ひっぱり応力が小さいため、プロセスマー
ジンが向上する。
【0016】次に、図21に一定のシリサイドの膜厚を
確保する際に必要な、シリコンの消費量について示す。
図のように、NiSiでシリサイド化する際のシリコン
の消費量が、TiSi2 やCoSi2 に比べて同等か2
0%以上少ない。
【0017】ここで、Tsilicideは、各シリサ
イドが最終的に形成される膜厚を意味する。また、縦軸
1.0という値はシリサイデーション後のシリサイド膜
の上面が、イニシャル(シリサイド形成用の金属スパッ
タ前)のシリコン界面位置とちょうど同じ高さになった
ことを示す。
【0018】従って、デザインルールの小さい、拡散層
シリサイド膜のはりつけを考えると、シリサイドの底か
ら、接合の深さまでの距離を確保しやすく、Niは接合
特性などに有利である。
【0019】さらに、図22は、シリサイド形成時の拡
散種をまとめたものである。同図(a)は、TiSi2
あるいはCoSiを用いたシリサイド形成時の拡散種が
シリコンであることを示し、(b)はこのシリサイド形
成後に、ブリッジングが生じている様子を示している。
また、(c)は、NiSiあるいはCoSiを用いたシ
リサイド形成時の拡散種が金属であることを示し、
(d)はこのシリサイド形成後に、ブリッジングが生じ
ていない様子を示している。
【0020】この図のように、シリサイド膜が形成され
る場合、金属が拡散する場合(c)と、シリコンが拡散
する場合(a)の2つがある。(b)のように、TiS
2,CoSiなどではシリコン自信が拡散し、シリサ
イド化が進むのでゲートとソース/ドレインとのショー
トを生じやすい。
【0021】一方、Niは金属自信が移動するため、
(d)で示すようにNiシリサイド技術をMOSトラン
ジスタに適用すると、原理的にゲートとソース/ドレイ
ンのブリッジングは生じない。
【0022】サリサイド形成時には、ゲートとソース/
ドレインのショートがないことが極めて重要である。
【0023】図20〜22で示したように、TiSi2
を用いたシリサイドでは、デザインルールが小さくなる
とともに、シリサイド膜のストレスによるハガレ、シリ
サイドの這い上がりによるゲートとソース/ドレインの
ショート不良が問題となっていた。以前より、同一シリ
サイドの膜厚を形成する際に、シリコンの消費量の少な
いシリサイドを用いた、サリサイドCMOS技術開発が
急がれていた。
【0024】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、NiSiを使って
サリサイド構造を実現することにより、高温な熱処理が
不要となるため、従来の低温プロセスに適し、かつ接合
を浅くできるので微細構造が可能な半導体装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
【0025】また、本発明の目的は、側壁下部のソース
・ドレイン領域の一部分もシリサイド化することによ
り、ブリッジングによるショート不良が少なく、ホット
キャリア信頼性が高く、さらに寄生抵抗が小さい半導体
装置およびその製造方法を提供することもある。
【0026】さらに、本発明の目的は、拡散種が金属で
あるNiSiを用い、nMOS部にはN+ ポリシリコン
を、pMOS部にはP+ ポリシリコンを備えたCMOS
構造にすることにより、ストレスが小さく、シリコン消
費量が少なく、かつショート不良が生じない半導体装置
およびその製造方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、素子分離領域を有する半導体基板と、
この半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成された
ポリシリコンゲート電極と、このポリシリコンゲート電
極に接した酸化膜と、この酸化膜に接して設けられた側
壁と、前記ポリシリコンゲート電極に対して自己整合的
に設けられたソース・ドレイン領域とを備え、これらソ
ース・ドレイン領域およびポリシリコンゲート電極上に
遷移8族の金属のモノシリサイドを形成した構造となっ
ている。
【0028】また、この発明は、前記ポリシリコンゲー
ト電極としてnMOS部にはN+ ポリシリコンを、pM
OS部にはP+ ポリシリコンを備えたCMOS構造とな
っている。
【0029】
【作用】上記構造を実現するため、この発明は、素子分
離領域を有する半導体基板上にゲート電極をパターニン
グし、素子領域に酸化膜を形成し、エッチバック法によ
って前記ゲート電極の側部に絶縁膜の側壁を形成し、前
記酸化膜をシリコン基板表面が露出するまでエッチング
除去し、エッチング除去されたシリコン基板のソース・
ドレイン領域および前記ゲート電極上に遷移8族の金属
を形成し、前記遷移8族の金属をモノシリサイド化さ
せ、前記酸化膜上の未反応の遷移8族の金属を除去して
いる。
【0030】また、この発明は、前記ゲート電極とし
て、nMOS部にはN+ ポリシリコンを備え、pMOS
部にはP+ ポリシリコンを備えたCMOS構造としてい
る。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。
【0032】第1実施例 図1および図2は、本発明の第1実施例によるMISト
ランジスタの製造工程を示す断面構造図である。
【0033】まず、n型単結晶シリコン基板1の表面に
pウエル領域2及び素子分離用のフィールド酸化膜3を
形成する(図1(a))。
【0034】次に、シリコン基板1上に例えば5nmの
ゲート絶縁膜4を成長させる。さらに、ポリシリコンを
厚さ350nmで全面に堆積した後、POCl3 を用い
てポリシリコンに高濃度のリンを拡散する。この後、異
方性エッチングを用いて、ゲート絶縁膜4およびN+
されたポリシリコン5を加工する。ドライ酸素雰囲気中
850℃の条件で、ソース・ドレイン上で約13nmの
酸化膜6を形成する(図1(b))。このときゲート電
極5上には約500Åの酸化膜6が形成される。
【0035】次に、ゲート電極5をマスクにN型の不純
物例えばPhos(リン)をドーズ量7E13,加速電
圧40keVの条件で基板1に打ち込み、ゲートと自己
整合的にLDDN- 層を形成する。その後、シリコン窒
化膜をLPCVD法で100nm堆積し、異方性エッチ
ングによってシリコン窒化膜をゲートの側部にのみ残置
させる。これにより、側壁7が形成される(図1
(c))。
【0036】次に、ゲート電極5および側壁7をマスク
に、例えばAs(ヒソ)をドーズ量3E15,加速電圧
50keVの条件でイオン注入し、1000℃,20″
のランプ加熱によって活性化したソース・ドレイン領域
8を形成する。この後、例えば100:3の希HFのエ
ッチング液を用いて、ソース・ドレイン領域8およびゲ
ート電極5上で、シリコン基板1、ゲートポリシリコン
5の表面を露出させる(図2(a))。
【0037】さらに、例えばCVD法により、遷移8族
の金属であるNi(図中、付番9)を例えば200Å堆
積させる(図2(b))。
【0038】次に、580℃ 1分の熱処理を施し、ゲ
ート電極5、およびソース・ドレイン領域8上のNi膜
9をシリコンと反応させて約700ÅのNiSi(図
中、付番10)を形成する。この後、HCl:H
2 2 :H2 O=1:1:2の混合比の溶液で15分の
選択エッチングを行い、側壁7上の未反応Niを除去す
る(図2(c))。
【0039】同図(c)の後は、CVD−SiO2 膜、
BPSG膜をそれぞれ、2000Å,9000Å堆積さ
せ、レジストエッチバック法によって平坦化させる。こ
のとき、高温での熱処理は不要である。最後に、コンタ
クトホールの開孔、Al配線パターンの形成、450℃
フォーミングガスでの熱処理、padの開孔など通常の
工程を経て、NiSiサリサイドトランジスタは完成す
る。
【0040】以上のように、第1実施例では高融点金属
としてNiを用いて、NiSiによるサリサイド化を行
った。NiSiによるサリサイド化の際には400〜7
00℃の低温で熱処理できるため、低温プロセスに適し
ている。また、低温で安定なシリサイド膜が形成できる
ため、不純物の拡散が少なくなり、浅い接合が可能であ
る。これにより、微細構造の半導体装置を製造すること
ができる。
【0041】NiSiは、従来用いられていたTiSi
2 と違い、這い上がり現象が起こらないため、ゲート・
ソース間あるいはゲート・ドレイン間のショート不良は
生じない。さらに、NiSiはTiSi2 に比べて膜ス
トレスがほぼ半分であり、TiSi2 の膜ストレスを
1.2×1010(dyn/cm)とすると、NiSiのそれは
6×109 (dyn/cm)である。
【0042】このNiSiによるサリサイドトランジス
タのVD−ID特性を図3に示す。このグラフは、ゲー
ト電圧Vgをパラメータとしたときのドレイン電圧−ド
レイン電流を表している。
【0043】なお、第1実施例では遷移8族の金属とし
てNiを用いたが、これに限らずCoを用いても同様に
シリサイド化することができる。但し、このCoは、C
oSiにシリサイド化する際にNiSiと同様に低温処
理できるが、500℃以上になると組成が変わってしま
うという欠点がある。
【0044】第2実施例 第1実施例では、NiSiを用いたサリサイド化の例を
示したが、この例では図2(c)から分かるように側壁
7の下部には酸化膜6が形成されており、シリサイド化
がなされていない。このため、従来と同様にN- 層の寄
生抵抗が大きくなりやすい。これを解決するための製造
方法を、図4を参照しながら説明する。図4に示す製造
工程以前の工程は、図1に示したものと同様であるので
ここでは省略する。
【0045】ソース・ドレイン領域8を形成した後、例
えば100:3の希HFのエッチング液を用いて、ソー
ス・ドレイン領域8およびゲート電極5上で、シリコン
基板1とゲートポリシリコンの表面を露出させる。さら
にエッチングを追加し、側壁7の下部に空洞11を例え
ば400Åの幅で形成する(図4(a))。
【0046】次に例えばCVD法により、Ni(付番
9)を例えば200Å堆積させる(図4(b))。これ
により、空洞11内のシリコン上にもNiが堆積する。
【0047】この後、580℃ 1分の熱処理を施し、
ゲート電極5およびソース・ドレイン領域8上のNiを
シリコンと反応させ、約700ÅのNiSi(付番1
0)を形成する。最後に、HCl:H2 2 :H2 O=
1:1:2の混合比の溶液で15分の選択エッチングを
行い、側壁7上の未反応Niを除去する(図4
(c))。
【0048】これ以後の工程は、第1実施例のときと同
様である。
【0049】このように、側壁7の下部もシリサイド化
することによってショーと不良をひきおこすことなく、
寄生抵抗を小さくできる。
【0050】ホットキャリア信頼性の面でも、側壁下の
シリサイド層に注入したキャリアは速やかにソース・ド
レイン電極に流れていくため、トラップ起因のデバイス
劣化を従来に比べ抑えることができる。
【0051】なお、第2実施例では、空洞11のNiS
iの形成に、選択性のない(通常の)CVD法を用いた
が、図5に示すように、WF6 を用いたW(タングステ
ン、図中付番12)等の選択CVD法を用いてもよい。
この場合には、選択エッチング以降の工程は不要とな
る。
【0052】また、第2実施例では、ゲート電極5はポ
リシリコン単層であったが、ポリシリコンと高融点金属
との多層膜、例えばタングステンポリサイドであっても
よい。但しこの場合、図4(c)に示すようなゲート電
極5の側面のシリサイド膜13の形成はなされない。さ
らに、第2実施例ではゲート電極5上もシリサイド化し
たが、ゲート電極5をパターニングする前に十分厚い絶
縁膜を堆積しておき、ゲート電極5上にはシリサイドを
形成しない構成としてもよい。
【0053】第3実施例 第2実施例ではゲート電極5の側部に酸化膜6を設けて
いる。このため、図4(a)で示したように空洞11を
形成する際に、エッチングが過剰に行われてゲート電極
5までエッチされてしまい、ゲート電極5とNiSi膜
10がショートしてしまう恐れがある。
【0054】この欠点を解決するため、エッチングが過
剰に行われてもゲート電極5までエッチされず、必ずゲ
ート電極5の手前でエッチングを止めることができる製
造方法を以下に説明する。図6は、この方法によって製
造された半導体装置の断面構造図である。
【0055】第1実施例と同様にしてゲート電極5を加
工した後、窒化膜14をLPCVD法で200Å堆積す
る。
【0056】次にRIEで、ゲート電極5上およびシリ
コン基板1表面の窒化膜を除去する。次に850℃ D
ry中で45分の酸化を行ない、選択的に酸化膜を形成
する。この後の工程は、基本的には図1(c)および図
4(a)〜(c)と同様である。
【0057】ここで、空洞11の幅は、側壁7の最大幅
をX、側壁7のエッヂからゲート電極5方向に測った空
洞11の幅をYとすると、0.1≦Y/X≦0.9の関
係が満たされるようにする。この空洞11の幅は2回の
窒化膜デポ厚によってのみ決まる。このようなプロセス
で製造すると、ゲート電極5の側部に設けた、うすい窒
化膜14によってHFのエッチングをストップさせるこ
とができ、再現性よく、空洞11の幅を制御できる。
【0058】以上の第1〜第3実施例では、Nchトラ
ンジスタについて説明したが、この発明はこれに限るこ
となく、もちろん通常のCMOS構造であってもかまわ
ない。また、ゲート電極はイオン注入で形成してもよい
し、側壁形成後、ソース・ドレイン表面を酸化する工程
を加えてもよい。さらに、特にDual−Gate構造
による場合、ボロンの突きぬけを抑制するために、ゲー
ト酸化膜に、窒素を導入する工程を追加してもよいもの
である。
【0059】第4実施例 図7は、ゲート電極をCMOS構造とした半導体装置の
断面構造図である。図8,9は、そのプロセスフローで
ある。
【0060】第1実施例と同様にしてn型シリコン基板
1上にP/N両ウエルを形成した後、素子分離領域3の
形成を行なう。
【0061】次に、n型シリコン基板1上に7nmのゲ
ート酸化膜を成長させる。その後200nmのポリシリ
コンを全面に堆積した後、N+ ポリシリコンとするため
にAsを、P+ ポリシリコンとするためにBF2 をイオ
ン注入することにより、これらのポリシリコンに不純物
を導入する。その後、前記ポリシリコン上にシリサイド
膜、例えばWシリサイド膜を100nm全面に堆積す
る。
【0062】続いて、このWシリサイド膜10及び不純
物の導入されたポリシリコンをレジストマスクを用いて
異方性エッチングで加工する。
【0063】ドライ酸素雰囲気において、ソース/ドレ
イン上で約10nmの酸化膜を形成する。
【0064】続いて、レジストマスクに、リンを7E1
3、Asを3E15cm-2の条件でイオン注入し、N-
とN+ 層を形成する。レジストを除去した後、再びレジ
ストマスクを用いてBF2 を3E15cm-2でイオン注入
する。
【0065】その後、シリコン窒化膜をLPCVD法で
100nm堆積し、異法性エッチングによってシリコン
窒化膜をゲートの側部にのみ残置させる。これにより、
側壁7が形成される。
【0066】1000℃20″のランプ加熱によって活
性化したソース・ドレイン領域を形成する。ここからサ
リサイドの工程に入る。
【0067】例えば100:3の希HFのエッチング液
を用いて、ソース・ドレイン領域およびゲート電極上
で、ゲートポリシリコンの表面を露出させる。
【0068】続いて、高真空中でNiを、スパッタ法で
20−60nm蒸着する。次にRTA装置で、600℃
30secの熱処理をN2 あるいはArなどの不活性ガ
ス中で施す。これによりゲートポリシリコンおよびN+
/P+ 拡散層上のNiはシリサイド化反応をおこし、N
iSi層が形成される。
【0069】この後、H2 2 +HCl+H2 O、ある
いは硫酸、硝酸液を用い、フィールド酸化膜上、側壁窒
化膜上の未反応Niを選択的に除去する。
【0070】次に、CVD−SiO2 膜、BPSG膜を
堆積させ、第1の実施例と同様、平坦化させる。
【0071】次にレジストを用い、コンタクトを開孔す
る。
【0072】続いて、バリアメタル層、例えばTiNを
全面にスパッタし、引き続いてAlをスパッタし、レジ
ストを用いて加工する。
【0073】この後は、450℃フォーミングガス中で
の熱処理、padの開孔を行なってサリサイドトランジ
スタは完成する。
【0074】以上のような製造方法で作成したNiSi
膜を、N+ /P+ シングルおよびポリ上について断面T
EM観察を行った結果、フラットで均一な膜が形成され
ていた。
【0075】図10(a)はN+ 拡散層上の、図10
(b)はP+ 拡散層上のシリサイデーション前後の不純
物のSIMSプロファイルである。但し、スパッタ膜厚
は30nm、シリサイデーション条件は600℃で30
秒であり、実線はシリサイド化反応後、点線はシリサイ
ド化反応前である。
【0076】同図において、TiSi2 形成時に観測さ
れるシリサイドとシリコン界面で、不純物の再分布は極
めて少ないことが分かる。シリサイド化の形成温度が低
温であることにより、特にボロンのシリサイド膜への吸
いだし効果が小さい。むしろ界面にパイルアップしてお
り、低いコンタト抵抗をもたらす。
【0077】図11は、下地がポリシリコンの時の同様
のプロファイル測定の結果である。この図より、NiS
i膜ではシリサイド膜への縦方向拡散が小さいことが分
かる。
【0078】また、図12(a)は、N+ /P+ pol
yサイド領域間の相互(横方向)拡散を調べたものであ
る。図中AとBの深さ方向のボロンの分布を示したもの
が同図(b)である。なお、NiSiでの感度の補正
は、図10,11と同様に行なっていない。これらの図
から分かるように、ボロンの横方向拡散も極めて少な
い。
【0079】図示していないが、Niサリサイド技術を
Dual−gate CMOSに適用した際のSEM断
面を観察した結果、ソースおよびドレインからのシリサ
イド這い上がりはなく、ブリッジングがないことが実証
された。電気的なopen/shortテストでも確認
済である。
【0080】図13および図14には、N+ /P接合特
性と、ID −VD 特性を示す。これらの様子から、リー
ク特性、静特性とも良好で、低リーク電流と高い駆動力
が得られている。
【0081】図15に、各シリサイデーション条件での
Niシリサイド膜厚変化と、そのときのシート抵抗を示
す。
【0082】また、図16に、P+ 層とNiSi界面に
おけるコンタクト抵抗のサイズ依存性を示す。スパッタ
膜厚は30nmである。同図において、750℃,90
0℃の2step法で形成したTiSi2 とP+ とのコ
ンタクト抵抗に比べ、約2.5〜3倍低いコンタクト抵
抗(0.7μm2 で約40Ω)が得られている。
【0083】TiSi2 の場合は、700℃30″でシ
リサイデーションしたサンプルはNiSiとほぼ同程度
のコンタクト抵抗を示すが、シート抵抗が高くなってし
まう。これは、シート抵抗を下げるために通常用いられ
ている熱処理、この場合は900℃,20″により、P
+ ソース/ドレイン中のボロンがシリサイド膜に吸い出
され、Tiシリサイド膜とP+ シリコンとの界面の濃度
が低下するためである。
【0084】2stepアニールを省略して1step
目のアニール温度を800℃にあげると、図22(b)
に示したように、側壁上に形成されるシリサイド膜によ
って、ゲートとソース/ドレインとのショートが顕著に
生じる。
【0085】第4実施例では、シリサイデーションの温
度を600℃と述べたが、図19に示したように350
℃〜750℃であればその他の温度であってもかまわな
い。
【0086】また、シリサイデーションは水素添加の雰
囲気であってもよいし、RTA装置に限らず通常の炉を
用いて行なってもよい。
【0087】さらに、CMOS構造を実現するには、選
択シリサイドCVD法を用いて行なってもよい。このと
きには、例えばNi(CO)6 +SiH4 系を用いるこ
とができる。この場合には選択エッチングの工程は不要
である。
【0088】前述したポリサイドの実施例では、Wシリ
サイドを用いたが、その他いかなるシリサイド膜であっ
てもかまわない。
【0089】また、ゲート上のシリサイドの形成は、シ
リサイド膜自身をCo−スパッタ法で形成してもよい
し、メタルを蒸着した後シリサイデーションしてもよ
い。
【0090】さらにゲートポリシリコン加工前、シリサ
イド膜の上に絶縁膜を堆積し、形成されたゲート上のシ
リサイド膜(例えばWシリサイド)とNiSi膜との反
応を防止することもできる。このとき、ゲートポリシリ
コンのエッチングは、絶縁膜(W)シリサイド膜、ポリ
シリコンの3段階のエッチングとなる。
【0091】
【発明の効果】以上述べたように本発明の半導体装置お
よびその製造方法によれば、NiSiによるサリサイド
化を行ったので、低温プロセスに適しており、浅い接合
が可能なため、微細構造の半導体装置を製造することが
できる。さらに、這い上がり現象が起こらないため、ゲ
ート・ソース間あるいはゲート・ドレイン間のショート
不良が生じない。
【0092】また、ゲート電極側壁下部の一部分にもシ
リサイド層を形成したことにより、N- 層での寄生抵抗
を小さく、ホットキャリア信頼性を高くでき、かつブリ
ッジングによるショート不良を低減できるので、高性能
な半導体装置を製造することができる。
【0093】さらに、NiSiをCMOS構造に適用す
ることにより、膜ストレスを小さくすると共にシリコン
消費量も少なくすることができ、かつショート不良を防
ぐことができる。
【0094】さらにまた、P+ 層とのコンタクト抵抗が
低減でき、Dual−gate CMOS構造において
は、不純物拡散の極めて少ない半導体装置を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サリサイド化の際にNiSiを用いた製造工程
を示す断面構造図である。
【図2】図1に続いて行われる製造工程を示す断面構造
図である。
【図3】NiSiを用いたサリサイドトランジスタの特
性を示すグラフである。
【図4】ゲート電極の側壁下部の一部分にもシリサイド
膜を形成する製造工程を示す断面構造図である。
【図5】空洞部の形成の際に選択CVD法を用いた半導
体装置の断面構造図である。
【図6】側壁下部の空洞幅を制御することができる半導
体装置の断面構造図である。
【図7】ゲート電極をCMOS構造とした半導体装置の
断面構造図である。
【図8】図7の半導体装置を製造するときのプロセスフ
ローである。
【図9】図8の続きとなるプロセスフローである。
【図10】シリサイデーション前後の不純物のSIMS
プロファイルである。
【図11】図10と同様のSIMSプロファイルであ
る。
【図12】N+ /P+ polyサイド領域間の相互(横
方向)拡散を現した図である。
【図13】N+ /P接合のI−V特性である。
【図14】NiシリサイドNおよびPMOS FETの
D −VD 特性である。
【図15】各シリサイデーション条件でのNiシリサイ
ド膜厚変化と、Ni膜のシート抵抗である。
【図16】P+ 層とNiSi界面におけるコンタクト抵
抗のサイズ依存性である。
【図17】従来のTiSi2 を用いたMOSFETの製
造工程を示す断面構造図である。
【図18】図17に続いて行われる従来の製造工程を示
す断面構造図である。
【図19】各シリサイドを安定に形成するために必要な
温度範囲である。
【図20】各シリサイドにおける膜ストレスである。
【図21】各シリサイドを形成する際のシリコンの消費
量である。
【図22】シリサイド形成時の拡散種を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 pウエル 3 素子分離領域 4 ゲート絶縁膜 5 ポリシリコン 6 酸化膜 7 側壁 8 ソース・ドレイン領域 9 遷移8族の金属膜 10 シリサイド膜 11 空洞 12 タングステン膜 13 ゲート電極側面のシリサイド膜 14 窒化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百瀬 寿代 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 土明 正勝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 須黒 恭一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 中島 博臣 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 岩井 洋 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 勝又 康弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子分離領域を有する半導体基板と、こ
    の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたポ
    リシリコンゲート電極と、このポリシリコンゲート電極
    に接した酸化膜と、この酸化膜に接して設けられた側壁
    と、前記ポリシリコンゲート電極に対して自己整合的に
    設けられたソース・ドレイン領域とを備え、これらソー
    ス・ドレイン領域およびポリシリコンゲート電極上に遷
    移8族の金属のモノシリサイドを形成したことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 素子分離領域を有する半導体基板上にゲ
    ート電極をパターニングする工程と、素子領域に酸化膜
    を形成する工程と、エッチバック法によって前記ゲート
    電極の側部に絶縁膜の側壁を形成する工程と、前記酸化
    膜をシリコン基板表面が露出するまでエッチング除去す
    る工程と、エッチング除去されたシリコン基板のソース
    ・ドレイン領域および前記ゲート電極上に遷移8族の金
    属を形成する工程と、前記遷移8族の金属をモノシリサ
    イド化させる工程と、前記側壁上の未反応の遷移8族の
    金属を除去する工程を具備したことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 素子分離領域を有する半導体基板と、こ
    の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたポ
    リシリコンゲート電極と、このポリシリコンゲート電極
    に接した酸化膜と、この酸化膜に接して設けられた側壁
    と、前記ポリシリコンゲート電極に対して自己整合的に
    設けられたソース・ドレイン領域とを備え、これらソー
    ス・ドレイン領域およびポリシリコンゲート電極上に拡
    散種が金属であるモノシリサイドを形成したことを特徴
    とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ポリシリコンゲート電極としてnM
    OS部にはN+ ポリシリコンを、pMOS部にはP+
    リシリコンを備えたCMOS構造であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
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