JPH05207700A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH05207700A JPH05207700A JP4008961A JP896192A JPH05207700A JP H05207700 A JPH05207700 A JP H05207700A JP 4008961 A JP4008961 A JP 4008961A JP 896192 A JP896192 A JP 896192A JP H05207700 A JPH05207700 A JP H05207700A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- stator
- rotor
- holding
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラケットAのベアリング保持部のセンター
精度を向上させることにより、ローターのセンター精度
を向上させてモータの効率低下を防止する。 【構成】 ブラケットA25に形成した複数のボス35
をステーター27の上面と側面に当接させ、かつ、ブラ
ケットA25を構成する4本のスポーク34をステータ
ー27の対角方向に構成した。これによりベアリング保
持部25a,26aのセンター精度が高まり、ローター
24の高速回転時の機械損が小さくなってモータ効率を
向上することができる。
精度を向上させることにより、ローターのセンター精度
を向上させてモータの効率低下を防止する。 【構成】 ブラケットA25に形成した複数のボス35
をステーター27の上面と側面に当接させ、かつ、ブラ
ケットA25を構成する4本のスポーク34をステータ
ー27の対角方向に構成した。これによりベアリング保
持部25a,26aのセンター精度が高まり、ローター
24の高速回転時の機械損が小さくなってモータ効率を
向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に使用され
る電動送風機に関する。
る電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動送風機は図6に示す
ような構成が一般的であった。
ような構成が一般的であった。
【0003】すなわち、モータ1はローター2の負荷側
ベアリング3を保持するエアガイド4と、反負荷側ベア
リング5と、ステーター6を保持するブラケット7によ
り外郭を形成し、エアガイド4側へ回転するシャフト8
が突出し、ここにナット9にてインペラ10が固着され
ていた。そしてインペラ10の前方にはケーシング11
が覆って、ケーシング11の中央部にはインペラ10の
吸い込み口10aに対向して吸気口11aが開口してい
た。またエアガイド4にはステーター6と当接する複数
のボス12が形成されていた。
ベアリング3を保持するエアガイド4と、反負荷側ベア
リング5と、ステーター6を保持するブラケット7によ
り外郭を形成し、エアガイド4側へ回転するシャフト8
が突出し、ここにナット9にてインペラ10が固着され
ていた。そしてインペラ10の前方にはケーシング11
が覆って、ケーシング11の中央部にはインペラ10の
吸い込み口10aに対向して吸気口11aが開口してい
た。またエアガイド4にはステーター6と当接する複数
のボス12が形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、図に示すようにエアガイド4と、ブ
ラケット7に設けられたベアリング保持部は、エアガイ
ド4の内周部とブラケット7の外周部で位置決めを行っ
ており、エアガイド4とブラケット7は合成樹脂で成形
されているため、成形条件のばらつきや周囲温度の影響
を受け易く寸法精度が悪かった。したがって、エアガイ
ド4とブラケット7で保持されるローター2のセンター
のずれを生じ、ローターが高速で回転する場合、機械的
損失が増えモータ効率の低下を招く危険があった。
な従来の構成では、図に示すようにエアガイド4と、ブ
ラケット7に設けられたベアリング保持部は、エアガイ
ド4の内周部とブラケット7の外周部で位置決めを行っ
ており、エアガイド4とブラケット7は合成樹脂で成形
されているため、成形条件のばらつきや周囲温度の影響
を受け易く寸法精度が悪かった。したがって、エアガイ
ド4とブラケット7で保持されるローター2のセンター
のずれを生じ、ローターが高速で回転する場合、機械的
損失が増えモータ効率の低下を招く危険があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、負
荷側、反負荷側ベアリング保持部のセンター精度を向上
してモータ効率を向上させることを第1の目的とする。
荷側、反負荷側ベアリング保持部のセンター精度を向上
してモータ効率を向上させることを第1の目的とする。
【0006】第2の目的はブラケットをより小型に構成
できるようにすることである。
できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、ローターとともに回転するインペ
ラと、このインペラの上部を覆うケーシングと、前記ロ
ーターの負荷側に固定されたベアリングを保持する合成
樹脂で形成したブラケットAと、前記ブラケットAと固
定したエアガイドと、前記ローターの反負荷側に固定さ
れたベアリングを保持する合成樹脂で形成したブラケッ
トBとを具備し、前記ブラケットB内にステーターを保
持し、前記ブラケットAには前記ステーターと当接する
複数のボスを形成し、前記ボスは前記ステーターの上面
と側面を保持するようにしたものである。
的を達成するために、ローターとともに回転するインペ
ラと、このインペラの上部を覆うケーシングと、前記ロ
ーターの負荷側に固定されたベアリングを保持する合成
樹脂で形成したブラケットAと、前記ブラケットAと固
定したエアガイドと、前記ローターの反負荷側に固定さ
れたベアリングを保持する合成樹脂で形成したブラケッ
トBとを具備し、前記ブラケットB内にステーターを保
持し、前記ブラケットAには前記ステーターと当接する
複数のボスを形成し、前記ボスは前記ステーターの上面
と側面を保持するようにしたものである。
【0008】第2の目的を達成するために、前記ブラケ
ットAをベアリングの保持部とステーターを保持するボ
スを形成した4本のスポークとで構成し、前記スポーク
はステーターの対角方向に形成したものである。
ットAをベアリングの保持部とステーターを保持するボ
スを形成した4本のスポークとで構成し、前記スポーク
はステーターの対角方向に形成したものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、鋼板などで構成
されたステーターの外周部をブラケットAに形成した複
数のボスで保持することにより、ステーターを基準にし
てブラケットAのベアリング保持部のセンター精度(中
心精度)が向上できるので、ベアリング保持部のセンタ
ー精度が向上でき、ローターの高速回転時の機械損を低
減できる。
されたステーターの外周部をブラケットAに形成した複
数のボスで保持することにより、ステーターを基準にし
てブラケットAのベアリング保持部のセンター精度(中
心精度)が向上できるので、ベアリング保持部のセンタ
ー精度が向上でき、ローターの高速回転時の機械損を低
減できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0011】図1において、21は電動送風機本体(以
下本体と略す)で、この本体21内には、シャフト22
の両側にベアリング23が圧入されたローター24が合
成樹脂で形成したブラケットA25とブラケットB26
に形成したベアリング保持部25a,26aによって保
持されている。ブラケットB26は略円筒形で、中央部
でステーター27を保持するとともに、その下方でブラ
シホルダー28を保持し、また排気口26bが開口して
いる。ブラケットA25にはエアガイド29が固定され
ている。ローター24の負荷側には、エアガイド29を
貫通してシャフト22が突出し、そこにインペラ30が
固定され、ローター24とともに高速(略36000r
pm)で回転する。またインペラ30の上方をケーシン
グ31が覆い、その中央部にインペラ30の吸い込み口
30aに対向して吸気口31aが開口している。
下本体と略す)で、この本体21内には、シャフト22
の両側にベアリング23が圧入されたローター24が合
成樹脂で形成したブラケットA25とブラケットB26
に形成したベアリング保持部25a,26aによって保
持されている。ブラケットB26は略円筒形で、中央部
でステーター27を保持するとともに、その下方でブラ
シホルダー28を保持し、また排気口26bが開口して
いる。ブラケットA25にはエアガイド29が固定され
ている。ローター24の負荷側には、エアガイド29を
貫通してシャフト22が突出し、そこにインペラ30が
固定され、ローター24とともに高速(略36000r
pm)で回転する。またインペラ30の上方をケーシン
グ31が覆い、その中央部にインペラ30の吸い込み口
30aに対向して吸気口31aが開口している。
【0012】上記構成において、ローター24とともに
インペラ30が高速で回転すると、インペラ30の吸い
込み口30aより空気が吸い込まれ、インペラ30外周
より排出される。排出された空気は、エアガイド29の
複数のトング壁32で形成されたボリュート室33内に
流入し、徐々に動圧から静圧に変化されてエアガイド2
9の裏側へ導かれ、ブラケットB26内に入って、ロー
ター24とステーター27を冷却した後、ブラケットB
26に形成した排気口26bより排出される。
インペラ30が高速で回転すると、インペラ30の吸い
込み口30aより空気が吸い込まれ、インペラ30外周
より排出される。排出された空気は、エアガイド29の
複数のトング壁32で形成されたボリュート室33内に
流入し、徐々に動圧から静圧に変化されてエアガイド2
9の裏側へ導かれ、ブラケットB26内に入って、ロー
ター24とステーター27を冷却した後、ブラケットB
26に形成した排気口26bより排出される。
【0013】またブラケットA25には、図2,図3に
示すように、4本のスポーク34とステーター27の外
周部を保持するボス35が形成されている。ステーター
27は鋼板などで構成されているのでその寸法精度が高
い。したがってブラケットA25に設けたベアリング保
持部25aのセンター精度が高くなり、ローター24の
センター精度も向上する。このためローター24が高速
で回転した場合でも、機械損を小さくできモータ効率の
低下を防止することができる。
示すように、4本のスポーク34とステーター27の外
周部を保持するボス35が形成されている。ステーター
27は鋼板などで構成されているのでその寸法精度が高
い。したがってブラケットA25に設けたベアリング保
持部25aのセンター精度が高くなり、ローター24の
センター精度も向上する。このためローター24が高速
で回転した場合でも、機械損を小さくできモータ効率の
低下を防止することができる。
【0014】また、図4,図5においては、エアガイド
A25のスポーク34をステーター27の対角方向で構
成することにより、ステーター27の巻き線部27aと
当接を防止することができさらに本体1の小型化が図れ
るものである。
A25のスポーク34をステーター27の対角方向で構
成することにより、ステーター27の巻き線部27aと
当接を防止することができさらに本体1の小型化が図れ
るものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電動送風機によれば、ブラケットAにステーターの上面
と側面に当接し保持する複数のボスを形成したことによ
り、ブラケットAに設けたベアリング保持部のセンター
精度が高くなり、ローターのセンター精度も向上するの
でローターが高速で回転した場合でも、機械損を小さく
できモータ効率の低下を防止することができる。
電動送風機によれば、ブラケットAにステーターの上面
と側面に当接し保持する複数のボスを形成したことによ
り、ブラケットAに設けたベアリング保持部のセンター
精度が高くなり、ローターのセンター精度も向上するの
でローターが高速で回転した場合でも、機械損を小さく
できモータ効率の低下を防止することができる。
【0016】また、エアガイドAのスポークをステータ
ーの対角方向で構成することにより、ステーターの巻き
線部との当接を防止することができさらに電動送風機の
小型化が図れる。
ーの対角方向で構成することにより、ステーターの巻き
線部との当接を防止することができさらに電動送風機の
小型化が図れる。
【図1】本発明の一実施例の電動送風機の断面図
【図2】同電動送風機のブラケットAとステーターの位
置関係を説明するための部分平面図
置関係を説明するための部分平面図
【図3】同ブラケットAとステーターの位置関係を説明
するための部分側面断面図
するための部分側面断面図
【図4】同ブラケットAとステーターの他の位置関係を
説明するための部分平面図
説明するための部分平面図
【図5】同ブラケットAとステーターの他の位置関係を
説明するための部分側面断面図
説明するための部分側面断面図
【図6】従来の電動送風機の半断面図
23 ベアリング 24 ローター 25 ブラケットA 25a ベアリング保持部(ベアリングの保持部) 26 ブラケットB 26a ベアリング保持部 27 ステーター 29 エアガイド 30 インペラ 31 ケーシング 34 スポーク 35 ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 賢二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野田 靖 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】ローターとともに回転するインペラと、こ
のインペラの上部を覆うケーシングと、前記ローターの
負荷側に固定されたベアリングを保持する合成樹脂で形
成したブラケットAと、前記ブラケットAと固定したエ
アガイドと、前記ローターの反負荷側に固定されたベア
リングを保持する合成樹脂で形成したブラケットBとを
具備し、前記ブラケットB内にステーターを保持し、前
記ブラケットAには前記ステーターと当接する複数のボ
スを形成し、前記ボスは前記ステーターの上面と側面を
保持するようにした電動送風機。 - 【請求項2】ブラケットAをベアリングの保持部とステ
ーターを保持するボスを形成した4本のスポークで構成
し、前記スポークは前記ステーターの対角方向に形成し
た電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008961A JPH05207700A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008961A JPH05207700A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 電動送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05207700A true JPH05207700A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11707272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4008961A Pending JPH05207700A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05207700A (ja) |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4008961A patent/JPH05207700A/ja active Pending
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