JP2002217193A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
膜温度を低温化することによって、不純物のシリコン基
板突き抜けや、シリサイドの凝集を回避して、特性の安
定した半導体装置を製造する。 【解決手段】 窒化シリコン膜の成膜工程を有する半導
体装置の製造方法であって、この窒化シリコン膜例えば
ゲートサイドウォール14、エッチングストッパ層20
を、触媒CVD法により成膜する。
Description
成膜工程を有する半導体装置の製造方法に関する。
縁ゲート型電界効果トランジスタ(NMOSFET)と
pチャネルMOSFET(PMOSFET)との両者で
構成される相補型MOSFET(CMOSFET)や、
バイポーラトランジスタ等が知られている。
リサイド(WSix )とポリシリコン(Poly−S
i)との積層構造で形成したタングステン(W)−ポリ
サイド構造が、低抵抗でかつ熱的安定性に優れているた
めに広く採用されている。
サイド構造が、ゲート酸化膜の信頼性を確保しながら、
しきい値電圧(Vth)制御に優れることから、ゲート電
極として用いられることが多い。
もしくは配線構造を採用する場合においても、Poly
−Siに高濃度の不純物を導入することが可能であり、
かつ熱的に安定である等の理由から、リン(P)やヒ素
(As)等のn型不純物を導入した、n+ 型ゲート電極
が用いられている。
に、n+ 型ゲート電極で形成するこの構造は、シングル
ゲート型と呼ばれている。
SFETでは、PMOSFETが、埋め込みチャネル型
となるので、素子が微細化された場合や、MOSFET
を低Vth領域で動作させる場合に、短チャネル効果を抑
制することが困難である。
n+ 型とし、PMOSFETのゲート電極には、ホウ素
(B)をドーピングし、表面チャネル型としてp+ 型と
する、デュアルゲート型の適用が始まっている。
製造するには、例えば、ゲート電極をW−ポリサイド構
造とする場合、先ずシリコン(Si)基板上にポリシリ
コン膜を成膜し、イオン注入法によってNMOSFET
形成予定領域の例えばポリシリコン膜にn型不純物を、
一方PMOSFET形成予定領域の例えばポリシリコン
膜にp型不純物を、それぞれ高濃度にドーピングする。
その後、アニール等の高温熱処理によって、ドーピング
されたそれぞれの不純物を、各領域のポリシリコン膜中
に拡散させ、WSix 膜を成膜する、という方法が採ら
れている。
及び高機能化の要求に伴い、素子構造の微細化及び配線
構造の多層化が進んでおり、素子構造の微細化を達成す
るためには、拡散層やゲート電極の低抵抗化が必須であ
る。
に形成された拡散層及びPoly−Siから成るゲート
電極の表面層をシリサイド化する、セルフアラインシリ
サイド技術が開発され、一部の製品で既に実用化されて
いる。このセルフアラインシリサイドとしては、コバル
ト(Co)やチタン(Ti)等とSiとを合金化させ、
CoSiやTiSiを用いるのが一般的である。
OSFETと、上述のセルフアラインシリサイド上の上
層層間絶縁膜としては、減圧熱CVD(化学的気相成
長)法によって成膜した窒化シリコン膜を介して、酸化
シリコンから成る層間絶縁膜を設けるように構成されて
いるのが一般的である。
(O3 )−テトラエトキシシラン(TEOS)系のガス
を用いたCVD法により成膜されるが、これを上述の層
間絶縁膜として用いる場合、この酸化シリコン膜から脱
ガスする水分等により、シリサイドが酸化されて抵抗上
昇してしまうという問題がある。
ラインシリサイド部とのコンタクトを取るために上層層
間絶縁膜に開口されるコンタクトホールの拡散層や、セ
ルフアラインシリサイド上でのエッチングストッパとす
るために、一般的にデュアルゲート型のCMOSFET
やセルフアラインシリサイド上には、減圧熱CVD法に
よって成膜した窒化シリコン膜を介して上記層間絶縁膜
を設けるように構成されている。
コン膜を設ける構成とすることによって、減圧熱CVD
法で成膜された緻密な膜質を有する窒化シリコン膜で、
上記層間絶縁膜から拡散される水分を遮断し、素子が形
成された半導体基板表面に水分が供給されることを防止
し、また上層層間絶縁膜に開口されるコンタクトホール
の開口時に拡散層やシリサイドがオーバーエッチングさ
れてしまうことを防いでいる。
ば素子が形成された半導体基板の表面上に、成膜時の圧
力雰囲気を減圧状態に保った減圧熱CVD法によって、
成膜温度を760℃程度の一定温度に保ちながら、膜厚
100nm程度として形成する。その後、この窒化シリ
コン膜上に上記層間絶縁膜を成膜するようになされてい
る。
ート型のCMOSFETのPMOSFETにおいて、ポ
リシリコン膜にドーピングしたホウ素Bの、後工程の熱
処理によるSi基板への突き抜けが生じる問題が報告さ
れている(1998年秋、応用物理学会、18a−ZL
−9)。また窒化シリコン膜中の水素に起因したBの基
板への突き抜けも報告されている(1998年秋、応用
物理学会、16p−P10−10)。
化膜に数%の窒素を添加しSiON膜化する方法が開発
されているが(1998年秋、応用物理学会、18a−
ZL−2)、窒素添加量を増やすと電子移動度が低下す
ることも知られており、またBの基板突き抜けに対して
も充分な効果を得られていないのが現状である。
製造工程において、窒化シリコン膜を減圧熱CVD法に
よって成膜する際は、その成膜温度が比較的高く、例え
ば760℃の成膜温度で100nm程度の膜厚の窒化シ
リコン膜を成膜するには、150分程度の成膜時間を要
する。このような熱履歴がシリサイド層にかかると、こ
のシリサイド層には凝集が生じ、シート抵抗が上昇す
る。
拡散層の幅が細くなるほど、上述の凝集によってシリサ
イド層が段切れした状態になり易いため、シート抵抗の
上昇が顕著になるという問題がある。
方法として、減圧熱CVD法による窒化シリコン膜の成
膜温度を760℃から700℃〜650℃まで下げる方
法があるが、成膜速度が半分から10分の1程度に低下
するため、所定膜厚を得るための成膜時間が長くなって
しまい、シリサイドにかかる熱ストレスを完全には低減
化することができず、上述の凝集を完全に回避し得なか
った。また、成膜温度を下げすぎると減圧熱CVD法に
よる窒化シリコン膜の成膜の生産性が大幅に低下してし
まうという問題がある。
ラズマCVD法により、成膜温度400℃程度で成膜す
る方法があるが、トランジスタのゲート等へのプラズマ
ダメージを生じる恐れがあり、またステップカバレッジ
率を考慮すると、アスペクト比2.0程度の段差で、減
圧熱CVD法ではほぼ100%であるのに対し、上述の
プラズマCVD法による場合は50%以下と格段に低
く、セルフアラインコンタクトの酸化シリコン膜のエッ
チングストッパを兼ねる場合には、上層酸化シリコン膜
の埋め込みが困難になるという問題が生じる。
ン膜中には、多量の水素が含有されるため、前述のデュ
アルゲート型のCMOSFET上に用いる場合には、B
の突き抜けが生じ易くなるという問題もある。
SFETの形成後に窒化シリコン膜を形成する場合や、
またセルフアラインシリサイド上に窒化シリコン膜を形
成する場合は、成膜温度の低温化と、窒化シリコン膜中
の水素含有量の低減化が強く望まれている。
のBの基板突き抜けによるしきい値電圧の変動、シリサ
イドの凝集によるコンタクト抵抗の上昇を改善すること
ができる半導体装置の製造方法を提供することを目的と
する。
膜の成膜工程を有する半導体装置の製造方法であって、
この窒化シリコン膜を、触媒CVD法により成膜する。
エッチングストッパ用に成膜する。
ン膜を、配線形成部又はコンタクトホール内のサイドウ
ォールとして成膜する。
膜を触媒CVD法により成膜するものであり、この触媒
CVD法とは、原料ガスを加熱した触媒体表面と接触さ
せることにより、この原料ガスを活性化させ、この活性
化された原料ガスの反応を、減圧熱CVD法と同様に行
うものである。
の増減によって半導体基板温度とは独別に制御すること
ができることから、減圧熱CVD法による場合よりも低
い基板温度にて、減圧熱CVD法やプラズマCVD法に
よる場合と同等以上の膜質の成膜を行うことができる。
D法により成膜した場合と比べて、被膜特性の改善をは
かることができ、上述の成膜温度の低温化、プラズマダ
メージを回避し得ること、更に窒化シリコン膜中の水素
濃度が低減化されることから、しきい値電圧の変動やコ
ンタクト抵抗の上昇を抑制することができるものであ
る。
製造方法の実施形態について、図面を参照して詳細に説
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。
図2の工程図を参照して、自己整合コンタクトホールを
形成する場合に本発明を適用した例を説明する。
面に、ゲート絶縁膜11を成膜した後、ポリサイド構造
を有するゲート12を形成する。例えばWSix とポリ
シリコンとの積層より成るポリサイド構造を有するゲー
ト電極12を形成する。
ト絶縁膜13を形成する。その後、不純物をイオン注入
することによって、低濃度不純物拡散領域(図示せず)
を形成し、次いでゲートの側壁に、例えば酸化シリコン
等を全面的に形成した後、異方性エッチング等によりエ
ッチバックして、ゲート電極12の側面のみに酸化シリ
コン層が残留するようにして、ゲートサイドウォール1
4を形成する。その後、半導体基板10に不純物をイオ
ン注入して、ソース及びドレイン領域15を形成する。
成膜した後、例えば酸化シリコン等より成る絶縁層21
をこのエッチングストッパ層20を覆って全面的に形成
する。次いで、この絶縁層21上にレジスト22を塗布
し、コンタクトホールを形成すべき領域の上部に相当す
る部分のレジスト22に、周知のフォトリソグラフィ技
術を用いて開口を形成する。
ト22をエッチング用マスクとして、絶縁層21を選択
的にエッチングして、絶縁層21に開口部23を設け
る。絶縁層21のエッチングは、エッチングストッパ層
20によって停止する。この状態を、図1のAに模式的
な一部拡大断面図にて示す。
に、開口部23の中心と、ソース/ドレイン領域15の
中心とが一致していない。これは、開口部23の形成に
あたって、フォトリソグラフィ工程におけるマスクの位
置合わせずれによって生じる場合があるものである。あ
るいはまた、半導体素子の縮小化を図るために、コンタ
クトホールが下方のゲート電極12と垂直方向にオーバ
ーラップするように、コンタクトホールを形成すること
を意図する場合にも生じるものである。
トッパ層20をエッチングして、図1B及び図2Aに示
すように、開口部23の底部にソース/ドレイン領域1
5を露出させる。
る。この配線層28は、図2Bに示すように、開口部2
3の側壁から底部へと延在するパターンとして形成され
る。これによって、開口部23の底部に露出したソース
/ドレイン領域15と、絶縁層21上の配線層28とが
電気的に接続されることとなり、コンタクトホールが形
成される。
よるシリコン窒化膜の適用とその形成条件について説明
する。
ルを形成する際のオフセット絶縁膜13、ゲートサイド
ウォール14及びエッチングストッパ層20としては、
加工の容易さ等から、窒化シリコン膜が最適である。こ
れら窒化シリコン膜を触媒CVD法により形成する場合
の条件を以下に示す。
ガスとしては、モノシラン(SiH 4 )や、ジシラン
(Si2 H6 )等を、また窒素の原料ガスとしては窒素
ガス(N2 )やアンモニア(NH3 )を用いることがで
きるが、これらの組み合わせのうち、SiH4 とNH3
の組み合わせは、反応効率が最も高く最適であるため、
これを用いた。また触媒体としてタングステン(W)を
用いた。
50とし、例えばSiH4 の流量を1sccm、NH3
の流量を40sccmとした。
度は1700℃とした。
0℃の範囲で設定するのがよい。これより低温の場合に
は、成膜レートが著しく低下する。また、触媒体の温度
は1600℃〜1800℃の範囲が良い。この温度範囲
では、触媒体(W)の表面がシリサイド化することなく
成膜を行うことができる。
窒化シリコン膜の厚さは20nmから50nmの範囲が
望ましい。絶縁層21のエッチストップを行うのに十分
で、且つ次の工程で窒化シリコン膜をエッチングし易い
ようにするためである。
コン膜に含まれる水素量は1〜2at%(原子%)で、
従来のプラズマCVD法により成膜された窒化シリコン
膜における含有水素量が、20〜30at%であるのに
比し、およそ1/20〜1/30以下となった。
でえられた化学量論的組成のSi3N4 の膜を触媒CV
D法では300℃程度の低温で形成することができた。
膜の屈折率は、このとき2.0であった。
て詳細に説明する。この場合、セルフアラインシリサイ
ドを有する半導体装置への適用に関して、図3〜図5を
用いて説明するが、本発明はこの例に限定されるもので
はない。
一例を示す製造工程図である。以下、先ず図3及び図4
を参照して半導体基板の表面側に素子を形成する手順を
説明し、次に図5を用いて上記素子が形成された半導体
基板の上方に層間絶縁膜を成膜して、半導体装置を製造
する方法を説明する。
成る半導体基板10の表面側にLOCOS(Local
Oxidation of Silicon)法、即
ちレジストマスク等により選択的に熱酸化を行って素子
分離領域32を形成するか、またはトレンチ法、即ち周
知のリソグラフィ技術により、所定のパターンに形成し
たレジストパターンをマスクとして例えば異方性エッチ
ングにより選択的に溝を形成する方法によって、素子分
離領域32を形成する。
導体基板10の活性領域10aには、イオン注入によっ
て、トランジスタのパンチスルー抑制を目的とした埋め
込み層(図示せず)を形成したり、しきい値電圧Vthを
調整するための不純物を導入する。
すなわち、例えば熱酸化等により基板10の表面に酸化
シリコン膜を形成し、次に例えば減圧CVD法によっ
て、この酸化シリコン膜上に例えばポリシリコン膜を成
膜し、その後リソグラフィ等により形成したレジストパ
ターン(図示せず)をマスクとして、ポリシリコン膜及
び酸化シリコン膜を所定のパターンにエッチングして、
酸化シリコン膜より成るゲート絶縁膜11及びポリシリ
コン膜より成るゲート電極12を形成する。
2をマスクにイオン注入によって、MOSトランジスタ
の低濃度不純物拡散領域16、いわゆるLDD(Lig
htly Doped Drain)拡散層を形成する
ための不純物を、半導体基板10の表面層に導入する。
12及びゲート絶縁膜11の側壁に、絶縁性のゲートサ
イドウォール14を形成する。すなわち、先ずゲート電
極12を覆うように全面的に絶縁膜を例えば150nm
の膜厚で成膜し、次いでこの絶縁膜を異方性エッチング
することによってエッチバックし、絶縁膜から成るゲー
トサイドウォール14を形成する。
2及びサイドウォール14をマスクにしたイオン注入を
行って、MOSトランジスタのソース/ドレイン拡散領
域15を形成するための不純物を半導体基板10の表面
領域に導入する。その後、上記不純物を活性化するため
の熱処理を行う。
コン(ここではゲート電極12及び半導体基板10)の
露出表面層に、高融点金属のシリサイド層を形成する。
すなわち、先ず、図4Aに示すように、CVD法や蒸着
法等によって、半導体基板10上に全面的に、高融点金
属膜18を、例えば30nm程度の膜厚で成膜する。こ
の高融点金属膜18としては、例えばチタン(Ti)、
コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、プラチナ(P
t)等を用いる。
al Annealing)による熱処理、例えば窒素
雰囲気中で650℃、30秒の熱処理を行って、この高
融点金属膜18と、ゲート電極12及び半導体基板10
との界面で、シリサイド反応を生じさせ、図4Bに示す
ように、ゲート電極12及び半導体基板10の露出表面
層に高融点金属のシリサイド層19を生成する。このと
き、素子分離領域32上の高融点金属膜18は、シリサ
イド化反応が生じないためにそのまま残る。
ま残った高融点金属膜18を、選択的に例えばウェット
エッチングにより除去する。この場合、例えばアンモニ
ア過水(NH3 :H2 O2 :H2 O=1:2:6)をエ
ッチング溶液として用い、室温にて10分間のエッチン
グ処理を行う。
雰囲気中において800℃、30秒程度の熱処理を行っ
て、図4Dに示すように、シリサイドC49相からなる
シリサイド層19を、より低抵抗のシリサイドC54相
(5Ω程度)からなるシリサイド相19aに相転移させ
る。このようにして、素子としてMOSトランジスタが
形成された半導体基板10の表面側に、高融点金属のシ
リサイド層19aを形成することができる。
10の上に全面的にエッチングストッパ層20を形成す
る。このエッチングストッパ層20は、半導体基板10
の表面側に形成した素子への水分の供給を遮断できる程
度の所定膜厚Tを有することとし、ここでは例えば10
0nm程度の膜厚として成膜する。
ストッパ層20の上を覆って全面的に層間絶縁膜として
の絶縁層21を成膜する。
ルを構成する開口部23を、例えばリソグラフィ技術に
よって形成し、図5Cに示すように、開口部23すなわ
ちコンタクトホール内にタングステン等より成るプラグ
25を埋め込んで形成し、更にこの上に周知の技術によ
って、アルミニウム等より成る配線26、絶縁層27を
形成する。
る窒化シリコン膜の適用とその形成条件を以下に示す。
装置の形成方法において、ゲートサイドウォール14及
びエッチングストッパ層20としては、加工の容易さ等
から、窒化シリコン膜が最適である。
としてモノシラン(SiH4 )、窒素の原料ガスとして
アンモニア(NH3 )を用いた。触媒体としては、タン
グステン(W)を用いた。
50とし、例えばSiH4 流量は1sccm、NH3 流
量は40sccmとした。
体の温度は1700℃とした。
0℃の範囲で設定するのがよい。これより低い温度の場
合には、成膜レートが著しく低下する。また、触媒体の
温度は1600℃〜1800℃の範囲が良い。この温度
範囲では、触媒体この場合Wの表面がシリサイド化する
ことなく、成膜を行うことができる。
窒化シリコン膜の厚さは20nm〜50nmの範囲が望
ましい。絶縁層21のエッチングストップを行うのに十
分で、次の工程ではこの窒化シリコン膜をエッチングし
やすくするためである。
に含まれる水素量は1〜2at%で、従来のプラズマC
VD法により成膜された窒化シリコン膜における含有水
素量が20〜30at%であるにに比べ、およそ1/2
0〜1/30以下となった。また、従来800℃を越え
る高温CVD法で得られた化学量論的組成のSi3 N 4
の膜を、触媒CVD法では300℃程度の比較的低温で
形成することができた。この場合、膜の屈折率は2.0
である。
体装置の製造にあたって窒化シリコン膜の被膜特性の改
善、成膜温度の低温化がはかられ、プラズマダメージが
なく、更にこの窒化シリコン膜中の水素濃度が格段に低
減化されるため、PMOSトランジスタの不純物Bのシ
リコン基板突き抜けによるしきい値電圧変動や、シリサ
イド凝集によるコンタクト抵抗の上昇などの問題を確実
に回避することができる。
型CMOSFETや、セルフアラインシリサイドを有す
る半導体装置を安定した特性をもって製造することがで
きて、信頼性の向上をはかり、生産性の向上をはかるこ
とができる。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
ゲート電極、13・・・オフセット絶縁膜、14・・・
ゲートサイドウォール、15・・・ソース/ドレイン領
域、16・・・低濃度不純物拡散領域、18・・・高融
点金属膜、19・・・シリサイド層、19a・・・シリ
サイド層、20エッチングストッパ層、21・・・絶縁
層、23・・・開口部、25・・・プラグ、26・・・
配線
Claims (3)
- 【請求項1】 窒化シリコン膜の成膜工程を有する半導
体装置の製造方法であって、 上記窒化シリコン膜を、触媒化学的気相成長法により成
膜することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記窒化シリコン膜を、エッチングスト
ッパ用に成膜することを特徴とする上記請求項1に記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 上記窒化シリコン膜を、配線形成部又は
コンタクトホール内のサイドウォールとして成膜するこ
とを特徴とする上記請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010442A JP2002217193A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 半導体装置の製造方法 |
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---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009016688A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Sharp Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2013045851A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Daido Steel Co Ltd | 薄膜磁気センサ及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-01-18 JP JP2001010442A patent/JP2002217193A/ja active Pending
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