JPH05207699A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH05207699A
JPH05207699A JP896092A JP896092A JPH05207699A JP H05207699 A JPH05207699 A JP H05207699A JP 896092 A JP896092 A JP 896092A JP 896092 A JP896092 A JP 896092A JP H05207699 A JPH05207699 A JP H05207699A
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JP
Japan
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air guide
volute chamber
impeller
bracket
rotor
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JP896092A
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Takeshi Tokuda
剛 徳田
Sadahiro Shimada
定廣 嶋田
Nobuhiro Hayashi
信弘 林
Kenji Kato
賢二 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアガイドの最大外径でボリュート室の空間
を最大限に大きくすることにより性能の向上を図る。 【構成】 エアガイド29の外周にインペラ30と対向
して複数のトング壁32によって形成したボリュート室
33を設け、前記ボリュート室33の終端の位置を金型
のパーティングPと一致させた。このため従来のエアガ
イドの最大外径のものと比し、ボリュート室33の空間
が大きくとれ空気の流れを滑らかにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に使用され
る電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動送風機は図4に示す
ような構成が一般的であった。
【0003】すなわち、モーター1はローター2の負荷
側ベアリング3を保持するエアガイド4と、反負荷側ベ
アリング5と、ステーター6を保持するブラケット7に
より外郭を形成し、エアガイド4側へ回転するシャフト
8が突出し、ここにナット9にてインペラ10が固着さ
れていた。そしてインペラ10の前方にはケーシング1
1が覆って、ケーシング11の中央部にはインペラ10
の吸い込み口10aに対向して吸気口11aが開口して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、図に示すような位置に金型のパーテ
ィングラインPがあったため、エアガイド4の最外径よ
りも小さな外径Dの位置で複数のボリュート室12が形
成されることになるので、ボリュート室12の幅a寸法
が小さめになってしまい性能の低下を招いていた。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、エ
アガイドの最外径の位置でボリュート室を形成すること
により、性能の良い電動送風気を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ローターとともに回転するインペラと、イ
ンペラの上部を覆うケーシングと、前記ローターの負荷
側に固定されたベアリングを保持する合成樹脂で形成し
たブランケットAと、前記ブラケットAと固定したエア
ガイドと、前記ローターの反負荷側に固定されたベアリ
ングを保持する合成樹脂で形成したブラレットBとを具
備し、前記エアガイドの外周にインペラと対向して複数
のトング壁によって形成したボリュート室を設け、前記
ボリュート室の終端の位置を金型のパーティングライン
としたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、エアガイドに形
成したボリュート室の終端を金型のパーティングにする
ことにより、エアガイドの最外周でボリュート室を広く
とれるので空気の流れが良くなり性能の向上が図れるも
のである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
に基づき説明する。
【0009】図2において、21は電動送風機本体(以
下本体と略す)で、この本体21内には、シャフト22
の両側にベアリング23が圧入されたローター24が、
合成樹脂で形成したブラケットA25とブラケットB2
6によって保持されている。ブラケットB26は略円筒
形で、中央部でステーター27を保持するとともに、そ
の下方でブラシホルダー28を保持し、また、排気口2
6aが開口している。ブラケットA25にはエアガイド
29が固定されている。ローター24の負荷側にはエア
ガイド29を貫通してシャフト22が突出し、そこにイ
ンペラ30が固定され、ローター24とともに高速(略
36000rpm)で回転する。またインペラ30の上
方をケーシング31が覆い、その中央部にインペラ30
の吸い込み口30aに対向して吸気口31aが開口して
いる。
【0010】図1,図3に示すように、エアガイド29
には複数のトング壁32で形成したボリュート室33が
設けられており、このエアガイド29は合成樹脂で形成
されて、金型のパーティングPはボリュート室33の終
端に一致させている。
【0011】上記構成において、ローター24とともに
インペラ30が高速で回転すると、インペラ30の吸い
込み口30aより空気が吸い込まれ、インペラ30外周
より排出される。排出された空気は、エアガイド29の
複数のトング壁32で形成されたボリュート室33内に
流入し、徐々に動圧から静圧に変化されてエアガイド2
9の裏側へ導かれ、ブラケットB26内に入り、ロータ
ー24とステーター27を冷却した後、ブラケットB2
6に形成された排気口26aより排出される。
【0012】この場合、エアガイド29に形成されたボ
リュート室33の終端と金型のパーティングPとを一致
させているので(図1参照)、この部分が最大外径とな
りボリュート室33の幅A寸法が最も大きくとれること
となる。したがって、エアガイド29の最大外径が同じ
である場合、空間が最も大きくとれ、空気の流れを滑ら
かに流すことができ、性能の向上を図ることができるも
のである。また図1からも解るようにケーシング31と
ブラケットB26との嵌合も隙間を生ぜずに構成でき、
より性能の向上が図れるものである。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電動送風機によれば、エアガイドに形成したボリュート
室の終端とパーティングとを一致させることにより、ボ
リュート室の空間を最大限大きくとれるので性能の向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電動送風機の要部拡大断面
【図2】同電動送風機の断面図
【図3】同電動送風機のエアガイドの平面図
【図4】従来の電動送風機の半断面図
【符号の説明】
23 ベアリング 24 ローター 25 ブラケットA 26 ブラケットB 29 エアガイド 30 インペラ 31 ケーシング 32 トング壁 33 ボリュート室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 賢二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローターとともに回転するインペラと、こ
    のインペラの上部を覆うケーシングと、前記ローターの
    負荷側に固定されたベアリングを保持する合成樹脂で形
    成したブラケットAと、前記ブラケットAと固定したエ
    アガイドと、前記ローターの反負荷側に固定されたベア
    リングを保持する合成樹脂で形成したブラケットBとを
    具備し、前記エアガイドの外周に前記インペラと対向し
    て複数のトング壁によって形成したボリュート室を設
    け、このボリュート室の終端の位置を金型のパーティン
    グラインとした電動送風機。
JP00896092A 1992-01-22 1992-01-22 電動送風機 Expired - Fee Related JP3149499B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255451A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Panasonic Corp 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機
JP2014141947A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Panasonic Corp 電動送風機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010255451A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Panasonic Corp 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機
JP2014141947A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Panasonic Corp 電動送風機

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