JPH0830480B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH0830480B2 JPH0830480B2 JP62059378A JP5937887A JPH0830480B2 JP H0830480 B2 JPH0830480 B2 JP H0830480B2 JP 62059378 A JP62059378 A JP 62059378A JP 5937887 A JP5937887 A JP 5937887A JP H0830480 B2 JPH0830480 B2 JP H0830480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load side
- fan
- side bracket
- exhaust port
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空掃除機に使用する電動送風機に関する。
従来の技術 従来この種電動送風機は、例えば特公昭54−18764号
公報に示されているように、第３図のような構造になっ
ていた。
公報に示されているように、第３図のような構造になっ
ていた。
すなわちモータ１は、負荷側ブラケット（金属性）２
と反負荷側ブラケット（金属性）３より外郭を形成し、
負荷側ブラケット２側へ回転するシャフト４が突出し、
ここにナット５にて回転フアン６が固着されていた。フ
アン６の外周及び下方にはエアガイド７が装着され、フ
アン６の前方をケーシング８がおおい、ケーシング８の
中央部にはフアン６の吸込口6aに対向して吸気口8aが開
口している。負荷側ブラケット２には開口部2aが、反負
荷側ブラケット３には排気口3aが開口している。
と反負荷側ブラケット（金属性）３より外郭を形成し、
負荷側ブラケット２側へ回転するシャフト４が突出し、
ここにナット５にて回転フアン６が固着されていた。フ
アン６の外周及び下方にはエアガイド７が装着され、フ
アン６の前方をケーシング８がおおい、ケーシング８の
中央部にはフアン６の吸込口6aに対向して吸気口8aが開
口している。負荷側ブラケット２には開口部2aが、反負
荷側ブラケット３には排気口3aが開口している。
つまり、負荷側ブラケット２と反負荷側ブラケット３
により外郭を構成されたモータ１に、フアン６、エアガ
イド７、ケーシング８を組み合わせたものであった。
により外郭を構成されたモータ１に、フアン６、エアガ
イド７、ケーシング８を組み合わせたものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような構造の電動送風機では、モータ１に送風部
をあとで付加しなければならないため、その接合部で部
品が必要となり、どうしても部品点数が多くなった。ま
た、排気がフアンの騒音をそのまま運ぶため、消音のた
め、別途部品を追加しなければならないという問題があ
った。
をあとで付加しなければならないため、その接合部で部
品が必要となり、どうしても部品点数が多くなった。ま
た、排気がフアンの騒音をそのまま運ぶため、消音のた
め、別途部品を追加しなければならないという問題があ
った。
つまり、フアン６の回転にともない空気はケーシング
８の吸気口8aからフアン６の吸込口6aに吸い込まれ、フ
アン６の遠心力によりフアン外周へ排出される。フアン
６が高速で回転するため、フアン６から排出された空気
は大きな騒音をともなっている。この空気はエアガイド
７を通り、負荷側ブラケット２の開口部2aからモータ１
内へ入り、モータ１内部を冷却した後、反負荷側ブラケ
ット３の排気口3aより排出される。この間途中に吸音、
防音されるところがないため、排気口3aからはフアン６
の騒音がそのまま出てくるものであった。
８の吸気口8aからフアン６の吸込口6aに吸い込まれ、フ
アン６の遠心力によりフアン外周へ排出される。フアン
６が高速で回転するため、フアン６から排出された空気
は大きな騒音をともなっている。この空気はエアガイド
７を通り、負荷側ブラケット２の開口部2aからモータ１
内へ入り、モータ１内部を冷却した後、反負荷側ブラケ
ット３の排気口3aより排出される。この間途中に吸音、
防音されるところがないため、排気口3aからはフアン６
の騒音がそのまま出てくるものであった。
そこで本発明は部品点数を少なくし、かつ低騒音な電
動送風機を提供しようとするものである。
動送風機を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、
上記エアガイドを樹脂により形成して負荷側ブラケット
を兼用させるとともに、反負荷側ブラケットも樹脂によ
り形成し、その外周にさらに円筒壁を形成して二重壁と
し、防音筒を形成するものである。
上記エアガイドを樹脂により形成して負荷側ブラケット
を兼用させるとともに、反負荷側ブラケットも樹脂によ
り形成し、その外周にさらに円筒壁を形成して二重壁と
し、防音筒を形成するものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、エアガイドと負荷側ブラケットが一体にな
って部品点数が少なくなり、反負荷側ブラケットの排気
口部が二重壁となって防音筒を形成するため、フアンの
騒音を防音することができ、低コスト化と低騒音化を同
時にはかることができる。
って部品点数が少なくなり、反負荷側ブラケットの排気
口部が二重壁となって防音筒を形成するため、フアンの
騒音を防音することができ、低コスト化と低騒音化を同
時にはかることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
する。
第１図において、11はローターでシャフト12の両側に
ベアリング13が圧入され、このベアリング13を反負荷側
ブラケット14にて支持されている。反負荷側ブラケット
14は略円筒状で、その下部でブラシホルダー15を保持す
るとともに、排気口14aが開口している。また反負荷側
ブラケット14はその中央部でステーター16の外周を保持
している。負荷側（図面では上方）では、ローター11の
ベアリング13をエアガイド17で支持し、エアガイド17と
反負荷側ブラケット14はネジ等（図示せず）で止められ
ている。反負荷側ブラケット14は、その最外周で外周円
筒部14bを形成し、二重壁となっている。反負荷側ブラ
ケット14、エアガイド17とも、その構造を形成するた
め、材料としては樹脂成形品でなっている。
ベアリング13が圧入され、このベアリング13を反負荷側
ブラケット14にて支持されている。反負荷側ブラケット
14は略円筒状で、その下部でブラシホルダー15を保持す
るとともに、排気口14aが開口している。また反負荷側
ブラケット14はその中央部でステーター16の外周を保持
している。負荷側（図面では上方）では、ローター11の
ベアリング13をエアガイド17で支持し、エアガイド17と
反負荷側ブラケット14はネジ等（図示せず）で止められ
ている。反負荷側ブラケット14は、その最外周で外周円
筒部14bを形成し、二重壁となっている。反負荷側ブラ
ケット14、エアガイド17とも、その構造を形成するた
め、材料としては樹脂成形品でなっている。
ローター11の負荷側には、エアガイド17を貫通してシ
ャフト12が突出し、そこにフアン18がナット19により固
定され、ローター11とともに回転する。フアン18の上方
をケーシング20が覆い、その中央部にフアン18の吸込口
18aに対向して吸気口20aが開口している。
ャフト12が突出し、そこにフアン18がナット19により固
定され、ローター11とともに回転する。フアン18の上方
をケーシング20が覆い、その中央部にフアン18の吸込口
18aに対向して吸気口20aが開口している。
第２図に反負荷側ブラケット14の排気口14aを示す。
排気口14aの外側に外周円筒部14bが囲っているが、ここ
にも排気口14cが形成してある。その位置は排気口14aと
は位置をずらせて設定してあり、その間には、通気性の
吸音材21（ウレタン等）が詰めてある。
排気口14aの外側に外周円筒部14bが囲っているが、ここ
にも排気口14cが形成してある。その位置は排気口14aと
は位置をずらせて設定してあり、その間には、通気性の
吸音材21（ウレタン等）が詰めてある。
上記構成により、通電によりローター11が回転する
と、ローター11の回転にともない、フアン18が回転す
る。この回転により空気はケーシング20の吸気口20a、
フアン18の吸込口18aへと吸い込まれ、フアン18の外周
より排出されて、エアガイド17からモータ内部へは入
り、ローター11、ステーター16を冷却し、反負荷側ブラ
ケット14の排気口14aより排出される。さらにこの排気
は、外周円筒部14bとの二重壁の間にある吸音材21を通
過して、排気口14cより排出される。
と、ローター11の回転にともない、フアン18が回転す
る。この回転により空気はケーシング20の吸気口20a、
フアン18の吸込口18aへと吸い込まれ、フアン18の外周
より排出されて、エアガイド17からモータ内部へは入
り、ローター11、ステーター16を冷却し、反負荷側ブラ
ケット14の排気口14aより排出される。さらにこの排気
は、外周円筒部14bとの二重壁の間にある吸音材21を通
過して、排気口14cより排出される。
この結果、フアン18で発生した騒音が、吸音材21によ
り吸音されるとともに、排気口14aと排気口14cの位置が
ずらせて設定してあるため、直接音が排気口から出るこ
とがなく、それに加えて、従来反負荷側ブラケット14だ
けの一枚壁であった壁が、外周円筒部14bとの二重壁と
なり、従来にない低騒音化が図れる。また、使用部品は
樹脂にて形成されたエアガイドと同じく反負荷側ブラケ
ットにより一体的に形成されるため、部品点数は少なく
なり、組立工数の削減もはかれ、低コスト化にもなる。
り吸音されるとともに、排気口14aと排気口14cの位置が
ずらせて設定してあるため、直接音が排気口から出るこ
とがなく、それに加えて、従来反負荷側ブラケット14だ
けの一枚壁であった壁が、外周円筒部14bとの二重壁と
なり、従来にない低騒音化が図れる。また、使用部品は
樹脂にて形成されたエアガイドと同じく反負荷側ブラケ
ットにより一体的に形成されるため、部品点数は少なく
なり、組立工数の削減もはかれ、低コスト化にもなる。
なお、さほど低騒音をねらわないときは、吸音材がな
くとも、排気口をずらせ、二重壁にしてあるため、従来
よりも低騒音化が図られており、吸音材を省略すること
もできる。
くとも、排気口をずらせ、二重壁にしてあるため、従来
よりも低騒音化が図られており、吸音材を省略すること
もできる。
発明の効果 本発明はエアガイドにより、モータの負荷側ブラケッ
トを一体的に形成するとともに、反負荷側ブラケット外
周にさらに外周円筒部を設けて二重壁とし、防音筒を形
成して排気通路をずらせて設けることにより、部品点数
が少なくて、低コストな、しかも従来にない低騒音な電
動送風機を提供するものである。
トを一体的に形成するとともに、反負荷側ブラケット外
周にさらに外周円筒部を設けて二重壁とし、防音筒を形
成して排気通路をずらせて設けることにより、部品点数
が少なくて、低コストな、しかも従来にない低騒音な電
動送風機を提供するものである。
第１図は本発明の一実施例の電動送風機の断面図、第２
図は同電動送風機の排気口部断面図、第３図は従来の電
動送風機を示す部分断面図である。 14……反負荷側ブラケット、14a……排気口、14b……外
周円筒部、14b……排気口、17……エアガイド。
図は同電動送風機の排気口部断面図、第３図は従来の電
動送風機を示す部分断面図である。 14……反負荷側ブラケット、14a……排気口、14b……外
周円筒部、14b……排気口、17……エアガイド。
Claims (1)
- 【請求項１】ステーターとローター及びローターととも
に回転するフアン、前記ローターの反負荷側（反フアン
側）の軸受を保持する反負荷側ブラケット、前記フアン
の下方に設けられ、前記ローターの負荷側軸受を保持す
る樹脂製のエアガイドより構成され、前記反負荷側ブラ
ケットは略円筒状の内壁、外周壁の二重壁を構成し、内
壁の内側にステーターを内蔵するとともに、その下方に
排気口を開口し、外壁には内壁の排気口とは位置をずら
せて排気口を形成してなる電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62059378A JPH0830480B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62059378A JPH0830480B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 電動送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63227998A JPS63227998A (ja) | 1988-09-22 |
| JPH0830480B2 true JPH0830480B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13111558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62059378A Expired - Fee Related JPH0830480B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830480B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636671B2 (ja) * | 1983-08-12 | 1994-05-11 | 株式会社明電舍 | インバータの出力波形改善装置 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP62059378A patent/JPH0830480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63227998A (ja) | 1988-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |