JPH10294459A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10294459A
JPH10294459A JP10414097A JP10414097A JPH10294459A JP H10294459 A JPH10294459 A JP H10294459A JP 10414097 A JP10414097 A JP 10414097A JP 10414097 A JP10414097 A JP 10414097A JP H10294459 A JPH10294459 A JP H10294459A
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JP
Japan
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film
silicide film
gate electrode
forming
silicon
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JP10414097A
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English (en)
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Kenichi Azuma
賢一 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブリッジングしているシリサイド膜除去の
際、必要な配線上のシリサイド膜までエッチングするた
め、配線抵抗が増大する。 【解決手段】 サイドウォール10を有するPMOSト
ランジスタ及びNMOSトランジスタをシリコン基板1
に形成した後、シリサイド膜を形成する領域の酸化膜を
溶剤処理により除去し、チタン膜14を堆積する。チタ
ン膜14の堆積後、窒素雰囲気中で、第1の熱処理を行
い、高濃度不純物領域11、ゲート電極7上に結晶構造
C49のチタンシリサイド膜15が形成される。次に、
窒化チタン膜16とサイドウォール9を溶剤処理により
選択除去する。次に、アンモニアと過酸化水素水の混合
液でシリサイド膜を除去する。サイドウォールが除去さ
れているので、ブリッジングしているシリサイド膜の表
面と裏面との両面からエッチングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上の高
融点金属とシリコンとの反応により、低抵抗領域を形成
する工程を有する、半導体装置の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】高速デバイスの開発には、素子の動作に
関係する容量、抵抗を小さくする必要がある。それらの
要素はゲート酸化膜容量、接合容量、配線抵抗等があ
る。配線抵抗においては、素子の微細化に伴い、ソース
/ドレイン領域、ポリシリコンゲート電極の抵抗が特に
問題となってくるが、ソース/ドレイン領域とポリシリ
コンゲート電極の表面に同時にシリサイド膜を形成す
る、サリサイドプロセスが広く用いられている。シリサ
イド膜の材料としては、Ti、Co等の高融点金属が用
いられている。
【0003】以下、図3を用いて、従来のサリサイドプ
ロセスを説明する。
【0004】まず、シリコン基板21に素子分離領域2
2を形成し、ウエル領域形成後のシリコン基板21表面
の素子領域に、ゲート酸化膜23及びゲート電極材料と
なるポリシリコン膜を所定の形状に加工して、ゲート電
極24を形成する(図3(a))。
【0005】次に、必要に応じて、LDD領域形成やハ
ロー領域形成のための低濃度不純物注入を行った後、全
面にCVD酸化膜、例えばHTO膜を100nm程度形
成し、ドライエッチング法でエッチバックを行い、サイ
ドウォール25を形成する(図3(b))。尚、符号2
6は低濃度不純物領域を示す。
【0006】次に、ソース/ドレイン領域及びゲート電
極への高濃度不純物注入を行い、次に、800〜900
℃で5〜60分の熱処理を施した後、シリサイド膜を形
成する領域の酸化膜を除去し、チタン(Ti)膜28を
20〜70nm、スパッタ法で形成する(図3
(c))。尚、符号27は高濃度不純物領域を示す。
【0007】次に、窒素雰囲気中で、600〜700
℃、10〜60秒の熱処理を施し、チタンシリサイド膜
29を形成する。チタン膜28はこの熱処理中でシリコ
ン基板21側からは、シリコンと反応し、チタンシリサ
イド膜29を形成し、表面側からは、窒素と反応し、チ
ッ化チタン膜30を形成する(図3(d))。
【0008】次に、薬液処理、例えば、硫酸と過酸化水
素の混合液(90〜150℃で5〜15分、望ましくは
90℃で15分)、又はアンモニアと過酸化水素の混合
液(60℃で1分)などにて不要なチッ化チタン膜30
を除去し(図3(e))。次に、シリサイド膜の低抵抗
化の熱処理を800〜900℃で5〜30秒で行い、そ
の後、層間絶縁膜、コンタクト、配線形成工程を行う。
尚、図3は従来のサイサイドプロセスを示す図である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チタンシリサ
イド膜を十分に低抵抗化するためには、シリサイド膜の
膜厚を厚くする必要があるが、チタンシリサイド膜は図
4(a)に示すように、ゲート電極のサイドウォール上
に成長していくため(符号Aはサイドウォール上を成長
するシリサイド膜を示す。)、シリサイド膜を厚くする
と、図4(b)に示すように、サイドウォール上で、シ
リサイド膜がブリッジングを起こし、活性領域上に形成
されたシリサイド膜とゲート電極上に形成されたシリサ
イド膜とが電気的に接続される。この場合、このブリッ
ジングを起こしているシリサイド膜のはく離が不十分で
あれば、ゲート電極と活性領域は電気的に導通した状態
となり、トランジスタ動作が正常に作動できない。尚、
図4は従来技術の課題の説明に供する図である。
【0010】上述のチッ化チタンを除去するために用い
た硫酸と過酸化水素の混合液では、チタンシリサイド膜
はほとんどエッチングされないので、ブリッジングを起
こした場合のチタンシリサイド膜の除去はできない。ま
た、アンモニアと過酸化水素の混合液では、チタンシリ
サイド膜もエッチングできるため、ゲート電極上に成長
するシリサイド膜と活性領域上に成長するシリサイド膜
とのブリッジングを除去できるが、同時に、必要な配線
上のシリサイド膜までエッチングするため、配線抵抗が
増大する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置の製造方法は、シリコン基板上の高融点金属とシリコ
ンとの反応により、低抵抗領域を形成する工程を有す
る、半導体装置の製造方法において、上記シリコン基板
上に、ゲート絶縁膜を介して、シリコンからなるゲート
電極材料を堆積した後、該ゲート電極材料を所定の形状
に加工することによりゲート電極を形成する工程と、上
記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成した後、全
面に上記高融点金属膜を形成する工程と、熱処理によ
り、シリコンと高融点金属とを反応させ、シリサイド膜
を形成した後、上記シリコンと未反応の高融点金属を除
去する工程と、上記サイドウォールを除去することによ
り、該サイドウォール上に形成された上記シリサイド膜
をリフトオフする工程とを有することを特徴とするもの
である。
【0012】また、請求項2記載の本発明の半導体装置
の製造方法は、シリコン基板上の高融点金属とシリコン
との反応により、低抵抗領域を形成する工程を有する、
半導体装置の製造方法において、上記シリコン基板上
に、ゲート絶縁膜を介して、シリコンからなるゲート電
極材料を堆積した後、該ゲート電極材料を所定の形状に
加工することによりゲート電極を形成する工程と、上記
ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成した後、全面
に上記高融点金属膜を形成する工程と、熱処理により、
シリコンと高融点金属とを反応させ、シリサイド膜を形
成した後、上記シリコンと未反応の高融点金属を除去す
る工程と、上記サイドウォールを除去後、上記シリサイ
ド膜をウエットエッチングすることにより、上記ゲート
電極と上記半導体基板表面に形成された活性領域とを短
絡させる上記シリサイド膜を除去する工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0013】更に、請求項3記載の本発明の半導体装置
の製造方法は、上記サイドウォール除去後、上記シリサ
イド膜をウエットエッチングすることにより、上記ゲー
ト電極と上記半導体基板表面に形成された活性領域とを
短絡させる上記シリサイド膜を除去することを特徴とす
る、請求項1記載の半導体装置の製造方法である。
【0014】従来、図4(b)に示すように、ブリッジ
ングしているシリサイド膜の膜厚分(T1)のシリサイ
ド膜を除去すると、配線領域のシリサイド膜の膜厚はT
2−T1となっていたが、上記構成にし、サイドウォー
ルを除去してからエッチングすることにより、表面と裏
面の2方向から進むため、従来技術に比べ、エッチング
時間を1/2にすることができる。そのため、配線領域
のシリサイド膜の膜減り量は(1/2)・T1となり、
膜減り量を低減することができる。
【0015】
【実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発明につ
いて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一の実施の形態の半導体装
置の製造工程図である。
【0017】まず、シリコン基板1上に素子分離膜2を
既知のLOCOS法で形成した後、既知のリソグラフィ
技術により、PMOS形成領域にフォトレジスト3を形
成し、NMOS形成領域のPウエル5a形成のためのイ
オン注入、しきい値調整のためのイオン注入を行う(図
1(a))。尚、上記のPウエル5a形成のためのイオ
ン注入の条件は、注入種をボロン(11+)、注入エネ
ルギーを50〜300keV、ドーズ量を1×1012
5×1013cm-2とする。また、必要であれば、異なる
注入エネルギー、ドーズ量で多段注入してもよい。ま
た、上記のしきい値調整のためのイオン注入の条件は、
注入種をボロン(11+)、注入エネルギーを5〜50
keV、ドーズ量を1×1011〜1×1013cm-2とす
る。
【0018】次に、フォトレジスト3を除去した後に、
既知のリソグラフィ技術によりNMOS形成領域にフォ
トレジスト4を形成し、PMOS形成領域のNウエル5
b形成のためのイオン注入、しきい値調整のためのイオ
ン注入を行う(図1(b))。尚、上記のNウエル5b
形成のためのイオン注入の条件は、注入種をリン(31
+)、注入エネルギーを100〜800keV、ドーズ
量を1×1012〜5×1013cm-2とする。また、必要
であれば、異なる注入エネルギー、ドーズ量で多段注入
してもよい。また、上記のしきい値調整のためのイオン
注入の条件は、注入種をリン(31+)、注入エネルギ
ーを20〜100keV、ドーズ量を1×1011〜1×
1013cm-2とする。尚、Pウエル5aとNウエル5b
の形成順序は逆でもよい。
【0019】次に、フォトレジスト4を除去した後、素
子形成領域の表面の自然酸化膜を含む酸化膜を除去し、
ゲート酸化膜6、ゲート電極材料となるポリシリコン膜
を形成する。ゲート酸化膜形成条件は、700〜900
℃のHCl雰囲気中での酸化、又は、窒酸化物を含むガ
ス雰囲気での酸化、又は、酸素雰囲気のみでの酸化、又
はパイロ酸化で膜厚を40〜100Åとする。また、ポ
リシリコン膜は既知のLP−CVD法で500〜300
0Åを堆積する。次に、既知のリソグラフィ技術、RI
E技術を用いて、該ポリシリコンを加工し、ゲート電極
7を形成する(図1(c))。
【0020】次に、既知のリソグラフィ技術により、P
MOS形成領域にフォトレジスト8を形成し、NMOS
のLDD領域及びハロー領域形成のための低濃度不純物
のイオン注入を行う(図1(d))。LDD領域形成の
ためのイオン注入の条件は、注入種をリン(31+)、
注入エネルギーを10〜50keV、ドーズ量を1×1
13〜1×1015cm-2で、必要であれば、斜め注入、
回転注入を行ってもよい。また、リンの替わりにヒ素
(As)を用いてもよい。
【0021】また、ハロー領域形成のためのイオン注入
の条件は、注入種をボロン(11+)、注入エネルギー
を10〜50keV、ドーズ量を1×1011〜1×10
13cm-2で、必要であれば、斜め注入、回転注入を行っ
てもよい。尚、符号9aはPウエルにおける低濃度不純
物領域を示す。
【0022】次に、フォトレジスト8を除去した後、C
VD法やスパッタ法などで窒化チタン(TiN)を10
00〜1200Å堆積し、既知の異方性RIEにより、
ゲート電極7の側壁部にサイドウォール10を形成する
(図1(e))。サイドウォール材料は、Al−Si、
W、Al、SiN、ポリシリコンなどでもよい。尚、ポ
リシリコンをサイドウォールに用いる場合は、ゲート電
極7とポリシリコンの間に緩衝膜として、例えば、シリ
コン酸化膜を入れる必要がある。
【0023】次に、既知のリソグラフィ技術により、P
MOS形成領域にフォトレジスト11を形成し、PMO
SのLDD領域及びハロー領域形成のための低濃度不純
物のイオン注入並びにソース/ドレイン領域形成用の高
濃度不純物のイオン注入を行う(図2(a))。LDD
形成のためのイオン注入の条件は、注入種をボロン(11
+)、注入エネルギーを10〜30keV、ドーズ量
を1×1013〜1×1015cm-2で、必要であれば、斜
め注入、回転注入を行ってもよい。
【0024】また、ハロー注入の条件は、注入種をリン
31+)、注入エネルギーを20〜80keV、ドー
ズ量を1×1011〜1×1013cm-2で、必要であれ
ば、斜め注入、回転注入を行ってもよい。また、ソース
/ドレイン領域形成、ゲート電極ドーピング用注入の条
件は、注入種をボロン(11+)、注入エネルギーを1
〜20keV、ドーズ量を1×1015〜5×1015cm
-2とする。また、ボロンの替わりにBF2 +を用いてもよ
い。尚、符号9bはNウエルにおける低濃度不純物領
域、12bはNウエルにおける高濃度不純物領域を示
す。
【0025】次に、既知のリソグラフィ技術により、N
MOS形成領域にフォトレジスト13を形成し、NMO
Sのソース/ドレイン領域形成、ゲート電極ドーピング
用の流入を行う。注入条件は、注入種をヒ素(75
+)、注入エネルギーを10〜100keV、ドーズ
量を1×1015〜5×1015cm-2とする(図2
(b))。尚、符号12aはPウエルにおける高濃度不
純物領域を示す。
【0026】次に、フォトレジスト13を除去した後、
700〜900℃、5〜60分の活性化熱処理を行う。
次に、シリサイド膜を形成する領域上の酸化膜を1%の
HF等を用いた溶剤処理により除去し、チタン膜14を
堆積する(図2(c))。チタン膜14の膜厚は100
〜1000Åとする。チタン膜14の堆積後、窒素雰囲
気中で、600〜700℃、10〜100秒の第1の熱
処理を行う。
【0027】このチタン膜14堆積から第1の熱処理ま
では、酸素を含む雰囲気にさらすことなく、連続処理を
行うことが望ましい。その結果、図2(d)に示すよう
に、高濃度不純物領域12、ゲート電極7上に結晶構造
C49のチタンシリサイド(TiSi2)膜15(比抵
抗50〜60μΩcm)が形成される。また、第1の熱
処理を窒素雰囲気中で行うことにより、シリサイド反応
に関係のないチタン(Ti)は窒素と反応し窒化チタン
(TiN)膜16となる(図2(d))。
【0028】次に、硫酸と過酸化水素水等で、窒化チタ
ン膜16とサイドウォール10を90〜150℃で5〜
15分、より詳しくは90℃で15分の条件で溶剤処理
により選択除去する(図2(e))。このサイドウォー
ル10の除去により、ブリッジングを起こしているシリ
サイド膜がリフトオフされ、除去されることもあるが、
除去されない場合には、アンモニアと過酸化水素水との
混合液(割合1:1)で60℃で1分の条件でシリサイ
ド(TiSi2)膜15を除去する。サイドウォールが
除去されているので、ブリッジングしているシリサイド
膜の表面と裏面との両面からエッチングされる。
【0029】次に、800〜900℃、5〜20秒の第
2の熱処理を行う。シリサイド膜はこの熱処理により、
結晶構造C54のシリサイド膜15(比抵抗15μΩc
m)に相変態させる。この後、既知の技術により、層間
絶縁膜を堆積し、コンタクトホールを開口し、配線を施
せばCMOSトランジスタが完成する。尚、サイドウォ
ール材料にW等のTiN以外の材料を用いた場合、第1
の熱処理で形成される不必要な窒化チタン膜16等を予
め除去した後、サイドウォールの除去を行う。
【0030】また、本実施の形態では、CMOSトラン
ジスタの場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、NMOSトランジスタ、PMOS
トランジスタにも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、サイドウォール上にブリッジングし
たシリサイド膜を、リフトオフにより除去する又は配線
部分のシリサイド膜の膜減りを従来に比べて少なくしつ
つ除去することができる。
【0032】したがって、ブリッジングしているシリサ
イド膜がなく、且つ、従来よりも配線抵抗の少ない半導
体装置を得ることができる。
【0033】また、請求項3に記載のように、リフトオ
フ及びエッチングを行うことにより、更に確実にブリッ
ジングしているシリサイド膜を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造の前
半工程図である。
【図2】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造の後
半工程図である。
【図3】従来のサリサイドプロセスを示す図である。
【図4】従来技術の課題の説明に供する図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 素子分離膜 3、4、8、11、13 フォトレジスト 5a、5b ウエル 6 ゲート酸化膜 7 ゲート電極 9a、9b 低濃度不純物領域 10 サイドウォール 12a、12b 高濃度不純物領域 14 チタン膜 15 チタンシリサイド膜 16 窒化チタン膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上の高融点金属とシリコン
    との反応により、低抵抗領域を形成する工程を有する、
    半導体装置の製造方法において、 上記シリコン基板上に、ゲート絶縁膜を介して、シリコ
    ンからなるゲート電極材料を堆積した後、該ゲート電極
    材料を所定の形状に加工することによりゲート電極を形
    成する工程と、 上記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成した後、
    全面に上記高融点金属膜を形成する工程と、 熱処理により、シリコンと高融点金属とを反応させ、シ
    リサイド膜を形成した後、上記シリコンと未反応の高融
    点金属を除去する工程と、 上記サイドウォールを除去することにより、該サイドウ
    ォール上に形成された上記シリサイド膜をリフトオフす
    る工程を有することを特徴とする、半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板上の高融点金属とシリコン
    との反応により、低抵抗領域を形成する工程を有する、
    半導体装置の製造方法において、 上記シリコン基板上に、ゲート絶縁膜を介して、シリコ
    ンからなるゲート電極材料を堆積した後、該ゲート電極
    材料を所定の形状に加工することによりゲート電極を形
    成する工程と、 上記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成した後、
    全面に上記高融点金属膜を形成する工程と、 熱処理により、シリコンと高融点金属とを反応させ、シ
    リサイド膜を形成した後、上記シリコンと未反応の高融
    点金属を除去する工程と、 上記サイドウォールを除去後、上記シリサイド膜をウエ
    ットエッチングすることにより、上記ゲート電極と上記
    半導体基板表面に形成された活性領域とを短絡させる上
    記シリサイド膜を除去する工程を有することを特徴とす
    る、半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記サイドウォール除去後、上記シリサ
    イド膜をウエットエッチングすることにより、上記ゲー
    ト電極と上記半導体基板表面に形成された活性領域とを
    短絡させる上記シリサイド膜を除去することを特徴とす
    る、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP10414097A 1997-04-22 1997-04-22 半導体装置の製造方法 Pending JPH10294459A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010066327A (ko) * 1999-12-31 2001-07-11 박종섭 듀얼 게이트전극 제조방법
US6368963B1 (en) * 2000-09-12 2002-04-09 Advanced Micro Devices, Inc. Passivation of semiconductor device surfaces using an iodine/ethanol solution
US6432805B1 (en) * 2001-02-15 2002-08-13 Advanced Micro Devices, Inc. Co-deposition of nitrogen and metal for metal silicide formation

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