JPH05214254A - ポリマー安定化組成物 - Google Patents

ポリマー安定化組成物

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JPH05214254A
JPH05214254A JP4272027A JP27202792A JPH05214254A JP H05214254 A JPH05214254 A JP H05214254A JP 4272027 A JP4272027 A JP 4272027A JP 27202792 A JP27202792 A JP 27202792A JP H05214254 A JPH05214254 A JP H05214254A
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JP
Japan
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alkyl
hydrogen
composition
formula
phenyl
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Application number
JP4272027A
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English (en)
Inventor
Giovanni Matteini
ジヨバンニ・マツテイニ
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 a)モノもしくはジホスファイト、またはモ
ノもしくはジホスホナイト(成分a)と、 b)クロマン誘導体、特にα−トコフェロールまたはそ
の誘導体(成分b)と、 c)i)ヒンダードアミン光安定剤(HALS)基を含
むポリシロキサン(成分i)、及び/または ii)オキサニリドとヒンダードアミン光安定剤化合物
との組み合わせ(成分ii) の中から選択された光安定剤(成分c)とを含有する安
定化組成物。 【効果】 この安定化組成物は、ポリウレタンのような
ポリマーのための加工安定剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポリウレタンの
ようなポリマーを安定化する新規な組成物に係わる。
【0002】
【発明の説明】本発明は、ポリウレタンのようなポリマ
ーのための処理安定剤及び光安定剤として有用な安定化
組成物を提供し、この組成物は a)モノもしくはジホスファイト、またはモノもしくは
ジホスホナイト(成分a)と、 b)クロマン誘導体、特にα−トコフェロールまたはそ
の誘導体(成分b)と、 c)i)少なくとも1個のヒンダードアミン光安定剤
(HALS)基を含むポリマー、好ましくはヒンダード
アミン光安定剤基含有ポリシロキサン(成分i)、及び
/または ii)オキサニリドとヒンダードアミン光安定剤化合物
との組み合わせ(成分ii) の中から選択された光安定剤(成分c)とを含有する。
【0003】本発明による組成物中に好ましく用いられ
るモノもしくはジホスファイトは、式IもしくはII
【0004】
【化11】
【0005】〔式中各R1は互いに独立に、1個または
2個のOH基を有する脂肪族、脂環式または芳香族アル
コール由来の基である〕のホスファイトである。本明細
書中、芳香族アルコールはフェノールも包含する。
【0006】好ましいモノもしくはジホスホナイトは、
式III
【0007】
【化12】
【0008】〔式中mは0または1であり、nは0また
は1であり、pは0または1であり、各R9は互いに独
立に、1個または2個のOH基を有する脂肪族、脂環式
または芳香族アルコール由来の基であり、その際前記2
個のOH基はP含有環を構成し得るようには位置せず
[これを“R9の一価有意形態(significan
ces)”と定義する]、またはいずれのR9も2個の
OH基を有する脂肪族、脂環式または芳香族アルコール
由来の基であり、その際前記2個のOH基は1個のリン
原子と共に環状基を構成し得るように位置し(これを
“R9の二価有意形態”と定義する)、R10はR9の一価
または二価有意形態であり、Yは−O−、−S−、−C
H(R3)−または−C64−であり、その際R3は水
素、C1〜C8アルキルまたはCOOR4で、前記R4はC
1〜C8アルキルである〕の化合物の中から選択される。
モノホスホナイトとジホスホナイトとではジホスホナイ
トの方が好ましく、最も好ましいジホスホナイトはテト
ラキス(2,4−t−ブチルフェニル)ビフェニレンジ
ホスホナイト(SANDOZ Chemicals L
td.からSANDOSTAB P−EPQとして市
販)である。
【0009】R1は好ましくは、置換されていないか、
または1〜3個の直鎖または分枝鎖C1〜C12アルキル
基(好ましくはC1〜C4アルキル基)によって置換され
た直鎖または分枝鎖C1〜C22アルキルまたはフェニル
であるR1′である。
【0010】R3は好ましくは、水素またはメチルであ
るR3′である。
【0011】R4は好ましくは、C1〜C4アルキルであ
るR4′である。
【0012】成分aの好ましいホスファイトは、トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ト
リス(ノニルフェニル)ホスファイト、ジ−イソデシル
フェニルホスファイト、トリラウリルホスファイト、ビ
ス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペ
ンタエリトリチルジホスファイト、ビス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ペンタエリトリチルジホスファイ
ト及びジステアリルペンタエリトリチルジホスファイト
の中から選択される。
【0013】好ましいクロマン誘導体は、式IV
【0014】
【化13】
【0015】〔式中R2
【0016】
【化14】
【0017】または−CH2−CH2−O−CO−R6
あり、その際R6はC7〜C30アルキル、−CH2CH2
S−(C1〜C30アルキル)または
【0018】
【化15】
【0019】である〕のクロマン誘導体である。
【0020】好ましいポリシロキサンは、式V
【0021】
【化16】
【0022】〔式中naは1〜100、好ましくは5〜
30であり、Rは水素、C1〜C8アルキル、酸素、−O
8または−CO−R5であり、その際R5は−C(R8
=CH2、C1〜C6アルキル、フェニル、−COC
65、−CH265、−COOC1〜C12アルキル、−
COOHまたは−NR78で、前記R7は水素、C1〜C
12アルキル、C5もしくはC6シクロアルキル、フェニ
ル、フェニルC1〜C4アルキルまたはC1〜C12アルキ
ルフェニルであり、R8はC1〜C12アルキルまたは水素
である〕の化合物である。
【0023】好ましいオキサニリドは、式VII
【0024】
【化17】
【0025】〔式中各R11は互いに独立に、水素、C1
〜C18アルキル、C1〜C18アルコキシ、ハロゲン、ヒ
ドロキシ、フェニル及びフェノキシの中から選択され、
各R12は互いに独立に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、
1〜C8アルキル及びC1〜C8アルコキシの中から選択
され、各R13は互いに独立に水素またはメチルである〕
のオキサニリドである。
【0026】R11は好ましくは、水素、ヒドロキシ、C
1〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシの中から選択さ
れるR11′であり、更に好ましくは水素である。
【0027】R12は好ましくは、水素、ヒドロキシ、C
1〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシの中から選択さ
れるR12′であり、更に好ましくは、フェニル基A及び
Bそれぞれに結合した一方のR12は水素で、他方のR12
はC1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシであるR
12″である。好ましくは、環A上のR12″はC1〜C4
ルキルであり、環B上のR12″はC1〜C4アルコキシで
ある。
【0028】R13は好ましくは水素である。
【0029】好ましくは、各フェニル基の2個のR12
互いに対してオルト位を占める。
【0030】好ましいHALS化合物は2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン化合物である。更に好ましい
HALS化合物は、式VI
【0031】
【化18】
【0032】〔式中Rは水素、C1〜C8アルキル、酸
素、−OR8または−COR5であり、その際R5は−C
(R8)=CH2、C1〜C6アルキル、フェニル、−NR
78、−CO−C65、−CH265、−COOC1
12アルキルまたは−COOHで、前記R7は水素、C1
〜C12アルキル、C5もしくはC6シクロアルキル(好ま
しくはシクロヘキシル)、フェニル、フェニルC1〜C4
アルキルまたはC1〜C12アルキルフェニルであり、ま
たR8は水素またはC1〜C12アルキルであり、R15は水
素、C1〜C22アルキル、C1〜C22アルコキシ、−N
(R3)−CO−CO−R20または−NH−C(R3)=
N−R21であり、その際R3は水素、C1〜C18アルキル
または−COOR4で、前記R4はC1〜C8アルキルであ
り、R20はアミド構成基であり、R21は置換されていな
いか、またはC1〜C18アルキル、C1〜C4アルコキシ
及びハロゲンの中から選択された1〜3個の基によって
置換されたC1〜C18アルキル、フェニルであり、もし
くはR15
【0033】
【化19】
【0034】であり、R16は水素またはC1〜C8アルキ
ルであり、またはR15及びR16はその結合したC原子と
共に、式(a)
【0035】
【化20】
【0036】の基を構成する〕の化合物である。
【0037】Rは好ましくは、水素、C1〜C4アルキル
または−COR5′〔式中R5′はC1〜C4アルキルまた
は−COOC1〜C4アルキル〕であるR′であり、更に
好ましくは水素、メチルまたは−COCH3であるR″
である。
【0038】更に好ましい2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジニル化合物は、式VI′
【0039】
【化21】
【0040】〔式中R′は水素、C1〜C4アルキルまた
は−CO−R5′であり、その際R5′はC1〜C4アルキ
ルまたは−CO−OC1〜C4アルキルである〕の化合物
である。
【0041】成分a及びb対成分cの比は好ましくは
3:1から1:3で、更に好ましくは1:1である。
【0042】成分a対成分bの比は好ましくは10:1
から1:2であり、更に好ましくは6:1から1:2
で、特に4:1が好ましい。
【0043】本発明による組成物の成分a〜cの好まし
い含量は、成分aが30〜50%(好ましくは40
%)、成分bが5〜20%(好ましくは10%)、成分
cが30〜65%(好ましくは50%)である。
【0044】成分c中に2種以上の光安定剤が存在する
場合、それらの安定剤は好ましくはオキサニリド及びH
ALS化合物である。オキサニリド対HALS化合物の
比は好ましくは3:1から1:3で、特に2:1が好ま
しい。
【0045】好ましくは、本発明による組成物は液剤の
形態を有し、好ましくは可塑剤または溶媒を含有しな
い。
【0046】本発明は、ポリマー物質を含有し、かつ上
述のように定義した本発明による安定化組成物を安定化
有効量(好ましくはポリマー物質の0.2〜8重量%の
量)で含有するポリマー組成物も提供する。
【0047】本発明による安定化組成物によって安定化
され得るポリマー物質には、セルロースアセテート、セ
ルロースアセトブチレート、セルロースアセトプロピオ
ネート、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、カルボキシ
メチルセルロース、セルロースニトレート、セルロース
プロピオネート、カゼインプラスチック、カゼインホル
ムアルデヒド、セルローストリアセテート、エチルセル
ロース、エポキシ樹脂、メチルセルロース、メラミンホ
ルムアルデヒド樹脂、ポリアミド、ポリアミドイミド、
ポリアクリロニトリル、ポリブテン−1及び−2、ポリ
ブチルアクリレート、ポリ(ブチレンテレフタレー
ト)、ポリカーボネート、ポリ(クロロトリフルオロエ
チレン)、ポリ(ジアリルフタレート)、ポリエチレ
ン、塩素化ポリエチレン、ポリ(エーテルケトン)、ポ
リエーテルイミド、ポリエチレンオキシド、ポリエーテ
ルスルホン、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリテ
トラフルオロエチレン、フェノールホルムアルデヒド樹
脂、ポリイミド、ポリイソブチレン、ポリイソシアヌレ
ート、ポリメタクリルイミド、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリ(4−メチルペンテン−1)、ポリ(α−メチ
ルスチレン)、ポリオキシメチレン、ポリホルムアルデ
ヒド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリフェニレ
ンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレ
ンスルホン、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリウレタ
ン、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルブチラール、塩素化ポリビニルクロリド、ポリ
ビニリデンクロリド、ポリビニリデンフルオリド、ポリ
ビニルフルオリド、ポリビニルホルムアルデヒド、ポリ
ビニルカルバゾール、ポリビニルピロリドン、シリコン
ポリマー、飽和ポリエステル、ユリアホルムアルデヒド
樹脂、不飽和ポリエステル、ポリアクリレート、ポリメ
タクリレート、ポリアクリルアミド、マレイン酸樹脂、
フェノール樹脂、アニリン樹脂、フラン樹脂、カルバミ
ド樹脂、エポキシド樹脂、並びにシリコン樹脂のホモポ
リマー、コポリマー及びポリマーブレンドが含まれる。
【0048】適当なコポリマーの例には、アクリロニト
リル/ブタジエン/アクリレート、アクリロニトリル/
ブタジエン/スチレン、アクリロニトリル/メチルメタ
クリレート、アクリロニトリル/スチレン/アクリル酸
エステル、アクリロニトリル/エチレン−プロピレン−
ジエン/スチレン、アクリロニトリル/塩素化ポリエチ
レン/スチレン、エチレン/エチルアクリレート、エチ
レンメタクリル酸エステル、エチレン/プロピレン、エ
チレン/プロピレン−ジエン、エチレン/ビニルアセテ
ート、エチレン/ビニルアルコール、エチレン/テトラ
フルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフ
ルオロプロピレン、メタクリレート/ブタジエン/スチ
レン、メラミン/フェノールホルムアルデヒド、ポリエ
ステルブロックアミド、ペルフルオロ−アルコキシ−ア
ルカン、スチレン/アクリロニトリル、スチレン/ブタ
ジエン、スチレン/無水マレイン酸、スチレン/α−メ
チルスチレン、ビニルクロリド/エチレン、ビニルクロ
リド/エチレン/メタクリレート、ビニルクロリド/エ
チレン/ビニルアセテート、ビニルクロリド/メチルメ
タクリレート、ビニルクロリド/オクチルアクリレー
ト、ビニルクロリド/ビニルアセテート、及びビニルク
ロリド/ビニリデンクロリドが含まれる。
【0049】本発明の安定化組成物によって安定化され
得る好ましいポリマー物質は、ポリプロピレン、ポリエ
チレン(例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、直鎖低密度ポリエチレンまたは中密度ポリエチレ
ン)、ポリブチレン、ポリ−4−メチルペンテンなどの
ポリオレフィンとそのコポリマー、及びポリウレタンで
ある。
【0050】好ましいポリウレタンは、イソシアネート
樹脂とポリオールとから製造されるポリウレタンであ
る。好ましいイソシアネートは、いずれも市販されてい
るDesmodur、Elastan、Luprana
t、Tedimon、Scuranat、Supras
ec、Systanat、Hylene、Isonat
e(−Papi)、Multrathane、Nacc
onate及びSumidurである。
【0051】好ましいポリオールは、いずれも市販され
ているDesmophen、Lupranol、Lup
raphen、Glendion、Napiol、Sc
uranol、Caradol、Daltolac、D
altorez、Diorez、Estolan、Pr
opylan、Armol、Bermodol、Iso
nol、Metpol、Multron、Multra
nol、Niax Polyol、Pluracol、
Quadrol、Thanol、Voranol及びS
umiphenである。
【0052】上記のようなイソシアネートとポリオール
とから製造されるポリウレタンは、Saechtlin
g, Kunststoff Taschenbuch
23. Ausgabe, Carl Hansen
Verlag, 1986(特にpp.339−41
0)に記載されている。この本の内容は本明細書に参考
として含まれる。
【0053】本発明による安定化組成物またはポリマー
組成物には、その内容が本明細書に参考として含まれる
“Kunststoff−Additive”, Ga
echter/Mueller Ed.3, pp.4
2−50, 1990に記載されているような、立体障
害フェノール、第二芳香族アミンまたはチオエーテルな
どの酸化防止剤;[ヒンダードアミン光安定剤(HAL
S)としても知られている]立体障害アミン(例えばN
−未置換、N−アルキル、またはN−アシル置換2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン化合物)のような
UV安定剤、及びUV吸収剤[例えば2−(2′−ヒド
ロキシフェニル)ベンズトリアゾール、2−ヒドロキシ
ベンゾフェノン、1,3−ビス(2′−ヒドロキシベン
ゾイル)ベンゼンサリチレート、シンナメート、及び蓚
酸ジアミド]、ベンゾエート及び置換ベンゾエートのよ
うなUV抑制剤、帯電防止剤、防炎加工剤、柔軟剤、核
剤、金属不活性剤、殺生物剤、耐衝撃性改良剤、充填
剤、顔料及び殺黴剤などの添加物も添加され得る。
【0054】本発明による安定化組成物はポリマー物質
に対して重合ステップの前、最中または後に添加され
得、その際該組成物は固体形態または溶融形態を取り
得、好ましくは10〜80重量%の組成物と90〜20
重量%の溶媒とを含有する濃縮液として液状で添加され
るか、または10〜80重量%(更に好ましくは40〜
70重量%)の組成物と90〜20重量%(更に好まし
くは60〜30重量%)の、安定化されるべき物質と同
じであるか、または該物質と適合し得る固体ポリマー物
質とを含有する固体マスターバッチ組成物として添加さ
れる。
【0055】本発明による安定化組成物は安定化される
べきポリマー物質に公知方法で添加され得る。特に重要
な添加方法では、本発明による組成物をポリマーとドラ
イブレンドするか、または成形ポリマー粒子、例えばポ
リマー球を液体、溶液または懸濁液/分散液の形態の本
発明組成物で被覆する。本発明の安定化組成物をメルト
状の熱可塑性ポリマーと、例えばメルトブレンダー内
で、またはフィルム、管、繊維及びフォームを含めた成
形品を押出成形、射出成形、吹込成形、紡糸またはワイ
ヤ被覆によって製造する間にブレンドする方法が特に重
要である。本発明による安定化組成物は、あらゆる種類
のポリプロピレン及びポリエチレン製品並びにポリウレ
タンに特に有用である。
【0056】本明細書中で数の範囲が示されている場
合、この範囲を規定する数も該範囲内に含まれる。特に
断らないかぎり、直鎖または分枝鎖であり得る基はいず
れも直鎖または分枝鎖である。
【0057】念のために触れておくが、本明細書中で
“t−ブチル”とは第三級ブチル[−C(CH33]の
ことである。
【0058】本発明による新規な安定化組成物は、第2
世代〜第5世代触媒として公知である加工触媒を用い、
かつ触媒除去ステップを経ずに製造されたポリオレフィ
ン、特にα−ポリオレフィンへの使用に特に適する。本
明細書中で“触媒除去ステップ”とは、重合ポリオレフ
ィンが含有する残留触媒を完全に除去するステップ、も
しくは残留触媒と反応して該触媒を不活性化または可溶
化するアルコールや水などの化合物でポリオレフィンを
処理し、その後不活性化または可溶化された残留触媒を
濾過、洗浄及び遠心分離などにより物理的に除去するス
テップのことである。即ち、懸濁重合では得られたポリ
マーを溶媒または液化モノマーといった分散媒から分離
するステップによって、分散媒に溶解した触媒が除去さ
れ得るが、このステップは残留触媒除去ステップの上記
定義には当て嵌まらない。得られたポリマーにエーテ
ル、アルコール、ケトン、エステル及び水のような触媒
毒を少量添加して、重合完了後に残存する触媒を不活性
化するステップや、得られたポリマー懸濁液を水蒸気ま
たは窒素などのガスで処理して分散媒を除去するステッ
プも、“残留触媒除去”ステップの上記定義には当て嵌
まらない。
【0059】本明細書中で“第1世代触媒”とは、チタ
ンハロゲン化物触媒及び有機アルミニウム化合物または
有機アルミニウムハロゲン化物のことである。
【0060】本明細書中で“第2世代触媒”とは、有機
マグネシウム化合物に担持された第1世代触媒か、Si
2に担持された有機クロム化合物を主成分とする第1
世代触媒のことである。
【0061】本明細書中で“第3世代触媒”とは、ハロ
ゲン含有マグネシウム化合物に担持されたチーグラー型
錯体触媒のことである。
【0062】本明細書中で“第4世代触媒”とは、シラ
ン供与体を伴った第3世代触媒のことである。
【0063】本明細書中で“第5世代触媒”とは、アル
モキサンに担持されたビスインデニル有機チタン化合
物、またはアルミニウムアルキル化合物によって活性化
されるビスシクロペンタジエニルチタンハロゲン化物の
ことである。
【0064】現在開発中である更に後の世代の、特に立
体規則性の高いポリα−オレフィンの製造に有用な高特
異性触媒も、本発明の趣旨の下では上記第1〜第5世代
の担持型触媒系に属する。高立体規則性ポリオレフィン
のミクロ構造の例は、シンジオタクチックポリプロピレ
ン、アイソタクチックステレオブロックポリマー、ポリ
マー鎖に沿ってランダムに分配された立体的欠陥を有す
るアイソタクチックポリプロピレン(いわゆるアナイソ
タクチックポリプロピレン)、または立体不規則性ステ
レオブロックポリマーにみられる。より新しい世代の触
媒系の開発が急速に進んでいるため、新規でかつきわめ
て興味深い特性を有する上記のようなポリマーの商業的
重要性は増すばかりである。しかし、第5世代より後の
世代の触媒も、第5世代までの触媒と同様に担持され、
かつ周期系のIII族、IV族及びV族の金属を含有し
ていると、ポリマー中に残留した場合たとえ不活性形態
であっても、ポリマーに対して不都合な特性を付与しか
ねない。従って、本発明による新規な安定化組成物はポ
リマーのそのような不都合な特性の排除にも適している
と考えることができる。このことは、加工安定剤と、残
留する第5世代より後の世代の触媒とのあらゆる不都合
な相互作用、特にホスファイト及びホスホナイトの加水
分解がきわめて有効に抑制されることを意味する。
【0065】上記様々な世代の触媒については、Twe
lfth Annual International
Conference on Advances i
nthe Stabilization and Co
ntrolled Degradation of P
olimers held in Luzern,Sw
itzerland, 21−23 May 1990
の第181ページから第196ページに掲載されたRo
lf Muelhauptの、標題“New Tren
ds in Polyolefin Catalyst
s andInfluence on Polymer
Stability”を有する論文の中に述べられて
いる。この論文の内容、特に触媒の世代を説明する第1
84ページの表Iは本明細書に参考として含まれる。
【0066】
【表1】
【0067】本発明によるポリマー組成物は、優れた安
定性と高い耐光堅牢度との両方を有する。
【0068】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【0069】実施例1 試料の製造 基本組成: 熱可塑性ポリウレタン(TPU)顆粒 90重量部 (米国Dow Chemical社の“Pellethane 2355-65D”) 添加物及び“キャリヤ” 10重量部 後段に示した光安定化化合物IもしくはII、または非
光安定化液体AもしくはBである添加物10重量部を、
37.0重量部のSBS顆粒(英国Shell Che
mical社の“Cariflex TR1102”)
と、19.5重量部のLDPE粉末MFI:70(イタ
リアVerplast社)と、24.7重量部のPE
WAX 520(ドイツBASF社)と、8.8重量部
の粘着防止剤シリカ化合物(米国Grace社の“Sy
loblock 44”)とから成る不透明な固体系
(いわゆる“キャリヤ”)に予め導入し、全体を10
0.0重量部としておく。
【0070】注:“キャリヤ”は、TPUを不透明な運
動靴底の成形に用いることを可能にする。
【0071】製造:(キャリヤと添加物との)上記ブレ
ンド100gを、実験室用開放型二本ロールミル(イタ
リアMeccaniche Moderne社)におい
て110〜115℃で約5〜7分間処理し、均質化す
る。
【0072】得られた粗練り生地(厚み2〜3mm)
を、鋏を用いて手で切断して不規則な極小片とし、これ
を実験室用タンブラー内のTPU顆粒900gに添加し
て約5分間タンブルする。
【0073】このようにして得られた混合物を、実験室
用射出成形機“Negri & Bossi V5−8
FA”(イタリア)のホッパに供給する。成形機を20
0〜220℃の温度で作動させ(冷成形)、続いて実施
する促進露光崩壊試験のための1.5mm厚試料を成形
する。
【0074】露光 上記試料を、Atlas Weather−O−Met
er WRCi 65, cam 7(米国)(ブラッ
クパネル63℃;RH50%;ASTM D2565に
よる)において20時間、70時間及び162時間露光
してから黄変に関する目視比較試験を行ない、“Woo
l Blue Scale”によって評価する[最良の
8(変色せず)から最悪の1(全体が変色)まで]。
【0075】
【表2】 キャリヤ+添加物 20時間後 70時間後 162時間後 I 6 4 4 II 6 5 4 A 5 3 2 B 5 3 2 使用添加物:添加物Iは、 a)57%の化合物
【0076】
【化22】
【0077】と、29%の化合物
【0078】
【化23】
【0079】〔式中Rはn−C1225またはn−C14
29である〕と、14%のキシレンとを含有する組成物
(組成物A)50%と、 b)80%のトリラウリルホスファイトと20%のα−
トコフェロールとを含有する組成物(組成物B)50%
とから成る。
【0080】添加物IIは、 a)50%の組成物Bと、 b)50%のポリメチルプロピル3−オキシ[4(2,
2,6,6−テトラメチル)ピペリジニル]シロキサ
ン、即ち式
【0081】
【化24】
【0082】〔式中naは1〜30である〕の化合物と
を含有する組成物である。
【0083】添加物Aは、米国Dow Chemica
l社のTPU(“Pellethane 2355−6
5D”)単独である。
【0084】添加物Bは、TPU90%+キャリヤ10
%である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/5333 KCC 7167−4J 5/5393 C08L 83/08 LRT 8319−4J

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)モノもしくはジホスファイト、また
    はモノもしくはジホスホナイト(成分a)と、 b)クロマン誘導体(成分b)と、 c)i)少なくとも1個のヒンダードアミン光安定剤
    (HALS)基を含むポリマー(成分i)、及び/また
    は ii)オキサニリドとヒンダードアミン光安定剤化合物
    との組み合わせ(成分ii) の中から選択された光安定剤(成分c)とを含有する安
    定化組成物。
  2. 【請求項2】 モノもしくはジホスファイトが式Iもし
    くはII 【化1】 〔式中各R1は互いに独立に、1個または2個のOH基
    を有する脂肪族、脂環式または芳香族アルコール由来の
    基である〕を有することを特徴とする請求項1に記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】 モノもしくはジホスホナイトが式III 【化2】 〔式中mは0または1であり、nは0または1であり、
    pは0または1であり、各R9は互いに独立に、1個ま
    たは2個のOH基を有する脂肪族、脂環式または芳香族
    アルコール由来の基であり、その際前記2個のOH基は
    P含有環を構成し得るようには位置せず(これを“R9
    の一価有意形態”と定義する)、またはいずれのR9
    2個のOH基を有する脂肪族、脂環式または芳香族アル
    コール由来の基であり、その際前記2個のOH基は1個
    のリン原子と共に環状基を構成し得るように位置し(こ
    れを“R9の二価有意形態”と定義する)、R10はR9
    一価または二価有意形態であり、Yは−O−、−S−、
    −CH(R3)−または−C64−であり、その際R3
    水素、C1〜C8アルキルまたはCOOR4で、前記R4
    1〜C8アルキルである〕の化合物の中から選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 クロマン誘導体が式IV 【化3】 〔式中R2は 【化4】 または−CH2−CH2−O−CO−R6であり、その際
    6はC7〜C30アルキル、−CH2CH2−S−(C1
    30アルキル)または 【化5】 である〕の化合物の中から選択されることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 成分iのポリマーがポリシロキサンであ
    り、このポリシロキサンは式V 【化6】 〔式中naは1〜100であり、Rは水素、C1〜C8
    ルキル、酸素、−OR8または−CO−R5であり、その
    際R5は−C(R8)=CH2、C1〜C6アルキル、フェ
    ニル、−COC65、−CH265、−COOC1〜C
    12アルキル、−COOHまたは−NR78で、前記R7
    は水素、C1〜C12アルキル、C5もしくはC6シクロア
    ルキル、フェニル、フェニルC1〜C4アルキルまたはC
    1〜C12アルキルフェニルであり、R8はC1〜C12アル
    キルまたは水素である〕の化合物の中から選択されるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 オキサニリドが式VII 【化7】 〔式中各R11は互いに独立に、水素、C1〜C18アルキ
    ル、C1〜C18アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、フ
    ェニル及びフェノキシの中から選択され、各R12は互い
    に独立に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C8アル
    キル及びC1〜C8アルコキシの中から選択され、各R13
    は互いに独立に水素またはメチルである〕を有すること
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 R11が水素、ヒドロキシ、C1〜C4アル
    キル及びC1〜C4アルコキシの中から選択されるR11
    であり、R12は水素、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル及
    びC1〜C4アルコキシの中から選択されるR12′であ
    り、R13は水素であることを特徴とする請求項6に記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】 HALS化合物が式VI 【化8】 〔式中Rは水素、C1〜C8アルキル、酸素、−OR8
    たは−COR5であり、その際R5は−C(R8)=C
    2、C1〜C6アルキル、フェニル、−NR78、−C
    O−C65、−CH265、−COOC1〜C12アルキ
    ルまたは−COOHで、前記R7は水素、C1〜C12アル
    キル、C5もしくはC6シクロアルキル、フェニル、フェ
    ニルC1〜C4アルキルまたはC1〜C12アルキルフェニ
    ルであり、またR8は水素またはC1〜C12アルキルであ
    り、R15は水素、C1〜C22アルキル、C1〜C22アルコ
    キシ、−N(R3)−CO−CO−R20または−NH−
    C(R3)=N−R21であり、その際R3は水素、C1
    18アルキルまたは−COOR4で、前記R4はC1〜C8
    アルキルであり、R20はアミド構成基であり、R21は置
    換されていないか、またはC1〜C18アルキル、C1〜C
    4アルコキシ及びハロゲンの中から選択された1〜3個
    の基によって置換されたC1〜C18アルキル、フェニル
    であり、もしくはR15は 【化9】 であり、R16は水素またはC1〜C8アルキルであり、ま
    たはR15及びR16はその結合したC原子と共に、式
    (a) 【化10】 の基を構成する〕の化合物であることを特徴とする請求
    項1から7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 実質的に本明細書において実施例を参照
    しつつ説明したような安定化組成物。
  10. 【請求項10】 ポリマー物質を含有し、かつ請求項1
    から9のいずれか1項に記載の組成物を安定化有効量で
    含有するポリマー組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    の組成物を0.2〜8%含有するポリマー組成物。
  12. 【請求項12】 実質的に本明細書において実施例を参
    照しつつ説明したようなポリマー組成物。
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