JP3738472B2 - 電動送風機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動送風機を、図9〜図11を用いて説明する。
【0003】
すなわちモ−タ1は樹脂で形成されたエアーガイド2と、樹脂で形成されたブラケット3により外郭を形成し、ブラケット3内にはステーター4が固定されており、前記エアーガド2に形成された複数個のボス5がステーター4の上部端面に当接してステーター4を固定していた。ローター6の負荷側に固定された軸受け7がエアーガイド2で、また、反負荷側に固定された軸受け8がブラケット3で固定されていた。
【0004】
前記ローター6を構成するシャフト9が、エアーガイド2より突き出ており、シャフト9と伴に回転するインペラ10と、それをケーシング11が覆っている。
【0005】
前記インペラ10は、傘型の曲面を形成したファンプレートマエ12とファンプレートウシロ13と複数個のファンブレード14とから構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電動送風機1においては、ローター6と共にインペラ10が高速で回転することにより空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気はエアーガイド2を通過して、ローター6とステーター4を冷却した後にモータ外へ排出される。ローター6の負荷側に固定された軸受け7を固定するエアーガイド2と、反負荷側に固定された軸受け8を固定するブラケット3を樹脂で形成することにより、充電部との絶縁距離を取る必要がなく小型化が図れ、また電装部品などとの複合化がしやすかった。
【0007】
しかし、ファンプレートマエと12ファンブレード14との接する部分に微小な隙間15が生じてインペラ10の性能を低下させる原因となっていた。また前記微小な隙間15を無くするには、部品の精度を上げる必要があったが製造上、非常に困難であった。
【0008】
本発明は、以上のような従来の課題を解決しようとするものであって、ファンブレード14の寸法精度が高くなくても、前記微小隙間15を簡単な方法で確実に無くする事ができ、インペラ10の性能向上が実現できることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の第1の手段は、ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記ファンブレードのファンプレートマエと接する端面に前記ファンプレートマエの曲面に添うような傾斜面を形成したものである。
【0010】
また、第2の手段は、ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記ファンブレードのファンプレートマエと接する端面に弾性体からなるブレードカバーを具備したものである。
【0011】
また、第3の手段は、ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記インペラを構成するファンプレートマエのファンブレードと接触する側に薄い弾性体からなるシートを具備したものである。
【0012】
【作用】
本発明の第1の手段によれば、ファンブレードの端面に傾斜部を形成することによって、ファンブレードとファンプレートの間に生じる微小な隙間を無くすることができ、性能向上が図れる。
【0013】
また、本発明の第2の手段によれば、ファンブレードのファンプレートマエと接する部分の端面に弾性体からなるブレードカバーを具備し、前記ブレードカバーをファンプレートマエの面に圧接させることによって、ファンブレードとファンプレートマエの間に生じる微小な隙間を無くして性能向上が図れる。
【0014】
また、本発明の第3の手段によれば、インペラを構成するファンプレートマエのファンブレードと接触する側に薄い弾性体からなるシートを具備し、前記シートをファンブレードの端面に圧接させることによって、ファンブレードとファンプレートマエの間に生じる微小な隙間を無くして性能向上が図れる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例について図1〜図4に基づき説明する。
【0016】
16は電動送風機本体で、この本体16内にはシャフト17の両側にベアリング18が圧入されたローター19が、エアーガイド20とブラケット21によって保持されている。ブラケット21は略円筒形で、その下方で排気口22が開口している。ローター19の負荷側には、エアーガイド20を貫通してシャフト17が突出し、そこにインペラ23が固定され、ローター19とともに高速(約36000rpm)で回転する。前記インペラ23の上方をケーシング24が覆い、その中央部にインペラ23の吸い込み口23aに対向して吸気口24aが開口している。
【0017】
また、前記インペラ23は、アルミ等の金属からなるファンプレートマエ25とファンプレートウシロ26と複数個のファンブレード27とから構成されている。前記ファンブレード27には、複数の爪部28を形成すると供に、ファンブレード27のファンプレートマエ25の面と当接する端面部に微小な凸部30を形成している。また、ファンプレートマエ25とファンプレートウシロ26には前記爪部28と対向して複数の角穴29が形成されている。
【0018】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0019】
ローター19とともにインペラ23が高速で回転すると、空気がケーシング24の吸気口24aとインペラ23の吸い込み口23aより吸い込まれ、吸い込まれた空気はインペラ23の外周より高速で排出され、排出された空気はエアーガイド20に導かれて真空圧が徐々に大気圧に変換されて行き、その後電動送風機本体16内のローター19を冷却した後、ブラケット21に形成された排気口22より排出される。
【0020】
この時ファンプレートマエ25とファンブレード27との間に隙間が生じると、隙間から空気が洩れてインペラ23の性能が低下するが、前記爪部28をかしめる時に、ファンブレード27端面に形成された微小な凸部30がファンプレートマエ25の面と当接して押し潰されることにより、隙間が埋められてなくなるので性能の向上が実現できる。
【0021】
また、第2の実施例について図5に基づき説明する。
【0022】
上記実施例と同一構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0023】
前記ファンブレード27のファンプレートマエ25の面と当接する端面部に、前記ファンプレートマエ25の曲面と添うように傾斜部31を形成することにより、ファンブレード27の寸法精度が悪くても隙間を生じることが無くインペラ23の性能向上が実現できる。
【0024】
次に第3の実施例について図6に基づき説明する。
【0025】
ファンブレード27のファンプレートマエ25の面と当接する端面部に、弾性体からなるブレードカバー32を具備することにより、前記爪部28をかしめた時に前記ブレードカバー32をファンプレートマエ25の面に圧接させることによって、ファンブレード27とファンプレートマエ25の間に生じる微小な隙間を無くして性能向上が図れる。
【0026】
なお他の構成は上記実施例と同一である。
【0027】
次に第4の実施例について図7に基づき説明する。
【0028】
インペラ23を構成するファンプレートマエ25のファンブレード27と接する側に薄い弾性体からなるシート33を具備している。前記爪部28をかしめた時にファンブレード27の端面が前記シート33と圧接するので、ファンブレード27とファンプレートマエ25の間に生じる微小な隙間を無くして性能向上が図れる。
【0029】
なお他の構成は上記実施例と同一である。
【0030】
次に第5の実施例について図8に基づき説明する。
【0031】
インペラ23を構成するファンプレートマエ25のファンブレード27と接する側に薄い弾性体からなるシート33を具備し、前記シート33はファンプレートマエ25に形成された複数個の角穴29を覆うように形成することによって、ファンブレード27とファンプレートマエ25の間に生じる微小な隙間を無くし、かつ角穴29と爪部28の間の微小隙間も無くすることができ、より性能向上が図れる。
【0032】
なお他の構成は上記実施例と同一である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ファンブレードとファンプレートマエの間に生じる微小な隙間を無くすることができるのでより性能向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す電動送風機の一部破断側面図
【図2】 同電動送風機のインペラの平面図
【図3】 同インペラに用いられたファンブレードの平面図
【図4】 同インペラの要部拡大断面で、図1のA−A断面図
【図5】 本発明の第2の実施例を示すインペラの要部拡大断面で、図1のA−A断面図
【図6】 本発明の第3の実施例を示すインペラの要部拡大断面で、図1のA−A断面図
【図7】 本発明の第4の実施例を示すインペラの断面図
【図8】 本発明の第5の実施例を示すインペラの断面図
【図9】 従来例を示す電動送風機の一部破断側面図
【図10】 同インペラの断面図
【図11】 同インペラの要部拡大断面図
【符号の説明】
16 電動送風機本体
19 ローター
23 インペラ
25 ファンプレートマエ
26 ファンプレートウシロ
27 ファンブレード
28 爪部
29 角穴
30 凸部
31 傾斜部
32 ブレードカバー
33 シート

Claims (3)

  1. ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記ファンブレードのファンプレートマエと接する端面に前記ファンプレートマエの曲面に添うような傾斜面を形成した電動送風機。
  2. ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記ファンブレードのファンプレートマエと接する端面に弾性体からなるブレードカバーを設けた電動送風機。
  3. ローターの負荷側に固定されたベアリングを保持するエアーガイドと、ローターの反負荷側に固定されたベアリングを保持するブラケットと、前記ローターを構成するシャフトに固定されたインペラと、前記インペラを覆うケーシングと、前記インペラはファンプレートマエとファンプレートウシロと複数のファンブレードとを備え、前記インペラを構成するファンプレートマエのファンブレードと接触する側に薄い弾性体からなるシートを具備した電動送風機。
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