JPH0590293A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0590293A
JPH0590293A JP4077942A JP7794292A JPH0590293A JP H0590293 A JPH0590293 A JP H0590293A JP 4077942 A JP4077942 A JP 4077942A JP 7794292 A JP7794292 A JP 7794292A JP H0590293 A JPH0590293 A JP H0590293A
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insulating film
gate electrode
region
element isolation
isolation region
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JP4077942A
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English (en)
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Toyota Morimoto
豊太 森本
Masakatsu Tsuchiaki
正勝 土明
Hisayo Momose
寿代 百瀬
Tamashiro Ono
瑞城 小野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 NiSiを使ってサリサイド化することによ
り、高温な熱処理が不要となるため、低温プロセスに適
し、かつ接合を浅くできるので微細構造を可能賭する。 【構成】 素子分離領域3を有するシリコン基板1と、
このシリコン基板1の表面にゲート絶縁膜4を介して形
成されたポリシリコンゲート電極5と、このポリシリコ
ンゲート電極5に接した酸化膜6と、この酸化膜6に接
して設けられた側壁7と、ポリシリコンゲート電極5に
対して自己整合的に設けられたソース・ドレイン領域8
とを備え、これらソース・ドレイン領域8およびポリシ
リコンゲート電極5上に遷移8族の金属であるNiを用
いてモノシリサイドを形成する。 【効果】 低温プロセスに適しており、浅い接合が可能
なため、微細構造とすることができる。這い上がり現象
が起こらないため、ゲート・ソース間あるいはゲート・
ドレイン間のショート不良が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は接合が浅く、微細構造
の半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMOSFETの製造方法を図1
1,12を用いて説明する。
【0003】まず、n型基板101の表面にpウエル1
02及び素子分離領域103を形成する(図11
(a))。次に、ゲート電極をパターニングし、ポリシ
リコン104の表面に酸化膜105を形成する(図11
(b))。さらに、N- 層をイオン注入で形成した後、
窒化膜の側壁106をRIEで形成する。この後、N+
層をイオン注入で形成する(図11(c))。
【0004】以下、サリサイド工程に入る。
【0005】希HF溶液を用い、ゲート電極および高濃
度(N+ )のソース・ドレイン領域107上の酸化膜1
05を除去する(図12(a))。次に、Tiなどの高
融点金属108をスパッタする(図12(b))。73
0℃で20秒間アニールし、ゲート電極104上および
ソース・ドレイン領域107上のTiをシリサイド化さ
せる。H2 2 とH2 SO4 の混合液で側壁106上の
未反応のTiを除去する。さらに、組成をTiSi
2 (図中、付番109)とするために900℃の高温で
熱処理を行なう(図12(c))。
【0006】この後、層間膜形成工程、コンタクト開
孔、Al電極配線、Padの形成を経てMOSFETは
完成する。
【0007】一方、従来の素子分離は主にLOCOS法
に基づき、基板領域の選択的酸化により、素子領域間を
分離していた。このLOCOS法では、酸化に伴う体積
膨脹によって素子領域と素子分離領域の境界に段差が生
じる。このため、その後のゲート電極形成工程、ゲート
側壁形成工程等の、物質堆積及びその異方性エッチング
の一連の工程に於いて、この段差に堆積した物質を完全
にエッチングしてしまうのにかなりのオーバーエッチン
グを必要としている。
【0008】これに対し、素子の高度集積化に伴い、M
OSトランジスタでは、ゲート絶縁膜の膜厚は減少し、
ゲート電極形成工程に伴う異方性エッチングに対して、
可能なオーバーエッチングの量は制限され、上記境界段
差の残滓を十分エッチングしようとする要求とあい入れ
なくなってきている。
【0009】この段差近傍では、ゲート絶縁膜の形成が
不安定で、ゲート電極と基板が短絡し、多くのゲート電
流が流れるなどの不良が発生しやすい。また、この段差
が、後の配線工程までに十分緩和されなければ配線の断
線等の不良も誘発する恐れがある。
【0010】さらに、近年、素子の寄生抵抗を低減する
ための必須技術であるシリサイデーションの工程に於い
て、ソース・ドレイン領域上の酸化膜などを除去するに
あたり、上記素子分離領域が後退してしまい素子間が短
絡してしまったり、あるいは上記境界領域ではシリサイ
デーションの過程が不安定で、シリサイドが素子分離領
域の下にもぐりこんだり、ポリシリコンゲート電極形成
時にこの境界段差にポリシリコンが残っているときは、
シリサイドが素子分離領域上にはいあがり、素子が密集
している領域では、他の素子領域と短絡してしまうなど
の不良が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
高融点金属としてTiを使用し、TiSi2 でサリサイ
ド化していた。しかしながら、組成をTiSi2 とする
ためには900℃以上の高温での熱処理が必要である。
熱処理を低温で行うとシリサイド層が不安定となるた
め、低温プロセスには不向きである。
【0012】また、TiSi2 を用いてサリサイド化す
る際には、ソース・ドレイン領域のSiがゲート電極の
側壁を這い上がる現象が起こるため、ゲート・ソース間
あるいはゲート・ドレイン間のショート不良が生じやす
くなる。
【0013】さらに、従来の製造方法では、図12
(c)から分かるように、側壁下部に酸化膜が形成され
る。この方法をスケーリングされた素子に適用すると、
- 層の寄生抵抗がチャネルの抵抗と比較できるほど大
きくなるため、素子の駆動力の上昇が頭うちになりやす
かった。
【0014】これを解決するために、側壁幅を狭くする
と、ゲート・ソース間あるいはゲート・ドレイン間のブ
リッジングによるショート不良が生じやすくなる。さら
に、微細になるにつれて、サリサイドトランジスタのド
レインまわりのプロファイルの設計が非常に難しくな
る。側壁を狭くすることにより、ゲート電極の下部に高
濃度領域をオーバーラップさせ、高駆動、高信頼性を得
ることと、ショート不良のないトランジスタを安定に作
ることとを、共に満足させることができなかった。
【0015】一方、従来の素子分離方法では、素子分離
領域と素子領域の境界に存する段差により、この境界近
傍に堆積した物質を異方性エッチングするのに多大のオ
ーバーエッチングを必要としていた。このオーバーエッ
チングがたりないと、境界部分に不必要な物質が残り不
良の原因となってしまう。
【0016】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、第1の発明のの目的は、NiS
iを使ってサリサイド化することにより、高温な熱処理
が不要となるため、低温プロセスに適し、かつ接合を浅
くできるので微細構造が可能な半導体装置およびその製
造方法を提供することにある。
【0017】また、第1の発明の目的には、側壁下部の
ソース・ドレイン領域の一部分もシリサイド化すること
により、ブリッジングによるショート不良が少なく、ホ
ットキャリア信頼性が高く、さらに寄生抵抗が小さい半
導体装置およびその製造方法を提供することもある。
【0018】さらに、第2の発明の目的は、この境界部
分の段差を緩和するとともに、この部分に発生しやすい
ゲート絶縁膜の不良を補完し、この後のシリサイデーシ
ョン工程に於ける、素子分離領域の後退、シリサイドの
素子分離領域への這い上がりによる短絡、段差による直
上の配線の断線等の不良を抑制することができる。ま
た、多大のオーバーエッチングを不用にすることによ
り、プロセスマージンを拡大することによって高い歩留
を得ることができる半導体装置およびその製造方法を提
供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、素子分離領域を有する半導体基板
と、この半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成さ
れたポリシリコンゲート電極と、このポリシリコンゲー
ト電極に接した酸化膜と、この酸化膜に接して設けられ
た側壁と、前記ポリシリコンゲート電極に対して自己整
合的に設けられたソース・ドレイン領域とを備え、これ
らソース・ドレイン領域およびポリシリコンゲート電極
上に遷移8族の金属のモノシリサイドを形成した構造と
なっている。
【0020】また、第2の発明は、素子分離領域を有す
る半導体基板と、この半導体基板表面に堆積させた、少
なくとも表面的に絶縁膜に変質可能な物質あるいは絶縁
膜と、前記物質あるいは絶縁膜の異方性エッチングによ
って素子領域と素子分離領域の境界部に形成され、少な
くとも表面部を絶縁膜に変質させた前記物質あるいは絶
縁膜による側壁とを備えた構造となっている。
【0021】
【作用】上記構造を実現するため、第1の発明は、素子
分離領域を有する半導体基板上にゲート電極をパターニ
ングし、素子領域に酸化膜を形成し、エッチバック法に
よって前記ゲート電極の側部に絶縁膜の側壁を形成し、
前記酸化膜をシリコン基板表面が露出するまでエッチン
グ除去し、エッチング除去されたシリコン基板のソース
・ドレイン領域および前記ゲート電極上に遷移8族の金
属を形成し、前記遷移8族の金属をモノシリサイド化さ
せ、前記酸化膜上の未反応の遷移8族の金属を除去して
いる。
【0022】また、第2の発明は、従来の素子分離工程
後に、少なくとも表面的に絶縁膜に変質可能な物質或い
は絶縁膜そのものを、素子領域と素子分離領域の境界部
分に選択的に付着させる。或いは、少なくとも表面的に
絶縁膜に変質可能な物質或いは絶縁膜そのものを、これ
らの堆積後の異方性エッチング過程を通じて境界部分を
含む領域に選択的に残存させ、これを少なくとも表面的
に絶縁膜に変質させるのに必要な工程を行っている。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。
【0024】第1の発明 第1実施例 図1および図2は、第1の発明の第1実施例によるMI
Sトランジスタの製造工程を示す断面構造図である。
【0025】まず、n型単結晶シリコン基板1の表面に
pウエル領域2及び素子分離用のフィールド酸化膜3を
形成する(図1(a))。
【0026】次に、シリコン基板1上に例えば5nmの
ゲート絶縁膜4を成長させる。さらに、ポリシリコンを
厚さ350nmで全面に堆積した後、POCl3 を用い
てポリシリコンに高濃度のリンを拡散する。この後、異
方性エッチングを用いて、ゲート絶縁膜4およびN+
されたポリシリコン5を加工する。ドライ酸素雰囲気中
850℃の条件で、ソース・ドレイン上で約13nmの
酸化膜6を形成する(図1(b))。このときゲート電
極5上には500Åの酸化膜6が形成される。
【0027】次に、ゲート電極5をマスクにN型の不純
物例えばPhos(リン)をドーズ量7E13,加速電
圧40keVの条件で基板1に打ち込み、ゲートと自己
整合的にLDDN- 層を形成する。その後、シリコン窒
化膜をLPCVD法で100nm堆積し、異方性エッチ
ングによってシリコン窒化膜をゲートの側部にのみ残置
させる。これにより、側壁7が形成される(図1
(c))。
【0028】次に、ゲート電極5および側壁7をマスク
に、例えばAs(ヒソ)をドーズ量3E15,加速電圧
50keVの条件でイオン注入し、1000℃20″の
ランプ加熱によって活性化したソース・ドレイン領域8
を形成する。この後、例えば100:3の希HFのエッ
チング液を用いて、ソース・ドレイン領域8およびゲー
ト電極5上で、シリコン基板1、ゲートポリシリコン5
の表面を露出させる(図2(a))。
【0029】さらに、例えばCVD法により、遷移8族
の金属であるNi(図中、付番9)を例えば200Å堆
積させる(図2(b))。
【0030】次に、580℃ 1分の熱処理を施し、ゲ
ート電極5、およびソース・ドレイン領域8上のNi膜
9をシリコンと反応させて約700ÅのNiSi(図
中、付番10)を形成する。この後、HCl:H
2 2 :H2 O=1:1:2の混合比の溶液で15分の
選択エッチングを行い、側壁7上の未反応Niを除去す
る(図2(c))。
【0031】同図(c)の後は、CVD−SiO2 膜、
BPSG膜をそれぞれ、2000Å,9000Å堆積さ
せ、レジストエッチバック法によって平坦化させる。こ
のとき、高温での熱処理は不要である。最後に、コンタ
クトホールの開孔、Al配線パターンの形成、450℃
フォーミングガスでの熱処理、padの開孔など通常の
工程を経て、NiSiサリサイドトランジスタは完成す
る。
【0032】以上のように、第1実施例では高融点金属
としてNiを用いて、NiSiによるサリサイド化を行
った。NiSiによるサリサイド化の際には400〜7
00℃の低温で熱処理できるため、低温プロセスに適し
ている。また、低温で安定なシリサイド膜が形成できる
ため、不純物の拡散が少なくなり、浅い接合が可能であ
る。これにより、微細構造の半導体装置を製造すること
ができる。
【0033】NiSiは、従来用いられていたTiSi
2 と違い、這い上がり現象が起こらないため、ゲート・
ソース間あるいはゲート・ドレイン間のショート不良は
生じない。さらに、NiSiはTiSi2 に比べて膜ス
トレスがほぼ半分であり、TiSi2 の膜ストレスを
1.2×1010(dyn/cm)とすると、NiSiのそれは
6×109 (dyn/cm)である。
【0034】このNiSiによるサリサイドトランジス
タのVD−ID特性を図3に示す。このグラフは、ゲー
ト電圧Vgをパラメータとしたときのドレイン電圧−ド
レイン電流を表している。
【0035】なお、第1実施例では遷移8族の金属とし
てNiを用いたが、これに限らずCoを用いても同様に
シリサイド化することができる。但し、このCoは、C
oSiにシリサイド化する際にNiSiと同様に低温処
理できるが、500℃以上になると組成が変わってしま
うという欠点がある。
【0036】第2実施例 第1実施例では、NiSiを用いたサリサイド化の例を
示したが、この例では図2(c)から分かるように側壁
7の下部には酸化膜6が形成されており、シリサイド化
がなされていない。このため、従来と同様にN- 層の寄
生抵抗が大きくなったり、ブリッジングによるショート
不良が生じやすい。これを解決するための製造方法を、
図4を参照しながら説明する。図4に示す製造工程以前
の工程は、図1に示したものと同様であるのでここでは
省略する。
【0037】ソース・ドレイン領域8を形成した後、例
えば100:3の希HFのエッチング液を用いて、ソー
ス・ドレイン領域8およびゲート電極5上で、シリコン
基板1とゲートポリシリコンの表面を露出させる。さら
にエッチングを追加し、側壁7の下部に空洞11を例え
ば400Åの幅で形成する(図4(a))。
【0038】次に例えばCVD法により、Ni(付番
9)を例えば200Å堆積させる(図4(b))。これ
により、空洞11内のシリコン上にもNiが堆積する。
【0039】この後、580℃ 1分の熱処理を施し、
ゲート電極5およびソース・ドレイン領域8上のNiを
シリコンと反応させ、約700ÅのNiSi(付番1
0)を形成する。最後に、HCl:H2 2 :H2 O=
1:1:2の混合比の溶液で15分の選択エッチングを
行い、側壁7上の未反応Niを除去する(図4
(c))。
【0040】これ以後の工程は、第1実施例のときと同
様である。
【0041】このように、側壁7の下部もシリサイド化
することによって寄生抵抗を小さくし、ショート不良を
減少させることができる。
【0042】ホットキャリア信頼性の面でも、側壁下の
シリサイド層に注入したキャリアは速やかにソース・ド
レイン電極に流れていくため、トラップ起因のデバイス
劣化を従来に比べ抑えることができる。
【0043】なお、第2実施例では、空洞11のNiS
iの形成に、選択性のない(通常の)CVD法を用いた
が、図5に示すように、WF6 を用いたW(タングステ
ン、図中付番12)等の選択CVD法を用いてもよい。
この場合には、選択エッチング以降の工程は不要とな
る。
【0044】また、第2実施例では、ゲート電極5はポ
リシリコン単層であったが、ポリシリコンと高融点金属
との多層膜、例えばタングステンポリサイドであっても
よい。但しこの場合、図4(c)に示すようなゲート電
極5の側面のシリサイド膜13の形成はなされない。さ
らに、第2実施例ではゲート電極5上もシリサイド化し
たが、ゲート電極5をパターニングする前に十分厚い絶
縁膜を堆積しておき、ゲート電極5上にはシリサイドを
形成しない構成としてもよい。
【0045】第3実施例 第2実施例ではゲート電極5の側部に酸化膜6を設けて
いる。このため、図4(a)で示したように空洞11を
形成する際に、エッチングが過剰に行われてゲート電極
5までエッチされてしまい、ゲート電極5とNiSi膜
10がショートしてしまう恐れがある。
【0046】この欠点を解決するため、エッチングが過
剰に行われてもゲート電極5までエッチされず、必ずゲ
ート電極5の手前でエッチングを止めることができる製
造方法を以下に説明する。図6は、この方法によって製
造された半導体装置の断面構造図である。
【0047】第1実施例と同様にしてゲート電極5を加
工した後、窒化膜14をLPCVD法で200Å堆積す
る。
【0048】次にRIEで、ゲート電極5上およびシリ
コン基板1表面の窒化膜を除去する。次に850℃ D
ry中で45分の酸化を行ない、選択的に酸化膜を形成
する。この後の工程は、基本的には図1(c)および図
4(a)〜(c)と同様である。
【0049】ここで、空洞11の幅は、側壁7の最大幅
をX、側壁7のエッヂからゲート電極5方向に測った空
洞11の幅をYとすると、0.1≦Y/X≦0.9の関
係が満たされるようにする。この空洞11の幅は2回の
窒化膜デポ厚によってのみ決まる。このようなプロセス
で製造すると、ゲート電極5の側部に設けた、うすい窒
化膜14によってHFのエッチングをストップさせるこ
とができ、再現性よく、空洞11の幅を制御できる。
【0050】以上の第1〜第3実施例では、Nchトラ
ンジスタについて説明したが、この発明はこれに限るこ
となく、もちろん通常のCMOS構造であってもかまわ
ない。また、ゲート電極はイオン注入で形成してもよい
し、側壁形成後、ソース・ドレイン表面を酸化する工程
を加えてもよい。さらに、特にDual−Gate構造
による場合、ボロンの突きぬけを抑制するために、ゲー
ト酸化膜に、窒素を導入する工程を追加してもよいもの
である。
【0051】第2の発明 第1実施例 図7,8は、第2の発明の第1実施例によるC−MOS
トランジスタの製造工程を示す断面構造図である。第1
実施例では、ゲート電極の構成物質として、少なくとも
表面的に絶縁膜に変質可能な物質を用いた場合を示す。
【0052】まず、C−MOSトランジスタの素子分離
としては、p型シリコン基板に、リソグラフィーを用い
て、n型及びp型不純物を選択的にイオン注入し、p型
well領域21及びn型well領域21′を形成し
た後、通常のLOCOS法にのっとり選択的に基板を酸
化し、素子分離領域に例えば5000Å程度の厚いフィ
ールド酸化膜22を形成する(図7(a))。
【0053】その後、各well領域21,21´に、
目途とする素子特性により要求される濃度の不純物を選
択的にイオン注入し、Si表面を酸化し、例えば70Å
程度の薄いゲート絶縁膜23を形成する。さらにゲート
電極を形成するべくポリシリコンを低圧化学気相成長法
により、例えば2000Å程度堆積させ、同成長法によ
り酸化膜24を例えば1000Å程度堆積差せる。
【0054】その後、p型well領域21上にAsを
40keV ,3×1015cm-2程度に選択的にイオン注入
し、n型well領域21´上に、BF2 を35keV ,
1×1015cm-2程度に選択的にイオン注入して、n+ -
ポリシリコン領域25,p+ -ポリシリコン領域26を
形成する。但し、この工程は、後のソース・ドレイン領
域のイオン注入時に同時に行うこともできる。さらに、
リソグラフィーにより、ゲート電極となるべき領域上に
レジストマスク27を形成する(図7(b))。
【0055】これをマスクとして、酸化膜24を異方性
エッチングにより選択的に除去し、残った酸化膜をマス
クとしてポリシリコンゲート電極28,29を異方性エ
ッチングにて形成する。この際、フィールドエッヂ(境
界部分)のポリシリコンをすべて除去せずに、この部分
にポリシリコン30,31を残存させる(図7
(c))。
【0056】フィールドエッヂのポリシリコンを完全に
除去する必要がないため、過度のオーバーエッチングを
する必要もなく、ゲート絶縁膜との選択比が高くなくて
も、安定的にエッチングをゲート絶縁膜までで止めるこ
とができる。
【0057】次いで、窒化膜を低圧化学気相成長法によ
り例えば1000Å程度堆積し、ひきつづき異方性エッ
チングすることによりゲート側壁34,35を形成す
る。
【0058】その後、フィールドエッヂに残存するポリ
シリコン30,31をアンモニアガス中で例えば110
0℃程度に加熱した状態で、高周波を印加し、直接窒化
し、少なくとも表面的には窒化膜36,37に変質させ
る。
【0059】以上の工程までで、本発明の提案するフィ
ールドエッヂ近傍の少なくとも表面的には絶縁膜である
ような物質が構成される。次に、ソース・ドレイン領域
にそれぞれ不純物をイオン注入し、n+ 型ソース・ドレ
イン領域32,p+ 型ソース・ドレイン領域33を形成
する(図8(a))。このとき、ゲート電極のイオン注
入をこのソース・ドレインのイオン注入で兼ねることも
できる。この場合、前記のポリシリコン電極は、アンド
ープのままエッチングできる。
【0060】その後、ソース・ドレイン・ゲート中の不
純物をRTA法により活性化し、さらに、ゲート電極、
及びソース・ドレイン上の酸化膜をエッチングし、シリ
サイデーション用に例えばNi38を、300Å程度ス
パッタする(図8(b))。次いで例えば600℃、3
0秒程度で熱処理することにより、シリサイデーション
がソース・ドレイン・ゲート上で選択的に進行し、Ni
Si39,39′,40,40′が形成される。その
後、窒化膜34〜37上の未反応のNiをHClとH2
2 の混合液を用いて除去し、サリサイドを達成する
(図8(c))。この後、シリサイドを変質させるよう
な熱処理を避けつつ、配線を形成する。
【0061】第2実施例 図9,10は、第2の発明の第2実施例によるC−MO
Sトランジスタの製造工程を示す断面構造図である。
【0062】まず第1実施例と同様に、p型well領
域21,n型well領域21′,フィールド酸化膜2
2、及びダミーゲート絶縁膜23′を形成した後、例え
ば窒化シリコン膜を2000Å程度、低圧化学気相成長
法により堆積する。次に異方性エッチングにより、Si
N膜をエッチングするが、その際過度のオーバーエッチ
ングをかけることなく、フィールドエッヂにSiN膜4
1,41′を選択的に残存させる(図9(a))。
【0063】過度のオーバーエッチングを必要としない
ので、SiN膜とダミーゲート絶縁膜23′との高い選
択比への要求を緩和することができる。
【0064】以上の工程までで本発明の提案する構造が
得られる。
【0065】次いで、ゲート電極を形成すべく、ダミー
ゲート絶縁膜をエッチングし、さらに真のゲート絶縁膜
23を所望の厚さに形成し、その後、ポリシリコンを低
圧化学気相成長法により、例えば2000Å程度堆積さ
せ、その後、Asを40keV,3×1015cm-2程度、B
2 を35keV ,1×1015cm-2程度選択的にイオン注
入し、n+ - ポリシリコンゲート領域25,p+- ポリ
シリコンゲート領域26を形成する。リソグラフィーに
よりゲート電極となるべき領域上に、レジストマスク2
7を形成する(図9(b))。これをマスクとしてポリ
シリコンを異方性エッチングする。
【0066】フィールドエッヂの段差が緩和されている
ために、過度のオーバーエッチングを必要とせず、薄い
ゲート絶縁膜のMOSFETでも安定して製造でき、さ
らにゲート絶縁膜のフィールドエッヂの不良を補完でき
る。
【0067】このようにして、ゲート電極28,29が
形成され、これをマスクとしてセルフアラインでn-
びp- ソース・ドレイン領域32,33を、イオン注入
により形成する(図9(c))。
【0068】次いで窒化膜を堆積した後、ひきつづき異
方性エッチングすることにより、ゲート側壁34,35
を形成する。さらにソース・ドレイン領域にそれぞれ不
純物をイオン注入し、n+ 型ソース・ドレイン領域3
2′,p+ 型ソース・ドレイン領域33′を形成し、R
TA法により活性化することでLDD構造を達成する。
【0069】その後、ソース・ドレイン上及び、ゲート
電極上の酸化膜をエッチングし、シリサイデーション用
に例えばNi38を300Å程度スパッタする(図10
(a))。次いで、例えば600℃30秒程度で熱処理
することにより、シリサイデーションがソース・ドレイ
ン・ゲート上で選択的に進行し、NiSi39,3
9′,40,40′が形成され、サリサイドを達成する
(図10(b))。
【0070】この後、シリサイドを変質させるような熱
処理を避けつつ、配線を形成する。
【0071】第1実施例のように、素子分離工程後に、
少なくとも表面的に絶縁膜に変質可能な物質を素子領域
と素子分離領域の境界部分に選択的に構成してやること
により、この部分の段差が緩和され、後の堆積及び異方
性エッチングを含む一連の工程に於いて、この部分から
堆積した物質をエッチングするために必要とするオーバ
ーエッチングの量を低減することができる。さらに段差
が緩和されているために後の配線形成工程に於いて、表
面が平坦化されやすいので、断線等の不良発生が抑制さ
れる。
【0072】さらに、第1実施例のように、ゲート電極
構成物質が、少なくとも表面的に絶縁膜に変質可能なも
のであれば、ゲート電極形成と同時に境界部分にゲート
構成物質を残存させることができるので、特別に新たな
工程を追加することなく必要な構造を形成することが可
能となる。そのうえゲート構成物質を残存させるため、
従来のゲートエッチングに必要とされた多大のオーバー
エッチングの必要性をも緩和し、よりひろいプロセスマ
ージンで、非常に薄いゲート絶縁膜のMOSFETでも
安定した製造を行うことができる。
【0073】また、第2実施例のように、表面的に絶縁
膜に変質可能な物質を構成すれば、ゲート絶縁膜がフィ
ールド境界部分で薄くなり、直上に構成されるゲート電
極と短絡するという不良現象を抑制することができる。
その上、サリサイド工程も必須である。ソース・ドレイ
ン領域上の酸化膜除去の過程で、このフィールド領域が
後退することも防げる。
【0074】さらに段差が緩和されているために、後の
ゲート電極形成用の異方性エッチングに於いて、この境
界部分から電極物質を除去するに要するオーバーエッチ
ングの量を低減できるので、集積化に伴って薄くなるゲ
ート絶縁膜を残すためにプロセスに要求される高い選択
比への必要性を緩和し、よりひろいプロセスマージンで
安定したゲート電極形成が可能となる。
【0075】第2の発明によれば、素子高速化に必須の
シリサイデーション工程に於いて、シリサイデーション
がSiに接触している表面で選択的に進行するため、少
なくとも表面が絶縁膜である物質でおおわれた境界部分
でシリサイデーションはおこらない。このために、従来
素子分離領域下にもぐりこんだり、あるいは素子分離領
域上にはいあがったり、不安定な振るまいをしていたこ
の部分のシリサイデーションによる不良を回避できる。
境界部分のシリサイデーションは、素子の動作スピード
特性にはほとんど影響がないので、この領域がシリサイ
ド化しないことによる素子特性への悪影響は皆無であ
る。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明の半導体装
置およびその製造方法によれば、NiSiによるサリサ
イド化を行ったので、低温プロセスに適しており、浅い
接合が可能なため、微細構造の半導体装置を製造するこ
とができる。さらに、這い上がり現象が起こらないた
め、ゲート・ソース間あるいはゲート・ドレイン間のシ
ョート不良が生じない。
【0077】また、ゲート電極側壁下部の一部分にもシ
リサイド層を形成したことにより、N- 層での寄生抵抗
を小さく、ホットキャリア信頼性を高くでき、かつブリ
ッジングによるショート不良を低減できるので、高性能
な半導体装置を製造することができる。
【0078】また、第2の発明の半導体装置およびその
製造方法によれば、少なくとも表面的に絶縁膜に変質可
能な物質あるいは絶縁膜そのものを、素子領域と素子分
離領域の境界部分に形成したので、この部分の段差が緩
和されるとともに、後の異方性エッチングに於いて過度
のオーバーエッチングを行わずにすむ。これにより、平
坦化も容易となり、ゲート絶縁膜の境界部分の不良やこ
の領域でのシリサイデーションを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明におけるサリサイド化の際にNiS
iを用いた製造工程を示す断面構造図である。
【図2】図1に続いて行われる製造工程を示す断面構造
図である。
【図3】第1の発明におけるNiSiを用いたサリサイ
ドトランジスタの特性を示すグラフである。
【図4】第1の発明におけるゲート電極の側壁下部の一
部分にもシリサイド膜を形成する製造工程を示す断面構
造図である。
【図5】第1の発明における空洞部の形成の際に選択C
VD法を用いた半導体装置の断面構造図である。
【図6】第1の発明における側壁下部の空洞幅を制御す
ることができる半導体装置の断面構造図である。
【図7】第2の発明の第1実施例によるC−MOSトラ
ンジスタの製造工程を示した断面構造図である。
【図8】図7に続いて行われるC−MOSトランジスタ
の製造工程を示した断面構造図である。
【図9】第2の発明の第2実施例によるC−MOSトラ
ンジスタの製造工程を示した断面構造図である。
【図10】図9に続いて行われるC−MOSトランジス
タの製造工程を示した断面構造図である。
【図11】従来のTiSi2 を用いたMOSFETの製
造工程を示す断面構造図である。
【図12】図11に続いて行われる従来の製造工程を示
す断面構造図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 pウエル 3 素子分離領域 4 ゲート絶縁膜 5 ポリシリコン 6 酸化膜 7 側壁 8 ソース・ドレイン領域 9 遷移8族の金属膜 10 シリサイド膜 11 空洞 12 タングステン膜 13 ゲート電極側面のシリサイド膜 14 窒化膜 21 p型ウェル領域 21′ n型ウェル領域 22 フィールド酸化膜 23 ゲート絶縁膜 23′ ダミーゲート絶縁膜 24 酸化膜 25 n+ 型ポリシリコン 26 p+ 型ポリシリコン 27 レジストマスク 28 n+ 型ポリシリコンゲート電極 29 p+ 型ポリシリコンゲート電極 30,31 ポリシリコン 32 n+ 型ソース・ドレイン領域 32′ n- 型ソース・ドレイン領域 33 p+ 型ソース・ドレイン領域 33′ p- 型ソース・ドレイン領域 34,35 窒化膜ゲート側壁 36,37 窒化ポリシリコン 38 Ni 39,39′,40,40′ NiSi 41,41′ SiN
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/46 S 7738−4M 8225−4M H01L 29/78 301 X (72)発明者 小野 瑞城 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子分離領域を有する半導体基板と、こ
    の半導体基板表面にゲート絶縁膜を介して形成されたポ
    リシリコンゲート電極と、このポリシリコンゲート電極
    に接した酸化膜と、この酸化膜に接して設けられた側壁
    と、前記ポリシリコンゲート電極に対して自己整合的に
    設けられたソース・ドレイン領域とを備え、これらソー
    ス・ドレイン領域およびポリシリコンゲート電極上に遷
    移8族の金属のモノシリサイドを形成したことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 素子分離領域を有する半導体基板上にゲ
    ート電極をパターニングする工程と、素子領域に酸化膜
    を形成する工程と、エッチバック法によって前記ゲート
    電極の側部に絶縁膜の側壁を形成する工程と、前記酸化
    膜をシリコン基板表面が露出するまでエッチング除去す
    る工程と、エッチング除去されたシリコン基板のソース
    ・ドレイン領域および前記ゲート電極上に遷移8族の金
    属を形成する工程と、前記遷移8族の金属をモノシリサ
    イド化させる工程と、前記酸化膜上の未反応の遷移8族
    の金属を除去する工程とからなることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 素子分離領域を有する半導体基板と、こ
    の半導体基板表面に堆積させた、少なくとも表面的に絶
    縁膜に変質可能な物質と、前記物質の異方性エッチング
    によって素子領域と素子分離領域の境界部に形成され、
    少なくとも表面部を絶縁膜に変質させた、前記物質によ
    る側壁とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 素子分離領域を有する半導体基板上に、
    少なくとも表面的に絶縁膜に変質可能な物質を堆積する
    工程と、前記物質の異方性エッチングにより、素子領域
    と素子分離領域の境界部に前記物質による側壁を形成す
    る工程と、前記側壁の少なくとも表面部を絶縁膜に変質
    させる工程とからなることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 素子分離領域を有する半導体基板と、こ
    の半導体基板表面に堆積させた絶縁膜と、前記絶縁膜の
    異方性エッチングによって素子領域と素子分離領域の境
    界部に形成された前記絶縁膜による側壁とを備えたこと
    を特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 素子分離領域を有する半導体基板上に絶
    縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜の異方性エッチング
    により、素子領域と素子分離領域の境界部に前記絶縁膜
    による側壁を形成する工程とからなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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