JPH05216747A - メモリカード搭載型情報処理装置 - Google Patents

メモリカード搭載型情報処理装置

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JPH05216747A
JPH05216747A JP4795092A JP4795092A JPH05216747A JP H05216747 A JPH05216747 A JP H05216747A JP 4795092 A JP4795092 A JP 4795092A JP 4795092 A JP4795092 A JP 4795092A JP H05216747 A JPH05216747 A JP H05216747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory card
memory
program
address
processor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4795092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kimura
豊 木村
Nobuhiro Kubota
信博 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Power Tech Co Ltd, Oki Information Systems Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4795092A priority Critical patent/JPH05216747A/ja
Publication of JPH05216747A publication Critical patent/JPH05216747A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリカードの記憶空間の全てを運用履歴の
書込みに利用することのできるメモリカード搭載型情報
処理装置を提供する。 【構成】 メモリマップ設定手段1bが、メモリマップ
切替スイッチ5の内容に応じて、プロセッサ1の立ち上
げアドレスを含むアドレス空間を、メモリカードMCも
しくは不揮発性メモリ3の何れかに割付ける。メモリカ
ードMCに割付けられた場合、メモリカードMC上でプ
ログラムの参照が実施され、不揮発性メモリ3に割付け
られた場合、不揮発性メモリ3上で、ローディングされ
たプログラムが参照され、メモリカードMCの全領域を
書込みに利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリカードに書込ま
れたプログラムを基に所定の処理を実施し、さらに、こ
の所定の処理の実施に伴なうメモリカードへの書込みを
行なうメモリカード搭載型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置が所定の処理を実施するた
めには、プログラムが不可欠である。情報処理装置が処
理する内容が単一の場合には、プログラムが書込まれた
ROMを情報処理装置に搭載し、このROMの内容を逐
次読出すことにより処理が進められる。
【0003】また近年では、情報処理装置の処理内容の
変更等に迅速に対応するため、プログラムが書込まれた
カード型の記憶媒体(メモリカード)を用意し、このメ
モリカード上のプログラムを利用して、処理を実行する
情報処理装置が稼動している。ここでは、メモリカード
を利用して処理を実行する情報処理装置を、メモリカー
ド搭載型情報処理装置と呼ぶことにする。
【0004】メモリカードの利用形態には、単にプログ
ラムの供給を実現するだけでなく、情報処理装置の運用
履歴の保存に利用し、後にメモリカードを情報処理装置
から取外し、他の場所で運用履歴の解析を実施するとい
った利用形態が存在する。この運用履歴とは、例えば情
報処理装置が外部との通信を実施する機能を備えた場
合、通信を実施した日時や通信内容を特定するキーワー
ド等から構成される。
【0005】さて、メモリカードを入出力装置として取
扱う場合、プログラムはメモリカード搭載型情報処理装
置に設けられたIPLにより、例えばメモリカード上か
ら主記憶装置上にローディングされ、以後、主記憶装置
上のプログラムに基づいて、処理が実行される。また、
メモリカードを、メモリ空間の一部として取扱う場合、
即ち、メモリカードの記憶空間が主記憶装置の記憶空間
の一部としてアドレスマップ上にマッピングされた場
合、メモリカード上でプログラムが実行されることにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、メモリカード上
のプログラムは、メモリカードがアドレスマップ上にマ
ッピングされる場合は勿論、入出力装置として取扱われ
る場合も、一般にメモリカード上に継続的に存在するこ
とになる。即ち、運用履歴の書込みは、プログラムの記
憶領域を避けて実施する必要がある。一般に運用履歴の
書込み量が多いほど、その後の解析結果等を充実させる
ことができる。従って、メモリカード上のプログラム領
域を含む全ての記憶空間を運用履歴の書込みに利用する
ことのできるメモリカード搭載型情報処理装置が望まれ
ていた。
【0007】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、メモリカードの記憶空間の全てを運用履歴の書込み
に利用することのできるメモリカード搭載型情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリカード搭
載型情報処理装置は、書込みアクセスが可能で、かつ所
定の処理を実現するためのプログラムが格納されたメモ
リカードを、アクセスするメモリカードインタフェース
と、前記メモリカードからローディングされた前記プロ
グラムの記憶を行なう書込み可能な不揮発性メモリと、
前記メモリカードから前記不揮発性メモリへの前記プロ
グラムのローディングを実施するか、前記所定の処理の
何れを実施するかを示すメモリマップ切替スイッチと、
前記プログラムに基づいて、前記所定の処理を実行する
プロセッサとを備え、前記プロセッサには、前記メモリ
マップ切替スイッチの内容に応じて、前記プロセッサが
立ち上げ時に参照する領域を特定する立ち上げアドレス
を含むアドレス空間を、前記メモリカードもしくは前記
不揮発性メモリの何れかに割当てるメモリマップ設定手
段が設けられたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この装置は、メモリマップ設定手段が、メモリ
マップ切替スイッチの内容に応じて、プロセッサの立ち
上げアドレスを含むアドレス空間を、メモリカードもし
くは不揮発性メモリの何れかに割付ける。メモリカード
に割付けられた場合、メモリカード上でプログラムの参
照が実施され、不揮発性メモリに割付けられた場合、不
揮発性メモリ上で、ローディングされたプログラムが参
照され、メモリカードの全領域を書込みに利用する。
【0010】
【実施例】図1に、本発明のメモリカード搭載型情報処
理装置のブロック図を示す。図において、プロセッサ1
には、RAM2、EEPROM3、メモリカードインタフェー
ス4、そしてメモリマップ切替スイッチ5が接続されて
いる。プロセッサ1には、運用状態判断手段1a及びメ
モリマップ設定手段1bが設けられている。
【0011】RAM2は、プロセッサ1の処理結果等を
一時記憶する記憶装置である。EEPROM3は、プロセッサ
1の参照するプログラムの記憶を行なう書込み可能な不
揮発性メモリ(記憶装置)である。メモリカードインタ
フェース4は、メモリカードMCのアクセス、即ち読出
し及び書込みを実施するためのコネクタや信号変換機構
等を備えた装置である。メモリマップ切替スイッチ5
は、プロセッサ1が、メモリカードMC上のプログラム
のローディングと、EEPROM3を参照したメモリカード搭
載型情報処理装置本来の処理運用の何れを実施するかを
指示するためのデップスイッチ等から構成されるもので
ある。
【0012】メモリカードMCは、プロセッサ1が参照
するプログラム(IPL及び所定の処理を実現する処理
プログラム)が書込まれた、書込み可能な不揮発性記憶
装置等から構成されるカードである。運用状態判断手段
1aは、電源投入時に、メモリマップ切替スイッチ5の
内容を読取り、メモリカードMCからEEPROM3に向けて
プログラムのローディングを実施すべきか、EEPROM3の
記憶内容を参照して、運用を開始するかを判断するもの
で、この判断結果は、メモリマップ設定手段1bに通知
される。
【0013】メモリマップ設定手段1bは、運用状態判
断手段1aからの通知に基づいて、プロセッサ1が、立
ち上げ時に参照する立ち上げアドレス(例えば、FFFF0
(HEX))を含むアドレス空間(例えば、F0000 〜FFFFF(H
EX))をメモリカードMCもしくはEEPROM3の何れかに
割当てるメモリマップのマッピング(割当て)を実施す
るものである。
【0014】具体的には、通知がローディングの実施を
示していた場合、立ち上げアドレスを含むアドレス空間
をメモリカードMC上のプログラムが書込まれた領域に
割当て、通知が運用の実施を示していた場合、立ち上げ
アドレスを含むアドレス空間をEEPROM3に割当てる。な
お、EEPROM3に立ち上げアドレスを含むアドレス空間が
割当てられる場合、メモリカードMCの全ての領域に、
運用履歴の書込みを行なう書込みアドレス(書込み空
間)が割当てられる。
【0015】ここで、図2以降の図面を参照しながら、
本発明のメモリカード搭載型情報処理装置の動作説明を
行なう。図2は、本発明に係る第1のフローチャートで
ある。まず、初めてプロセッサ1を動作させる場合、係
員は、メモリマップ切替スイッチ5を、ローディングを
指示する、例えば内容“1”に設定し(ステップS
1)、メモリカードMCをメモリカードインタフェース
4にセットする(ステップS2)。
【0016】以上の作業完了後、電源の投入が実施され
ると(ステップS3)、プロセッサ1の動作が開始され
る。ステップS3の実施後、プロセッサ1では、運用状
態判断手段1a及びメモリマップ設定手段1bが起動
し、メモリカードMC上のプログラムをEEPROM3にロー
ディングする処理が実施されることになる。
【0017】係員は、ローディングが正常終了したこと
を確認すると(ステップS4)、一旦電源を遮断した後
(ステップS5)、メモリマップ切替スイッチ5を運用
を指示する、例えば内容“0”に設定し(ステップS
6)、再び電源投入を行なうことになる(ステップS
7)。ステップS7以降は、EEPROM3上のプログラムを
参照し、通常の処理を実施することになる。
【0018】ここで、プログラムのローディングについ
て説明する。図3は、本発明に係る第1のアドレスマッ
プである。プログラムのローディングを実施する場合、
即ち運用状態判断手段1aが、ローディングの実施を判
断した場合、メモリマップ設定手段1bは、アドレス00
000(HEX)〜FFFFF(HEX)のメモリ空間の内、アドレスE000
0(HEX)〜EFFFF(HEX)をEEPROM3にマッピングし、アドレ
スF0000(HEX)〜FFFFF(HEX)をメモリカードMC上のプロ
グラムが書込まれた領域(メモリカードMC上のアドレ
ス20000(HEX)〜2FFFF(HEX))にマッピングする。この状
態で、プロセッサ1が立ち上げアドレスの参照を行なう
と、メモリカードMC上のプログラム上のIPL部分を
参照することになる。
【0019】ここで、このIPLに基づく動作を、図4
を参照しながら説明する。図4は、本発明に係る第2の
フローチャートである。IPLは、最初にメモリマップ
切替スイッチ5の内容、即ち運用状態判断手段1aの判
断結果に基づいて、ローディングの実施か、運用の実施
かを判断する(ステップS11)。ステップS11の判
断結果がローディングの場合、IPLの実行を継続し、
アドレスF0000(HEX)代のプログラムを、アドレスEOOOO
(HEX)代にローディング(コピー)する(ステップS1
2)。
【0020】ステップS12の実施後は、ローディング
の終了を係員に認識させるために、所定の表示装置等を
駆動し、終了表示を行なう。また、ステップS11の判
断結果が運用の場合、IPLの動作を中止し、直ちに処
理プログラムに基づく動作を起動し、所定処理の運用を
開始することになる。
【0021】ここで、図5を参照しながら、運用時の説
明を行なう図5は、本発明に係る第2のアドレスマップ
である。プログラム(処理プログラム)に基づく処理を
実施する場合、即ち運用状態判断手段1aが、運用の実
施を判断した場合、メモリマップ設定手段1bは、アド
レス00000(HEX)〜FFFFF(HEX)のメモリ空間の内、アドレ
スF0000(HEX)〜FFFFF(HEX)をEEPROM3にマッピングし、
アドレス40000(HEX)〜7FFFF(HEX)をメモリカードMC上
の全ての領域(メモリカードMC上のアドレス00000(HE
X)〜3FFFF(HEX))にマッピングする。
【0022】アドレス40000(HEX)〜7FFFFF(HEX) で示さ
れる領域は、運用履歴書込みに利用される領域である。
ここに、メモリカードMCの全領域をマッピングするこ
とにより、メモリカードMCの全領域に運用履歴を書込
むことが可能となる。なお、メモリカードMCに書込ま
れていたプログラムは、既にEEPROM3にローディング済
みであるため、不要となる。
【0023】以上の説明のように、ローディングと運用
の何れを実施するのかに応じて、メモリ空間のアドレス
マップを変更し、メモリカードMC上のプログラムを参
照する状態、EEPROM3にローディングされたプログラム
を参照し、かつメモリカードMCの全領域への書込み実
施が可能な状態を作り出す。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
一旦メモリカードに書込まれたプログラムを、メモリカ
ード上で参照してローディングを実施した後、その後ロ
ーディング先のプログラムを参照し、メモリカードは運
用履歴の書込み専用に利用するため、メモリカードの有
効利用を実現することができる。また、IPLを予めメ
モリカード搭載型情報処理装置内部に用意する必要がな
いといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリカード搭載型情報処理措置のブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る第1のフローチャートである。
【図3】本発明に係る第1のアドレスマップである。
【図4】本発明に係る第2のフローチャートである。
【図5】本発明に係る第2のアドレスマップである。
【符号の説明】
1 プロセッサ 1a 運用状態状態判断手段 1b メモリマップ設定手段 3 EEPROM(不揮発性メモリ) 5 メモリマップ切替スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込みアクセスが可能で、かつ所定の処
    理を実現するためのプログラムが格納されたメモリカー
    ドを、アクセスするメモリカードインタフェースと、 前記メモリカードからローディングされた前記プログラ
    ムの記憶を行なう書込み可能な不揮発性メモリと、 前記メモリカードから前記不揮発性メモリへの前記プロ
    グラムのローディングを実施するか、前記所定の処理の
    何れを実施するかを示すメモリマップ切替スイッチと、 前記プログラムに基づいて、前記所定の処理を実行する
    プロセッサとを備え、 前記プロセッサには、 前記メモリマップ切替スイッチの内容に応じて、前記プ
    ロセッサが立ち上げ時に参照する領域を特定する立ち上
    げアドレスを含むアドレス空間を、前記メモリカードも
    しくは前記不揮発性メモリの何れかに割当てるメモリマ
    ップ設定手段が設けられたことを特徴とするメモリカー
    ド搭載型情報処理装置。
JP4795092A 1992-02-04 1992-02-04 メモリカード搭載型情報処理装置 Pending JPH05216747A (ja)

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