JPH05213245A - 車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置 - Google Patents
車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置Info
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- JPH05213245A JPH05213245A JP1657792A JP1657792A JPH05213245A JP H05213245 A JPH05213245 A JP H05213245A JP 1657792 A JP1657792 A JP 1657792A JP 1657792 A JP1657792 A JP 1657792A JP H05213245 A JPH05213245 A JP H05213245A
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- Japan
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- door
- pallet
- vehicle body
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- transfer device
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車体搬送装置と、上方のドア搬送装置との間で
のドア受渡し装置において、ドアの180度反転を可能
としつつ、小型化および省スペース化を図る。 【構成】車体搬送装置BCおよびドア搬送装置DCの両
側に、ドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置可能なパレッ
ト22F ,22R を車体搬送装置BCの側方の下部受け
渡し位置PB とドア搬送装置DCの側方の上部受け渡し
位置PA との間で移動させるパレット昇降手段25がそ
れぞれ配設され、ドア搬送装置DCと前記上部受渡し位
置PA との間には、ドア搬送装置DCおよび前記パレッ
ト昇降手段25との間でのパレット22F ,22R の授
受が可能なパレット積卸し手段26がそれぞれ配設さ
れ、下部受け渡し位置PB には、パレット昇降手段25
との間でのパレット22F ,22R の授受ならびにパレ
ット22F ,22R の鉛直軸線まわりの180度回動を
可能とした反転手段27がそれぞれ配設される。
のドア受渡し装置において、ドアの180度反転を可能
としつつ、小型化および省スペース化を図る。 【構成】車体搬送装置BCおよびドア搬送装置DCの両
側に、ドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置可能なパレッ
ト22F ,22R を車体搬送装置BCの側方の下部受け
渡し位置PB とドア搬送装置DCの側方の上部受け渡し
位置PA との間で移動させるパレット昇降手段25がそ
れぞれ配設され、ドア搬送装置DCと前記上部受渡し位
置PA との間には、ドア搬送装置DCおよび前記パレッ
ト昇降手段25との間でのパレット22F ,22R の授
受が可能なパレット積卸し手段26がそれぞれ配設さ
れ、下部受け渡し位置PB には、パレット昇降手段25
との間でのパレット22F ,22R の授受ならびにパレ
ット22F ,22R の鉛直軸線まわりの180度回動を
可能とした反転手段27がそれぞれ配設される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体を搬送する車体搬
送装置と、車体搬送装置の上方に平行に配設されるドア
搬送装置との間で、車体両側のドアを受渡すための車体
搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置に関す
る。
送装置と、車体搬送装置の上方に平行に配設されるドア
搬送装置との間で、車体両側のドアを受渡すための車体
搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、特開平1−317
881号公報等により既に知られている。
881号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
車体搬送装置の両側に受渡し搬送手段を平行にそれぞれ
敷設し、ドア搬送装置から受渡し搬送手段の前端に降
下、移載したハンガに受渡し搬送手段での搬送途中に車
体から外したドアを載せ、ドアの艤装のために該ハンガ
を鉛直軸線まわりに180度回動させてドアの内面を外
向きにさせた状態で、該ハンガを受渡し搬送手段の後端
で上昇させてドア搬送装置に戻すようにしており、ハン
ガをドア搬送装置から受け渡し搬送手段に降下させる降
下手段と、受け渡し搬送手段からドア搬送装置にハンガ
を上昇せしめる上昇手段と、降下手段および上昇手段間
にわたる受渡し搬送手段と、該受渡し搬送手段の途中に
配設される向き変更手段とが必要であり、装置全体が大
型化するとともに比較的大きな設置スペースが必要とな
る。
車体搬送装置の両側に受渡し搬送手段を平行にそれぞれ
敷設し、ドア搬送装置から受渡し搬送手段の前端に降
下、移載したハンガに受渡し搬送手段での搬送途中に車
体から外したドアを載せ、ドアの艤装のために該ハンガ
を鉛直軸線まわりに180度回動させてドアの内面を外
向きにさせた状態で、該ハンガを受渡し搬送手段の後端
で上昇させてドア搬送装置に戻すようにしており、ハン
ガをドア搬送装置から受け渡し搬送手段に降下させる降
下手段と、受け渡し搬送手段からドア搬送装置にハンガ
を上昇せしめる上昇手段と、降下手段および上昇手段間
にわたる受渡し搬送手段と、該受渡し搬送手段の途中に
配設される向き変更手段とが必要であり、装置全体が大
型化するとともに比較的大きな設置スペースが必要とな
る。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ドアの反転を可能としてドアを受渡すための
構造の小型化および省スペース化を図ったドア受渡し装
置を提供することを目的とする。
のであり、ドアの反転を可能としてドアを受渡すための
構造の小型化および省スペース化を図ったドア受渡し装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴によれば、車体搬送装置および
ドア搬送装置の両側には、ドアを載置可能なパレットを
車体搬送装置の側方に設定される下部受け渡し位置とド
ア搬送装置の側方に設定される上部受け渡し位置との間
で移動せしめるパレット昇降手段がそれぞれ配設され、
ドア搬送装置および前記上部受渡し位置間には、ドア搬
送装置および前記パレット昇降手段間でのパレットの授
受を可能に構成されたパレット積卸し手段がそれぞれ配
設され、下部受渡し位置には、前記パレット昇降手段と
の間でのパレットの授受が可能であって該パレットを鉛
直軸線まわりに180度回動可能な反転手段がそれぞれ
配設される。
に、本発明の第1の特徴によれば、車体搬送装置および
ドア搬送装置の両側には、ドアを載置可能なパレットを
車体搬送装置の側方に設定される下部受け渡し位置とド
ア搬送装置の側方に設定される上部受け渡し位置との間
で移動せしめるパレット昇降手段がそれぞれ配設され、
ドア搬送装置および前記上部受渡し位置間には、ドア搬
送装置および前記パレット昇降手段間でのパレットの授
受を可能に構成されたパレット積卸し手段がそれぞれ配
設され、下部受渡し位置には、前記パレット昇降手段と
の間でのパレットの授受が可能であって該パレットを鉛
直軸線まわりに180度回動可能な反転手段がそれぞれ
配設される。
【0006】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、パレット昇降手段は、車体搬
送装置の側方に立設された案内柱に昇降可能に支承され
る昇降台に、パレットを載置し得る受け台が車体搬送装
置およびドア搬送装置に対して近接、離反すべく水平方
向の進退自在に配設されて成る。
1の特徴の構成に加えて、パレット昇降手段は、車体搬
送装置の側方に立設された案内柱に昇降可能に支承され
る昇降台に、パレットを載置し得る受け台が車体搬送装
置およびドア搬送装置に対して近接、離反すべく水平方
向の進退自在に配設されて成る。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
【0008】図1は車両組立ラインの一部を示す平面
図、図2は図1の2−2線に沿うドア受渡し装置の縦断
正面図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図3
の4矢視方向から見た縦断正面図、図5は図2の5−5
線拡大断面図、図6は図5の6−6線断面図、図7は図
2の7矢視拡大平面図、図8は図7の8矢視正面図、図
9は図7の9矢視側面図、図10は図8の10−10線
拡大断面図である。
図、図2は図1の2−2線に沿うドア受渡し装置の縦断
正面図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図3
の4矢視方向から見た縦断正面図、図5は図2の5−5
線拡大断面図、図6は図5の6−6線断面図、図7は図
2の7矢視拡大平面図、図8は図7の8矢視正面図、図
9は図7の9矢視側面図、図10は図8の10−10線
拡大断面図である。
【0009】先ず図1において、車体搬送装置BCが矢
印12で示す車体搬送方向に沿って取外しステーション
ST および取付けステーションSI を順次経過するよう
にして車両組立工場の床面上に略U字状に敷設されてお
り、ドア搬送装置DCは、矢印13で示すドア搬送方向
に沿って取外しステーションST および取付けステーシ
ョンSI を順次経過するようにループを描いて配設さ
れ、取外しステーションST および取付けステーション
SI では、車体搬送方向12およびドア搬送方向13を
相互に逆方向として車体搬送装置BCの上方にドア搬送
装置DCが配設される。
印12で示す車体搬送方向に沿って取外しステーション
ST および取付けステーションSI を順次経過するよう
にして車両組立工場の床面上に略U字状に敷設されてお
り、ドア搬送装置DCは、矢印13で示すドア搬送方向
に沿って取外しステーションST および取付けステーシ
ョンSI を順次経過するようにループを描いて配設さ
れ、取外しステーションST および取付けステーション
SI では、車体搬送方向12およびドア搬送方向13を
相互に逆方向として車体搬送装置BCの上方にドア搬送
装置DCが配設される。
【0010】取外しステーションST および取付けステ
ーションSI には、ドア受渡し装置14T ,14I がそ
れぞれ配設されており、左右両側に前後のドアDFL,D
FR;DRL,DRRを取付けた状態のままの車体Bは塗装工
程を経て車体搬送装置BCにより取外しステーションS
T に搬送され、この取外しステーションST で車体Bか
ら取外された左右両側のドアDFL,DRL;DFR,D
RRは、その外面を外向きにした状態のままでドア受渡し
装置14T によりドア搬送装置DCに移載される。而し
て左右両側のドアDFL,DRL;DFR,DRRが取外された
車体Bは、取外しステーションST から車体艤装ライン
15に搬送され、この車体艤装ライン15で艤装を施さ
れた車体Bは車体搬送装置BCにより取付けステーショ
ンSI に搬送される。一方、取外しステーションST で
左右両側のドアDFL,DRL;DFR,D RRを受けとったド
ア搬送装置DCは、取外しステーションST からドア艤
装ライン16にドアDFL,DRL;DFR,DRRを搬送す
る。このドア艤装ライン16において、左側の前後ドア
DFL,DRLと、右側の前後ドアDFR,DRRとは、相互に
平行に敷設されている艤装用コンベア16CL,16CR上
にドア搬送装置DCから移載され、外面を前方側として
艤装用コンベア16CL,16CR上を移動することにな
り、この間に艤装を施されたドアDFL,DRL;DFR,D
RRは、艤装用コンベア16CL,16CRからドア搬送装置
DCへと戻される。而してドア搬送装置DCへと戻った
ときに、各ドアDFL,DRL;DFR,DRRは、その内面を
外向きとした姿勢となっており、図2で示すように、内
面を外向きにした姿勢となっているドアDFL,DRL;D
FR,DRRがドア搬送装置DCにより取付けステーション
SI に搬送される。而して、取付けステーションSI で
は、艤装完了後のドアDFL,DRL;DFR,DRRがドア受
渡し装置14I により内面を内向きにした姿勢に反転さ
れて車体搬送装置BCの両側にもたらされ、艤装完了後
の車体Bの左右両側に艤装完了後のドアDFL,DRL;D
FR,DRRがそれぞれ取付けられる。
ーションSI には、ドア受渡し装置14T ,14I がそ
れぞれ配設されており、左右両側に前後のドアDFL,D
FR;DRL,DRRを取付けた状態のままの車体Bは塗装工
程を経て車体搬送装置BCにより取外しステーションS
T に搬送され、この取外しステーションST で車体Bか
ら取外された左右両側のドアDFL,DRL;DFR,D
RRは、その外面を外向きにした状態のままでドア受渡し
装置14T によりドア搬送装置DCに移載される。而し
て左右両側のドアDFL,DRL;DFR,DRRが取外された
車体Bは、取外しステーションST から車体艤装ライン
15に搬送され、この車体艤装ライン15で艤装を施さ
れた車体Bは車体搬送装置BCにより取付けステーショ
ンSI に搬送される。一方、取外しステーションST で
左右両側のドアDFL,DRL;DFR,D RRを受けとったド
ア搬送装置DCは、取外しステーションST からドア艤
装ライン16にドアDFL,DRL;DFR,DRRを搬送す
る。このドア艤装ライン16において、左側の前後ドア
DFL,DRLと、右側の前後ドアDFR,DRRとは、相互に
平行に敷設されている艤装用コンベア16CL,16CR上
にドア搬送装置DCから移載され、外面を前方側として
艤装用コンベア16CL,16CR上を移動することにな
り、この間に艤装を施されたドアDFL,DRL;DFR,D
RRは、艤装用コンベア16CL,16CRからドア搬送装置
DCへと戻される。而してドア搬送装置DCへと戻った
ときに、各ドアDFL,DRL;DFR,DRRは、その内面を
外向きとした姿勢となっており、図2で示すように、内
面を外向きにした姿勢となっているドアDFL,DRL;D
FR,DRRがドア搬送装置DCにより取付けステーション
SI に搬送される。而して、取付けステーションSI で
は、艤装完了後のドアDFL,DRL;DFR,DRRがドア受
渡し装置14I により内面を内向きにした姿勢に反転さ
れて車体搬送装置BCの両側にもたらされ、艤装完了後
の車体Bの左右両側に艤装完了後のドアDFL,DRL;D
FR,DRRがそれぞれ取付けられる。
【0011】図3および図4において、ドア搬送装置D
Cは、所謂オーバーヘッドコンベアであり、相互に連結
された一対ずつ多数組のハンガ17,17が固定のガイ
ドレール18に走行可能に配設されて成るものであり、
対をなすハンガ17,17のうちドア搬送方向13に沿
う前方側のハンガ17には、自走走行するためのモータ
19が付設される。また各ハンガ17,17には、ドア
搬送方向13に沿う前端および後端で両側方に張出す腕
20,20;21,21が設けられており、ドア搬送方
向13に沿う後方側のハンガ17における左側の腕2
0,21間、ならびに右側の腕20,21間には車体B
における前方側のドアDFL,DFRを位置決め載置可能な
パレット22F ,22F が着脱可能にそれぞれ載置さ
れ、ドア搬送方向13に沿う前方側のハンガ17におけ
る左側の腕20,21間、ならびに右側の腕20,21
間には車体Bにおける後方側のドアDRL,DRRを位置決
め載置可能なパレット22R ,22R が着脱可能にそれ
ぞれ載置される。しかも各腕20,21には、パレット
22F ,22R に嵌合してそれらのパレット22F ,2
2R を位置決めするための位置決めピン23,24がそ
れぞれ突設される。
Cは、所謂オーバーヘッドコンベアであり、相互に連結
された一対ずつ多数組のハンガ17,17が固定のガイ
ドレール18に走行可能に配設されて成るものであり、
対をなすハンガ17,17のうちドア搬送方向13に沿
う前方側のハンガ17には、自走走行するためのモータ
19が付設される。また各ハンガ17,17には、ドア
搬送方向13に沿う前端および後端で両側方に張出す腕
20,20;21,21が設けられており、ドア搬送方
向13に沿う後方側のハンガ17における左側の腕2
0,21間、ならびに右側の腕20,21間には車体B
における前方側のドアDFL,DFRを位置決め載置可能な
パレット22F ,22F が着脱可能にそれぞれ載置さ
れ、ドア搬送方向13に沿う前方側のハンガ17におけ
る左側の腕20,21間、ならびに右側の腕20,21
間には車体Bにおける後方側のドアDRL,DRRを位置決
め載置可能なパレット22R ,22R が着脱可能にそれ
ぞれ載置される。しかも各腕20,21には、パレット
22F ,22R に嵌合してそれらのパレット22F ,2
2R を位置決めするための位置決めピン23,24がそ
れぞれ突設される。
【0012】このようなドア搬送装置DCは、取付けス
テーションSI から取外しステーションST に至る間で
は、ドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置していない空の
パレット22F ,22R を搬送し、取外しステーション
ST からドア艤装ライン16に至る間では外面を外向き
とした姿勢のドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパ
レット22F ,22R を搬送し、ドア艤装ライン16か
ら取付けステーションSI に至る間では、内面を外向き
とした姿勢のドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパ
レット22F ,22R を搬送することになる。
テーションSI から取外しステーションST に至る間で
は、ドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置していない空の
パレット22F ,22R を搬送し、取外しステーション
ST からドア艤装ライン16に至る間では外面を外向き
とした姿勢のドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパ
レット22F ,22R を搬送し、ドア艤装ライン16か
ら取付けステーションSI に至る間では、内面を外向き
とした姿勢のドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパ
レット22F ,22R を搬送することになる。
【0013】再び図2において、取付けステーションS
I に配設されるドア受渡し装置14 I は、車体搬送装置
BCおよびドア搬送装置DCの両側にそれぞれ配設され
るパレット昇降手段25,25と、ドア搬送装置DCの
両側にそれぞれ配設されるパレット積卸し手段26,2
6と、パレット22F ,22R を鉛直軸線まわりに18
0度回動させるための反転手段27,27とを備える。
I に配設されるドア受渡し装置14 I は、車体搬送装置
BCおよびドア搬送装置DCの両側にそれぞれ配設され
るパレット昇降手段25,25と、ドア搬送装置DCの
両側にそれぞれ配設されるパレット積卸し手段26,2
6と、パレット22F ,22R を鉛直軸線まわりに18
0度回動させるための反転手段27,27とを備える。
【0014】パレット昇降手段25は、パレット2
2F ,22R を車体搬送装置BCの側方に設定される下
部受け渡し位置PB とドア搬送装置DCの側方に設定さ
れる上部受け渡し位置PA との間で移動せしめるもので
あり、車体搬送装置BCの側方で床面上に立設された案
内柱28に昇降可能に支承された昇降台29に、パレッ
ト22F ,22R を載置し得る受け台30F ,30R が
車体搬送装置BCおよびドア搬送装置DCに対して近
接、離反すべく水平方向の進退自在に配設されて成るも
のである。
2F ,22R を車体搬送装置BCの側方に設定される下
部受け渡し位置PB とドア搬送装置DCの側方に設定さ
れる上部受け渡し位置PA との間で移動せしめるもので
あり、車体搬送装置BCの側方で床面上に立設された案
内柱28に昇降可能に支承された昇降台29に、パレッ
ト22F ,22R を載置し得る受け台30F ,30R が
車体搬送装置BCおよびドア搬送装置DCに対して近
接、離反すべく水平方向の進退自在に配設されて成るも
のである。
【0015】図5および図6において、昇降台29は、
案内柱28を囲繞する横断面四角形の角筒状に形成され
た筒体31の下端に鍔部32が外側方に張出して一体に
設けられて成る。また車体搬送方向12に沿う前後で案
内柱28の外側面には上下に延びる一対のレール33,
33が固着されており、筒体31の上部および下部に
は、各レール33,33の外側面に沿って転動する3つ
の車輪34,35,36がそれぞれ軸支される。さらに
案内柱28の上端には、モータ37を含む昇降駆動機構
38が設けられており、この昇降駆動機構38から垂下
される牽引索39が昇降台29の筒体31に連結され
る。したがって昇降駆動機構38により昇降台29は案
内柱28に沿って昇降駆動されることになる。
案内柱28を囲繞する横断面四角形の角筒状に形成され
た筒体31の下端に鍔部32が外側方に張出して一体に
設けられて成る。また車体搬送方向12に沿う前後で案
内柱28の外側面には上下に延びる一対のレール33,
33が固着されており、筒体31の上部および下部に
は、各レール33,33の外側面に沿って転動する3つ
の車輪34,35,36がそれぞれ軸支される。さらに
案内柱28の上端には、モータ37を含む昇降駆動機構
38が設けられており、この昇降駆動機構38から垂下
される牽引索39が昇降台29の筒体31に連結され
る。したがって昇降駆動機構38により昇降台29は案
内柱28に沿って昇降駆動されることになる。
【0016】車体搬送方向12およびドア搬送方向13
に沿う前後で、昇降台29における鍔部32には支持枠
40,40が固着されており、これらの支持枠40,4
0には、前記車体搬送方向12およびドア搬送方向13
とは直交する水平方向に延びる一対のレール41,41
が相互に間隔をあけてそれぞれ固着される。
に沿う前後で、昇降台29における鍔部32には支持枠
40,40が固着されており、これらの支持枠40,4
0には、前記車体搬送方向12およびドア搬送方向13
とは直交する水平方向に延びる一対のレール41,41
が相互に間隔をあけてそれぞれ固着される。
【0017】受け台30F ,30R は、前記レール4
1,41によって水平方向に案内される枠体42の先端
に、パレット22F ,22R をそれぞれ載置すべくレー
ル41,41と平行に延びる一対の支持腕43,43が
相互に間隔をあけてそれぞれ設けられて成り、各支持腕
43の先端上部には、パレット22F ,22R を載置し
たときにそれらのパレット22F ,22R に嵌合して位
置決めを果たすための位置決めピン44がそれぞれ突設
される。而して、それらの位置決めピン44は、ドア搬
送装置DCにおける各ハンガ17の位置決めピン23,
24と同一個所でパレット22F ,22R に嵌合するこ
とになる。
1,41によって水平方向に案内される枠体42の先端
に、パレット22F ,22R をそれぞれ載置すべくレー
ル41,41と平行に延びる一対の支持腕43,43が
相互に間隔をあけてそれぞれ設けられて成り、各支持腕
43の先端上部には、パレット22F ,22R を載置し
たときにそれらのパレット22F ,22R に嵌合して位
置決めを果たすための位置決めピン44がそれぞれ突設
される。而して、それらの位置決めピン44は、ドア搬
送装置DCにおける各ハンガ17の位置決めピン23,
24と同一個所でパレット22F ,22R に嵌合するこ
とになる。
【0018】また各受け台30F ,30R の枠体42に
は、レール41,41と平行な軸線を有して各支持枠4
0,40にそれぞれ固定的に支持されるシリンダ45の
ピストンロッド45aが連結されており、それらのシリ
ンダ45を同期して伸縮作動せしめることにより、両受
け台30F ,30R が、車体搬送装置BCおよびドア搬
送装置DCに対して近接、離反すべく水平方向に進退作
動せしめられることになる。
は、レール41,41と平行な軸線を有して各支持枠4
0,40にそれぞれ固定的に支持されるシリンダ45の
ピストンロッド45aが連結されており、それらのシリ
ンダ45を同期して伸縮作動せしめることにより、両受
け台30F ,30R が、車体搬送装置BCおよびドア搬
送装置DCに対して近接、離反すべく水平方向に進退作
動せしめられることになる。
【0019】ところで、図2において、車体搬送装置B
Cおよびドア搬送装置DC間には、車体搬送方向12お
よびドア搬送方向13に沿って延びるたとえば3つの支
持梁46,47,48が両案内柱28,28間で相互間
に間隔をあけて配設されており、両側の支持梁46,4
8からは、車体搬送装置BCの両側上部を覆うカバー4
9,49が垂下される。而して下部受渡し位置PB はカ
バー49の下方における車体搬送装置BCの側方に設定
されており、上部受渡し位置PA はカバー49の上方に
おけるドア搬送装置DCの側方に設定される。したがっ
て、ドア搬送装置DCから上部受け渡し位置PA で受け
台30F ,30R 上のパレット22F ,22R に載せら
れたドアDFL,DFR;DRL,DRRは、パレット昇降手段
25における受け台30F ,30R の水平移動と昇降台
29の上昇作動とを組合わせて図2の鎖線で示すように
下部受渡し位置PB にもたらされる。
Cおよびドア搬送装置DC間には、車体搬送方向12お
よびドア搬送方向13に沿って延びるたとえば3つの支
持梁46,47,48が両案内柱28,28間で相互間
に間隔をあけて配設されており、両側の支持梁46,4
8からは、車体搬送装置BCの両側上部を覆うカバー4
9,49が垂下される。而して下部受渡し位置PB はカ
バー49の下方における車体搬送装置BCの側方に設定
されており、上部受渡し位置PA はカバー49の上方に
おけるドア搬送装置DCの側方に設定される。したがっ
て、ドア搬送装置DCから上部受け渡し位置PA で受け
台30F ,30R 上のパレット22F ,22R に載せら
れたドアDFL,DFR;DRL,DRRは、パレット昇降手段
25における受け台30F ,30R の水平移動と昇降台
29の上昇作動とを組合わせて図2の鎖線で示すように
下部受渡し位置PB にもたらされる。
【0020】パレット積卸し手段26は、ドア搬送装置
DCの下方位置と前記上部受渡し位置PA との間を移動
可能な自走台車51と、ドア搬送装置DCおよび前記パ
レット昇降手段25との間でパレット22F ,22R を
受渡すべく自走台車51に配設される一対の昇降機構5
2とを備える。
DCの下方位置と前記上部受渡し位置PA との間を移動
可能な自走台車51と、ドア搬送装置DCおよび前記パ
レット昇降手段25との間でパレット22F ,22R を
受渡すべく自走台車51に配設される一対の昇降機構5
2とを備える。
【0021】車体搬送装置BCの両側に立設されている
案内柱28,28間にわたっては、前記各支持梁46〜
48で支持されるようにして支持部材53,54が車体
搬送方向12およびドア搬送方向13に沿って間隔をあ
けた位置で水平に延設される。しかも支持部材53の内
外側面にはガイドレール55,56が固着され、支持部
材54の外側面にはガイドレール57が固着される。
案内柱28,28間にわたっては、前記各支持梁46〜
48で支持されるようにして支持部材53,54が車体
搬送方向12およびドア搬送方向13に沿って間隔をあ
けた位置で水平に延設される。しかも支持部材53の内
外側面にはガイドレール55,56が固着され、支持部
材54の外側面にはガイドレール57が固着される。
【0022】自走台車51は、前記両支持部材53,5
4間にわたる矩形状の移動枠58の4つの隅角部に、前
記ガイドレール55の上下および外側面に沿って転動す
る3つの車輪59と、ガイドレール56の内側面に沿っ
て転動する車輪60と、ガイドレール57の外側面に沿
って転動する車輪61とがそれぞれ軸支されるととも
に、支持部材53上に設けられたラック62に噛合する
ピニオン63を回転駆動するモータ64が設けられて成
る。
4間にわたる矩形状の移動枠58の4つの隅角部に、前
記ガイドレール55の上下および外側面に沿って転動す
る3つの車輪59と、ガイドレール56の内側面に沿っ
て転動する車輪60と、ガイドレール57の外側面に沿
って転動する車輪61とがそれぞれ軸支されるととも
に、支持部材53上に設けられたラック62に噛合する
ピニオン63を回転駆動するモータ64が設けられて成
る。
【0023】昇降機構52,52は、ドア搬送装置DC
における両ハンガ17,17、ならびにパレット昇降手
段25における両受け台30F ,30R に対応する位置
で自走台車51の移動枠58にそれぞれ配設されるもの
であり、昇降可能にして移動枠58に支承される昇降枠
66と、昇降枠66を昇降駆動すべく上下に延びる軸線
を有して移動枠58に固定支持されるシリンダ67とを
備える。而して昇降枠66は、各ハンガ17における一
対の腕20,21間の間隔、ならびに各受け台30F ,
30R における一対の支持腕43,43間の間隔よりも
大なる間隔を相互間に有して上方に突出する一対の支持
突部66a,66aを有するものであり、各支持突部6
6aの上端には前記各位置決めピン23,24,44,
44とは異なる位置でパレット22F ,22R に嵌合す
る位置決めピン68がそれぞれ突設される。
における両ハンガ17,17、ならびにパレット昇降手
段25における両受け台30F ,30R に対応する位置
で自走台車51の移動枠58にそれぞれ配設されるもの
であり、昇降可能にして移動枠58に支承される昇降枠
66と、昇降枠66を昇降駆動すべく上下に延びる軸線
を有して移動枠58に固定支持されるシリンダ67とを
備える。而して昇降枠66は、各ハンガ17における一
対の腕20,21間の間隔、ならびに各受け台30F ,
30R における一対の支持腕43,43間の間隔よりも
大なる間隔を相互間に有して上方に突出する一対の支持
突部66a,66aを有するものであり、各支持突部6
6aの上端には前記各位置決めピン23,24,44,
44とは異なる位置でパレット22F ,22R に嵌合す
る位置決めピン68がそれぞれ突設される。
【0024】このようなパレット積卸し手段26では、
自走台車51がドア搬送装置DCの下方位置と上部受け
渡し位置PA との間で往復走行する。而してドア搬送装
置DCがドアDFL,DFR;DRL,DRRを載せたままで取
付けステーションSI にパレット22F ,22R を搬送
してきたときには、ドア搬送装置DCの下方位置に自走
台車51をもたらしておき、両昇降機構52の昇降枠6
6をそれぞれ上昇作動せしめることにより、ドア搬送装
置DCの両ハンガ17,17上に載っているパレット2
2F ,22R を両ハンガ17,17の腕20,21から
上方に持上げることができる。また空のパレット2
2F ,22R をドア搬送装置DCに移載する際には、両
ハンガ17の腕20,21よりも高い位置に両昇降機構
52でパレット22F ,22R を持ち上げておき、自走
台車51をドア搬送装置DCの下方位置にもたらした後
に両昇降機構52でパレット22F ,22R を降下させ
ることにより、両パレット22F ,22R を両ハンガ1
7の腕20,21上に位置決め載置することができる。
さらに上部受渡し位置PA でのパレット昇降手段25に
おける両受け台30F ,30R との間でのパレット22
F ,22R の授受にあたっても、両昇降機構52を昇降
作動せしめることによりパレット22F ,22Rの受渡
しが可能である。
自走台車51がドア搬送装置DCの下方位置と上部受け
渡し位置PA との間で往復走行する。而してドア搬送装
置DCがドアDFL,DFR;DRL,DRRを載せたままで取
付けステーションSI にパレット22F ,22R を搬送
してきたときには、ドア搬送装置DCの下方位置に自走
台車51をもたらしておき、両昇降機構52の昇降枠6
6をそれぞれ上昇作動せしめることにより、ドア搬送装
置DCの両ハンガ17,17上に載っているパレット2
2F ,22R を両ハンガ17,17の腕20,21から
上方に持上げることができる。また空のパレット2
2F ,22R をドア搬送装置DCに移載する際には、両
ハンガ17の腕20,21よりも高い位置に両昇降機構
52でパレット22F ,22R を持ち上げておき、自走
台車51をドア搬送装置DCの下方位置にもたらした後
に両昇降機構52でパレット22F ,22R を降下させ
ることにより、両パレット22F ,22R を両ハンガ1
7の腕20,21上に位置決め載置することができる。
さらに上部受渡し位置PA でのパレット昇降手段25に
おける両受け台30F ,30R との間でのパレット22
F ,22R の授受にあたっても、両昇降機構52を昇降
作動せしめることによりパレット22F ,22Rの受渡
しが可能である。
【0025】ところで、ドア搬送装置DCの下方位置で
の上記自走台車51の走行端を規制するために支持部材
53にはストッパ69が設けられ、上部受渡し位置PA
での自走台車51の走行端を規制するために支持部材5
3にはストッパ70が設けられる。
の上記自走台車51の走行端を規制するために支持部材
53にはストッパ69が設けられ、上部受渡し位置PA
での自走台車51の走行端を規制するために支持部材5
3にはストッパ70が設けられる。
【0026】上部受渡し位置PA と、案内柱28との間
には、パレット22F ,22R を貯蔵する貯蔵手段71
が設けられる。この貯蔵手段71は、図5で示すよう
に、パレット昇降手段25における両受け台30F ,3
0R にそれぞれ載置されるパレット22F ,22R の両
端下面に係合可能な係合腕72が、両パレット22F ,
22R を間に挟む一対ずつ2組から成るとともに受け台
30F ,30R の進退方向に複数組が並設される支柱7
3の下端に、係合位置と係合解除位置との間で回動可能
に枢支されて成り、各支柱73の下部には、係合腕72
を回動駆動するためのシリンダ74がそれぞれ配設され
る。しかも各支柱73は、支持梁46〜48と平行にし
て固定的に配設される支持梁75から垂下される。
には、パレット22F ,22R を貯蔵する貯蔵手段71
が設けられる。この貯蔵手段71は、図5で示すよう
に、パレット昇降手段25における両受け台30F ,3
0R にそれぞれ載置されるパレット22F ,22R の両
端下面に係合可能な係合腕72が、両パレット22F ,
22R を間に挟む一対ずつ2組から成るとともに受け台
30F ,30R の進退方向に複数組が並設される支柱7
3の下端に、係合位置と係合解除位置との間で回動可能
に枢支されて成り、各支柱73の下部には、係合腕72
を回動駆動するためのシリンダ74がそれぞれ配設され
る。しかも各支柱73は、支持梁46〜48と平行にし
て固定的に配設される支持梁75から垂下される。
【0027】この貯蔵手段71では、パレット昇降機構
26の両受け台30F ,30R を上部受け渡し位置PA
から案内柱28側に水平移動させたときに、各係合腕7
2を両受け台30F ,30R 上のパレット22F ,22
R に係合させ、両受け台30 F ,30R を降下させるこ
とによりパレット22F ,22R を一時的に貯蔵するこ
とが可能である。
26の両受け台30F ,30R を上部受け渡し位置PA
から案内柱28側に水平移動させたときに、各係合腕7
2を両受け台30F ,30R 上のパレット22F ,22
R に係合させ、両受け台30 F ,30R を降下させるこ
とによりパレット22F ,22R を一時的に貯蔵するこ
とが可能である。
【0028】図7、図8、図9および図10において、
下部受け渡し位置PB に配設される反転手段27は、前
側ドア反転部27F と、前側ドア反転部27F の側方に
並んで配置される後側ドア反転部27R とを備え、両反
転部27F ,27R は基本的に同一の構成を有するもの
であるので、以下、前側ドア反転部27F の構成につい
てのみ詳細に説明する。
下部受け渡し位置PB に配設される反転手段27は、前
側ドア反転部27F と、前側ドア反転部27F の側方に
並んで配置される後側ドア反転部27R とを備え、両反
転部27F ,27R は基本的に同一の構成を有するもの
であるので、以下、前側ドア反転部27F の構成につい
てのみ詳細に説明する。
【0029】前側ドア反転部27F は、下部受け渡し位
置PB の床面上に固定配置される基台78と、鉛直軸線
まわりの角変位可能として基台78に支承される回動軸
79と、基台78から上方に突出した回動軸79の端部
に基端部が固定されて該回動軸79の半径方向外方に延
びるアーム80と、パレット22F を載置可能としてア
ーム80の先端に固着される載置台81と、回動軸79
すなわち載置台81を回動軸79の軸線まわりに180
度回動駆動するための回動駆動機構82とを備える。
置PB の床面上に固定配置される基台78と、鉛直軸線
まわりの角変位可能として基台78に支承される回動軸
79と、基台78から上方に突出した回動軸79の端部
に基端部が固定されて該回動軸79の半径方向外方に延
びるアーム80と、パレット22F を載置可能としてア
ーム80の先端に固着される載置台81と、回動軸79
すなわち載置台81を回動軸79の軸線まわりに180
度回動駆動するための回動駆動機構82とを備える。
【0030】アーム80の先端下部には車輪83が軸支
されており、該車輪83を転動させて案内するためのレ
ール84が回動軸79の軸線を中心とする略180度の
範囲にわたる円弧状にして基台78の上面に固設され
る。またアーム80の中間下部には規制板85が突設さ
れており、該規制板85に当接してアーム80の回動範
囲すなわち載置台81の回動範囲を規制するための一対
のストッパ86,87が基台78上に固定配置される。
されており、該車輪83を転動させて案内するためのレ
ール84が回動軸79の軸線を中心とする略180度の
範囲にわたる円弧状にして基台78の上面に固設され
る。またアーム80の中間下部には規制板85が突設さ
れており、該規制板85に当接してアーム80の回動範
囲すなわち載置台81の回動範囲を規制するための一対
のストッパ86,87が基台78上に固定配置される。
【0031】載置台81は、アーム80の先端にほぼ直
交して固定される横枠88と、該横枠88の両端にそれ
ぞれ立設される縦枠89,90と、パレット22F を載
置嵌合可能として一方の縦枠89の上端に設けられる載
置嵌合部91と、パレット22F に嵌合可能な位置決め
ピン93を有して他方の縦枠90の上端に設けられる載
置板部92とを備える。
交して固定される横枠88と、該横枠88の両端にそれ
ぞれ立設される縦枠89,90と、パレット22F を載
置嵌合可能として一方の縦枠89の上端に設けられる載
置嵌合部91と、パレット22F に嵌合可能な位置決め
ピン93を有して他方の縦枠90の上端に設けられる載
置板部92とを備える。
【0032】回動軸79は、一対の軸受94,95を介
して基台78に回動可能に支承されるものであり、この
回動軸79を回動駆動するための回動駆動機構82は、
鉛直軸線を有するとともに一対の軸受96,97を介し
て基台78に回動可能に支承される軸98と、回動軸7
9に固定される被動ギヤ99と、該被動ギヤ99に噛合
して軸98に固定される駆動ギヤ100と、軸98に一
端が固定される駆動アーム101と、ピストンロッド1
02aの先端を前記駆動アーム101の他端に連結させ
た水平な駆動シリンダ102とを備える。而して駆動ギ
ヤ100の直径は被動ギヤ100の直径の2倍に設定さ
れており、駆動シリンダ102は、基台78から側方に
延設された支持腕103に、ブラケット104を介して
トラニオン支持される。
して基台78に回動可能に支承されるものであり、この
回動軸79を回動駆動するための回動駆動機構82は、
鉛直軸線を有するとともに一対の軸受96,97を介し
て基台78に回動可能に支承される軸98と、回動軸7
9に固定される被動ギヤ99と、該被動ギヤ99に噛合
して軸98に固定される駆動ギヤ100と、軸98に一
端が固定される駆動アーム101と、ピストンロッド1
02aの先端を前記駆動アーム101の他端に連結させ
た水平な駆動シリンダ102とを備える。而して駆動ギ
ヤ100の直径は被動ギヤ100の直径の2倍に設定さ
れており、駆動シリンダ102は、基台78から側方に
延設された支持腕103に、ブラケット104を介して
トラニオン支持される。
【0033】このように構成された反転手段27の前側
ドア反転部27F では、駆動シリンダ102の伸長作動
に応じて軸98が90度の範囲で回動駆動され、それに
応じて回動軸79すなわち載置台81が180度の範囲
で回動駆動される。しかも載置台81が図7の実線で示
す原位置にあるときには、該載置台81の嵌合載置部9
1および載置板部92は、パレット昇降手段25におけ
る受け台30F の両支持腕43,43とはずれた位置に
あり、載置台81が原位置にある状態で、前記受け台3
0F が下部受渡し位置PB に降下してきたときに、受け
台30F が嵌合載置部91および載置板部92よりも下
方に降下することにより、受け台30F上のパレット2
2F が載置台31上に移載されることになる。また載置
台31上にあるパレット22F を受け台30F に移載す
る際には、上述とは逆に、受け台30F を嵌合載置部9
1および載置板部92よりも下方位置にもたらし、その
状態で受け台30F を上昇させればよい。
ドア反転部27F では、駆動シリンダ102の伸長作動
に応じて軸98が90度の範囲で回動駆動され、それに
応じて回動軸79すなわち載置台81が180度の範囲
で回動駆動される。しかも載置台81が図7の実線で示
す原位置にあるときには、該載置台81の嵌合載置部9
1および載置板部92は、パレット昇降手段25におけ
る受け台30F の両支持腕43,43とはずれた位置に
あり、載置台81が原位置にある状態で、前記受け台3
0F が下部受渡し位置PB に降下してきたときに、受け
台30F が嵌合載置部91および載置板部92よりも下
方に降下することにより、受け台30F上のパレット2
2F が載置台31上に移載されることになる。また載置
台31上にあるパレット22F を受け台30F に移載す
る際には、上述とは逆に、受け台30F を嵌合載置部9
1および載置板部92よりも下方位置にもたらし、その
状態で受け台30F を上昇させればよい。
【0034】後側ドア反転部27R は、上述の前側ドア
反転部27F と同様にして、パレット昇降手段25にお
ける受け台30R との間でのパレット22R の授受が可
能であるとともに、パレット22R の鉛直軸線まわりの
180度の回動が可能である。
反転部27F と同様にして、パレット昇降手段25にお
ける受け台30R との間でのパレット22R の授受が可
能であるとともに、パレット22R の鉛直軸線まわりの
180度の回動が可能である。
【0035】取外しステーションST におけるドア受け
渡し装置14T は、反転手段27を有しないことを除い
て、ドア受渡し装置14I と基本的に同一の構成を有す
るものであり、車体搬送装置BC上の車体Bから取外さ
れたドアDFL,DFR;DRL,DRRがその内面を内向きに
した状態のまま、ドア受渡し装置14T によってドア搬
送装置DCに受け渡される。
渡し装置14T は、反転手段27を有しないことを除い
て、ドア受渡し装置14I と基本的に同一の構成を有す
るものであり、車体搬送装置BC上の車体Bから取外さ
れたドアDFL,DFR;DRL,DRRがその内面を内向きに
した状態のまま、ドア受渡し装置14T によってドア搬
送装置DCに受け渡される。
【0036】次にこの実施例の作用について説明する
と、ドア搬送装置DCにより取外しステーションST に
空の状態でもたらされた左右一対ずつのパレット2
2F ,22 R は、ドア受渡し装置14T におけるパレッ
ト積卸し手段26により両昇降機構52の支持突部66
a,66a上に位置決め移載される。次いでパレット積
卸し手段26は、両パレット22F ,22R を上部受渡
し位置PA に搬送し、この上部受渡し位置PA でパレッ
ト昇降手段25の両受け台30F ,30R 上にパレット
22F ,22R が移載され、パレット昇降手段25は両
パレット22F ,22 R を下部受渡し位置PB に搬送す
る。
と、ドア搬送装置DCにより取外しステーションST に
空の状態でもたらされた左右一対ずつのパレット2
2F ,22 R は、ドア受渡し装置14T におけるパレッ
ト積卸し手段26により両昇降機構52の支持突部66
a,66a上に位置決め移載される。次いでパレット積
卸し手段26は、両パレット22F ,22R を上部受渡
し位置PA に搬送し、この上部受渡し位置PA でパレッ
ト昇降手段25の両受け台30F ,30R 上にパレット
22F ,22R が移載され、パレット昇降手段25は両
パレット22F ,22 R を下部受渡し位置PB に搬送す
る。
【0037】而して車体搬送装置BCにより取外しステ
ーションST にもたらされた車体Bから左右両側のドア
DFL,DFR;DRL,DRRが作業員によりそれぞれ取外さ
れ、取外されたドアDFL,DFR;DRL,DRRは、下部受
渡し位置PB で待機しているパレット22F ,22R 上
に外面を外向きにした姿勢でそれぞれ位置決め載置され
る。
ーションST にもたらされた車体Bから左右両側のドア
DFL,DFR;DRL,DRRが作業員によりそれぞれ取外さ
れ、取外されたドアDFL,DFR;DRL,DRRは、下部受
渡し位置PB で待機しているパレット22F ,22R 上
に外面を外向きにした姿勢でそれぞれ位置決め載置され
る。
【0038】その後、ドアDFL,DFR;DRL,DRRを載
置した状態のパレット22F ,22 R は、パレット昇降
手段25により上部受渡し位置PA に移動せしめられ、
この上部受渡し位置PA で受け台30F ,30R からパ
レット積卸し手段26の両昇降機構52における支持突
部66a,66a上にパレット22F ,22R が位置決
め移載される。而してパレット積卸し手段26は、両パ
レット22F ,22Rをドア搬送装置DCまで搬送した
後に、ドア搬送装置DCの両ハンガ17,17上にパレ
ット22F ,22R を位置決め載置する。そこで、ドア
搬送装置DCは、外面を外向きにした姿勢のドアDFL,
DFR;DRL,DRRを載せたパレット22 F ,22R をド
ア艤装ライン16に搬送することになる。
置した状態のパレット22F ,22 R は、パレット昇降
手段25により上部受渡し位置PA に移動せしめられ、
この上部受渡し位置PA で受け台30F ,30R からパ
レット積卸し手段26の両昇降機構52における支持突
部66a,66a上にパレット22F ,22R が位置決
め移載される。而してパレット積卸し手段26は、両パ
レット22F ,22Rをドア搬送装置DCまで搬送した
後に、ドア搬送装置DCの両ハンガ17,17上にパレ
ット22F ,22R を位置決め載置する。そこで、ドア
搬送装置DCは、外面を外向きにした姿勢のドアDFL,
DFR;DRL,DRRを載せたパレット22 F ,22R をド
ア艤装ライン16に搬送することになる。
【0039】一方、取付けステーションSI では、艤装
完了後に内面が外向きとなった姿勢のドアDFL,DFR;
DRL,DRRを載せて搬送されて来たパレット22F ,2
2Fが、ドア搬送装置DCからパレット積卸し手段2
6,26およびパレット昇降手段25,25を介して下
部受け渡し位置PB の反転手段27上に移載され、該反
転手段27によりパレット22F ,22R を180度反
転させることにより、内面を内向きとしたドアDFL,D
FR;DRL,DRRが車体搬送装置BCの両側にもたらされ
る。而して艤装完了後の車体Bに、内面を内向き、すな
わち車体Bへの取付け姿勢とした艤装完了後のドア
DFL,DFR;DRL,DRRが作業員によりそれぞれ取付け
られることになる。また、ドアDFL,DFR;DRL,DRR
の車体Bへの取付けにより空になったパレット22F ,
22R は、反転手段27からパレット昇降手段25およ
びパレット積卸し手段26を経て、ドア搬送装置DCへ
と戻される。
完了後に内面が外向きとなった姿勢のドアDFL,DFR;
DRL,DRRを載せて搬送されて来たパレット22F ,2
2Fが、ドア搬送装置DCからパレット積卸し手段2
6,26およびパレット昇降手段25,25を介して下
部受け渡し位置PB の反転手段27上に移載され、該反
転手段27によりパレット22F ,22R を180度反
転させることにより、内面を内向きとしたドアDFL,D
FR;DRL,DRRが車体搬送装置BCの両側にもたらされ
る。而して艤装完了後の車体Bに、内面を内向き、すな
わち車体Bへの取付け姿勢とした艤装完了後のドア
DFL,DFR;DRL,DRRが作業員によりそれぞれ取付け
られることになる。また、ドアDFL,DFR;DRL,DRR
の車体Bへの取付けにより空になったパレット22F ,
22R は、反転手段27からパレット昇降手段25およ
びパレット積卸し手段26を経て、ドア搬送装置DCへ
と戻される。
【0040】このようにドア受渡し装置14I は、パレ
ット昇降手段25とドア搬送装置DCとの間では、パレ
ット積卸し手段26によりパレット22F ,22R の授
受を行なうようにし、車体搬送装置BCおよびドア搬送
装置DCの両側に配設されたパレット昇降手段25,2
5によりドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパレッ
ト22F ,22R を下降させ、降下させたパレット22
F ,22R を反転手段27で180度反転させるように
したので、ハンガをドア搬送装置から受け渡し搬送手段
に降下させる降下手段と、受け渡し搬送手段からドア搬
送装置にハンガを上昇せしめる上昇手段と、降下手段お
よび上昇手段間にわたる受渡し搬送手段と、受け渡し搬
送手段の途中に配設される反転手段とを必要とした特開
平1−317881号公報の従来技術に比べると、装置
の小型化が可能となるとともに、省スペース化を図るこ
とができる。
ット昇降手段25とドア搬送装置DCとの間では、パレ
ット積卸し手段26によりパレット22F ,22R の授
受を行なうようにし、車体搬送装置BCおよびドア搬送
装置DCの両側に配設されたパレット昇降手段25,2
5によりドアDFL,DFR;DRL,DRRを載置したパレッ
ト22F ,22R を下降させ、降下させたパレット22
F ,22R を反転手段27で180度反転させるように
したので、ハンガをドア搬送装置から受け渡し搬送手段
に降下させる降下手段と、受け渡し搬送手段からドア搬
送装置にハンガを上昇せしめる上昇手段と、降下手段お
よび上昇手段間にわたる受渡し搬送手段と、受け渡し搬
送手段の途中に配設される反転手段とを必要とした特開
平1−317881号公報の従来技術に比べると、装置
の小型化が可能となるとともに、省スペース化を図るこ
とができる。
【0041】またパレット昇降手段25は、その両受け
台30F ,30R を車体搬送装置BCおよびドア搬送装
置DCに対して近接、離反すべく水平方向に進退自在と
しているので、下部受渡し位置PB および上部受渡し位
置PA 間にカバー49等の障害物があったとしても、昇
降台29の昇降作動と併せて両位置PB ,PA 間でのパ
レット22F ,22R の移動が容易となる。
台30F ,30R を車体搬送装置BCおよびドア搬送装
置DCに対して近接、離反すべく水平方向に進退自在と
しているので、下部受渡し位置PB および上部受渡し位
置PA 間にカバー49等の障害物があったとしても、昇
降台29の昇降作動と併せて両位置PB ,PA 間でのパ
レット22F ,22R の移動が容易となる。
【0042】さらに上部受渡し位置PA と、案内柱28
との間には、パレット22F ,22 R を貯蔵する貯蔵手
段71が設けられているので、ドア搬送装置DCによる
パレット22F ,22R の搬送、ならびに車体搬送装置
BCによる車体Bの搬送が何らかの理由により同期しな
くなったときに、パレット22F ,22R を一時的に貯
蔵しておくことにより、車体搬送装置BCおよびドア搬
送装置DC間でのドアDFL,DFR;DRL,DRRの受渡し
タイミングを調整することができる。
との間には、パレット22F ,22 R を貯蔵する貯蔵手
段71が設けられているので、ドア搬送装置DCによる
パレット22F ,22R の搬送、ならびに車体搬送装置
BCによる車体Bの搬送が何らかの理由により同期しな
くなったときに、パレット22F ,22R を一時的に貯
蔵しておくことにより、車体搬送装置BCおよびドア搬
送装置DC間でのドアDFL,DFR;DRL,DRRの受渡し
タイミングを調整することができる。
【0043】以上の実施例では、艤装完了後のドア
DFL,DFR;DRL,DRRを車体搬送装置BC上の車体B
に取付ける直前に180度反転させるようにしたが、取
外しステーションST におけるドア受渡し装置14T に
反転手段27を配設し、車体搬送装置B上の車体Bから
取外した直後にドアDFL,DFR;DRL,DRRを180度
反転させるようにしてもよい。
DFL,DFR;DRL,DRRを車体搬送装置BC上の車体B
に取付ける直前に180度反転させるようにしたが、取
外しステーションST におけるドア受渡し装置14T に
反転手段27を配設し、車体搬送装置B上の車体Bから
取外した直後にドアDFL,DFR;DRL,DRRを180度
反転させるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、車体搬送装置およびドア搬送装置の両側には、ドア
を載置可能なパレットを車体搬送装置の側方に設定され
る下部受け渡し位置とドア搬送装置の側方に設定される
上部受け渡し位置との間で移動せしめるパレット昇降手
段がそれぞれ配設され、ドア搬送装置および前記上部受
渡し位置間には、ドア搬送装置および前記パレット昇降
手段間でのパレットの授受を可能に構成されたパレット
積卸し手段がそれぞれ配設され、下部受渡し位置には、
前記パレット昇降手段との間でのパレットの授受が可能
であって該パレットを鉛直軸線まわりに180度回動可
能な反転手段がそれぞれ配設されるので、ドアの反転を
可能としてドア搬送装置および車体搬送装置間でドアを
受渡すための装置の小型化および省スペース化を図るこ
とが可能となる。
ば、車体搬送装置およびドア搬送装置の両側には、ドア
を載置可能なパレットを車体搬送装置の側方に設定され
る下部受け渡し位置とドア搬送装置の側方に設定される
上部受け渡し位置との間で移動せしめるパレット昇降手
段がそれぞれ配設され、ドア搬送装置および前記上部受
渡し位置間には、ドア搬送装置および前記パレット昇降
手段間でのパレットの授受を可能に構成されたパレット
積卸し手段がそれぞれ配設され、下部受渡し位置には、
前記パレット昇降手段との間でのパレットの授受が可能
であって該パレットを鉛直軸線まわりに180度回動可
能な反転手段がそれぞれ配設されるので、ドアの反転を
可能としてドア搬送装置および車体搬送装置間でドアを
受渡すための装置の小型化および省スペース化を図るこ
とが可能となる。
【0045】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、パレット昇降手段は、車体搬
送装置の側方に立設された案内柱に昇降可能に支承され
る昇降台に、パレットを載置し得る受け台が車体搬送装
置およびドア搬送装置に対して近接、離反すべく水平方
向の進退自在に配設されて成るので、下部受渡し位置お
よび上部受渡し位置間に障害物があったとしてもパレッ
トの移動が容易となる。
1の特徴の構成に加えて、パレット昇降手段は、車体搬
送装置の側方に立設された案内柱に昇降可能に支承され
る昇降台に、パレットを載置し得る受け台が車体搬送装
置およびドア搬送装置に対して近接、離反すべく水平方
向の進退自在に配設されて成るので、下部受渡し位置お
よび上部受渡し位置間に障害物があったとしてもパレッ
トの移動が容易となる。
【図1】本発明の一実施例の車両組立ラインの一部を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿うドア受渡し装置の縦断正
面図である。
面図である。
【図3】図2の3−3線拡大断面図である。
【図4】図3の4矢視方向から見た縦断正面図である。
【図5】図2の5−5線拡大断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図2の7矢視拡大平面図である。
【図8】図7の8矢視正面図である。
【図9】図7の9矢視側面図である。
【図10】図8の10−10線拡大断面図である。
14I ・・・・・・ドア受渡し装置 22F ,22R ・・・パレット 25・・・・・・パレット昇降手段 26・・・・・・パレット積卸し手段 27・・・・・・反転手段 28・・・・・・案内柱 29・・・・・・昇降台 30F ,30R ・・・受け台 B・・・・・・車体 BC・・・・・・車体搬送装置 DC・・・・・・ドア搬送装置 DFL,DFR,DRL,DRR・・・ドア PA ・・・・・・上部受渡し位置 PB ・・・・・・下部受渡し位置
Claims (2)
- 【請求項1】 車体(B)を搬送する車体搬送装置(B
C)と、車体搬送装置(BC)の上方に平行に配設され
るドア搬送装置(DC)との間で、車体(B)両側のド
ア(DFL,DRL;DFR,DRR)を受渡すための車体搬送
装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置において、
車体搬送装置(BC)およびドア搬送装置(DC)の両
側には、ドア(DFL,DFR;DRL,DRR)を載置可能な
パレット(22F ,22R )を車体搬送装置(BC)の
側方に設定される下部受け渡し位置(PB )とドア搬送
装置(DC)の側方に設定される上部受け渡し位置(P
A )との間で移動せしめるパレット昇降手段(25)が
それぞれ配設され、ドア搬送装置(DC)および前記上
部受渡し位置(PA )間には、ドア搬送装置(DC)お
よび前記パレット昇降手段(25)間でのパレット(2
2F ,22R )の授受を可能に構成されたパレット積卸
し手段(26)がそれぞれ配設され、下部受渡し位置
(PB )には、前記パレット昇降手段(25)との間で
のパレット(22F ,22R )の授受が可能であって該
パレット(22F ,22R )を鉛直軸線まわりに180
度回動可能な反転手段(27)がそれぞれ配設されるこ
とを特徴とする車体搬送装置およびドア搬送装置間のド
ア受渡し装置。 - 【請求項2】 パレット昇降手段(25)は、車体搬送
装置(BC)の側方に立設された案内柱(28)に昇降
可能に支承される昇降台(29)に、パレット(2
2F ,22R )を載置し得る受け台(30F ,30R )
が車体搬送装置(BC)およびドア搬送装置(DC)に
対して近接、離反すべく水平方向の進退自在に配設され
て成ることを特徴とする請求項1記載の車体搬送装置お
よびドア搬送装置間のドア受渡し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016577A JP3069984B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016577A JP3069984B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213245A true JPH05213245A (ja) | 1993-08-24 |
JP3069984B2 JP3069984B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=11920147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016577A Expired - Fee Related JP3069984B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069984B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009111980A1 (zh) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | 深圳信隆实业股份有限公司 | 自行车连接管结构 |
JP2015127073A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 組立システム |
JP2019025581A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | ダイハツ工業株式会社 | ロボットの校正システム |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016577A patent/JP3069984B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009111980A1 (zh) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | 深圳信隆实业股份有限公司 | 自行车连接管结构 |
JP2015127073A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 組立システム |
JP2019025581A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | ダイハツ工業株式会社 | ロボットの校正システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3069984B2 (ja) | 2000-07-24 |
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