JPH07201777A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07201777A
JPH07201777A JP133294A JP133294A JPH07201777A JP H07201777 A JPH07201777 A JP H07201777A JP 133294 A JP133294 A JP 133294A JP 133294 A JP133294 A JP 133294A JP H07201777 A JPH07201777 A JP H07201777A
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JP
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film
titanium
silicon
silicon substrate
forming
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JP133294A
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Kazuya Ouchi
和也 大内
Kyoichi Suguro
恭一 須黒
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ソース・ドレイン拡散層の低抵抗化を図れるM
OSFETの形成方法を提供すること。 【構成】素子分離絶縁膜22によって区分されたシリコ
ン基板21上に、ゲート絶縁膜23、ゲート電極24、
ソース・ドレイン拡散層26を形成し、次いで全面にチ
タン膜27を形成した後、このチタン膜27上にシリコ
ン基板21に対して圧縮応力を与える窒化チタン膜28
を形成し、しかる後、熱処理により、ソース・ドレイン
拡散層26とチタン膜27、並びにゲート電極24とチ
タン膜27とを固相反応させ、低抵抗の安定相のC54
の結晶構造を持ったチタンシリサイド膜29を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係り、特にシリサイド膜を形成する工程を有する半導
体装置の製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュ−タ−や通信機器の重要
部分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達
成するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成
した大規模集積回路(LSI)が多用されている。この
ため、機器全体の性能は、LSI単体の性能と大きく結
び付いている。
【0003】LSI単体の性能向上は、集積度を高める
こと、つまり、素子の微細化により実現できる。しか
し、微細化が進むと種々の問題も発生し、例えば、MO
SFETにあっては、短チャネル効果の問題が顕著にな
る。
【0004】この短チャネル効果は、ソース・ドレイン
拡散層のpn接合の空乏層がチャネル方向に伸び、チャ
ネル領域に対するゲート電極の支配力が低下することに
起因している。そのため、ソース・ドレイン拡散層の深
さを微細化に伴って浅くしていくことで、短チャネル効
果は抑制できる。
【0005】しかし、ソース・ドレイン拡散層を浅くす
ると、そのシート抵抗は深さにほぼ逆比例して上昇し、
MOSFETの駆動力、スピードの低下を招く。つま
り、微細化のメリットを十分に引き出すことが困難にな
る。
【0006】この問題点を解消する技術の一つとして、
サリサイドと呼ばれている方法がある。この方法を図6
の工程断面図を用いて以下に説明する。まず、図6
(a)に示すように、シリコン基板81の表面に素子分
離絶縁膜としての酸化シリコン膜82を熱酸化により形
成した後、ゲート絶縁膜83、ゲート電極84、ゲート
側壁絶縁膜85を形成する。ゲート側壁絶縁膜85の材
料としては窒化シリコンを用いる。
【0007】次いでイオン注入法によりソース・ドレイ
ン拡散層86を形成した後、Arプラズマを用いてチタ
ンターゲットをスパッタリングすることによりチタン膜
87を堆積する。
【0008】ここで、ソース・ドレイン拡散層という表
記を用いたのは、実際のデバイスに組み込まれないと、
ソース拡散層とドレイン拡散層との区別は生じないから
である。また、デバイスに組み込まれても、使用状態に
よってソース拡散層とドレイン拡散層とが入れ替わる場
合もあるからである。
【0009】この後、チタンシリサイド膜を形成する際
に、チタンシリサイド膜の表面荒れを抑制するための窒
化チタンからなるキャップ膜88を全面に形成する。こ
の窒化チタンは、通常、アルゴンと窒素との混合ガスを
用いたプラズマを用いチタンターゲットをスパッタリン
グすることにより形成する。
【0010】次に図6(b)に示すように、チタン膜8
7とキャップ膜(窒化チタン膜)88との積層膜を窒化
雰囲気中で熱処理することにより、チタン膜87中のチ
タンとソース・ドレイン拡散層86中のシリコンとを固
相拡散反応させ、チタンシリサイド(TiSi2 )膜8
9を形成する。この後、硫酸および過酸化水素の混合液
を用いてキャップ膜88と未反応のチタン膜87とをエ
ッチングにより除去する。
【0011】以上の工程を経ることで、ソース・ドレイ
ン拡散層86上にのみ自己整合的にチタンシリサイド膜
89を形成することができる。最後に、図6(c)に示
すように、全面に層間絶縁膜90を堆積した後、チタン
シリサイド膜89上にコンタクトホールを開口し、ソー
ス・ドレイン電極91を形成して、MOSFETの基本
構造が完成する。
【0012】このような製造方法によれば、チタンシリ
サイド膜89が形成されていないソース・ドレイン拡散
層86(厚さ250nm)のシート抵抗が50Ω/□で
あるのに対し、チタンシリサイド膜89(厚さ80n
m)を形成することにより、ソース・ドレイン拡散層8
6(厚さ250nm)のシート抵抗を3Ω/□と激減す
ることができる。
【0013】しかしながら、今後、更に素子の微細化が
進むと、上述した従来のサリサイド技術によっては、ソ
ース・ドレイン拡散層のシート抵抗を十分に低くできな
いことが予想されており、サリサイド技術の改良が望ま
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、今後、更
に素子の微細化が進むと、従来のサリサイド技術によっ
ては、ソース・ドレイン拡散層のシート抵抗を十分に低
くできないことが予想され、サリサイド技術の改良が望
まれている。
【0015】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、今後、更に素子の微細
化が進んでも、低抵抗化に有効なシリサイド膜を形成で
きる工程を有する半導体装置の製造方法を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置の製造方法(請求項1)は、
基板表面に形成され、半導体元素を構成元素とする導電
層上に、前記半導体元素と遷移金属元素とを含む化合物
膜を固相反応により形成する工程を有する半導体装置の
製造方法において、前記基板に作用する応力を制御する
ことにより、前記化合物膜の端部の結晶構造を前記化合
物膜の内部と同じ結晶構造にすることを特徴とする。
【0017】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項2)は、シリコン基板の表面に形成され、シリ
コンを構成元素とする導電層上に、シリコンと遷移金属
元素とからなるシリサイド膜を固相反応により形成する
工程を有する半導体装置の製造方法において、前記導電
層上に前記遷移金属元素からなる金属膜を形成する前
に、前記シリコン基板に所定の応力を与える絶縁膜を、
前記導電層を囲むように、前記シリコン基板に形成する
ことを特徴とする。
【0018】ここで、所定の応力とは、シリコン基板に
作用する正味の応力により、最初に形成されるシリサイ
ド膜がエネルギー的に不安定になるものである。また、
本発明の他の半導体装置の製造方法(請求項3)は、シ
リコン基板の表面に形成され、シリコンを構成元素とす
る導電層上に、シリコンと遷移金属元素とからなるシリ
サイド膜を固相反応により形成する工程を有する半導体
装置の製造方法において、前記導電層上に前記遷移金属
元素からなる金属膜を形成する工程と、前記シリコン基
板に所定の応力を与える応力発生膜を前記金属膜上に形
成する工程と、熱処理により前記導電層と前記金属膜と
を固相反応させ、前記シリサイド膜を形成する工程とを
有することを特徴とする。
【0019】ここで、所定の応力とは、シリコン基板に
作用する正味の応力により、最初に形成されるシリサイ
ド膜がエネルギー的に不安定になるものである。また、
上記金属膜は、チタンに対する窒素の組成比が1以下で
ある窒化チタン膜であることが好ましい。
【0020】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項4)は、シリコン基板の表面に形成され、シリ
コンを構成元素とする導電層上に、チタンシリサイド膜
を固相反応により形成する工程を有する半導体装置の製
造方法において、前記シリコン基板上にチタン膜を形成
する工程と、このチタン膜上に前記シリコン基板に圧縮
応力を与える窒化チタン膜をスパッタリング法により形
成する工程と、熱処理により前記導電層と前記金属膜と
を固相反応させ、前記シリサイド膜を形成する工程とを
有することを特徴とする。ここで、上記スパッタリング
法は、スパッタリング時のアルゴンプラズマの圧力を5
×10-1Pa以上に保つものであることが好ましい。
【0021】
【作用】本発明者等の研究によれば、シリサイド膜の結
晶構造は、基板に作用する応力の影響を受けることが分
かり、また、従来法により得られたシリサイド膜は、低
抵抗の結晶構造と高抵抗の結晶構造とが混在しているこ
とが分かった。
【0022】したがって、このような知見に基づいた本
発明によれば、基板に作用する応力を制御し、低抵抗の
結晶構造だけを有するシリサイド膜を形成することによ
り、今後、更に素子の微細化が進んでも十分に低抵抗の
シリサイド膜を提供できるようになる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1、図2は、本発明の第1の実施例に係わるMO
SFETの製造方法を示す工程断面図である。
【0024】先ず、図1(a)に示すように、単結晶の
シリコン基板1の表面にウェル2を形成した後、このウ
ェル2上にゲート絶縁膜3、ゲート電極となる多結晶シ
リコン膜4を順次形成する。
【0025】次に図1(b)に示すように、反応性イオ
ンエッチングにより、多結晶シリコン膜4、ゲート絶縁
膜3、ウェル2をエッチングし、トレンチ溝(例えば、
深さ1μm)を形成する。
【0026】次に図1(c)に示すように、全面に酸化
シリコン膜5をCVD法により形成した後、多結晶シリ
コン膜4を研磨の阻止材とし、CMP(化学機械研磨)
により酸化シリコン膜5をエッチバックし、ウェル2の
途中のトレンチ溝まで酸化シリコン膜5を充填する。
【0027】このエッチバックの方法として、酸化シリ
コン膜の5全面をフッ素を含むガス等で全面ドライエッ
チングしても良い。また、酸化シリコン膜5と同じエッ
チング速度の膜を酸化シリコン膜5上に表面が平坦とな
るように形成し、全面エッチバックを行っても良い。
【0028】次いで全面に窒化シリコン膜6をCVD法
により形成した後、多結晶シリコン膜4を研磨の阻止材
とし、CPMにより窒化シリコン膜6をエッチバック
し、トレンチ溝を完全に充填する。この充填工程におい
ても上記酸化シリコン膜5で用いた方法と同様な方法を
用いることができる。
【0029】このようにして酸化シリコン膜5、窒化シ
リコン膜6からなる素子分離絶縁膜が完成する。次に図
1(d)に示すように、全面に珪化タングステン膜7を
全面にスパッタリング法により堆積した後、珪化タング
ステン膜7と多結晶シリコン膜4とを反応性イオンエッ
チングを用いてゲート電極状に加工する。ここで、珪化
タングステン膜7の代わりにチタンシリサイド膜を用い
ても良い。
【0030】次に図2(a)に示すように、イオン注入
法により、n型チャネルのMOSFET領域にはAs+
イオンを15keV、1×1014cm-2の条件で注入
し、p型チャネルのMOSFET領域にはBF2 + イオ
ンを20keV、1×1015cm-2の条件で注入するこ
とにより、浅い低濃度の不純物拡散層を形成する。
【0031】次いでソース・ドレインとゲートとの短絡
を防止するために、ゲート側壁絶縁膜8を形成する。具
体的には、ソース・ドレインのシリサイド化の際に反応
しない絶縁膜、例えば、窒化シリコン膜を堆積した後、
マスク無しでドライエッチングすることにより、ゲート
側壁絶縁膜8を形成する。
【0032】この後、イオン注入法により、n型チャネ
ルのMOSFET領域にはAs+ イオンを30keV、
3×1015cm-2の条件で注入し、p型チャネルのMO
SFET領域にはBF2 + イオンを20keV、3×1
15cm-2の条件で注入することにより、深い高濃度の
不純物拡散層を形成する。
【0033】次いでN2 雰囲気中で1000℃、20秒
の熱処理を施し、不純物拡散層中の不純物を活性化する
ことにより、浅い低濃度の不純物拡散層の深さは50n
mとなり、深い高濃度の不純物拡散層の深さは120n
mとなる。
【0034】このようにして、浅い低濃度不純物拡散層
と深い高濃度不純物拡散層とからなるLDD構造のソー
ス・ドレイン拡散層9が完成する。次に図2(b)に示
すように、アルゴンプラズマを用いチタンターゲットを
スパッタリングすることにより、全面に厚さ15nmの
チタン膜10を堆積し、引き続き、圧力が5×10-1
a以上のアルゴンプラズマを用い窒化チタンターゲット
をスパッタリングすることにより、チタン膜10上に厚
さ70nmの窒化チタン膜11を堆積する。
【0035】次に図2(c)に示すように、窒素雰囲気
中での750〜800℃、30秒の熱処理によりシリサ
イド化を行ない、単結晶シリコンが露出しているソース
・ドレイン拡散層9の表面、ゲート電極(珪化タングス
テン膜7)の上部に、それぞれ、チタンシリサイド膜1
3,12を形成する。
【0036】次いで硫酸と過酸化水素との混合液により
窒化チタン膜11と未反応のチタン膜10をエッチング
除去する。以上の工程を経ることでソース・ドレイン拡
散層9、ゲート電極上にのみそれぞれ自己整合的にチタ
ンシリサイド膜13,12を形成することができる。
【0037】最後に、図2(d)に示すように、全面に
層間絶縁膜14を形成した後、ソース・ドレイン拡散層
9上にコンタクトホールを開口し、ソース・ドレイン電
極15を形成して、MOSFETの基本構造が完成す
る。
【0038】以上述べた方法に従って作成された本発明
のチタンシリサイド膜のシート抵抗のソース・ドレイン
拡散層幅依存性を従来法に従って作成されたそれとを比
較して調べたところ、図4に示すような結果が得られ
た。
【0039】すなわち、本発明によれば、チタンシリサ
イド膜の膜厚が30nmと極薄であっても、比抵抗は約
10μΩcmとバルク値と同様に非常に低いことが明ら
かになった。更に、ソース・ドレイン拡散層幅が0.5
μmと細線化した場合でも、従来法では2μm以下で急
激に比抵抗が上昇するのに対し、本発明の場合、約13
μΩcmとバルク値と同様に低いことが明らかになっ
た。その結果、ソース・ドレイン拡散層のシート抵抗
は、従来法により形成された場合の1/5の4Ω/□に
低減できることが分かった。
【0040】また、XRDによる詳細な検討を行なった
ところ、従来法によりチタンシリサイド膜が形成された
ソース・ドレイン拡散層のシート抵抗と本発明のそれと
を比較したところ、以下のような違いがあることが分か
った。
【0041】すなわち、従来法のチタンシリサイド膜
は、高抵抗の低温で形成される準安定相のC49の結晶
構造と、低抵抗の安定相のC54の結晶構造が混在して
いるのに対し、本発明のチタンシリサイド膜は、低抵抗
の安定相のC54の結晶構造しか存在していないことが
分かった。
【0042】本発明者等の研究によれば、このような結
晶構造上の差異が生じる理由は、従来法の場合、C49
の結晶構造からC54の結晶構造の相転移が抑制される
からであることが分かり、更に、そのメカニズムには基
板の応力が関与していることが分かった。
【0043】C49のチタンシリサイド(TiSi2
が結晶化する際には0.5GPaの引張り応力が生じ、
これにより、シリコン基板には圧縮応力が働く。ここ
で、従来法の場合、素子分離絶縁膜は、通常、熱酸化に
より形成された酸化シリコン膜であり、この酸化シリコ
ン膜は室温では約0.3GPaの圧縮応力を内部応力と
して持っており、これにより、シリコン基板には引張り
応力が働く、この結果、シリコン基板がチタンシリサイ
ド膜から受ける正味の圧縮応力は0.3GPaとなる。
すなわち、チタンシリサイド膜の引張り応力と酸化シリ
コン膜の圧縮応力とが相殺し合い、シリコン基板が受け
る圧縮応力が緩和される。
【0044】上述したような応力緩和が起こると、系の
全(ポテンシャル)エネルギーが低下するため、C49
のチタンシリサイドが存在する状態は安定な状態とな
る。したがって、従来法の場合、C49からC54への
相転移が抑制され、C49のチタンシリサイド膜がパタ
ーンエッジで安定化する。
【0045】一方、本発明の場合、圧力が5×10-1
a以上のアルゴンプラズマを用いた窒化チタンターゲッ
トのスパッタリングにより窒化チタン膜11を形成して
いるので、この窒化チタン膜11は内部応力として引張
り応力を有するようになる。
【0046】なお、ここで、図5に示すように、従来法
により形成された窒化チタン膜の内部応力は、本発明に
比べて、熱履歴によって圧縮応力から引張り応力へと大
きく変化し、そして、本発明の方法に比べて、その値も
小さい。
【0047】このため、従来、チタンシリサイド膜の内
部引張り応力は、酸化シリコン膜の内部圧縮応力により
緩和されたが、本発明の場合、窒化チタン膜11により
内部引張り応力が増加し、従来に比べて、シリコン基板
1には大きな圧縮応力が作用するようになる。
【0048】このようにシリコン基板に作用する圧縮応
力が大きくなると、系の(ポテンシャル)エネルギーが
高くなり、C49のチタンシリサイド膜が存在する状態
は不安定な状態となる。
【0049】したがって、C49からC54への相転移
が促進され、C54のチタンシリサイド膜がパターンエ
ッジで安定化する。このように本実施例によれば、素子
の微細化が進み、ソース・ドレイン拡散層9の幅が狭く
なり、パターンエッジの占める割合が高くなっても、低
抵抗のC54のチタンシリサイド膜がパターンエッジで
安定化するので、素子の微細化に伴うソース・ドレイン
拡散層9のシート抵抗の上昇を防止できるようになる。
【0050】なお、本発明者等の研究によれば、C49
のチタンシリサイド膜はその幅が狭くなると、幅広い場
合に比べて、C54に相転移するのに必要な温度、つま
り、相転移温度が高くなることが分かった。
【0051】すなわち、C49の結晶構造が混在してし
まう従来法にあっては、素子の微細化が進み、ソース・
ドレイン拡散層の幅が狭くなると、高い温度の熱処理を
行なわないと、C54の結晶構造のチタンシリサイド膜
を形成できないという問題があることが明らかになっ
た。
【0052】更に、本実施例によれば、ソース・ドレイ
ン拡散層9の周囲には素子分離絶縁膜としての窒化シリ
コン膜6が形成され、この窒化シリコン膜6の内部引張
り応力によってもシリコン基板1に作用する圧縮応力が
増加するので、上述した効果は更に大きいものとなる。
【0053】図3は、本発明の第2の実施例に係わるM
OSFETの製造方法を示す工程断面図である。先ず、
図3(a)に示すように、単結晶のシリコン基板21の
表面に熱酸化により素子分離絶縁膜22を形成した後、
ゲート絶縁膜23、ゲート電極24を順次形成する。ゲ
ート電極24は、例えば、厚さ200nmの多結晶シリ
コン膜を形成し、これを反応性イオンエッチングにより
加工して形成する。
【0054】次いでイオン注入法により、n型チャネル
のMOSFET領域にはAs+ イオンを15keV、1
×1014cm-2の条件で注入し、p型チャネルのMOS
FET領域にはBF2 + イオンを20keV、1×10
15cm-2の条件で注入することにより、浅い低濃度の不
純物拡散層を形成する。
【0055】次いでソース・ドレインとゲートとの短絡
を防止するために、ゲート側壁絶縁膜25を形成する。
具体的には、ソース・ドレインのシリサイド化の際に反
応しない絶縁膜、例えば、窒化シリコン膜を堆積した
後、マスク無しでドライエッチングすることにより、ゲ
ート側壁絶縁膜25を形成する。
【0056】この後、イオン注入法により、n型チャネ
ルのMOSFET領域にはAs+ イオンを30keV、
3×1015cm-2の条件で注入し、p型チャネルのMO
SFET領域にはBF2 + イオンを20keV、3×1
15cm-2の条件で注入することにより、深い高濃度の
不純物拡散層を形成する。
【0057】次いでN2 雰囲気中で1000℃、20秒
の熱処理(活性化アニール)を施して、不純物拡散層中
の不純物を活性化することにより、浅い低濃度の不純物
拡散層の深さは50nmとなり、深い高濃度の不純物拡
散層の深さは120nmとなる。
【0058】このようにして、浅い低濃度不純物拡散層
と深い高濃度不純物拡散層とからなるLDD構造のソー
ス・ドレイン拡散層26が完成する。なお、上記100
0℃、20秒の熱処理を省略することにより、以下に述
べる圧縮応力増加の効果は促進され望ましい。
【0059】次いでアルゴンプラズマを用いチタンター
ゲットをスパッタリングすることにより、全面に厚さ1
5nmのチタン膜27を堆積し、引き続き、圧力が5×
10-1Pa以上のアルゴンプラズマを用い窒化チタンタ
ーゲットをスパッタリングすることにより、チタン膜2
7上に厚さ70nmの窒化チタン膜28を堆積する。
【0060】次に図3(b)に示すように、窒素雰囲気
中での750〜800℃、30秒の熱処理によりシリサ
イド化を行ない、ソース・ドレイン拡散層26、ゲート
電極24上にチタンシリサイド膜29を形成する。
【0061】次いで硫酸と過酸化水素との混合液により
窒化チタン膜28と未反応のチタン膜27をエッチング
除去する。以上の工程を経ることでソース・ドレイン拡
散層26、ゲート電極24上にのみ自己整合的にチタン
シリサイド膜29を形成することができる。
【0062】最後に、図3(c)に示すように、全面に
層間絶縁膜30を形成した後、ソース・ドレイン拡散層
26上にコンタクトホールを開口し、ソース・ドレイン
電極31を形成して、MOSFETの基本構造が完成す
る。
【0063】本実施例の方法によれば、チタンシリサイ
ド膜29の膜厚が30nmと極薄であっても、比抵抗は
約10μΩcmとバルク値と同様に非常に低く、更に、
ソース・ドレイン拡散層幅が0.5μmと細線化した場
合でも、チタンシリサイド膜29の比抵抗は約13μΩ
cmとバルク値と同様に低いことが明らかになった。そ
の結果、ソース・ドレイン拡散層26のシート抵抗は、
従来法により形成された場合の1/5の4Ω/□に低減
できることが分かった。すなわち、先の実施例と同様の
効果が得られた。
【0064】このような効果が得られたのは、圧力が5
×10-1Pa以上のアルゴンプラズマを用い窒化チタン
ターゲットをスパッタリングして窒化チタン膜28を形
成しているので、堆積時から窒化チタン膜28の内部応
力が引張り応力となり、シリコン基板21に作用する圧
縮応力が増加し、C49のチタンシリサイド膜からC5
4のチタンシリサイド膜の相転移が促進されたからであ
る。
【0065】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例では、引張り応力
を持つ窒化チタン膜によって堆積時からシリコン基板に
作用する圧縮応力を増加させたが、基板温度を上昇させ
ることによってもシリコン基板に作用する圧縮応力を増
加させることができる。ここで、基板温度を300℃以
上に保って、上記圧力条件で窒化チタン膜を形成すれ
ば、相乗効果によりチタンシリサイド膜のC49からC
54への相転移が更に促進される。
【0066】また、上記実施例では、圧縮応力を有する
膜として窒化チタン膜を用いたが、その代わりに炭素膜
を用いても良い。また、上記実施例では、シリコン基板
に作用する圧縮応力を増加する場合について説明した
が、シリコン基板に作用する引張り応力を増加するよう
にしても良い。
【0067】すなわち、要は、シリコン基板に作用する
応力(圧縮応力または引張り応力)を大きくし、最初に
エネルギー的に不安定なシリサイド膜を形成することに
より、低温プロセスにより、この不安定なシリサイド膜
を低抵抗で安定なシリサイド膜に相転移できるようにす
れば良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々変形して実施できる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、基
板に作用する応力を制御することにより、低抵抗の結晶
構造だけを有するシリサイド膜を形成できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるMOSFETの
前半の製造方法を示す工程断面図
【図2】本発明の第1の実施例に係わるMOSFETの
後半の製造方法を示す工程断面図
【図3】本発明の第2の実施例に係わるMOSFETの
製造方法を示す工程断面図
【図4】本発明のチタンシリサイド膜のシート抵抗のソ
ース・ドレイン拡散層幅依存性と従来法に従って作成さ
れたそれとを比較して示す特性図
【図5】本発明の窒化チタン膜の応力の温度依存性と従
来法に従って作成されたそれとを比較して示す特性図
【図6】従来のMOSFETの製造方法を示す工程断面
【符号の説明】
1…シリコン基板 2…ウェル 3…ゲート絶縁膜 4…ゲート電極 5…酸化シリコン膜 6…窒化シリコン膜 7…珪化タングステン膜 8…ゲート側壁絶縁膜 9…ソース・ドレイン拡散層(導体層) 10…チタン膜 11…窒化チタン膜(応力発生膜) 12,13…チタンシリサイド膜 14…層間絶縁膜 15…ソース・ドレイン電極 21…シリコン基板 22…素子分離絶縁膜 23…ゲート絶縁膜 24…ゲート電極 25…ゲート側壁絶縁膜 26…ソース・ドレイン拡散層(導体層) 27…チタン膜 28…窒化チタン膜(応力発生膜) 29…チタンシリサイド膜 30…層間絶縁膜 31…ソース・ドレイン電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置の製造方法(請求項1)は、
基板表面に形成され、半導体元素を構成元素とする導電
層上に、前記半導体元素と遷移金属元素とを含む化合物
膜を固相反応により選択的に形成する工程を有する半導
体装置の製造方法において、前記基板に作用する応力を
制御することにより、前記化合物膜の端部の結晶構造を
前記化合物膜の内部と同じ結晶構造にすることを特徴と
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項2)は、シリコン基板の表面に形成され、シリ
コンを構成元素とする導電層上に、シリコンと遷移金属
元素とからなるシリサイド膜を固相反応により形成する
工程を有する半導体装置の製造方法において、前記導電
層上に前記遷移金属元素からなる金属膜を形成する前
に、前記シリコン基板に所定の応力を与える絶縁膜を、
前記導電層を囲むように、前記シリコン基板に形成する
ことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ここで、所定の応力とは、シリコン基板に
作用する正味の応力により、最初に形成されるシリサイ
ド膜がエネルギー的に不安定になるものである。また、
本発明の他の半導体装置の製造方法(請求項3)は、シ
リコン基板の表面に形成され、シリコンを構成元素とす
る導電層上に、シリコンと遷移金属元素とからなるシリ
サイド膜を固相反応により形成する工程を有する半導体
装置の製造方法において、前記導電層上に前記遷移金属
元素からなる金属膜を形成する工程と、前記シリコン基
板に所定の応力を与える応力発生膜を前記金属膜上に形
成すること工程と、熱処理により前記導電層と前記金属
膜とを固相反応させ、前記シリサイド膜を形成する工程
とを有することを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7514−4M H01L 29/78 301 Y

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面に形成され、半導体元素を構成元
    素とする導電層上に、前記半導体元素と遷移金属元素と
    を含む化合物膜を固相反応により形成する工程を有する
    半導体装置の製造方法において、 前記基板に作用する応力を制御することにより、前記化
    合物膜の端部の結晶構造を前記化合物膜の内部と同じ結
    晶構造にすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】シリコン基板の表面に形成され、シリコン
    を構成元素とする導電層上に、シリコンと遷移金属元素
    とからなるシリサイド膜を固相反応により形成する工程
    を有する半導体装置の製造方法において、 前記導電層上に前記遷移金属元素からなる金属膜を形成
    する前に、前記シリコン基板に所定の応力を与える絶縁
    膜を、前記導電層を囲むように、前記シリコン基板に形
    成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】シリコン基板の表面に形成され、シリコン
    を構成元素とする導電層上に、シリコンと遷移金属元素
    とからなるシリサイド膜を固相反応により形成する工程
    を有する半導体装置の製造方法において、 前記導電層上に前記遷移金属元素からなる金属膜を形成
    する工程と、 前記シリコン基板に所定の応力を与える応力発生膜を前
    記金属膜上に形成する工程と、 熱処理により前記導電層と前記金属膜とを固相反応さ
    せ、前記シリサイド膜を形成する工程とを有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】シリコン基板の表面に形成され、シリコン
    を構成元素とする導電層上に、チタンシリサイド膜を固
    相反応により形成する工程を有する半導体装置の製造方
    法において、 前記シリコン基板上にチタン膜を形成する工程と、 このチタン膜上に前記シリコン基板に圧縮応力を与える
    窒化チタン膜をスパッタリング法により形成する工程
    と、 熱処理により前記導電層と前記金属膜とを固相反応さ
    せ、前記シリサイド膜を形成する工程とを有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
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