JPS6319012Y2 - - Google Patents

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JPS6319012Y2
JPS6319012Y2 JP1980106001U JP10600180U JPS6319012Y2 JP S6319012 Y2 JPS6319012 Y2 JP S6319012Y2 JP 1980106001 U JP1980106001 U JP 1980106001U JP 10600180 U JP10600180 U JP 10600180U JP S6319012 Y2 JPS6319012 Y2 JP S6319012Y2
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electric blower
fan case
vacuum cleaner
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annular
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JP1980106001U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は電気掃除機における電動送風機の支
持構造の改良に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の支持構造としては、例えば実公
昭54−25173号公報や実開昭53−117065号公報に
示されるように、一対の防振ゴムを介して電動送
風機を掃除機フレーム内に緩衝的に収容支持した
ものが知られている。
ところが、前者の構成では、電動送風機のフア
ンケース側を支持する前方防振ゴムが断面ほぼ〓
状に形成され、その外周前面に突設された厚肉環
状の突部において掃除機フレーム内の隔壁に面接
触するとともに、同じく肉厚環状部分によつて電
動送風機の外周面が掃除機フレームに支持される
ようになつているため、電動送風機の運転時に、
その軸心方向及び外周方向へ振動が生じた場合、
振動吸収が防振ゴムの圧縮のみによつて行われ、
突部が厚肉環状で撓曲し難くて振動が十分吸収さ
れず、騒音を発生するおそれがある。
これに対して後者の構成では、電動送風機のフ
アンケース側を支持する下部防振ゴムに薄肉部を
介してリブ状の支持部が突設され、その支持部の
先端縁が掃除機フレーム内の隔壁に接触するよう
になつているため、電動送風機の軸心方向への振
動については、薄肉部の変形により有効に吸収さ
れる。ところが、電動送風機が外周方向に振動さ
れた場合には、支持部が同一肉厚のリブ状になつ
ているため、その支持部が隔壁に沿つて回転され
るように移動されることはなく、先端にて隔壁に
当接したままの状態でリブが倒れる方向へ傾くよ
うに振動するだけで一方向の振動しか吸収でき
ず、その振動を十分吸収することができないもの
であつた。
考案の目的 この考案は前記のような従来構成における欠陥
を解消するためになされたものであつて、その目
的は、電動送風機の回転駆動に基づく振動を吸収
し得て掃除機フレームに伝達されないようにする
ことにより低騒音の電気掃除機を提供することに
ある。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明すると、掃除機フレーム1は左右に
2分割された後側の送風機ケース2と、後面を開
放した前側の塵ケース3とからなり、それらの両
者が離脱可能に結合されている。前記送風機ケー
ス2の後面には、下部に排気口4を有する後蓋5
が取付けられている。又、前記塵ケース3の前面
には吸入口6を有する前蓋7が取付けられてい
る。
前記送風機ケース2内の下部には電動送風機8
が装置されている。一方、前記塵ケース3内の前
部には粗目の一次フイルタ9が設けられ、前記電
動送風機8の作動により吸入口6から吸入された
空気中に含まれる粗い塵埃を濾過するようになつ
ている。さらに、前記塵ケース3内の後部には細
目の二次フイルタ10が張設されていて、前記一
次フイルタ9を通過した空気中に含まれる細かい
塵埃を濾過するようになつている。
前記送風機ケース2内の上部にはコード巻取り
装置11が設けられ、前記後蓋5に形成されたコ
ード引出口12を通して外部に引出された電源コ
ード13を巻取り得るようになつている。すなわ
ち、送風機ケース2内の上部に固定された支軸1
4上にコードリール15が回転可能に支持され、
そのコードリール15に前記電源コード13が巻
取られるようになつている。そして、ゼンマイば
ね16の作用により、コードリール15がコード
巻取り方向に回転付勢されるとともに、ブレーキ
胴部17に対するブレーキ装置(図示しない)の
ブレーキ作用により、そのコードリール15が任
意の回転位置で停止されるようになつている。
次に、前記電動送風機8及びその支持構成につ
いて詳細に説明する。さて、電動送風機8はモー
タ部18と、そのモータ部18により駆動される
フアン(図示しない)が内装されたフアンケース
19とにより構成されている。電動送風機8の周
囲には消音体20が配置されている。一方、電動
送風機8の上方及び前方に位置するように、送風
機ケース2の内面にはそれぞれ上壁21及び隔壁
22が一体形成され、その隔壁22には吸気口2
3が透設されている。又、電動送風機8の後方に
位置するように、送風機ケース2の内面には後壁
24が一体形成され、その中央部には支持孔25
が透設されている。前記隔壁22の下部には左右
に2分割された送風機ケース2を固定するための
ボルト26が挿通される筒状部27が形成されて
いる。前記上壁21及び送風機ケース2の内面に
は、前記フアンケース19を囲むように支持リブ
28が一体形成されている。
前記モータ部18の後方軸支部29には環状の
後方防振ゴム30が嵌着されており、この後方防
振ゴム30が前記後壁24の支持孔25に嵌合さ
れ、従つて、電動送風機8の後部は左右に2分割
された送風機ケース2を組付けたとき後壁24間
に後方防振ゴム30を介して弾性的に支持される
ようになつている。そして、この後方防振ゴム3
0は前記後方軸支部29が軸方向及び外周方向に
動き易いように、支持孔25の内側面に嵌着係合
される外壁部31と、後方軸支部29に嵌着され
る内壁部32とが薄肉部33を介して一体成型さ
れている。
前記フアンケース19の外周には環状の前方防
振ゴム34が嵌着固定され、左右に2分割された
送風機ケース2を組付けたとき電動送風機8の前
部がこの前方防振ゴム34を介して前記支持リブ
28及び隔壁22に弾性的に支持されるようにな
つている。この前方防振ゴム34は第2図及び第
3図に示すように、フアンケース19の外周に沿
つて延びる外周部35とフアンケース19の前面
に沿つて延びる前面部36とにより断面ほぼ〓状
に一体形成された環状基部37と、フアンケース
19の外周面の延長線上において、その環状基部
37とわずかな間隔をおいて位置し、断面が円形
をなす充実環状の当接部38と、前記環状基部3
7と当接部38とを連結するように、環状基部3
7の外周部35と前面部36との接合部付近より
当接部38に向かつて延びる連結部39とにより
一体成型され、その連結部39の肉厚寸法が前記
当接部38の外径寸法よりも薄肉となるように形
成されている。
そして、前記環状基部37の外周部35の外周
面にはその周方向に等間隔をおいてそれぞれ前後
方向に伸びる多数の突条40が形成されるととも
に、それらの突条40と対応するように外周部3
5の内周面には凹条41が形成されており、この
突条40において前方防振ゴム34が前記支持リ
ブ28に当接支持されている。又、前記当接部3
8が前記隔壁22の後面に当接支持されている。
さて、このように構成された電気掃除機におい
て、電動送風機8を駆動すると、フアンケース1
9内のフアンの回転により、空気が隔壁22の吸
気口23から吸引されて排気口4から排出され、
このとき吸気口23は負圧になつて電動送風機8
には前方へ移動する方向の力が作用する。この力
は当接部38及び連結部39がいくぶん変形する
ことにより受取められる。
又、電動送風機8の回転駆動によつて電動送風
機8にはフアン等の重量のアンバランスによつて
放射線方向の振動及びその放射線方向の振動に基
づく軸線方向の振動が発生する。この電動送風機
8の放射線方向の振動は、当接部38が断面円形
状であると共に、撓み易い薄肉の連結部39を介
して基部37に連結されているため、その当接部
38が隔壁22上を回転するように移動しながら
連結部39が撓むとともに、外周部35に形成さ
れた突条40及びその突条40の付け根部付近の
外周部35の撓曲により吸収される。つまり、当
接部38が隔壁22上を回転するように移動する
とともに、突条40の付け根部付近が撓曲するこ
とにより、電動送風機8の振動は阻害されず、単
独で振動し、結果的に防振ゴム34により振動が
吸収されることになる。又、電動送風機8の軸方
向の振動は断面円形状の当接部38及び薄肉の連
結部39の変形により吸収される。これにより、
電動送風機8の振動は送風機ケース2に伝わるこ
とがなく、この電動送風機8の振動に基づく騒音
が低減され、低騒音の掃除機を実現することがで
きる。
このとき、この実施例では当接部38がフアン
ケース19外周面の延長線上に位置しているの
で、当接部38がフアンケース19の前面と隔壁
22との間に位置している場合等に比較して、電
動送風機8の放射線方向及び軸心方向の振動時
に、当接部38が内外いずれの方向にも自在に変
形し、電動送風機8の振動が吸収されるものであ
る。つまり、当接部38がフアンケース19と隔
壁22との間に位置している場合は電動送風機8
の振動により当接部38及び連結部39には圧縮
方向への力が大きく作用することになつて、圧縮
時には当然それ以上の変形に大きな力を要し、振
動吸収機能が低下する。これに対し、当接部38
がフアンケース19外周面の延長線上に位置して
いる場合は振動による連結部39の変形が曲折変
形になり振動吸収機能はほとんど低下しない。
又、前記実施例では当接部38として断面円形
状の充実体としたが、これを第1図及び第2図に
鎖線で示すように断面中空円形状としてもよく、
この場合電動送風機8の振動をいつそう効率的に
吸収できる。
考案の効果 以上実施例で例示したように、この考案は掃除
機フレームに対する電動送風機の支持を、断面ほ
ぼ〓状の環状基部と、環状の当接部と、環状基部
と当接部との間の連結部とよりなる前方防振ゴム
を介在させて行い、特に、前記当接部を連結部の
肉厚寸法よりも大なる径となるように断面円形若
しくは中空円形に構成し、かつ、環状基部の外周
部に前記支持リブに当接する多数の突条及びそれ
らの内側に対応する多数の凹条を形成したことに
より、電動送風機の軸心方向及び外周方向への振
動をことごとく有効に吸収して、掃除機本体が振
動したり、騒音を発したりするのを確実に防止で
きる低騒音の掃除機を提供し得る優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した掃除機の半断面
側面図、第2図は前方防振ゴムの要部断面図、第
3図は同じく前方防振ゴムの部分背面図である。 1……掃除機フレーム、8……電動送風機、1
9……フアンケース、22……隔壁、28……支
持リブ、30……後方防振ゴム、34……前方防
振ゴム、35……外周部、36……前面部、37
……環状基部、38……当接部、39……連結
部、40……突条、41……凹条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掃除機フレーム1内に、フアンケース19を前
    側に備えた電動送風機8を配置し、そのフアンケ
    ース19の前側外周部に前方防振ゴム34を、前
    記電動送風機8の後側部に後方防振ゴム30をそ
    れぞれ装置し、前記前方防振ゴム34には前記フ
    アンケース19の外周に沿つて延びる外周部35
    及びフアンケース19の前面に沿つて延びる前面
    部36からなる断面ほぼ〓状の環状基部37と、
    その環状基部37の前面部36から前方に突出す
    る薄肉環状の連結部39と、その連結部39から
    前方に突出する環状の当接部38とを形成し、前
    記掃除機フレーム1の内部には、前記環状基部3
    7の外周部35の周面に当接する支持リブ28
    を、前記当接部38の前面に当接する隔壁22を
    それぞれ設けた電気掃除機において、 前記当接部38を、前記連結部39の肉厚寸法
    よりも大なる径となるように断面円形若しくは中
    空円形に構成し、 前記環状基部37の外周部35の外周面には、
    その周方向に間隔をおいてそれぞれ前後方向に延
    び、かつそれぞれ前記支持リブ28に当接する多
    数の突条40を形成すると共に、同外周部35の
    内周面には、それぞれ前記突条40に対応させて
    多数の凹条41を形成したことを特徴とする電気
    掃除機。
JP1980106001U 1980-07-26 1980-07-26 Expired JPS6319012Y2 (ja)

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JP1980106001U JPS6319012Y2 (ja) 1980-07-26 1980-07-26

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JPS5730152U JPS5730152U (ja) 1982-02-17
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