JPH08171622A - Pcカード - Google Patents

Pcカード

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JPH08171622A
JPH08171622A JP6315256A JP31525694A JPH08171622A JP H08171622 A JPH08171622 A JP H08171622A JP 6315256 A JP6315256 A JP 6315256A JP 31525694 A JP31525694 A JP 31525694A JP H08171622 A JPH08171622 A JP H08171622A
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card
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Shinichi Mizoguchi
慎一 溝口
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書き込み時間の高速化を図るPCカードを得
る。 【構成】 ホストシステム7からそれがアクセス状態か
否かを示すカードイネーブル信号をインターフェースコ
ントロール部1にて受信し、ホストシステム7が非アク
セス状態のとき、フラッシュメモリ6内の不要データを
消去して、空きブロックを確保しておき、ホストシステ
ム7からの書き込み要求があった場合には、非アクセス
状態の間に確保しておいた空きブロックにデータを書き
込む。 【効果】 非アクセス状態の間にフラッシュメモリ6内
に空きブロックを確保するようにしたので、書き込み動
作の途中で空きブロック確保のための消去動作を行う必
要がなくなり、その分だけ書き込み時間を短縮すること
ができ、システムの高速化及び効率化を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PCカードに関し、
特に、フラッシュメモリを有して半導体外部記憶カード
として用いられるPCカードに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンをはじめとする電子機器(以
下、ホストシステムとする。)のための外部記憶カード
及びI/O機能を実現するカード状のデバイスとして、
PCカードの普及が近年進んでいる。PCカードの仕様
は、日本ではJEIDA(日本電子工業振興協会)、米
国ではPCMCIAが中心となってその標準化が進めら
れている。本願においては、JEIDAにて規定されて
いるガイドラインVer.4.2、PCカードATA仕
様Release1.02に準拠したもの(以下、PC
−ATAカードとする。)を例に挙げて説明する。
【0003】データ転送単位、すなわち、セクタ単位の
ブロック毎でしか消去が行えないブロック消去型フラッ
シュメモリ6(図1参照)を用いたATA仕様の従来の
PCカードにおいては、図10に示すように、フラッシ
ュメモリ6内の各ブロック14に、その中に格納されて
いるデータが無効か否かをオン(ON)またはオフ(O
FF)により知らせる1ビットのデータ無効ビット20
が設けられている。このように構成されたフラッシュメ
モリ6を有する従来のPCカードにおける一般的な書き
込み動作について説明する。図11にデータの書き込み
動作のフローを示すように、ホストシステムからのデー
タ書き換え要求が生じた場合には、PCカードが、ま
ず、ホストシステムからの書き込み要求があったことを
確認したら(ステップS1)、書き換えられる無効にな
ったデータが格納されているブロック14のデータ無効
ビット20をオンにし(ステップS2)、新たな空きブ
ロックに更新データを書き込み(ステップS3)、その
ブロックのデータ無効ビット20をオフにする(ステッ
プS4)というようにして、データの書き込みを行う手
法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような手法に
よりデータの書き換えを行う場合には、書き換え回数が
増えると、書き込み可能なすべてのブロックにデータが
格納され、空きブロックが無くなってしまうので、その
場合には(ステップS5)、書き込み動作の途中で一時
書き込み動作を中断して、データ無効ビットがオンにな
っている無効ブロックを検索し(ステップS6)、その
無効データを消去して(ステップS7)、新たな空きブ
ロックを確保する必要があるが、この新たな空きブロッ
ク確保のための消去動作(ステップS6及びS7)が生
じると、その間、ホストシステムはカードへの書き込み
動作が行えず、その消去動作が終わるまで書き込み動作
を待たされるので、それにより、カードへの書き込み時
間が長くなってしまうという問題があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、ホストシステムからのアクセス
要求が所定時間経っても無い“非アクセス状態”のとき
にPCカードが空きブロック確保のための消去動作(以
下、バックグランド消去動作とする。)を実施し、ホス
トシステムからのカードへの書き込み要求があった時に
は、すぐに、確保された空きブロックへデータを書き込
めるようにして、カードへの書き込み時間の高速化を図
るPCカードを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タを格納するための複数のブロックに区切られた不揮発
性半導体メモリと、ホストシステムからそれがアクセス
状態であるか否かを示すアクセス状態信号を受信するイ
ンターフェース手段と、アクセス状態信号が非アクセス
状態レベルのとき、不揮発性半導体メモリのブロック内
に格納されている不要データを消去するための消去動作
を開始する消去手段とを備えたPCカードである。
【0007】請求項2の発明は、不揮発性半導体メモリ
内の各ブロック毎に、その状態を示すデータを格納して
いるブロック状態データ格納手段と、各ブロック毎に、
消去動作を行った回数を示すデータを格納している消去
回数データ格納手段と、ブロック状態データ格納手段と
消去回数データ格納手段とからデータを読み出して、消
去動作を行うべきブロックを検出する検出手段とを備え
たPCカードである。
【0008】請求項3の発明は、ブロック状態データ格
納手段と消去回数データ格納手段とが不揮発性半導体メ
モリ内に設けられているPCカードである。
【0009】請求項4の発明は、RAMを備え、ブロッ
ク状態データ格納手段と消去回数データ格納手段とがR
AMに設けられているPCカードである。
【0010】請求項5の発明は、消去動作実施中にイン
ターフェース手段がアクセス状態レベルのアクセス状態
信号を受信したとき、消去動作を中断させる中断手段を
備えたPCカードである。
【0011】請求項6の発明は、中断手段により消去動
作を中断した後に、インターフェース手段が非アクセス
状態レベルのアクセス状態信号を受信したとき、中断し
た消去動作を再開させる再開手段を備えたPCカードで
ある。
【0012】請求項7の発明は、消去手段の消去動作を
開始するためのコマンドをホストシステムが入力するた
めのコマンド入力部をインターフェース手段に設けたP
Cカードである。
【0013】請求項8の発明は、インターフェース手段
に設けられ、消去手段による消去動作を行うか否かをコ
ンフィギュレーション時に選択可能にする選択部を備え
たPCカードである。
【0014】
【作用】請求項1の発明においては、ホストシステムが
非アクセス状態の間に、不揮発性半導体メモリ内に空き
ブロックを確保するためのブロック内に格納されている
不要データを消去する消去動作を実施しておき、ホスト
システムからの書き込み要求があった場合には、確保し
ておいた空きブロックにデータを書き込む。
【0015】請求項2の発明においては、不揮発性半導
体メモリの各ブロック毎に、それの状態(空き、有効、
無効、消去中)と、それに対して行った消去回数とを示
すデータをそれぞれ格納するためのブロック状態データ
格納手段と消去回数データ格納手段とを設けて、それら
のデータから、不要データを格納している無効ブロック
の内で最も消去回数の少ないブロックを検出して、消去
動作を行う。
【0016】請求項3の発明においては、各ブロックの
状態と消去回数とを格納するための格納手段を各ブロッ
クと同一メモリ空間内に設けたので、その同一メモリの
それぞれのデータが格納しているアドレスを指定するこ
とにより、各ブロックの状態及び消去回数と、各ブロッ
ク内のデータとをそれぞれアクセスする。
【0017】請求項4の発明においては、各ブロックの
状態と消去回数とを格納するための格納手段をRAM内
に設けたので、一度に各ブロックの状態と消去回数とを
まとめて検索し、消去を実施するブロックを複数個決定
し、決定した複数個のブロックに対して順々に消去動作
を実施する。
【0018】請求項5の発明においては、消去動作実施
中に、受信手段がホストシステムからアクセス状態レベ
ルの信号を受信したときに、消去動作を中断する中断手
段を備えたので、消去動作を実施しているときにホスト
システムからアクセス要求があったときには消去動作を
中断してその処理を優先して行う。
【0019】請求項6の発明においては、中断した消去
動作を再開させるための再開手段を備えるようにしたの
で、中断後に、再びホストシステムが非アクセス状態に
なった場合には、消去動作を再開させる。
【0020】請求項7の発明においては、消去手段が消
去動作を開始するためのコマンドをホストシステムから
入力するためのコマンド入力手段を設けるようにしたの
で、インターフェース手段が非アクセス状態レベルの信
号を受信したときだけでなく、ホストシステムから該コ
マンドの入力があった場合にも、消去手段は消去動作を
開始する。
【0021】請求項8の発明においては、消去手段によ
る消去動作を行うか否かをコンフィギュレーション時に
選択可能にする選択部を設けるようにしたので、ユーザ
ーのコンフィギュレーション時の選択により、消去動作
を行うか否かを設定する。
【0022】
【実施例】
実施例1.本発明におけるPCカードの一実施例につい
て説明する。PCカードとホストシステムとのインター
フェースは、上述したように、JEIDAのガイドライ
ンにより規定され、標準化されている。図1に、本発明
のPCカードの構成を示す。図1に示すように、PCカ
ード30には、ホストシステム7とのやりとりを制御す
るためのインターフェースコントロール部1と、PCカ
ード30のコンフィギュレーション(PCカード30に
設けられている種々の機能を実行するための初期設定動
作)を行うためのコンフィギュレーション部2と、レジ
スタ群3とが設けられており、それらは、JEIDAの
規定によるPCカード30の標準化されたインターフェ
ースを行うとともに、PCカード30の内部に対して後
述のコンフィギュレーション動作を行うためのインター
フェース手段を構成している。
【0023】コンフィギュレーション部2内には、PC
カードの種々の機能等の属性情報が書き込まれているア
トリビュートメモリ15(図7参照)が設けられてい
る。また、レジスタ群3内には、コンフィギュレーショ
ンレジスタ8や、ATAレジスタ9等の種々のレジスタ
が設けられている。コンフィギュレーションレジスタ7
は、コンフィギュレーション時にホストシステム7によ
りアトリビュートメモリ15内の種々の機能から選択さ
れたPCカード30において実行したい機能が書き込ま
れるためのレジスタであり、また、ATAレジスタ9
は、ホストシステム7からの例えば書き込み要求等のコ
マンドや、データを書き込むフラッシュメモリ6内のア
ドレスを示すアドレスパラメータ等が書き込まれるため
のレジスタである。また、ATAレジスタ9の中には、
ステータスレジスタ(図示せず)が設けられており、そ
れのD7ビット(BUSYビット)を“H”とすること
により、カード内部にて処理実行中であることをホスト
システム7に対して示すことができる。
【0024】また、PCカード30には、ホストシステ
ム7からのコマンドの処理及びカ−ド内部で行う処理の
制御を行うマイクロプロセッサー4が設けられており、
内部バス19により、上述のインターフェース手段と接
続されている。マイクロプロセッサー4には、図のよう
に、マイクロプロセッサー4の実行プログラムを格納し
ているROM22と、1セクタずつに区切られ、データ
を格納するための複数のブロック14(図3参照)を有
する不揮発性半導体メモリであるフラッシュメモリ6
と、ATAレジスタ9に書き込まれたアドレスパラメー
タを0000H〜FFFFHといった実際のフラッシュ
メモリ6のアドレスに変換するアドレス変換部17と
が、内部バス19により接続されている。また、インタ
ーフェース手段とフラッシュメモリ6との間には、ホス
トシステム7から入力されるデータを一時的に保持する
ためのデータバッファ5が接続されている。
【0025】動作について説明する。図1において、ま
ず、ホストシステム7は、コンフィギュレーション部2
内のアトリビュートメモリ15の内容を読み出し、その
内容に基づいて、PCカード30において実行したい機
能を選択して、レジスタ群3内のコンフィギュレーショ
ンレジスタ8にそれを書き込み、その機能のみが実行可
能なようにPCカード30内部の初期設定を行う。この
動作を一般にコンフィギュレーションという。コンフィ
ギュレーション後、ホストシステム7からの信号は、P
C−ATA仕様インターフェース信号として、インター
フェースコントロール部1、コンフィギュレーション部
2、レジスタ群3、または、データバッファ5に入力さ
れ、その信号により、PCカード30はコンフィギュレ
ーション時に設定された機能を実行する。
【0026】次に、この実施例のPCカード30におけ
るデータを書き込むための空きブロックを確保するバッ
クグランド消去動作及び書き込み動作について説明す
る。図2にそのフローを示す。JEIDAの規定により
ATA仕様のPCカードにおいては、ホストシステム7
は書き込み動作等のアクセス要求をする際には、“H”
レベルのカードイネーブル信号(−CE1,−CE2)
をPCカード30のインターフェースコントロール部1
に入力する。尚、ホストシステム7がアクセス要求をし
ない間は、カードイネーブル信号(−CE1,−CE
2)は“L”レベル(非活性)に固定されており、ホス
トシステム7からの次のアクセス要求があるまでは、待
機状態にある。ここで、カードイネーブル信号(−CE
1,−CE2)がホストシステム7がアクセス状態であ
るか否かを示すアクセス状態信号を構成している。
【0027】まずはじめに、バックグランド消去動作に
ついて説明する。図2のフローに示すように、ホストシ
ステム7が非アクセス状態(カ−ドイネーブル信号(−
CE1,−CE2)が“L”(非活性))であることを
インターフェースコントロール部1にて検知し、マイク
ロプロセッサー4に報告する(ステップS100及びS
101)。マイクロプロセッサー4は、ROM22に格
納されている動作プログラムに基づいて、所定時間経過
後にATAレジスタ9のステータスレジスタを“H”に
し(ステップS102)、不要データである無効データ
を格納している無効ブロック14(図10参照)を検知
し(ステップS6)、消去動作を開始する(ステップS
7)。上述したように、この実施例においては、マイク
ロプロセッサー4が消去動作(ステップS6及びS7)
を開始する前に所定時間待つようにしたが、これは、ホ
ストシステム7が連続してコマンド処理を要求する途中
で、ホストシステム7での別処理のために一時的にカー
ドイネーブル信号(−CE1,−CE2)を“L”(非
活性)とする場合があるため、その時に誤ってバックグ
ランド消去動作を開始してしまうことを防止するためで
ある。ここで、マイクロプロセッサー4及びそれの動作
プログラムを格納しているROM22は、ホストシステ
ム7が非アクセス状態のときに消去動作を開始するため
の消去手段を構成している。
【0028】次に書き込み動作について説明する。ホス
トシステム7が非アクセス状態のときに、フラッシュメ
モリ6内の無効ブロック14のデータを消去して空きブ
ロックを確保しておくようにしたので、ホストシステム
7からの書き込み要求があった場合には、インターフェ
ースコントロール部1がそれを検知し、マイクロプロセ
ッサー4に報告し、マイクロプロセッサー4がそれを確
認すると(ステップS1)、無効データが格納されてい
る無効ブロック14のデータ無効ビット20(図10参
照)をオンにし(ステップS2)、非アクセス状態の間
に確保しておいた空きブロック14に更新データを直ち
に書き込み(ステップS3)、データを書き込んだブロ
ック14のデータ無効ビット20をオフにする(ステッ
プS4)。
【0029】以上のように、この実施例においては、ホ
ストシステム7が非アクセス状態の間に、PCカード3
0がフラッシュメモリ6内に空きブロック14を確保し
ておくようにしたので、ホストシステム7からの書き込
み要求があった場合には、速やかに確保された空きブロ
ック14にデータを書き込むことが出来るので、従来例
で述べたように書き込み動作の途中で空きブロック14
を確保するための消去動作を行わずに済み、書き込み時
間を短縮し動作の高速化を図ることが出来る。
【0030】実施例2.上述の実施例1においては、フ
ラッシュメモリ6のブロック14の無効か否かの情報だ
けを示す1ビットのデータ無効ビット20が各ブロック
14に対して設けられている例を示したが、この実施例
においては、図3に示すように各フラッシュメモリ6内
の最初の数セクタにブロック状況確認領域10を設け、
残りのメモリ空間にデータを格納するためのブロック1
4から構成されるブロック領域11を設けるようにし
た。ブロック状況確認領域10には、ブロック領域11
内の各ブロック14についてのブロック状態データ12
と消去回数データ13とが格納されている。ブロック状
態データ12及び消去回数データ13と消去可能ブロッ
ク14とは、1対1対応になっている。ブロック状態デ
ータ12及び消去回数データ13は、図のように、交互
に配置され、配置された位置はマイクロプロセッサー4
が認識している。ブロック状態データ12は、4つの状
態(空きブロックである、無効ブロックである、有効ブ
ロックである、消去中である)を示し、マイクロプロセ
ッサー4がその4つの状態をモニターしてブロック状態
データ12に書き込む。消去回数データ13は、マイク
ロプロセッサー4が消去動作を実施した後に、+1加算
される。ここで、ブロック状況確認領域10内のブロッ
ク状態データ12を格納するための領域が、各ブロック
の状態を示すデータを格納しているブロック状態データ
格納手段を構成しており、ブロック状況確認領域10内
の消去回数データ13を格納するための領域が、各ブロ
ックの消去回数を示すデータを格納している消去回数デ
ータ格納手段を構成している。
【0031】実施例2の動作を示すフローを図4に示
す。このフローにおいては、簡略化のために図2のステ
ップS102以降だけを記載したが、他の動作について
は図2と同様である。ホストシステム7が非アクセス状
態になったことを確認後、所定時間経過したら、マイク
ロプロセッサー4によりレジスタ群3のATAレジスタ
9の中のステータスレジスタのD7ビット(BUSYビ
ット)を“H”にする(ステップS102)。次に、マ
イクロプロセッサー4は、フラッシュメモリ6内の各ブ
ロック14毎に設けられたブロック状況確認領域10の
ブロック状態データ12の内容を読み出し、それにより
無効ブロック14を検出し(ステップS201)、検出
した無効ブロック14のうちから消去回数のもっとも少
ないブロックを消去回数データ13の内容から検出し
(ステップS202)、そのブロックに対して消去動作
を開始する(ステップS203)。マイクロプロセッサ
ー4は消去動作終了確認後(ステップS204)、再び
ブロック状況確認領域10のブロック状態データ12の
内容を読み出し(ステップS201)、無効ブロック1
4が無くなるまで、上記と同様の消去動作を繰り返し行
う。ここで、マイクロプロセッサー4とその動作プログ
ラムを格納しているROM22とは、ブロック状態デー
タ格納手段と消去回数データ格納手段とからデータを読
み出して、消去動作を行うべきブロックを検出する検出
手段を構成している。
【0032】フラッシュメモリ6は一般にデータの消去
回数に限度があるため、何度も同じブロック14に対し
て消去動作を行っていると、そのブロック14が消耗し
てしまい、他のブロック14がたとえ消耗していなくて
も、フラッシュメモリ6全体が使用できなくなってしま
うことがある。この実施例においては、上述したよう
に、フラッシュメモリ6内にブロック状況確認領域10
を設け、各ブロック14の状態を示すブロック状態デー
タ12とともに消去回数データ13を格納するようにし
て、消去回数データ13の最も小さいブロックのデータ
を消去するようにしたので、同じブロック14に対して
何度も消去動作を行ってしまうことを防止することが出
来、フラッシュメモリ6の寿命を延ばすことが出来る。
また、それとともに、この実施例においても非アクセス
状態の間にバックグランド消去動作を行うようにしたの
で、上述の実施例1と同様の効果も得ることが出来る。
【0033】実施例3.この実施例においては、上述の
実施例1または2で示したマイクロプロセッサー4によ
るバックグランド消去動作実行中にホストシステム7か
らのアクセス要求(カードイネーブル信号(−CE1,
−CE2)が“H”(活性))があった場合についての
動作について説明する。そのフローを図5に示す。ホス
トシステム7からアクセス要求があった場合(ステップ
S301)、インターフェースコントロール部1からの
報告を受けてマイクロプロセッサー4がそれを確認する
(ステップS302)。マイクロプロセッサー4は、そ
の時点で、バックグランド消去動作の中断を指示する
(ステップS303)。この指示により、現在バックグ
ランド消去動作実施中のブロック14の消去動作の完了
を待って、次のブロック14のバックグランド消去動作
へは移行せずに内部での処理をすべて中止して、マイク
ロプロセッサー4によりレジスタ群3のATAレジスタ
9の中のステータスレジスタのD7ビット(BUSYビ
ット)を“L”にし(ステップS304)、ホストシス
テム7からのアクセス要求を待って、その処理を優先さ
せて行う(ステップS305)。ここで、マイクロプロ
セッサー4とそれの動作プログラムを格納しているRO
M22とは、消去動作実施中にホストシステム7からの
アクセス要求があったときに消去動作を中断させる中断
手段を構成している。
【0034】尚、上述では、バックグランド消去動作の
中断の指示がなされたら(ステップS303)、その時
点で消去動作実施中のブロック14のバックグランド消
去動作だけは途中で止めずに終了させるようにした例に
ついて述べたが、その場合に限らず、その時点で消去動
作実施中のブロック14の消去動作も直ちに中断させ、
ホストシステム7からのアクセス要求の処理が終わって
消去動作を再開させるときに、その消去動作が中断され
たブロック14の消去の続きを行うようにしてもよい。
尚、その場合には、消去動作実施中のブロック14に対
するブロック状態データ12は、消去動作を中断されて
も“消去中”のままとする。これは、マイクロプロセッ
サー4が消去動作を再開させる際に消去を中断したブロ
ック14を検知できるようにするとともに、そのブロッ
ク14に対するアクセスを禁止させるためでもある。消
去動作の再開方法については、後述の実施例4を参照さ
れたい。
【0035】この実施例においては、上述のように、実
施例1または2で示したホストシステム7の非アクセス
状態に行うバックグランド消去動作の途中で、ホストシ
ステム7からのアクセス要求があった場合には、バック
グランド消去動作を中断させ、ホストシステム7からの
アクセス要求の処理を優先させて行うようにしたので、
実施例1または2と同様の効果が得られるとともに、バ
ックグランド消去動作中のホストシステム7からのアク
セス要求も速やかに行うことが出来るので、システムの
高速化を図ることが出来る。
【0036】実施例4.この実施例においては、上記実
施例3でのホストシステム7からのアクセス要求にてマ
イクロプロセッサー4によるバックグランド消去動作中
断後、再びホストシステム7が非アクセス状態(−CE
1,−CE2が非活性)になる場合の動作について説明
する。そのフローを図6に示す。ホストシステム7が非
アクセス状態(−CE1,−CE2が非活性)になった
場合(ステップS401)、インターフェースコントロ
ール部1はマイクロプロセッサー4へそれを報告する
(ステップS402)。マイクロプロセッサー4は、実
施例1の時と同じように所定時間経過後、レジスタ群3
のATAレジスタ9の中のステータスレジスタのD7ビ
ット(BUSYビット)を“H”にし(ステップS40
3)、バックグランド消去動作を再開させる(ステップ
S404)。ここで、マイクロプロセッサー4とそれの
動作プログラムを格納しているROM22とは、中断手
段により消去動作を中断した後に、ホストシステム7が
再び非アクセス状態になったときに、中断した消去動作
を再開させる再開手段を構成している。
【0037】尚、消去動作の再開方法としては、上記の
実施例3においてバックグランド消去動作を中断させる
(ステップS303)際に、その時点で消去動作実施中
のブロック14に対しての消去動作だけは完了させるよ
うにしてあった場合には、次の消去を行うブロック14
の検索(図2のステップS6または図4のステップS2
01)から始めるようにし、また、上記の実施例3で、
中断した時点での消去動作実施中のブロック14に対す
る消去動作さえも中断させるようにしていた場合には、
消去を中断したブロック14、すなわち、ブロック状態
データ12が“消去中”になっているブロック14をマ
イクロプロセッサー4が検知し、そのブロック14に対
し再び消去動作を行う(図2のステップS7または図4
のステップS203)ようにする。
【0038】この実施例においては、上記の実施例3に
おいてホストシステム7からのアクセス要求により中断
させた消去動作を、再び、ホストシステム7が非アクセ
ス状態になった後に再開するようにしたので、ホストシ
ステム7からのアクセス要求があればその処理を速やか
に行えるともに、上記の実施例1〜3と同様に、書き込
み動作の途中での空きブロック確保のための消去動作が
不要となり、システムの高速化を図ることが出来る。
【0039】実施例5.この実施例では、ホストシステ
ム7の非アクセス状態時に、PCカード30の内部にお
いて空きブロックの確保のためのバックグランド消去動
作を実施するか否かについて、ホストシステム7が、そ
の可否をコンフィギュレーション時に選択できるように
したものである。図7に示すように、この実施例におけ
るアトリビュートメモリ15は、タプル16という可変
長の連鎖構造のデータブロックから構成されている。各
タプル16には、PCカード30の設定可能な種々の機
能がそれぞれ書き込まれており、ホストシステム7は、
コンフィギュレーション時に機能を設定したいタプル1
6を選び、コンフィギュレーションレジスタ8にそのタ
プル16のコンフィギュレーションインデックス番号を
書き込む。ここで、タプル16は、消去手段によるバッ
クグランド消去動作を行うか否かをコンフィギュレーシ
ョン時に選択可能にする選択部を構成している。
【0040】この実施例の動作について説明する。ま
ず、PCカード30のアトリビュートメモリ15内に、
ホストシステム7の非アクセス状態の間の空きブロック
確保のためのバックグランド消去動作の実施を可能とす
るタプル16を用意しておく。ホストシステム7はPC
カード30のコンフィギュレーション時に、コンフィギ
ュレーションしたいタプル16を1つ選択するので、こ
こで、ホストシステム7は、バックグランド消去動作を
実施可能とするかどうかを決定する。ホストシステム7
は選択したタプル16のコンフィギュレーションインデ
ックス番号をレジスタ群3にあるカードコンフィギュレ
ーションレジスタ8に書き込む。PCカード30はホス
トシステム7が選択したコンフィギュレーションレジス
タ8の内容を確認し、カード内部に対してコンフィギュ
レーション動作を行う。
【0041】この実施例においては、コンフィギューシ
ョン時に、実施例1等で述べたホストシステム7の非ア
クセス時に行う空きブロック確保のためのバックグラン
ド消去動作を行うか否かを選択出来るようにしたので、
ユーザーが使用状況によりバックグランド消去動作を行
うか否かを選択することが出来るので、システムの利便
性を向上させることが出来る。
【0042】実施例6.この実施例においては、上記実
施例1等で示したホストシステム7の非アクセス状態の
間に行うバックグランド消去動作を、ホストシステム7
からのコマンド入力においても実行可能なようにした。
その動作を示したフローを図8に示す。ホストシステム
7からインターフェースコントロール部1にバックグラ
ンド消去動作開始のコマンドが入力されると(ステップ
S501)、インターフェースコントロール部1にてそ
れをデコードしマイクロプロセッサー4へ報告し(ステ
ップS502)、消去動作を開始する(ステップS50
3)。消去動作については、上記の実施例1〜4で示し
たフローのいずれかに従う。ここで、インターフェース
コントロール部1は、消去手段が消去動作を開始するた
めのコマンドをホストシステム7から入力するためのコ
マンド入力部を構成している。
【0043】この実施例においては、上記の実施例1等
で示したように、ホストシステム7が非アクセス状態に
なった場合は所定時間経過後にPCカード30が自動的
に空きブロック確保のためのバックグランド消去動作を
行うとともに、ホストシステム7からのコマンド入力に
よっても該消去動作を行うことが出来るようにしたの
で、しばらくの間ホストシステム7からPCカード30
にアクセス要求をする必要がない時には、ユーザーがコ
マンドを入力すれば、所定時間待たなくても、それによ
り空きブロック確保のための消去動作を開始することが
出来る。
【0044】この実施例においては、ユーザーによるコ
マンドにおいてもバックグランド消去動作を開始するこ
とができるようにしたので、ユーザーは、PCカード3
0にアクセス要求をする必要がしばらくの間ない場合に
は、コマンドによりバックグランド消去を実施させるよ
うにすれば、所定時間待たなくてもバックグランド消去
動作を開始することができ、システムの利便性及び効率
化をさらに高めることができる。
【0045】実施例7.実施例2においては、フラッシ
ュメモリ6内に、各ブロック14に対するブロック状態
データ12及び消去回数データ13を備えたブロック状
況確認領域10を設け、ホストシステム7はフラッシュ
メモリ6内のブロック状況確認領域10を読み出すこと
により、バックグランド消去を実施するブロック14を
決定していたが、この実施例においては、図9に示すよ
うに、マイクロプロセッサー4に内部バス19により接
続されているRAM18のメモリ空間内に、ブロック管
理テーブル18aを設け、その中にブロック状況確認領
域10内のデータと同一内容のデータを格納するように
して、マイクロプロセッサー4での処理速度の高速化を
図るようにした。
【0046】実施例2においては、バックグランド消去
を実施するブロック14を1つ決定したらそれに対して
消去動作を行い、消去動作が終わると、次のバックグラ
ンド消去を実施するブロック14を探すというようにし
ていたが、この実施例においては、RAM18に設けた
ブロック管理テーブル18aのデータをまとめて検索
し、消去を実施するブロック14を複数個決定し、決定
した複数個のブロック14に対して順々に続けて消去動
作を行えるようにしたので、消去時間を高速化すること
が出来る。尚、マイクロプロセッサー4は、消去動作が
終了する毎に、ブロック状況確認領域10の内容を書き
換えるとともに、同時に、ブロック管理テーブル18a
の内容の書き換えを行う。
【0047】また、上述の実施例5で示したように、ア
トリビュートメモリ15内に、ブロック管理テーブル1
8aの内容によるブロック14の検索を実施可能とする
タプル16を設けておき、ブロック状況確認領域10の
内容を読み出してバックグランド消去動作を実施する
か、ブロック管理テーブル18aの内容を読み出してバ
ックグランド消去動作を実施するかをコンフィギュレー
ション時にユーザーが選択できるようにしておいてもよ
い。
【0048】さらに、上述の実施例3及び4とこの実施
例とを組み合わせて、消去動作の途中でホストシステム
7からアクセス要求があった場合にその処理を優先させ
て行えるようにしてもよい。
【0049】上記の実施例1〜7においては、JEID
Aにて規定されているガイドラインVer.4.2、P
CカードATA仕様Release1.02に準拠した
もの(以下、PC−ATAカードとする。)を例に挙げ
て説明したが、その場合に限らず、本発明は他のPCカ
ードにも適用することができる。さらに、上記の実施例
1〜7においては、不揮発性半導体メモリの一例として
フラッシュメモリを挙げたが、その場合に限らず、本発
明はEEPROM等の他の不揮発性半導体メモリ、及
び、ROM等の揮発性メモリにも適用することができ
る。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ホストシステ
ムが非アクセス状態の間に、不揮発性半導体メモリ内に
空きブロックを確保するためのブロック内に格納されて
いる不要データを消去する消去動作を実施しておき、ホ
ストシステムからの書き込み要求があった場合には、確
保しておいた空きブロックにデータを書き込むようにし
たので、書き込み動作の途中で空きブロックを確保する
ための消去動作を行う必要がなくなり、その分だけ書き
込み動作の時間を短縮し、高速化することができるとい
う効果を奏する。
【0051】請求項2の発明によれば、不揮発性半導体
メモリの各ブロック毎に、それらの状態(空き、有効、
無効、消去中)とそれらに対して行った消去回数とを示
すデータをそれぞれ格納するためのブロック状態データ
格納手段と消去回数データ格納手段とを設けて、それら
のデータから、不要データを格納している無効ブロック
の内で最も消去回数の少ないブロックを検出して、消去
動作を行うようにしたので、同じブロックに対してだけ
何度も消去動作を行ってしまうことを防ぐことができ、
消去回数の限界がある半導体メモリにおいても、その寿
命を延ばすことができるという効果を奏する。
【0052】請求項3の発明によれば、各ブロックの状
態と消去回数とを格納するための格納手段を各ブロック
と同一メモリ空間内に設けたので、その同一メモリのそ
れぞれのデータが格納しているアドレスを指定すること
により、各ブロックの状態及び消去回数と、各ブロック
内のデータとをそれぞれアクセスすることができるの
で、PCカードの動作が容易になるとともに、構造を容
易にすることができるという効果を奏する。
【0053】請求項4の発明によれば、各ブロックの状
態と消去回数とを格納するための格納手段をRAM内に
設けたので、一度に各ブロックの状態と消去回数とをま
とめて検索し、消去を実施するブロックを複数個決定
し、決定した複数個のブロックに対して順々に消去動作
を実施するようにしたので、消去時間を短縮化すること
ができるという効果を奏する。
【0054】請求項5の発明によれば、消去動作実施中
に、インターフェース手段がホストシステムからアクセ
ス状態レベルの信号を受信したときに、消去動作を中断
する中断手段を備えたので、消去動作を実施していると
きにホストシステムからアクセス要求があったときには
消去動作を中断してその処理を優先して行うようにした
ので、システムの効率化を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【0055】請求項6の発明によれば、中断した消去動
作を再開させるための再開手段を備えるようにしたの
で、中断後に、再びホストシステムが非アクセス状態に
なった場合には、消去動作を再開させるようにしたの
で、ホストシステムからのアクセス要求があれば速やか
にそれを行い、またその後に、非アクセス状態となった
ときには空きブロックを確保するための消去動作を開始
するので、システムの高速化を図ることができるという
効果を奏する。
【0056】請求項7の発明によれば、消去手段が消去
動作を開始するためのコマンドをホストシステムから入
力するためのコマンド入力部を設けるようにしたので、
受信手段が非アクセス状態レベルの信号を受信したとき
だけでなく、ホストシステムから該コマンドの入力があ
った場合にも、消去手段は消去動作を開始するようにし
たので、ユーザーがアクセス要求をする必要がしばらく
の間ないことが解っている場合には、コマンド入力によ
り消去動作を開始することができ、システムの利便性及
び効率化を向上させることができるという効果を奏す
る。
【0057】請求項8の発明においては、消去手段によ
る消去動作を行うか否かをコンフィギュレーション時に
選択可能にする選択部を設けるようにしたので、ユーザ
ーのコンフィギュレーション時の選択により消去動作を
行うか否かを設定することが可能であるため、ユーザー
の使用用件に合わせて選択することができ、利便性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1〜6におけるPCカード
の構造を示したブロック図である。
【図2】 この発明の実施例1におけるPCカードの動
作を示したフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例2におけるフラッシュメモ
リの構造をしめした図である。
【図4】 実施例2におけるPCカードの動作を示した
フローチャートである。
【図5】 この発明の実施例3におけるPCカードの動
作を示したフローチャートである。
【図6】 この発明の実施例4におけるPCカードの動
作を示したフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例5におけるPCカードのア
トリビュートメモリの構造を示した図である。
【図8】 この発明の実施例6におけるPCカードの動
作を示したフローチャートである。
【図9】 この発明の実施例7におけるPCカードの構
造を示したブロック図である。
【図10】 従来のPCカードにおけるフラッシュメモ
リの構造を示した図である。
【図11】 従来のPCカードの動作を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 インターフェースコントロール部、2 コンフィギ
ュレーション部、3レジスタ群、4マイクロプロセッサ
ー、6 フラッシュメモリ、10 ブロック状況確認領
域、15 アトリビュートメモリ、16 タプル、18
RAM、18a ブロック管理テーブル、22 RO
M。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納するための複数のブロック
    に区切られた半導体メモリと、 ホストシステムからアクセス状態であるか否かを示すア
    クセス状態信号を受信するインターフェース手段と、 上記アクセス状態信号が非アクセス状態レベルのとき、
    上記半導体メモリのブロック内に格納されている不要デ
    ータを消去するための消去動作を開始する消去手段と、 を備えたことを特徴とするPCカード。
  2. 【請求項2】 上記半導体メモリ内の各ブロック毎の状
    態を示すデータを格納しているブロック状態データ格納
    手段と、 上記各ブロック毎の消去動作を行った回数を示すデータ
    を格納している消去回数データ格納手段と、 上記ブロック状態データ格納手段と上記消去回数データ
    格納手段とからデータを読み出して、消去動作を行うべ
    きブロックを検出する検出手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のPCカード。
  3. 【請求項3】 上記ブロック状態データ格納手段と上記
    消去回数データ格納手段とが上記半導体メモリ内に設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のPCカー
    ド。
  4. 【請求項4】 RAMを備え、上記ブロック状態データ
    格納手段と上記消去回数データ格納手段とが上記RAM
    に設けられていることを特徴とする請求項2記載のPC
    カード。
  5. 【請求項5】 消去動作実施中に、上記インターフェー
    ス手段がアクセス状態レベルのアクセス状態信号を受信
    したとき、消去動作を中断させる中断手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のPC
    カード。
  6. 【請求項6】 上記中断手段により消去動作を中断した
    後に、上記インターフェース手段が非アクセス状態レベ
    ルのアクセス状態信号を受信したとき、中断した消去動
    作を再開させる再開手段を備えたことを特徴とする請求
    項5記載のPCカード。
  7. 【請求項7】 上記インターフェース手段に設けられ、
    上記消去手段の消去動作を開始するためのコマンドをホ
    ストシステムから入力するためのコマンド入力部を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    のPCカード。
  8. 【請求項8】 上記インターフェース手段に設けられ、
    上記消去手段による消去動作を行うか否かをコンフィギ
    ュレーション時に選択可能にする選択部を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のPCカ
    ード。
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