JPH05296197A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

Info

Publication number
JPH05296197A
JPH05296197A JP9504692A JP9504692A JPH05296197A JP H05296197 A JPH05296197 A JP H05296197A JP 9504692 A JP9504692 A JP 9504692A JP 9504692 A JP9504692 A JP 9504692A JP H05296197 A JPH05296197 A JP H05296197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load side
side bracket
air guide
impeller
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9504692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kato
賢二 加藤
Takeshi Matsuno
武司 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9504692A priority Critical patent/JPH05296197A/ja
Publication of JPH05296197A publication Critical patent/JPH05296197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアーガイド10の略中央部と、負荷側ブラ
ケット5との嵌合部は、設計寸法上圧接気味にしてあっ
ても成形収縮等による変形により、隙間が生じどうして
もわずかな空気洩れが発生している。そのことにより、
性能低下が発生するという課題があった。本発明はこの
課題を解消し、特性の安定した品質の優れた電動送風機
を提供することを目的とする。 【構成】 エアーガイド20の略中央部にはインペラ1
1と反対方向に形成した弾性力のある凸部20aを負荷
ブラケット21へリング状に突出させ、負荷ブラケット
21には前記エアーガイド20の凸部20aに対向する
凹部21aに傾斜面21bを形成することにより確実に
エアーガイド20と負荷側ブラケット21とを密着させ
ることが可能となるので、成形時における形状の僅かな
変形から生じるエアーガイド20と負荷側ブラケット2
1との嵌合部の隙間からの空気洩れの防止が図れ、性能
の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機等に使用す
る電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電動送風機は、図1,図
4のような構造になっていた。
【0003】すなわち、1は整流子2を有する電機子
で、軸3の両端に軸受4が圧入され、この軸受4を樹脂
材料からなる負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット
6にて支持している。7はブラシ8を内蔵したブラシホ
ルダーであり、反負荷側ブラケット6にて保持されてい
る。9は界磁コアーである。10は、負荷側ブラケット
5と負荷であるインペラ11間に形成した樹脂材料から
なるエアーガイドである。インペラ11の上方には、ケ
ーシング12が覆っておりインペラ11の吸気口11a
と対応した吸気口12aを有している。インペラ11は
スペサー13、座金14及びナット15により軸3に固
定され軸3とともに回転する。
【0004】エアーガイド10は、ネジ(図示せず)等
にて負荷側ブラケット5に固定しており、負荷側ブラケ
ット5と反負荷側ブラケト6もネジ(図示せず)等にて
固定してある。
【0005】16は、ケーシング12の吸気口12aを
形成する樹脂材料等からなる吸気蓋であり、ケーシング
12へは溶着等で固定している。
【0006】インペラ11は、複数からなるブレード1
1aを前シュラウド11bと後シュラウド11c間に形
成している。
【0007】エアーガイド10の略中央部にはインペラ
11と反対方向に形成した弾性力のあるリップ10aと
凸部10bを負荷ブラケット5へリング状に突出させて
あり、負荷ブラケット5には前記エアーガイド10のリ
ップ10aと凸部10bに対向する壁面5aと凹部5b
が形成してある。また、10cは空気通路である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような電動送風機
の場合、通電によりインペラ11が回転を始め空気がケ
ーシング12を経てインペラ6から吸気されエアーガイ
ド10を通り電動送風機内部を通過したのち排気される
ようになる。近年、電気掃除機の吸い込み性能は飛躍的
に向上してきている背景には、インペラ11やエアーガ
イド10そして電動機の効率向上だけでなく電動送風機
の回転数や消費電力のアップでの対応もみられる。
【0009】すなわち、このような電動送風機の場合空
気の通路の役割を果たしているエアーガイド10には、
空気の乱流や洩れ等の発生を極力防止することが強く要
求される。
【0010】しかしながら、電動送風機性能の飛躍的な
向上により、ケーシング12、インペラ11、エアーガ
イド10等にかかる圧力は非常に高圧となっているため
に、空気洩れが発生しやすくなってきている。
【0011】特に、エアーガイド10の空気通路10c
以外の部位であるエアーガイド10の略中央部リッブ1
0aと凸部10bと、負荷側ブラケット5の壁面5aと
凹部5bとの嵌合部は、設計寸法上圧接気味にしてあっ
てもどうしてもわずかな空気洩れ(A)が発生してい
る。これは、樹脂材料からなるエアーガイド10と負荷
側ブラケット5は、成形に際し、ゲート位置や成形収縮
等により真円や平面にならず楕円状(5a−1や10a
−1の形状)や波状(5b−1や10B−1の形状)に
なってしまうためである。
【0012】そのことにより、性能低下が発生するとい
う課題があった。本発明はこの課題を解消し、特性の安
定した品質の優れた電動送風機を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、界磁と電機子と、電機子の軸
に圧入された軸受を保持する樹脂材料からなる負荷側ブ
ラケットと反負荷側ブラケットを有し、負荷であるイン
ペラと負荷側ブラケットとの間に樹脂材料からなるエア
ーガイドを形成し、インペラの上方をインペラ吸気口に
対応した吸気口を持つケーシングが覆い、エアーガイド
の略中央部にはインペラと反対方向に形成した弾性力の
ある凸部を負荷側ブラケットへリング状に突出させ、負
荷側ブラケットには前記エアーガイドの凸部に対向する
凹部に傾斜面を形成したものである。
【0014】第2の手段は、エアーガイドの略中央部に
形成した凸部の先端に断面がテーパー状の凸部を形成
し、そのテーパー状の凸部に対向して負荷側ブラケット
の凹部に断面がテーパー状の凹部を形成したものであ
る。
【0015】
【作用】上記本発明の第1の手段において、エアーガイ
ドの略中央部にはインペラと反対方向に形成した弾性力
のある凸部を負荷ブラケットへリング状に突出させ、負
荷ブラケットには前記エアーガイドの凸部に対向する凹
部に傾斜面を形成することにより確実にエアーガイドと
負荷側ブラケットとを密着させることが可能となるの
で、成形時における形状の僅かな変形から生じるエアー
ガイドと負荷側ブラケットとの嵌合部の隙間からのわず
かな空気洩れ防止が図れ、性能の向上が図れる。
【0016】第2の手段では、エアーガイドの略中央部
に形成した凸部の先端に断面がテーパー状の凸部を形成
し、そのテーパー状の凸部に対向して負荷側ブラケット
の凹部に断面がテーパー状の凹部を形成してあるので、
より確実にエアーガイドと負荷側ブラケットとを密着さ
せることが可能となり性能が一層向上するようになる。
【0017】
【実施例】以下、その実施例を添付図面を参照して説明
する。
【0018】図1〜図3において、1は整流子2を有す
る電機子で、軸3の両端に軸3の両端に軸受4が圧入さ
れ、この軸受4を樹脂材料からなる負荷側ブラケット2
1と反負荷側ブラケット6にて支持している。7はブラ
シ8を内蔵したブラシホルダーであり、反負荷側ブラケ
ト6にて保持されている。9は界磁コアーである。20
は、負荷側ブラケット21と負荷であるインペラ11間
に形成した樹脂材料からなるエアーガイドである。イン
ペラ11の上方には、ケーシング12が覆っておりイン
ペラ11の吸気口11aと対応した吸気口12aを有し
ている。インペラ11はスペサー13、座金14及びナ
ット15により軸3に固定され軸3とともに回転する。
【0019】エアーガイド20は、ネジ(図示せず)等
にて負荷側ブラケット5に固定しており、負荷側ブラケ
ット5と反負荷側ブラケト6もネジ(図示せず)等にて
固定してある。ー 16は、ケーシング12の吸気口1
2aを形成する樹脂材料等からなる吸気蓋であり、ケー
シング12へは溶着等で固定している。
【0020】インペラ11は、複数からなるブレード1
1aを前シュラウド11bと後シュラウド11c間に形
成している。
【0021】エアーガイド20の略中央部にはインペラ
11と反対方向に形成した弾性力のある凸部20aを負
荷ブラケット21へリング状に突出させ、負荷側ブラケ
ット21には前記エアーガイド20の凸部20aに対向
する凹部21aに傾斜面21bを形成してある。(イ)
はエアーガイド20の凸部20aと負荷側ブラケット2
1の傾斜面21bとの密着面である。20cは空気通路
である。
【0022】また、エアーガイド20の略中央部に形成
した凸部20aの先端に断面がテーパ状の凸部20bを
形成し、そのテーパー状の凸部20bに対向して負荷側
ブラケット21の凹部21aに断面がテーパー状の凹部
21cを形成したものである。
【0023】次に上記構成に於ける動作、作用について
説明する。通電によりインペラ11が回転を始め空気が
ケーシング12を経てインペラ11から吸気されエアー
ガイド20の空気通路20cを通り電動送風機内部を通
過したのち排気されるようになる。
【0024】近年、電気掃除機の吸い込み性能は飛躍的
に向上してきており、このような高性能を達成するため
には、電動送風機の場合、空気の通路の役割を果たして
いるエアーガイド20には、空気の乱流や洩れ等の発生
を極力防止すること等が強く要求される。
【0025】そのために、第1の構成では、エアーガイ
ド20の略中央部にはインペラ11と反対方向に形成し
た弾性力のある凸部20aを負荷ブラケット21へリン
グ状に突出させ、負荷側ブラケット21には前記エアー
ガイド20の凸部20aに対向する凹部21aに傾斜面
21bを形成してあるので、エアーガイド20の凸部2
0aと負荷側ブラケット21の傾斜面21bとの密着面
(イ)には、従来のようにラジアル方向、スラスト方向
だけの密着した力ではなく斜め方向の複合力fが働くこ
とになる。
【0026】このことは、成形時におけるエアーガイド
20と負荷側ブラケット21との形状の僅かなラジアル
方向の楕円状やスラスト方向の波状の変形があっても、
斜め方向に圧接密着させてあるために必ず密着すること
となる。
【0027】すなわち、エアーガイド20の略中央部
と、負荷側ブラケット21との嵌合部における空気流
(B)による空気洩れ防止が図れ、性能の向上が図れ
る。また、本実施例では、負荷側ブラケット21の傾斜
面21bをエアーガイド20の凸部20aの内周側に形
成したが外周側に形成しても同様である。
【0028】第2の構成では、エアーガイド20の略中
央部に形成した凸部20aの先端に断面がテーパー状の
凸部20bを形成し、そのテーパー状の凸部20bに対
向して負荷側ブラケット21の凹部21aに断面がテー
パー状の凹部21cを形成してあるので、密着面(ロ)
が2面できるようになる。
【0029】このことは、斜め方向の圧接密着力fがよ
り一層強固になるので、エアーガイド20の略中央部
と、負荷側ブラケット21との嵌合部における空気流
(B)による空気洩れ防止がより一層図れ、性能の向上
がさらに図れる。また、前記テーパーの凸と凹形状を、
エアーガイド20と負荷側ブラケット21逆に形成して
も同様である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1にエアーガ
イドの略中央部にはインペラと反対方向に形成した弾性
力のある凸部を負荷ブラケットへリング状に突出させ、
負荷ブラケットには前記エアーガイドの凸部に対向する
凹部に傾斜面を形成することにより確実にエアーガイド
と負荷側ブラケットとを密着させることが可能となるの
で、成形時における形状の僅かな変形から生じるエアー
ガイドと負荷側ブラケットとの嵌合部の隙間からのわず
かな空気洩れ防止が図れ、性能の向上が図れる。
【0031】第2に、エアーガイドの略中央部に形成し
た凸部の先端に断面がテーパー状の凸部を形成し、その
テーパー状の凸部に対向して負荷側ブラケットの凹部に
断面がテーパー状の凹部を形成してあるので、より確実
にエアーガイドと負荷側ブラケットとを密着させること
が可能となり性能が一層向上するようになる。
【0032】また、組み立て時において、位置決めが容
易にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例と従来の電動送風機の側
断面図
【図2】同エアーガイドと負荷側ブラケット密着部の部
分拡大断面図
【図3】本発明の第2の実施例によるエアーガイドと負
荷側ブラケット密着部の部分拡大断面図
【図4】従来のエアーガイドと負荷側ブラケット密着部
の部分拡大断面図
【符号の説明】
20 エアーガイド 20a 凸部 20b 凸部 21 負荷側ブラケット 21a 凹部 21b 傾斜面 21c 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界磁と電機子と、電機子の軸に圧入され
    た軸受を保持する樹脂材料からなる負荷側ブラケットと
    反負荷側ブラケットを有し、負荷であるインペラと負荷
    側ブラケットとの間に樹脂材料からなるエアーガイドを
    形成し、インペラの上方をインペラ吸気口に対応した吸
    気口を持つケーシングが覆い、エアーガイドの略中央部
    にはインペラと反対方向に形成した弾性力のある凸部を
    負荷側ブラケットへリング状に突出させ、負荷側ブラケ
    ットには前記エアーガイドの凸部に対向する凹部に傾斜
    面を形成した電動送風機。
  2. 【請求項2】 エアーガイドの略中央部に形成した凸部
    の先端に断面がテーパー状の凸部を形成し、そのテーパ
    ー状の凸部に対向して負荷側ブラケットの凹部に断面が
    テーパー状の凹部を形成した請求項1記載の電動送風
    機。
JP9504692A 1992-04-15 1992-04-15 電動送風機 Pending JPH05296197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9504692A JPH05296197A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電動送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9504692A JPH05296197A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電動送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05296197A true JPH05296197A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14127128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9504692A Pending JPH05296197A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電動送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05296197A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011208595A (ja) 電動送風機及び電気掃除機
WO2013140723A1 (ja) 電動送風機
JPH05296197A (ja) 電動送風機
JPH1122694A (ja) 遠心ファンおよびその遠心ファンを用いた電動送風機ならびに電気掃除機
JP2743594B2 (ja) 電動送風機
JPH05231390A (ja) 電動送風機
JP3646337B2 (ja) 電動送風機
JP3175223B2 (ja) 電動送風機
JP2000356197A (ja) 電動送風機
JP3726378B2 (ja) 電動送風機
JPH0783197A (ja) 電動送風機のインペラ
JP3738472B2 (ja) 電動送風機
JP4851791B2 (ja) 電動送風機
JP2000064993A (ja) 電動送風機
JPH0979189A (ja) 電動送風機
WO2020158292A1 (ja) 電動送風機
JP3289423B2 (ja) 電動機と電動送風機
JP2001132686A (ja) 遠心羽根車、電動送風機及び電気掃除機
JPS5932338A (ja) 車両用充電発電機
JPH1122697A (ja) 電動送風機
JPH0576153A (ja) 電動送風機
JP2009232490A (ja) 電動送風機の組み立て方法およびこれを用いて組み立てられた電動送風機を備えた電気掃除機
JPH11351192A (ja) 電動送風機
JP3921725B2 (ja) 電動送風機
JPH05260698A (ja) 電動送風機