JPH0350920B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350920B2 JPH0350920B2 JP22246383A JP22246383A JPH0350920B2 JP H0350920 B2 JPH0350920 B2 JP H0350920B2 JP 22246383 A JP22246383 A JP 22246383A JP 22246383 A JP22246383 A JP 22246383A JP H0350920 B2 JPH0350920 B2 JP H0350920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- air guide
- chamber
- electric blower
- sound
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 9
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気掃除機等に内蔵された電動送風機
に関するものである。
に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、電気掃除機等に内蔵された電動送風機
は、第1図、第2図に示すように、モータ1の前
部に、複数のボリユート室2を有するエアーガイ
ド3と高速回転するフアン4とさらにこれらを覆
うフアンケース5により構成されており、いずれ
も円筒状であつた。
は、第1図、第2図に示すように、モータ1の前
部に、複数のボリユート室2を有するエアーガイ
ド3と高速回転するフアン4とさらにこれらを覆
うフアンケース5により構成されており、いずれ
も円筒状であつた。
空気の流れとしては、フアンケース5の吸込口
6より吸い込まれた空気はフアン4の出口からエ
アーガイド3のボリユート室2を経てモータ1内
を通り、同モータ1の後部に配置した排気口7よ
り排気される。
6より吸い込まれた空気はフアン4の出口からエ
アーガイド3のボリユート室2を経てモータ1内
を通り、同モータ1の後部に配置した排気口7よ
り排気される。
前記の空気の流れにおいて、フアン4の回転に
よる周方向の空気の流れをボリユート室2より後
の位置で急激に軸方向に変流させており、圧力損
失が加わり、フアン4の吸込性能を低下させる原
因であつた。
よる周方向の空気の流れをボリユート室2より後
の位置で急激に軸方向に変流させており、圧力損
失が加わり、フアン4の吸込性能を低下させる原
因であつた。
また、空気の流れを急激に変化させているた
め、空気流の衝突音や渦流音等が発生し、騒音が
高くなる要因でもあつた。
め、空気流の衝突音や渦流音等が発生し、騒音が
高くなる要因でもあつた。
従つて、この電動送風機を内蔵する電気掃除機
等は性能が低く、騒音が高いという問題があつ
た。
等は性能が低く、騒音が高いという問題があつ
た。
発明の目的
本発明はこのような従来の欠点を解消したもの
で、性能の向上と騒音の低下を図つたものであ
る。
で、性能の向上と騒音の低下を図つたものであ
る。
発明の構成
本発明の電気掃除機等の電動送風機は、フアン
の外周に対向して複数のボリユート室を形成した
エアーガイドと、これらフアンおよびエアーガイ
ドを覆うフアンケースとを備え、前記エアーガイ
ドおよびフアンケースの外形を多角形に構成し、
上記エアーガイドのボリユート室と角部は径方向
に対向して位置させるとともに、同ボリユート室
と角部の間に、上記ボリユート室に連通した吸音
室を設けたものである。
の外周に対向して複数のボリユート室を形成した
エアーガイドと、これらフアンおよびエアーガイ
ドを覆うフアンケースとを備え、前記エアーガイ
ドおよびフアンケースの外形を多角形に構成し、
上記エアーガイドのボリユート室と角部は径方向
に対向して位置させるとともに、同ボリユート室
と角部の間に、上記ボリユート室に連通した吸音
室を設けたものである。
実施例の説明
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第3図〜第6図において、8はモータで、その
前部に高速回転するフアン9を取り付け、ナツト
10で固定している。11はフアン9により吸込
んだ空気をモータ8内に流すためのエアーガイド
で、モータ8の前部に取り付けられている。
前部に高速回転するフアン9を取り付け、ナツト
10で固定している。11はフアン9により吸込
んだ空気をモータ8内に流すためのエアーガイド
で、モータ8の前部に取り付けられている。
前記エアーガイド11にはフアン8の外周に対
向して複数のボリユート室12を形成し、フアン
9性能を効果的に作用させる役目をさせている。
また、前記エアーガイド11はその外形を多角形
に形成している。
向して複数のボリユート室12を形成し、フアン
9性能を効果的に作用させる役目をさせている。
また、前記エアーガイド11はその外形を多角形
に形成している。
13は前記フアン9及びエアーガイド11を覆
い、中央部に吸込口13aを形成したフアンケー
スで、前記多角形のエアーガイド11に圧入固定
されている。
い、中央部に吸込口13aを形成したフアンケー
スで、前記多角形のエアーガイド11に圧入固定
されている。
14はモータ8の後部に形成された空気の排出
口で、吸込口13aより吸い込まれた空気はフア
ン9、エアーガイド11を経てモータ8内部を通
り、排出口14から排出される。これにより、モ
ータ8の冷却を行なうものである。
口で、吸込口13aより吸い込まれた空気はフア
ン9、エアーガイド11を経てモータ8内部を通
り、排出口14から排出される。これにより、モ
ータ8の冷却を行なうものである。
15はモータ9に電源を供給するためのリード
線、16はモータ8の後部に形成した支持部で第
7図に示すように掃除機本体23に電動送風機1
7を内蔵する時に、支持ゴム後18を介して掃除
機本体23での支持に利用するものである。
線、16はモータ8の後部に形成した支持部で第
7図に示すように掃除機本体23に電動送風機1
7を内蔵する時に、支持ゴム後18を介して掃除
機本体23での支持に利用するものである。
19は前記エアーガイド11の角部に配置した
吸音室で、前記ボリユート室12と一部を連通さ
せている。従つて、ボリユート室12の外側に吸
音室19を形成するための角部を配置しており、
ボリユート室12とエアーガイド11の外形の角
数とは一致させている。
吸音室で、前記ボリユート室12と一部を連通さ
せている。従つて、ボリユート室12の外側に吸
音室19を形成するための角部を配置しており、
ボリユート室12とエアーガイド11の外形の角
数とは一致させている。
このように構成された多角形のエアーガイド1
1の外壁20に同じように多角形に形成されたフ
アンケース13を圧入固定している。
1の外壁20に同じように多角形に形成されたフ
アンケース13を圧入固定している。
21はウレタンフオーム等の多孔質で形成され
た吸音材で、前記吸音室19に充填させ、フアン
9による同切音を吸音して騒音を低下させてい
る。また、前記吸音室19は電動送風機17外の
大気部と連通させる連通孔22を形成し、フアン
9の回転による周方向の空気の流れの一部は急激
に交流することなくボリユート室13から吸音室
19を通り連通孔22より電動送風機17外に排
出されるようになつている。
た吸音材で、前記吸音室19に充填させ、フアン
9による同切音を吸音して騒音を低下させてい
る。また、前記吸音室19は電動送風機17外の
大気部と連通させる連通孔22を形成し、フアン
9の回転による周方向の空気の流れの一部は急激
に交流することなくボリユート室13から吸音室
19を通り連通孔22より電動送風機17外に排
出されるようになつている。
また、前記のように空気流の一部は吸音材21
により吸音されて連通孔22より排出されるが、
残りはボリユート室12、吸音室19を経てモー
タ8内にエアーガイド11により導びかれるた
め、空気の流れは急激な変化がやわらげられ、圧
力損失による性能低下が少なくなる。また、吸音
材21による効果と渦流音等の発生が少なくな
り、騒音も低下するものである。
により吸音されて連通孔22より排出されるが、
残りはボリユート室12、吸音室19を経てモー
タ8内にエアーガイド11により導びかれるた
め、空気の流れは急激な変化がやわらげられ、圧
力損失による性能低下が少なくなる。また、吸音
材21による効果と渦流音等の発生が少なくな
り、騒音も低下するものである。
次に前記電動送風機17を掃除機本体23に内
蔵した構成を第7図、第8図で説明すると、掃除
機本体23の前部には集塵袋(図示せず)を内蔵
した集塵容器24を結合させている。前記掃除機
本体23には、その前部に電動送風機17、後部
にコード巻取装置25を内蔵し、さらに掃除機本
体23の後壁にはモータ8の排出口14より排出
される排気風を機体外へ排出するための本体排気
口26を形成している。
蔵した構成を第7図、第8図で説明すると、掃除
機本体23の前部には集塵袋(図示せず)を内蔵
した集塵容器24を結合させている。前記掃除機
本体23には、その前部に電動送風機17、後部
にコード巻取装置25を内蔵し、さらに掃除機本
体23の後壁にはモータ8の排出口14より排出
される排気風を機体外へ排出するための本体排気
口26を形成している。
前記電動送風機17はフアンケース13と支持
部16を支持ゴム前、後、27,18を介して掃
除機本体で支持されている。
部16を支持ゴム前、後、27,18を介して掃
除機本体で支持されている。
なお、エアーガイド11に合わせてフアンケー
ス13もその外形を多角形に形成しているため、
支持ゴム前27に対して電動送風機17が回動し
てリード線15が切れることはない。また、フア
ンケース13の角部を下側にして自重や衝撃荷重
を受けるような構成であり、電動送風機17とし
ての強度が向上し、さらには剛性が増すため振動
伝播も少なく、騒音も低下するものである。
ス13もその外形を多角形に形成しているため、
支持ゴム前27に対して電動送風機17が回動し
てリード線15が切れることはない。また、フア
ンケース13の角部を下側にして自重や衝撃荷重
を受けるような構成であり、電動送風機17とし
ての強度が向上し、さらには剛性が増すため振動
伝播も少なく、騒音も低下するものである。
発明の効果
以上の実施例から明らかなように、本発明は、
エアーガイドに形成されたボリユート室の外側に
これと連通する吸音室を形成すべくエアーガイド
を多角形に構成し、さらに多角形のエアーガイド
とフアンを覆う多角形のフアンケースを装着する
ことで、フアンにより吸込まれた空気をボリユー
ト室で増圧し、急激に空気の流れを変えないよう
に吸音室に導いた後、変流させてモータ内からそ
の排出口へと導びく構成である。
エアーガイドに形成されたボリユート室の外側に
これと連通する吸音室を形成すべくエアーガイド
を多角形に構成し、さらに多角形のエアーガイド
とフアンを覆う多角形のフアンケースを装着する
ことで、フアンにより吸込まれた空気をボリユー
ト室で増圧し、急激に空気の流れを変えないよう
に吸音室に導いた後、変流させてモータ内からそ
の排出口へと導びく構成である。
従つて、ボリユート室から後の部分で急撃な空
気の変流がないために圧力損失が少なく、フアン
の吸込性能を低下させることがない。
気の変流がないために圧力損失が少なく、フアン
の吸込性能を低下させることがない。
またフアンケースが多角形であるため、回り止
めが容易である。さらに、フアンケース、エアー
ガイド共に多角形であるため、剛性が向上してお
り、振動伝播が少なく、エアーガイドに合理的に
設けた吸音室の吸音作用もあつて騒音の低下が確
実に図れる。しかも電動送風機の衝撃強度等も向
上し、実用性大なるものである。
めが容易である。さらに、フアンケース、エアー
ガイド共に多角形であるため、剛性が向上してお
り、振動伝播が少なく、エアーガイドに合理的に
設けた吸音室の吸音作用もあつて騒音の低下が確
実に図れる。しかも電動送風機の衝撃強度等も向
上し、実用性大なるものである。
第1図は従来例における電動送風機の外観斜視
図、第2図は同電動送風機からフアンケースを外
した状態の外観斜視図、第3図、第4図は本発明
の実施例を示す電動送風機の外観斜視図、第5図
は第4図の電動送風機からフアンケースを外した
状態の外観斜視図、第6図は第4図電動送風機の
要部欠截断面図、第7図は第3図電動送風機を内
蔵した電気掃除機の要部欠截断面図、第8図は第
7図のイ−イ断面図である。 8……モータ、9……フアン、11……エアー
ガイド、12……ボリユート室、13……フアン
ケース、17……電動送風機、19……吸音室、
21……吸音材、22……連通孔。
図、第2図は同電動送風機からフアンケースを外
した状態の外観斜視図、第3図、第4図は本発明
の実施例を示す電動送風機の外観斜視図、第5図
は第4図の電動送風機からフアンケースを外した
状態の外観斜視図、第6図は第4図電動送風機の
要部欠截断面図、第7図は第3図電動送風機を内
蔵した電気掃除機の要部欠截断面図、第8図は第
7図のイ−イ断面図である。 8……モータ、9……フアン、11……エアー
ガイド、12……ボリユート室、13……フアン
ケース、17……電動送風機、19……吸音室、
21……吸音材、22……連通孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フアンの外周に対向して複数のボリユート室
を形成したエアーガイドと、これらフアンおよび
エアーガイドを覆うフアンケースとを備え、前記
エアーガイドおよびフアンケースの外形を多角形
に構成し、上記エアーガイドのボリユート室と角
部は径方向に対向して位置させることともに、同
ボリユート室と角部の間に、上記ボリユート室に
連通した吸音室を設けた電動送風機。 2 吸音室に吸音材を充填するとともに、同吸音
室は大気と連通させた特許請求の範囲第1項記載
の電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246383A JPS60113097A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246383A JPS60113097A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電動送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60113097A JPS60113097A (ja) | 1985-06-19 |
JPH0350920B2 true JPH0350920B2 (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=16782808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22246383A Granted JPS60113097A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60113097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100379999C (zh) * | 1999-01-12 | 2008-04-09 | 株式会社日立制作所 | 换气装置的制作方法和换气装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5195488B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2013-05-08 | パナソニック株式会社 | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 |
US9850915B2 (en) | 2011-07-07 | 2017-12-26 | Makita Corporation | Power tool |
JP5815310B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2015-11-17 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
JP5823192B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2015-11-25 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP22246383A patent/JPS60113097A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100379999C (zh) * | 1999-01-12 | 2008-04-09 | 株式会社日立制作所 | 换气装置的制作方法和换气装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60113097A (ja) | 1985-06-19 |
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