JPH0520774B2 - - Google Patents

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JPH0520774B2
JPH0520774B2 JP60248271A JP24827185A JPH0520774B2 JP H0520774 B2 JPH0520774 B2 JP H0520774B2 JP 60248271 A JP60248271 A JP 60248271A JP 24827185 A JP24827185 A JP 24827185A JP H0520774 B2 JPH0520774 B2 JP H0520774B2
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JP
Japan
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value
clock
time
instruction
register
Prior art date
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JP60248271A
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JPS62107341A (ja
Inventor
Saburo Kaneda
Kazuaki Murakami
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication of JPS62107341A publication Critical patent/JPS62107341A/ja
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 仮想計算機におけるクロツクの制御方式であ
る。仮想計算機で、クロツクの時刻を仮想の時刻
に設定して処理する場合に、計算機の実際のクロ
ツクを設定することなく、設定時刻と実時刻の差
を所定のレジスタに保持する。仮想計算機による
クロツクの読み取り、クロツクコンパレータの設
定及び読み取り等の命令実行においては、実クロ
ツク及びクロツクコンパレータの値を、該レジス
タの値で補正した値を授受する。この構成によ
り、複数の仮想計算機が、それぞれ個別の時刻を
持つて処理を行うようにすることができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機システムの、仮想計算機にお
けるクロツクの制御方式に関する。
計算機において、別の1以上の仮想的な計算機
システム、いわゆる仮想計算機を制御する方式は
よく知られている。
その場合に、複数の各仮想計算機は、実計算機
の仮想計算機制御用のモニタプログラム(以下に
おいて、VMモニタという)の制御下にあり、
VMモニタによつて制御を渡された仮想計算機
が、実計算機の中央処理装置で実行される。
仮想計算機の利用が広まると共に、このような
複数の仮想計算機が、各々個別の仮想の時刻を設
定して、それらの時刻に従つて処理をする要求が
生じてきた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
第2図は、計算機システムの一構成例を示すブ
ロツク図である。
中央処理装置1は主記憶装置2上のVMモニタ
3のプログラムを実行して、仮想計算機ごとに割
り当てた仮想計算機領域4にあるプログラムに制
御を渡すことにより、、仮想計算機を稼動する。
中央処理装置1には、実時刻を表示する目的の
時計機能を有するクロツク5が設けられる。この
クロツク5は、例えば64ビツトの正整数値として
時刻値を保持し、クロツク制御部13の制御によ
り、所定の命令(例えばSCK命令)によつて、
該命令のオペランドとして指定される時刻値を信
号線9からセツトされると、一定の間隔(例え
ば、、最下位ビツトを1/212マイクロ秒ごとに更
新するのに相当する適当な間隔)で時刻増分値を
加算することにより、常に現時刻値を保持する。
この時刻値は、他の命令(例えばSTCK命令)
によつて信号線10を経て読み取られ、主記憶の
指定領域に格納することができる。
又、クロツク5は、クロツクコンパレータ(以
下において、CKCという)6に設定されている
値と、比較器7によつて常時比較され、比較器7
でクロツク5の値がCKC6に正整数値として保
持する値を越えたことが検出されると、出力信号
線8に割込信号を発生することにより、いわゆる
クロツクコンパレータ割込が要求される。
CKC6は、例えば、SCKC命令によつて、該命
令のオペランドとして指定される値が信号線11
から設定され、STCKC命令によつて、CKC6に
保持されている値を信号線12を経て読み取り、
指定の主記憶領域に格納することができる。
クロツク5及びCKC6は、中央処理装置1に
1組設けられ、複数のプログラムで共用される。
そのために、通常は前記SCK、SCKC、STCKC
命令は、いわゆる特権命令とされ、クロツク5及
びCKC6をシステムの管理プログラムによつて、
集中的に制御するようにしている。
このような計算機システムで、複数の仮想計算
機を実行する場合において、各仮想計算機が個別
の仮想時刻を使用する要求があつても、それに応
じて、、各仮想計算機に制御が渡るときにクロツ
ク5の値を入れ換えていたのでは、実時刻の保持
が困難になる等の支障が生じるために、そのよう
な使用は行われず、すべての仮想計算機に共通な
時刻を使用せざるを得ないという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロツク図であ
る。
図において、20は補正値レジスタ、21は補
正値レジスタに設定する値を算出する減算回路、
23はクロツク5の読み取り値を補正する加算回
路、24,25はそれぞれCKC6の設定値及び
読み取り値を補正する減算回路及び加算回路であ
る。
〔作用〕
VM状態レジスタ30は、仮想計算機に制御が
渡るとき、VMモニタ3によりオンにセツトされ
るものとする。
クロツク5に時刻値を設定するSCK命令が、
VM状態レジスタ30がオンのとき、即ち仮想計
算機で実行される場合には、クロツク制御部31
の制御によつて、クロツク5への時刻値の設定は
阻止され、信号線32に送出される命令オペラン
ドの値と、クロツク5の時刻値の差が減算回路2
1で得られ、結果が補正値レジスタ20に設定さ
れる。
クロツク5の時刻値の読み取りは、信号線10
からでなく、信号線10の値を加算回路23を経
て補正レジスタ20の値により補正して信号線3
3に出力される値を使用する。
CKC6への設定値は、信号線34に出力され
るSCKC命令のオペランド値を、減算回路24を
経て補正値レジスタ20の値で補正して得る。
CKC6の値の読み取り値は、加算回路25を
経て、補正値レジスタ20の値で補正して信号線
35に出力される。
以上の構成により、クロツク5の値を共通の実
時刻に保持したまゝ、補正値レジスタ20にセツ
トされる個別の補正値によつて、各仮想計算機個
別の時刻を使用することが可能になる。
〔実施例〕
第1図において、中央処理装置1のクロツク
5、CKC6、比較器7等は、前記従来の場合と
同様に動作する。
VM状態レジスタ30は、仮想計算機に制御が
渡るとき、VMモニタ3によりオンにセツトされ
るものとする。
VM状態レジスタ30がオフの場合には、SCK
命令は従来と同様に実行されて、命令のオペラン
ドとして指定される時刻値が、信号線9を経てク
ロツク5に設定される。
VM状態レジスタ30がオンのとき、即ち仮想
計算機の実行の中で、SCK命令が発行されると、
クロツク制御部31の制御によつて、クロツク5
への時刻値の設定は阻止され、信号線32に送出
される、命令で指定された時刻設定値から、クロ
ツク5に保持されるその時の時刻値を減じた差
が、減算回路21で計算され、その結果が補正値
として補正値レジスタ20に設定される。
その後、前記STCK命令が実行されると、信号
線10に出力されるクロツク5の時刻値に、補正
レジスタ20の値を加算回路23で加算し、その
和を現時刻値として信号線33に出力し、クロツ
ク制御部31は、これを命令のオペランドアドレ
スで指定する主記憶領域に格納する。
以上の構成により、仮想計算機が指定する時刻
値は、実際にクロツク5の値を変更することな
く、補正値として補正値レジスタ20に保持さ
れ、従つて、補正値レジスタ20の値を各仮想計
算機ごとに保存し、仮想計算機に制御が渡るとき
に、保存した値を信号線40を経て補正値レジス
タ20にロードすることにより、各仮想計算機は
個別の時刻を持つことができる。
SCKC命令によつて、CKC6に値を設定する場
合には、命令のオペランドとして指定される設定
値が信号線34に出力され、減算回路24で信号
線34の値から補正値レジスタ20の値を減じた
値が計算され、その結果がCKC6に設定される。
従つて、SCKC命令を実行する仮想計算機の仮
想の時刻と、CKCに設定しようとする仮想の時
刻との差が、クロツク5とCKC6との間に維持
され、所要の予定した経過時間において割込を発
生させることが可能になる。
こゝで、信号線34で与えられる時刻値が、補
正値レジスタ20に保持される値より小さい場合
には、減算回路24における減算の結果、いわゆ
る借り(ボロウ)が発生し、CKC6に設定され
る2の補数形式の出力値は、大きな正整数値とし
て処理されることになる。
そこで、フラグ41にボロウを保持し、ボロウ
が発生した場合には、、直ちに割込要求信号を発
生させる。
STCKC命令による、CKC6の値の読み取り値
は、加算回路25を経て、補正値レジスタ20の
値で補正して信号線35に出力されるので、主記
憶装置に格納される値は仮想の設定値に回復され
ていることになる。
仮想計算機以外のプログラムの実行において
は、補正値レジスタ20の値を“0”に設定する
(補正値を“0”にする)ことにより、STCK命
令、SCKC命令及びSTCKC命令が前記説明のよ
うに実行されても、従来と同様の実行結果を得る
ことは明らかである。
以上の構成により、クロツク5の値を共通の実
時刻に保持したまま、補正値レジスタ20にセツ
トされる個別の補正値によつて、各仮想計算機個
別の時刻を使用することが可能になる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、計算機システムにおいて、仮想計算機ごとに
個別の時計を利用することが可能になるので、仮
想計算機使用上の融通性の増大、機能の向上をも
たらすという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例構成ブロツク図、第2
図は従来の一構成例ブロツク図である。 図において、1は中央処理装置、2は主記憶装
置、3はVMモニタ、4は仮想計算機領域、5は
クロツク、6はCKC、7は比較器、13,31
はクロツク制御部、20は補正値レジスタ、2
1,24は減算回路、23,25は加算回路を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仮想計算機4及び該仮想計算機を制御するモ
    ニタプログラム3を実行し、、クロツク5及び該
    クロツクの時刻値と設定値との比較結果を出力す
    るクロツクコンパレータ6,7,8を有する計算
    機1,2において、補正値算出手段21,30,
    31と、レジスタ20と、補正手段23〜25と
    を設け、 該補正値算出手段21,30,31は、該仮想
    計算機が該クロツク5に時刻値を設定する命令を
    実行する場合に、該クロツクに対し該設定を阻止
    して現時刻値を継続させ、該命令で指定される時
    刻設定値と、該クロツクが該命令発行時に保持す
    る時刻値との差を求めて、該レジスタ20に保持
    し、 該補正手段23〜25は、該仮想計算機が、該
    クロツク及びクロツクコンパレータの保持する値
    を読み出す命令、及び該クロツクコンパレータに
    時刻値を設定する命令を実行する場合に、該命令
    で読み取り及び書き込まれる時刻値を、該レジス
    タ20に保持する値によつて補正するように構成
    されていることを特徴とするクロツク制御方式。
JP60248271A 1985-11-06 1985-11-06 クロツク制御方式 Granted JPS62107341A (ja)

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JP60248271A JPS62107341A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 クロツク制御方式

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JPS62107341A JPS62107341A (ja) 1987-05-18
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Families Citing this family (4)

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JPH0644237B2 (ja) * 1986-04-09 1994-06-08 株式会社日立製作所 仮想計算機システムのタイマ制御方法
US8472158B2 (en) 2009-09-04 2013-06-25 Cyntec Co., Ltd. Protective device
US9025295B2 (en) 2009-09-04 2015-05-05 Cyntec Co., Ltd. Protective device and protective module
WO2012093490A1 (ja) * 2011-01-07 2012-07-12 富士通株式会社 情報処理装置、時刻制御方法および時刻制御プログラム

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JPS5987552A (ja) * 1982-11-10 1984-05-21 Fujitsu Ltd タイマ処理方式
JPS60140437A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Hitachi Ltd 仮想計算機システムタイマ制御方式

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